東京MXTV「5時に夢中」(関西はサンTV)で東スポ(関西は大スポ)の記事を紹介していました。
『太陽を盗んだ男』文太さんとジュリー それぞれの口説き方(昭和名優のダンディズム)
「太陽を盗んだ男」の映画の中で、ジュリーの城戸誠と、文太さん演じる山下警部の二人の、池上季実子さんのヒロインに対するアプローチの仕方の違いは、正反対。夜のビルの屋上で山下警部は、背後からそっと抱きしめた。冗談ではなく本気だといわんばかり。一方ジュリーは、夕暮れの東京湾。噛んでいたガムを吐き捨て、何も言わずグっと体を引き寄せて口づけをした。電光石火の早業で、軍配はジュリーに上がった。・・・と、MCのさとこさんが新聞記事を読み上げる。
司会のふかわさんが、ゲストのマツコデラックスさんらと やりとりをした後「ジュリー、文太さんのどっち派ですか?」と聞かれ「どちらかというとジュリー派です」(多分こんなやりとりだったと思う)
ジュリーと文太さんの、2パターンの口説きをやってみてと命令され、記事の文を読みながら、イヤイヤMCのさとこさんと体を寄せ合い、ラブシーンを演じている図。初めて さとこさんの体に触りました!と恥ずかしそう・・・
このTVを見たあと、買い物ついでに大スポ買ってきました。(^-^) 買うにはかなり恥ずかしい新聞ですが、ジュリーのためなら買う。こっちは大スポだから、載っているのか心配でしたが、ちゃんと載っていました。
J友さんの面白いとお勧めで見るようになった「5時に夢中」は1月に番組であの「東京フォーラム発言」を取り上げていました。以前はBGMに「君をのせて」を流してくれたこともあり、嬉しかったです。ゲストの本音の討論が面白く、ふかわさんの司会ぶりもなかなかいいので、今年から5時になればこの番組を見ています。ただし、ゲストによって こんなんTVで流していいのか?というようなシモネタ垂れ流し(岩井志麻子さん)、下品極まりない日があります。上品な方にはおすすめできません。
それはともかく、「太陽を盗んだ男」のジュリーも文太さんも、どちらも女に興味はなさそう。文太さんの口説きは、池上さんのゼロを見方に取り込もうとしただけだし、ジュリーの誠は 単なる気まぐれでキスしただけのように思えます。女というより、同士のように見ていたのでは。長谷川監督は初めから女性をこの映画に登場させたかったようにも思えません。大作映画に男ばかりでは華がないので、女性を1人入れといたのでは。実際、女には狂言回し程度の役割しか与えられていない。
これは男と男のぶつかりあいの映画。誠は山下警部しか見えていないように思えます。