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チェルノブイリを徘徊するオオカミたちは突然変異で抗がん能力を獲得していた

2024年05月02日 23時05分19秒 | 生き物のこと
>オオカミたちは突然変異で抗がん能力を獲得していた

オオカミにできるなら、同じ哺乳類の人類も可能かもしれませんね。
「突然変異で抗がん能力を獲得」分子メカニズムを研究すると、
究極の抗がん治療法の開発につながるかも☆





チェルノブイリを徘徊するオオカミたちは突然変異で抗がん能力を獲得していた
2024.02.14 WEDNESDAY


2024.02.13 TUESDAY


1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故により、周辺地域には放射性物質がまき散らされました。


そして、現在のウクライナとベラルーシにまたがる原発から半径30kmの区域が「チェルノブイリ立入禁止区域」となりました。


今もなお、人間の立ち入りは制限されていますが、この区域を徘徊するオオカミたちにはある特別な変化が生じているようです。


アメリカのプリンストン大学(Princeton University)に所属する進化生物学者のカーラ・ラブ氏によると、チェルノブイリ立入禁止区域のオオカミたちには、がんに関連した遺伝子的変異が生じているというのです。


オオカミたちは毎日、人間における法的安全限界の6倍に当たる放射線を受け続けているにも関わらず、その影響に対して驚異的な回復力を示していたのです。


この新しい研究は、2024年1月にワシントン州で開かれた生物学に関する年次総会「Society for Integrative and Comparative Biology(SICB)」にて報告されています。


Mutant Chernobyl wolves evolve anti-cancer abilities 35 years after nuclear disaster
https://www.newswise.com/articles/mutant-chernobyl-wolves-evolve-anti-cancer-abilities-35-years-after-nuclear-disaster
Mutant wolves exposed to Chernobyl disaster have evolved a new superpower, scientists discover
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-13061267/Mutant-wolves-Chernobyl-disaster-evolved-cancer.html
大倉康弘
大倉康弘Yasuhiro Okura


得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。
海沼 賢
海沼 賢Kainuma Satoshi




目次


チェルノブイリ原発事故から数十年、立入禁止区域のオオカミが抗ガン能力をもつ
1996年の放射能汚染地図。青色の円が半径30kmの「立入禁止区域」



 Credit:Wikipedia Commons_チェルノブイリ立入禁止区域
原発事故以来、チェルノブイリ立入禁止区域では、イノシシ、シカ、アライグマ、オオカミ、200種以上の鳥類など、多くの野生動物が再定着しています。


それら動物は被ばくしながらも、何世代にもわたって生き残っているのです。


そこで2014年、ラブ氏ら研究チームは、発がん性のある放射線に対するオオカミの反応を理解するために、調査を開始しました。


彼女たちは、チェルノブイリ立入禁止区域で生活するオオカミ(学名:Canis lupus)たちに、現在位置と放射性物質を検出する特殊な首輪を付けて追跡し、その血液を採取することで、オオカミたちの状態を詳しく分析することができました。


チェルノブイリ立入禁止区域でオオカミたちが生息できる理由は?





その結果、チェルノブイリ立入禁止区域のオオカミたちは、生涯にわたって毎日11.28ミリレム (mrem:1 レム = 0.01 シーベルト) 以上の放射線にさらされていることが分かりました。


ラブ氏によると、これは法的に定められている人間の労働者の許容被ばく限界の6倍です。


では、どうして立ち入り禁止区域で生息するオオカミたちは、そのような状況でも生き続けられるのでしょうか。


研究チームが、立入禁止区域の内側のオオカミを外側のオオカミのDNAの違いを調べたところ、チェルノブイリ立入禁止区域内のオオカミたちは、放射線治療を受けているがん患者と同様に、免疫系が変化していました。


チェルノブイリ立入禁止区域のオオカミたちに、がんに関連した遺伝子変異が見つかる





分析の結果、そのオオカミたちは、がんに関連する多くの遺伝子に変異が生じており、人間を対象とした安全限界の6倍に相当する放射線を受け続けているにもかかわらず、その影響に対して高い回復力をもっていることが分かりました。


オオカミたちは、放射線から身を守れるよう、過酷な環境に適応していったのかもしれません。


もちろん、さらなる研究が必要ですが、チームは「この発見が、ヒトにおける新たながん治療の開発につながる可能性がある」と期待に胸を膨らませています。


しかし残念なことに、新型コロナウイルス感染症とこの地域で進行中の戦争により、ラブ氏ら研究チームと協力者たちは、チェルノブイリ立入禁止区域に戻ることができていません。


それでも彼女らの研究は、2024年1月にワシントン州で開かれた生物学に関する年次総会「Society for Integrative and Comparative Biology」で発表されており、世界中が今後の進展を見守ることになるでしょう。


【編集注 2023.02.14 10:50】

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川縁の緑も初夏の風ですね❗

2024年05月02日 18時05分07秒 | いろいろな出来事
急速に初夏になりますね🍀





4/30/2022
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境内のツツジとか

2024年05月02日 17時08分56秒 | 日々の出来事
高麗神社にも春が来ますね⭐



4/14/2024
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世帯年収4000~8000万円の生活感「クレカは全部ブラックカード」「イタリア旅行はコンシェルジュに手配→総額200万円

2024年05月02日 13時05分10秒 | お金のこと

不動産情報口コミサイト「マンションコミュニティ」には、世帯年収別のスレッドが複数ある。この中で、最も高額な部類に位置するのが今回の「世帯年収4000万~8000万の生活感」というスレッドだ。どんな内容が寄せられているのかが気になるところだが、


7/23/2020

タワマンに住んでいて、所有車は1台です。趣味はピアノ、クレジットカードはプラチナ。急激に年収や資産が増えたタイプなので、生活感はまだ不安定です」(世帯年収6000万円/30代/IT系)
といった感じのものが中心だ。このほかの投稿も見ていきたい。(文:鹿賀大資

誕生日は夫婦でお互いに50万円相当のものを買います」

建設系の会社経営をする50代男性の世帯年収は5000万円以上。共働きだが「かみさんの年収は知らない」という。所有不動産は2つ、25坪の戸建住宅ほか、郊外にも一軒構えている。車は国産の社有車で、趣味は「キャバクラと一人飲み」という。

キャバクラは、ブラックカードで支払う。いわばキャバクラ用カード。それ以外には気楽に楽しめる温泉巡りもする」
支出は夫婦折半で「自分が子ども(小学生)の教育費と旅行代、かみさんが生活費」とのことだ。そんな妻について「かみさんは自分の資産は知らない。スーパーのタイムセールしか買わない」と述べている。
千葉県在住の40代夫婦は世帯年収4700万円で、株式配当でも収入を得ている。とはいえ「かなり子どもの教育費がかかるので、日常生活はいたって地味」という。


以下はリンクで>



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昼酒が楽しい小さな台湾料理店>東京・荻窪の南口仲通り

2024年05月02日 12時05分43秒 | 食のこと
昼酒が楽しい小さな台湾料理店――ツレヅレハナコの旨いもの閻魔帳


食いしん坊編集者・ツレヅレハナコさんのもとには、類は友を呼ぶで、老若男女、有名無名を問わず、胃袋でつながった仲間たちから、旨いもの情報が集まってくる。



2021年01月30日 



東京・荻窪の南口仲通り商店街にある。この外観にひと目惚れ。ドアと窓にびっしり貼られた写真メニューも、店名の書体も、ショーケースの蛍光灯の光も、そして紹興酒の甕が室外機の横に無造作に置かれているところも、何もかもがツボ 


ハナコさんは、それらを書き留めた秘密の手帳を”閻魔帳”と名づけ、それを片手に東へ、西へ。仲間たち(=諜報員)のおススメの店を訪ねてきたハナコさんが、彼ら彼女らへの感謝の気持ちを込めて、自身が愛するお店の中から、それぞれにぴったりのお店を返礼として紹介するこの企画。


『東京ウォーカー』(KADOKAWA)で好評だった連載が『日刊SPA!』にお引っ越しして、今回は第2回目となりました。 

家族経営のアットホームなアジア料理を共有したいから

東京・荻窪の南口仲通り商店街にある。この外観にひと目惚れ。ドアと窓にびっしり貼られた写真メニューも、店名の書体も、ショーケースの蛍光灯の光も、そして紹興酒の甕が室外機の横に無造作に置かれているところも、何もかもがツボ

 今回のお店はコチラ。亞細亞(五反田/中華)を教えてくれた諜報員016(40代女性/アーティスト)にハナコがお返しに教えたい店は、荻窪の瑞鳳 南口仲通店さん。


壁一面の料理写真が一斉に私に手招き。一気にテンションが上がります。

壁一面に貼られた写真メニュー。どれも本当においしそうで、赤文字と黒文字のバランスも絶妙。デザイン性を狙っていないからこそ、かえってそそられる
 中央線LOVE。中央線沿線で生まれ育ったせいか、中央線に乗ると心が躍るし、沿線に好きな店も多い。なかでも4年ほど住んでいた荻窪は、西荻窪ほどしゃれていなくて、地に足のついた店が多いところがいい。引っ越して荻窪を離れてからも、買い出しや飲みにと、実はちょこちょこやって来ては、馴染みの店に顔を出す。南口仲通り商店街にある台湾料理店、瑞鳳もそのひとつ。




「妹が作るシジミの正油漬けは日本一美味しいよ」とお母さん。シジミ正油漬け¥600。豚耳、豚ハツ、チャーシュー、豚ガツ、鶏砂肝、茶玉子、昆布、押し豆腐から好きなものを3品選べる三品セット¥580。酒飲みにはたまらない。卵好きの私としては茶玉子はマストで、今日は豚ハツとチャーシューで。烏龍ハイ¥450

 荻窪に住み始めた頃、たまたま店の前を通りかかったら、料理の写真がベタベタ貼ってある外観があまりに気になりすぎて、どうにも素通りできない。いざ中に入ってみると、カウンターだけの小さな店内の壁一面にも料理の写真が隙間なくびっしり!

 ずらりと並んだ酒のつまみが一斉に私に手招きしているようで、一気にテンションが上がったっけ。  どのメニューもおいしそうだけど、まずは台湾料理店で決まって頼むシジミの醤油漬けと茶玉子を頼んだら、それがもう素晴らしいのなんの、正真正銘本場の味。

台湾人のお母さんの話が面白すぎて、それをつまみに昼から飲むのが楽しい。

そもそも台湾は、父が単身赴任をしていたこともあって、子どもの頃からよく遊びに行っていた慣れ親しんだ場所。台湾の人は子どもに優しいから、いい思い出がたくさんあって、だから台湾大好き! 

安くておいしいものの天国だし、ゆで卵文化がすごいところも卵好きの私にはテンションが上がる。そうそう、この店の牡蠣オムレツも甘辛味のタレが独特で、絶品なんだよねー。


台湾屋台でお馴染みの牡蠣オムレツ¥700。台湾産のタピオカ粉と日本の小麦粉2種類をブレンドした生地はもっちもち。そのわりには重くないので、意外にペロリと食べられる


 台湾人のお母さんのキャラクターも最高で、あまりに話が面白すぎて、それをつまみにメニューを眺めているだけでも十分飲める。なので、お客さんが少ない午後2時とか3時くらいに行って、お母さんの話を聞きながら、ちょこちょこつまんでウーロンハイをダラダラ飲んでいるのが常。


名物のおこわをはじめ、すべてが本場の味

テイクアウトや通販でも人気のおこわ¥500。具は豚肉としいたけのみで、干し海老と台湾醤油、秘伝のスパイスを加えたタレが味の決め手。油を使っていないのでさっぱり軽い。台湾では結婚披露宴や宴会、出産祝いなど、おめでたい席には欠かせないものだそう

 あるとき、「うちの名物はおこわなのよ」とお母さんに言われてテイクアウトして帰ったら、香ばしくてコクがあるのにさっぱりとして軽い! 聞けば、お母さんが生まれ育った台湾の龍山寺界隈で、1926年からリヤカーでおこわを売っていた“おこわばあちゃん”から受け継いだ味なんだとか。


妹さんと共に作り上げる味


ひとりのときは麺までは辿り着けないけど、友だちと一緒のときは〆にオーダーする芝麻醤麺¥650。最初に見たとき、具が香菜だけというあまりのシンプルさに痺れた。散々飲んで食べた後だから、精進の麺がありがたい。台湾では「麻醤麺」と言うそうで、麺を食べ終わったら、ここにスープを注いで飲むのが本来の食べ方だそう

 そもそも私が勝手に“お母さん”と呼んでいる徐瑞鳳さんが、1984年に店を開いたのは荻窪の北口だったそう。南口仲通店は、その5年後、1989年に妹の徐瑞真さんが夫と共にオープン。一時期、荻窪には2店の瑞鳳があった。それが4年前、建物の老朽化で北口の店を閉じることになり、お母さんが昼間だけ南口仲通店を間借りしているのだとか。「妹夫婦は夕方5時から。昼と夜のメニューは基本的には同じだけど、シジミの正油漬けと大根餅は妹、おこわと腸詰めは私が作って交換してる」とお母さん。



アットホームな雰囲気がたまらない
  それぞれの得意分野を尊重し、お互いの領域を侵すことなく姉妹仲良く助け合う。家族経営ならではのアットホームな雰囲気がいいんだな。


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