馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

(4)大谷詐欺事件 芝信用金庫、恐喝 共同正犯

2024-03-31 06:26:22 | 日記
(3)大谷詐欺事件と 芝信用金庫偽造の嘘手口
続きです

通訳者水原一平は、ギャンブルで負債は
大谷さんが肩代わりしてくれたと証言
共同正犯を主張した。


2003年(平成15年12月)末、
全ての金融機関は休みとなり、連絡が取れず
正月を迎えた。
突如、もう一つの騙しの手口が浮かび上がった。
娘の定期預金横領もあるが
多田政則は事務所に頼み事でやって来た。

又、他人名義の預金通帳に私の手書きで通帳人の払い出しをさせました。
「理由は名義人の手が悪く認知症である」
「その奥さんも寝たきりで手が動かない」
「多田政則自身が記名しなさい」と断りましたが
必死に拝み倒すように言った。
「職員は代わりに記入できないので、支店長より他人に書いてもらえ」
お人好しの私はまんまと騙された。
金額は憶えていないが2回、支払い書に
認知症の老人名でボールペンで書き込んだ。
「何と阿保なことしたんだ」!
夜中、眠れぬ正月を過ごした。
芝信用金庫への恐喝と偽造支払いの共同正犯にされたのだ。
自分自身が自ら警戒心もなく泥沼に入ったのだ。
後に判ったのは、多田政則がギャンブル依存症であることだ。
いつもヨレヨレのスーツ、アイロンなしのワイシャツ
くたびれたネクタイと擦り減ってしまった靴
自慢はサッカーで高校生で国体出場
大阪出身だがその縁で芝信用金庫に就職。
特にパチンコにのめり込み、昼飯の金もなかった。
更に弊社の美人で穏やかなデザイナー女性のゾッコンであった。
1月8日企業活動も動き出す
夕刻、一部上場大手玩具メーカーの課長が来社。
新年の挨拶も兼ねて、居酒屋に入った。
午後8時、デザイナー女性から電話が入る。
「芝信用金庫の多田さんがお見えです」
瞬間、「ついにやって来たか」
「今日は接待だから会えないと言いなさい」
「どうしても待つと言ってます」
糺らなぬ予感がして、「デザイナーに仕事終えてたら帰りなさい」
午後9時、デザイナー女性から、「帰ります」
多田さんは待っているそうです。
「では鍵を架けずでいいよ」。
お客と別れ事務所のビルに向かった。
6階の事務所窓は明かりがある。
直ぐに芝信用金庫日本橋支店に向かう。
支店に明りはない。
玄関の電話を回す。
留守電は、「営業時間終了と紛失は翌日にご連絡ください
携帯電話で友人に連絡する。
警視庁小平警察署の警視だ。
多田の住まいは小平だ。
経緯と事情を話す。
まだ、警察署にいた。
「今から、そちらに向かう」
到着には2時間かかる。
事件化していないので断る
警視は言った。
「危険だ」
「そのまま、事務所に戻らず帰れ」
私はコート無し、カバン無し 携帯充電器無し
総武快速に乗車。
帰宅後、携帯に事務所電話番号が表示
夜中2時再び鳴る
午前4時鳴る。
携帯電池切れ。
一睡もせず夜明だ。
午前8時、自宅電話で芝信用金庫日本橋支店に電話。
江古田支店にいる多田がいるかどうかの確認を迫る。
折り返し、日本橋支店から
「多田が営業で出てバイクに乗っています」
「連絡が取れません」
察知する。
オートバイで練馬から日本橋に向かっているのだ。
私も自宅から飛び出し、総武快速電車で新日本橋駅下車。
徒歩5分の事務所に入る。
鍵は掛かっていない。
私の机上に紙切れがある。
メモと携帯充電器を持ち素早く
芝信用金庫日本橋支店に向かう。
カウンターで支店長を呼んでもらう
「只今支店長は会議中です」
大声で叫ぶ
呼べ!
メモを見せる。
待たされる。
2階の支店長室に入る
憮然とした表情の支店長
メモを見せる。
青ざめる。
漂白した口で
「馬鹿な」
私の携帯電話に多田の携帯番号が表示
日本橋に向かっている。
副支店長と私とで事務所に向かう
他の職員は、行方を探すために銀座通りに散らばる
その間、支店長は本店と連絡をしている。
緊張が一気に高まる。
臨戦態勢に入った。

続く

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