馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

人生道半ば。

2023-11-16 06:36:44 | 日記


42期目の決算、街明かりとエンジン音の道路 葛西臨海公園駅へ向かう。

続きです。
息子と孫娘の手を振って見送りを
何度も振り返った。
道すがら、
バーミヤンで息子が 孫娘に語りかけた言葉。
「おじいちゃんは、家を三つ持っているんだよ」
「一生懸命、働いたんだ」
「お父さんと妹を育てたんだ」
無邪気な孫娘は、デザートに夢中。
回想するのだ。
医学、薬学、理学系の付属中高に入学したが
馴染めず高校では、登校拒否をした。
思い余って環境を変えるべき
台北の取引社長に保証人になり
台北に行かせた。
台湾の大学で商業中国語を学び
日系メーカーの現地駐在員となった。
帰国後、私の仕事を受け継いだ。
高校生の頃、
反発して、絶対に
「お父さんの仕事はしない」
何度も繰り返し反抗した。
帰国後、
「貧乏でも良いから、親父の仕事をする」
パニック障害を抱え
離婚して一人娘を育てる。


ある医師の言葉
人生の長い旅路を歩むうちに
人々は様々な困難に直面します。
ある人は過去の辛い経験を生かして乗り越えることが
できるかもしれません。
一方でこれまで順風満帆の人生を送ってきた人は
「克服できない」と諦めてしまいがちです。
しかしどんな場合でも人は
絶望の向こうに希望を見て
再び歩み始めるものです。
どんな苦しいときでも一度立ち止まって
自分に向き合い
「今やるべきこと、やりたいこと、やれること」を考えれば
やがて解決の糸口が見えてくるものです。
これが多くの癌患者から学んだことの一つです。


いつかはやって来る別離。
人生には満足する完結はない。
全てが道半ばだ。


別離(わかれ) ミーナ/越路吹雪 cover by karaokeZ