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マモル・マヌー。また1人、GSのプリンスが逝く。

2020年09月08日 | タイガース・GS

いやもう、またまたの大ショックです。 「思い出の朝ドラ」を書いている途中でしたが急遽、突然逝ってしまった、GSのプリンスを偲びたいと思います。なんでみんな、そんなに早く逝ってしまうの

GSのプリンスがまた一人、71歳でこの世を去ってしまいました。⇒ザ・ゴールデンカップスのマモル・マヌーさんが死去 71歳、心筋梗塞

私の好きなGSのプリンス達は、ジュリーはもちろん、他のお気に入りはヒデト、トッポ、チャッピーですが、マモル・マヌーといえばハンサムで記憶に残っています。もう随分前に亡くなってしまった、デイブ平尾さんのいた、ゴールデンカップスのドラマーでした。⇒ゴールデンカップス

1968年のゴールデン・カップスの紹介記事

カップスは、2008年の11月にデイブさんが逝き、ジュリーは平尾さんの追悼ライブに参加していました。「ジュリー祭り」には、「デイブさん(の魂)も来ていた」と話していましたっけ。

タイガースやテンプターズのような、派手なアイドル性はないものの、横浜の有名なライブハウス出身で、実力派のGSで知られたゴールデンカップスは『長い髪の少女』『愛する君に』のヒット曲で有名です。デイブさんの、ちょっと はにかんだような、人の良さそうな顔の歌声が耳に残っています。デイブさん以外、全員ハーフが売り物のカップスで、ドラマーのマモル・マヌーは、とにかく甘いルックスが素敵でした。

カップスは何度かメンバーチェンジを繰り返し、元メンバーだった柳ジョージ、アイ高野の二人はすでに亡くなっています。今も活動しているエディ藩さんは、体調がすぐれないらしいと聞きました。

右端がマモル♥ その左がデイブ、その上 ミッキー吉野。

1989年の横浜アリーナで開催された、タイガース・メモリアルクラブバンドで、初めてナマのマモル・マヌーを見て、昔とは随分変わって丸くなってしまって・・それに比べてジュリーは今でもカッコイイ!と思いましたよ。(^^ゞ

2013年の3月には、神戸で開催されたライブ「GS ゴールデンヒット」にマモルさんが出演していて、少なからず嬉しかった事を思い出します。他の出演者は、真木ひでと、トッポ、三原綱木さんです。

その時に、マモルさんがお母さんを介護している話をしていて、親近感を覚えたものですが・・ もしや、ネットニュースで見ると、マモルさんは 介護をしている高齢のお母さんよりも先に亡くなってしまったんでしょうか?

2013年にマモルさんが出演していた「GS ゴールデンヒット」のブログを再び掲載します。このライブは、三宮の地下街の商店街のサンチカで買い物をした人が応募して、当選した人のみが参加できる特別ライブでした。とても人気が高くて、当選するのは なかなか難しかったそうですが、J友さんのご厚意で私も参加できました。しかも2列

 

以下、2013年3月のブログより



(再掲)② GS ゴールデンヒット(マモル・マヌー)2013年03月09日のブログ

ひでとの次は、元ゴールデンカップスのマモル・マヌー (青字は私の心の声)

(ひでとの紹介) 神戸といえば横浜、横浜の生んだ最大のGSスター、ゴールデンカップス、マモル・マヌー!! ※神戸と言えば横浜、というのは凄く短絡的な紹介ですね('_')

マモル登場、黒いスーツ、額を見せたオールバックに 長い髪を後ろに一つにまとめています。衣装、ヘアスタイルともに非常にシンプル。昔と比べたら、随分丸顔になって・・・お変わりになりました。昔々は、ハーフできれいな人だった。

① 「銀色のグラス」 ※ものすごく久し振りに聞きました。マモルさん、日頃から歌いこんでいるのでしょう。落ち着いた雰囲気で聴かせます。 マモルさんはMCは、とつとつとテンション低めに、とても控えめに小さ目の声で話します。 

マモル→ 『声を張り上げて歌う曲ばっかりで疲れます・・・場を盛りあげることはできません。動くこともできません・・・ 神戸に来るのは、サンチカに3年前に来ました。ゴールデンカップでやりました・・・ 反応がないですね?』 (誰も来たことは知らなかったみたい)

次はゴールデンカップスのリーダーの曲です。今は亡き、Gカップスのリーダー、デイブ平尾。彼が唄っていた 

②「本牧ブルース」  歌詞がわからないので、アンチョコ持ってきました。間違ったらすいません。 マモル、歌詞をスピーカーの前に置いて、そこに視線を向けて唄った。 この曲を聴くのも随分ひさしぶり。マモルが歌いだしたら、即座にデイブさんの顔が浮かんできた。 あのちょっとハスキーで独特な声と、人の良さそうな 人懐こい笑顔が脳裏によみがえった。 ここはやっぱり、デイブさんの声で聴きたかったな。 マモルの声は甘い、いい声ですが、デイブさんよりちょっと高い声です。

『えー、今日はGカップスのメンバー、ギタリストのエディ蕃が神戸にライブで来ています。三宮の・・大門・・のスーパーの前にある店、ゴールデン・カップス。そこで今日はライブです。来いと言われましたが、明日 私の母が病院に行くので、早く帰りたい。猫がいるので、猫の世話もしなければならない。皆さんも、そういう経験があると思います。大変ですよね。これからも介護にいそしみます。』 観客、笑いながらも拍手、頑張って~!!の声援も

③「愛する君に」 Gカップスで二番目に売れた曲です。 ♪僕の魂、君にあげよう~♪

「愛する君に」は、垢抜けた大人の雰囲気。 都会の横浜から出てきたバンド、というのもあるのかしら。 これに比べれば、ザ・タイガースの曲は どのバンドよりも甘くて可愛くて、メルヘンチック。 これは、ジュリーの持ち味にあわせたからだろうと思いますが、だからこそ、当時の小中学生にタイガースは受けたともいえる。その当時、子供だった私たち世代にね。 

マモル (次に登場のトッポの紹介) 年末にタイガースで1か月するそうです まぁ タイガースですから・・ いっぱい入るんでしょうね・・ Gカップスは、やっても20人くらいです(笑) 

※マモルのすぐ後ろで、ギターを抱え、マイクの場所と立ち位置を決めようとするトッポ。が、マモルがまだ、トッポの用意はできていないと思っているので、なかなかその場から立ち去らず、トッポがマモル早くどいて、と思っているのが、二列目からはその様子が見え見えでした。(^^ゞ



話慣れていないか、話すこと自体が苦手なのか、あくまで控えめに、おとなしく ゆっくりと話すマモルさん。 GS全盛時代のマモルさんはハーフで、綺麗な顔でカッコ良かった。 ジュリーとは比べられないけど、素敵だなと思っていました。 

それが、あのGSの貴公子の口から、「母親の介護があるから、早く帰ります。猫の世話もあるし」 なんて事を聴くと、GSの貴公子も歳をとったのだ、今や私と同じ立場だ、と急に親近感がわきました(苦笑) それこそ 夢を見続けてはいられない、今の普通の日常を生きておられるのだなと、思いました。

私は、マモルさんを1989年のタイガース・メモリアルクラブバンドで観ています。その時には、もうすでに体型はかなり丸くなってしまって・・。 それに比べて、ジュリーは昔と変わらず素敵だ! なんて、思って比べて見ていました。 木曜日に、何十年ぶりかにマモルさんを見たというジュリ友さんは、太ったのね!と驚いていました。

でも歌はずーっと続けているから、丸くなった顔や体に かつての若さや華やかさはないけど、Gカップスの歌の歌の説得力は失われてはいない。随分久し振りに聞けた今夜の3曲、デイブさんで聞きたい、と思う曲もあったけど、とても懐かしく良かったです。



※ネットで経歴を調べてびっくり!マモルさん、あの風貌からハーフだとずーっと信じていたのに、実は日本人だった??あららー? 数十年間、騙されていたんですか?? おまけに、当時は不良だった?との噂も(笑) でも、GS当時の経歴の「性格は内気」は、そのとうりのようですが。

この後、ピーが昔マモル・マヌーのアメリカンスクールに通っていた妹さんと付き合っていたという、衝撃の告白(笑) ということは、やっぱりハーフなんですか???? 本名は日本名ですね。

※以上は、2013年のブログより




※2020年、追記。

お父様がマモルの中学時代の同級生だっという、メイさんから「マモルのお父さんは、アメリカ人だった。エレキとかバンドやってるだけで不良と言われていた。」とお父さまからのコメントを頂きました。ハーフで間違いありません。「妹さんもすごく可愛かったそうですよ。」だそうです(^-^)

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