4月26日(火)
妻が私を揺り動かす。
娘が帰っていないのだ。
時計は4時8分。
娘に妻が電話を入れた。
「これから帰るところ 今 タクシー乗った」
帰宅駅では2年前、女性殺害事件が起きた。
殆んど終電帰宅なので心配でならない。
やれやれ!一安心だ。
4月に職務異動があり、年中無休、終電帰宅から
解放されると言っていたが。
娘は5時に自宅に着いた。
直ぐに風呂に入り、7時起床。
朝食も食べずに駅に走って向かった。
帰宅しないで職場で仮眠する女性もいるが
娘はどうしても入浴したいので帰ってきた。
その夜午後9時
妻に娘からメールが入る。
今日も深夜になり、タクシーで帰る。
27日午前2時過ぎ、娘は入浴していた。
タクシー代が勤め先から支払われことはない。
自らの判断に委ねられる。
零細業者の親父、娘も政治に翻弄される。
未来展望が見いだせない経済、政治。
国力、経済力、支配力など
覇権力はいらない。
慎ましく地味で安定した社会生活が過ごせれば良い。