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TOKYO芸能帖

2019年08月13日 | JULIE メモリーズ

J友さんから新文芸坐の「銀幕同窓会」のお話が、高田文夫先生の「TOKYO芸能帖」に書かれていますと教えて頂きました。画像をいただきました、有難うございます(^-^)

当時のチラシ

 


 

「おしん」の総集編が8月18日、BSで3時から放送です。

今日のアナザーストーリーで「おしん」が取り上げられました。橋田寿賀子さんは94歳、うちの義父と同い年だった。今まで「渡る世間」は殆ど見たことが無い。橋田寿賀子版の「源氏物語」は雅というよりも、文字どうり糠味噌の匂いがしていそうだった(東はいいけど)

貧しさ苦労を描く おしんの企画は、どこの局でも通らない企画だった。貧しさというものは書いておかなければならない、TV局には企画を断られ続けた。時代に抗ってきた自分の経験を書かねばならない。戦後、映画の脚本家になっても、10年も書かせてもらえなかった。なんで女が脚本を書くんだ。おしんは女性の自立がテーマになっている。

おしんへと向わせた出来事は、明治生れの女性の手紙がきっかけだった。米1俵で奉公に出され、やがて女郎に売られるのが常だったが、そこから女性はミシンを買って自分で自活をしていったと山形で話を聞いた。1980年代、豊かさの影で大切な事を忘れてはいないか・・おしんは1901年、明治34年産まれ、昭和天皇と同い年である。

ふたりの女優たち、小林綾子さんと、泉ピンコさんにインタビュー

わずか一カ月半で30数話分の台詞を覚えた小林綾子さん。

この物語に命懸けの覚悟で挑んだ泉ピン子さんは、女優として認められた。裕子さんへのインタビューは無いのん? ピンコさん、着ている高そうなレースの服はもちろん、花井幸子 マダム・ハナイかしらん? 

おしんが放送された1983年は、ジュリーが「晴れのちブルーボーイ」とか、「沢田研二ショー」などやっていた年。「決めてやる今夜」もそう。だんだんレコードセールスが上がらなくなっていった年だったと思い出す。

J友様さんから、印旛沼周辺の涼し気なミソハギ。

夏の日差しを受けた田圃の向こうに、重そうな背負子を背おって歩くおしんの姿が見えるような気がする。場所は千葉県だけど。 

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