MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 柳水大師 2巡目 ㉜ 2022 てんやわんや大畑旅館

2022年12月26日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
前日の夜に簡易抗原検査キットで検査をして、陰性を確認。これで関東からは運んできていないことを確認しました。
一安心。

高知遍路で出逢った自転車遍路さんのお薦めスポット柳水大師△300を通り、文豪の宿へ向かいます。

宿から10kmほどは国道で緩やかなアップダウンを繰り返す道のりを進みました。
八百坂というバス停の近くから英語の地図では右に入るルートが記載されていました。
このルートを行くと最後に歩き遍路道が通れるようでしたが、道標も強く国道を勧めていたのでこのまま進むことにしました。
自分の我を通すばかりでなく人の勧めを聞き入れることも大事だよねと思ったのです。

途中、美しい宇和海を望める場所もあり、晴れやかな気持ちになりました。
宇和海は真珠の産地なのですね!距離のポストに人魚と真珠の絵があったのでそう感じ、調べました♪

この約10kmほどの区間には公衆トイレはありませんので気をつけてください。
少々風が冷たかったこともあり、行きたくて仕方ない感じになっていました😅
国道の最後にローソンがあり、利用することが出来ました。感謝!

いよいよ柳水大師への歩き遍路です。
郵便局のある交差点を川沿いに山の方向へ進みます。
道が川沿いでなくなるあたりに歩き遍路への道標が出てきました。
またもや民家の庭先を通り進みます。

このままずっとそうなのかわかりませんが、菩薩の遍路道は緩やかにしかし確実に登っていく印象です。
約8kmの歩き遍路道で一番高い標高が500mです。
このルートは高知で出会った自転車遍路さんがおすすめと言っていたルートで楽しみにしていたお遍路道でした。
ところどころ野口雨情の俳句の碑が立っていたので楽しく進むことが出来ました。
柳水大師は旅人の渇きを癒すために柳の杖を突きたてたところ、甘露の水が湧き出てきたという逸話のある場所でした。
清水大師を過ぎた場所からは「ゴメン木戸」「接待松」「猪のヌタ場」「女兵さん 思案の石」「狸の尾曲がり」「クメヒチ屋敷」など色々なポイントが多くありました。

それにしても柳水大師も清水大師にたどり着いても自転車遍路さんが言っていた感動的な景色は現れません。。。違ったのかな??
がっかりして進むと急に開けた場所が!

思わず涙が出るほど感動的な絶景が現れました。

本当に素晴らしい!ここまでの疲れも吹っ飛びました♪
しばし、景色を楽しみ出発です!

ここからは下り中心です。宿まであと約14kmほど!急がなくては!!
しかし、昨日足を滑らせた岩肌の多い道で思うように前に進めませんでした。
歩き遍路道も終わりに近づいているときにまさかの逆打ちの女性が現れました。
今日は誰にも会わないなぁ〜と思いながら歩いていました。
時間は2時過ぎ!これから?登るの??私には無理だろうな。。無事に通過できたことを祈るばかりです。
榮倉奈々を思わせる素敵な女性でした。

やっと遍路道が終わり、川沿いを進んでいきます。これまた英語の遍路地図とはちがうルートをお遍路シールさんは薦めていました。
でも、これで正解だったと思います。
川沿いにはずーっと桜が咲いてうっとり。のんびり歩いてしまいました。
途中、畑の作業中のおじさんと挨拶をしました。
すると「どこから来たの?」

え??横浜からって言わないと。。と躊躇していると
「山を越えていたの?」と聞かれました。
え??「はい」と答えると
「それはいいね〜この先の道中も気をつけて」とエールを送ってくださいました。

どこから来たって。。聞かれた時はそういう意味なのかな??
これからそのように答えよう!

本日はてんやわんやの作品が誕生した宿の大畑旅館さんです。
お客さんは私一人でした。。申し訳ない。
お庭を楽しめる広すぎるお部屋でした。

ここまでずっとコンビニ弁当だったので、お遍路らしい地物料理が食べられるのがとても嬉しかったです!
色々親切にしてくださり、感謝です。

おすすめのお宿です♪

海外遍路地図、石標も右の道とありましたが、手書きの遍路道標が左推しだったので左に進みました。


一個売りがあったらな~と思いながら


桜の山が目を惹きます


愛媛の海が現れました!真珠を養殖している様子がみえました


川沿いに進みます


古い道標がありました。


可愛い彫刻が目を惹く「常接待」庵??


再びお家の庭先をお邪魔して進みます


緩やかに登ります


整備された昔の石積道を進みます。


石積の擁壁


大きな板根のある樹がありました


柳水大師


水が流れていました


道が開けました!


そこからの風景!自転車遍路さんがお勧めしてくれた景色だと思います。素晴らしかった💗 つわな奥展望台


やっぱり滑りやすいんですね。。


ここは左の細い道に入ります!道標が低い所にあるので要注意!!


木材の伐採が進んでいました


景色が変わっていきますね


茶堂休憩地 お手洗いを借りたローソンで買ったおにぎりを頂きました。


美しい石積に感心します


本当に美しい


遍路道は工事中で少し迂回しました


桜並木が美しい川沿いを進みました


桜の道は心が軽く足も軽くなりますね


岩松の町並みには古い家屋や史跡が色々と残っていました。


てんやわんやの作品が誕生した大畑旅館に宿泊しました

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歩き遍路 40番札所 2巡目 ㉛  2022 

2022年12月22日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
40番札所 観自在寺
一巡目のブログ

朝食は前日にコンビニで買ったものを食べて予定より少し早く出発!
宿毛貝塚の横を抜けていき歩き遍路道へ進みます。
舗装はされていますが、いきなり登る坂道にお遍路が始まったことを実感し、気合が入ります。
途中から舗装が無くなり、歩き遍路を実感します。
沢山の道標が導いてくれ、安心して進めます。
ですが導かれるままに進んでいたので、今どこに居るのだろう?と地図を確認していると
遠くから「右〜」と言われている感じ。右では無かったのですが、そのまま真っすぐ~と教えてくださっていたのかもしれません。
山道に入っては民家が立ち並ぶ地域に入るを繰り返して進み、いよいよ松尾峠への山道にはいって行きました。

久々だからか?年をとったからなのか??なかなか進みません。

中学生からの応援道標に救われながら進みました。
途中、遍路道が崩れてしまっている場所もありましたが、ルートが確保されていました。
松尾峠の少し手前で鈴の音が聞こえて来ました。後ろからお遍路さんがやってきます。
足が遅い私は先に行ってもらいました。
その少し先に休憩できるところがあり、一緒にしばし休憩しました。
結婚して欲しい娘さんがいらっしゃる神戸からのお遍路さんでした。

子供たちの道標に元気をもらいながらラストスパートです。

松尾峠手前の茶屋跡からの宿毛湾の景色は薄曇りの空でもとても美しく輝いていました。
大師堂跡などもありました。ここが松尾峠です。
松尾峠を越えるとそこは愛媛でした!
下っていたからかもしれませんが、空気も雰囲気も変わった気がしました。
修行の荒々しい空間から、菩薩の優しい雰囲気といいますか。。。
山の多い愛媛ですが、緩やかに登る印象がこの後、続きました。

降りたところで、左の歩き遍路道入る道標が現れました。
そちらへ進むと国道ルートへ出るようです。
私は旧道を進むことにしていたのでこのまま進みます。

松尾大師のある休憩所を過ぎると住宅地に入りました。
そこにヤクルトお姉さんの姿が!
ヤクルト飲みたい♡ よく事務所の外で見かけた時に聞くと購入できるので、
聞いてみると、一個売りは無くて配る為のまとまった量しかないらしく、困らせてしまいました。

めっちゃ悩ませてしまったので、「難しかったら諦めます。」と伝えると
ひらめいた様に「これで良かったら」と出してくださいました。
しかも!一度飲んでみたかったヤクルト1000でした♪
そして、サンプルなのでと頂いてしまいました。

申し訳ない。。

御礼?にお札を渡しました。「初めて頂きました」と嬉しそうに受け取って下さいました。

良かった💗
早速!頂きました!ご馳走様でした♡
腸活出来た気がします♪

道は国道との交差点に出ました。
すると前に先ほど松尾峠で会った神戸のお遍路さんの姿がありました。
聞いてみると、交差点にあるコンビニでお昼をいただいていたそうです。
「もうこの先にはコンビニ等が無いらしい」と教えて下さいました。
私は本当に余裕が無いとお昼を食べずに進む感じなので、しばらく一緒に進みました。
道標に従い、歩き遍路道へ「癒しの里道」とあります。神戸からのお遍路さんとは途中ではぐれてしまいました。
何となく高い場所を歩いている感じがありました。
昔ながらの静かな住宅地を抜けて行きます。とても清潔に感じる町並みでした。
神社の横にはきれいなトイレと休憩の場所がありました。
その先には廃校となった小学校がありましたが、子供支援センターとしてその姿をとどめている様でした。
思い出の学校はどのような形でも残っていて欲しいですよね。

気持ちの良い遍路道の最後の所で、洗礼が!

疲れにも気が付かずふわふわした気持ちで歩いていた私は足をすべらせてしまいました。
愛媛の遍路道では時折見かけたのですが、粘土質の岩と言った感じで滑りやすい路面でした。

その目の前にベンチが!休憩しなさいということか。。
前日に自転車遍路さんから頂いたお菓子などを頂きました。

ここからは町中へ入り、川沿いを進んで行きました。
ずっと川沿いの道を通り、観自在寺の参道のあたりで橋を渡り進みました。

お寺に到着!すると山門で先ほどのお遍路さんとバッタリ!
今日はこの近くの山城屋さんに宿泊するとのことでした。
私も泊まりたいと思った宿でしたが、関東圏からのお遍路という事で遠慮したお宿でした。
この時期、民宿などでは素泊まりであればOKという宿が多かったようです。

伊予最初のお寺です!
丁寧にお参りしました。本堂、大師堂をお参りして、本堂内にある納経所へ、
するとそのカウンターには見覚えのある墨絵が!
そうです。宿毛の林邸で出逢った作家さんの墨絵でした。私が頂いた絵と同じでした。
思わず、納経所の和尚さんに「昨日、宿毛で出逢って描いてもらいました!」と納経帳に挟んだ絵を見て貰いました。
それはそれはと笑顔を返して頂きました。
この出会いが無ければ、和尚さんとの笑顔の会話も無かったかもしれないとありがたく、頂いた絵を見ました。

お昼から雨の予報が出ていましたが、「お参りがすむまでは降らないで」とお願いしながら歩いて来ました。
まさしくお参りが終わった途端に雨が降り出したのです。それも、ここまで我慢してくれていたかのようにドシャ降りでした!!
お寺の屋根の下で雨支度をして濡れながら、宿まであと3Km!!ビショビショになりました。。

宿はホテルサンパールさんです。昭和レトロな感じです。
この時は全く知らず、後の宿で知ったのですが、この日が最後の日だったようです。
お遍路さんコーナーもあったり、多くのお遍路さんが利用したであろう宿でした。
また貴重な宿が減ってしまいました。

宿毛貝塚の横を進みます


猫さんおはようございます


登り始め!桜が綺麗💗


いよいよ山みちへ


丁寧な案内の道標


先ほどの道しるべはここの案内です。赤いコーンのある方へ進みます。


イノシシ除けが!!いるということ??


寅年だからですかね??これもイノシシ除け?少し楽しい気分に💗

 
民家の多い場所に出ました


民家の庭先を通ってまた山に入ります。


番犬のワンちゃんがいました♪


気持ちの良い歩き遍路道


民家の多い場所に出ました。ここで遠くの民家から左方向であることを教えてもらいました。


また山道へ


いよいよ松尾峠?! 小学生の道標に元気をもらいます①


民家の多い地域に再び出ました。春の彩りに癒されます


迷いそうな場所には道標がありました♪


杖も用意されていてます。いよいよ松尾峠に向かうようです!


明治時代の道標の様です。


子供たちの道標に元気をもらいます♪②


ミカン畑がありました。一息入れます♪


残念なこと旧道が崩れていました。。


ロープに沿って、う回路がありました。感謝!


あと少しらしい💗子供たちの道標に元気をもらいます♪③


宿毛湾が美しく見えて来ました


茶屋跡からの景色がとてもいいです♪


茶屋跡からの景色


松尾大師跡のお堂


ここが松尾峠の境界 休憩小屋やトイレもあります。


松尾峠を越えると心なしか空気が軽くなりました。


この道しるべで伊予(愛媛)に入ったことを知ります。


伊予の景色が広がります


桜が美しい


こちらの歩き遍路に進むと国道に進みトンネルを通ることになります。


大きな古い道標がありました


桜の美しい神社の横にきれいなお手洗い


現在の松尾大師


町中に出てきました


このように芝桜の庭を作って見たい♪


モグモグ山羊さんがいました


道標に導かれ「癒しの里道」へ


少し難しい遍路道 登って来た方向から振り返る必要があります。


道標を見つけて進みます。


その先の神社横に再びきれいなトイレと休憩所がありました


子供支援センターとなった満倉小学校


鈴生りです♪


古い道標


分かるか不安だった左折ポイントには道標がありました! 感謝♪


ここで、すってんころりん。。。粘土質で苔が生えていました。


転んだ目の前にあったベンチでしばし休憩


舞妓さんの髪飾りのような花が咲いていました。木五倍子(きぶし)?おはぐろの材料とのこと。


再び街中に出て川沿いの道へ導かれました


3km程川沿いを進みます


参道に繋がる橋を渡ります


参道入り口に歴史のある旧土豫銀行の建物がありました


参道


到着です


手水舎は利用出来ました


鐘も突けました


ぽっくり地蔵様がいらしました。


境内の様子


栄かえる様も健在でした♪


本堂


大師堂


お参りが終わると雨が降ってきました



この日の宿のサンパール


丸みのある窓が昭和っぽい


お遍路さんコーナーがありました。


心を惹かれました夫婦遍路の奥様の詩


名物の大うなぎ(閉館後はどこへ。。)

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歩き遍路 宿毛 2巡目 ㉚ 2022 大切な出会いがあった林邸

2022年12月20日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
さてさて♪いよいよ伊予のお遍路が始まります。

前回も確認した40番札所への歩き遍路道へ早速、お散歩中のワンコに吠えられながら足を踏み入れます。

やめとけ!っと吠えていたのかな??

久々の歩き遍路道は緊張します。
1kmも無い短距離でした。歩きやすい歩き遍路道でした。
気のせいかもしれませんが・・ブヒブヒ聞こえてきました。。。イノシシ??
こんな人里の小山にはまさか居ないだろうとは思いますが(汗)

車道に出たところで左に行くところを景色が開けていた右に進み始めました。
するとその角のお家から「こんにちは」とあいさつをしてくださり、「反対方向ですよ~」と教えて下さいました。
いきなり道を間違えてしまいました。。それにしてもやはり、同行二人なのかな?お大師様が教えてくれているように感じます。

国道に出て右へ曲がり、宿毛方面へ歩みを進めます。
少し上り坂の国道を進むと歩き遍路さんが向かってきます!
今回初めての歩き遍路さん!嬉しく感じました。
挨拶をするとお仲間さん?と最初は思いましたが、自転車のお遍路さん?を「あなたも頂くと良いよ」といって紹介してくださりました。
どうも四国一周しながらお遍路さんにお接待している方の様でした。
そしてアンケートとりながら、何人目で、今回一番若いお遍路さんは中学生だったなど記録を残しているようでした。
柿の種サンダーをお接待してくださいました。お昼が食べられない時に頂きました。美味しかった💗

国道を進めば良いのですが、途中旧遍路道もあり、その道を選択して進みました。
川に架かる橋を渡ると大きな遍路小屋が見えます。そこを川に沿って右へ曲がります。
このポイントには、小さいので気が付きにくいかもしれませんが、低い場所に竹大師(善照寺)があります。
お参りして進みました。

立ち寄りたかった林邸が見えて来ました。
私自身、福島の飯坂温泉にある旧堀切邸の計画と設計のお手伝いをしたのでこういった施設にとても興味があります。
荷物を置けるロッカーが無いか施設をウロウロします。少々怪しい人になってしまいました。。。
結局、見当たらず、施設見学の前にお昼も過ぎていた事から林邸の一角にあるカフェでランチを頂くことにしました。
綺麗な木組みのインテリアが印象的でした。
円状の厨房で注文、お支払いをして待ちます。キーマカレーを注文しました。
お遍路が始まったばかりですがしばしのんびり過ごします。
こんな場所が身近にあって良いな~と羨ましく思いました。
さて、本題の林邸の見学へ。荷物をご相談してお店の片隅に置かせていただきました。
林邸はお店からも入ることが出来ます。
明治22年に農商務大臣、逓信大臣を歴任した林有造氏が政治活動の為に建てたそうです。
最盛期には25室あったとのこと。3代続けて大臣を務める由緒ある邸宅でした。
ゆっくり1階から見学をして行きます。
建物がL字に囲む庭の中心には歴史を感じる大きな桜の木がありました。
二階へ進むと見張りを兼ねた書生部屋が階段横の一段高い位置にあり、印象的でした。
縁側の廊下が部屋を囲むように作られていました。
見学をしながら進むと部屋に人がいました。
この先には行けないなと躊躇していると、「どうぞ遠慮なくご覧ください」と声かけをしてくださいました。
失礼しますと、お邪魔にならない様に縁側から見学をします。
通り抜けられると思ったら、抜けられず戻ります。
目が合ったので挨拶をしました。絵を描かれていたので思わず声をかけてしまいました。
パステルで描かれた優しい絵でした。
邪魔をしないつもりが話しかけてしまいました。
すると、私を改めて見られたのか「お遍路さん??」と聞いてこられました。
私「はい、一国巡りでこれから愛媛を・・」と今回はきちんと説明。
女性「今日はどちらまで?」
私「宿毛で泊まります。。宿毛をゆっくり観光してみたかったので」
今日はもう終了?と驚かれた感じの女性も納得して頂けた感じでした。
聞くと、本業はまた別にある方でしたが黒潮町で個展を開いた帰りに大好きなこの場所から桜を見ながら絵を描く事を楽しんで過ごされているとの事。
私の為にポストカードに墨で可愛いイラスト画を描いて下さり、プレゼントしてくださいました。
早速、私の印に納経帳とビニールカバーの間に挟みました。
この絵が、後々の私のお遍路を豊かなものにしてくださいました。

この施設はお部屋を借りる事が出来るようです。キッチンのお部屋もあったので色々な用途に利用出来そうですね。
私が係わった堀切邸にもキッチンスペースがあります。正直、最初は抵抗がありました。
せめて母屋は在りし日の姿で表現したかったからです。
今は、こういった施設は後世に残すことも大切ですが、いかに利用されるかも大切で、訪れたいとよ思う必要とされる場所にすることが求められると感じています。
林邸を訪れて、利用されている様子を見て改めて正確に修復する事も大切だけれでも必要とされる場所にすることも大切だと感じました。

1階のカフェに荷物を受け取り、宿毛散策をしながら宿へと向かいました。
宿毛は若かりし頃、この宿毛から大分の佐伯へ向かうフェリー(現在運休)を利用するために通った事で思い出もあり、どんな町か知りたかった事もありました。
林邸前の看板に宿毛の政治家をはじめとした著名人の邸宅跡など21史跡の看板がありました。
こんなに沢山の著名人を輩出しているんだと感心しました!

四国は、すごい人が今も昔も居るという印象がさらに強くなりました。

ここから歩き遍路道に入ります


歩きやすい道でした


ブヒブヒ聞こえてきた・・


土佐ジローのファームがあるようです


逆打ち遍路さんと自転車のお接待お兄さん


旧遍路道は右の道へ入ります


国道を渡って更に旧遍路道へ


少しアップダウンがありました


石碑があると細い道へ進みたくなりますが、県道を進みます


桜並木が見えて来ました


歩いてみたい桜並木


右に曲がるポイントにある 竹大師 善照寺


林邸 一階にカフェ


ランチをしました。美味しかった♪


無料で見学が出来ます


2階の様子


床の間に注目!


隠し階段がありました!


玄関も贅がつくされていました。


欄間も素敵でした


イラストのお接待を頂きました💗 この後のお遍路が豊かなものになりました。




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歩き遍路 スタートの39番札所 2巡目 ㉚ 2022 

2022年12月18日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
延光寺
ほぼ歩き遍路 1巡目ブログ

2020年に最後に立ち寄った39番札所のブログ

前回、高知のお遍路で最後だった39番札所を目指します。
宿は中村(ホテルサンリバー四万十)にとっていて中村から電車で平田まで行き、そこから歩いて行こうと考えていました。
ちょっと遅いけど10時発。8時台9時台の電車はありませんでした。
早めに起きたので7時55分に間に合うかもしれないと用意し始めたのですが結局間に合わず。途方にくれました。
バス??あるかな?聞いてみると丁度、8時台、9時台にバスがあることが分かりました。
更にはよりお寺に近い「寺山口」というバス停があることがわかりここで下車しました。
電車よりは金額は高くなりますが、タイミングによっては利用する価値があると思いました。
約2年前の39番札所は全てが紐で縛られていました。今回は、鐘などはアルコール消毒で鳴らすことが出来るようになっていました。
バスの利用で多少アプローチは違いましたが、バスからの車窓は懐かしさもありました。

バス停からのあぷろーちは少し歩きとは違いましたが、道標の石標もありました。
懐かしい道を進みます。心構えが無いと遠く感じるものですね。。
桜も咲いていて素敵な景色を見ながら楽しく進みました。

狭い道を大きなキャンピングカーが通り抜けて行きました。
車遍路さんかな?
2年前の土佐の一国巡りで最後のお寺となった39番札所が今回のスタートのお寺となります。
前回はコロナが始まったばかりの時ですべてのものが紐等で制限されていました。
今回はどうだろ??ゆっくりと山門をくぐります。
手水舎は使えませんでした。目洗い井戸も使えないようになっていました。
ただ、鐘はアルコール消毒で利用できるようになっていました。

少し前に進んでいる。。。そう感じるとともに前向きな気持ちにもなりました。

そこへ、先ほどのキャンピングカーの車お遍路さんがやってきました。
「歩き遍路さん?ずーっと歩いてきたの?」と車遍路さん。
「はい」と私。
久しぶりの会話で簡単に済ませてしまいました。。反省です。
「すごいね~感心だ~~」と車遍路さん。「大変だったでしょう」
一国巡りなので歩いては来ているけどずっと歩き続けているわけではないなぁ・・。

そんな久しぶりのお遍路さんとのやり取りが心に引っ掛かりながらのお参り。
お経を唱え始めると・・十善戒のところで・・不妄語(嘘をつかない)
やはりきちんと話そうと思いました。

また話す機会があったので、
「徳島から歩いてきてはいるのですが、一国巡りで今年は愛媛を巡るので今日からスタートなんです。」と私。
すると、話してきた人の相方の方から「やっぱり」のひとこと。

質問をどうとるかで、そうでもあるし、そうでないとも言えました。
「やっぱり」と言われて引け目を感じましたが、結果本当の事を言えて良かったという気持ちになれました。
御朱印を頂きに納経所へ向かいます。
するとお参りに来ていた女性が「亀さんがいるわよ」と教えて下さいました。
「赤亀伝説のお寺で亀さんに出逢えるなんて縁起が良いですね♪」いきなり良い事があった気がしました。
前向きにな気持ちになって御朱印を頂きます。
重ね印をしていただきます。ただ、前回の赤亀さんの印がとてもきれいだったので、この印だけ押さないで活かして欲しいと無理なお願いをしてみました。

結果・・困らせてしまいました。

なので通常のスタイルでお願いしました。
でも、気を使ってきれいに押してくださいました。
無理いってすみません。ありがとうございました💗

宿毛の天然記念樹木の「寺山のいぶき」にもご挨拶をして出発です。
少しづつ足を慣らす目的もあったので、本日はこのお寺だけにしたのでゆっくりお寺を散策しました。
宿は8km先の宿毛に決めていたので少し宿毛を観光しつつ宿に向かいました。

大きな道標が!バス停の向いにその道が見えます。


道標を確認


桜の景色が素敵でした①


桜の景色が素敵でした②


枝垂れ桜も素敵でした③


独り記念撮影💗


手水舎は使えませんでした


鐘はアルコール消毒で利用可能でした♡


鐘楼亀さんも健在!


そのお寺でカメさんとの出会いがありました。


本堂からも桜が見えました


本堂


大師堂


大師堂の後ろに色とりどりのエプロンが目を惹く新四国霊場の本尊の石仏が並んでいました。


目洗い井戸は利用できませんでした


この石仏がなんとも好きです。


今回のいぶき♪

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歩き遍路 伊予 2巡目 2022 番外① 自転車体験と再びの信念庵

2022年12月14日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
2020信念庵ブログ

歩き遍路をしていると気持ちよく抜けていく自転車遍路さんを見ていて「いいな~」と思うわけです。
また機会があったらチャレンジしてみたいという思いがありました。
電動自転車が良いか、それとも普通の自転車の方がいいか・・少々悩んでいます。
という事で昨日は沈下橋へ、そして2年前にコロナ禍で遠慮してしまった信念庵の御朱印を頂きに行ってみようと計画をしました。

信念庵へ向かい、もう一度歩いてみたかった地蔵峠を抜けてもどるルートです。
ホテルから出発し、グーグルでは橋を渡って更に戻る形で橋を渡るルートでした。
それなのに橋を渡らなくてもいけるのでは無いかと勝手な想像で手前の土手を行ってみましたが、線路があってあえなく戻ることに。
そもそも行き止まりでした。。

急がば回れでした。

ちゃんと橋を渡り、もう一度歩き遍路で渡った橋を渡り進みました。
その時点でヘロヘロです。

お遍路休憩所もある野鳥公園で一休み。
ここでパンをもらった事を思い出したり、コロナでホテルをクローズするという連絡もあったなぁなどと、
色々思い出しました。
さてまた改めてGoogleマップを見ると公園を抜けていけることが分かりました。
気になる野鳥公園だったので通ってみることに。
少し違うルートを進みます。

歩きの時は峠を越えましたが、今回は長いトンネルを抜けます。
暗く、歩道との間にガードレールもないので大きなトラックが来た時には恐怖を感じました。

自転車も大変だな〜〜。

信念庵へ辿りつき、お参りをします。久々のせいか手順がスマートではありませんでしたが、お参りを済ませました。
納経してくださる大塚さんの電話番号がありましたが、少々見にくかったので間違い電話になってしました。
来るときにもう一つ看板のようなものを見つけていたので、そこまで行き、改めて連絡をしてみます。
今度はかかりました。
電話口はご主人のようでした。
看板のところにいることを伝えると、そのまま上がってきてと言われ行くとそこが大塚さんのお宅でした。
いつもは奥さんが納経をされているらしいのですが、お留守とのこと、変わって旦那さんが納経をしてくださいました。
御朱印は判子タイプなのですが、2種類ありました。一つでもいいし二つでもいいよ。
といってもらいましたが、納経のページも少なくなっていたので1つにすることに
さんざん迷って1つ選びお願いしました。
もう一つはまた再び行くことがあったときにと思っています。

さて、帰り方を聞かれて、地蔵峠を越えて行こうと思うと伝えたところ、
心配してくださりました。
案の定・・怖い目に・・・
道はゆっくりと登る気持ちの良い道だったのですが、何度となく猪の威嚇の声に怯えながら進みました。
コロナ禍で人が通らなくなり猪のエリアが広くなったのでしょうか。すぐ近くにいる感じがしました。
峠を越えた後の道でも途中休憩すると「ブヒブヒ」動きを止めて景色を写真で撮っていると「ブヒブヒ」
もう・・止まることが出来ませんでした。
イノシシ・・この後のお遍路でも何度となく悩まされる事となりました。

やっと畑や民家のある場所に出てきたところでホッとしました。
今度は向かい風です!!
なかなか前に進みません。自転車も大変な事いっぱいあるな~。

24時間を過ぎると超過料金を払います。もともとはその予定だったので良かったのですが、微妙に間に合いそうでもある!
故に休む余裕もなくレンタサイクル屋さんまで行きました。
ギリギリセーフ!
やく40km強走りました。歩き遍路さんでも40km歩く人がいるけど、私は自転車で40kmがやっとかもしれない。
そんな感想を持ちました。

この時点で。。自転車遍路をするか悩み始めました。。。
ゆっくり押して歩く時間も持ちたい、自分はどちらかと言うと電気自転車じゃ無い方が良さそうです。
電気自転車は押して行こうとすると重たいイメージがこの時にありました。

さて、明日からいよいよスタートです!

懐かしい四万十川の風景です


前回、気になりつつも通り過ぎた鳴滝の枕状溶岩を確認


この部分に水が流れて滝が鳴くのでしょうか?


四万十川野鳥 自然公園には散策路がありました。


信念庵へはここを上がって行きます


信念庵の参道階段。雰囲気があります


信念庵の境内にある四国八十八ヶ所写し霊場石仏


大塚さんのお家への目印看板


前回間違えて行っていしまった伊豆田神社の入り口。今回は分かりやすく結界のしめ縄がありました。


前回自転車遍路さんと話をした休憩所にはきれいなお花が活けてありました。この場所から大師様の像(トップ写真)が見えました。


向かい風でまえに進めなかった道は広大な農道でした。


2020伊豆田神社、地蔵峠のブログ
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