MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町 2巡目 ㉟ 2022 出会いたっぷりの一日

2023年01月31日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
別格7番への拠点となる宿の大洲へ向かいます。

松尾旅館では朝食も1名、EVの動きも私の利用した後は動きもなく。。
宿泊者は私だけだったかもしれません。。チェックアウトを済ませると、宿の方が出て来てくださり、写真を撮って下さいました。
ご親切にありがとうございます。少しだけ交流も出来て元気が出ました。
出発です!
卯之町の美しい街並みを愛でながら進みます。
学校に登校する自転車に乗った生徒さんたちが挨拶をしてくれました。
嬉しい♪またまた元気が出ました。
しばらく進むと芝桜の美しい小山が見えました。そのはす向かいにはお遍路さん休憩所がありました。
電話番号があり、ことわれば宿泊も可能そうです。
芝桜や石彫で飾られていて小山と同じ雰囲気です。
小山の方にも行ってみる事にしました。上がってみるとそこには滝が流れていました。
マイナスイオンを少々浴びて出発する事に。
すると逆打ちのお遍路さんが向かってきました。ここに寄るのかな??
スルーされて行きました。
「滝があったり、綺麗ですよ~」とお節介にも話しかけると
「行ったことあるよ~知ってる~」とのお返事。。
それはそうか・・逆打ちするほどのお遍路さんだし大先輩ですよね。失礼しました。。。
でも再び振り返って「ありがとう」と手を合わせて挨拶をしてくださいました。

真摯な対応を私も見習いたいとおもいました。

本日の峠「鳥坂峠」へ向かいます。
色々な場所に私設休憩所がありました。
鳥坂峠への分かれ道には49号のお遍路小屋がありまました。
交通量の多い道の横にありますが、そちらに背を向けているからか落ち着く遍路小屋でした。
峠越えの前にしばし休憩しました。
峠への分かれ道が分かるか不安だったのですが沢山の道標があり、間違いなく進むことが出来ました。
歩き遍路道手前の民家でお花にお水をあげている奥さんがいたので挨拶をすると、
「峠を越えるの?お水もってる??」と声をかけて下さいました。感謝♪
歩き遍路道の入り口には「鳥坂番所跡」がありました。
物資の不当流出を防ぐために厳しく取り締まられたそうです。
お遍路さんは通過しやすかったらしいです♪

通らせていただきます!と心のなかで挨拶し、進みます。

峠道はそれなりに大変でしたが、気持ちのよい遍路道でした。
峠には城の石垣のような立派な石垣があり、雰囲気のあるお地蔵様がいらっしゃいました。
ここからは気持ちの良い遍路道を下って行きます。伐採によって迷いそうな場所がありました。
すると日天月天様の祠がありました。寄ってみたいと思ったのですが、どなたかが熱心にお参りをされていたので遠慮しました。
道標が分かりやすく、道も歩きやすく 気持ちの良い木漏れ日の中を歩いて来ました。
誰もいない感じの山道を歩いていると。車が走ってきました!
先ほどのお参りの方といい、山奥だと思うけど利用する人が多くいる道なんだなと思っていると、
その車が止まりました。
中から色々と話しかけられました。そして一冊の冊子と豆乳お菓子を頂きました。
その冊子は宗教系のものでした。。ちょっと複雑な気持ちです。。営業だったのかな??
そんな事をぼんやり考えながら進むと「札掛大師堂」が現れました。
ちょっと荒れてしまっているようで残念な雰囲気です。
国道に出てくると、札掛ポケットパークがあり、遍路小屋のような休憩所があったので休憩をしていると
ドライブ休憩の人がやってきました。
今日は、特別なプラモデルを買いに出かけた帰りでお家に介護の必要なお母さんが待っている話をしてくださいました。
先ほど頂いた高級な海老せんべいが丁度2枚あったので、頂き物ですが、お母さんと一緒に食べてくださいと渡しました。
喜んでいただけて、お母さんのもとへ帰るはずみになった様子でした。

ここからはずっと大きな道を下っていく感じでした。
少々疲れてきたところに現れたのが「臥龍山荘」です。
これを見るために2度ほど観光に来た経験のある場所です。しばらく激写!

そして懐かしく感じながら大洲の町にはいり、チェックインをしました。
宿は、NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町です!!!

この大洲には別格の7番と8番があります。
7番は標高およそ800mにあり、その道のりは片道11kmほどの山道。できれば宿を拠点に荷物を置いて向かいたいと思いました。
さて、宿はあるのか。。候補としては伊予大洲駅周辺にいくつかあったのですが、7番へは少し遠い。
電車で西大洲駅に移動してスタートしようかと地図と睨めっこしていると、大洲城の前に宿を見つけることが出来ました!
(ちなみに現在はいくつかの宿を地図の中に見つける事が出来ました。)
拠点としては良い場所にある!HPをのぞくと古民家再生スタイルの宿であることが分かりました。
地域の空き家となった家をリノベーションして宿として利用するスタイルです。
地域一帯をプロデュースしているようです。なので、宿泊エリアは点在するといった形になります。
食事エリアへはお願いをすると車で送迎してくださるスタイルでした。
なので不便さは感じませんでした。

遍路にとってはとても高級な宿かもしれませんが、リノベーション施設としては勉強にもなる!!
365日貯金もコロナのおかげ??で二年分ある!ここに決めようといった具合に決定しました。

お世話になった松屋さん


卯之町のお気入りアーキ


卯之町の美しい町並み


卯之町の美しい景色


美しい八重桜


私設お遍路休憩所


お札や写真の花天井になっていました。


その前に美しく整えられた小山


芝桜が綺麗でした


登ると滝がありました♪


明治時代の道標


美しい格子模様


桜の名所がある様でした(関地池)


金毘羅参りの常夜燈


お休み処がありました♪


社員さんの休憩所を開放して下さっているそうです。ありがたい。


鳥坂峠に行く前に一休み(癒されました)


真っすぐ行くとトンネル、鳥坂峠へは左へ


道標もいっぱいです!


鳥坂番所跡の左手を進みます


登ります!


美しい竹林


峠までもう少し


峠にはお城のような石垣がありました。


ボーイスカウトの皆さんが設置してくださった峠の休憩所


峠に雰囲気のあるお地蔵様


日天月天様の祠


道標に従って左の方へ


札掛寺がありました


朽ち果てていましたが、お大師様が迎えてくれました


札かけへの道標 (英語表記が珍しい♪)


大好きな臥龍山荘が迎えてくれました。


NIPPONIA HOTELにチェックイン


こちらに宿泊
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歩き遍路 43番札所 2巡目 ㉞ 2022 一番の遍ころがし歯長峠

2023年01月25日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
43番札所 明石寺
一巡目ブログ

お寺の方が行くことが出来ると案内してくださった歯長峠(はなが峠)に向かいます。
お遍路地図では既に山道に入っていそうなのにきれいな道でした。
道を間違えたかな??と不安になり、確認しつつ戻りました。
するとこちらに向かってくる歩き遍路さんの姿が見えました。
間違ってない???
挨拶をして確認すると合っているようでした。。
少し一緒に歩きました。
私が一国巡りをしている理由の一つに前回ほぼ歩きで、皆さんは完全歩きだった事もあり、完全歩きをする事にした2巡目のお遍路であることを伝えました。
すると・・「それを言ったらみんなほとんどほぼ歩きじゃないかな?」と教えてもらいました。
そこに卑下することはなかったのかもしれません。。
それは完全歩きをして、改めてそこは問題じゃないかもしれないと感じています。

しかしながら知ることは楽しいです。

それを教えてくれたお遍路さんは大病して思い立ったのだそうです。
OKしてくれたお医者さんからの条件は毎日血圧を測る事だったらしく、
その機械を持ち歩くのが重くてと笑い話のように話してくれました。
元気そうに見えるけど皆さんそれぞれ想いを持ってお遍路をしているんだなと思いました。
43番札所をお参りした後は八幡浜で友人に会う約束があるそうです。
そういった事もこのお遍路の目的の一つだそうです。

私が不安になった地図上の歩き遍路道のほとんどが舗装された道でした。
森林伐採で道が変わっていたり、地図もきちんと新しいものを用意した方が良さそうです。
ちなみに私の地図は2018年ものでした💦

山道の遍路道に入ると上り坂だったので先に行ってもらいました。
さてさて、この歯長峠への遍路道はハンパナイ道のりでした!
途中崩れてしまった遍路道はその上の方に道を確保してくださっていました。本当に感謝です!!
その先に現れたのが表記のない「遍ころがし」3国巡って私の中で一番の遍ころがしではないかと思うのです。
垂直に登る印象です。しかも結構な高さと距離がありました。
進むしかない!出来るはず!私は出来る!!などと心の中で唱えながら登り切りました。
すると、登り切ったところの道標に「己を信じよ」の文字!!

まさしく!少しは自分を信じないといけないなと思う出来事でした。

登り切った場所からは山なみと宇和海を臨むことが出来ました。
ここから下ります。途中伐採エリアもあり不安でしたが、道標を見つけつつ無事に県道に出る事が出来ました。
県道を下って行くと歯長地蔵堂があり、その横に遍路小屋がありました。
遍路小屋には休憩中の高齢のお遍路さんがいました。いつの間に抜かされたのかな??
あの記載のない遍転がしは結構キツイですねと話すと話が合いません。。
この方はお寺の人に歯長峠は通れないと聞いたそうです。本当は通りたかったようで残念そうでした。
これもまたお大師様のアドバイスなのかもしれません。。
自分自身、通りたかった道を通れなかったり違う道を選んだとしてもそれが私の歩むべき道なのかもしれないと思いました。

先に休憩されていたお遍路さんはその後すぐに出発されました。
私はと言いますと42番札所の仏木寺で頂いたミカンをのんびりと頂いていました。
すると自転車お遍路さんが現れました。
次は自転車遍路をしたいと思っていた私は興味をもって尋ねました。

私「電気自転車より普通自転車の方が良いですよね?」
自転車遍路さん「これ、電気自転車だよ。」
私「え?!」

スポーツタイプに見えたので電気自転車ではないと思っていました。

私「降りて押したりすると重くないですか?」
自転車遍路さん「これ、両輪駆動で押すときは前輪が動いてくれるんだよ」
私「え?!」

そんな電気自転車が?!
これよりもパナソニックの方が人気があるみたいだけどね、とも教えて下さいました。

参考にさせていただく為に写真を撮らせていただきました!
自転車遍路さんが出会った自転車遍路さんの話をも聞かせていただきました。
お孫さんが生まれてお礼まわりをされているとのことです。幸せいっぱいのお遍路さんでした♪
第一候補の自転車に出逢いました♪♪
私も色々質問があって、話も弾んだので少し一緒に歩いてお話しさせていただきました。出会いに感謝!

まだまだ6kmほどあります。
途中「道中安全見守大師」が現れました。しばし休憩。
道標を頼りながら進みました。しかしながらなにやら調べていた道とは違う気がしてきて調べたところ。。ちがっていました。
でも間違えでもなく・・歩き遍路道に復帰しました。複数の行きかたがあるようです。
最終的な遍路道には奥の院、白王権現がありました。とても雰囲気がありました。
明石寺の参道にはけっこうな坂道がありました。これは予想外!
坂道の想像が出来ていなかったので山門の前ではヘトヘトになってしましました。
山門前の駐車場にある売店の奥さんから一休みしていって!と言われて、、、寄りたい衝動にかられました。
休んだら根が張ってしまいそうだったので、お参りしてから寄りますと伝えました。。
ですが、歩き遍路の場合はこの場所に戻らない事を後で知りました。

せっかく声をかけて下さったのだから休めば良かったかな??息を整えてお参りするのも大切かも。

このお寺は赤い瓦屋根が印象的なお寺です。静かな境内をゆっくりとお参りさせていただきました。
納経所の前には大きな桜の木があり、美しく咲き誇っていました。

さて、本日の宿はこのお寺から800mほど歩き遍路道を越えたところにある卯之町にしました。
この町は昔の姿を残す町並みで雰囲気がありました。
国の重要文化財の宇和文化の里 開明学校があり、時間がギリギリ過ぎたので外から見る事にしました。
宿に向かいます!
この時期、広く受け入れてくれている第1ビジネスホテル松屋さんにしました。
とてもきれいなホテルでした。
夜は行きたいお店があって朝だけのプランにしたのですが、行きたかったお店が臨時休業でした。
困りました。。。そのことを伝えてお薦めのお店があるか聞いたのですが、
コロナ禍で紹介はしないで欲しいと言われた事があったようでした。。
確かに違う地域からコロナ持ってきてるかもしれませんよね。とても残念。コロナは色々な考え方を炙り出しましたね。
すると、こちらのホテルで料理をルームサービスしてくださる事を教えていただきました。
横浜在住なので中華はな~と思ったのですが、色々な野菜が入っているので五目あんかけご飯にしました。

これがどうして! 美味しかったのです♪♪ ごちそうさまでした♡


道が新しく整備され遍路道も変則的です


地図では歩き遍路道だったので、思わず山の中へ入ってしまいました。


しばらく車道を通り、ここから歩き遍路道に入ります


綺麗に整備されていました


道が崩れて通れなかったようです。上方に道が作られていました。感謝♪


このような感じで通ることが出来ました


私の中で一番の遍路転がしでした。。


登り切った所に「己を信じよ」の道標!


この後ご褒美の風景


歯長峠からの景色


眼下に高速道路


県道に出て進むと歯長地蔵のお堂があります


そのお堂横に休憩所


仏木寺でいただいたミカンを頂いて休憩です


自転車遍路さんに出逢いました


清々しい美しい桜と空


交通安全のお大師


道が二手に!私は右を選びました。


古い道標に導かれます①


古い道標に導かれます②


導かれた先に 球場がありました!(西予市営 宇和球場)


明石寺の 奥之院 白王権現社 とても雰囲気があり惹かれました


車道も有りますが、鳥居をくぐり途中まで歩き遍路道を進みました


くたくたでこの坂も結構な坂に感じました


本堂が見えます


大師堂


夫婦杉


境内の様子 大きな桜の樹がありました


卯之町への歩き遍路道は右手を上がって行きます。


ちょっとした峠を越える感じです


明治時代に建築された国の重要文化財 開明学校に立ち寄りました


美しい石垣の上に開明学校


マンホールも開明学校でした

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歩き遍路 42番札所 2巡目 ㉞ 2022

2023年01月16日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
42番札所 仏木寺
一巡目ブログ

42番札所へは少し階段を降りて駐車場方面に進み、お墓を通っていきます。
歩きやすい山道でした。県道に出たら右方向に進みます。
整備されたきれいな広い道を進みます。
その広い道は長い花壇が歩道に続き、小学生が植えてくれたチューリップが気持ち良く揺れていました。
少し離れたところの民家から視線が?!
何処だろう?辺りを見回すと、お庭でお友達とくつろいでいる姿が見えました。

ん??

これは!

カカシさんでした♪ 徳島で出会った多くのカカシさんと同じタイプのものだったと思います。
このように変化のない道のように見えて楽しめる道でした。

お寺は客殿の修復が終わり、お披露目の日だったようでとても賑わっていました。
丁寧にお参りをしました。
このお寺には「家畜堂」という社もあり、ペットの事もお祈りできると知って、体調が悪くなりやすいインコの健康をお祈りしました。
(そのせいか???ここのところインコのソラが調子よく元気です💗)
納経所に行くとみかんと飴の御接待を頂きました。
そして次の43番へ向かう道の歯長峠への遍路道が通れるようになったことを教えて頂きました。

感謝♪

擁壁の下に小さく歩き遍路道のマークがあります♪


龍光寺駐車場のこの階段を上がって向かいます。


大きな道標が導いてくれます①


大きな道標が導いてくれます②


龍光寺を臨めます


大きな道標が導いてくれます③


大きな道標が導いてくれます④


車路に出てからも古い道標が導いてくれます


成妙小学校の皆さんが植えたチューリップが彩をあたえくれてました


民家に案山子さん!!


仏木寺の仁王門 お大師様がお迎えしてくれました


古いもの活かしながら修繕されていた手水舎


美しい継手!金輪継(かなわつぎ)かな??


落成式で賑わう境内


境内の様子


本堂


大師堂


家畜堂





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歩き遍路 41番札所 2巡目 ㉞  2022 

2023年01月07日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
41番札所 龍光寺
一巡目ブログ

ホテルの朝食で宇和島の鯛めしが食べられる様だったので朝食付きにしました。
宇和島の鯛めしはお刺身なんですね♪
しっかり食べて出発です!
務田までは昨日歩いたので、電車で移動です。
電車に乗り込むとほぼ歩き?遍路さんと車掌さんが困った様子でした。
41番と42番は近くにあるので良いのですが、そこから43番まで行って帰りの電車の時間に間に合うかを尋ねている様でした。
四国に住む人がみんなお遍路経験があるわけではなく。。。
車掌さんも困惑気味。結果、42番まで行って戻る計画になった様でした。
同じ電車になったよしみで私を気にしておられていた様で42番から戻ってこられてすれ違う時には挨拶が出来ました。

本当にいろいろなスタイルがあるな〜。

さて、私は務田駅からまっすぐ伸びる道をのんびり風景を撮りながら進みました。
龍光寺はとても印象的なお寺です。
まず、参道に入るところに古い鳥居があり、少し登ったところにお寺があります。
参道の階段を挟んで左に本堂、右に大師堂があります。
その階段を少し上がった正面に神社の社があります。
印象的で記憶に強く残るお寺です。

境内は少し空いていました。
納経所も空いていたこともあり、お経で確認したいことがあったので質問をしてみる事にしました。
私の経本は最初のお遍路セットを揃えるときに利用した通販のプレゼントでついているものでした。
ただ、調べたものと違うところがあり、般若心経の次に光明真言となっていました。
私の調べたところではこの間に御本尊真言が入る様でした。
ただ、ネットで調べただけだったのでこれで合っているか確認したかったのです。

結果、合っていました♡
さらには読み方もレクチャーしてくださいました。 感謝♪
こんな時間が持つことが出来てとても幸せに感じます。

ふと、42番札所へ向かう方向を見ると既に電車で一緒だったお遍路さんが進んでいる姿が見えました。



豪華な朝食を食べて出発です♪


電車で務田へ 線路沿いに桜並木🌸


駅からお寺に向かう道は真っすぐ伸びていました。


古い道標も一緒にありました。


印象的な参道


左に本堂


右に大師堂


奥に神社


心遣いが嬉しいです♪

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歩き遍路 別格6 2巡目 ㉝  2022 

2023年01月05日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
別格6番 龍光院

美味しい朝ごはんを頂きご挨拶をして出発です!
心軽く!気持ちよく出発し、橋を渡るところで気が付きました。。。
お大師様(杖)を忘れてしまった。。。戻ります。
宿で声掛けをしたのですが、既に忙しそうにされていて気づかれず・・そっと杖を受け取り再度スタートしました。

橋を渡る手前に右方向に「野井坂(へんろ道)」左方向「松尾坂(へんろ道)」と出ました。
野井坂は少し遠回りですが大きな松尾トンネルを回避する一つの方法です。
私は左方向の松尾峠を越える事にしました。

松尾峠の手前の道に「曽我屋」さんという美味しそうなパン屋さんがありました。
7時からのオープンの様でした。お昼用に買って行けば良かったかな?と少し後悔。。
松尾峠へはトンネルの横から進みます。登り口から「遍路小屋てん屋」という遍路小屋が見えます。
少しうすぐらい遍路道だった印象ですが、緩やかな山道を登って行きました。
峠に近づくときれいに積まれた石積みと竹林が印象的な広い道を進みました。
その先に峠がありました。
峠を越えると遍路小屋がありました。しばし休憩。
飲むことは出来ないようですが、井戸もある場所でした。

さて、出発です!峠の道が比較的広かったのでそのまま広い道を進もう思ったのですが、
何かを感じて確認するとその反対方向、つまりは峠を抜けて左の方向に遍路道があります。
獣道ぐらい細い道で気づきませんでした。よく確認すれば道標がありました。あぶなかった!

獣道のような遍路道をどんどん下ります。
開けた場所に出るとそこはとても近代的な採石場でした!
利用可能な休憩所もあり一休みしました。
そして、まさに採石場にお邪魔する形で進みました。

その先に丁寧な遍路案内がありました。市道を進むか山道を進むかです。
市道はアスファルトで安定した足元ですが少し遠回りに見えました。

山道を進みます!

少し不安な丸太の橋を渡り、歩き遍路道へ!
歩きやすい遍路道でこの道を選んで正解♪と感じました。
問題はここからです。
少し舗装道を通ってまた山道に入ることは理解していたのですが、
「庚申塔への遍路道」という説明を読んでそのまま進みました。
なかなか歩き遍路道への案内が出てこない。。と不安に思いながら道は大きなカーブへ。

こんなカーブあったかな??

少しずつ登り始めました。。。そしてまたあの案内図が出てきたのです。

?!

避けたはずの遠回りの道に進んでいる。。しかも戻っている事になる!!!
これは絶対違う。。来た道を戻り始めました。
そこにウォーキングをされている地元の方に会うことができました。
目印の庚申塔に出たいのですが・・。と尋ねると、いろいろな方法がありますよ。
と教えていただき、この道の下にも歩きにくいけど道がありますよ。と教えてもらいました。
なんと、、、あの庚申塔への遍路道の説明のとことから遍路道に入るのでした。。

看板に気を取られて道標に気が付きませんでした。。。

無事に庚申塔の御堂へ辿り着き、お参りをしてほっとしました。
ここからはガツガツと舗装された道を進んで行きました。
実は、柳水太師のあたりでハードコンタクトがずれて落としてしまっていました。
そんなことがあった為にソフトコンタクトも用意していたので良かったのですが、
まだまだ前半!足りなくなるので出来ればコンタクトを作りたいと思って調べていました。
宇和島城の近くに評判の良さそうな眼科がありました。
普段は眼科で処方箋をもらって、コンタクト屋さんで購入という流れなのですが、
この眼科では作った後にもう一度それを見せに受診しなくてはいけない流れでした。

困った。

時間もなく。眼科の受診受付も午前は終了間近。どの様にこの先の予定を修正するか悩んでいると
ソフトなら在庫があるのですぐに渡すことが出来ると教えて頂きました。
ソフトも使っているので大丈夫♪診察を受けて、無事に購入することができました。
本当に迷惑ばかりかけていると反省です。
かさばる荷物でも予備をもっと持って来ればよかったと落ち込みました。
この心配性で「全財産?」とか言われてしまう大きなリュックになってしまうのですよね。。悩ましい。

本当に親切にしてくださって、この先のお遍路も順調に進めることができました。

感謝!!!

別格6番札所の龍光院は宇和島駅のすぐ近くにありました。
少し小高い場所にあり、なかなか迫力のある大階段を登ります。
多くの古い句碑などもあり、見応えのあるお寺でした。
境内からは宇和島の町が一望できます。宇和島城も見えてのんびりしたくなるお寺でした。
とても手入れされた境内を楽しみながら、本堂、大師堂をお参りします。
さらに登っていくと大観音像がある場所に行くことが出来る様でした。

その余裕は無く断念。次の日に41〜43の札所をお参りしたかったので、務田駅まで先に進みたかったのです。
本来なら駅近くの「民宿みま」さんにお世話になりたかったのですが、
コロナ問題で出来るだけネットで予約出来、全国的に受け入れている宿があればそちらを優先に予約することにしていました。
宇和島駅にあるホテルへ荷物を置き、務田駅まで約7kmを先に進みました。
多少起伏のある道でしたが、満開の桜、桜色に染まった山を愛でながら進みました。
そのせいか、予定より一本前の電車で宇和島に戻れそうでしたが、一本後の電車にして見送った電車が良い感じで見えそうな所に腰を下ろせる場所があったので電車が通るのを待しました。
すると、お散歩中の夫婦の方がいらして少しお話をしました。
飴を御接待してくださいました。その飴を舐めながら電車が来るのを待ち、駅へ向かいました。

宇和島へ向かう電車は桜のトンネルを抜けていきまました。
明日は務田まで電車で向かいスタートします!

爽やかな朝♪ ここで杖を宿に忘れた事に気が付きます。。


トンネルの横道から歩き遍路道へ


独特な小屋が見えてきます


遍路小屋でした


少し薄暗い感じでした


古い石標を目印に進みます。


竹林の美しい道を通ります


峠に出ました♪


峠に遍路小屋がありました


飲めませんが井戸もありました


峠から広い道へ進みそうになりますが、左手の細い道を進みます


採石場の建物が見えて来ました


採石場の方が提供して下さっている休憩所がありました。


採石場の中を通ります


詳しい道案内がありました


歩き遍路道を通ります


案外あるきやすい道でした


庚申塔の説明に気をとられ舗装道路まっすぐ進んでしまった・・歩き遍路道は看板の足元にある下る道を進みます。


庚申塔のお堂に着きました。


レンギョウ??に似たピンクの花が綺麗に咲いていました


お世話になった眼科さん! 感謝!!


別格6番 龍光院 大きな階段が印象的です


本堂


大師堂


曼荼羅?常香炉


お稲荷さんの社もありました


境内から宇和島城が臨めました


なにやら特徴的な大師さま


宇和島駅 荷物を置いてさらに進みます


宇和島らしいマンホール


気になるお店がありました


桜山


遍路小屋がありました


電車が通るのを待っていたら飴のお接待を頂きました


務田に到着


古い石標がありました


宇和島駅に戻ります!


車窓からも桜!!

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