mono-mono

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ああエレボイ、エレボイ…。

2012年12月31日 | 日記
今年一年、また面白おかしく過ごすことができました。

「プリアンプ」
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真空管のモノプリは僕にとって欠かせないものになりました。
これが「ある時」と「ない時」では、大違いの代物です。

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そして師走にうちに来てくれたクリプシュさんとツルーソニックさん。
これもまた、めちゃめちゃおもしろくて。一段と自分の好みに近づけたのではないかと思います。ツルさんが来てくれたことでエレボイの魅力を再認識できました。自分がどんなものを求めているのか、気づかせてもらった瞬間だったように思います。僕にとってとても大事なことでした。やっぱりエレボイが好きなんですねえ、「たまらん」という感じ。これはエレボイだけですね、今のところ。

12TRXやらSP12やらエレボイの上級ユニットを試してみたい。それはこれからの楽しみです。初期型ユニットとの出会いを楽しみに待ちましょう。

「Electro Voice SP12B」
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ふふふ…。120GWとトレードさせてもらったお品。

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アルミドームではありませんが、コーンの感触はかんなり軽いのでいい感じです。

最終的にクリプシュさんにマウントするのは「12TRXB」と「SP12B」のどちらになるのか…これがお正月の楽しみです。


お楽しみといえばひさしぶりの東京で、猟盤してきました。
…ディスクユニオン!
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これは、御茶ノ水と新宿の二店での収穫。
初期盤をこれだけ買って、○千円…東京も楽しいとこです。

皆様本年もお世話になりました。
来年も面白おかしく精進する所存です。

皆様も、よいお年を。


すったもんだ

2012年12月27日 | 日記
さて、ダブルウーハー。

聴きたいのだけれども、ウチにはいくつか問題があります。


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パワーアンプは15Ω、ユニットは16Ωと16Ω。

どうしましょ。



並列が…とか、直列が…とかどっちもイマイチ。
やはりインピーダンスって大事みたいです。特に真空管アンプだからかわかりませんが、極端に言えば「しょんぼり音」か「歪みまくり音」かというもんで、なんともかんとも…。正直、しょんぼりなわけです。

ただ幸か不幸か、我が家には同じシーメンスが2台!
ということは、ユニット1台につきアンプ1台でいける。これはとても楽しそう。15Ωと16Ωなら、何とかいけるんじゃないか。先日の宴ではありがたいアドバイスもいただき…これはやるしかないと。

マッキンの出力端子に二股分岐端子(エレコム製)を付けて、2台のパワーアンプに…

いざやってみると、期待通りにはいかず、正常に音が出ません。いろいろやってみるんですがダメです。正確には方チャンネルのみ出るのですが、それでは今回は意味がないのでここで中断。すごく期待していた方法だったので、落ち込む時間が長かった。原因は、パワーアンプ側の入力端子の不調と二股分岐すること自体に無理がある(後に追記)のではと感じました。

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。

完全に倉庫と化した自分の部屋に、バッフル君用に用意していた小さなデジタルアンプ(ステレオ)があったのを思い出しました。これでもいいから何とか鳴ってくれ…とすがる気持ちで「右にツル君」「左にエレボイ」というように接続し二股分岐からの出力を接続…出ました。ほんと、うれしすぎる。歪みない音が、ダブルウーハーがやっと気持ちよくなってくれるようになりました。



モノアンプからの分岐、シーメンスは無理でもステレオアンプはいける。ここら辺正直よく分かりません。シーメンス側の調整をもう一回しない事には解決しないようです。真空管のステレオアンプなんてどうなんでしょうか…とか考えてしまいました。

やっと正常らしき音が出だしたスピーカーで聴いていました。やっぱりひんやりしている。なんか、つんとすました感じです。これはこの小さなデジアンの音のような気がします。動作は良くても、おもしろくない。これでは魅かれない。やっと音がちゃんと出た感じがしてたのに、やっぱり真空管がいいと、そういうことなんでしょう。

シーメンスにはそれぞれ、4つの端子があります。
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この中に「救いの神」がいました。

手に入れた時から分かっていたことですが、このアンプには言葉による表記がありません。マニュアルを持っていないので、手探りで使っています。とにかくやってみないとわからない。じゃ、やってみようという男心を刺激するモノです。

今までは、右から2番目の端子で聴いていたのです。

今回当たったのは、右から3番目「Hi」の文字のついた端子です。
ツル君エレボイ君の端子からそれぞれアンプまで線を引き、線の先につけたバナナプラグを2階建てにして接続。
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1台のシーメンスで、両ユニットを駆動しています。
並列・直列とか考えるのをやめました。今までで一番気持よくなってるから、今日はそれで充分です。

やはり、真空管がいいんですね。シーメンスさんありがとう。


ただブーーンというハムが出る。ちょこちょこ試してみると、明らかにシーメンスさんから出てることが分かり。これについては、とりあえず整備してもらうことにしてあきらめようかと思いました。しかし、アース線を見るとかんなり錆がういている。一応これだけやってみようと、ちょっとヤケになってアース端子を紙やすりでゴシゴシしました。

結果、ブーーン無し。

何かで「アース線はピカピカに磨かないとダメって」読んだような気がしてやってみたんですが、ほんとありがたいこと。ちょっと上げただけで出てたのに、一転ブーーン全く無し、効果てきめん過ぎます。

ありがたいことに、ほーんと気持ちよく聴くことができるようになりました。マッキンのボリュームをぐんぐん上げていくと歪みが出てきますので、そこだけ注意すると。現在、シーメンスのアンプのボリュームにはかなり余裕がある(Hiはハイゲインということ?)ので使用上の問題は全くありません。

完了した音のまあ素晴らしいこと。こうなったらいいな予想を上回るものになってくれました。ダブルウーハーにした感想ですが、なんというか凄味が出ますね。これは、むちゃくちゃ大きいことのように思います。

これでスピーカーは一応完成。
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エンクロージャー
「THE KLIPSCH-REBEL Ⅳ」
ユニット(上)
「Tru-sonic 120CX」
ユニット(下)
「Electro-Voice 12TRXB」

じゃーんってなもんです。

コンテンポラリー・リーダーズ+3コンテンポラリー・リーダーズ+3
価格:¥ 1,100(税込)
発売日:2012-10-10

ちゃんとケッセルが、ポロポロ弾いてます。

モノラル盤が、今までより「モノラル盤らしく」鳴りはじめました。
やっぱり、素晴らしくいいです。




塩コショウ

2012年12月26日 | 日記
年の瀬。

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我が家は、こんな感じでした。
ダブルウーハーのエンクロージャーといえ…
手持ちのユニットがなく、エレボイの同軸一発で聴いていました。

これがまた気持ちの良くて、実はひとりでこのエンクロージャーにほれぼれとしていたわけです。

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来ました!まさかの、メーカー純正段ボール箱!

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120CX(同軸2way)

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120GW(ウーハー)
…でも、本当は120FR(フルレンジ)が欲しかったなあ。
これは、これからの楽しみです。

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裏側は、こんな感じで三角形。おもしろい形で興味深い。

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開腹して…

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じゃーんと。


120CXは「ハイスピード」という風に形容されていて、実はその言葉に魅かれた部分も大きかったのです。でも僕は「ハイスピード」の意味がよく分からなくて、どういう音なんだろうという興味もかなりありました。

実際に聴いてみた印象は、切れ味のするどい「スパッと」した音。
120CXと120GWの組み合わせは、上と下の気持ちの良い音。

でも、冷たいんです。なんかピアノが響いてきません。
感覚ですから、何とも説明できません。

どうやら、僕はハイスピードを求めていないようです。
ただ聴いていると、その素直な飛んでくる音の魅力も段々分かるようになってきました。アッテネーターの効きが悪いので、ユニットとしてのレベル調整はできない(この時代の同社のモノは、こういうものが多いとか…)。ただこのユニットの能力はかなり素晴らしいものがある。好きではないけれど、これは「確かにすごい」ような気がする。


でも、やっぱり「エレボイが好き」なんですね。無色透明ではないけれど、あの響きが美しくてうれしくなってしまう。
「ああ、エレボイ…」となるわけです。

そこからは、あーでもないこーでもないと。
①120CXと120GW
②12TRXBと120GW
③12TRXBと120CX
④120CXと12TRXB

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「120CXと12TRXB」で決まりです。

「Tru-sonic」に「Electro-Voice」を塩コショウでちょっと混ぜるという感じ。これ、かなり「いい塩梅」です。なんかエレボイが主役みたいな感じなんです。多分ユニットから出てくる音の大きさ自体はツルさんの方が大きいんですけれど、まあ好きだからそんな風に感じるんだと思います。「Tru-sonic」の特性の良さに「Electro-Voice」の響きを混ぜると、ちょっとこれは感動的な仕上がりです。

ただ、これから先も一筋縄ではいきませんでした。
これから続くつづく…。



エンクロージャー

2012年12月22日 | 備忘録
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Rebel

同軸一発で聴いています。
家に帰ってきて、ジャズを聴く時間がやっぱりうれしい。

このエンクロージャー、かなりいいみたいです。
押さえつけられつけられる所が少なく、のびのび鳴ってます。
アリストクラットと平面バッフルのいいとこどりのような気がします。
どんどん音量を上げたくなるような感じです。

これから、ダブルにするのが楽しみですね。

もうすぐ「TRU-SONIC」が…くる。


はじまり

2012年12月16日 | 日記
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きた。

ネット上で調べていたから、分かっていたことだけれどむちゃくちゃシンプルなエンクロージャー。
前面バッフル板(1,5cmほど)に三角の囲い(後ろ頂点の部分にスリット)がついているだけ。

エンクロージャーなんて、普通はそんなものだよとなるのかもしれないけれど。なんだか、感慨深い。この中にクリプシュさんのうまい仕組みが入っているんだろう…と。

「アリストクラット」はバックロード、深い響き。
父作の「平面バッフル」、スパンとした音。

「クリプシュ」はその間、いい感じ。今は、まだ「EV 12TRXB」一発のみでの試聴。もう一方の穴は、円形のバッフルが付属してあった。
「ネットワークを使わない音を出してみたい」これが、今回の裏テーマ。

音だしとしては、上々。さ、楽しもう。

でも今日の本当の収穫はアリストクラットが深い音を出してくれていることを再認識したことかな。これまでみたいに平面バッフルにびびらなくていい、堂々としたもんだった。

あとは、ふたつの12インチのユニットをどうつなぐか…。

家のシーメンスは15Ω仕様。欲しいユニットは、「120FR」「120CX」ともに16Ω仕様。「並列がイイ」とネット上では書かれていたけれど、実際はどうなんだろう。



Klipsch & Trusonic

2012年12月15日 | 備忘録
もうすぐ、我が家に新顔が来てくれます。

ダブルウーハーで聴いてみたい。

15インチは、多分難しい。
そんな、僕へのプレゼントは…「THE KLIPSCH-REBEL Ⅳ」
12インチのダブルウーハーキャビネットでした。

当然モノラル。そして、コーナー型。

はじめは、アリストクラットが…とか。大きさほぼ一緒か…とか迷っていたわけなんです。今回の決め手は12インチのダブルウーハーという仕様。15インチでも、バックロードでもなく、12インチダブルって、一番家に合いそうに感じたんです。

そして、ユニットはフルレンジ+コアキシャルでいきたい。

J005

決めてからは、とにかくユニットを選ぶ選ぶえらぶ…。

ジェンセン、エレボイ、RCA…。


ユニットは、迷ったけれど…。
「Stephens Trusonic」を使ってみたい。

このKLIPSCHのエンクロージャーは「オールEV仕様」「EVとUniversity」「オールTrusonic仕様」の三種類あった様子。
できるならば、これを参考にしたユニットで聴いてみたい。
いろいろ調べる中で、気になったのは「ジャズ好きには…迷わずオールTrusonic仕様」という言葉に反応。

せっかく新しいものするなら、チャレンジしようということで。
「Stephens Trusonic」にゴー。
エレボイは家にもあるから、いつでも戻れる!
そんな思いもあり、新たなスピーカーとの出会いを目指すことに。

ただ、Trusonicって、eBayにもあんまり出てない様子。
気長に待つことにします。気長に…できるかな。

とりあえず家には、EV SP12Bと12TRXBがあるから、なんとかしましょ。