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あらしの中の静けさ

2017年10月29日 | 日記
このところ、毎週のようにやってきてくれる台風。

大嵐に紛れて、ちょっと大きめで音楽が聴けるのはありがたいといえばありがたい。でももうお腹一杯です。秋の山に行きたいな~という気持ちがムクムクと大きくなるばかり。

しかし外は今日も雨模様。

それならばと、気になりつつしばらく放っておいたことに手を付けることに。



「モーターマウント」

うちのプレーヤーはゲイツからラスコに。

主役のモノラルカートリッジは別置きでモーター音は乗らない。しかしターンテーブル直置きのオルトフォンアームではモーター音が乗る。現用カートリッジはGRACE F8というステレオカートリッジ。

このラスコの時代にはモノラルカートリッジしかなく、ステレオは想定外。おそらく横振動のみのモノラル時代にはオッケーがでても、縦横両方の振動を音に変えるステレオカートリッジではどうしても振動を拾いやすいのかも…。という話もあった。ではモノラルカートリッジで。となる前に、まずは大本の振動部分を減らせないかということ。

僕の腕では、モーターの分解掃除は難しい。となればモーターマウント。写真の通り金属のスペーサーとワッシャーを介して本体と繋がっている部分がある。固定や安定の面ではこの方が良いのだろうが、この部分をゴムに変えて振動を吸収したい。



左が上、右が下の順でマウントされていた。

自分で穴あけパンチ等で作ろうかと思ったが、汚くなるのは嫌だったのでホームセンターへ。



左の水栓ゴムパッキンは硬めのゴム材質はEPOM
右のグロメットは中空になっていて柔らかめの天然ゴム



硬めのゴムパッキンを上に、中空グロメットを下に。硬軟組み合わせてモーターマウントを固定。

この時点で、明らかなモーターの唸り音は抑えられ、低いゴーというかブーンっといった音が少し残っている感じに。

そして、さらにアームのボードを固定しているネジにも、グロメットとゴムパッキンを咬ませ、よりモーターの振動を遮るようにしました。

クリアな感じが増したのは予想通り。ソルボセイン等で自作すればさらに効果があるのだと思いますが、やはり既製品はキレイです。気持ちよく収まります。





モーター音がマスクしていた部分が見えるようになり、モノラルもステレオも力感が増したような気がします。

ラスコさん、末永く仲良くしましょう。