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韓国ドラマ「智異山(チリサン)」あらすじと感想、チュ・ジフン、君へのシグナル

2023-01-19 | 韓ドラ た行、たち

韓国ドラマ「智異山(チリサン)」あらすじと感想、最終回。
人気俳優チュ・ジフンと国民的女優チョン・ジヒョンが夢の共演を果たした話題作。
ドラマ「智異山(チリサン)」は命がけで山を守るレンジャーたちが、智異山で起こる怪事件の真実を追うミステリードラマで、二人は智異山で救助活動を行う新米レンジャーのヒョンジョ(チュ・ジフン)とベテランレンジャーのイガン(チョン・ジヒョン)を熱演していますが、二人のベストパートナーの相性にも注目です。
チョン・ジヒョンさんといえば、コミカルな演技も定評ですが、本作は芯の強い仕事人間を演じていて、彼女のレンジャーとしてのプロ意識には深く感動します。
そして、本作も素顔に近いメイクなのに本当に綺麗な女優さんだなぁと感じる圧倒的なオーラがあり、子供さんがいるママさん女優には見えませんよねぇ~
また、人気俳優のチュ・ジフンさんは陸軍大尉だったとき智異山の訓練中に親しい部下を亡くしたことをきっかけに智異山で亡くなる人の幻影が見えると言う特殊能力を持つ人物を熱演しています。物語の冒頭からチュ・ジフンさん演じるレンジャーのハードな日常に引き付けられますが、最近のチュ・ジフンさんは大人の男の魅力が増してきて、本作も成熟した男性美がカッコ良かったです!
特にチュ・ジフンさんがチョン・ジヒョンさんに向ける静かで優しい眼差しがドキドキするほど良かったです。きっとキャラクター以上のリアルさが出ていたのではと感じるほどでした。
また、脇を固める智異山国立公園で働く人々も個性が強い俳優陣が勢揃いし、ソン・ドンイルさん、オ・ジョンセさん、チョ・ハンチョルさんなどベテランの他にも若手たちも活躍し、魅力的なレンジャーたちの厳しい仕事ぶりにジーンと心を打たれます。
特にレンジャー役のオ・ジョンセさんの自分流の自然な演技から仕事仲間への深い同僚愛、そして愛する同僚のヤンソンを智異山で亡くし絶叫する姿など彼独特の演技で強い印象を残し、ドラマを盛り上げてくれたと思います。
そして、気になる、智異山とそこに住む村人たちに隠された謎とは・・・?ここが本作の大きな重要ポイントになっていきます!
また、現在と過去の事件が交差し、緊迫感あふれる数々のストーリー展開と国立公園にも指定されている智異山の雄大な自然美は私たち視聴者を楽しませてくれることでしょう。
本作は山が好きな人には壮大な素晴らしい絶景に大地の力強さを感じ、また、時には物静かな大自然の流れに心癒されるはずだと思います。
私はその智異山の山の中にある韓国伝統の色彩豊かな山寺の美しさに魅了されました。
また一方で派手な色彩や装飾などもない素朴な山寺も落ち着きがあって興味をそそられますが、どのお寺も様々な作品のロケ地として撮影されたそうです。
こういう素敵な心和む風景を見ていると、最悪な日韓関係など忘れてしまいそうな清々しい優しい気持ちになります・・・
またメインテーマ「Yours」をBTSのJINが熱唱するほか、少女時代のテヨンや「梨泰院クラス」のOST「はじまり」のGahoなどの人気アーティストたちがドラマを更に盛り上げ、久しぶりに心に響く挿入歌に出会いました。チュ・ジフンさんからチョン・ジヒョンさんに送られるシグナル「智異山(チリサン)」、良かったですよ!

(あらすじネタバレあり)
1話・2話・3話 
2018年、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は智異山国立公園ヘドン分所に配属され、挨拶もないまますぐに遭難現場に向かうことになりますが、遭難者は14歳の少年ヨム・スンフンでした。
台風が近づき雨が強くなったために全員撤収の声がかかりますが、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は先輩のイガン(チョン・ジヒョン)に少年ヨム・スンフンは生きていると伝えます。
二人はまた捜索に向かいますが、なかなか見つけることができません。
そして、ヒョンジョ(チュ・ジフン)はサンスリ岩にいると言います。
どうしてここが分かったの?と言うイガン(チョン・ジヒョン)に「初めてではない、見えるんです、行方不明になった人々が・・・」と答えます・・・
そして、時が過ぎ2020年、イソクジェ事件の公式捜索が今日で終わりなりました。
そこへ、事故に遭い車イスに乗っているイガン(チョン・ジヒョン)が仕事復帰することになりました。
仲間のレンジャーのチョン・グヨン(オ・ジョンセ)は「お前、なぜ戻った?」と問いかけますが、そばで「山を一番知るレンジャーのソ・イガンだ」と隊長のチョ・テジン(ソン・ドンイル)が答えるのです。
そして、イガンは遭難者の居場所を示す印が山の中に残されていることに気づき、誰かが自分へシグナルを送っていることを知ります。それが知りたくて戻ってきたイガン(チョン・ジヒョン)です・・・
ところが、そんな時、ヒョンジョ(チュ・ジフン)も同じく事故に遭い一人病院の集中治療室にいたのです。1年前に、二人に何があったのでしょうか・・・
その後、イガン(チョン・ジヒョン)はヘドン派出所の警官ウンスンに遭難者のヤン・グンタクの事件を尋ねますが、彼はあの事件は単純な事故で終了したと言います。しかし、イガンは遭難者捜索経過報告の写真を見て黄色いリボンが気になっていたのです。
また、隊長のチョ・テジン(ソン・ドンイル)はイガン(チョン・ジヒョン)に雪山がどれほど危険なのか誰よりも知っている二人が、あの日どうして山に登ったのか? 二人に何があったのか?と問い詰めますが、イガンは私たちはただ山を守ろうとしました、それが私たちの仕事だからですと、それだけを答えると、隊長のチョ・テジンはそうかと言い、これ以上追及しなかったのです。
また一方で、2018年にヒョンジョ(チュ・ジフン)は霧が発生するムジン渓谷の松の生息地である進入禁止区域である男に出会いますが男は探しているものがあってきたと言います。それは1年前に失踪した父親の遺品を捜しにここに来たとヒョンジョ(チュ・ジフン)に話します。
そして、失踪者はホン・サンギュだとヒョンジョ(チュ・ジフン)は調べ、その話をイガン(チョン・ジヒョン)にします。そして、また、それが見えたんです、今回も見えたんです、そこで誰かが血を流して倒れていました。それが、もし父親を捜している息子だとしたら止めなければいけないと・・・でも信じられないでしょう・・・と・・・
その後、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は息子と一緒に父親を捜しにムジン渓谷に行きます。
ところが、失踪者のホン・サンギュには息子がいなかったのです。
息子のふりをしているのは詐欺で指名手配中のキム・ギチャンだったのです。
本当は失踪したホン・サンギュの大金が入っているリュックサックを捜していたのですが、途中でヒョンジョ(チュ・ジフン)は彼の正体に気が付き、ヒョンジョは刃物で刺されてしまいますが逃げる途中に松の木に結ばれている黄色いリボンが目に入ります。
また、智異山のペクト渓谷は長い間たくさんの人が死んだ最も悪い気が生まれる場所であり、巫女信仰の者たちが気を得るためにやってきて、違反を知っていながらも儀式をしたりする場所でもあります。
そんな時、グンリョお婆さんが母親の供養で進入禁止区域の智異山に入りますが、持ってきた食べ物や写真などが置き去りにしてあったのです。
イガン(チョン・ジヒョン)とヒョンジョ(チュ・ジフン)はこの地帯を捜索しますが、ヒョンジョがペクト渓谷の石塔を捜してみようとイガンに言います。なぜ?また何か見たの?とイガンは問いかけます。
そして二人がペクト渓谷に行くと、そこで陸軍の訓練をしている軍人たちに会い、ヒョンジョ(チュ・ジフン)を見て、カン大尉ではありませんか?と声をかけます。
ヒョンジョは陸軍大尉だった時に、この智異山ペクト渓谷で部下を亡くしたことがあったのです。その後、亡くなった人たちの幻が見えるようになったヒョンジョ(チュ・ジフン)は、それが幽霊か山の神か分からないけど、人を助けるという贈り物を貰ったと思うとイガンに話します。
そして、彼らから情報を得た二人はグンリョお婆さんのリュックサックが落ちていた場所に移動するのですが、すでに亡くなっていました。
その時、たった今出会った軍人たちから電話があり、一人の軍人アン一等兵がいなくなったので助けてほしいと応援要請がありました。
その時、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は智異山で人をずっと殺している殺人鬼がいることを知るのです。

4話・5話・6話
2020年、無人カメラを確認した新人レンジャーのダウォンはそれを車椅子のイガン(チョン・ジヒョン)に見せますが、前に付けた印がトウォン渓谷のスムゴル岩に印が変わっていたのです。イガンはそこで誰かが死ぬと言い、救助隊を送り遭難者を助けるのです。
その後、イガンは遭難者から話を聞き、最近智異山に男の幽霊が出て、その幽霊に出会うと死ぬと話し、実はその幽霊を自分は見たと言います。
はじめはレンジャーのマークが背中にあったのでレンジャーだと思ったが、血だらけで何かおかしかったと言います。イガンは登山服を着ていたのですか?と聞き、登山服を着てヒョンジョ(チュ・ジフン)と一緒に撮った二人の写真を見せると、遭難者は「この人だ、私が今話した幽霊、彼に間違いないです」と驚き、「この人は誰? 本当にレンジャーですか? なぜ血だらけになっていたんですか?」と聞かされ、すぐにヒョンジョ(チュ・ジフン)の病院に電話しますが、彼は依然として意識不明の重体のままでした。
そう、山の中の男の幽霊はヒョンジョで彼がイガンにシグナルを送っていたのです。
また、2018年、智異山の進入禁止区域で芋爆弾が爆発して、ある男性が亡くなりますが、犯人の手には動物にひっかかれた5つの爪痕があったとヒョンジョ(チュ・ジフン)は言い、その犯人を捜すために芋爆弾について一人で調べはじめます。
その後、ヘドン分所の職員イ・ヤンソン先輩の家の祖父が芋爆弾を3つ持っていたことがわかりますが、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は犯人は手に傷があるイ・セウクで毒入りヤクルトも彼だと思っています。イ・セウクは「誰かが我々の計画に気が付きました、智異山国立公園の職員です」とある人物にメールを送ります。ところが「知っている」とメールが返ってきます。
犯人のセウクには共犯者がいたのです・・・
そして、無人カメラのメモリーカードからイ・セウクが芋爆弾を持っている姿が見つかり、その後、イ・セウクはイ・ヤンソンを毒入りヤクルトで殺そうとしてイガンたちに見つかり逃走しますが、山の中で遺体で発見されます。
そして、2020年、イガン(チョン・ジヒョン)は後輩レンジャーのダウォンに芋爆弾事件の話をして、犯人はイ・セウクという男だったけど山の中で遺体で発見されたけど、本当の犯人が別にいたと話し、それはその後も何人もの人が死んでいったからと説明します。
そして、その時真実を突きとめようとして事故に遭い、今また、それを解明しようと思ってここに戻ってきたとダウォンに話します。
続いて、お願いがあるの、私が信頼できるのはあなただけなの、私を手伝ってほしいと助けを求めます。ダウォンはイガンに指示された場所に無人センサーカメラを設置しイガンはドローンを飛ばしながら「また再会できたらあなたに話したいことがある」とつぶやくのです。
そして、2018年、智異山はホワイトクリスマスで山の上は完全に別世界になっていますが、山では雪が一番危険だとイガンは強く実感しています。
そんな中、指名手配犯の麻薬捜査官イム・チョルヒョンが山の中に入ったという連絡を受けます。そのイム・チョルヒョンはイガンの初恋の人だったのです。
イム・チョルヒョンは無実を証明するために智異山のピダム待避所に向かったのです。
初恋の人イム・チョルヒョンは立派な職業について結婚もしていて、イガンの初恋もハッキリとこの事件が解決したと同時に終わったようです。
イガンとヒョンジョ(チュ・ジフン)は雪のクリスマスを二人で飲むことになりました(笑)



7話・8話・9話
2020年、後輩のダウォンはイガンに指示された場所にセンサーカメラを設置しながら、イガンと無線で連絡し合っていましたが、急にキャーと言う声が聞こえます。
驚いている後輩のダウォンの前にヒョンジョ(チュ・ジフン)の幽霊が近づいてきたのです。
ヒョンジョ(チュ・ジフン)の幽霊はダウォンが驚いて落とした無線機を必死に掴もうとしますが掴むことが出来ません。
ヒョンジョの幽霊は無線機を通してイガンに何かを伝えたかったのでしょうか?
急いでイガンのところに戻ったダウォンは「冬のレンジャーのユニホームを着た人を見た、服や手が血だらけだった」と言い、その後その人は消えたと話します。
その時、病院にいるヒョンジョ(チュ・ジフン)は顔が血だらけになっていて、身体は危険なほど悪化していました。病院からは心の準備をした方がいいと話があります。
そして、イガンはヒョンジョとの過去を振り返り、こんな体になってもまだ山のことを心配しているヒョンジョはいまだに山から離れられないと感じているのです。
そのヒョンジョ(チュ・ジフン)は陸軍大尉だったとき智異山の訓練中に親しい同僚を亡くした後、人が山で亡くなる幻影が見えるようになり、それを止めようと思い智異山に来たのです。
2020年夏、「誰かが山で人を殺している」、イガンは私たちがそれを防いで止めなければと強く意識するのです。
2018年、ペクト渓谷周辺で山火事が発生します。レンジャーたちは現場に向かい山火事を防ごうと必死になります。やっと火事が鎮火してホッとしているところに今度は松の生息地で火事が発生します。この場所は村に住んでいる人たちにも影響があり、広がると大変なことになります。
その時、ヒョンジョ(チュ・ジフン)も火事の中、別の場所の建物薬草倉庫に閉じ込められ危険な状態になり、誰だか分からないが自分が狙われていると危機を感じるのです。
更にその薬草倉庫には子供たちが3人いて、子供たちを守るために建物の小さな穴から脱出させます。その時、火がついた大木が倒れてきたのを見て、ヒョンジョ(チュ・ジフン)は自分が見た幻影がこの場面だったことに気付き急いで建物から逃げ出そうとします。
消防隊員たちが到着し、ヒョンジョは「子供たちが山の方に行った」と知らせます。
今度は風の方向が変わり、ヘドン村が危険な状態になりますが、消防やレンジャーたちの勇敢な命がけの救助活動は続き、イガンは子供たちを守るために山の中の保管倉庫の防災シートをかぶり、苦労の末どうにか無事に子供たちは救助されました。
その間、足を怪我したヒョンジョはドローンを飛ばし、イガンたちを見守っていたのです。
2020年、後輩のダウォンが非番の日に山で行方不明になります。
イガンは「私のせいで行方不明になった、ヒョンジョと決めた印を捜索してほしい」とお願いしますが、仲間のグヨンは「またその話か?あり得ないよ?」と言いますが、イガンは強引に頼みます。
そんな中、ダウォンの血が付いているピンクの携帯をヘドン岩の川で発見します。
すぐに携帯を受け取った警官のウンスンはテジン隊長の不在を確認して、ダウォンの携帯の録音アプリに保存されていた音声を再生します。
録音には山の中でダウォンとテジン隊長の会話が録音されていて「僕と一緒に下りよう。道に迷うかもしれないから」とテジン隊長が言いますが、ダウォンは「一人で行きます」と、断る内容だったのです。 イガンは「どうしてダウォンはこの会話を録音したのか?」とても、おびえている声だと言います。そばにいたグヨンは「何を言っている、まさか隊長がダウォンに何か悪いことでもしたというのか?」と、疑っているイガンに「やめろ」と怒鳴ります。
その後、ダウォンは遺体で発見されます。
墜落死と判断されますが、ダウォンの手にはテジン隊長の手袋が握られていたのです。
イガンは号泣しながらテジン隊長を強い口調で責めます。
また、その時、山の中のヒョンジョ(チュ・ジフン)の幽霊に、イガンの泣き声が聞こえます。
ヒョンジョは今回の印を残したのは私ではないと山に薬草を採りにきた男の人に伝え、イガンに必ず伝えてほしいとお願いします。
また一方で、仲間のグヨンは、イガンにお前とヒョンジョが事故に遭った日、一体何があったんだと問いかけ、そして、お前が戻ってきて、全てがおかしくなったと意見します。

10話・11話・12話
数年前、黒橋の村ではケーブルカーを作る計画がもち上がり、村の住人たちは我々は生まれた故郷を離れることはないと反対します。その時の公園管理者がテジン隊長で村の人々に心配しなくていいと言っていたのですが、ある事件が起きます。この時、テジン隊長は自分の力不足に大きな罪悪感を感じ、後悔していたのです。
そして、2019年、イガンとヒョンジョは黒橋の村にパトロールに出ます。
ところが、イガンも初めての場所で道に迷い、GPSも動きません。
そんな時、二人は鬼火を見て、イガンは「動物臭い、危険だから走って」と言ってヒョンジョの手をとって、二人は一目散に逃げます。イガンは鬼火の正体が熊だったことを知ります。
ところが、その場所で遭難者を見つけた二人はヒョンジョが遭難者をおぶって危険な熊から逃げますが、また同じところの黒橋の村に戻ってしまい最悪な状態だったところに仲間のグヨンとチーム長イルヘが助けにやってきて合流し、テジン隊長の無線の指示通りに進み、無事に脱出することができました。そして、休む暇もなく、またすぐに落石事故が発生します。
2020年、携帯電話と手袋の件で、警察の取り調べを受けることになったテジン隊長。
公園職員のキム・ソルは「手袋なんて誰でも持ち出せるじゃないですか?一緒に働く職員なら簡単でしょ」と言い、「ただ言っただけです」とイガンに伝えます。
イガンはテジン隊長の面会に行きますが、「チーム長のイルヘのところに行け、イルヘにすべて話したから」と伝えます。
また一方で、イガンはチーム長のイルヘと仲間のグヨンの二人に会い、2019年に雪の中、犯人を追っているヒョンジョの後を自分も追いかけて行ったと話をはじめ、犯人のステッキを見つけて崖から落ちたが、ヒョンジョが救護してくれたと・・・通報するためにイガンがいる場所を離れたが、ヒョンジョはそのまま帰ってこなかったのです。あの場所に連続殺人の犯人がいてイガンとヒョンジョが事故に遭ったと話します。
イガンは二人に「黒橋の谷にヒョンジョが事故に遭う前に残した証拠があると思うので私をそこに連れて行って、そこに行けば証拠があるはずだから手伝って」と頼みます。
また、その4時間前、イガンはチーム長のイルヘと先に会っていました。
イガンは「グヨンはダウォンが亡くなった日に山にいたの、手袋を手に入れるのも簡単なことで、グヨンを私たちが確実な証拠をつかんで捕まえよう」と言い、イガンはグヨンを疑っていて、罠を仕掛けようとします。
また、その後も智異山で局地豪雨が発生し、レンジャーたちの過酷で厳しい救助活動が続きますが、イガンとヒョンジョは緊急通信機器がある場所で遭難者二人を見つけます。また、別の場所でもグヨンたちが取り残された女性登山者を発見しますが、装備がないので救助が難しく、デジン隊長は自分が装備をもって向かおうとしますが、ヤンソンが自分から私が向かうと言います。
そんな中、イガンはもう一人の遭難者が1995年の水害事故にあった生存者で、イガンの亡くなった両親とも縁があった男性だったことが分かりました。
イガンは避難先の洞窟の中でその男性から、あの日両親が山を訪れたのは、良い父親、良い母親になることを祈るためだったことを聞かされ、イガンはやっと過去の苦しかったトラウマから解き放されたのです。
山から下りたイガンは祖母のムンオクに「ありがとう」と一言、恥ずかしそうに挨拶しますが、祖母の方が思いがけない言葉にどうしたの?と笑っています。

    

13話・14話・15話
2019年、局地豪雨が発生したこの日、初めてレンジャーとして出動したヤンソンは、遭難者の女性を助けていましたが流れの速い川の中に落ちて流されてしまったのです。
恋人のグヨンはヤンソンの事故を聞き、急いで現場に駆け付けヤンソン、ヤンソンと叫び続けるのです。更に、また山では激しい雨が降りはじめ、渓谷の水があふれ出ています。
そんな中、グヨンはヤンソンを助けるために川の中に飛び込もうとしますが、それをヒョンジョたちたくさんのレンジャーが止めに入ります。
そしてその時、イガンに一本の電話が入ります。それは、祖母ムンオクの乗っていたバスが橋を渡っていたところ、川の水が急激に増えて流されたという電話でした。
その後、バス事故による死亡者の遺体はすべて見つかりましたが、ヤンソンの遺体は見つかっていません。
また、バス事故を捜査中の警官ウンスンはあの橋は倒壊の恐れがあって道路を封鎖していたのにバスが通ったことが奇妙で目撃者を捜していると言います。
それを聞いたヒョンジョは現場の橋に行ってみますが、そこで黒い男の幻影を見ます。
「僕のせいだ、何としても僕が止めるべきだった、僕のせいで皆が死んだ」と愕然とします。
そして、ヒョンジョは一人で犯人捜しをはじめるのですが、今まで死んだ人たちは、みんな黒橋の村に住んでいた人たちで黒橋の村とケーブルカー事業とが関わっていると知ります。
2020年、イガンはチーム長のイルヘとグヨンの3人で山に入り、犯人の証拠を探そうと言いますが、グヨンが「イガンもイルヘもお前たち何かおかしいぞ?」と問いかけます。
その時、誰かがわざと嘘の通報をして、イガンを一人でその場所に残る様にしたのです。
ところが一人でいるイガンのところにヒョンジョの幽霊が現れ、「犯人は警官ウンスンです」と伝えます。それは、2019年、ヒョンジョは山の中で公園職員のキム・ソルと出会い、警官ウンスンから黒橋の村で3時に会おうとメールをもらったと言うのです。それがきっかけになり、自分なりに調べた結果、やはり犯人は警官ウンスンだと確信するのですが・・・?
2020年、イガンはチーム長のイルヘとグヨンに犯人の話をしますが二人は警官ウンスンを疑う理由にならないと言います・・・イガンは犯人は山だけに詳しいのではない、死んだ人についても詳しい、ウンスンほど村を知っている人はいないと話します。
もう一度協力してほしいとお願いするイガンですが、チーム長のイルヘとグヨンがイガンの指示通りに山に行くとすでに死亡した遭難者がいたのです。
イガンは犯行の場所と時間がなぜ変わったのか疑問に思いましたが、設置したカメラからイガンと幽霊ヒョンジョの会話を聞いていた犯人が映っていたのですが、それはウンスンだったのでしょうか? そして、幽霊ヒョンジョはすぐに、今一人でいるイガンを心配するのです。
また一方で、ヒョンジョの家族たちが智異山を登山します。
母親は「息子は良いところで働いでいたのね」と涙をうかべ・・・
父親は「もう、ヒョンジョを送ろう」と涙をこらえて話します・・・
そして、イガンのもとにヒョンジョの生命維持装置を外すことになったと病院から電話が入ります。
そこへ、ヒョンジョの妹カン・スアが訪ねてきて兄はイガン先輩の話をたくさんしていましたから、必ず挨拶したかったのですと言って、これまで本当にありがとうございましたと頭を下げて帰っていきます。
イガンはチーム長のイルヘとグヨンに「ヒョンジョは死にそうになっても山に残って犯人を捜そうとしている、これからは私たちの仕事よ」と真剣に話し、黒橋の村関係の事件資料を二人に見せます。そして、今生きている5人の中にキム・ソルとウンスンがいると伝えます。
1991年、黒橋の村で一体何があったのか?3人はそれを調べはじめます。
そして、ケーブルカー事業の保証金を巡り、政府の規制が厳しくなり山で薬草が取れなくなった住民たちは山を離れようとした、また逆に養蜂を仕事にしていた者たちは国から支援金を受け取り、住民たちの間で村を出たい者と出たくない者たちで対立があったことが分かり、村はバラバラになってしまったのです。
この時、養蜂を仕事にしていたキム・ソルの母親とイ・セウクの父親は薬草を仕事とする者たちに殺されますが、ケーブルカー事業は結局白紙に戻されたのです。
そして、大人になったキム・ソルとイ・セウクは殺された両親の復讐を決めたのです。
すべての真実を知ったイガンはキム・ソルの家に向かいます・・・
そして、警官のウンスンは犯人ではなかったのです・・・

16話(最終回)
1991年キム・ソルの父親の養蜂の蜂の箱に農薬を散布したことや井戸に猪を放り投げたことソルの母を殺したことなど、すべて村の人々がやったことを子供の頃に聞いてしまったキム・ソル。
家では母を亡くした父が全滅した養蜂の蜂の箱を狂ったようにたたき壊していました。
その後、キム・ソルの父は自ら命を絶つのです。
そして、ケーブルカー事業も中止になり、残った村の人々は愕然とします・・・
2020年、真犯人キム・ソルに「山で事故を装って黒橋の村の人々を殺してきた犯人はあんたよ」とキム・ソルの感情を刺激するような言葉で追い込んでいくイガン・・・
そして、必ず証拠の品を消そうとするキム・ソルのカバンに位置発信機を入れるのですが、彼はそれに気づいていました。
山に入ったキム・ソルをチーム長のイルヘとグヨンが見失ってしまうと警察から戻ってきたテジン隊長がレンジャーたち全員に遭難事故が発生した「遭難者はレンジャーのキム・ソルだ」と指示を出します。
そして、この時、先に幽霊のヒョンジョ(チュ・ジフン)が山の中の洞窟でキム・ソルに遭遇します。
キム・ソルは連続殺人事件を犯したことについて、はじめは自分が自殺するつもりで山に来たが、そこで昔の黒橋の村の友人で陸軍の訓練をしていた軍人に出会い、彼が僕の父のことを覚えていなかったことに怒りを感じ自分が飲むはずだった毒入りヤクルトを飲ませたと言います。
この事件が殺人ではなく事故として処理されたことがきっかけとなり、次々と殺人を犯すことになったと言い、同じ痛みを持つ共犯のセウクを説得するのは簡単だったと打ち明けます。
これを聞いた幽霊のヒョンジョは「山はあなたたちの味方ではない、山はあなたに罰を与えようとしている、だから山は僕にあなたが犯人だと知らせたかったんだ、あなたは最後に罪を受けるんだ、僕を見た人は皆死んでいくから」と話すと、キム・ソルは洞窟の中で証拠の品を燃やすのです。
それを知ったイガンを「山に行こう」とテジン隊長が山に連れて行きます。
イガンはそこでヒョンジョが残した印を見つけますが、その印は山ではなくヘドン派出所を指していました。そこには亡くなったセウクの携帯があり、キム・ソルとの証拠の会話が残されていました。
山から戻ったイガンはヒョンジョの病院に行きますが、病室にヒョンジョの姿はなく、ただただ涙するイガンでしたが、その後、キム・ソルによって車で拉致されるイガン・・・
キム・ソルはイガンを殺そうとしますが、そこに落石が起こり、キム・ソルだけが石の下敷きになり亡くなります。
そして、1年後、ヒョンジョもイガンも健康な体を取り戻し、智異山のレンジャーとして復帰する姿が映し出され、すべてhappyendで終わりました。





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「だから俺はアンチと結婚した」あらすじと感想、キュートなラブコメ

2021-11-02 | 韓ドラ た行、たち


韓国ドラマ「だから俺はアンチと結婚した」あらすじと感想、最終回。
トップスターのフジュン(チェ・テジュン)と、ある勘違いから彼のアンチファンだと烙印を押されたヒロインのイ・グニョン(スヨン)のキュートなロマンチックラブコメディー。
よくある最悪の出会いから恋に落ち、胸キュンキュンの二人になりますが、その主演を務めるのは今年除隊されたパク・シネちゃんの彼氏チェ・テジュンさん。
k-popスター役なのでアイドルとしてのダンスや歌も披露するチェ・テジュンさんですが、トップスターとしての彼の美しいマスクと危険な香りはチェ・テジュンさんにピッタリの役柄で、本当は根が優しいところもありカッコいい男性像でした。
本作を視聴して私生活でパク・シネちゃんとの恋人関係がすっごく気になります~(笑)

また男性陣はチェ・テジュンさんをはじめ、現役アイドル2PMのチャンソンや時代劇「カンテク」のキム・ミンギュ君など演技派の個性豊かな魅力を持つ若手イケメンが次々と登場して、イケメン好きにはお得な嬉しいドラマです(笑)
なかでもフジュン(チェ・テジュン)と常に対立し初めて悪役に挑戦した2PMのチャンソンは、鋭い眼差しと幅広い演技で驚くほどのカリスマ性を見せつけてくれます。こんな役も出来るんだ~~という感じで見事な悪役でした。

またヒロインにはドラマ「賢い医師生活」が大ヒットしたチョン・ギョンホさんの彼女で少女時代のスヨンちゃんがトップスターと出会い恋に発展する微妙な乙女心をそつなく巧みに演じています。スヨンちゃんがラブリーでとっても可愛かったです。
更にフジュン(チェ・テジュン)の元カノも登場し複雑で微妙な四角関係のラブラインから目が離せなくなります。

本作は韓国で実際に放送されチェ・テジュンさんも出演歴がある人気バラエティ番組「私たち結婚しました」に似ているところもあり、韓国芸能界のリアルさが反映された疑似恋愛&結婚バラエティーの面白さが十分に感じ取れ、韓国芸能界の内部が現実的に描かれ、真に迫ったものがあります。人気俳優のソンフンさんが2PMチャンソンの兄役で特別出演されているのも注目で、本作は若者中心のドラマで後半から更に盛り上がっていきます。

あらすじ(ネタバレあり)
①②グニョン(スヨン)は出版社「ワンダーウーマン」で働く入社3年目の記者ですが、さまざまな雑用を任されている雑誌記者。
ある日、ジェジュン(チャンソン)が運営する事務所の取材を押し付けられたグニョン(スヨン)はカメラマンのスファン(キム・ミンギュ)と会場に向かいます。
そのイベントには大スターのフジュン(チェ・テジュン)も来ていて、彼が乗っていた車をのぞき見していたことで怪しい印象を与えてしまい、更にフジュンのプライベートまで目撃してしまい彼女をストーカーと勘違いしたフジュンはグニョンが持っていたカメラを投げつけ壊してしまいます。それに激怒したグニョンは自分のハイヒールを投げつけるのですが、その映像がネットサイトで拡散され大騒動になります。
この事件で会社をクビになったグニョン(スヨン)は公式アンチとして大スターのフジュン(チェ・テジュン)の二面性の裏の顔を暴こうと必死になりますが、逆にグニョン(スヨン)の方も新聞に載ってしまい、アンチの象徴となってしまいます。
そんな時、スターとの結婚リアリティー番組二人の同棲生活に密着する番組「だから俺はアンチと結婚した」の企画が二人に持ち上がります。

③④トラブルをきっかけに最悪の出会いをし、ひょんなことから番組企画の大スターとアンチの同棲生活の撮影がはじまるのです。
撮影初日から細かい問題が発生し撮影は順調に進まず、人を驚かす天才のグニョン(スヨン)は大スターフジュンと手に汗握るスリリングな日常生活を送ることになります。
更に住む家がないグニョンは撮影しているフジュンの家を内緒で借りているため、スタッフに見つからないように気を使い大変な思いをしていますが、その間もグニョン(スヨン)はフジュン(チェ・テジュン)の裏の顔を1つ1つ忘れないように自分のパソコンで書き留めています(笑)
また一方、フジュン(チェ・テジュン)はジェジュン(チャンソン)、イニョン(ハン・ジアン)と共に練習生時代を一緒に過ごし友情を育ててきました。
今は時の人となった大スターフジュン(チェ・テジュン)を心の底から嫌うジェジュン(チャンソン)ですが、二人の間に何があったのでしょうか?
ジェジュン(チャンソン)は独立して芸能事務所の代表となり、JJという芸名で歌手としても活動していますが、人気はパッとしません。
仲間だったイニョン(ハン・ジアン)を自分の事務所に移籍させて、付き合うようになりますが、かつてフジュン(チェ・テジュン)の彼女だったイニョンは二人の男性の間で心が揺れています。
また、ジェジュン(チャンソン)はグニョン(スヨン)に近づき、自分の事務所にスカウトします。

(ジェジュンから一緒に独立を誘われたフジュンでしたが、彼は自分が韓国に来られたのは今の事務所の代表のおかげだから一緒に行けなかったのです)

⑤⑥グニョン(スヨン)は撮影が続くなかで、ゲイだった元カレの相手がフジュン(チェ・テジュン)だと誤解します。
また、フジュン(チェ・テジュン)は、昔、母を守れなかったという心の傷を抱えていることが分かり、複雑な家庭環境だったのです。
 
また、グニョン(スヨン)は、ある出版社からフジュンと撮影しながら、こっそりフジュンの情報収集をする条件で採用の声がかかります。スターのスキャンダルがほしいのですね。
グニョンは裏で情報を売るようなマネはできませんとハッキリ断るのです。

次の撮影とCM撮影のために日本の沖縄へ向かった二人です。ところがイニョン(ハン・ジアン)もCM撮影のために沖縄へ向かいます。
日本でフジュン(チェ・テジュン)はCMの相手役がイニョン(ハン・ジアン)だと初めて知ります。ところが、ジェジュン(チャンソン)が後から追いかけてきてイニョンの出演を反対しますが、結局、二人は恋人同士のような甘い雰囲気でCM撮影を撮ることになります。
グニョンはフジュン、ジェジュン、イニョン、3人の関係が気になりはじめます。
また、グニョンはここの沖縄でフジュンのマネージャーから、「あいつは本当に優しくていい奴なんだ」と聞かされ、自分が知っている彼とは違っていることに気が付きます。

⑦⑧(日本の温泉に浴衣のまま入り、湯船の中でゆで卵を何個も食べているグニョン(スヨン)には爆笑ですが、こんな光景、日本ではありえませんよねぇ~違和感を感じるシーンです)

沖縄で父の形見の指輪を失くしたフジュンですが、なんとグニョンが見つけてホテルのロビーに預けていたのです。

初放送はフジュンとグニョンの仲たがいする様子が流れ放送は大成功で終わりましたが、韓国に帰国したグニョンは空港でフジュンのファンや記者から「復讐のために出演を」「フジュンを殺す気?」「すぐやめて」「ただじゃおかない」など、キツイ言葉をあびせられショックを受けますが、フジュンが「憶測や非難は控えてください」と呼びかけます。
世間から悪者になってしまい、そうとう傷ついたグニョンですが何かとかばってくれるフジュンなんです。

その後、グニョンがある出版社の採用を受けフジュンの情報を流していると誤解したフジュンは撮影を降板すると言います。
ところが、誤解がとけたフジュンはグニョンの所へ走り、「つらい思いをさせてしまったこと後悔している、俺の前にいろ」と言っていきなりキスをします。
フジュンは彼女がこんなに気になるなんて・・・
グニョンもフジュンを見つめていると好きになりそうで怖いと・・・
二人の間に恋愛感情が芽生え始めます・・・


  


⑨⑩
ところが、急にグニョンは「ふざけてるの?」と言って、フジュンを突き放します。グニョンはフジュンから弄ばれていると思っています。
フジュンも頭を抱え、何やっているんだとつぶやきますが、彼の愛は本気だったようです(笑)
そんなぎこちない二人の撮影がまたはじまりますが、今度は撮影場所がグニョンが解雇された前の職場だったことから、きっとグニョンが嫌がっていると思い彼女をかばったフジュンが撮影を断り二人はなぜか喧嘩になります・・・  グニョンにはまだ大スターであるフジュンとの間に微妙な距離感を感じているのです。

また一方、ジェジュンもフジュンが持っている指輪の人物を捜し始めます。なんでそこまでフジュンに関わり攻撃したがるのでしょうか?

また一方で、ひょんなことから、地方にあるグニョンの実家に二人で行くことになりますが、グニョンの父親から「例の番組で共演している野郎だな?お前を殺して俺も死んでやる」と何度も叩かれるフジュンです。「愛のムチ」ですと言いながら(笑)大スターが喜んでお酌するシーンは爆笑ですが、地元では25歳までは村一番の嫁候補だったグニョンはとてもいい子だったようです・・・
そして、その夜、フジュンは「いつからかな?お前が好きだ」とグニョンに告白し、二人はラブラブになっていきます・・・

そんな時、フジュンの音源が流出されますが、「アンチの仕業」だとグニョンを犯罪者扱いする書き込みが流れます。本当の犯人はイニョンですが、彼女はフジュンを獲得するために必要だった自分が今更必要なくなったことを知り、ジェジュンに強く吐き出します。

またフジュンは「また、悪役にさせて悔しい思いばかりさせている。ごめん」とグニョンに謝り、抱きしめます。

⑪⑫
そんな中、イニョンが薬を飲み救急搬送され、フジュンに病院から連絡が入り、フジュンとグニョンの二人は病院に向かいます。そこにフジュンのマネージャーが到着しイニョンの看病をグニョンにお願いします。フジュンとイニョンの噂が立つのを防ぐためです。

その後、フジュンが男性ファンから拉致されます。
ところが、彼は婚約者に思い出に残るプロポーズをしたくて、フジュンを突然拉致して歌をお願いしたのです。もちろん人の良いフジュンもOKしますが・・・ちょっとしたハプニングでした。

また、二人の撮影は続きますが、制作側は思った以上にラブラブでいい雰囲気の二人を見ても、誰も二人の関係を疑いません。二人にとってはラッキーですが・・・
そして、二人にCMの依頼が舞い込んできます。
そのCM撮影の日にスタイルがバツグンの彼女を見てやきもちを焼くフジュンに爆笑です。
そんな恋人たちですが、フジュンの甘いセリフにとろけてしまうグニョンたちのラブラブが長く続きますように・・・

⑬⑭一方、例のフジュンにとって重要な指輪をジェジュンから取り戻したグニョンはその指輪がフジュンの父の指輪だと知ります。フジュンはまた指輪のことでグニョンに助けられたのです。
そのフジュンは「今は本当に守りたい人ができた、ただ好きなんだ」というグニョンへの告白シーンと劇中の挿入歌がマッチして二人の熱い想いにニヤニヤしながら見てしまう本作です(笑)
ところが、ジェジュンの告げ口で二人の仲を察した事務所の代表がグニョンを訪ねてきます・・・
そして、危険な芽は早いうちに摘んでおかないとダメだと思った代表は「だから俺はアンチと結婚した」の撮影を打ち切りにします。
その日、最後の撮影がはじまりますがフジュンは僕たちはこれからがはじまりだとグニョンに告げます。

番組が終わり、再度グニョンに前に面接を受けた会社からインターンにと声がかかります。もちろんフジュンのことを記事にしないという約束でしたが、グニョンのパソコンからフジュンの暴露ファイルが盗まれ特ダネとして公開されてしまいます。そして、グニョンが暴露ファイルを公開したことになりました。結局、会社に騙されたグニョンでした。
更にフジュンの初恋がイニョンだと判明し、成功のために彼女を捨てて、年齢や学歴も虚偽だったことが分かり世間の怒りを買っている記事まで出てしまいます。
この記事はジェジュンが提供者なのか??それともフジュンがやめると告げた事務所の代表なのか??
そして、そのジェジュンは父と兄から捨てられ会社を処分されてしまいます。

ジェジュンはフジュンを訪ねます。
フジュンは「いがみ合うのはもうやめよう」と優しい眼差しで言います。
ジェジュンはポケットから名刺を出し、「その男だよ、お前の父親は」と告げて帰っていきます。

⑮⑯最終回
その後、フジュンは愛する者を守るために緊急記者会見を開き、今までの偽りのスターからどこにも戻れないことを悟り、ここに全てを認め心から謝罪をします。
そんな中、ジェジュンとイニョンの交通事故の知らせを聞きます。
イニョンの自殺をジェジュンが止めましたが、ジェジュンは意識不明になります。
更に、世間に背を向けられたフジュンに違約金の訴訟が起こり、大ピンチのフジュンです。

その後、父に会いに行ったフジュンでしたが、父ではなく父の友人だったことが分かり、10年前に亡くなったという父のお墓に向かうのです。

グニョンは今度「フジュンの裏の顔への高慢と偏見」という記事を書いています。
それはフジュンの高慢さとグニョンの偏見のストーリーの結末ですが、世間がグニョンの言葉に耳を傾けてくれるといいなと思いながら、フジュンと会える日を待っています。

フジュンはずっとジェジュンの看病を続けながら、曲作りにも没頭していますが世間からはひどいバッシングを受けています。フジュンは自宅まで処分して出直そうとしています。
そして、前の事務所は経営が悪化し売却されると聞き、自分と代表の出発点だった昔を懐かしむフジュンは自分が返済をしてあげる優しい青年です。
フジュンはグニョンに電話し、「少しの間会えない、会ってしまうと決心が揺らぎそうだから、君にも世間に対しても胸を張れる自分になって帰って来るよ」と言い再起を決意します。

3か月後、ハンPDとノ作家の結婚式に急に現れたフジュンにグニョンは大喜びです。
そして最近ネットではフジュンが初プロデュースした曲が話題を呼んでいます。
そして、ラストは全てがhappyendで幕を閉じました。

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韓国ドラマ「太陽の季節」太陽の帝国、ドロドロ愛憎劇、あらすじと感想

2020-10-14 | 韓ドラ た行、たち

韓国ドラマ「太陽の季節」太陽の帝国、あらすじと感想、最終回。~復讐のカルマ~
本作は復讐、出生の秘密、裏切り、大企業の後継者争いなど韓国ドラマの王道要素が満載のイルイルドラマです。孤児として生きてきた青年ユウォル(オ・チャンソク)が、愛する女性と結婚しようとした矢先、大企業の陰謀に巻き込まれ事故に遭います。その後、名前を変えて別人になり復讐を誓うのです。孤児のユウォル役には「私はチャンボリ」、「被告人」のオ・チャンソクさんが扮し、長身で小顔のイケメンぶりを再確認(笑)やはり本作で主演級になるとオーラが違いますね(笑)また愛するユウォルを亡くした後に妊娠が分かり、その大企業の御曹司と結婚し復讐の機会を狙っているシウォル役にミュージカル俳優と結婚されたユン・ソイさんが登場。結婚後も相変わらず聡明で知的な印象は本作の大企業の嫁にピッタリな感じが良かったです。彼女は二人の男性から愛されますが、死んだと思っていたユウォルとの再会は劇的で謎の事故で引き裂かれた愛がとても切なく、彼の子供だとなかなか伝えられないことがイライラ(笑)します。久しぶりに財閥が登場する長編のドロドロ復讐劇を視聴しましたが、意外と肩に力が入らない見やすいドラマになっていて、御曹司が入れ替わる出生の秘密が複雑に絡んでいる復讐劇なんですが、後半過ぎからドロドロ感が加速して毎回先が楽しみになってきます。
あらすじ(ネタバレあり)
27年前、ヤンジグループのチャン会長は、都市開発を控え、若い経理部のテジュンに江南の土地を購入すように指示を出します。さらに未婚で妊娠中のチャン会長の娘ジョンヒとの結婚も勧めます。野心家のテジュンは妊娠している会長の娘ジョンヒと結婚しますが、偶然自分の彼女も妊娠をしていたので自分の子供を入れ替えて長男として育て、会長の娘ジョンヒの子供をそっと施設に預けます。現在になり、恋人シウォル(ユン・ソイ)との幸せな日々を夢見ていた孤児院出身の会計士キム・ユウォル(オ・チャンソク)は大手企業ヤンジグループの会計監査を任される中で、重大な不正を発見します。ところがそのために命を狙われ、車ごと崖から突き落とされてしまうのです。ユウォル(オ・チャンソク)の子を妊娠していた恋人のシウォル(ユン・ソイ)は彼の死を知ってヤンジグループへの復讐を決意し、常務のグァンイルと結婚します。その頃、奇跡的に一命を取りとめたユウォル(オ・チャンソク)はヤンジグループの御曹司と結婚したシウォル(ユン・ソイ)に裏切られたと思い込み、絶望の淵に追い込まれます。やがて、シウォル(ユン・ソイ)とヤンジグループへの復讐を誓いオ・テヤンと名前を変えたユウォルは、金融業者のファン社長を助けたことで恩恵を受け、今は企業サン社の代表を勤めています。そして、ファン社長とテヤンとドクシルとドクシルの母ミランはヤンジグループ宅の隣に引っ越してきます。またドクシルの母ミランはヤンジの長男グァンイルの実の母親なので、彼のことが気になり、シウォルも愛するユウォルに似ているテヤンが気になって仕方ありません。またテヤン(オ・チャンソク)代表は企業のテソンを巻き込んで業績が悪くなったヤンジグループに復讐する計画を立てています。またヤンジの長男グァンイルは母から子供のころ実の父親は死んだと言って毎年お墓参りに行っていましたが、彼は父である会長テジュンとのDNA鑑定で実の親子であることが分かり、自分の代わりに施設にいった子供がいることも分かり衝撃を受けています。また、その秘密を守るために父である会長のテジュンは嫁のシウォルを呼び出し子供のジミンのために夫を守れと言います。そんな時、シウォルはドクシルの話からテヤンがユウォルだと確信し、施設に行った子供がテヤン(オ・チャンソク)だと知ります。ということは子供のジミンはヤンジグループの本当の孫ということになります。またこのころ、ドクシルがテヤンの子供を妊娠するのです。悩んだテヤンは「君を愛してみる。結婚しよう」と告白します。テヤンはキッパリ、シウォルから離れる覚悟を決めドクシルと結婚式を挙げます。また、シウォンも自分の心の中から永遠に彼を消す決心をします。でもテヤンは愛は諦めましたが自分を殺そうとしたヤンジグループへの復讐は続けるつもりです・・・



数年後、巨額の収益を上げアメリカから帰国したテヤンと妻のドクシルと娘のセッピョル。ところが韓国ではヤンジグループが経営難の危機に陥っています。そして、失敗続きの長男グァンイルを経営から手を引かせると会長が言いはじめます。ここからテヤンとシウォルの企業買収に向けての争いがはじまり、かつて深く愛し合っていた二人は敵同士になっていきます・・・
そして、ヤンジグループに刃向い盾突くテヤンが何者なのか本当の正体をヤンジの会長やグァンイルが探しています。そして、最初に会長のテジュンがテヤンがキム・ユウォルでヤンジグループの本当の孫であることを知り、自分の子供のグァンイルへの継承を急ぐのです。またテヤンの妻ドクシルの母ミランも自分が息子のグァンイルと取り替えた子供が婿のテヤンだと知り衝撃を受けます。この手で取り替えた子供が婿になるなんて天罰が下ったと泣き崩れる母のミランです・・・ また、グァンイルもテヤンの本当の正体を父のテジュンから知らされます。更にグァンイルはテヤンと妻のシウォルが昔恋人同士だったことも知るのです・・・そして、子供のジミンがテヤンの子供だったことも・・・そして、ヤンジの名誉会長もテヤンがキム・ユウォルだと知り、テジュンにまた12年前と同じように始末するように言います。自分の本当の孫なのに・・・ところがテヤンは自分の身の危険を感じ常に警護を付けていて助かります。
また、シウォンはもうすべてがドロドロになり夫のグァンイルと離婚する決意ですが、グァンイルは絶対に離婚しないと言っています。そんな時グァンイルの父であるテジュンは孫のジミンがグァンイルの子供ではなくテヤンの子供だとDNA鑑定で知ります。そして、シウォルとジミンを引き離すためにジミンを一人で留学させる計画を立てます。またそんな時、グァンイルの父であるテジュンの陰謀に巻き込まれたテヤンの娘セッピョルが家の前でオートバイにひかれ亡くなってしまいます。ドクシルの母ミランはグァンイルの父であるテジュンに「あの日、あなたが私を呼び出し拉致しなければ事故は起きなかった、絶対に許さない、あなたに天罰が下るのを必ずこの目でみてやる」と泣き叫びながら電話します。後半からグァンイルのシウォルに対する態度も人が変わったように変化し、ドロドロ感が増していきます!本当に冷徹で嫌な男になったグァンイルに腹立たしくなります。その後、グァンイルの経営権の継承が終われば二人を離婚させ、ジミンの親権もシウォルに渡すとテジュンは言いますが、テヤンがすべての真実を知り、今度はジミンを誰が育てるかで、揉めはじめますが、テヤンの妻ドクシルがだんだん傲慢でわがままな女に変わっていきます。そんな時とうとうテジュンの妻ジョンヒは息子のグァンイルが偽物だと知り大きな衝撃を受けます。そしてテヤンが本当の子供だと知ったとき「自分の子に気付かなかったなんて、ひどい母親だわ」と言って倒れてしまいます。やっと、母と息子は対面し「すべて元に戻してあげる、あなたの息子も人生も・・・」と言いますが、テヤンは「自分で取り戻す、自分で復讐する」と告げ名前をユウォルに戻します。母のジョンヒはテヤンとシウォルを呼び出し、これからのことを話し合います。ユウォルは「テジュン親子からヤンジとジミンを奪い返すために3人で協力しよう」と言い「まずはテジュンとグァンイルを騙し、すべて取り戻すまで何も知らないふりをしよう。そして、その後はみんなで一緒に暮らそう」と告げます。そして、はじめにアメリカに留学している子供のジミンを韓国に戻そうと計画します。その後、ユウォルの妻ドクシルが名誉会長にジミンはユウォルの子供だとわざと話し、「名誉会長以外はみんな知っていますよ」と告げ口します。そのご、名誉会長は心筋梗塞で倒れてしまいます。そしてジミンも大人たちの口喧嘩を聞いて、自分がユウォルの子供だと知ってしまい、置手紙を置いて家を出ていきますがテヤンの家で住むことになります。その後もユウォルとテジュン親子の企業争いは続きますが、理性を失っているグァンイルがユウォルが偽の身分で生きてきたことを世間にバラしたことでユウォルのサン社の投資家たちやマスコミが大騒ぎになりユウォルは自分が作った会社から追い出されることになります。今まで積み上げてきたものが一気に崩れ落ちたユウォル・・・ 母のジョンヒは「いつまでもこのままではいられない、すべてを元に戻さなければ」と思っています。ところが争いが進む中で株を多く持っていたユウォルの父親代わりでもあるファン社長がテジュンの陰謀に巻き込まれ亡くなってしまいますがそれにもユウォルの義母であるミランが薬を飲ませ殺したのです。亡くなったファン社長はユウォルに全財産を遺贈しますが、そのかわり義母のミランを許してほしいとの遺言を残します。全く自分の息子であるグァンイルのことだけしか考えない罪深い勝手な母親ですが、ファン社長はミランにも家とビルを相続します。また一方ヤンジグループはファン会長の死によってグァンイルの物になり、一人微笑んでいるテジュンです。
そして、ほとんどの人物がユウォルとグァンイルが入れ替わったことを知りますが、一人ユウォルの妻ドクシルだけが知りませんでしたが、とうとう母のミランが真実を話しユウォルと別れるように言います。ところが名誉会長の次女スクヒの嫁がドクシルにあることない事告げ口をしグァンイルもドクシルも離婚しないと言い張ります。そんな時ファン社長が他殺だったことが分かります。またユウォルもグァンイルによってファン社長殺しを疑われる記事が出て濡れ衣を着せられ、殺人容疑で緊急逮捕されます。皆がイム・ミランを説得しますが自分の子供グァンイルが可愛い母ミランはそんな説得に応じませんでしたが、やっと「ファンさんを殺したのはチェ・テジュンです」という自供書とテジュンの悪事が録音された携帯をシウォルに送り失踪します。その後、新たな証拠を入手した警察は逃走中のテジュンを容疑者として追っています。やっとユウォルの潔白が証明されました。そして、次の日から朝の朝食に呼ばれたユウォルはテジュンの席に座ることになります。名誉会長の祖父は「これからは、そこがお前の席だ。朝は必ずここで食べなさい」と言います。そして、この機会に戸籍を整理し、ユウォルは性をチャン氏に変更し、グァンイルととミンジェは母親の性にできるだけ早く改性の手続きをするように言います。そして、ユウォルが会長になるように言いジミンもユウォルの戸籍に入れるように言います。でもそうなると3人で暮らす夢は破れてしまいます。シウォルは迷っているユウォルに「今は会長になってあなたがヤンジを立て直した後に一緒に暮らそう」と言います。ユウォルも「ヤンジを立て直してドクシルの病気が治ったら遠い国で一緒に暮らそう」と決めます。



終盤、名誉会長の祖父が2度もユウォルを殺そうとしたことをグァンイルに脅され、祖父は自ら自首することにします。そしてユウォルが会長になります。ユウォルはグァンイルを経営不振とヤンジ新薬の粉飾会計で社長を解任し、グァンイルはシウォルとも離婚することになりました。その後、家を出て別荘に行ったグァンイルを心配してユウォルとシウォルは別荘に向かいます。別荘の近くの猟場で自殺するグァンイルは止めに入ったユウォルを猟銃で撃とうとしますが、それを止めに入ったシウォルが撃たれてしまいます。シウォルはユウォルに彼をここまで追い込んだのは私だから警察に届けないでほしいと言い、そうでないと私が死ぬまで重荷を抱え続けるからとお願いします。そんな時、逃亡中のテジュンが逮捕され、失踪中のミランも一緒に警察に行きます。そしてグァンイルも「父さんのようになりたくなかった」と自ら自首をします。またドクシルも心の病が悪化し入院することになりました。そして、嫌がらせから学校に行きたくないというジミンは母のシウォルにアメリカに行きたいといいます。また、ユウォルはヤンジを経営の専門家が運営するようにし自分は経営から退くと言います。これが祖父が作ったヤンジを潰して立て直すという宣戦布告だったのです。ユウォルは祖父が作る「帝王の座」を消したかったのですね。怒った祖父は「お前と二度と顔を合わせる気はない、私の孫ではなく、みなしごに戻れ」と激怒します。シウォルとジミンはアメリカに旅立ち、3年後、ユウォルはヤンジを誰もが働きたいと思う人気1位の企業にし、3年の任期を終えて経営から退きます。祖父は体調が悪化し入院先のベットの中からユウォルを呼ぶように言います。アメリカから帰国したシウォルは一生後悔するとユウォルを呼びにいきます。
最終回、祖父はユウォルに「ご苦労だった、お前に会えたから、もう思い残すことはない、これからは好きなように生きなさい、すまなかった・・・」と最後の言葉を伝えます。祖父はみなしごのための奨学事業に使ってほしいと祖父の株をすべてヤンジ財団に寄付しました。
また、グァンイルも出所し、母のミランとお見合い相手のユジンが出迎え、妹のドクシルも無事退院しました。そして父のテジュンに会いに行ったグァンイルは以前と変わっていない父を見て悲しむのです。父のようにはなりたくないと・・・
ラストはシウォルとジミンのために美しい湖の近くに家を建てたユウォルがシウォルにここで一緒に住もうと告白しhappyendを迎えました。





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韓国ドラマ「ただ1つの愛」あらすじと感想、エルの究極の愛

2020-04-15 | 韓ドラ た行、たち
韓国ドラマ「ただ1つの愛」あらすじと感想、最終回。
2019年作品、全16話。
INFINITEのメンバーとしても活躍し、俳優としても高い評価を得ている
エル君が人間界に舞い降りた天使キム・ダン役を演じ韓国で大ヒットした
天使と人間のファンタジードラマです。
エル君だから天使なのかなぁ? 役柄は幽霊でも当てはまる(笑)ような
ファンタジードラマですが、人間と天使のラブストーリーを描いた
単純明快なラブコメではなく重みのある視聴者を引き込む要素が
ふんだんに盛り込まれているメロドラマで、特にエル君とヒロインの恋は
トキメキ度は超高いです(笑)
イケメン天使が超~カッコいいエル君がシン・ヘソンさん扮する愛を
信じない視力を失った元バレリーナに真実の愛を教えるという
ミッションのため人間界に舞い降りますが、次第に2人の関係に
変化があらわれます。
恋人同士になった二人の切ない愛を感じていく過程が丁寧に描かれ、
素直な感情表現がリアルに伝わってくる真実の愛が描かれています。
思わずキュンとなるエル君にメロメロになります(笑)
また本作は一流のバレエダンサーたちも制作に参加していますが、
バレリーナ役のシン・ヘソンさんの踊りもプロたちに負けないくらい
素晴らしく、長身でモデル並みのスタイルは際立っていました。
たくさんの準備を重ねたシン・ヘソンさんだと思いますが随所に
盛り込まれた美しいバレエシーンも大きな見どころの1つです。
最近、韓国芸能界ではシン・ヘソンさんのような地味目の顔の
女優さんたちの活躍が目覚ましく人気を集めていますが、流行の
流れに変化を感じる韓国の女優さんたちです。
本作に戻り(笑)
エル君演じる天真爛漫でキュートな天使と、イ・ドンゴンさん演じる
ヒロインを見守るバレエ団監督の包容力あふれる大人の魅力など正反対の
男性二人との切ない三角関係など、この三人の絶妙なバランス感がとても
良かったです。
天使のダンとヒロインのバレリーナとヒロインを見守るバレエ団監督を
結ぶ三人の秘密や過去にも注目です!
また本作のイ・ドンゴンさんは芸術を見抜く優れた才能の持ち主で、
事故により視力を失ったシン・ヘソンさんを再び最高のバレリーナに
育てるために奮闘する監督を演じています。彼が漂わせるシックな
カリスマ性と成熟した大人の男はさすがイ・ドンゴンと改めて
感心するほど魅力的でした。


 
あらすじ(ネタバレあり)
人間界に派遣された天使のダン(エル)は全ての任務を終え、24時間後に
天国に戻る予定でしたが、そんな時公園のベンチで盲目の女性ヨンソ
(シン・ヘソン)と出会います。将来有望なバレリーナとして活躍していた
ヨンソでしたが、3年前に舞台で事故にあい失明し、角膜移植手術を
待ち続けています。ところが一向に手術は受けられず、バレリーナへの夢を
絶たれたヨンソは今は亡き両親が残した豪邸で、チョ秘書に当たり散らし、
愛を信じない卑屈な女性になっています。
その後、ヨンソ(シン・ヘソン)とチョ秘書が乗った車が事故にあいます。
その時、命を落とす運命にあったヨンソでしたが、彼女の「生きたい」という
声を聴いた天使のダン(エル)は「人間の生死に関わった天使は消滅する」
という掟を破りヨンソを助けてしまうのです。
そして命が助かったヨンソ(シン・ヘソン)はその時、車の運転をして
事故で命を落としたチョ秘書の角膜を移植され光を取り戻します。
一方消滅するはずだった天使のダンは、消滅の代わりにあるミッションを
神様から与えられることになります。
それは100日間、恋のキューピットとなり人間に「愛」を教えるという
任務に就くことです。そしてその「愛」を教える相手がなんと
ヨンソ(シン・ヘソン)だったのです。
こうして人間の姿になったダンはヨンソの秘書に応募し、彼女に
真実の愛を見つけさせることになります。
その頃、ヨンソ(シン・ヘソン)の亡くなった両親が設立したファンタジア
バレエ団で芸術監督を務めるガンウ(イ・ドンゴン)はヨンソの視力が
回復したことを知り、ある想いから彼女をバレエに復帰させようとしますが
ガンウは秘書のダンが煙たい存在で目障りなんです。
またヨンソがいない間にファンタジアを乗っ取ろうとしていたヨンソの叔母で
団長のヨンジャとヨンジャの長女ルナはヨンソの復帰を邪魔しようと
ずるい策略を考えてヨンソを攻撃します。
監督のガンウ(イ・ドンゴン)と秘書になったダンはお互いに相手の存在が
面白くないのですが、それぞれの立場でヨンソのバレリーナの復帰や
ファンタジアを助けていきますが、ヨンソと叔母のヨンジャの対立は
ますます激しくなります。
そして、ヨンソはいつも自分に協力的で助けてくれるダンが私のこと
好きではないと言うのが納得できません・・・
もちろん、ダンもヨンソのことが大好きですが、いづれ天国に帰る日が
近いので自分がそばにずっといてあげられないことがつらいのです・・・
ましてや自分が天使だと言えないし・・・
本作のエル君は本当に切ない天使を感情表現豊かに演じ、アイドルと
演技者という優れた才能があふれ出ていました。本作の天使のエル君も
本当に良かったですが、私はドラマ「僕には愛しすぎる彼女」の
エル君も超~お勧めです! 



ヨンソを心から愛してしまったダンは「この世には理由もなく
出会う人はいない。運命というものが会わせてくれる」ということを
知ります。
そこで自分がヨンソを愛してもいいという理由を捜しに行ったダンは
子供のころヨンファ島でユ・ソンウという名前でヨンソと出会って
いたことを知ります。
そしてダンは不幸な少年時代、ヨンソと出会い死んでしまった自分が
天使となって、自分が生き返らせたヨンソと出会ったその答えを
解こうとします。きっと、ダンは早く大人になって「ヨンソのことを
守りたかった。」その約束を守らせるために神がダンをヨンソのもとに
送ったのでしょうか・・・?
その後ダンはヨンソのもとに帰りますが、ヨンソの危機を天使の羽の
姿になったダンが救いヨンソはダンが天使だったと知りますが、二人には
そんなことどうでもいいことで、今、そして、この時、この時間、
一緒にいられるだけで満足なんです。
また一方、監督のガウンもなんと昔天使だったのです。その時
ヨンソに似た女性を愛してしまい、その女性が死んでしまう悲しい
出来事を経験しています。
今自分が人間になったのは彼女の死が関わっているのです。
そのため、ダンが愛してるヨンソを自分と重ねて心配しているのです。
また一方で、いままでヨンソに関わる事件はすべてヨンソの叔母の
ヨンジャが犯人だと思っていましたが、なんと長女のルナの犯行だった
ことでヨンジャや夫のクム理事長、妹のニナは大きな衝撃を受けます。
娘のルナをかばうクム理事長は、ヨンソの角膜移植を妨害し、チョ秘書の
交通事故も自分が指示したと自ら罪をかぶり逮捕されます。



善良なダンをずっと見てきた先輩天使はだんだん自分がダンに
似てきたことを感じていました。ダンはヨンソを殺害しようとするルナを
殺して、ヨンソのために自分が自ら消滅しようとしていましたが、
逆にルナの手下と乱闘になります。そんな先輩天使はダンを助けるために
悪者のルナの手下を殺してしまいます。
人間を殺してしまった先輩天使は「一緒に天国に帰りたかった。ダン、
信念を貫け、そしてイ・ヨンソを助けるんだ」と言って消滅するのです・・・
先輩天使はダンを守った気の良いカッコいい天使ですね・・・
また、ヨンソもダンを助けたくて自殺をしようとします。
二人は相手を助けるために自分を犠牲にするつもりだったのです。
相手を思いやる究極の愛に涙が出ます・・・
そんな二人は先輩天使から時間をプレゼントされ先輩のおかげで
今、一緒にいられるのです。すでに結婚した二人ですが、たとえどちらが
残ったとしても幸せに暮らそうと約束するダンとヨンソです。
そしてニナの通報で姉のルナは逮捕されます。
団長で母のヨンジャは自分が欲を出して望みすぎたことを悔やみ
自分を責め続けます。天罰が下ったんですね・・・
ところが、執念深い姉のルナは逮捕後に自殺を計画し病院に運ばれますが、
そこを抜け出し、やっと公開されたヨンソ主演のジゼルのバレエ公演会場に
現れダンを殺そうとしますが、それを阻止しダンの替わりに腹部を刺される
ヨンソでしたがそのまま第二部を終えた後ダンに抱かれたまま意識不明の
状態になります。
最終回、
病院の手術室の前でヨンソの回復を祈りながら消滅するダン・・・
意識不明の状態が続くヨンソはダンの夢をずっと見ています・・・
そして、ヨンソは消滅したダンの命を受けて無事に目を覚まします。
ダンには神様から手紙が届き、「天使ダンは人間イ・ヨンソに
本当の愛を感じさせるというミッションを受け、献身的に任務をこなし
成功させた」とダンを褒めます。また天使として人間を愛してしまった
罪を犯したが、ダンを天使として天国に復帰させます。
一方、退院後に家に帰ったヨンソはダンがいない暮らしを悲しみますが、
ダンは誰からも見えない天使の姿でヨンソを見守っています。
ある日、二人の思い出のベンチに座っていた二人はダンの手がヨンソの
顔に触れたとき、ダンの胸の天使のハンカチが消えてダンの姿が
見えるようになります。それはダンが人間になった瞬間でした・・・
ダンも信じられない様子でヨンソに僕の姿が見えるの?と
聞き返します。 神による現象でしょうか・・・?
様々な困難と逆境を克服した二人が迎えた幸せなラストにホット
胸をなでおろす奇跡のようなhappyendで幕を閉じました!

★エル君おすすめのドラマ「僕には愛しすぎる彼女」
 あらすじと感想、最終回。






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「たった一人の私の味方」あらすじと感想、犯罪者家族がテーマに

2020-02-02 | 韓ドラ た行、たち


韓国ドラマ「たった一人の私の味方」あらすじと感想、最終回
27年間一緒に暮らしてきた家族が実は本当の両親と妹ではなく、
本当の実の父親が犯罪者だと知ったヒロインの葛藤と苦しみを
感動的に描いた重厚なヒューマンドラマです。
愛する妻を救いたいために罪を犯してしまった父のヨンフン
(チェ・スジョン)。
服役して出所するものの、身の上を明かさず実の娘(ユイ)を
遠くから見守る父親を時代劇でお馴染みのチェ・スジョンさんが
好演しています。その切ない演技に心動かされる視聴者が多かったと
思いますが、娘役のユイさんも養母からのいじめなどの涙の演技が
ひしひしと感じられ、物語は父娘二人の深い悲しみの涙と共に
ラストまで一気に進んでいきます。
チェ・スジョンさんと言えば韓国で大ヒットしたドラマ「初恋」で
ヨン様やチェ・ジウさんと共演しましたが、本作で彼が運転手を
務めるボム&フードの会長役に同じく「初恋」で共演された
パク・サンウォンさんが扮し、同じような格差社会の関係をまた
再度二人が演じていました。
韓国ドラマでは身分さのある恋愛は物語を盛り上げる要素の1つ
ですが、本作も脇を固める裕福な姑たちにベテラン女優の
イ・ヘスクさんやチャ・ファヨンさん、また養母のイム・イェジンさん
など個性の強いお馴染みの女性陣が熱く競演し劇中のバトル戦は
ドキドキハラハラ見ごたえ十分です(笑)
また本作は犯罪者となった父ヨンフン(チェ・スジョン)と娘のドラン
(ユイ)を中心に描きだし、視聴者が父ヨンフンの悲しみとつらさに
ついつい感情移入してしまう部分が多いと思いますが、その一方で
被害者家族のその後のつらさも忘れてはいけないということを
伝えているドラマだと思います。
犯罪者となってしまった実父に娘がいたように、殺された被害者にも
また家族がいます。複雑な家族関係が巡り巡って実父が自分が犯した
罪と真っ向から向き合う時がやってきます。そんな登場人物の心の
心情が丁寧に描かれ毎回胸が熱くなる素晴らしいドラマでした。



 あらすじ(ネタバレあり)
養母のいじめを受けながら育った長女のドラン(ユイ)。
養父だけは次女ミランと差別なく可愛がってくれましたが
その育ての父も交通事故で亡くなり、ドラン(ユイ)は家を
追い出されてしまいます。
ドランの友人ユジンの助けでやっと家を借り、バイトをしながら
就活に励む中、ボム&フードの長男デリュク(イ・ジャンウ)の
認知症の祖母を助けたことで元々優秀だったドランは入社します。
デリュク(イ・ジャンウ)とドラン(ユイ)は以前最悪の出会いを
したことがありますが、会社で上司と部下として再会し、やがて
二人は深く愛し合うことになります。
実は実父は昔ドランの友人ユジンのおばあさんの家に住んでいて
罪を犯した後このおばあさんにドランを施設に入れてくださいと
頼みますが、実父の弟分だった育ての父がドランを引き取ったのです。
また一方、27年ぶりに出所した実父(チェ・スジョン)は教会で
出会った神父様の紹介でボム&フードの会長宅の運転手として
働くことになり、そこで実の娘ドラン(ユイ)と再会します。
認知症の祖母はドランが自分の妹ミョンヒに似ているために
認知症の症状が現れるとドランを「ミョンヒ、ミョンヒ」と
捜すために、そのつど会長宅に通っていますが、帰りは運転手である
実父が家まで送ってくれるのです。父にとってはこんな幸せな時間が
くるなんて思いもしなかったことでしょう。実父は自分がそばにいたら
いつか真実が分かってしまうのではと思い早く運転手を辞めなければと
いつも感情の迷いが心の中にあります・・・
また、会社の中では、そんな心優しいドラン(ユイ)にだんだん
惹かれていくデリュク(イ・ジャンウ)ですが、ある日、ドランに
「付き合ってほしい」と告白しますが、ドランは「聞かなかったことに
します」と言ってハッキリ断ります。
実父も二人の関係を心配。二人の境遇の違いに「身の程知らずだ」と
非難されることを恐れているドランにデリュクは「君が心配するすべてを
僕が解決する。覚悟はできている。僕を信じろ。絶対に君の手を離さない」
と強い決意を告げます。このシーンはグッと心に残るシーンです!
その後二人はラブラブになり、運転手の実父もホットします。
「もう君は僕のものだ」と言って大きなダイヤの指輪をプレゼント
されるドランですが、結婚に反対するデリュクの母ウニョンに
呼び出され外国に留学するように言われますがデリュクの父の会長から
許可がでて二人は結婚できるようになります
ところが、ドランを追い出した養母のヤンジャが「身寄りのない
ドランを育てた対価がほしい」と言い出し、会長宅でまたまた騒動が
起きますが祖母の助けでやっと結婚式を挙げ、実父は娘の花嫁姿を
見ることができました。
でもここからドランに対するデリュクの母ウニョンの嫁いびりと
デリュクの弟イリュクの妻ダヤの嫌がらせ行為が激しくなり、
しばらくドランを苦しめると思いますが、1日でも早く長男の嫁
として認められるといいですね。



後半、
本作はいつ実父が殺人犯だったと分かってしまうのか、ドキドキ
しながらの視聴でしたが、後半、友人ユジンのおばあさんが
自分の手術前にドランを病室に呼んで「ドランの実の父親が本当は
生きている。ドランの結婚式にいた。」と教えます。
そしておばあさんに結婚式の写真を見せるとカン運転手を
指さすのです。いつも自分をやさしく助けてくれたカン運転手が
実父だったという驚きとこれからは一人じゃないという安心感と
これほど心嬉しいことはないでしょう。 ところが、
実父はドランの前から姿を消し逃げようとしますが、ドランは
はじめて父を「アッパー」と呼び、父に「一生カン運転手と
呼んでもいいから、どうかそばにいてほしい」と必死に頼みます。
その後も父は露骨な嫁いびりされるドランを助けますが、会社を
辞めることになったドランと父は一緒に過ごす時間が多くなります。
ところが今度はダヤが二人の仲を疑いはじめ、とうとう実の親子だと
分かってしまい、裏切られたという会長から実父は静かに家を
出ていくように言われ、ダヤの告げ口で会長宅がまた大騒動になり
ドランも家を出され実父の家で一緒に暮らすことになります。
遠慮することなく、なんだかんだ二人は嬉しそうです。
結局、母のウニョンがおれて会長宅に帰ったドランでしたが、
実父が自動車でパンを売り始めたころ、刑務所で実父にお世話になった
という後輩のドンウォンが現れ、またドランを苦しめることになります。



子供たちの恋愛事情。
はじめにデリュク(イ・ジャンウ)の弟イリュク(チョン・ウヌ)が
ダヤ(ユン・ジニ)と結婚すると言いますが、イリュクの母ウニョンは
反対をします。イリュクの母ウニョンとダヤの母ホンシルは昔から
仲が良い友人ですが、母子家庭であるダヤの父が殺されたという
不吉な気が自分の家に入ってきそうで嫌だと言うのです。
それを知ったダヤの母ホンシルはこちらから絶交するといいますが、
結局はお互いに子供たちのために和解して二人は結婚します。
また一番厄介なのは(笑)ダヤの兄ゴレ(パク・ソンフン)とドラン(ユイ)
の妹ミラン(ナ・ヘミ)の結婚に対しゴレの妹ダヤは「一生お金をたかられる」
と言って大反対します(笑)ところがゴレとダヤの母ホンシルは息子のゴレが
ゲイだと勘違いし、結婚したいと言って連れ来た女性が誰でもよかったのです。
すぐに結婚することになり、その準備金をミランの母はドランの婿である
デリュク(イ・ジャンウ)からもらうのです。ドランを追い出しておきながら、
自分が詐欺にあうとドランの家にやってきて、本当に図々しい呆れた母です。
ところが、息子のゴレがゲイではなかったと知った母ホンシルは嫁のミランに
たいして嫁いびりをするようになります、それも激しく(笑)
どこの家でも同じようなことが繰り返されていますが、偶然にもこの3家族の
子供たちがそれぞれ婚姻を結ぶなんて偶発的です!
ところがもう一組、図らずもドランの実父とゴレとダヤの母ホンシルの妹
ホンジュが教会のパン作り奉仕作業で出会いホンジュの猛アタックで二人は
映画を観るような仲にまで発展します。娘のドランは二人を応援していますが、
ダヤが二人の仲を知り、また大騒ぎになります。
とにかく、いつも事を大きくするのがダヤなんです(笑)



終盤、
ある日、父の部屋で受取人が刑務所キム・ヨンフンという手紙が入った
封筒を何枚も見つけるドラン。
実父は今、パン屋さんをやりながら奉仕活動もしていますが、お店の前で
後輩だというドンウォンが実父をヨンフン兄貴と呼んでいるのを聞いてしまう
ドランは急いで友人ユジンのおばあさんを訪ねるのです。
そこで父が人を殺して刑務所に入っていたことを知ります。もちろん
信じられないドランは心が張り裂けそうな苦痛を味わいますが、ドランは
「私一人は父さんの味方になる。私は決して捨てたりしない」と心に
決めます。ドランはデリュクに離婚してくださいと言いますが、離婚できない
という夫に「私は人殺しの娘なの、父が人を殺したの、それでも私と
暮らせる?」と言います。またデリュクに迷惑がかかりドランには許して
という言葉しかありませんね。実父も娘に自分の過去が分かってしまい
死のうとしますがドランがそれを阻止します。デリュクも「婿も息子と同じ
だから親を捨てることはできない」と言い実父を受け入れると言います。
そして実父の恋人ホンジュもすべてを知ってしまいますが、あまりに
愛しすぎてしまい別れることはできないと言って二人は実父のお店で家族
だけで可愛い結婚式を挙げます。ところがすべて知ってしまったダヤが
乗り込んできて、「あんたが私の父チャン・テホを殺した犯人でしょう」と
皆の前で叫ぶのです!もちろんその場にいた皆がショックを受け、大騒ぎに
なりますが、見ている方もいたたまれない気分になるほど悲惨なシーンでした。
デリュクの父はドランを呼んで「殺人の加害者の娘と被害者の娘、敵同士が
一つの家に住むことはできない。どちらかが出て行かなければならないなら、
加害者の娘が出て行くのが正しい。2人は離婚しなさい。ドランはすぐに
荷造りをして出ていきなさい」と言います。
デリュクも今回だけは、父の選択を受け入れるしかなかったのです。

父のパン屋さんを手伝うドランですが、最近このパン屋さんにホームレスの
ヤン・ヨングルが来るようになります。実は彼は昔貸金業を営んでいて
事件の当日実父に似れ衣を着せ法廷で嘘の証言をした人物だったのです。
真犯人は今ホームレスになって落ちぶれたヤン・ヨングルだったことが
分かりました。 この時はまだ誰も知りません。
そして、その後、父を殺されたゴレが肝硬変の末期になり、肝移植に
適合する人が実父だけだったのです。
ゴレの母ホンシルはどうか提供してくださいと頭を下げ、妹ホンジュに実父と
早く結婚するように伝えます。本心はどうなのでしょうか?きっと頭の中は
子供を助けたいことだけでしょうね。
二人の手術は無事終わりますが、実父だけがこん睡状態のまま寝たきりに
なってしまいます。
そこにホームレスのヤン・ヨングルがやってきて、病室をのぞき込み
「俺のせいで苦労させて申し訳ございません。許してください。」と頭を
下げます。それを見たデリュクは「何か変だし、おかしい」、また実父も
事件の当時記憶がなかったと言っているのを思い出し、デリュクは先輩に
電話して30年前の殺人事件の資料と裁判記録を見せてもらいます。
先輩も疑問だらけの内容だと言い、デリュクはヤン・ヨングルを捜します。
真犯人のヤン・ヨングルはデリュクのやさしさに心を開き、自ら警察に
自首します。そしてすぐにそのことが大きくニュースとなって流れます。
目を覚ました実父はホットしたことでしょう。
デリュクはドランとよりを戻すと家族に伝えますが、母のウニョンは
JSグループの令嬢と結婚させようとしているので大反対します。
デリュクは実父のパン屋さんでバイトのイ・テプンがドランを好きなのを
知っているのでソワソワ落ち着きません。

最終回、お酒ばかり飲んでいるデリュクに母のウニョンはドランに
助けを求めに行きますが実父が激怒します。
デリュクは外国に行くと言い、会社に辞表を出します。
ダヤもドランに心から謝罪し、デリュクの外国行きを止めてほしいと
お願いに行きます。
もちろんドランの心の中もずっとデリュクだけです。
実父も最後は心の向くままにしなさいと言い、ドランは空港に
向かうのです。
2年後実父は再審請求をして無罪判決を勝ち取ります。
過ぎた歳月が夢のようで、今はすべてがありがたいと思っている実父は
養護施設を運営し、すべての家族がhappyendを迎えるラストでした。














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韓国ドラマ「ただ愛する仲」あらすじと感想、純愛物語

2019-02-16 | 韓ドラ た行、たち

韓国ドラマ「ただ愛する仲」あらすじと感想、最終回
2016年作品、全16話
俳優としても高く評価されるジュノ(2PM)が倒壊事故から奇跡的に
救出されるが夢や父親を失い、もがき苦しむ青年を演じるドラマ
初主演の作品です。
いまだに事故の後遺症で幻覚に悩まされ厳しい人生を生きている
ガンドゥ(ジュノ)の心情やヒロインのムンス(ウォン・ジナ)と
出会い、変わっていく姿などジュノの繊細で悲哀に満ちた表情と
ゆっくりと深まっていく愛の流れがとても素敵に描かれている
本格的純愛ドラマだと思います。
また同じ事故でムンス(ウォン・ジナ)は妹が犠牲になり1人
生き残ったという罪悪感と、妹の分まで生きなければいけないという
重圧に苦しみながらもその痛みをひたすら隠しながら懸命に生きて
います。
ある日、2人が偶然にも再び出会い、惹かれ合い、そして心の傷を
癒していく姿に胸がキュンとなるドラマ。
そんな二人にムンスを愛している心優しい建築士ジュウォン
(イ・ギウ)とジュウォンの元恋人で建築会社チーム長のユジン
(カン・ハンナ)が加わり男女4人の複雑な愛が絡み合っていきます。
釜山の風景や郷愁を誘う映像美も堪能できる珠玉のラブストーリーで、
ジュノのなんとも危うい感じが超~~カッコ良かったです!

12年前に発生したショッピングモールでの倒壊事故で、奇跡的に
救出され生き残ったガンドゥ(ジュノ)とムンス(ウォン・ジナ)。
二人は再びジュウォン(イ・ギウ)の会社ソウォン建築事務所で
出会うことになり、お互いに惹かれあっていきます。
また、事故の跡地に慰霊碑を建てますが、ガンドゥやムンス、
ジュウォンは2度と同じ事故が起きないような建物を作ろうと
必死になります。

またガンドゥはあの日、ムンスが事故現場で一緒だったことを
知っていますがムンスは一部記憶を失っています。
ところがある日、会社でもめ事があり、12年前の事故でガンドゥの
父親が鉄筋を横流しにしていたことが分かり、ムンスは大きな
衝撃を受け、二人の間には溝ができ始めます・・・
ムンスは腹が立ち心が苦しいのですが、怒れば怒るほど
寂しくなり、自分からガンドゥに会いに行きますが、ガンドゥは
ソ代表(イ・ギウ)のところに行けと冷たい言葉を告げます。
でも本当は逃げているだけで自分の心に正直になれないガンドゥ。
きっと、ムンスを不幸にしてしまいそうで怖いのでしょう。
ムンスを一番に大切に想っているから・・・
ところがそんな時ムンスは事故現場にガンドゥと一緒にいたことを
思い出します。ただムンスはたとえ大事故の怪我の後遺症に
あったとはいえ、本当に忘れていたのか?楽になりたくてわざと
記憶を消したのか自分でもわからないです。

また一方、ガンドゥと家族同然の薬売りのおばあさんが悪性の
脳腫瘍であることを知り悲しむのです。
おばあさんは「若いまま死んだ旦那にあの世で会う時、私は
しわくちゃで恥ずかしい」と言い、ガンドゥは「きっと旦那は
向こうで浮気してるさ。新しい嫁さんがいてばあさんなんて
忘れているさ。どうせ振られるに決まっているから、だから
向こうに行くな。ここで俺と一緒にいろ。」とぶっきらぼうだが
優しい言葉をかけるのです。どこか温かい気持ちにさせてくれる
このシーンがとても良かったです!
おばあさんは息を引き取りますが、ガンドゥはなかなか部屋から
出られず立ち直れない状態です・・・



被害者が設計した追悼公演をムンスが作ることになりました。
その土地は亡くなったおばあさんがガンドゥに譲った土地でした。
そしてガンドゥはムンスを助けるために今まで以上に努力しながら
現場に戻ることにします。
同時にやっとムンスの愛を受け入れる覚悟ができたガンドゥです。

また本作でユジン(カン・ハンナ)の兄でチョンユ建設の理事
チョン・ユテク(テ・インホ)は、人を見下すところがある
嫌な奴ですが、自分でも人から嫌われていることを知っていて
本当は孤独で弱い人間なのが分かります。それをクラブのママ
マリ(ユン・セア)が守ってあげる姿は居心地の良い親近感と
よき理解者なんでしょうか? またガンドゥとの関係も
さっぱりとした姉弟関係で血がつながらない家族愛が素敵に
描かれていました。
クラブのママのマリ(ユン・セア)の存在感が大きかったです。



終盤、記憶を取り戻し始めたムンスは自分が一人だけ先に
救出されたことに罪を犯したような罪悪感に責められます。
ガンドゥはそれでも一緒にいたいと言いますがムンスは顔を
見ていると苦しいと言います。
ガンドゥは苦しくても慰霊碑の仕事だけは二人で終わらせようと
言って、俺はお前に感謝してるよ、何度も救ってもらったからと
ありがたさを伝えます。
そして二人に悲しい別れがやってきます・・・

最終話、
鼻血が出たり体調が悪そうなガンドゥ(ジュノ)を心配して妹が
病院での検査を進めますが、検査結果は肝臓移植が必要なほど
悪化していました。
誰もがガンドゥの病気に心を痛め、特にムンスは愛する彼のために
感情的に涙を流します。またムンスの努力でガンドゥの父は過去の
崩壊事故と関係がないという結論も出ました。

ムンスはガンドゥに自分の肝臓を移植すると言い、マリ(ユン・セア)も
ガンドゥに自分の肝臓を移植すると病院を訪れ、弟分のサンマン
(キム・ガンヒョン)もガンドゥに肝臓を移植するため検査を受けます。
サンマンは検査で適合判定を受けますが、ガンドゥはそれはできないと
言い、激しく怒るのです。

サンマンの母も自分の息子の移植に反対しますが、母を説得し最後まで
反対したガンドゥも説得し、結局、ガンドゥはサンマンの好意を
受けることにします。
そしてムンスは自分が初めて欲を出し手に入れたいと思ったものは
イ・ガンドゥだと分かったのです。
ガンドゥもまたムンスに「愛してる」と愛を告白し、率直な気持ちを
伝えます。
「ムンスが僕を愛してくれている。生き残ってよかった」という
視聴者が望んでいたハッピーエンドでラストが終わりました。
ドラマ終了後ジュノは劇中、おばあさんの名セリフ
「力の限り、幸せになりなさい」を引用して
「どこかに生きているであろうガンドゥとムンスに、
力の限り幸せになってという言葉を伝えたい」と感想を語りました。
人間として一番大切なものは人と人との真心と信頼関係であり愛で
あるというメッセージが伝わるドラマ「ただ愛する仲」・・・
とても良かったです・・・



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「力の強い女ト・ボンスン」あらすじと感想、怪力女子

2018-04-09 | 韓ドラ た行、たち

韓国ドラマ「力の強い女ト・ボンスン」あらすじと感想、最終回
ドラマ「上流社会」や「ファラン」などヒット作続きのパク・ヒョンシクが
本作ではゲーム会社の若き代表を演じ、ヒロインのパク・ボヨンと
ラブロマンスを繰り広げていきます。
またヒロインの怪力な女子ボンスン(パク・ボヨン)は母方の家系に
受け継がれる遺伝によって異常な怪力を持つ女の子です。
そんな見た目とは反するボンスン(パク・ボヨン)にだんだん惹かれ、
デレデレになっていくミンヒョク(パク・ヒョンシク)が超~可愛くて
胸キュンたっぷりのドキドキシーンに注目です!
また一方、ボンスン(パク・ボヨン)がいまだに忘れられない初恋の相手
グクドゥを演じるのが「麗」や「ファンタスティック」などに出演された
ジスです。男性陣のお二人は安定した演技で様々な作品に引っ張りだこな
今最も旬な若手イケメン注目株です。
彼らはヒロインと三角関係を演じていきますが、お二人の相反する男の
魅力と恋のバトル戦が本作の大きな見どころになっています。
ヒョンシクVSジス、どちらも応援したくなる魅力的なイケメンたちです(笑)
また、物語は3人のロマンスと並行して、ボンスン(パク・ボヨン)の
住む街で女性連続失踪事件というミステリアスな事件も加わり、3人は
犯人との間で深刻な事態を繰り返していきます。
ラブコメ+女性失踪事件の犯人の心理的不安感と3人の解決の真相に
迫るという興味深いドラマでドキドキ、ハラハラ、恋も事件も
先の成り行きが気になる飽きないドラマだと思いました。
またヒロインのパク・ボヨンさんのキュートで小柄な怪力ボンスン役は
まさに彼女のはまり役で(笑)こんな小さな体でチンピラたちを
次々と続けさまに打倒していく姿はこの上なく痛快な気分になれます(笑)
また脇を固める俳優さんたちも楽しい方が多く、特にゲイ役でミンヒョクの
会社の開発企画チーム長オ・ドルピョを演じたキム・ウォネさんが爆笑
でした。彼は入院しているチンピラも演じ、一人二役でした(笑)
ミンヒョクのコン秘書ととても良いコンビを組んで楽しい笑いを提供して
くれました。



母方の家系に受け継がれる遺伝によって異常な怪力を持つボンスン
(パク・ボヨン)はゲーム開発の夢を持つ就活中の可愛い女子。
普段はそれを隠して生活していますが、ある日街で弱いものいじめを
するチンピラたちを見て我慢できずに叩きのめしてしまうのです。
チンピラたちに怪我を負わせ、危うく障害の罪で逮捕されそうになる
ボンスン(パク・ボヨン)を友人で刑事のグクドゥ(ジス)の機転で
事なきを得るのです。グクドゥ(ジス)はボンスンの初恋の相手!
一方、何者かに脅迫されているゲーム会社の若き代表ミンヒョク
(パク・ヒョンシク)は偶然見かけた怪力の持ち主ボンスンに興味を
持ち、破格の条件で自分のボディーガードにスカウトします。
はじめは乗り気ではなかったボンスンでしたが、ミンヒョクが憧れの
ゲーム会社の若き代表と知り、採用を条件にミンヒョクの依頼を
受けることにします。
ミンヒョク(パク・ヒョンシク)には、腹違いの兄弟が3人いますが
財閥家の末っ子だったミンヒョクは家を飛び出し、自分の実力で
今のゲーム会社を作り地位を築き上げました。
父親は出来の良いミンヒョクに家を継がせたいようですが、それを阻止
する兄弟たちがいます。そんなミンヒョクが家族の中で一番信じ
られるのが2番目の兄だけでした。  ところが・・・
思いがけないことに、ミンヒョクを脅していたのが一番信頼していた
2番目の兄だったのです・・・
同じ血のつながった兄弟からの仕打ちとして相当なショックを受けた
ミンヒョク(パク・ヒョンシク)の深い悲しみはとても辛そうでした。
兄として信頼していた人からの裏切りは心に深い傷を残しますよね。



後半から、刑事のグクドゥ(ジス)は自分がボンスン(パク・ボヨン)の
ことを好きだったことに気が付き、またミンヒョク(パク・ヒョンシク)も
ボンスン(パク・ボヨン)への愛が大きくなっていくのを感じています。
ここから本格的な三角関係が激しく(笑)はじまっていきます。
ミンヒョク(パク・ヒョンシク)のセリフの中に「友達から恋人に変わる
方法は二人のうちどちらか一人があと一歩、歩み寄ればいいんだよ。
この一歩が二人の関係を変えていくよ・・・」とボンスンに伝えますが、
これってミンヒョクが自分に問いかけているみたいだなぁ~(笑)
このシーン好きだわぁぁ~(キュンキュンします)ウフフフフ
そして決定的な言葉を告げるミンヒョクは「どうやらボンスンのことが
好きになったみたいだ。早くお前の片思いを終わらせろよ!」と告白
するのです。ボンスンはミンヒョクからコクられ会社にいてもどこに
いてもソワソワ嬉しそうです(笑)またミンヒョクから「ボンスン!
俺のこと好きなってくれよ。今日は俺と一緒にいろ」なんてグッと
きちゃう愛の告白にこちらの方がニヤニヤして見ている自分に笑って
しまいます。メロメロ状態のパク・ヒョンシク君にこちらがゾッコン、
ベタ惚れ状態。私なら即答でOK!彼はこういう演技が上手ですよね!!
あぁぁ~~ でも、これで刑事のグクドゥは振られてしまった・・・
後悔先に立たず・・・もっと早くに気づいていたら・・・
遅かった・・・



一方、ミステリーな若い女子拉致事件が次々と発生し、警察も
事件解明に躍起になっていますが、犯人は特に熱血刑事のグクドゥに
敵意をむき出しに挑戦的になってきます。
犯人キム・ジャンヒョンの若い女性を地下室に監禁する異常な行動は
恐ろしくなりますが、警察は犯人が精神科に通っていたことや兵役を
免除されていたことを知ります。
そして最後にボンスンの友達のキョンシムが拉致されます。
これはグクドゥやボンスンたちに対する報復的な嫌がらせですね。
そしていつも自分の力を隠してきましたが、私のこの力を正しいことで
使い私の手で犯人を捕まえたいと思っていたボンスンは犯人の廃車場の
地下で監禁されている女性たちを助けにいきます。
ところが犯人と友人のキョンシムだけがいなかったのです・・・
そして失踪した女性たちが無事に救出されたニュースが報道で流れます。
ところがミンヒョク(パク・ヒョンシク)はこの日一人で犯人を捕まえに
行ったボンスンに対して、いくら彼女が怪力でも一人で行ったことを
考えると狂いそうなくらい心配でボンスンを責めます。
これに対してボンスンは「私たちはもう無理です。私に恋愛は贅沢の
ようです。私はただこのように生きていくから、あなたはあなたのまま
生きてください。元々私たちは似合わない。この辺で止めたほうがいい」
と、別れを告げます。
ミンヒョクは「僕がこんなに好きだから、お前には俺が負担なのか」と
問いただしますが、ボンスンはミンヒョクのためにも別れを決心します。
きっとボンスンだって普通の女の子のように生きていきたいはずです。
ミンヒョクが危険な目に合うのを察してこう言ったのかも・・・



そして、ボンスンに犯人から電話が・・・
犯人はボンスンが悪者でない人を傷つけると力を失ってしまうことを
知ってしまいます。
友人のキョンシムを助けに行ったボンスンはそれを試され犯人ではない
警備員を犯人と間違って傷つけてしまい力を失ってしまうのです。
その場で犯人は逃走しますが、逃走中車で崖から落ちてしまいますが、
しぶとい犯人はなんと生きていて、またボンスンを捕まえ、力を失った
体に時限爆弾をくくり付けセットします。
さぁ~大変、絶体絶命な危機に陥った切羽詰まった状態でしたが・・・
なんと?怪力が復活して助かるのです。(笑)
ここはドラマだなぁ?!と感じるご都合主義ですが、でもこうしないと
助からないわけですし、それを極力不自然に見せないようにするほうが
無理な話ですね(笑)もちろん助かって良かったですが・・・
その後、ミンヒョクとボンスンとグクドゥの3人はお互いに力を
合わせて犯人を逮捕します。
そして、ボンスンとミンヒョクはお互いに常に一緒にいたくて夜も
眠れないほどのラブラブカップルになります。
特にミンヒョク(パク・ヒョンシク)のしまりがないデレデレの
愛情表現には超~爆笑です!!
ところが、そんな時、ボンスンの父が母と喧嘩して家出します(笑)

最終回、ミンヒョクは「早く結婚したい」と家出したボンスンの父に
会いに行き、「ボンスンと結婚させてください。好きすぎて死にそうだし、
気が狂いそうです。気持ちとしては明日にでも結婚したいです」と伝え
早く家に帰ってくださいとお願いします。
またグクドゥ(ジス)も遅れてボンスンへの愛を告白しましたが、
「幸せになれ」と言って二人の交際を応援するのです。
ミンヒョクとボンスンは幸せな結婚式を挙げ、双子の女の子が
誕生しますが、ボンスンに似た怪力の赤ちゃんに夫のミンヒョクは
あたふた困り果て混乱しています。(笑)
ご結婚おめでとう!HappyEndで良かったです。

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韓国ドラマ
「力の強い女ト・ボンスン」
OST
(JTBC TVドラマ)
Warner Bros Publications (KR)

ドラマ「力持ちの女 トボンスン」の
オリジナル・サウンド・トラック
高い視聴率を記録し巷の話題と
なっているJTBCドラマ。
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韓国ドラマ「タンタラ」日テレプラスドラマ情報

2017-11-27 | 韓ドラ た行、たち

「キルミー・ヒールミー」「秘密」のチソン主演!
韓国ドラマ「タンタラ」日テレプラスドラマ情報
崖っぷち社長&新人マネージャー&ワケありメンバーの、
愛と成功をかけた痛快サクセス・ラブコメディ。
人生のどん底に落ちた芸能会社の社長と、類まれな才能を
持ちながらも音楽の道をあきらめた青年が出会い、
再起をかけて奮闘する姿を描く。
事務所独立やランキング操作など、芸能界の裏事情も
盛り込んだ話題作。
CNBLUEではドラムのミンヒョクが本作ではヴォーカル、
TEEN TOPではラッパーのL.JOEが本作ではドラマーを
務めるなど、いつものグループ活動とは異なる魅力を
魅せてくれる。
大ヒットドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」で
女優としても人気を確立した、ヒロイン役である
Girl's Dayのヘリにも注目!
さらに、パク・シネや、人気沸騰中の俳優ソ・ガンジュン
(5urprise)など、豪華ゲストがドラマを盛り上げる。

ジーンズにパーカーにスニーカー、軽装でフットワークの軽い
チソンもカッコいいなぁと思える作品。
ドラマ出だしの、いかにも“業界人”っぽいチャラいチソンは
見ものだ。
そして、チソンが若者たちとワイワイやっているシーンは
なんだか新鮮。
ストーリー的には、「ああ、こういこと、実際にあるんだろうなぁ」
と思えるリアルな怖さもありつつ、試練の数々を仲間とともに
乗り越えて夢を叶えるサクセスストーリーが心地よい。
若者たちだけでなく、チソン演じる社長自身の成長記でもある。
そして、因果応報という言葉が身に染みる作品でもある。
第7話に登場する放送局の局長に要注目。
まかり通ってきた今までの悪習を、自分のクビを賭けて、
なのに飄々と、変えていこうとする姿がカッコいい。



(ストーリー)
大手芸能事務所のマネージャーのシン・ソクホ(チソン)は、
育ててきたアイドルグループのジャクソンと共に独立を
進めていた。
事務所の了承も得て、独立への道は順調そうに見えたが、
ある日ソクホは飲酒運転事故を起こし拘置所に収容される。
拘置所から出たソクホはジャクソンが事務所に残留することに
なったという知らせを受ける。
それはソクホを蹴落とそうとするイ代表の策略だった。
投資家たちから1ヶ月以内に新たなグループを結成するよう
迫られたソクホは、釜山に住む作曲家に会いに行き、
偶然チョ・ハヌル(カン・ミンヒョク)の歌声を耳にする。
ハヌルは幼なじみのイ・ジヨンに暴行の濡れ衣を着せられ、
心を閉ざしていた。
しかしソクホの説得に、やがてハヌルは再び歌うことを決意。
はじめは反対していた姉代わりのグリン(ヘリ)もハヌルを
支えていこうと心に決める。
ソクホはメンバーを集め、バンド“タンタラ”を結成。
芸能界での成功を夢見て動きだすが…。

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使用方法 、洗顔後、化粧水等でお肌を整えた後、
マスクシートを目、口元を中心に貼り付けます。
20~30分経過後にやさしく剥がし、
残ったエキスを優しく叩きこみます。
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「W-二つの世界-」あらすじと感想、イ・ジョンソクのラブサスペンス

2017-07-22 | 韓ドラ た行、たち

韓国ドラマ「W-二つの世界-」あらすじと感想、最終回
ヒロインのハン・ヒョジュさんは2010年のドラマ「トンイ」以来の
ドラマ出演ですが、本作はミステリーあり、サスペンスありの
現実世界と漫画の中の架空世界という二つの世界を謎めいて描いた
ファンタジーラブロマンスです。劇中、登場人物がマンガの
劇画タッチで描かれる部分は独特なユニークさがあってセンスが
光るアイデアだと思いました。

ヒロインのヨンジュ(ハン・ヒョジュ)の両親は離婚していますが
WEB漫画家ソンムを父に持つ胸部外科研修医のヨンジュは、ある日
父のWEB漫画の大ファンだという指導教授の頼みで、連載中の
WEB漫画「W」の結末を教えてもらおうと父ソンムのアシスタントの
スボン(イ・シオン)に連絡しますが、スボンから父ソンムが突然
姿を消したと聞かされます。
その父のWEB漫画「W」の主人公カン・チョル(イ・ジョンソク)は
元オリンピック射撃の金メダリストですが喜びも束の間、何者かに
家族を殺害されたうえに、自分が犯人にされ死刑を宣告されます。
その時カン・チョル(イ・ジョンソク)を担当していたハン検事は
政界進出を狙っていて有名人のチョルを利用し名前を売る企みが
ありました。結果は最終審で無罪になりましたが、自殺を決意した
チョルはやっぱり家族のために真犯人を探そうと決意します。
その後、事業で成功したカン・チョル(イ・ジョンソク)は莫大な
資産を持つJNグローバルの代表になります。

姿を消した父が心配になったヨンジュ(ハン・ヒョジュ)は父の
作業場を訪ねますが父の姿はなく、残された漫画「W」のタブレットには
主人公カン・チョル(イ・ジョンソク)の死を予感する漫画が描かれて
いました。ところがなぜかそれを見たヨンジュはタブレットの中に
引き込まれ気が付くと目の前に血だらけの男性が倒れていてヨンジュの
応急処置で一命をとりとめますが、やがて現実の世界に戻ってきた
ヨンジュは更新された漫画「W」を見て、その助けた男性がチョルで
自分が漫画の中で登場人物になっていることを知り困惑します。
作家の父は自分が描いた漫画の世界という別の世界が存在することに
驚き恐怖を感じ主人公のカン・チョル(イ・ジョンソクを殺して
「W」を終わりにしようとしていて、ヨンジュ(ハン・ヒョジュ)より
先に漫画の世界に入り込んでいました。
ところが娘のヨンジュはその漫画の中に入りチョルを何度も助けて
しまいます。
ヨンジュが漫画の世界に入っていくときはチョルが彼女を必要とする時で
漫画の世界では2か月が経っていますが、現実の世界では30分しか経って
いません。またヨンジュが漫画の世界から現実の世界に戻るためには
「続く・・・」となるような演出を作り、その漫画の世界で起こった
出来事は即リアルタイムで漫画「W」にアップされるという、なんとも
不思議な現象が起こります。
漫画の中でカン・チョル(イ・ジョンソク)を何度も救ったヨンジュは
彼が実在していることを知り、彼の殺害を阻止しますが、チョルは命の
恩人のヨンジュを「俺の人生の鍵」を手に入れたと感じています。
たぶん10年前の家族の殺害や自分を殺害する人物を調べていますが
物事の一貫したつながりがぜんぜん見つからないのです。きっと
ヨンジュが秘密の扉を開けてくれる唯一の存在だと確信しているのでしょう。




ところがカン・チョル(イ・ジョンソク)は自分が漫画の世界の人間
であることに気づいた瞬間彼のいる世界は止まり、彼はヨンジュがいる
現実の世界へとひとり入っていきます。そして本屋さんで自分が主人公に
なっている漫画「W」を手に取り驚くのです。きっとこの時なぜ自分だけ
無事なのか?特別な主人公だから?など・・・ヨンジュが真実を
知ったら不幸になると言った言葉を思い出し想像もしてなかった世界を
見て後悔していると思います。
その後、「W」の作家オ・ソンムを訪ねたチョルは「フィクションだから
チョルの家族を殺した犯人はいない、お前は俺が作った漫画のキャラに
すぎない、だから娘を巻き込んで勝手に話を進めるなと言われカッとなった
チョルはソンムを銃で撃ってしまいソンムは危篤状態になります。
オ・ソンムとチョルの二人はお互いにぶつかり合い、言い争いに
なるのですが、きっと作家のソンムは主人公のチョルが現実社会に
及ぼす影響を心配して殺したほうがいいと思ったのでしょう・・・
謎は深まるばかりです。
今更ですが、作り間違えた人物像に後悔している父だと思います。

そして、また編集部に最新話の「W」が入稿されていました・・・
主人公のチョルは殺人犯になった主人公にふさわしい結末にすると
漢江に飛び込むシーンで「W」ラストを自ら終わらせました。
主人公のチョルは自ら命を絶つのです・・・
また不思議なことに作家で父のソンムの家の防犯カメラには犯人の
チョルが映ってなく撃った銃も不明のままで手術後ソンムの体から取り
出した銃弾も消えてしまいました。これは何を意味するのかなぁと
思っていたところ、カン・チョルを忘れられないヨンジュは彼が
死んでいないと知り、スボン(父のアシスタント)に助けを求めます。
彼を救えそうなの、「W」が「終」のシーンで止まっていたの。
彼は今も川の中にいるの。と訴えかけます。

考え込んでいるスボンはふと・・・
そういえば先生が「W」はヨンジュさんが作ったと・・・
そう~カン・チョルは昔ヨンジュさんが考えて作った物語を基にして
誕生した漫画だとヨンジュに伝えます・・・
カン・チョルはヨンジュの理想の男性像だったのです。
その後、ヨンジュが「W」の続きを描こうとしているとき、ヨンジュは
また漫画の世界に入りカン・チョルと再会します。
ヨンジュは愛するカン・チョルを自分の手で生き返らせたのです!





後半に入り8話では、漫画の世界で生きていくためにカン・チョルと
ヨンジュは結婚し幸せな第2の人生をスタートさせますが、存在しない
はずの顔のない真犯人が現れ、今度はヨンジュの額を打ち抜いてやると
電話がかかってきます。作家でヨンジュの父は犯人はいないと言って
いたのに・・・
主人公と結婚して正式に登場人物になったヨンジュ。また反対に役割を
失った「W」の登場人物たちは存在を失いかけ姿が消えていきます。
カン・チョルはヨンジュに「出会いから今までのすべてを夢だったことに
漫画を書き直してほしい、そして俺を忘れてほしい、お元気で」と言って
ヨンジュの危険を察し別れる決心をします。
恋人たちにとっては、あれこれと考え悩んだ末の苦渋の決断だったと
思います・・・
そして時間が2か月前に戻り、カン・チョルは完全にヨンジュを
忘れています。ヨンジュはそれをひどく悲しむのです。

またカン・チョルは作家のソンムにメッセージを残していました。
「俺はあんたが作った宿命に従う、あんたも本分を果たせ、逃げたりせずに、
俺じゃなく娘のためなら描けるはずだ、「M」のハッピーエンドを」との
言葉通り作家のソンムはハッピーエンドにし、顔のない真犯人の顔を
自分の顔にします。そして新たに設定した真犯人も悪のハン・チョルホも
捕まり成功しかけたと思っていた時、ソンムの顔の真犯人が急に現れ
計画は失敗に終わってしまいます。相手の方が上手だった・・・
真犯人はおまえ(作家のソンム)の命令に従ったのに俺を殺す気だな、
これからはお前が俺の命令に従えと立場が逆になり、漫画の世界は
真犯人の意思で動く悪が支配する世界になってしまいます。
そして今度はチョルが慕うソン本部長を殺し、カン・チョルを犯人に
仕立てチョルは殺人の濡れ衣を着せられ重症の体で逃亡の身になります。
ところがまたその危機をヨンジュが助けるのです。

その後、漫画の中でチョルは遺書を残して無念の死を迎えるような
死体をヨンジュが描き、死んだようにみせます。
やっと、悪のハン・チョルホが刑務所に入り、真犯人も捕まります。
濡れ衣を着せられたまま亡くなったカン・チョルは市民から惜しまれ
ながら主人公としての名誉を回復します。
そして、現実の世界でカン・チョルがヨンジュの元に戻り「W」は
ハッピーエンドで終わりました。
漫画が完結すれば彼は解放され自由の身になります、今度は彼が
2つの世界を行き来する特別な人になるのでしょう・・・
でも父親である作家のソンムは受け入れがたい現実ですが、いつか
二人の仲を認めてくれることでしょう・・・





ところが、父の顔を持つ真犯人が警察の取り調べ室から脱走しますが
なんと~現実の世界へ足を入れたのです。それはチョルが登場人物を
想像すれば現実の世界に呼べる力があったのです。
そして真犯人はチョルを捕まえるためにまたヨンジュの命を狙っています。
ヨンジュは銃に撃たれ脳死状態になりますが、チョルはソンムに「あんたの
絵で生き返る」と言って漫画の世界に連れて行って生き返らせます。
まぁ~よくできた都合のいいドラマになっていますが(笑)

最終回、作家である父ソンムは死んだ真犯人がまだ体の中に残っていて
精神的におかしな行動をとるようになります。
漫画を描くのは娘のヨンジュになりますが、チョルはどんな結末になろうと
お父さんか僕のどちらか一人は去ることになる。死ぬか消滅するか?
どんな結末にするか決断を下すんだ。僕は君の決定に従うからと告げます。
その後、悪のハン・チョルホ議員に捕まった仲間を助けるために人質に
なったチョルは銃に撃たれ結局宿命に逆らえず最後を迎えます。
しかも助けに来たヨンジュの目の前で息絶え漫画の世界に帰って
いきました。作家で父のソンムは精神的に病んでいるためチョルの
仲間たちが漫画の世界で面倒見ていますが、現実の世界にいるヨンジュは
漫画「W」が7年間の連載に終止符を打ったことでカン・チョルのことを
懐かしみ忘れられずに過ごしています。

ところが漫画の世界では悪役のハン・チョルホ議員もカン・チョルも
死んでいなかったのです・・・
作家のソンムは悪役のハン・チョルホ議員に電話をかけ、「私があなたを
悪役のキャラクターにしてしまった。あなたが現実の世界の秘密を知って
しまったことは非常に危険なことだ。だから私と一緒に行こう」と話し、
次にタブレットで漫画を描き、ハン・チョルホの手に銃を握らせ
自身の頭に銃口を向けさせたのです。チョルホは銃で自殺をし、ソンムも
ヨンジュとカン・チョルの愛のために、自ら姿を消し漫画「W」がやっと
エンディングを迎えました。

最終的にカン・チョルは死なずに漫画の世界で刑務所に収監されます。
そこでカン・チョルは、ソンムが残した最後の手紙を受け取ります。
君は現実の世界で生きてほしい、私はここで生を終える。
どうかヨンジュを幸せにしてほしいという内容の手紙でした。
現実の世界で二人はやっと結ばれるHappyEndで終わりました!




本作は現代と漫画の世界という異次元を行き来しながら展開する
非常に巧みなストーリーだったと思います。
でもあまりに多くのことを描こうとしすぎて、よく分からない
理解できないシーンもありました。
特に後半からはしっかり見ないとついていけなくなり、やたら
ヒロインのヨンジュが二つの世界を行ったり来たりしていて
時々どっちの世界にいるのか悩んでしまう私でした(笑)

また本作は物語の鍵を握るミステリアスな作家でヒロインの父親を
演じているソンム役のキム・ウィソンさんに注目!!
現在放送中の「六龍が飛ぶ」で、高麗の官僚モンジュを演じ抜群の
存在感を見せてくれましたが、本作でもヒロインのハン・ヒョジュさん
のお父さんにしては、ちょっと得体のしれないうす気味悪い人物
でしたが(笑)物語の中心人物としてひときわ目立っていました。
特に後半自分の顔を真犯人に取られてしまい自分の顔がなくなって
しまうときは恐怖を感じるほど衝撃的でした。
また本作はミステリー的な要素が多く描かれているため、私の
あらすじで間違った解釈があるかもしれませんが、
ご了承ください。

また異次元を行き来する二人にどんな未来が待ち受けているのか、
スピード感ある謎だらけのストーリー展開に目が離せなく
なりますが、ヒロイン演じるヨンジュの愛の強さが主人公の
チョルの心を変えたのだと思います。
ハン・ヒョジュさん演じる明るく行動的なヒロインは
今までになくキュートで羨ましい女性像でした!

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W -君と僕の世界-
オリジナル・サウンドトラック
OST (2CD+DVD複合) 
[日本盤]
キングレコード

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韓国ドラマ「太陽の末裔」軍人と女医の恋、あらすじと感想

2017-06-11 | 韓ドラ た行、たち

韓国ドラマ「太陽の末裔」あらすじと感想、最終回
父親の影響で軍人への道を選んだ若き中隊長シジンに扮するのは
兵役を終えたソン・ジュンギ。
実際に軍で経験を積んだ分、冷静に判断を下す軍人役が自然に
演じられたのでは・・・
またヒロインはドラマ「フルハウス」からヒット作に恵まれなかった
ソン・ヘギョ。
本作では腕のいい女医と時折見せるおちゃめでキュートな部分の
二面性が可愛く描かれていて適役だと思いました。
でもソン・ヘギョも、もう30歳を過ぎた女優さんなのに劇中、戦闘や
災害などが多発する外国に医療チーム長として送られるのですが、
ずっとミニスカートや短いパンツで演じていたのが周囲の雰囲気と
ずいぶんと食い違っていたと思いました。普通、見知らぬ外国に
ミニスカートでは行かないでしょう・・・?(笑)

本作は見知らぬ土地ウルクに派兵された軍人シジン(ソン・ジュンギ)と
同じくウルクに医療チームとして飛ばされた医師モヨンとその仲間、また
兵士たちのつながりを通して生きていく人生の意味を問うヒューマン&
ラブロマンスが描かれたドラマです。私は最初、戦争のドラマかと思って
いましたが案外ラブストーリが色濃く描かれていました。
シジン(ソン・ジュンギ)とモヨン(ソン・ヘギョ)はお互いに惹かれ
合いながらも急な軍の任務でデートの約束を何度もドタキュンする彼を
理解できないモヨン。お互いに軍人と医師という価値観の違いに二人は
答えを見つけることができないのです。
ところが、そんな二人が偶然派遣された異郷の地はウルクという生と
死がいつも隣り合わせの外国でした。
そしてここウルクで軍人たちと医師たちはそれぞれの立場や使命、
また愛する人への最後の到達点をみつけ成長していきます。
ここウルクでの物語が多く描かれていきますが、歴史が変わってしまう
モヨンのアラブ連盟ムバラトウ議長の手術やウルクに大地震が起きて
必死に救助にあたります。

そしていつもモヨン(ソン・ヘギョ)が感じていることが、シジン
(ソン・ジュンギ)は男らしく魅力的な彼氏だけど軍人として危険が
たくさんあり、その男の恋人になるには相当な決意と時間が必要で
自分一人悩んでいる姿が悲しくて、結局彼が憎らしくなって
しまうのです。二人はまた恋人になれず別れることに・・・

また一方、シジン(ソン・ジュンギ)の部下で軍人の使命感にあふれた
デヨン(チン・グ)には、上司である司令官の娘で軍医のミョンジュ
(キム・ジウォン)という愛する彼女がいます。もちろん父親である
司令官は二人の交際には大反対ですが、二人の愛は離れていても
深い愛で結ばれています。このウルクでの地震がきっかけで、
ここウルクで再会しますが、常にデヨン(チン・グ)のほうが身を
引く態度で切なさが増していきます。
モヨンはいつも積極的なミョンジュ(キム・ジウォン)に「彼氏の
危険な任務に不安を感じない?」と問いかけます。
ミョンジュ(キム・ジウォン)は彼の任務は命がけだけど、私は彼の
任務より離れていることが怖いです。だから今一緒に任務している
ことが怖いものなし。私は平気です。」と告げます。
そして、この言葉に勇気をもらったモヨン(ソン・ヘギョ)は
今度は自分からシジン(ソン・ジュンギ)に愛を告白します。




その後、ウルクでは伝染病が広がり、手術中にミョンジュ
(キム・ジウォン)だけが、Ⅿ3というエボラより怖いウイルスに
感染していることが分かり隔離されることになりますがミョンジュが
投与するワクチンを積んだ車が強奪されます。
その車を盗んだのがアーガスという昔シジン(ソン・ジュンギ)と
同じ元特殊部隊に所属していた人物でした。
今回このアーガスという人物が唯一悪役を演じていました!
同時にモヨン(ソン・ヘギョ)も人質として拉致され、アーガスから
交換条件の電話が入ります。
シジンは司令官の止めるのを無視してモヨンを助けに行きますが、
相手の敵地でモヨンは爆弾チョッキを着ていたのです。
むやみに撃つことができないシジンは、モヨンの肩についていた
起爆装置の無線送信機を射撃して解除しモヨンを助けることが
できました。ところがアーガスがモヨンに銃を向けたため代わりに
シジンが撃たれ、シジンもアーガスを射殺します。
昔一緒に戦った戦友を自分の手で射殺することになった心の痛みに
怒りを感じるシジンの涙に心打たれ、このシーンはとても印象に
残る名シーンだと思います。
そして、なんと!このシーンが瞬間最高視聴率40%を突破した
シーンだったのです! ↓






その後、奉仕団の務めを終えたモヨンたちはソウルの病院に戻る
ことになり、シジンも派兵任務を終え元の特戦司令部への復帰を
命じられます。
皆がソウルに戻ってきますが、相変わらず急な任務で忙しいシジンと
救急医療チームに配属されたモヨンも忙しい日々を送っています。
結局デヨンとミョンジュは彼女の父親の妨害で別れることに・・・
そんなある日、シジンと北朝鮮軍のアン・ジョンジュンが大怪我を負い
モヨンの病院に運ばれてきます。そしてアン・ジョンジュンの体内から
SDチップが見つかり北の代表団がアンを引き渡せと言い南北問題に
巻き込まれるシジンですが、なんとか命をかけて平和を守り抜いた
シジンに「もう二度と私の前に血だらけで現れないで!お願い!」
と危険に満ち生きた心地がしなかったモヨンは懇願します!(笑)
これってモヨンの本心からの言葉ですね!

そしてシジンとデヨンは、また軍人として3か月という長い軍の
任務に就きます。離れ離れになってしまう恋人たちですが、この時
流れるジュンスのOSTの歌声が更に切なく響きます。
もう~ジュンス、最高!

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太陽の末裔 OST
オリジナルサウンドトラック
(2CD+DVD複合)
[日本盤]
キングレコード

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ところが、シジンとデヨンの二人が作戦地で戦死したという知らせが
彼女たちのもとへ届きます・・・
でもここで、なんで?二人なの?と、私は何も二人一緒なんて?と感じて
しまうストーリーで、今までの流れから普通はシジン役のソン・ジュンギ
だけでいいのでは・・・    まぁ~いいかなぁ?
二人は敵陣の作戦遂行中に銃に撃たれたのです。モヨンはシジンを
忘れることができずに涙を流しながら昔の思い出を振り返っています。
ミョンジュもまた一人寂しくウルク部隊に派遣され、モヨンもシジンの
忌日に合わせてボランティア活動に向かうのです。
どんな仕事にも命をかけるシジンですが「僕はできる男です。そして
死なないことも仕事の1つです」といつも約束していた彼だったのに
なにかむなしいですね!
心にポッカリ穴があいたような何をしても満たされないモヨンです~!

最終回、死んだと思っていたシジンとデヨンが彼女たちの前に
現れました・・・
死という最悪の事態に彼らを恨みながら1年間生きてきた彼女たち
ですが、今までの恋しさがやっと幸せに変わる再会です・・・

今までシジンとデヨンはロシアの特殊任務部隊に連れていかれ防空壕に
閉じ込められていましたが、昔シジンが助けた北朝鮮軍の
アン・ジョンジュンによって奇跡的に命が助かりました・・・
無事に韓国に戻ってきたシジンとモヨンは、これからも軍人のシジンを
支持するというモヨンと恋人関係が続くようです・・・
デヨンとミョンジュのカップルも二人で父親の元を訪れ軍人をやめないと
宣言して受け入れてもらいました・・・
そして、シジンとモヨンは約束の思い出の島で甘いロマンスの
ラストを飾りました・・・





韓国と中国で驚異的な数字で大ヒットしたドラマ「太陽の末裔」。
とても楽しみにしていたドラマでしたが、ハッキリ言って
期待はずれ・・・高視聴率を取った意味が分かりません・・・
日本人にとって軍人をテーマにしたドラマは共感できないものが
ありますねぇ。
韓国では南北問題や兵役などが日常的に繰り返されているので
普段よくある風景なんでしょうが、日本にとっては例外的で
特別なことです。
やはり韓国と日本のとらえ方の違いだと思います。

40%を超えた視聴率ということで辛口コメントになってしまい
ましたが、ソン・ジュンギとソン・ヘギョという反日カップルも
影響があるのかナァ(笑)二人のラブラインにも胸キュンを
感じませんでした~~ごめんなさい。m(__)m
とは言っても最近、ソン・ジュンギが元従軍慰安婦の女性のために
2000万ウォン(約184万円)を寄付した。という記事が大きく
載っていました・・・本作はこれから日本放送も予定しているのに
ホント!  堂々としていますよね!

二人に対する苦手意識がある本作ですが、
それでもストーリーも中盤以降は流れに弾みがつき面白く
なってきますが、やっぱり今一歩足りない単純で無理が多い
ストーリー展開は同じようなありきたりの内容で満足感が
伝わることはありませんでした。
たぶんこれが単純に10%前後の視聴率だったらこんな辛口の
コメントにならなかったと思います・・・(笑)
でも映画のような美しい映像美は素晴らしかったです!

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