馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

江の島観光。 初めてのキス。

2023-11-05 06:47:44 | 日記
江の島観光 スラムダンクの60年前

続きです。
17歳の少年は、多感です。
青年でもない子供でもない。
でも、なんとなく、女性をへの芽生えがある。
特に 年上の女性に。
僕は、小学校の夏季林間学校の手伝いをした。
産休入りした代わりに、大学卒業したての
女性が赴任した。
どう見ても、教師には見えず、ソバカスがある女子大生であった。
渡り廊下をハイヒールを履いたまま通り抜ける。
職員会議では、僕の隣の机
会議中に居眠り。
算数が苦手で、僕に分数式を教わる。
住いは藤沢鵠沼海岸。
おてんば娘?
ある日、女教師は自宅から
緊急連絡が入る。
兄が意識不明の知らせ。
青ざめた顔で帰宅。
数日後、職員室でやつれた表情の横顔。
大手ゼネコンに勤務していて
建設現場で、コンクリートブロックが崩壊して
死んだのだ。
僕たちは、夕景の江の島にいた。
学生服の僕と女教師は 外目からは
姉と弟にしか見えない。
湘南港防波堤で、太陽がプリズム夕凪になり
やがて、月明りに交代した。
テトラポットに波音は、繰り返す。
僕は立ち上がり、防潮堤のコンクリートに
両手を付き、脚を下に下してゆっくりと飛び下りた。
続いて彼女が、同じ姿勢で降りようとしが
「チョット、駄目」と
両手をコンクリートに付けたまま動けない。
僕は、彼女の腰を持ち上げた
彼女は僕の両肩からしっかり僕の首を両手で回した。
下した。
僕の両手は背中を包んだ。
2人は、じっとその姿勢。
すると、彼女は僕の口にピッタリと合わせた。
誰もいない。
月明りの一コマ。
初めての眩暈。

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丹沢 想い出のヤビツ峠、三の塔、菜の花台を巡る。
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