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②長島の難船

2019年08月20日 | JULIE メモリーズ

昭和37年に始まった「てなもんや三度笠」は
多くの人気コメディアンが登場し、芸能界の人気者たちが出演
ギャグを連発し、決め台詞で見栄を切っていた。

長島の難船には、ゲストにE・Hエリック。もちろん懐かしい
外国人タレントの草分けか。
レギュラーのトニー谷は、怪しい英語をとり混ぜ、算盤をかき鳴らし
あなたの お名前なんてーの??なんて調子よくやっていたのを
覚えています。二人とも とうに亡くなっている。

50年もたてば、亡くなった有名なコメディアンがいっぱい出ているなぁ、と懐かしくて

改めて簡単に物語の粗筋。


 

E・H・エリック扮するWCは興行師、日本でアメリカで流行している
エレキの若者たちを紹介しようとして、来る途中で嵐にあった。

あんかけの時次郎、珍念たちに、怪しい興行師のトニー谷や、
いつものメンバー達が入り乱れての 大騒ぎ

EHエリックが「若者」というだけで、客席から
キャ~~(≧∇≦)という大歓声
彼らを紹介しよう、ハーイ タイガース!
ギャァ~~!!!

I am サリー、I am ジュリー

 

次々に登場したタイガースのメンバーが自己紹介をするけど
この辺から大歓声で、出演者の台詞がよく聴きとれず・・💦

準備OK! 「モナリザの微笑」ザ・タイガース!!

雨がシトシト 日曜日🎵

もう一曲、

ところがエレキが切れて、タイガースが発電機で充電。
四ツ目屋(トニー谷)が
「タイガースの公演を俺たちとやらないか?」とWCに持ちかける
四ツ目屋、『渡る世間に鬼はネェ、これからの
日米関係に役に立つ』

エリック「タイガースの公演は東京の渡辺プロに全てを契約済みです」
珍念「あ~、ナベプロさんですか。」
あんかけの時次郎「安保改正反対!」

タイガースは「お母ちゃんの為なら エーンヤコラ」と発電機を回す
(あらー!ヨイトマケの歌や、思い出のメロディーやね)

OHプリーズ・・切ない表情で歌い出すジュリー

 

僕のハートを 君にあげたい・・ギャ~!!
君だけに~!!

指を差さないのは残念だけど 可愛い~!

身体を揺すり歌うジュリーは、動くお人形みたいだった。

さようなら~ 歌い終わり、去ってゆくタイガース

 

「モナリザの微笑」 「君だけに愛を」

ジュリーの歌う甘くロマンチックな歌詞に、当時の女の子は
みな胸をかき乱されたのよ、ジュリ~♪

ただひたすら、ブラウン管の中の綺麗なジュリーに
見とれていた子供の私。
今のように、色々頭の中で雑念入り交り、いちいち批評して
見たりなんかしていない。ほんとに純だったわ~


 

次の放送の「運命の一夜」は、フランキー堺さん、花紀京さんが出演。和歌山の太地で捕鯨をするという、舞台上に海に鯨の模型まで出てくる凝りようで、現代では、捕鯨反対の団体が押し寄せそうだ。「長島の難船」ではアメリカ人興行師に向かって「安保反対」の台詞が有って、当時の世相が偲ばれる。

1968年に「てなもんや三度笠」は放送が終了していて、今回の放送当時にはすでに番組として、かつての人気は無くなっていたようだ。

正直いうと「てなもんや三度笠」が終わった後の藤田まことさんには、もう過去の人のイメージがあった。その後、まさかの「必殺シリーズ」での復活だった。白木みのるさん、藤田まことさんの歌のうまさ、声の良さにも驚いたが、そういえば藤田まことさんが主演のミュージカル「その男ゾルバ」を見たことがあった。

番組に登場した、トニー谷、財津一郎、フランキー堺、やすしきよしのコメディアンのレジェンド達がとても懐かしかったが、すでに亡くなった人も多い。キビシー!寂しいー!そうそう、流行ったな~!!タイガースだけではなく、出演コメディアンたちで半世紀ぶりに記憶を蘇らせた番組になった。 

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長島の難船 (てなもんや三度笠)

2019年08月19日 | タイガース・GS

歴代ヒロインが続々登場している「なつぞら」 裕子さんも出演するそうです。次週の予告で映っていたそうだけど、熱心に見ていないから 気が付いていなかった💦 →「なつぞら」今度は「おしん」の田中裕子が登場!なつの主治医役 広瀬すず“尊敬”の歴代ヒロイン11人目

「おしん」は、佐賀の姑から ビシビシバシバシ 強烈にいびられています、使用人にまで冷たくあしらわれて、ヒヤー~!私なら。とても務まらないわ(-_-;) この苦難をおしんは、どう切り抜けるのだろうか?

小姑役の長谷直美さんが懐かしくて「悪魔のようなあいつ」にも出ていましたね。何かというと、居心地の良さそうな実家に帰ってるけど、いいのか?それで。次の展開が楽しみです。


 

ザ・タイガースがゲスト出演した「てなもんや三度笠」が放送になりました。1968年放送

この時点では、グループサウンド(ズ、ではなく)サリーが、岸部おさむになってる。

ものすごく簡単に言うと、和歌山県の長島で、難破船に乗っていたタイガースが 皆の前で演奏を披露するというお話です。

ジュリーをはじめ、まだ二十歳になるやならずの、タイガースのメンバーの初初しい若さが眩しいくらい!ジュリーの少年の面影が宿る表情を見ていると、まだ小学生で、純にジュリーを思っていた気持ちが蘇ります。今は雑念が増えました。

「モナリザの微笑」と「君だけに愛を」の2曲を歌った。観客のキャーキャーがあまりに凄くて、台詞も何も聞こえなかったので、撮りなおしたという話だったけど、やっぱりキャーキャーの嬌声が凄かったです~💦 これが撮り直しという事は、前はどれだけ叫びまくったんだ? 若いエネルギーって凄いね~

しっとりした「モナリザ」から一転、激しいリズムの「君だけに愛を」体を揺すりながら歌うジュリー。 

ジュリーの、君だけに~!の指差しポーズ 

キター! 

・・・あれ?来ない

 

あれれ、こちらに向かって指差ししないけどぉ なんで??

結局、一度も指差しポーズは無しでした。

「君だけに愛を」は、1968年1月5日発売、この番組も1月の放送らしいから

まだポーズが決まっていなかったのだろうか???

まさか、そんなことはなさそうだけど。

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第51回「思い出のメロディー」

2019年08月18日 | TV・ラジオ・CM・映画

ジュリーの出ない音楽番組は見ない、だけど このところ「思い出のメロディー」は毎年見てます。今までは横目で見ていたのに、今年は今までになく、真面目に正面から見ちゃったよ(^^ゞ

かつては、思い出のメロディーなんて老人のもの、昔を懐かしむ必要なんてないわ、ダサイ、と鼻でせせら笑っていた。それがいつの間にか、私世代の見る「思い出のメロディー」になっていると、や~っと気が付いた。ジュリーは出てないけどね。

何度も繰り返す、ジュリーは出てないけど、氷川君がオープニングでパラシュートを背負っていた。

氷川君はヘアスタイルが変わったせいなのか、以前と雰囲気が変わった。少年から宝塚みたいな感じになって、歌はかなり頑張っていましたが、もう少し歌にキレが欲しい。比べても仕方がないけど、演出は面白かった、ちゃんと衣装が光っていたよ。亀ちゃんに似てきました?

 

イルカに乗った城みちる君が、ほんとにイルカに乗っていた(笑) 練習したんやろね、頑張ったんやな~ 楽しく見ました。

ヒデキさんはブルースカイブルー

小林幸子さんの「もしかして」の作曲が美樹克彦さんと知って、すっごく懐かしかったです~!かおるちゃん♪ と歌って、分かる人は若くはない(笑) 88歳の二葉百合子さんは、しっかり声が出ていて、その年齢を感じさせなかった。こういう方は皆の希望だと思う。森昌子さんは若いじぶんの映像と共演していました。

島津亜矢さん、いつも本当に歌が上手い!

五木ひろしさんは「全日本歌謡選手権」出身。この番組は見ていて、長沢純さんの司会が懐かしい。五木さんは覚えていないけど、八代亜紀さんや、真木ひでとさんは覚えています。

 

「ヨイトマケ」の歌というから、美輪明宏さんかと思いきや 歌うのは大竹しのぶさん。正直に言うと、この人のピアフは特に聴きたいとは思わないが、大竹さんの「ヨイトマケ」は力強くて良かった。この人がデビュー当時から見ていて、プックリとした丸い頬のいたいけな少女は、いまや還暦。大写しになった目の周りの目立つ皺に、母の強さも自信も ともに滲み出ている。

ヒガシは母の女手ひとつで育てられたのだという。妹さんとの苦労話は、お涙頂戴やな・・、と思いながらも、しんみりしてしまった。

 

ここから、思い出のメロディーは ジャニーズ祭りの様相になった。懐かしのジャニーズアイドル達がいっぱい出てきて、今やSMAPだって5人も並べば懐かしいもんね。

なんとか、ジャニーズを覚えている年代です。変なセーターだこと💦スリーファンキーズの長沢順さんと、右端の真家ひろみさんの顔がよく似ていて、よく混同していました。

フォーリーブスは、デビューがGSと年代が同じなのでもちろん、よく覚えている。北さんも青山さんも若くして亡くなってしまった。もうちょっと、綺麗な映像は無かったの?

ブルドッグを若いジャニーズ達が歌ったが、やっぱりオリジナルのフォーリーブスが良かったなぁ と思ってしまった。(ある年、当確と思っていた紅白に落選して、話題になったが、欠場したグループの代わりに繰り上げで出場したというエピソードを覚えています。)

最後まで「思い出のメロディー」を見てしまい、この番組の作り方では70代以上の高齢者は、つまらないと思ったのではなかろうか?ほぼ、70年代80年代の曲が中心だったものね。

この年代の曲が懐かしいのは私の世代だ。自分こそ、この番組のターゲットの年代にいつの間にかなっていたのだと、や~っと気が付いた。ジュリーはこの先も出ないだろうけど。

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残暑お見舞い申し上げます

2019年08月17日 | JULIE

残暑お見舞い申し上げます。

右上の りゅー介の恰好がおかしくて笑える。なんちゅう服や

いや、ライブで着てたりして・・(笑) 

横の裕子さんには隠れて頂きました。 

 

昨日は、台風だから おとなしく本を読もうと思っていたのに、本は読まずにゴロゴロしていました。

買ったのに全然見ていなかった「大阪物語」(1999年)を見ようかと思い、去年発売されたDVDを初めて開封。ちょっとだけ見るつもりが、また見てしまった。20世紀末のバブルの名残か、着ているジャケットの肩幅が広い。ステテコ、ドテラ、ターバンと、ジュリーのファッションが多彩で面白いです。(^-^) 

あかん、私はいつでも「大阪物語」の黄昏た、哀愁漂うジュリーに弱い。

女にだらしなく、若い女に子を産ませ、やる気もなく、いい加減で、そのうち博打に手を出し、にっちもさっちもいかなくなる。仕事に失敗し、酒に溺れ、自堕落で無気力。50になろうとする、覇気のない どうしようもないダメ男を演じて、もう若くはないボヨンと締まりのない顔のジュリーが役にはまる。役にハマったジュリーは無敵です。男の哀愁とは、こうゆうものかと初めて知りました。ジュリーはいつでも私に初めての事を教えてくれる。 

ポソッ ポソッと、時おり呟くように漏らす小さな声に、まざまざと年齢を感じさせる表情に、丸い背中に、歌わないジュリーに心を掴まれ震わされている。 

 

 

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お前のやっていることは、虚業だよ(7月11日)

2019年08月16日 | ピー・瞳みのる

お盆なので(全然関係ないですが)ブログに貼ろうとして、貼らないままになってた、7月の新聞記事をアップします。この日は愛知県の芸術劇場でジュリーのライブだったので、アップを忘れておりました。

朝日新聞、7月11日

柴田錬三郎というと「眠狂四郎」ですが、剣豪時代小説の しばれんが、イタリア料理店のキャンティ とは似合わない気が・・そう思うのは、勝手なイメージかしらん。

ピー先生→【明月荘さよならコンサート】

会場:ソープオペラクラシックス
日時:2019年8月24日、12:30開場、13:00開演

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台風

2019年08月16日 | 花・ガーデニング

ただ今、家の外からは大きな雨と風の音が聞こえます。台風の被害が少ないようにと願っています。

去年の大きかった台風の被害を思い出します。9月には静岡のライブの前日に台風が近づいて、行くべきかどうか、大変に悩みました。その時点では東海道新幹線は動いていたし・・・帰りの新幹線が動かないと思い、仕事があるので私は止めましたが、J友さん達は静岡へ向かいました。私はTVの台風の進路予想をただ、家の中で見つめるのみ。

会館近くのウインドアートが見たかった

 結局、開演時間の数時間前になって中止になりました。多くの方が会館の前で、開催を信じて待っていたそうです。その時、静岡には台風の影響はまだ少なく、ジュリーは開催したかったと思います。会館側から帰りの交通が止まるからと、中止要請があったそうです。

後に代替えの公演が開催されましたが、違う会場に変わりました。去年はほんとに色々あった古稀のツアーだったな~ 今年なら、もっと早めに開催の中止を告知したでしょうね。後半のライブも何事もなく開催されますように・・( ̄人 ̄) 2018年9月30日、静岡公演の実施に関して 


台風の近づく前の曇り空の下で、今年一番沢山の朝顔が咲きました。 

 

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ザ・茶いが~す

2019年08月15日 | TV・ラジオ・CM・映画

火曜日に放送中の「Heaven?~ご苦楽レストラン~」J友さんのおすすめなので見ていますが、毎回ちょっとおふざけが過ぎる気がして(-_-;) 漫画が原作のせいかなぁ・・大真面目にふざけている感じ。 そこ、どうなの?と思いながら見ています。志尊君のおバカキャラは、せっかく演技ができるのにお気の毒。

そんな中で、サリーの心の中に一物ありそうな山縣さんが、前回は「勝手にしやがれ」を口ずさみんでいたりして、やっぱり見逃せないと思いながら見てます。火曜日は一瞬、こんな場面が写りました。 ザ・茶いが~す

店を辞めるべきかと悩める店長が、1週間だけ自分のしたいようにやらせてくれ。お客様の要望に応えようとしていると、フランス料理店なのに客が「煎茶はないの?」フランス料理店に煎茶があるはずもなく、どうしよう・・と困っていると、サリー扮する山縣さんが私物ですが・・

ザ・茶いが~すという名の、お茶のパックを差し出したので、あらッと思いました。一瞬 写っただけなので、他の細かいことには気が付きませんでしたが、画像を改めてよく見たらパロディがいっぱい。

君だけにお茶を、ティーフォースリー、色つきのお茶にしてくれよ、光史園は甲子園かな。ティーフォースリーなんて、今やファンにだって知る人ぞ知るです。アラ還にしかわからないネタばっかりでした~(笑)

しかし、フランス料理店でマヨネーズないの?お箸下さい。持ち込みのケーキを食べるなど、客としてNG!お箸はお年寄りならわかるけどね。お客としてのマナーが無さすぎ! 

J友さんたちと、ライブ前のお土産交換で、お店でお菓子の箱を出していたら、困りますとお店の人に注意されるのを思い出しました(^^ゞ

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TOKYO芸能帖

2019年08月13日 | JULIE メモリーズ

J友さんから新文芸坐の「銀幕同窓会」のお話が、高田文夫先生の「TOKYO芸能帖」に書かれていますと教えて頂きました。画像をいただきました、有難うございます(^-^)

当時のチラシ

 


 

「おしん」の総集編が8月18日、BSで3時から放送です。

今日のアナザーストーリーで「おしん」が取り上げられました。橋田寿賀子さんは94歳、うちの義父と同い年だった。今まで「渡る世間」は殆ど見たことが無い。橋田寿賀子版の「源氏物語」は雅というよりも、文字どうり糠味噌の匂いがしていそうだった(東はいいけど)

貧しさ苦労を描く おしんの企画は、どこの局でも通らない企画だった。貧しさというものは書いておかなければならない、TV局には企画を断られ続けた。時代に抗ってきた自分の経験を書かねばならない。戦後、映画の脚本家になっても、10年も書かせてもらえなかった。なんで女が脚本を書くんだ。おしんは女性の自立がテーマになっている。

おしんへと向わせた出来事は、明治生れの女性の手紙がきっかけだった。米1俵で奉公に出され、やがて女郎に売られるのが常だったが、そこから女性はミシンを買って自分で自活をしていったと山形で話を聞いた。1980年代、豊かさの影で大切な事を忘れてはいないか・・おしんは1901年、明治34年産まれ、昭和天皇と同い年である。

ふたりの女優たち、小林綾子さんと、泉ピンコさんにインタビュー

わずか一カ月半で30数話分の台詞を覚えた小林綾子さん。

この物語に命懸けの覚悟で挑んだ泉ピン子さんは、女優として認められた。裕子さんへのインタビューは無いのん? ピンコさん、着ている高そうなレースの服はもちろん、花井幸子 マダム・ハナイかしらん? 

おしんが放送された1983年は、ジュリーが「晴れのちブルーボーイ」とか、「沢田研二ショー」などやっていた年。「決めてやる今夜」もそう。だんだんレコードセールスが上がらなくなっていった年だったと思い出す。

J友様さんから、印旛沼周辺の涼し気なミソハギ。

夏の日差しを受けた田圃の向こうに、重そうな背負子を背おって歩くおしんの姿が見えるような気がする。場所は千葉県だけど。 

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②土曜オールナイト超特別企画、高田文夫と五人の団塊者

2019年08月12日 | JULIE メモリーズ

新文芸坐で「土曜オールナイト超特別企画、高田文夫と五人の団塊者」2001年3月17日は、ジュリーがゲスト。備忘録として書いときます。行かれた方、コメントをいただけると嬉しいです。

ジュリー以外の4人はイッセー尾形さん、ビートたけしさん、大瀧詠一さん、高平哲郎さん。高田さんの日頃の交友のせいか豪華なものでした。私は都内在住のJ友さんが前売りチケットを取ってくれましたが、すぐに売り切れたんだろうと思います。少ない席数で、今なら瞬殺じゃないのかと💦

ジュリーが高田文夫さんと映画トークを繰り広げ、その後はジュリーが選んだ3作品をオールナイトで見ようという企画で夜9時半開場、10時から高田さんと遅い時間からのトークイベント。3作品は、「地獄門」「人情紙風船」「仇討崇禅寺馬場」でした。


2001年、 3/19日刊スポーツ 『高田文夫の娯楽極楽お道楽』

 

登場したジュリーは、ごく普通のジャケットとパンツのカジュアルな服装で、当然ですがライブの時の衣裳の華美さはありません。

ジュリーが開口一番、高田さんに向かって『1階でエレベーターに乗ったら、喫茶店からコーヒー?を運んできた女性従業員が、エレベーター前でスッテンとコケテ、すいませ~ん💦と言っていたよ。』というもんでした。ここばっかり覚えていて、あとは あんまり覚えてないわ~(笑)

ジュリーの選んだ映画について(「地獄門」「人情紙風船」「仇討崇禅寺馬場」)のトークがありましたが、子供の頃にお母様に連れられて大映の映画を見に行ったことや、お父様が衣笠貞之助監督の元でお仕事をしていたことなど語られました。衣笠監督の「地獄門」を選んだのはそのせいか。

ジュリーは高田さんの方ばかりに向いて話すので、ジュリー目当ての我々から見えるのは横顔ばっかり、そこがいささか不満でした。 しかも、あんまり盛りあがりには欠けるお話がタラタラ続きます。(心の声、このまま時間が過ぎてゆくのだろうか?)

やっとファニーズの頃のお話になって、ファニーズに誘われてサリーがチキンライスをご馳走してくれた。コーヒー付きで、というお話で盛り上がったのでした。そこが入る決め手になったのでしょうか??

1時間ほどでトークが終わり、ジュリーは映画を見ずにお帰りになりました。ジュリーも見るのかな?と思ってたけど、やっぱり見ないよね。

私とJ友は、どうしよう?と言いながらも、せっかくジュリーが選んだ映画なんだから、オールナイト上映を見て帰る、と覚悟を決めました。我々以外にも多くの観客が館内に残っていました。(上映順があってるのかどうか不明)

「地獄門」はなんとカンヌ映画祭、グランプリ作品!!長谷川一夫さんと、先日亡くなった京マチ子さんの共演です。出演者が華やかなのと、有名な題材なので、最後まで見ました。人妻に勝手に熱を上げ、横恋慕した挙句に招いた悲劇。ほんとに困った奴です(-_-;) 大スター長谷川一夫だから、物語としてもってる感がありますが、暗くて残酷な話やったわ (これはBSでも数年前に放送していたので、私の記憶に残っているのかもしれない)

「人情紙風船」は題名だけ知ってたけど、この辺りになると今何時?真夜中の2時くらいか?なんでこんな地味な話をジュリーは選ぶのじゃ?朦朧としながら見ていたので、話の筋はよくわからなかった。

上映順はこれで合っているのかどうか?「仇討崇禅寺馬場」の頃になると、もう眠たい!寝たい、どうでもいい!寝る!映画なんか どうでもいいっす。眠れるのって気持ちがいいわ~ 寝ました。J友さんも寝ていました。最後まで見た人もあるのだろうけど、眠い眠たい!その一言。大友柳太郎さんの映画だったのかと、初めて知った。大友さんは押し出しが立派やった・・「タンポポ」とか好きだったわ。ジュリーが生まれる前の映画で、何でこれを選んだのか ジュリーのトークにあったのかもしれないけど、覚えてないです。

朝の4時くらいだっただろうか、ララランランラン・・何故かタイガースの曲が流れて来て、我々ジュリーファンを気遣ってくれていたのでしょうか?その後J友さんのお宅に行って、お昼までまた寝ました。オールナイト、初めての経験だったな~  もう、絶対に無い。

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①土曜オールナイト超特別企画 高田文夫と五人の団塊者

2019年08月11日 | JULIE メモリーズ

ヒルコの上映をお知らせした新文芸坐

特別レイトショー/1本立て】
「別冊映画秘宝 平成大特撮1989-2019」刊行記念レイトショー
9/5(木)・6(金)開場20:45 開映21:00
『ヒルコ/妖怪ハンター』
★各日先着100名様に『平成大特撮新聞』をプレゼント!
※上映当日朝から当館窓口にて整理番号付き当日券を販売

特撮好きには嬉しいプレゼントだけど、ジュリーファンにはどうなんかな。

裕也さんの映画上映もあるそうで、ジュリーがちょっとだけゲスト出演しています。

9/14(土)・15(日)<追悼・内田裕也 アンコール>
『水のないプール』
監督:若松孝二 出演:内田裕也、MIE、中村れい子、藤田弓子
『コミック雑誌なんかいらない!』
監督:滝田洋二郎 出演:内田裕也、原田芳雄、ビートたけし、渡辺えり子


新文芸坐に私 むかーっし行ったことがあった、と思い出しました。2001年の3月。

90年代はTVから距離を置いていたジュリーが、21世紀にTV番組に復帰。手始めに2000年後期のNHKの朝ドラ「オードリー」に麻生先生として出演。優しくて穏やかで知的な麻生先生、素敵やったわ~ジュリーがそれまで演じた事の無い役柄でした。そんな真心がいっぱいの麻生先生となんで別れるねん!さっぱりわからんわ!・・話が逸れました。

そんなジュリーがTV番組に復帰で、ファンとしては気持ちがウキウキ~の2001年。なんとジュリーが映画館で高田文夫さんとトークショーをするという。ホテルのトークショーとは違う、どんなお話が聞けるのだろうか?と興味津津で、参加することにしました。オールナイト上映という、ところに 一抹の不安を抱えながら・・

画像はJ友さんからいただきました。見にくいけれど、土曜オールナイト超特別企画 高田文夫と五人の団塊者 スペシャルゲスト&高田文夫のライブトークをたっぷりの60分!ゲストがセレクトした こだわりの3本をオールナイト上映。

新文芸坐のHPより 

新文芸坐オープニング特集『21世紀に伝えたい──戦後日本映画 時代が選んだ86本』
◆その第一弾として3月の毎土曜日のオールナイトは、高田文夫のプロデュースにより、イッセー尾形(3日)ビートたけし(10日)沢田研二(17日)大滝詠一(24日)高平哲郎(31日)の超豪華ゲストによる《トークショー&ゲストが選んだ映画》の特別企画です。(チラシをご覧ください)◆ゲストが選んだこだわりの映画は、名作あり、傑作あり、今回を見逃すと再びスクリーンで見ることができないであろう珍品ありとバラエティーに富んだ映画が上映されます。現代は、自分の部屋の中で様々な方法により映画を見ることができますが、部屋から出て超豪華ゲストのトークショーを聞いて映画をお楽しみいただきたいと思います。

新文芸坐は、一時閉館していたのを パチンコ屋のマルハンが借り受け、パチンコ屋ビルとして再建。2000年12月12日、テナントのひとつとして「新文芸坐」がオープンし現在に至っているのです。wikiより

というわけで、春まだ浅き2001年3月17日 池袋の新文芸坐の前に行ったら、そこは 紛れもないパチンコ屋で、あれ?💦と思った。パチンコ屋の上に新文芸坐があったというわけで、行くまで全然知らなかった。画像もwikiより

前の席で見たくて、早めに行って並びました。知り合いのジュリーファンも来られていて、「オードリー」の話題で大いに盛り上がりました。麻生先生みたいなプロポーズをされてみたい~ キャー!!

ところが、30分前くらいに行けば ジュリーが車で乗り付けた場面に遭遇できたそうです。せっかく前の席に座ろうと早めに並んだのに・・ 並んだ割に、それほど前の席には座れなかったしね

長くなったので 続く

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