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②私のマーガレット展 

2015年07月24日 | 新聞・雑誌 記事

マーガレット50年(65年~2015年)の歴史で、私が見ていたのは創刊の少し後から74年くらいまでだから、せいぜい10分の1しか読んでいないわけになる。

90年代以降の作品は、作者名も作品名も殆どわからなかったが、「花より男子」や「メイちゃん執事」はTV化されたので、題名くらいは知っている。アニメ化された作品の多さに、マーガレットがいかに読者に支持されているか、質の高い作品を生み出しているのか、分かる気がする。

ほぼ知らない作品でも、原画に見入ってしまったのは、ひとえに魅力的な主人公たちのキャラ、センスのよい絵柄の美しさにだ。創刊頃の原画とは違い、昔とは書き方も道具も多様化し、表現の変化もあるのだろう。緻密に書き込まれた、研ぎ澄ましたような線の美しさに感嘆した作品もあった。たった一コマだけで、一枚の絵として完成されている。90年代の作品は創刊当時の絵柄とは、明らかに違うスタイリッシュさが有るが、50年、半世紀という流れた長い年月を思えば、この変化は当然のようにも思える。

神戸を舞台にしたという「あるいとう」(訳すと、歩いている)の原画は、私にも見覚えのある 北野のショップを舞台にしたカラー作品だった。震災から立ち直った様に見える北野を舞台にした絵は、主人公のいきいきとした躍動感と、北野のショップのリアルすぎる絵が、そのまま私の目の前に立ち上がってきたようだった。神戸市民の私には、作品のあまりのリアリティーに、長くその前で立ち止ったまま、離れがたかった。ひとつの絵として、とても優れた作品だと思う。

マーガレット50年の展示の掉尾を飾るのは、当然ながら「ベルサイユのバラ」。発表から40年経ってもその素晴らしさは色褪せることなく、若い読者にも長く読み継がれていく作品だろう。とはいえ、私は池田理代子は「オルフェウスの窓」が一番好き!「ベルバラ」の時よりも さらに絵柄が洗練されて優美で、絵を見ているだけで その世界に入り込み、う~っとり・・・☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆ ・・たまりませんわ・・  あまりに私が、長いこと絵の前で動かないもんだから、一緒にきた友人はもう時間が遅いからと、ここで先に帰りました。

そして最終コーナーのここだけは撮影はOK、記念撮影もできます。オスカルとアンドレよろしく、同じポーズで二人でこの前で写真を撮るファンもいた。

 

あれ?撮影OKコーナーはここだけ?これだけ?J友さんたちが、去年の東京の会場でご覧になったという、この展示はないの??

「世のは空前のGSブーム!!「タイガース物語」連載 見てましたわよ、もちろん!

タイガースのユニフォームデザイン募集、もちろん今も覚えている。選ばれたデザインもハッキリ覚えている!!

 

 この展示を楽しみにしていたのに、去年の東京の展示とは違い、関西の会場には無かった。なんで~?!それでもただでは帰れない。続く・・・

 

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