MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

山下公園海底清掃大作戦

2009年10月19日 | 環境好き
日曜日に所長に誘われ事務所近所にある山下公園の海底と陸上を清掃するボランティアに参加してきました。考えさせられる事いっぱい、きれいなった海を見て喜びもいっぱいの一日となりました。
清掃のボランティアは子供の頃に湘南の江ノ島の近くに住んでいたので、学校の奉仕活動、自治会の活動などで江ノ島海岸の清掃を良くしていました。毎度毎度2tトラック何台分と山ほどありました。何十本という釘が埋まっていたり、網が丸ごと埋まっていたり、わざわざ埋めて隠しているのかな?と心配するほどの大物のゴミでした。最近はどうなのでしょう?両親はずっと参加しているようなので、この機会に話しをしてみたいと思っています。
横浜に住むようになってだいぶ経ちますが、今回初めての参加でした。
この会は海をつくる会が主催していて既に29回と30年近く続いている会でした。山下公園だけでなく色々な地域の清掃にも参加しているようですね。
スタートの1981年頃を思い出すと私は子供ですが、山下公園の海は今も忘れられない底の見えない緑色の海でした。最近の山下公園の海は比較的透明度があってきれいです。それもここまで清掃活動を続けてきた彼らの努力の成果でもあるなと感じました。
清掃はダイビングライセンスを持っている人は海底の清掃。持っていても自信の無い人やライセンスの無い人は陸上班で公園内の清掃をしました。TV鉄腕ダッシュのダッシュ海岸をご覧の方はお分かりかと思いますが、一見きれいでもその下はヘドロだらけなのです。ここ山下公園も同じ、ゴミを引き上げるときにヘドロを巻き上げてしまうと周りが見えなくなり人によっては方向性が無くなりパニックに落ちるというのです。ゆえに、自信の無い方は海に入れないのだそうです。
私は、残念ながら南国好きにも関わらずライセンスを持っていないので陸上班。清掃している中で色々な気づきがありました。利用する側が便利と感じる仕組み、デザインが、ゴミとなると拾いにくい小さなゴミになったり、美しい植え込みもメンテナンスを考えてないとゴミが落ちていても拾えなかったり。空間の作り方でゴミだまりが出来ていたり。そして自然に戻るとでも思っているのでしょうか、ピーナッツの殻、みかんの皮・・酷い状態で植込みに投げ捨てられてました。
写真は陸上のものもありますが、2/3は海からの物です。今回の大物?コンビニなどにあるゴミ箱がゴミに・・。手前のは台車。タイヤもありました。缶や瓶は山のように。これでも、年々ゴミは減っているようです。
清掃後の海は明らかにきれいになっていました。私の気持ちも清々しく、参加して良かったと感じました。来年も機会があれば参加したいと思います。
コメント
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