のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

神話説き 土地の芸能 後世へ   鹿児島には焼酎の神様も祀られる

2018年12月07日 07時58分05秒 | うたごえ

信州に伊那谷と呼ばれる地域がある 文字通り 西に木曾 東に南アルプスが連なる

その中央には諏訪湖から発した天竜川が 太平洋に向かって流れる

平地は少なく JRの飯田線は 伊那谷を南北に走るが トンネル 鉄橋の連続 過疎の地域も多い

 

僅かに開けた伊那市 天竜川に添った市街地でもある 私が小学校を過ごした同じ市内の長谷村は 更に山奥へ入ったところだ

たしか4年生の頃だったか 村から伊那の街の新聞社見学に行ったことがある 街の新聞社は現在では印刷所と言った方が早い

薄汚れた穴あきの衣服の私たちを見て 街の子どもは 『やーい 山猿がきた~』 とはやし立てたものである

 

私は5年生の時に東京に出て来たけれど そんな山奥での窮乏生活も今となっては懐かしい

昨日の てんがらもんラジオ ゲストは2人 田中ひさしさんから 伊那市 という地名が出てきた

1964年 東京オリンピックの頃 この地域に 『田楽座』 と言う集団が旗揚げしたのだ

 

 

『信濃路における民俗芸能に 新しい時代の息吹きを!』 を合言葉に 活動を始めた

また 全国に伝わる伝統芸能や語り継がれる話をもとにした創作舞台も演じ 国内各地とも連携をとり 全国的に発展を成し遂げた

今では 東京 京都 大阪 そして 鹿児島でも 立派な公園を披露しているのである

 

 

 

鹿児島市の近くに 蒲生(かもう)と言う地域には 『てこ坊主』 という太鼓集団がある

てことは 太鼓の方言である 外国の文化が国内には拡がっているが 逆に日本の伝統の文化・芸能は薄れ行く傾向である

そんな地域に根付いた芸能を伝承し 世界にも伝えて行く活動をしているのが このチームである

 

 

田楽座と連携をとりながら 姶良市での公演を宣伝するために 今回のてんがらもんラジオ出演でもあった

因みに この田中さんの娘さん 何と テレビでもかなり見られる 『西田あい』 さんである

私の録画した中にも出ていた せご(西郷)どん の主題歌を歌っている 城南海(きずきみなみ・奄美大島生まれ)と鹿児島案内だ

 

 

西田あい 『さつまめぐり』 https://youtu.be/es6xdlEEjss 霧島 指宿 錦江湾 など 歌で紹介される

 

もう一人のゲスト 中島りか さん 芸名は『なんこ太夫』 とにかくユニークな語りと内容が面白い 三味線も弾く

以前はFM銀河で 自分の番組を持っていた パーソナリティでもあった方 てんがらもんラジオの村永さんと同じである

この方の職業は マルチ 何でもこなす 司会業 宴会の盛り上げ・企画 イベント ジャズ演奏から 鹿児島の伝統遊び なんこ まで

 

伝統のあそび なんこ https://youtu.be/qrO68BhHUqI

 

ハイライトは 鹿児島に 焼酎の神様を祀る神社がある 南さつま市の 竹屋(たかや)神社である

たしか 以前にてんがらもんラジオで 向井ガイドも少し触れたような気がする

西日本新聞で9月11日付でニュースに紹介されていた 内容は以下の通り

 

 

焼酎杜氏(とうじ)の古里といわれる鹿児島県南さつま市の竹屋(たかや)神社で9日、祭神の4柱を「焼酎神」として祭るための

式典があった。

   神話に基づき、炎の中で生まれた火照命(ほでりのみこと)ら3人を焼酎の製造に必要な蒸留技術に、

   海神の娘・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を同じく外来の黒こうじなどに見立てて、「焼酎神社」として地域おこしにつなげようと発案

   松尾大社(京都市)のように酒造家らの信仰を集める酒神はいるが、焼酎の神様をあがめるのは珍しいという

 

 

これを 中島りかさんが おもしろおかしく 三味の音もボロ~ンと入れながら語る

圧巻は 神話の系図を よどみなく間違えずに紹介する 私は神話の名前は苦手 長く分かりづらくて 舌を噛みそうだ

海彦 山彦も当然出て来るし ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが結婚して 子どもをはらむが 俺の子どもでは無いと疑いをかける

 

 

疑いを晴らすため産屋に入り出入り口を壁でふさぎ 自ら火をつけ、燃え盛る火の中で3人の子供を出産した

以下の記事は 他の方のブログのコピーであるが これも 芝居がかって語れば 楽しく聴けるのである

但し 系図も含め 全部 頭に残っていないのも 正直 私の感想である(笑) 村永さんも同じだろうね

 

 

燃え盛る火の中で生まれた3人の子には、火照命(ホデリノミコト)、火須勢理命(ホツセリノミコト)、

彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)、といずれも“火”がついた名前であり、蒸留酒の神、焼酎の神様と呼んで差支えなかろう。

ちなみに火照命が海幸彦であり、彦火火出見命が山幸彦である。山幸彦は豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)と結婚し、

その孫が神武天皇である。豊玉姫命は海の神の娘であり、焼酎でいえば海外文化をもたらした海の神と考えることができる。

海の彼方からもたらされたのが、蒸留技術であり、サツマイモであった?、となれば、焼酎神社の祭神にふさわしいのは、

火の中から生まれた3人の御子と豊玉姫命の4神ということになる。

   実は、この4人を御祭神とする神社が南さつま市にある。竹屋(たかや)神社がそれである

 

鹿児島にある コノハナサクヤヒメの銅像

 

下町のうたごえ  バンド コーヒーブレイク生伴奏 in 本所地域プラザ

のびたがリーダーのバンド 40年以上続けています 私はキーボードとトーク

  YouTube 君恋し

  https://youtu.be/DOzbG3hv3IY

 

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