馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

丹沢をジョギング?

2012-09-21 17:10:01 | 日記

9月17日(月)敬老の日 私は既に敬老の年齢なのか?複雑認めたくない!

認めない事こそ老人 認知症?

8時20分、船橋駅着く。新宿駅で九時20分発、急行藤沢行乗車。

相模大野で急行小田原行乗り換え10時25分鶴巻温泉着く。

駅前コンビニで、900ミリリットルのポカリスエット購入。

弘法山に向かって歩き出す。

10時54分、入山口標識まで来た。周囲の地面を見渡す。

あった、あった、杖になる手頃な枝が落ちている?

下山した登山者が捨ててゆく。

登り初めは脚の動きが悪く呼吸も苦しい。

大学山岳部時代もスロースターターでいつも遅れ気味だったが、30分程経つと脚、呼吸もリズムに乗り他部員よりピッチが速くなる。

コナラの実が落ちる急登を顔面汗吹きだしながら杖突き、ゆっくりと上を見ず足下の石と根っこに注意しながら登る。

長い地中暮らしを抜けて蝉が一夏を命懸けで生き、

鳥のさえずりが木漏れ陽の樹林を飛び交う。

谷間の底からかすかな沢音。

あえぎながら登っていると上から人声。

カラフルな登山着の若者達が駆け下って来る。

道脇で待つ。「こんにちは」と挨拶して男、女が次々と駆け下り、登りも駆け登る。

45年前の自分に思い馳せる。

昔はハイキング、今はジョギングと呼んでいいのだろう。

11時45分、分岐点の標識まで登った。

弘法山方向と蓑毛、大山方向の山道に分かれる。暫く思案。

 

弘法山は二回登っているので、蓑毛、大山ルートを選ぶ。

   

距離長く時間もかかるが気楽な一人旅。

急坂を一時間程休まず登り、12時41分、念仏山頂き到着。

    

展望が開け秦野市街は見えるが相模湾は霞の中。

鷹取山へ歩き出すと豪雨、雨避けは帽子のみ。

石と木の根っこが剥き出しの赤土道が小川となり赤泥流が流れてきた。

ジョギングシューズに染み込む、黒Tシャツはボロ濡れ雑巾。

幸いジャージのトレーニングズボンは水弾き、脚は冷たくない。

鷹取山頂が近くになった。

 

後ろから二人が軽快な足取りで登って来た。

青年が瞬く間に追い越して行く。

13時42分、頂きに着くと追い越された青年達がおにぎりを食べていた。挨拶した。

青年達は大山まで登ると言う。

私の年令を聞いて一瞬戸惑いの目をした。

逞しい体躯の青年が微笑みながら

「平地でジョギングするよりも山登りするのが、ずっと健康の為には良いですよ」。

私は頷く。

「亀は休んでいたら下山口に着くのは夜なるので、お先に行きます」。

下りの滑り易くなった赤土道を枝木の杖でバランスとりながら下った。

豪雨は収まり木の葉の間から陽が差し込みだした。

14時半 舗装された林道に出た。

大山へ5キロを示す標識があった。

蓑毛方向を示す標識はない。

※拾った枝木の杖

 

青年2人が下りて来るのを待った。

暫くして軽快な足取りでやって来た。

「蓑毛はこの舗装された林道を下れば着きますよ」

私のずぶ濡れの装いを眺めて、一人が心配そうに

「その濡れた衣類では冷え切って疲労で動けなくなりますよ」

「くれぐれも慎重に下りてください」

「有難うございます」

山中深い道で優しい青年の言葉に感謝した。

幅広い林道に陽が射し風が吹く

ずぶ濡れのシャツは湯気立てて乾いていく。

15時20分 蓑毛へ下る表札まで来た。

今度は山道600メートル下れば蓑毛だ。

15時33分、熊出没の看板まできた。

先日 伊勢原の住宅地に出没と新聞報道された。

15時48分 蓑毛バス停に到着。

16時発秦野駅行きバスに乗車。

乗客は私一人。

秦野駅から水無川沿いを15分程歩き万葉の湯に入った。

露天風呂に浸かり、足腰の整体を40分

寝入ってしまった。揺り起こされた。

18時、畳みの食事処で生ビールを飲む。

ラーメンと一口餃子を食べる。

私は日帰り登山だと朝、昼の食事はしない。

900mlのポカリスエットを半分程飲んだだけで

一切口にしない。

体調不良でもない限り脂肪の燃費も上昇

古くなった水分も抜け調子良くなるのだ。

又 下山して湯に浸かった後のビール、酒、肴が旨い。

19時20分 小田急秦野発19時30分急行新宿行きの乗車。

 

私の兄が秦野に居住しているので電話した。

予備校講師の兄は今日は休みで自宅にいた。

98歳の義母の介護で奥さんが留守。

娘が体調不良で今看護しているので自宅から出られない。

同じく秦野に住む高校時代友人に連絡したが

89歳の母親を見舞いしているので出かけられない。

団塊世代は既に現役退いたが、親の介護が待ち構えている。

団塊世代は人口が多いので兄弟手分けして介護が可能。

しかし団塊世代が介護されるようになった時

子供は面倒見られるだろうか?

車中でそんなことを思った。

往きは颯爽、帰りは酔い酔い!

 

自宅には22時着

心身が欲求する山、樹林、沢 空気に浸ると

寝床で心身が癒されて眠りに入れる。

満足でした。

 翌日朝

体重は3キロ減

血圧 上124 下76 脈拍73

全てが下がっていた。