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①セブンスターショー(1976年)

2018年06月10日 | JULIE メモリーズ

昔からジュリーファンの間では、「悪魔のようなあいつ」と並んで観たい番組NO.1が1976年の「セブンスターショー」画質の良くないビデオテープは持っているものの、綺麗な画像で見たいと長く願っていました。

今回放送されたものは、やはり いや、想像よりももっと素晴らしかったです。

 

ジュリー1人だけのために曲に合わせた大掛かりなセット、凝った照明、上から下から自由自在にジュリーを映し出すカメラワーク、早川さんのジュリーの身体をより引き立てる衣裳。それらを全て自分のものとして、よりいっそう輝くジュリーの熱唱でした。

ナレーション一切なし、ジュリーの言葉も無し、ただひたすら歌を歌い続けてゆきます。

デビューから9年、タイガースの可愛いアイドル時代から ジュリーが大人になった事を実感できたのが「銀河のロマンス」でした。優雅で芯のとおったもの、大人の余裕を感じました。

「悪い予感」「ディオコメティアーモ」は、とてもドラマチックで今回聴けることを楽しみにしていたわけだけど、ジュリーの目の表情、表現力が歌の世界をさらにスケールアップさせていると思いました。


「いくつかの場面」ではしみじみ・・  あ、ジュリーが泣いている。あの時これだけ泣いたジュリーは、それから40数年の日を過ごしてきたわけで  

それから流れた長いはずの日々が ただの一瞬の、たいした長さでも無かったようにも、反対に途方もない日々にも思えて、さらに胸がいっぱいになって泣けました。

あ〜良かった、綺麗な映像で観ることが出来て・・ 42年まえに観た私は、「セブンスターショー」に感動したに違いないけれど、今とは違う何かを感じていたのだろうか?

と、久しぶりに日記を引っ張り出してきました。それほどでもないか、と思っていたらとんでもない。

まだ10代の自分、42年前の感想『良かった!最高!惚れなおした!ボーっとして無我夢中で聴いていた。』『モナリザの微笑、銀河のロマンスは懐かしくて、胸がいっぱいで涙ぐみそうだった』1976年なら、タイガース解散後から5年。自分自身の中にタイガースの記憶が、今よりも〜っと鮮明に残っていたのだろうと思います。(半世紀たつとやっぱり記憶が薄れているのが寂しい)

『ジュリーに酔った』と熱く熱く長々と3ページに渡って綴られていて、今より感動の度合い その思いの熱量が断然違う。そうか、あの10代の私はジュリーに対してもっと純粋に一途な思いを捧げていたんだ、と実感しました。何やら自分自身がいじらしい。

今でもこの思いは昔から変わらない、と思ったのは『ジュリーが一番素晴らしい。あれほど私を感動させ 胸をせつなくさせてくれるのはJulieだけ』『julieは不思議な人だな』と綴ったページ。

ほんとに、ジュリーは今でもこれからも 永遠に不思議です。 

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