MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

忍者寺

2008年01月28日 | デザイン・建築好き
にしの茶屋街近くにある妙立寺(ミョウリュウジ)です。
ここは別名「忍者寺」とも言われ、色々な仕掛けのあるお寺です。
4階7層の建物で、建築の仕事をしているだけに空間の繋がりなど空間認識が得意だと思っていたのですが・・訳が分からなくなっていしまいました
ここには敵がやってきた時の落とし穴や隠れる場所、隠し部屋、素早く移動出来る工夫など沢山の工夫がありました。ここにある井戸はお城と繋がっていたという話もあるようです。
そんな複雑な建物なので、案内係の方が順々に説明をしてくださいます。そして、その説明が、ただ者ではなく・・まるでディズニーランドのアトラクションの中にいるように感じるぐらい、ダイナミックなのです。とても引きつけられました。
そしてどんどん空間の繋がりが分からなくなってしまいました。
今は大夫分かって来ましたが。。。今頃です(笑)
そんな不思議な空間だけでなく、深い意味のある工夫がお寺の本堂にありました。よく参られるお殿様専用のお部屋があり、お殿様がいらしていても庶民がいつでも参る事が出来る工夫です。その他にも機能的な工夫もありました。この様に私も設計するときに起きる難問に答えられるように沢山のアイディアを持つようにしたいと感じました。
見学には予約が必要です。是非、足下に気をつけて足を運んでみて下さいませませ。

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にし茶屋街(金沢)

2008年01月22日 | デザイン・建築好き
金沢には主に3つの大きな茶屋街があるようです。
観光地としてお店など多くありにぎわっている「ひがし茶屋街」それとは対照的と言える「にひ茶屋街」ひっそりとしていました。というのも、今なお20数人という芸妓さんがいらして茶屋街として息づいているからのようです。そして、発表の舞台では各地の芸妓さんがそれこそ京都からもその舞台を見に集まるのだそうです。西茶屋街には吉米楼を復元した資料館がありました。ここは島田清次郎という作家が住んでいた場所でもあり、その資料も紹介されています。まいどさんが丁寧に説明して下さいました。
そしてお茶室を案内された時に「茶屋と遊郭を混合される方が多いですが、ここが茶屋である事の証明は”次の間”が無い事です!」とおしゃっていました。
なるほど。
まいどさんとは、金沢を詳しく案内してくださるボランティアの方々の事です。私は特にお願いはしなかったのですが、所々にいらっしゃって説明しているところで聞き耳をたてていました。本当に丁寧で、後でお願いしてみれば良かったと後悔しました。
東だけでなく西にも足をのばしてみてはいかがでしょう。
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九谷焼体験

2008年01月14日 | デザイン・建築好き
金沢と言えば九谷焼!
実家の近所にホテル百万石と親戚関係の同級生がいて、そのお母様から私が結婚する時に九谷焼の大きなお皿を頂きました。それ以来、ずーっと九谷焼が気になる存在となっていました。
金沢に行ったら是非、九谷焼の工房に行ってみたいと思っていました。
そして、訪れたのは西茶屋街近くの九谷仙光窯です。金沢市で唯一ろくろ作業から絵付けまで行っている窯元との紹介があり、見学可、絵付け体験有りという事で訪ねてみました。
ろくろの工房から窯、九谷焼の種類と丁寧な説明を頂きました。
青九谷や赤九谷など資料となる色々な系統の展示などもあり、私の知っている九谷焼の世界が狭い事も知りました。
この後、絵付け体験をしました。写真がそれです。
体験は紅殻色の鉱物顔料を擂る事からはじまりました。
器は既に釉薬で焼き上がっていて、ツルツルしています。多少失敗しても削る事も出来ました。その為か、筆以外にもペン状になっている棒もありました。このペンの使い方によっては面白い作品もできると後で思いました。
色は、焼き上がりと塗る時のとの色が違う事等、難しい作業のようです。特に希望があれば指定が出来、職人さんが仕上げて下さるとの事。仕上がりは2ヶ月後ぐらいだそうです。どのように仕上がるか楽しみです!
金沢では金箔体験が主流のようですが、こちらの体験もお薦めです。
工房は、やっているのかな??と思うほど静かな雰囲気でしたが、是非、扉を開けてみて下さいませませ。予約は特にいらないようです。

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あけましておめでとうございます(兼六園)

2008年01月04日 | Weblog
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始はだいたい、掃除やおせち等お正月を迎える準備、年が明ければ、お宮参り、親族の集まりで終わってしまいます。そして、今日からお仕事開始です!!
まだまだ世間はお正月のようで、事務所のあるフロアーは静かです。
同じビル内に議員さん事務所があるのですが、朝から2人の女性国会議員さんを見かけました。挨拶回りで忙しいそうです。はじめて間近で議員バッチを見ました♪目立ってましたよ。それにしても、意外に1人で行動されているんですね。SPに囲まれているものだとばかり思っていました(笑)。

写真は金沢の兼六園です。
夏に子供の頃、一度行ったきりの場所でして、新婚さんに頼まれて写真を撮ってあげたのはこの場所だったんだと思い出したり、今でも幸せかな~などと思ったり、もっと大きいイメージだった噴水が意外に小さかったり、あまり目立たない場所にあったんだなぁなどと懐古しながら歩きました。
私の中では、兼六園と言えば「雪吊り」のイメージで、その雪吊りされた唐崎松が印象的な冬の兼六園の姿を見る事が出来て嬉しかったです。
この雪吊り、兼六園だけのものかと思えば、金沢の町中の植木に施されていました。
そして、その作業の様子を見る事も出来ました。60坪程度の住宅の庭に庭師が6人~8人はいました。親方と思われる年配の方から20代ぐらいの若い人も見受けられ、伝統が継承されているのだなぁと感心しました。
私も建築の世界で沢山の事を受け継いで、またそれを次の人へと伝えたいと思いました。
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