馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

水落石出。

2012-11-14 18:23:55 | 日記

11月13日(火)昼に来客。

オリジナル・アサリラーメンを食べる。

 

来客は大手メーカーを3年前定年退職。

現在はご夫妻と義母とで都心郊外で自適生活している。

今日も朝 プールでひと泳ぎしてやって来た。

温厚な人柄で、物造りが好きで弊社の仕事を無償で手伝ってくれる。

直接の顧客ではなく、間に企画会社が入っているが

大量製作商品受注した際は海外現地工場に同行視察した。

 

新潟の出身で85歳の母親が一人暮らしていた。

先週 母親の様子を見に帰郷した。

今日は 新潟の地酒、越しの寒梅と八海山を持ってきた。

当人は酒を全く飲めない。

夕刻、スカイツリーの夜景を見ながら、鳥豊の焼き鳥で地酒を飲んだ。

 

今年夏、お客様が在籍した会社の商品に再検品のお手伝いをして頂いた。

納品して半年以上過ぎていたが不良品が発生したための再検品だった。

弊社はバイトを雇い、時間と労力と費用負担があった。

発注した会社は既に納品後の経時数からして

責任があり、返品は出来ないと考え、再検品作業料を支払いしての作業となった。

 そして今日、この方から思いがけない言葉が発せられた。

既に企画会社には支払い済みだと言った。

私はそのような経緯は聞いておらず、メーカー責任として

検品作業を無償で行った。

従って、検品作業代は請求の件は知らないし

代金も受け取っていないと言った。

この方も手伝いして頂いたが年金との兼ね合いもあって

商品をプレゼントした。

他にはアルバイトとして2名雇い

4日間かけて作業、チャーター便で倉庫に納品した。

数年前、納品した商品を1年以上経過してから返品されたことがあった。

他の取引先にも同様の返品をした。

優越的地位の乱用と下請け法に抵触する恐れがあり

その担当者は他部署に配置替えになった。

間に入った企画会社には実害はなくその下請けが被害を被った。

 

そのような経緯があったので大手メーカーはコンプライアンスを重視

下請け苛めはしなくなった。

 

しかしそのコンプライアンスを悪用して発注元から検品料をもらい

下請けには責任負担として無償で作業させる。

これは正しく背任 背信的行為

 

商品に対しての管理責任を最終顧客は守り

製作責任の会社は誠実に検品する。

その行為は利益行為ではなく責任負担行為だ。

中間に入った会社が両社を欺き作業代をピンハネした訳だ。

 

私は少し驚いたが「やはり、又歪んだ悪徳行為をしたか」と溜息した。

 間に入る企画会社の社長の性格は説明し難いが

 

私が独立して2年程経過した頃、取引していた問屋に勤めていた

仲間同士で独立して社長になった。

私にも取引をしてくれとの申し入れがあり、開始した。

だが順調に事業が発展するに連れ、本来の傲慢な性格が現れだした。

お前に売ってやってんだと

私を見下し、注文忘れをして弊社が大損害したが

「見積もりはしたが注文は受けていない」と言って逃げた。

 

その後、「あんたの処には商品は供給出来ない」と言ってきた。

私の大顧客に企画した商品を見積もりしたが

この社長はライバル会社に売らせようと画策したのだ。

実際には見積り競争はなく、学校の先輩である顧客は

私から購入することになっていた。

邪な考えで先走り、私への販売を拒否したのだ。

先輩は当然 事情を理解して他の商品に替えた。

そして、当然弊社は他社から仕入れして販売した。

その企画会社とライバル会社には待てど、商品企画の見積りは来なかった。

このような嫌がらせがあり、私は行き詰っていた。

企画会社の社長の陰湿な嫌味を受けたが耐えた。

耐えなければ家族を養えなかった。

考え思いあぐねた末、以前勤めていた会社の後輩が台湾に赴任していたので

台北に渡った。

後輩は私の苦境を救ってくれたのだ。

彼が赴任した台北支店は閉鎖することになり

彼の助力で商権の一部を引き継ぐこととなった。

これが貿易の始まりだった。

 

数年後、立場が逆転した。

日本国内で軽工業品、雑貨類製造は衰退

台湾、中国に製造が移転することで

従来の日本の問屋制度は通用しなくなり

企画会社も海外直接取引き出来るノウハウ、人材がなく

弊社から仕入れなければならいない立場になった。

企画会社社長にとっては耐え難い屈辱だっただろう。

 

7年前、弊社に企画デザインを依頼した商品があった

サンプルまで製作した後、動きが止まった。

 すると台湾の取引会社から、他社からサンプル製作した

商品の注文がきたと連絡あった。

 その会社のカタログを見ると正しく弊社が企画デザインサンプル製作した

商品が掲載されていた。

しかし、汚い遣り方に抗議せず黙っていた。

 

2年後、企画会社からその商品の注文が入った。

企画会社が直接台湾の会社と取引できる訳もなく

台湾商社と日本国内の代理店を通したために

商品流通が滞り、不良品も多く価格も高かった。

企画会社では対応が出来なかった。

 

周囲の関係先は「あの非常識社長とは取引辞めろ」と忠告してくれる。

私は言う「恩人なのです。度重なる悪徳を跳ね返してここまでやってきました」

逆境こそ、それを乗り越えた反面教師なのです」

「恨みには徳を持って報いよ」これです。

彼の意地悪があればこそ、耐えて知恵を出し

ここまでやってこれた。 

今回の作業料ピンハネはその時からの継続商品なのだ。

詐欺、犯罪にも等しい。

 

今日、酒をプレゼントしてくれた方に言った。

「今は事を荒立てしません」

中国の諺「水落石出」のように

水に洗われ次第に石が出てきます。

実態が浮かびあがるでしょう。

 

事実、仕入先の信頼が失われています。

 

こうして、○○さんのように応援していただける方が

大勢います。

その方々が応援してくれることに感謝しています。

 

 もっと悪徳な」会社がある、贅沢三昧して3億円を夫婦で浪費したあげく

従業員と金融機関、取引先に負債を押し付け 、私に救いを求めて夜逃げしてきた。

事情を知らない私は身を削って助けた。

立ち直りをした途端、入念に装っていた虚飾仮面を脱ぎ捨て

私が築きあげたノウハウ、物を奪って他社に売り渡し

去って行った。

恩を仇で返した。

東京では誰も相手にしない。

実名で記す「九段スズキ本店 長野夫婦の邪悪な行為が許せない」

しかし、世間に悪徳は知れ渡り会社は風前の灯火だ。