mono-mono

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2015年03月28日 | 日記
うちは3wayのなんちゃってマルチチャンネル。

スピーカーケーブルは単線が好きで、時々より線にしても結局単線に戻してしまう。19番くらいのアナコンダを使って長いこと気に入って安定していました。


それが、VVFに。


VVFというのは電源用の太い単線のこと。ホームセンターでも簡単に手に入ります。外観はいかにもという感じで、グレーゴム被服の内側に芯線が平行に入っています。

低域が図太くゆったり鳴ってほしいなと思っていたので、もっと太い線にしたらどうかな~と前から気になっていたのです。単純に物を考えすぎて失敗するのはいつものことですが、今回のVVFは単価が安いのでモノは試しと導入。グレー被服はそのままで、低音ユニットに接続しました。

印象としては、あれ?と言うくらい違和感が少なくて、しばらくこのままで行こうとほっておきました。試しつつも、実はこんなん使っていいのかな~という良く分からない罪悪感があって…。VVFは元々の使用用途は電源線です。音声信号が通るところに使っていいのか?というのが正直なところ。純度もきっとそんなに高くないので…ちょっとがさつな音になっちゃうかな…。と使ってはみたものの、正直おっかなびっくりでした。それが意外にも、実際はそんなことあまり気にならなかったのです。


むしろ気になったのはその用途丸出しのグレー被服。



いっそ剥いて撚ってあげた方がノイズ対策にもなるし、伸び伸び鳴ってくれそうでいいかも。と長くかった~いVVFを裂いて撚っていきます。汗だくになりましたから、その分頑張ってくれよとの思いも乗って、聞きました。

結構いい。パワーあります。しかも見た目よりもずっと自然でした。接点がよくなったのか、なんか不思議な安定感がある音です。これなら…とまたほっておくことに。気になったら変えよう位の軽い気持ちでまた一週間ほど。

変えたい気持ちは不思議と起こらず…むしろ中域ドライバーもいってみようかなという泥沼ぶり…。また剥き身と撚り線の汗だく工程を経て、聞いてみました。


なんかすごくしっくり。あれ?こんなはずでは…という印象。


しかも音量を上げると出ていた歪みが、出ません。あれ?


うちの真空管アンプとの問題か、ボリュームを上げるとピアノや声の特定の帯域で歪を感じたことがありました。それで、ちょっとだけボリュームは絞り気味にしていたのです。それが…無い!

なんでなんでしょう?全然わかりません。不思議ですが嬉しい…!

こうなれば、ドライバーのボリュームをぐんぐん上げて、これは楽しい…。

春だからですかね~。



ジャズ以外のも聴きたくなる感じです。

VVFって侮れません。

PlayPcmWinでモノラル

2015年03月08日 | 日記
ついに出た~!!

PlayPcmWinの「ステレオ→モノラル」!!!!

「レコードとパソコン」音楽を楽しむための音源をこの二つに決めたのは、それぞれの良さがあると実感できたからでした。


パソコンで聴く音楽をギュっと濃く楽しませてくれるPlayPcmWin。このソフト大好きです。でも、CDからリッピングした音源はそのほとんどがステレオ音源。当たり前のようにステレオ音源…。そうなると、うちのようにモノラルのみの環境ではどーしても「ステレオ→モノラル変換」をどこかで行う必要があります。

ただ分配ケーブルをかますと、ど~しても…。

どうにか、パソコン内でモノラル音源に変身して出てきてくれたらな~。こんなにイイことないのにな~。

「あったらいいのにな~」とずう~っと楽しみに待ってました。

それが今回できました!

音声信号処理の設定項目が追加されて…その音もお見事!!

はあ~っ。

しかもフリーです。

あ~とんでもな。

関係各位の皆様、本当にありがとうございます。

Monk's mood

2015年03月03日 | 日記

大好きなアルバム

モンクがソロで演奏する美しいアルバム。

最後の曲が「Monk's mood」。

モンクが一人でスタートさせた演奏に、コルトレーンのサックスが加わり、ウィルバー・ウェアと三人で曲を作り上げる。

美しい演奏。

応じたり合わせたりする時に、たまらない瞬間があります。

そのタッチは、周りの音とうまく溶け合います。喧嘩しそうでしないんです。

モンクが好きだな~と思うのは、意外とこういう時です。




そして、バド。有名どころのアルバムの魅力にやはり近づけなくて…。

でも最近、好きなアルバムになったのが



Portrait of Thelonious

この響きは、美しい。

「狂気」とか過剰な部分からはなれたバドパウエルがいるような気がして聴き入ってしまいます。















Portrait of Thelonious

2015年03月01日 | 日記


最近セロニアスモンクが気になってしょうがない。

そんな中、気になった美しいジャケット。

バドパウエルによるセロニアスモンク。

実はバドパウエルの良さが分からないまま、ここまで来てしまいました。

でもこの組み合わせは、なんか気になる。

そして、その演奏はぐっとくる。

まだまだ聴きたい。