忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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「リズム天国」応援団員大募集

2006年10月18日 | 作品紹介(ゲーム)
リズム天国
■DS:「リズム天国」


●「リズム天国」任天堂公式HP

いよいよ発売になった「リズム天国」。
遊んでいただければ分かる面白さを持った作品なのだが、
音楽が重要な要素となっているため、店頭試遊では周囲の雑音に邪魔されて
今ひとつ没入感を味わえなかった方も多いことと思う。
そこで、ありったけの愛情で「リズム天国」を応援して下さる方大募集。
ブログやHPをお持ちの方は、
それぞれのブログ、HP内で紹介記事を書いていただき、
コメント欄で報告していただければ記事内で順次紹介予定。
ブログ等をお持ちでない方からのコメントも熱烈歓迎。

勇気と愛情溢れる応援団員名簿

10月18日、新規入部者追加。

押忍!★リズム天国応援!&ドット絵展示ページ(Sagarmatha)
*お絵描きソフトで描いたと言う
 「パチパチ三人衆」が素晴らし過ぎる出来。必見。
押忍!★みんな!「リズム天国」やろうぜ!!(だらだら日記)

★今年は「リズム天国」の応援団長に立候補するとにした
★リズム天国を詳細に紹介・前編後編(Rambling Man)
★リズム天国が面白い(AnaLogIc-Uni2)
★リズムで天国な気持ちでございます(趣味之海 視界良好!)
★つんく♂プロデュース!「リズム天国」がもの凄ぇ(;゜Д゜)!!!(偽土田名人)
★リズム天国:7,6,5,4,3,2,1,ピシッ!(テトラポット)
★つんく監修「リズムを鍛える大人のGBAトレーニング」(鳶嶋工房)
★リズム天国(WATの日記)
★皆で楽しくどんどぱ?んぱん♪(はっぴぃゲームSender♪)
★見過ぎるとダメ!「リズム天国」(犬も歩けば猫も歩く。)
★リズム天国で時東ぁみ!?(ライフストーリー×ストーリーライフ)
★リズム天国(珈琲おいしい)
★リズム天国が面白すぎる件(ゲームライフ暴露中)
★ゲームボーイアドバンス「リズム天国」(見当もつきません)
★リズム天国(ハラバン 次世代白板)
★リズム天国(白ヒぺんぎん日々思フ)
★リズムを刻めッ(リズム天国)(涼しいところ)
★応援団員として何をすべきか(けんざBlog)
★私も、リズム天国を応援ですー♪(さいばーぷらねっと(オープンβ2))
★プレイやん1世さまとまさかの再会(・∀・)(すーきー’s キングダム)
★時間を忘れる熱中度?「リズム天国」レビュー(わぱのつれづれ日記)
★「リズム天国」応援するです (SOBLOG)
★「リズム天国」ファーストインプレッション(ボボ日)
★Rhythm&Heaven(パラミター)
★リズム天国 身体がハマる脳がノる(げむちょ)
★アートで応援(はるさめパビリオン)
★リズム天国 レビュー(popee log)
★GBA『リズム天国』(しろくまかんさつにっき)
★リズム天国(AS' DESIGN BOX Blog)
★リズム天国 (*´∀`*)(副業軍人)
★うほ!(トーリブログ(いい加減につらつらと))
★リズム天国(SADA Blog.)
★リズム天国いいわこれ(helpmate monkey business)
★リズム天国応援団立候補(スーパーぐだぐだ日記)
★リズム天国が面白い(駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚)
★1983はリズム天国を自力応援(ゲームショップ1983札幌麻生店)
★リズム天国 応援レビュー(たんぽぽ つくし ゆきのした)
★リズム天国イイヨーイイヨー(秋葉と京ぽん)
★リズむ!メイドインジャぱん!(みどリーマン専科)
★リズム天国(ショーナンロケッティアズ STAND ALONE BLOGLLESIV)
★リズム天国(ぽっこりゆるゆるライフ)
★リズム天国よ我が内なる鼓動を撃て。(- Demain -)
★リズム天国(おためも)
★リズムに乗ってどんどぱんぱん♪「リズム天国」 (七星亭の連絡帳)
★幕ノ内拍子(鉄の道を行く 5000番台)
★今日の一本!! リズム天国(Mr 110GANのゲーム話)
★つんく♂はヒットメーカーとなれるか?(逆転裁判合同ブログ1号店)
★Feel it! 「リズム天国」(「ゲームなどの話をしよう!」)
★メイド・イン・ワリオ2.0(ブラスタ!)
★リズム天国(夜明けの冒険者倶楽部)
★遅めのリズム天国レビュウ(ねこまにょんBlog)
★リズム天国【GBアドバンス】(ゲームのシメに、さけ茶づけ。)
★リズム天国(P.Sketch.blog)
★リズム天国の特異性(yosiのゲーマー日和)
★ビートを刻めなくなったオヤジにも(やっぱゲ・はなれ+F)
★「リズム天国」は案の定激ヤバだった!(「ここは誰の風呂場だ」)
★リズム天国(スタッフノート)
★リズム天国は、本当に天国だった(ニンテンドーDS ゲームレビュー!)
★『リズム天国』にハマる女(飛鳥の遊戯草子)
★最高に楽しい(RICO-A-GOGO)
★リズム天国!のってるか~い!(いつでもどこでもDS&PSP♪)
★「リズム天国」を改めて応援!!(ヤカンテキザツキ。)
★まだまだいける!「リズム天国」(猫と激辛と<死神-Death-)
★リズム天国のよいとこは…(マコトノソナタ)
★リズム天国ってサイコー(ニンテンドーDS & Wii で遊ぼう!!)
★GBA『リズム天国』体験版プレイ感想!(ニンテンドーDSってどーなん?)



【書き込み前の諸注意】

■「投稿」ボタンを押す前に再度大きく深呼吸し、
 冷静に読み返しを。
■Unknown(ハンドルネーム無し)での書き込みは、
 匿名、名無し、通りすがり、など、
 匿名であるという意味の変形も含め、
 書き込み内容に関わらず全て削除対象。
■”意味を成さない”一文字での書き込みも削除対象。
■他人を不愉快にさせる発言も全て削除対象。
■低レベルな罵倒合戦がしたければ2chで。
コメント (88)
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任天堂関連 発売日一覧(10月末~12月末)

2006年10月18日 | 瓦版
年末やWiiの発売も押し迫り、
発売タイトル数もうなぎ上りで収拾つかずという方も多いかと思う。
そこで、主力商品のみにはなるが、以下に簡単にまとめてみた。
購入計画の参考にしていただきたい。

なお、gooは1記事あたりの文字数制限が厳しいため
アメブロ版の記事からいくつか削除してある。

10月26日発売
大人の常識力トレーニングDS
■DS:「大人の常識力トレーニングDS」

■DS:「逆転裁判2 Best Price!」

11月2日発売

星のカービィ 参上!ドロッチェ団
■DS:「星のカービィ 参上! ドロッチェ団」

■DS:「ワールドサッカーウイニングイレブンDS」

11月16日発売

マジック大全
■DS:「マジック大全」

■DS:「悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス」

11月22・23日発売


■DS:「オシャレ魔女ラブandベリー DSコレクション」(22日)

■DS:「ボクらの太陽 Django&Sabata」(22日)
■DS:「ご当地検定DS」(22日)
■DS:「JUMP ULTIMATE STARS」(23日)

11月30日発売


■GBA:「ファイナルファンタジーVI アドバンス」

■DS:「ゾイドバトルコロシアム」

12月2日発売


■Wii「Wii」

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
■Wii:「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」

おどるメイドインワリオ
■Wii:「おどるメイドインワリオ」

■Wii:「Wii Sports」
■Wii:「はじめてのWii」
■Wii:「スイングゴルフ パンヤ」
■Wii:「カドゥケウスZ 2つの超執刀」
■Wii:「SDガンダム SCAD HAMMERS」

12月7日発売
DS献立全集
■DS:「健康応援レシピ1000 DS献立全集」

■DS:「パワプロクンポケット9」
■DS:「DS陰山メソッド 電脳反復 ます×ます百ます計算」

12月14日発売


■DS:「不思議のダンジョン 風来のシレンDS」モンスター大全付き

■DS:「SNK VS. CAPCOM カードファイターズDS」
■DS:「チョコボと魔法の絵本」
■DS:「ぷよぷよ! 15th Anniversary」
■DS:「NARUTO ナルト 忍列伝」
■DS:「流星のロックマン ドラゴン」
■DS:「流星のロックマン ペガサス」
■DS:「流星のロックマン レオ」

■Wii:「ポケモン バトルレボリューション」
■Wii:「BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲」

12月21日発売

■DS:「牧場物語 キミと育つ島」
■DS:「脳内エステ IQサプリDS」
■DS:「平成教育委員会DS」

12月28日発売


■DS:「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」

■Wii:「戦国無双 Wave」
コメント (6)
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今週発売の主な新作

2006年10月17日 | 今週発売の新作
【今週発売のゲーム】

追記すると言っておきながら、
今週発売されるゲームでビビッと来るモノは意外と少なかった。
そんな中で、今週私が気になるのはこちら。


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■PSP:「ホームスター ポータブル」(SEGA DIRECT)
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■PSP:「ホームスター ポータブル」(Amazon)

「MAPLUS ポータブルナビ」も予約好調ということで、
同じく非ゲーム的な「ホームスター」の健闘も期待したいところ。
詳しい紹介は、以下の過去ログにて。

●掌に星空を「ホームスター ポータブル」

激闘!カスタムロボ
■DS:「激闘! カスタムロボ」

■DS:「音をつなごう!グンペイりば?す♪」

「激闘!カスタムロボ」も以前に過去ログで紹介済み。
低年齢層はまだまだ「ポケモン」で手一杯の状態だと思うので
初動は緩やかになるのではないか。
ただ、「ポケモン」効果でWi-Fiの人口が一気に拡大しているため、
「ポケモン」が一段落すれば「次の1本」に浮上する可能性はある。

●64版への回帰は大賛成「激闘!カスタムロボ」

「音をつなごう!グンペイりば?す♪」は、
WS版というよりもPS版に近く、全体的にもっさりしている。
ステージが上下2画面に分断されているせいで
感覚的なプレイに支障が出てしまうのは仕方ないが、
画面が見辛くなるほど演出過多にする前に、
操作性を改善するなり、爽快感をアップするなり、
いくらでも手を加える部分はあったのではないか。
パズルゲームにおける演出は、あくまでも「おまけ」だと思うのだが。

基本システムの素晴らしさに関しては折り紙つきのため、
結果的にはそこそこ遊べる出来に仕上がっている。
過去の「グンペイ」をどれもプレイしたことがないならお勧めだ。

【予約の開始された新作ゲーム】

■DS:「ジャンプ アルティメットスターズ」(11月23日発売)
■DS:「牧場物語 キミと育つ島」(12月21日発売)

「ジャンプ アルティメットスターズ」は
50万本を突破した「ジャンプスーパースターズ」の続編。
40作品から300人以上のキャラクターが登場する。
プレイアブルなロムを触っていないため
動画でしか判断出来ないのだが、前作の延長線上といった雰囲気。
予約特典は「原画ポストカード集」。装着率は現在のところ未定。

「牧場物語 キミと育つ島」は
家を建て、店を構え、島を繁栄させるといった
育成要素を盛り込んだシリーズ最新作。
Wi-Fiを使えば、「牧場ランキング」への参加や
「フレンドコード」を交換した友人とのボイスチャットも可能。
12月公開の「劇場版 どうぶつの森」でシネアドを投下するなど、
8月発売の「ルーンファクトリー」とは違い、
従来のメイン支持層(女児?主婦)をターゲットにした
プロモーション展開を予定している。

■PS2:「聖剣伝説4」オリジナルMAXIシングル付き(12月21日発売)
■PS2:「スーパーロボット大戦OG」(2007年1月25日発売)

「聖剣伝説4」は、SFC版「聖剣伝説3」から
実に11年振りとなるナンバリングタイトル。
PSで発売された「レジェンド・オブ・マナ」は累計で80万本、
DSで発売された「チルドレン・オブ・マナ」も30万本を突破している。
予約特典のオリジナルマキシシングルの装着率は20%と、
最近のタイトルの中では割と少なめ。

「スーパーロボット大戦OG」は、オリジナルキャラクターのみながら
コアファンの多い「オリジナルジェネレーション」シリーズのPS2初登場作品。
GBA版2作を1パッケージ化し、追加シナリオも収録。
10月25日には試遊機設置店に向け
プロモDVDが届けられる予定になっているので、ファンの方は要チェック。
予約特典はA5サイズの設定資料集(全112ページ)で、
装着率は50%を予定している。

■PS2:「ストリートファイターIII 3rd STRIKE カプコレ」
■PS2:「ヴァンパイア ダークストーカーズ コレクション カプコレ」
■PS2:「デメント カプコレ」(以上、全て12月14日発売)

カプコンの廉価版3本も予約開始。
税込み2079円と、中古相場と照らし合わせても
買得感の高い価格設定になっている。
以前くるっとパンチ殿がお勧めしていた「デメント」を試してみる予定。
同日には「大神」の廉価版も発売になるはずなのだが、
何故か「大神」だけが商品リストに載っていない。
(コメント欄に「大神」のみPS2 The Bestだという指摘あり。情報感謝)

ガンダムマガジン
■Book:「復刻版 ガンダムマガジンコンプリートBOX」(12月14日発売)


ゲームではないのだが、おまけで。
1991年公開の「機動戦士ガンダムF91」に合わせて
1990年12月から半年間のみリリースされた期間限定の月刊誌。
今回は、当時の6冊をセットにして完全復刻し、
「GUNDAM MSV エースパイロット列伝 復刻資料集」も
追加付録として収録した。
受注生産のみで、予約締め切りは11月13日。

【今週発売のDVD】



■DVD:「メトロポリス」


まずはコレ。
20代以下の方は御存知ないと思うが、
「スターウォーズ」も「ブレードランナー」も「マトリックス」も、
この世に存在するほとんどのSF映画は
間違いなく影響を受けているであろう、伝説の映画が「メトロポリス」である。
ジジィの私ですら、1984年のジョルジオ・モロダー版が初見という
本作の製作年は何と1926年。
今回発売されるのは、最新のデジタル技術で復元された80年前の本編に
ゴットフリート・フッペルツ作曲の原曲を収録した完全版。

レンタルショップに入荷するかは分からないが、
映画ファンであれば、一度は見ておくことを強くお勧めする。
タイトルを聞いただけで反応してしまうジジィは問答無用に買い。
何を大袈裟なと思う方は、2002年度公開版の予告編をご覧頂きたい。
その凄さの一端が垣間見れるはずだ。

●「メトロポリス」予告編



■DVD:「SUPERNATURAL Vol.1」

■DVD:「SUPERNATURAL Vol.2-5」(11月23日発売)
■DVD:「SUPERNATURAL Vol.6-10」(12月15日発売)

以前紹介した期待の連続ドラマ、
「SUPERNATURAL」のVol.1が今週発売。
「24」のように1ボックスで発売して欲しかったが
こればかりはワーナーの事情もあろうし、仕方がない。
「Vol.1」は第3話までを収録している。
ちなみに、レンタル向けDVDの
「ファイアーウォール」「Vフォーヴェンデッタ」「ポセイドン」の3作品には
「SUPERNATURAL」の第1話が丸ごと収録されているので、
興味のある方はまずそちらをレンタルして試してみては如何か。
「ファイアーウォール」はアレなので「V」か「ポセイドン」で。

●ポスト「24 -TWENTY FOUR-」の有望株「SUPERNATURAL」10月日本上陸



■DVD:「間宮兄弟 スペシャル・エディション」


江國香織の小説を森田芳光監督が映画化したコメディ。
「アキハバラ@DEEP」など、クセのある役柄が多い佐々木蔵之介と
ドランクドラゴンの塚地武雅が仲良し兄弟であり、
しかも二人の母親が中島みゆきという
異色のキャスティングでも話題となった作品。
映画自体は「ゆるコメ」で、雰囲気を楽しむタイプになっているため、
肌の合わない方には何が面白いのかさっぱり、という可能性も。



■DVD:「寝ずの番 特別番」

■DVD:「寝ずの番」

バラエティ豊かな今週発売のDVDのトリは「寝ずの番」。
「洒落」や「粋」に加え「下品」も満載の作品なので、
しっかり毛の生えた大人限定でお勧め。
最近落語にハマっているというKAY.Sak殿あたりにも
是非観ていただきたい作品だ。

●酒と噺とちんぽとおそそ「寝ずの番」
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911を題材にした2本の映画「ユナイテッド93」「ワールドトレードセンター」

2006年10月05日 | 作品紹介(映画・ドラマ)
「アメリカ同時多発テロ事件」から5年という節目を迎えた今年、
事件を描いた2本の作品が製作された。

1本目は、世界貿易センタービルに突入した
アメリカン航空11便、ユナイテッド航空175便の2機と、
ペンタゴンに突入したアメリカン航空77便とは別に、
テロリストの目的を達成することなくピッツバーグ郊外に墜落した
ユナイテッド93便の機内で起きていた出来事を
膨大な取材に基づいて描いた「ユナイテッド93」。
2本目が、崩れ落ちた世界貿易センターの瓦礫の下から
奇跡的に生還した2人の救助隊員を描いた「ワールドトレードセンター」である。

どちらも同じ「アメリカ同時多発テロ事件」をテーマにしているが、
「ユナイテッド93」は、大きな悲劇の陰に埋もれた「悲劇」を、
「ワールドトレードセンター」は、
大きな悲劇の中で輝く小さな「希望」を描いている。



ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
ユナイテッド93

「ユナイテッド93」を観ている間、私はずっと自問し続けていた。
劇中で描かれる悲劇は、実際に機内からかかってきた電話を受けた
遺族への取材や、わずかに残された記録等から作られているだけあり、
乗客達の緊張や絶望、未曾有の事件に見舞われ、
コントロール能力を失った航空局職員の慌ただしさ等を、
可能な限り私情を挟まず、ありのままを描こうと努力していた。
ハイジャックを仕掛けた実行メンバーも登場するが、
彼等に対してですら、決行するまでに躊躇したり、
狼狽えたりする人間らしい部分もきちんと描いている。
想像で補完している部分もあるとはいえ、
作りは完全にドキュメンタリー映画のそれと同じだ。
機内の乗客達がハイジャック犯と対決する決意をしようが、
爆弾が偽物であったことを突き止めようが、
「結果」はもう出ているわけで、劇中の彼等が奮闘すればするほど
「乗客全員死亡」という最悪の結末が頭をかすめ、
その様を「鑑賞」している自分に、ある種の悪趣味さを感じ
自己嫌悪に陥ったりもしていた。
決してつまらないわけではなく、見ておく価値もあるかと思うが
「面白かったよ」とも「良かった」とも言い難い。
そんな作品だ。



パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
ワールド・トレード・センター スペシャル・コレクターズ・エディション

一方、「ワールドトレードセンター」はというと、
「プラトーン」「7月4日に生まれて」のオリバー・ストーン監督、
「コレリ大尉のマンドリン」「ウインドトーカーズ」の
ニコラス・ケイジ主演というだけあり、脚本も演出も芝居も、
「ユナイテッド93」に比べて遥かに商業映画然としている。
実行犯が登場しながらも一方的な悪者としては描かず、
観客が何を感じるかに委ねていた「ユナイテッド93」と違い、
「ワールドトレードセンター」では
テロリストは一人も登場しないにも関わらず、
はっきりと「許されざる巨悪」とされている。
分かり易いメッセージと、竹を割ったような善悪感、大団円の結末。
一般ウケするのは間違いなくこちらであろう。

個人的には、商業映画として気軽に観られた分、粗も気になった。
最も気になったのは、2時間持つ題材ではないということ。
奇跡的に助かったことについては素直に喜べるのだが、
映画として観た場合、残念ながら2時間は長過ぎる。
開始すぐにWTCが崩壊し、主演の二人共が生き埋めにされるため
場面に変化がつけられず、瓦礫の下敷きになっているので動きも出せない。
結局、身動きのとれない二人が
薄暗い中で埃に塗れながら励まし合う場面が延々と続く。
さすがにこれでは持たないと思ったのか、
家族や周辺にも話が振られるが、残念ながら水増しにしかなっていない。
救出までの時間は大変だったのだろうし、
想像を絶する恐怖だったとは思うのだが、映画としては退屈だ。
これぐらいなら、9月11日にTBSで放送された
「NYテロ 5年目の真実」の方がドキュメンタリーとドラマの融合として
ずっと上手く作られていたと思う。
鳴り物入りで公開されながら、全米初登場3位に終わったのも頷ける。

「アルマゲドン」や「パールハーバー」を
デートムービーに組み込むような方ならお勧めだが、
事件のことを記憶に刻みたいなら
「ユナイテッド93」にしておいた方が賢明だ。

●TBS「NYテロ 5年目の真実」公式HP



■Book:「9・11テロ捏造
 日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ」ベンジャミン フルフォード



■Book:「「9.11」の謎?世界はだまされた!?」成澤宗男


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:ワールドトレードセンター
    配給:UIP
   公開日:2006年10月7日
    監督:オリバー・ストーン
    出演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、他
 公式サイト:http://www.wtc-movie.jp/top.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント (3)
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今週発売の主な新作

2006年10月03日 | 今週発売の新作
【今週発売のDVD】



■DVD:「デスパレートな妻たち シーズン1 DVD BOX」


今週はまずこちら。
ある日、5人の仲良しグループのうちの一人が謎の自殺。
残された4人は、何不自由なく暮らしていたはずの彼女が
一体何に悩んでいたのかを話し合うが答えは見つからない。
だが、彼女の遺品を整理している時、
何者かが彼女に送ったと思われる、脅迫文めいたメモ書きを発見、
やはり何かあると確信した4人は、事件の真相を探り始める。

粗筋だけ読むと重苦しいミステリーのように感じるかも知れないが、
ミステリーの中にうまくコメディがブレンドされており、
軽い気持ちでもう1話、もう1話と連続して見てしまう作品になっている。
4人の妻達が皆それぞれに個性が強く、複雑な家庭環境を抱えているため
本筋のストーリー進行が遅めなことも全く気にならない。
ポスト「24」を狙う作品は重苦しい作品が多いが、
たまにはこういう連続ドラマで気分転換も良い。
私は買う予定。



■DVD:「RENT コレクターズ・エディション」

■DVD:「プロデューサーズ コレクターズ・エディション」

単発のDVDは2本。今週はどちらも音楽物。
原作がブロードウェイミュージカルという点も同じだ。

「RENT」は、ピュリッツァー賞も獲得した傑作ミュージカルが原作。
ドラッグやエイズといったキーワードを散りばめたシリアスなストーリーを
名曲満載のミュージカルシーンで彩った一級の作品である。
出演者の大半が舞台版出演者ということもあってか、
音楽面が際立って素晴らしい反面、
ストーリー部分の弱さがより鮮明になってしまった感あり。
ただ、見て損はない。

「プロデューサーズ」は、2001年に上演されたブロードウェイミュージカルが原作。
落ちぶれたプロデューサーが老婦人を騙して出資金を掻き集め、
大コケ確実のミュージカルを仕掛ける。
興行的には失敗した方がかえって儲かることもある、という
カラクリを利用し大儲けするつもりだったのだが、
これが予想外にウケてしまい・・・というコメディ。

生の舞台が面白かったであろうことは想像が出来るのだが、
映画ならではの演出はほぼ皆無で、
舞台の生中継をテレビで観ているような作りになっているのが残念。
舞台版の演出・振付を担当したスーザン・ストローマンが監督なのだが、
同じく舞台版と映画版の監督を兼任した「シカゴ」のロブ・マーシャルは
「舞台ならでは」「映画ならでは」ということを
きっちり把握した上で作品を作っていたと思う。
平たく言えば「工夫が足りない作品」なのだ。
ユマ・サーマンも紅一点としては弱い。

30代までなら「RENT」、40代以降なら「プロデューサーズ」といったところ。

【予約の開始された新作DVD】



■DVD:「ダーマ&グレッグ シーズン1」(12月22日発売)

■DVD:「ゲームセンターCX DVD-BOX 3」(12月22日発売)

「ダーマ&グレッグ」は1999年から2002年あたりに
NHKの深夜枠で放送されていた
「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」のDVD化作品。
放送当時、私もかなりハマって見ていた記憶がある。
何故今までDVD化されなかったのか不思議だ。
内容は、生まれも育ちも価値観も違う二人の結婚生活で巻き起こる
様々なトラブルを、愛情で乗り越えていこうとするコメディ。

「ゲームセンターCX DVD BOX 3」は、
言わずと知れた有野課長のシリーズ最新作。
最近はゲーム系のイベントでも露出が増えて来たようで、
キッズ層を中心に人気爆発中の濱口にぐんぐん引き離されていく姿を
不憫に思っていた私としても嬉しい限り。
支持層が濱口とは真逆ではあるが。

【今週発売のゲーム】



■PS2:「ドラゴンボールZ Sparking!NEO」
 宇宙ポッド型置き時計付き


「ドラゴンボールZ Sparking!NEO」は、
累計出荷が60万本を突破した「ドラゴンボールZ Sparking!」の続編。
PS2で発売された「ドラゴンボールZ」シリーズの販売実績は
「Z」58万本、「Z2」64万本、「Z3」69万本となっており、
いずれも初週で30万本以上を販売している。
総勢120人を超える登場キャラクター、
パスワードを使った育成モードの導入等、前作購入者から
寄せられた希望を可能な限り取り入れ、
前作を上回る初回50万本、累計70万本を目指す。

ただ、「超ドラゴンボールZ」の傷が癒え切らない中の
新作投入ということで、ショップからは「逃げ」、
ユーザーからは「待ち」の姿勢が若干感じられるのが気になるところ。
ちなみにWii版も発売予定。こちらは来年1月以降を予定しているとのこと。



■PSP:「ガンダム バトルロワイヤル」
 シャア専用カラビナストラップ付き


「LocoRoco」「ダビスタP」の苦戦と「GジェネP」の大ヒットで
ハードイメージがほぼ固まった感のあるPSPに
バンダイナムコが投入するのは、やはり「ガンダム」。
同じベックが開発を担当した、事実上の前作にあたる
「ガンダム バトルタクティクス」は、初回出荷約4万本、
累計出荷は約10万本となっている。
今作は、PSPの普及台数が「バトルタクティクス」発売当時に比べ
ほぼ倍増していることを踏まえ、初回12万本、累計20万本以上を目指す。
「サイコガンダムの撃破」「拠点制圧」など、
新たに搭載された4人協力ミッションモードは
「モンスターハンター・ポータブル」ユーザーを取り込むために用意されたらしい。
他のメーカーでも4人同時プレイを搭載した作品が増加傾向にあり、
「モンスターハンター・ポータブル」がPSP市場に与えた影響は
かなり大きいようだ。



■Xbox360:「トゥームレイダー レジェンド」


「ラストレベレーション」を最後にここ数作は未プレイだったのだが
久々に戻ってみるかと思ったシリーズ最新作。
数分の体験プレイでやる気の失せた「美しき逃亡者」とは
比較にならないほど、全ての面でパワーアップしている。
随分向上したとはいえ、視点移動とロード時間については
まだ改良の余地有りか。
グラフィックは圧倒的で、ここまで出来るのならば
いっそ「主演・アンジェリーナ・ジョリー」で作って欲しかった。
ちなみに同タイトルがPS2、PSPでも12月にリリース予定。


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■DS:「ギルティギア ダストストライカーズ」(SEGA DIRECT)
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■DS:「ギルティギア ダストストライカーズ」(Amazon)

ザックリ言ってしまえば
「キャラクターを大きめにして、2画面をフルに使ったJSS」といったところ。
適当プレイでもそこそこ楽しめるお気楽さを
キャラクター人気で補おうという手法は
PSP版の「ジャッジメント」モードと同じで、
あと少し掘り下げればぐっと面白くなのだが・・・という部分も同じ。

*画像は「SEGA DIRECT」専売のオリジナルテレカ。
 パッケージ画像ではないので要注意。

【予約の開始された新作ゲーム】



■PSP:「Riviera 約束の地リヴィエラ」
 リヴィエラ デザイナーズワークス付き(11月22日発売)

■PS2:「ひぐらしのなく頃に祭 お持ち帰りぃ?セット」
 金属バット型ボールペン「悟史のバット」付き(12月21日発売)

■PS2:「聖剣伝説4」(12月21日発売)

WS版、GBA版のどちらも好評を博した
スティングの「Riviera」がついにPSPに登場。
「ひぐらし」は限定版の同梱内容や予約特典と共に
正式タイトルも決定した模様。
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