油と言えば、アナログ。
油と言えばターンテーブル。
ゲイツとグレイ。
これが、最近機嫌がイマイチ。ここしばらくなーんか楽しくなくて…。オーディオから心が離れている部分がありました。
うちの場合は、いかにモノラルレコードが聴けるか。コレが楽しさをはっきりと決めてしまいます。なんか鈍くて、イマイチ楽しめないと…まあ聞かなくなります。それでさらに機嫌が悪くなるという悪循環。
そんな中、救世主…きっかけは兄さん。
兄さんは、grayのきれいなアームを手に入れられた。嗚呼うらやまし。そして物事をすすめてくれたのは、そのオイルダンプアーム。もっと言えば油。
うちのオイルダンプアームに使っていたオイルの粘度は100000番。そして兄さんのバッチリの粘度は100番。
あまりの違いに、ちょっとだけ考えました。ターンテーブルに回転させられたレコードの小さい溝の中をカートリッジ針が走り、アームのピボットがそれを支える。あの小さい溝の中を通ることを考えたらもっと小さい抵抗のほうがいいはず…今までなんてかった~いオイルを使ってきてしまったんだろうと、青くなりました。恥ずかしながら…
コレ。
まずは試しとオイルを交換してみました。今までのオイルでいかにアームの動きが鈍くなっていたのかが分かりました。100番オイルの方が、いい方向みたいです。
そうして、ちょこっと機嫌を良くしていると、兄さんから定期検診のお知らせ。
そこで、もう一つイイこと教えてもらいました。
グレイのアームには、「ノブ」がついています。
これ、あほうな僕は高さ調整くらいに思っていたのです。
右回しにまわし切ると、ピボットと受けが接してオイルの影響が少なくアームが「一番ふわふわした状態」になりました。逆にだんだん左に回していくうちにピボットと受けの間にオイルの入る隙間が空いてきてアームが制動されるようになります。
兄さんは、この一番いいところが決まらくて…と数歩先行く悩み事の真っ最中。
なんと楽しいオイルダンプ。このややこしさが今は楽しいです。
ネット上にある「gray108」の取説では
①円錐ポイントがピボットに連絡することを感じられるまで、ゆっくりとネジを時計回りにまわす。
②ネジをさらに1/2回転時計回りにまわす。これが最大減衰になる。
③この時点からさらに時計回りに回転させる。(有用な範囲はだいたい1-1/2回転くらい)
④最適な減衰まで約1分待って、ネジを時計回りに1/4回転まわす。
翻訳ソフトを利用するとこんなことが書いてあるようです。
さて、ここから始めましょうか~。
とにかく、聴く。