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韓国ドラマ「ザ・グローリー」あらすじと感想、ソン・ヘギョの 復讐劇

2023-09-03 | 韓ドラ さ行、さし

韓国ドラマ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」あらすじと感想、最終回。
2023年、Netflix 全16話。
高校時代の過酷ないじめで魂まで滅ぼされたムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)が生涯をかけて、緻密に準備した徹底的な復讐とその渦に陥る人々の物語が描かれていきます。
校内暴力の内容は少し過激に描かれていますが、ドンウン(ソン・ヘギョ)の復讐のやり方は法の下で復讐するのではなく私的な復讐が多く、ドラマの主人公が必ずしも善という描かれ方ではないように見えました。本作の復讐は両面性が見られると思います。
なぜなら、自分は手を出さなくても復讐をしていく人物が殺害されていくことは、まぎれもなく犯罪ですから。
また、ソン・ヘギョさんのハッとするような復讐のセリフに恐ろしさを感じるシーンもありましたが、話題になるほどの壮絶なドロドロ感はなかったです。やはり「ペントハウス」や「夫婦の世界」のようなクオリティーの高い半端ない衝撃展開を超えるものを作るのは難しいですね(笑)    
全身やけどだらけで身も心も傷つけられた主人公のドンウン(ソン・ヘギョ)とトラウマの過去が徐々に明らかになる医師のヨジョン(イ・ドヒョン)。
二人の恋の行方が気になる物語ですが、復讐に向かうソン・ヘギョさんにはこれといった鋭いカリスマ性は感じられませんでした。
逆に悪の始まりを作った同級生を演じたイム・ジヨンさんの最強の悪女とドンウン(ソン・ヘギョ)の母が娘を2度も売り飛ばす鬼の母親の残酷さは見ていて腹立たしく、悪女たちの張り上げる悲鳴は迫力がありました。
また、本作でヨンジン(イム・ジヨン)の夫を演じたハ・ドヨン役のチョン・ソンイルさんが大人の魅力満載で渋くてダンディーで今風のイケオジなんです(笑)カッコよくて存在感が強かったです。今更ですが心奪われました。
妻ヨンジン(イム・ジヨン)の過去を知った夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)はドンウン(ソン・ヘギョ)の目的も知ります。はたしてハ・ドヨン(チョン・ソンイル)はどちらの女性を守ろうとするのか是非注目して見てください(笑)
そして、もう一人、私はドンウン(ソン・ヘギョ)と協力関係を持って復讐に加担する、おばさんヒョンナム役を演じたヨム・ヘランさんの存在感が強かったと思います。
さすがベテラン女優という高い演技力で本作の復讐劇を盛り上げてくれました。
本作はイケオジのチョン・ソンイルさんとおばさんのヨム・ヘランさんの見事な活躍ぶりが大きかったと思います。
大きな話題性で注目されたドラマでしたが、「あのソン・ヘギョが復讐劇を演じる」といった、ただそれだけのドラマにしか感じませんでした。
反日が強いソン・ヘギョにとって、日本でのヒットは難しいと思います。

本作のアン・ギルホ監督はソン・ヘギョのキャスティングについて「ムン・ドンウンというキャラクターは弱いが、強い人物です。強くて弱い、この二つを兼ね備えている人は多くないですが、最初からソン・ヘギョさんを念頭に置いて制作作業に取り組みました。幸いなことに出演を決めてくれました」とし、「彼女とキャラクターとのシンクロ率は120%以上です」と信頼を示した。
さらに、「校内暴力は韓国に限った話ではありません。この作品は約190ヶ国で配信されますが、すべての国が共感できる普遍的なストーリーです。加害者であり、被害者であり、親であり、当事者であり、それぞれの立場で感じる感情は似ていると思います。この作品は難しくも、韓国的でもありません。簡単に、面白く伝えられる物語になっています。『因果応報』『悪いことをしてはいけない』というメッセージを届ける予定です」とコメントしています。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
ドンウン(ソン・ヘギョ)は高校生時代、ヨンジン(イム・ジヨン)をはじめとする同級生たちから、過酷ないじめや暴力を受け、つらい毎日を送っていたのですが、担任の先生もいじめ加害者たちに肩入れし、更に母親にまで捨てられるドンウン(ソン・ヘギョ)です。
退学願いを提出したドンウン(ソン・ヘギョ)は、自分をいじめたヨンジン(イム・ジヨン)に会いに行き、「私の夢はあなた」といい、また会おうと薄ら笑いを浮かべます。
ドンウンは働きながら高卒認定試験に合格し、その後ウィチョン教育大学にも合格します。

2話
ヨンジン(イム・ジヨン)が結婚式を挙げ、昔のいじめグループも参加します。
ドンウン(ソン・ヘギョ)は遠くからサングラスをかけ変装して見つめていますが、「ヨンジンおめでとう、だけど人生には結婚以外にも慶弔事があるでしょう」とつぶやいて式場をあとにします。
また一方でドンウン(ソン・ヘギョ)が気になって仕方ない研修医のヨジョン(イ・ドヒョン)は公園でドンウンに囲碁を教えることになりますが、季節が何度も変わり二人はずっと長い間囲碁を通して一緒にいたのに、ある日ドンウンは今日で最後にしますとヨジョンに突然言います。ヨジョンは「いきなりこれっきりと言われても」と寂しい気持ちを伝えるのですが・・・
その後、ドンウン(ソン・ヘギョ)は晴れて教員に合格します。
またドンウンは昔のいじめグループでジェジュンのパシリをしていたミョンオ(キム・ゴヌ)と偶然を装って近づきます。そしてミョンオは相変わらずジェジュンの下働きをしていたのです。

3話
夫が暴力をふるう財団理事宅の使用人ヒョンナム(ヨム・ヘラン)と協力関係になったドンウン(ソン・ヘギョ)はパク・ヨンジン(イム・ジヨン)と元担任だったキム理事長の情報がほしいと頼みます。お互いの利害関係が一致し協力し合う仲になったドンウンはヒョンナムに娘さんの家庭教師をすると言い、ヒョンナムはいい情報を集めると言います。
一方、ドンウン(ソン・ヘギョ)がヨジョン(イ・ドヒョン)から囲碁を習ったのはヨンジン(イム・ジヨン)の夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)に近づくためだったことが分かります。
その後、囲碁を教えていたヨンジンは軍医として除隊し、偶然列車の中で二人は再会します。
そして、ヨンジンはドンウン(ソン・ヘギョ)に名刺を差し出すのです。

4話
どこで再会すべきか?そして、すべてを持っている怖いもの知らずのヨンジン(イム・ジヨン)が、一瞬でも恐れる場所はどこか?いつも考えているドンウン(ソン・ヘギョ)・・・
心と身体に深い傷を負い復讐を決意したドンウン(ソン・ヘギョ)は教師となって自分をいじめたヨンジン(イム・ジヨン)の娘イェソルが通うセミョン小学校に赴任し、イェソルの担任になります。
一方、ジェジュンのパシリのミョンオ(キム・ゴヌ)もドンウンに「お前に全部賭けたオールイン、だから失敗したらぶっ殺す」と言い、サラとヘジョンの情報を渡しますが、ミョンオにも切り札を渡すドンウン(ソン・ヘギョ)です。
一方棋院で久しぶりにドンウン(ソン・ヘギョ)と再会したヨンジン(イム・ジヨン)の夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は、はじめてドンウンに声をかけ対局します。

5話
ヨンジン(イム・ジヨン)の夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は、なぜ囲碁を?と問いかけますが、沈黙の中で激しく戦うところがよくて、相手が築き上げた家を壊せば勝つのも好きですと答えるドンウン(ソン・ヘギョ)です。ドヨンはたまに対局しませんかと言って名刺を差し出します。
一方、学校にやって来たヨンジン(イム・ジヨン)は娘のイェソルが色覚異常を患っていることをドンウン(ソン・ヘギョ)が知っていたことに驚き、夫のドヨン(チョン・ソンイル)にイェソルを留学させたいと話します。
娘のイェソルの色覚異常は本当の父親であるジェジュン(パク・ソンフン)の遺伝を受けついたようです。

6話
医者になったヨジョン(イ・ドヒョン)はチュ病院院長である母に退職願を出し、開院すると言います。そして、関心のある人がそこにいるのでセミョン市で開院すると。
そんなヨジョンにドンウン(ソン・ヘギョ)は自分の過去を話しますが、ヨジョンは「復讐の後に残るのは廃墟の世界だ」と伝えるのです。
ドンウン(ソン・ヘギョ)は服を脱ぎ、自分の傷ついた身体をヨジョンに見せます・・・
一方、ドンウン(ソン・ヘギョ)は車である男たちから尾行されますが、それを協力者ヒョンナム(ヨム・ヘラン)が電話で知らせてきます。
ところが、ドンウン(ソン・ヘギョ)は一瞬ヒョンナムを疑ってしまいますが、すぐに失礼しました夢をお互いに叶えましょうと謝罪します。「奥様」と「おばさん」とお互いそう呼んでいますが、死を共謀する関係を他に何と呼べばいいのでしょうか・・・
一方、パシリのソン・ミョンオ(キム・ゴヌ)が失踪し、仲間たちが捜していますが、そんな時ヨンジンの夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)もソン・ミョンオからバイク便が届き、彼を捜しているのです。

7話
イェソルの歯ブラシが送られてきたジェジュン(パク・ソンフン)は自分でDNA鑑定をして、ヨンジン(イム・ジヨン)の娘イェソルが自分の子供だと知ります。すぐに会いに行ったジェジュンはイェソルが自分の色覚異常を受け継いだことを知り抱きしめながら今日からイェソルを僕が守るからと話します。
そして、父親参観日にハ・ドヨン(チョン・ソンイル)の隣にジェジュン(パク・ソンフン)が来て、二人が一緒に並ぶことになります・・・
一方、ドンウン(ソン・ヘギョ)の傷ついた身体を見たヨジョン(イ・ドヒョン)はすぐにドンウンの気持ちが分かったように君の復讐に協力すると言い、誰からだと聞きます。
一方、相変わらずパシリのソン・ミョンオ(キム・ゴヌ)が失踪したままで、皆が捜していますが一向に行方が分からないのです。

8話
父親参観の日、「パパはジェジュンおじさんと話していた」と娘のイェソルから聞いたヨンジン(イム・ジヨン)は「おじさんが学校に来たの?」と驚きを隠せません。
また夫のハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は客室乗務員のへジョン(チャ・ジュヨン)を誘い、「妻のヨンジンとムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)の関係を知りたいと話します。ドンウンとは囲碁仲間だと言うハ・ドヨンに高校時代にヨンジン(イム・ジヨン)はいじめをして彼女を苦しめたと真実を正直に伝えます。
その後、ハ・ドヨンはドンウン(ソン・ヘギョ)に「会いましょう」と電話をかけます。
一方で、ジェジュン(パク・ソンフン)はヨンジン(イム・ジヨン)を呼び出し、「清算をしろ夫婦関係だ、俺をパパにしろ」と夫を替えるように彼女に迫ります。

9話
パシリのソン・ミョンオ(キム・ゴヌ)は自殺として処理されたユン・ソヒのことで、いじめグループ全員に電話していたことが分かります。ここにいたら巻き込まれるので客室乗務員のへジョン(チャ・ジュヨン)を誘い、海外に行こうと誘っていたのです。
一方で、ヨンジン(イム・ジヨン)と夫のハ・ドヨン(チョン・ソンイル)がドンウン(ソン・ヘギョ)の家で鉢合わせします。なぜ私の夫がここに?と・・・
夫は誰かを死ぬほどいじめたことが?暴言や暴行で苦しめた?と言うと、箱を開けるのね・・・
ここで会って失望したのはあなたでなく私よと言って部屋を出ていくヨンジン(イム・ジヨン)です。その様子をすべて防犯カメラで見ていたドンウン(ソン・ヘギョ)。
一方で、ミョンオ(キム・ゴヌ)が失踪して3週間が経ちます。警察も薬物に関与している疑いがあるとして事件として取り扱うことになりました。

10話
ヨンジン(イム・ジヨン)はドンウン(ソン・ヘギョ)の部屋の多くの写真を見て、一人で出来ることではないと感じて、ドンウンの協力者を捜します。ヨンジンはヒョンナム(ヨム・ヘラン)を捜しあてて呼び出します。そして、私も同じ取引をする、旦那をドンウンより早く殺してあげる、お金もあげるから、これからは私の指示に従うように脅します。
ヒョンナム(ヨム・ヘラン)は急いで娘のソナを連れて車で逃げてしまい、ドンウン(ソン・ヘギョ)も連絡がつながりません。
そんな時、ドンウン(ソン・ヘギョ)の学校にドンウンを捨てた母が派手な服装でやってきますが、すべて、ヨンジン(イム・ジヨン)が仕組んだことで、今度もまた、ドンウンが学校を辞めるようにすれば、お金をあげると言ってきます。
ドンウンは母を自分の部屋に連れてきますが、「私は母親よ」とドンウンに怒鳴り一緒に住むような雰囲気で話します。

11話
パシリのミョンオ(キム・ゴヌ)は言い争って、ヨンジン(イム・ジヨン)からお酒の瓶で殴られたことが分かりました。ヨンジンには警察にすべて後始末をしてくれる協力者のシン・ヨンジュン警察署長がいるのです。
一方でドンウン(ソン・ヘギョ)はヨンジン(イム・ジヨン)の夫ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)に「私はヨンジンの隣に誰も残ってほしくない、特に夫のあなたには」と伝えますが、「去りません」と言って、ドンウンにまた会いましょうと言います。
また、囲碁仲間だったというドンウン(ソン・ヘギョ)の話を妻のヨンジン(イム・ジヨン)に話しますが、「それって遠回しに言っても浮気よ」と言う妻に「君に言われると悔しいが不満はない、だからジェジュンとの仲は尋ねない」と静かに話す夫のドハンです。
また一方で、ドンウン(ソン・ヘギョ)は協力してくれるヨジョン(イ・ドヒョン)に何の確信があって私を助けてくれるのと聞きますが、僕がつらい時囲碁で癒されて君が僕の救いだと思ったと言い、僕は君との共犯者を選んだんだと話します。



12話
ヨンジン(イム・ジヨン)はヒョンナム(ヨム・ヘラン)に「ヨンジンの男は誰なの?」と聞くと「ソウルのチュ病院の息子チュ・ヨジョンです」と答えますが、ヨンジンはセミョン市にあるヨジョンの形成外科医の病院に通っていたので、大きな衝撃を受けます。
一方で、ドンウン(ソン・ヘギョ)は娘イェソルのパパであるジェジュン(パク・ソンフン)に写真を送ります。それは学校でチュ・ジョンホという教師が女生徒たちの写真を撮っていて、その中にイェソルの写真もあると電話します。
娘イェソルの写真を盗撮されたジェジュンは急いで学校に向かい、チュ・ジョンホを殴り続けます。ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)も駆けつけますが、彼の態度を見たジェジュン(パク・ソンフン)は「知っているな、俺が実父だと」と言います。「想像以上にゲス野郎だな」と言い返し二人は殴り合いの喧嘩になりますが、なんとハ・ドヨンの方が強かったのです。
家に帰ったハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は妻のヨンジン(イム・ジヨン)と激しい喧嘩になりますが、たとえ離婚してもイェソルは私の娘だと伝えます。

13話
ヨンジン(イム・ジヨン)にお金をもらった母にドンウン(ソン・ヘギョ)は「娘の人生を壊した女と組むなんて、また私を捨てた」と泣きながら訴えかけますが、母はそんな言葉は耳に入りません。このドラマで一番の悪女はこの母親でしょう。
会うのは今日が最後であってほしいと言いますが、必ず見つけ出すと言う母です・・・
ヨンジン(イム・ジヨン)はヨジョン(イ・ドヒョン)の電話番号も母親に教えたのです。
一方で、ハ・ドヨン(チョン・ソンイル)とヨジョン(イ・ドヒョン)は偶然囲碁公園で出会い対局することになり、ドンウン(ソン・ヘギョ)の話になりました。
ヨジョン(イ・ドヒョン)は「原点に戻り、ようやくドンウンさんの19歳がはじまる、今より不幸にならないように彼女を応援したい」と静かに話しますが、ドヨンも「彼女の幸せを願っている」と伝えます。
また一方で、「画家イ・サラ教会で麻薬か」というニュースがネットで流れ世間が騒がしくなりますが、ヨンジン(イム・ジヨン)も同じくいじめ問題でネットが炎上し、更にヨンジンが殺したと思われるパシリのソン・ミョンオが変死体で発見されます。

14話
学校を辞めることになったドンウン(ソン・ヘギョ)は最後にヨンジンの娘イェソルにごめんねと謝ります。
自分の家にいる母に学校を辞めたからここから出て行ってと言いますが、母は暴れて部屋に火をつけるのです。母はアルコール依存症などいろいろな症状があり精神病院に入ることになりました。
一方で、雨が降る夜、ヨンジン(イム・ジヨン)の母と警察署長シン・ヨンジュンが乗っていた車にカン・ヒョンナム(ヨム・ヘラン)の夫がはねられて亡くなります。
ヨンジンが警察に母を迎えにいきますが、記者たちが喜ぶと不満な顔をします。
即死したカン・ヒョンナム(ヨム・ヘラン)の夫のところに駆けつけた妻のヒョンナムは「うちの夫です」確認してから号泣しますが、あれだけ夫から暴力を受けていたのに、いざ亡くなると本当に悲しそうに感情を表す姿がなんか心に引っかかりました。
でも、早くに娘を留学させたことはよかったです。


15話
ヨンジン(イム・ジヨン)は「私の母を使った夫殺しは、ドンウンとこれを計画したの?早く示談にして、あんたの娘のソナを捜し出すわよ」と言ったとたんにヒョンナム(ヨム・ヘラン)は「奥様にあげたいものがある」といきなりヨンジンにビンタします。よろけるヨンジンに更にビンタするヒョンナムは「よく子供をダシにできるね母親のくせに」と言って、今度何かしたら、すべて倍にして返す、私にこれ以上かまうなと強硬な母は強かった・・・
ヒョンナム(ヨム・ヘラン)のビンタは見ていてスカッとするシーンでした。
また、それを見ていた夫のハ・ドヨン(チョン・ソンイル)は妻のヨンジン(イム・ジヨン)に「選択肢は2つ、遺族に謝罪し罪を償うか、私たちを終わりにするか」慎重に選べと言って、住所を書いたメモを渡しますが、妻のヨンジンはそのメモを夫の前で丸めて捨てます。
すぐに「10年の結婚生活に終止符」、「ジュピョンの嫁離婚」というニュースが流れます。
更に「パク・ヨンジンのいじめを公開します」と告発文がネットに流れますが、これは画家のイ・サラが広めたものですが、あんたを道連れにすると・・・
ところが、誰かがイ・サラの動画を流します・・・
また一方で、ドンウン(ソン・ヘギョ)はヒョンナム(ヨム・ヘラン)に最後の仕事をお願いします。「おばさんが望んでいた世界で私のおばさんとしてではなくカン・ヒョンナムとして陽気に生きてください」と言います。おばさんは大粒の涙を流し別れを告げます・・・

16話(最終回)
ソン・ミョンオ(キム・ゴヌ)の葬儀の日に画家のイ・サラから首を刺され入院している客室乗務員のへジョン(チャ・ジュヨン)の病室を訪ねるドンウン(ソン・ヘギョ)。
ドンウンはヨンジンもサラもあなたのおかげで始末できて暇なの、やり返したければ手伝うから、チョン・ジェジュン(パク・ソンフン)に復讐したくない?と話しかけ、恐ろしい復讐のやり方を教えるのです。
その後、とうとうヨンジン(イム・ジヨン)は逮捕され、協議離婚申請書にサインし、娘のイェソルは留学し、ヨンジンの母も逮捕されます。
やっと自分の復讐が終わったドンウン(ソン・ヘギョ)はヨジョン(イ・ドヒョン)に海を見に行かないと電話します。
その日は真っ白な雪がこんこんと降るとても寒い夜でしたが、二人は真っ赤な灯台がある海に向かい楽しい時間を過ごすのですが、ヨジョン(イ・ドヒョン)がコンビニに買い出しに行ったあとドンウン(ソン・ヘギョ)は彼の前から姿を消します。
ドンウンは一人で死ぬつもりでしたが、それを止めたのがヨジョン(イ・ドヒョン)の母だったのです。復讐の果てが死ではダメだと必死に説得し、助言を与えるのです。
そして、ヨジョン(イ・ドヒョン)の母は私の息子を地獄から救って、生きる道を与えてほしいとお願いするのです。ヨジョン(イ・ドヒョン)の地獄は医師だった父を殺した囚人番号3724のカン・ヨンチョンです・・・
半年が経ち、ドンウン(ソン・ヘギョ)はヨジョン(イ・ドヒョン)の前に現れます。
「元気だった?あなたを愛している、今度は私があなたの復讐を手伝う、先輩の1%は私が埋める、誰から殺そうか?」と言いながら自分からキスをするドンウン・・・
その後、カン・ヨンチョンはジサン刑務所に移り、そこの医務官になったヨジョン(イ・ドヒョン)とボランティア講師になったドンウン(ソン・ヘギョ)。
復讐の準備が進む中、「ソナの家の惣菜店」を開業した、おばさんのヒョンナム(ヨム・ヘラン)にメールが入ります。「お手伝いさん求む連絡下さい」と・・・
おばさんのヒョンナムは急いでお店を閉めて、ドンウン(ソン・ヘギョ)からもらった赤い口紅をつけてお店を飛び出していきます。
ある日、ドンウン(ソン・ヘギョ)とヨジョン(イ・ドヒョン)は二人そろってジサン刑務所に入っていきます。 おわり


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韓国ドラマ「シスターズ」あらすじと感想、三姉妹が陰謀に巻き込まれるサスペンス

2023-04-11 | 韓ドラ さ行、さし

韓国ドラマ「シスターズ」あらすじと感想、最終回。
本作は、貧しい暮らしの三姉妹が巨大な権力と富を持つ「ウォン家」の一族の陰謀に巻き込まれていき、それぞれの方法で立ち向かう様子をスリリングに描いた作品です。
Netflixでも同時配信、全12話。自己最高視聴率は第12話の11.1%。
巨大な富豪の「ウォン家」の陰謀に巻き込まれる3姉妹ですが、物語はこの3姉妹たちが1つになって悪に立ち向かっていくというストーリー展開ではなく、各々がそれぞれのやり方で戦っていく様子が描かれていきます。
更に3人ともバラバラな性格なので、観ていて危険で不安な状況がずっと続きドキドキ感はありますが、前半はまとまりがないように感じました。
でも後半からの勢いは期待が持て、2転3転と予想できないストーリー展開がとても面白かったです(笑)本作は後半から盛り上がるよくあるパターンの韓国ドラマです。
登場人物は長女インジュ(キム・ゴウン)、次女インギョン(ナム・ジヒョン)、三女イネ(パク・ジフ)と個性的な3姉妹が揃いましたが、長女インジュ(キム・ゴウン)に亡くなった会社の先輩が大金を遺したことで、今までの生活が一変します。
亡くなった先輩の死に疑問をもつ長女インジュ(キム・ゴウン)と行動を共にするチェ・ドイル役にドラマ「イカゲーム」のウィ・ハジュンさんが扮し、気品のある大人の男性なんですが、もう一方で本心の見えないミステリアスな魅力がとてもカッコ良かったです。
たぶん、本作でウィ・ハジュン落ちしたファンも多かったのでは・・・?
また、記者でしっかり者の次女インギョン役のナム・ジヒョンちゃんの役柄が少し物足りなかったですが、相手役にドラマ「赤い袖先」のカン・フンさんが扮し、劇中パク・ヒョンシク君に似ているところが何度もあって、ドキッとしましたが、このカップルが可愛かったです。
また、本作はあの「ペントハウス」の最強の悪役オム・ギジュンさんが登場しますが、「ウォン家」の悪の演技対決は妻役のオム・ジウォンさんが大きな鍵を握り、思いもよらない想定外の結末に大きな衝撃を受けます。
本作の悪役オム・ギジュンさんは意図しない意外な人物で「ペントハウス」とはまた1つ違う嫌われ者を演じていますが嫌味な顔は憎らしいほどイラっとし、さすが、オム・ギジュンさんと納得するくらい悪の道全開です(笑)
そして本作は題名の「シスターズ」とは全く違う、別の独自の世界観があるミステリードラマだと思いました。
ただ、劇中の背景に見え隠れする、情蘭会と「ウォン家」の地下室の青いランとベトナム戦争の繋がりなどのエピソードが興味深く描かれていましたが、私にはちょっと分かりにくかったです(笑) そうそう、2話でソン・ジュンギ君が特別出演されていてビックリしました。

◉ドラマ「シスターズ」が歴史歪曲で、ベトナム Netflix が配信を中止に!

あらすじ(ネタバレあり)
1話
長女インジュ(キム・ゴウン)はオーキッド建設の経理部に勤め、次女インギョン(ナム・ジヒョン)はOBNの記者ですが、二人は父親の借金を返しながら生活しています。
貧しい暮らしの中二人は三女イネ(パク・ジフ)の修学旅行代金を用意しますが、母のヒヨン(パク・ジヨン)がそのお金を盗んで家を出て行ってしまいます。
仕方なく、長女インジュ(キム・ゴウン)は社内で唯一信頼する経理の先輩ファヨンから、次女インギョン(ナム・ジヒョン)は親戚関係の良くない父親の叔母(イ・ミスク)から、お金を借りることになります。
ところが、三女イネ(パク・ジフ)は「私のために苦労しないで」と言って、お金を受け取らないのです。自分のために姉たちに迷惑かけていることが申し訳なかったのです。
また、その三女イネ(パク・ジフ)は、同じクラスで仲良くしている裕福な家庭のお嬢様ヒョリンと一緒に絵を描き、ヒョリンの母親サンア(オム・ジウォン)からお金をもらっている秘密がありましたが、それを長女インジュ(キム・ゴウン)に見つかってしまいます。
また一方で、記者の次女インギョン(ナム・ジヒョン)はソウル市長選挙の有力候補者パク・ジェサン(オム・ギジュン)の過去の事件に注意を向けています。
パク・ジェサン(オム・ギジュン)は以前社会問題になった「ボベ貯蓄銀行事件」の銀行側の弁護士だった過去があり、その事件を調べ始めます。
ところが、次女インギョン(ナム・ジヒョン)がパク・ジェサン(オム・ギジュン)を追っている中、アルコール依存症だと分かってしまったインギョンは停職1か月になります。
次女インギョン(ナム・ジヒョン)は家庭の複雑さなどの環境から自分の気持ちをコントロールできずにお酒に走ってしまったのです。
一方、経理の先輩ファヨンがヨーロッパに行っている間、欧州法人でファヨンと仕事をしていた
チェ・ドイル(ウィ・ハジュン)が長女インジュ(キム・ゴウン)のところにやってきました。
彼はファヨンと連絡が取れないと言い、インジュは彼女の家を訪ねますが、家で亡くなっていたのです。大きなショックを受けるインジュの前に取締役のシン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)とチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)がやってきて、自分たち2人とファヨンは15年間会社の裏金を管理してきたが、ファヨンが700億ウォンを引き出したためにシン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)が脅すと自ら命を絶ったと言い、その裏金捜しをインジュに手伝ってほしいと持ち掛けますが、インジュはキッパリと断り、退職届も提出します。

2話
長女インジュ(キム・ゴウン)に「チン・ファヨンさんから会員権が譲渡されました」とジェイズ・ヨガから電話があります。
そして、ファヨンから譲り受けたジェイズ・ヨガのロッカーを開けるとそこには20億ウォンという大金が入っていたのです。
そしてインジュは私だったらこんな大金があったら絶対に死んだりしない、ということは自殺ではないということ?と疑うのです。
インジュは真実を見つけるためにシン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)とチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)の元を訪ね裏金捜しに協力すると言います。
彼らは見つけたいのは2つ、盗まれた700億ウォンと裏金の帳簿で、まずは自殺したファヨンの情報が必要だと話します。
その後、ファヨンの部屋に行ったインジュは豪華なブランド物が並ぶ中、いつも同じ服を着ていたファヨンの二面性を知り、シン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)との不倫の噂は、もしかしたら事実なのかもしれないという疑惑まで大きくなってきました。
国内に3足しかないヒールをシン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)がファヨンに贈ったことやファヨンのSNSのアカウントをチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)に見せて、シン・ヒョンミンが怪しいと話します。
ファヨンに対する詐欺、横領、自殺、殺人、そしてインジュにくれた20億ウォン、まだ何も分からないけど、ファヨン先輩が無念の死を遂げたのなら、私が真相を明かすと心に決めたインジュです。
その後、シン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)とファヨンのメール記録から彼女は4年前から証拠を集めていたことが分かりました。
そして、数年前にファヨンと同じように横領の疑いで死んだヤン・ヒョンスクという女性の名前を見つけたインジュはチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)に警察に通報しようと言いますが、ドイルは通報したら700億ウォンは国に回収されてしまうと反対します。
二人も人が殺されたけど、ファヨンさんも同じ考えだと思うとドイルは話します。
その後、インジュに赤いハイヒールが届きますが、シン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)からでした。インジュは今度は私の番ですか?と怒鳴りつけるインジュに俺を疑うのはお門違いだ、ヤン・ヒョンスクは自殺した、第一発見者はファヨンだと言い、ファヨン自身も世の中の恐ろしさを知らなかったのだろう、黒幕がいることを・・・俺は警察ではなく検察に行くから、ドイルにこれ以上探るなと伝えろとインジュに指示します。
何を言っているのか全く意味が分からないインジュの目の前で、シン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)の車が駐車場の柵を破って墜落します。
また一方で、次女インギョン(ナム・ジヒョン)の情報提供者が殺されました。
そのインギョンは誰かをみるとその人の感情が自分に移ってしまい、辛いニュースなどを読み上げる時に感情を抑えることに苦労していたのです。それでお酒を飲むようになったと・・・
また、三女イネ(パク・ジフ)はヒョリンの自画像を描いていますが、国際美術コンクールで大賞に選ばれました。ところが受賞者はヒョリンでイネは彼女の代わりに絵を描いていたのです。

3話
三女イネ(パク・ジフ)は作品集の絵を描く代わりにヒョリンの母サンア(オム・ジウォン)がイネも留学させてくれると約束してくれました。イネはヒョリンになりきって一生懸命に描いたと言い、イネじゃなくて、ヒョリンだから受賞できたと・・・
ところが、姉のインジュはヒョリンの母サンア(オム・ジウォン)を訪ね、イネが留学するためのお金を持っていきます。
また一方で、シン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)は病院で亡くなり、駆けつけたチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)はインジュに業務の引継ぎのためにシン・ヒョンミンに会い、その後で事故が起きたと答えるように言います。
ドイルはインジュがファヨンからお金をもらったことを知っていて、そのことを見逃してあげると約束します。
その後、パク・ジェサン(オム・ギジュン)との権力争いに負け、現在は精神科病院に強制入院しているオーキッド建設の代表サンウ(イ・ミヌ)に20億ウォンの悩みを打ち明けるインジュです。
彼は金は人を不安にするから奪われない物に変えて20億ウォン使ってしまえと言ってから、シン・ヒョンミン(オ・ジョンセ)が万一に備えて記録した裏金の帳簿をインジュに渡します。
すぐにドイル(ウィ・ハジュン)に見つかってしまい、その帳簿を使って義弟パク・ジェサン(オム・ギジュン)を苦しめるために利用されたと言います。
そして、自ら手を下さずに復讐ができると言うドイルに「取引しましょう」と提案するインジュです。
また一方、次女インギョン(ナム・ジヒョン)は家のキムチ冷蔵庫の中から、長女インジュが隠していた20億ウォンを見つけます。
インギョンは泥棒だと言って、姉のインジュを非難しますが、インジュはお金がなくて治療を受けられずに亡くなった妹の話をします。
そして、インジュは叔母(キム・ミスク)のところに行き、私は20億ウォン持っているので、すぐに3姉妹で住める家を見つけてほしいとお願いします。

4話
叔母(キム・ミスク)は長女インジュに「家には相性がある、家があなたを受け入れたら譲ってあげる」と言って、自分が持っていた漢江が見えるマンションにインジュを連れて行きます。
いい家に住むと成功する確率が上がり、たとえ失敗しても家があれば初めからやり直せると言う叔母の言葉を聞いて、インジュはその言葉の意味が分るような気がするのです。
また、その日三女のイネはヒョリンの家に泊まることになりました。
そして、ヒョリンの母サンア(オム・ジウォン)から、みんなに内緒だと言って秘密の温室に連れていかれますが、そこには貴重な青いランがたくさん咲いていました。
そして、そこで母サンアの肖像画を描くことになります。
ところが、イネはすぐに気を失い倒れてしまいます。
病院に運ばれたイネは遺伝性心疾患という重い病気ですぐに手術も必要でした。
次女インギョン(ナム・ジヒョン)も病院に駆けつけますが、長女のインジュは薬代や数年ごとに心臓の機器も替える費用が必要になるから、あの20億ウォンを使うからと次女インギョンに伝え、死んだ妹も同じ病気だったと話し説得します。
また一方で、ソウル市長候補のパク・ジェサン(オム・ギジュン)は選挙のためにお金が必要になり、チェ・ドイル(ウィ・ハジュン)はコ室長から700億ウォンはまだみつからないの?と問われますが、ドイルは手作業で捜しているので時間がかかると伝えます。
心配になったチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)は、長女インジュに今は20億ウォンを使わないようにと電話しますが、すでにコ室長がインジュの20億ウォンを見つけてしまいます。
そんな時、長女インジュの前にヒョリンの母サンア(オム・ジウォン)が現れて、ファヨンと仲が良かったというサンアはスケジュールや金銭管理やランの世話などサンアを手伝うアシスタントになってほしいとインジュを誘ってきます。
その後、選挙で指示を得るために感動的なドキュメンタリーを撮るために自分の財団でイネの治療費を支援をするというパク・ジェサン(オム・ギジュン)を断り、叔母(キム・ミスク)が病院代を払い来たことに不満を表すジェサンです。
そして、20億ウォンをパク・ジェサン(オム・ギジュン)に取られてしまったインジュの元にチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)がやってきて、ファヨンがシンガポールに君名義のマンション、車、7つの銀行に700億ウォンを分けて入金していたことが分かったと伝えに来ます。

5話
インジュは監視されていて、すぐにシンガポールに行くことが出来ないために、まずはサンア(オム・ジウォン)を手伝いながら、すぐにシンガポールで開かれる世界ラン大会にサンアとチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)と一緒に行くことが怪しまれないとドイルが言います。
インジュはサンアのアシスタントとして働くことになりますが、家の中では娘のヒョリンが心の病を患っていて、夫のパク・ジェサン(オム・ギジュン)の本当の姿は嫉妬深く暴力的で、この家の人間は誰一人正気じゃないと感じていました。
しかし、インジュはすぐにサンア(オム・ジウォン)の信頼を得ることができました。
サンア(オム・ジウォン)もまた嫉妬深い夫に尽くす妻であり、自分の過去の話をインジュにして同情心を引こうとしますが、それはすべてインジュを味方につけるための演技に過ぎないと、ドイル(ウィ・ハジュン)は教えます。
でも、なぜ? それは第二のチン・ファヨンが必要で、危険な仕事をする人間がほしいのです。
ドイル(ウィ・ハジュン)は「君の一番の魅力は本気で信じ込むこと」と更に念を押します。
また一方で、ピルソク総合開発代表である叔母(キム・ミスク)は次女インギョン(ナム・ジヒョン)を取締役として呼び、部屋まで用意します。
こうすればインギョンも会社の皆もインギョンを後継者にしたいことが分かるからです。
そのインギョンはOBNの上司のところに行き、青い希少なランが複数の事故現場で発見され、しかも、すべての事件がパク・ジェサン一家と関連があり、背後に大きな陰謀があると伝えに行きます。ところが、インギョンは人事委員会で今朝、免職になったと聞かされます。
インギョンは急いで叔母(キム・ミスク)のところに懸けつけますが、叔母は私は何もあなたの解雇について知らないと言います。

6話
先輩のファヨンが亡くなった日、パク・ジェサン(オム・ギジュン)がファヨンの家を訪ねていたことが、ドライブレコーダーから分かります。
ドライブレコーダーを持っていたヒョリンは三女イネ(パク・ジフ)と一緒に青いランが咲いている秘密の温室の土の中に隠します。
イネはヒョリンに「絶対に父親の罪に振り回されてはダメだよ、誰も信じないで、この世に私たちしかいないと思って」と言います。 お互いに寂しい家庭環境の中で育った二人の信頼関係はどこまで続くのでしょうか・・・?
また、パク・ジェサン(オム・ギジュン)は次女インギョン(ナム・ジヒョン)が暴露した実父の不動産疑惑について、事実だと認めますが、そのお金でパク・ジェサン財団を作り、毎年約1000名の学生を支援していると発表し、逆に支持率を上げたのです。
次女インギョン(ナム・ジヒョン)の周りに記者たちが集まり、妹イネの奨学金や財団の正当性を認めますか?と質問され彼女は混乱します。
また叔母(キム・ミスク)の会社もイネの手術費用の事件以降、パク・ジェサン(オム・ギジュン)の力が働いて経営が厳しくなっています。
叔母(キム・ミスク)は次女インギョン(ナム・ジヒョン)に「ここまでよ、インギョンが引き下がれば向こうは関わってこない、少し休んで立ち上げればいい」と言い、私はインギョンに生きててほしいと、そして私が悪人でなかったら今生きてはいないと言い、昔は厳しい世の中だったことを話します。とにかく言いたいことは1つ、インギョンが止まらなければ私の会社が潰れるということだと忠告します。
一方、長女インジュはサンア(オム・ジウォン)からシンガポールで開かれる世界ラン大会に行くように頼まれます。そして、その世界ラン大会が情蘭会と関わっていると言います。
そして、その日の帰りにインジュは青いランを受け取り、家に持って帰りますが、それを見ていたチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)がそのランは危険だから僕が持って帰ると言う助けを断るインジュでした。
そんな時、次女インギョン(ナム・ジヒョン)も情蘭会の人々が写っている写真を手に入れるのです。



7話
叔母(キム・ミスク)が殺されますが、第一発見者は青いランを持った長女のインジュでした。
青いランをくれたサンア(オム・ジウォン)は叔母の死とランは無関係で、あのランはインジュに友情を示すためにあげたものだと言います。
一方で、叔母(キム・ミスク)が残した相続は負債の方が大きくて、結局借金しか残っていませんでした。親戚たちは相続放棄することになりますが、次女インギョン(ナム・ジヒョン)が引き継ぐことにしました。インギョンは亡くなった叔母が自分が整理することを望んでいると思ったからです。叔母の死は長女インジュ(キム・ゴウン)と次女インギョン(ナム・ジヒョン)に
大きな責任感と正義に向かう心を与えます。
その後、叔母(キム・ミスク)を殺した犯人が自首します。
その犯人は叔母の家で家事をしていたチョン・サンヒョクで過去に不動産投資に失敗した男でした。そして、チョン・サンヒョクのネット動画の中にも青いランが出てきます。
インジュとインギョンとハ・ジョンホ(カン・フン)の3人は殺された叔母の家で叔母殺害の犯人の青いランを捜しますが、叔母の家に隠し部屋があり、そこに青いランがあったのです。
叔母は長女インジュのランのせいで死んだのではなかったのです。
犯人の青いランを手にした次女インギョン(ナム・ジヒョン)は情蘭会の秘密を明らかにする記事を書かないと私が死ぬかもしれないと言います。
インジュも自分名義の700億ウォンがシンガポールにあることを明かし、情蘭会と裏金帳簿を世間に知らせる記事をだして真実を追求することを二人は約束します。
更に情蘭会を調べていくうちに昔ベトナムに12人の軍人と看護師がいて、彼らは韓国に戻り一人ずつ死んでいます。そして、その中の叔母が死にました。
将軍を除いて残っているのは、1998年に失踪したチェ・ヒジェだけですが、失踪後に土地を相続したのが息子のチェ・ドイルでした・・・
すぐに長女インジュ(キム・ゴウン)と次女インギョン(ナム・ジヒョン)は刑務所にいるドイルの母アン・ソヨンに面会にいきます・・・

8話
チェ・ドイル(ウィ・ハジュン)はインジュにファヨンが生きているかもしれないと言い、それよりもシンガポールの口座が凍結されそうで、偽者のオ・インジュが700億ウォンを引き出す恐れがあると驚く情報を話します。
すぐに二人はシンガポールに向かいます。
ところが、ホテルに着くと皆がインジュのことを知っているのです。
チェ・ドイル(ウィ・ハジュン)は「ありえない、インジュさんと同じ顔なら・・・」
インジュも「どういうこと?私と同じ顔の人がこの世にいるなんて」と言った後に思い出したように「ファヨン先輩、整形したんですよね」と問いかけますが、ドイルは「それは不可能かと」と言いながら笑います。
その女性が現れる世界ラン大会のオークション会場に二人は急ぎますが、その会場でも周囲の視線を感じるインジュです。
ところが、その会場に黄色いドレスを着たインジュにそっくりな女性が現れたことを聞いたインジュは彼女を捜しますが、その時インジュにランの入札で争った電話入札の人物からメッセージが届きます。そして、その内容をみて、間違いなくファヨン先輩だと分かったのです。
その後、すぐにチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)と一緒に銀行を回って700億ウォンを引き出しますが、「チェ・ドイルは悪い奴だから一人でにげるように」とメッセージがインジュに届きます。一人車で逃げるインジュは事故に遭い病院に搬送されますが、そこに幽霊となってファヨン先輩が現れ、「一人で逃げて、できるだけ遠くに、分かった」とささやきます。
インジュはやっとのおもいで逃げ切りますが、目の前になんとサンア(オム・ジウォン)が現れ、すべてサンアの仕組んだ罠だったことが分かり、ファヨン先輩は亡くなっていて、黄色いワンピースの女性はサンアで周りは皆芝居をしていたのです。
更にインジュが入社した時からサンアは彼女に目を付けていたことを話し、次自殺に見せかけて死ぬのはインジュの番でした・・・
また一方で、生き残ったチェ・ヒジェはパク・ジェサン(オム・ギジュン)を殺す計画があり、今までで最大のスクープになると次女インギョン(ナム・ジヒョン)に話しますが、彼女はニュースでも致命的な打撃を加えられると言い、その時の証人になってほしいと説得します。

9話
サンア(オム・ジウォン)から殺されそうになったインジュでしたがチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)が助けに入ります。次女インギョン(ナム・ジヒョン)が姉インジュの命と引き換えに裏金帳簿をパク・ジェサン(オム・ギジュン)に渡したのです。
更に次女インギョンは自分のOBNの上司が情蘭会に関わっていたことに大きな衝撃を受けるのです。ハ・ジョンホ(カン・フン)は情蘭会から手を引くんだ、やるだけやったし危険すぎる、自分の人生を生きてほしいと愛するインギョンを心配します。
また、ドイルはインジュが裏切ったことにショックを受けていますが、インジュが機転を利かせて700億ウォンを隠したことで、お金はペーパーカンパニーへ移し、インジュが代表でドイルが取締役になり、今日ギリシャに行って6対4で分けることにして、ドイルはインジュたち姉妹が資産所得だけで暮らせるようにしてくれます。
そして、インジュの安全のためにもう会わない方がいいと話します。
そんな時、インギョンがいなくなったとハ・ジョンホ(カン・フン)から連絡が来たインジュは韓国に急いで戻ります。
インジュとハ・ジョンホ(カン・フン)はインギョンが残した痕跡を追い、サンウ(イ・ミヌ)が入院している精神科病院にたどり着きました。
インギョンは無事にサンウ(イ・ミヌ)の部屋に忍び込むことができ、ボベ貯蓄銀行事件の真実を知ることができます。その後、インジュたちがおとりになってインギョンとサンウは無事に病院の外に出ることができました。
インジュとハ・ジョンホ(カン・フン)もドイル(ウィ・ハジュン)の助けで危機を逃れます。
情蘭会に復讐しようとするチェ・ヒジェをはじめ、インジュとインギョン、ハ・ジョンホ(カン・フン)にドイル(ウィ・ハジュン)、そしてサンウ(イ・ミヌ)の皆が顔を揃えます。

10話
パク・ジェサン(オム・ギジュン)はコ室長を使って精神科病院にいるサンウ(イ・ミヌ)を殺そうとしますが、インギョンたちのお陰で外にでることができ、サンウはパク・ジェサンに会い
銃を突きつけます。
ところが、簡単にパク・ジェサンに銃を奪われ「愚か者が・・・」といってサンウに引き金を引きますが、銃は発射されず、はじめから銃弾は入っていなかったのです。
サンウは笑いながら「その顔が見たかった、それが本来の姿だろ、殺人者の顔を」と言うと怒り狂ったパク・ジェサンはその銃でサンウを殴り、最後にそばにあった石で頭を殴ります。
外に出てきたら俺に殺されると分かっていたのになぜ出てきた?と言うパク・ジェサンにお前がどんな人間か世間に知らせたかったと言い返しますが、パク・ジェサンは何度も石で殴り続けます。
一方、連絡がつかない三女イネ(パク・ジフ)をインジュは捜しますが、イネはウォン・サンア(オム・ジウォン)に「閉ざされた部屋」に監禁されています。
サンアの恐ろしい正体も判明しましたが、その部屋をヒョリンとインジュたちは発見し、イネを救い出します。ヒョリンは母に私を捜さないで、でもお母さんが大好きですと手紙を残し、イネと二人で日本の福岡に向かいます。
また一方で、次女インギョン(ナム・ジヒョン)は1998年のホンシン洞殺人事件の犯人で24年間服役したアン・ソヨン(ドイルの母)と一緒にテレビ出演し、平凡な主婦が再開発地区の対策委員長を殺害した事件の新犯人はパク・イルボクでパク・ジェサン(オム・ギジュン)の父親だと言い、重要な証拠品を新たに発見したと話します。

11話
次女インギョン(ナム・ジヒョン)のニュースを逆に利用して、パク・ジェサン(オム・ギジュン)の人気度が上がり当選は確実なものになりますが、そのパク・ジェサンが自殺したというニュースが報道され、その直後700億ウォンが消えます・・・
パク・ジェサンを死に追い込んだのは妻のサンア(オム・ジウォン)でした・・・
サンアは自分と父と情蘭会を守りたかったのです・・・
そして、今度は長女インジュ(キム・ゴウン)を横領罪で刑務所に入れます。
更にファヨン先輩の自殺もインジュが犯人だと作り上げるのです。
同僚を殺害したことになったインジュに対する世間の目は冷たかったのです。
ところが、次女インギョン(ナム・ジヒョン)が2018年にボベ貯蓄銀行事件を取材していた時の被害者の会にファヨンがいたことを思い出します。
母を亡くしたファヨンは被害者たちの代表として訴えかけていて、700億ウォンを奪ったファヨンの本当の目的が復讐だったことが分かります。
ファヨンを殺害した真犯人がサンアだと証明することを決心した姉妹はサンアの家にある「閉ざされた部屋」が重要な場所だと感じ、そこからはじめようと動きだす次女インギョン(ナム・ジヒョン)です。
その後、ファヨンが亡くなった時に着ていた毛皮のコートを次女インギョン(ナム・ジヒョン)が探し出します。
一方、サンア(オム・ジウォン)は父親が部隊で一緒だった特別訓練を受けたチャン・サピョンを呼び出し、記者のインギョン(ナム・ジヒョン)を始末してほしいと頼みます。
そして、そのチャン・サピョンはサンウを殺したのは本当にジェサン(オム・ギジュン)か?と最後にたずねます。
そんな中、次女インギョン(ナム・ジヒョン)が拉致されます。
ところが、テレビのニュース番組に次女インギョン(ナム・ジヒョン)とチャン・サピョンの二人が出演し、サンア(オム・ジウォン)の家にある青いランの秘密を語ります。
同じとき、長女インジュ(キム・ゴウン)の裁判にチェ・ドイル(ウィ・ハジュン)が証人として登場します。その後、ドイルは拘留されました。

12話(最終回)
最後の裁判に本物のファヨンが証人として法廷に立ちます。
「全ては、そこに座っているウォン・サンア館長と私がやったことです。オ・インジュには720億ウォンを横領する動機が何もないが私にはありました」と証言します。
更に「ウォン・サンア館長は10年以上私を通して莫大な富を築き、問題が起きれば私に罪を着せる計画だったのです」と言い、「復讐は私一人の問題であり被告オ・インジュとは全く関係がありません」と証言します。
インジュは刑務所に迎えに来た次女インギョンとハ・ジョンホと一緒に家に帰ることになりましたが、家にはファヨンが待っていました。
インジュはファヨンに怒りをぶつけますが、ファヨンはただただごめんと頭を下げて謝るのです。そして、シンガポールでインジュに危険が迫っていることを知り、インジュの後を尾行して守ってきたと説明します。
そんな時、チェ・ドイル(ウィ・ハジュン)から、不起訴になり拘置所から出てきたと電話があり、イネがオランダにいるようなので、サンア(オム・ジウォン)より早くに二人を見つけに行こうと言います。
その後、ファヨンは記者会見を開き、自分の身代わりに亡くなった女性は2年前にある自殺サイトで自分に似た女性と出会い、同じタトゥーまで入れたことを明かします。
また、サンア(オム・ジウォン)が自分と間違えて代わりの女性を殺害する現場の防犯カメラの映像を公開しサンアの悪行を暴露します。
更にサンアの家族が20年間横領してきたことを証明する裏金の帳簿をデジタル化したものも公開し、本件の横領と脱税、裏金に関する捜査はここからはじめてくださいと証言します。
全てを知ったサンア(オム・ジウォン)はファヨンを青いランの部屋に連れてきて、体を椅子に縛り、インジュを呼び出します。
サンアは二人に「今日はこの部屋のスプリンクラーに濃度の高い塩酸をいれたの」と言って薄ら笑いを浮かべます。
命の危険にギリギリまで追い詰められたインジュはやっとの思いでファヨンを助け出し、最後にサンアと、もみ合いになりますが、サンアが塩酸が溜まっている中に落ちていきます。
その後、チャン・サピョンが残した「ベトナムの青い幽霊」というウォン・ギソンの回顧録を、
次女インギョン(ナム・ジヒョン)が手に入れます。
その後、インギョンは記者賞を受賞し、HTNからスカウトされるのです。
ところがインギョンはその誘いを断ります。
これからはいつも自分を助けてくれたハ・ジョンホ(カン・フン)と一緒にいたいと思い始めたからです。やっと二人はラブラブになりました(笑)
一方、チェ・ドイル(ウィ・ハジュン)はインジュに「また会おう」と言って、ギリシャに一人旅立ちます。
屋根部屋の家に帰ったインジュは叔母が漢江のマンションを残してくれたくれたことを知り涙を流します。たとえ人生に失敗しても家があれば初めからやり直せることができると言った叔母の言葉をしみじみと痛感するのです。
その後、あの700億ウォンが3姉妹、ドイル、ヒョリンで均等に分け与えられたのです(笑)
結局、最後はお金が回ってきたのですが・・・
それにしても、700億ウォンというお金の数字、多くないですか・・・?(笑)






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韓国ドラマ「財閥家の末息子」あらすじと感想、二度目の人生は復讐者

2023-03-04 | 韓ドラ さ行、さし



韓国ドラマ「財閥家の末息子」あらすじと感想、最終回。
全16話。自己最高視聴率は第16話の26.9%。
本作は、財閥家に尽くした秘書が裏切りにあい殺害され、その後その財閥の末息子として転生し、時空を超えて2度目の人生を歩む痛快な復讐劇です。
初回のヒョヌ(ソン・ジュンギ)は40代を演じ、1980年代のドジュン(ソン・ジュンギ)は20代の大学生ですが、ぜんぜん違和感なく見事に演じ分けていて、ソン・ジュンギ君だからこそ演じられるミラクルだと思います。
また、イ・ソンミンさんが、ソン・ジュンギ君の才能に目を付ける財閥の創始者チン・ヤンチョル会長をカリスマ性たっぷりに演じ、視聴者の心を惹きつけます。 トップとしてリーダーとして少しもブレない強い自信は会長としての必須条件なんですね。
本当に身に備わる威厳がにじみ出る見事な演技で、チン・ヤンチョル会長が「ドジュン(ソン・ジュンギ)、誰も信じるな!」という強い態度で示す言葉が心に残る緊張感溢れるドラマでした。
また、脇を固める会長の子供たちのチョ・ハンチョルさん、ユン・ジェムンさんやドジュンの相棒となるパク・ヒョックォンさんなどお馴染みのベテラン俳優さんたちとの相性もバツグンで、
その会長の子息たちと後継者争いを繰り広げるドジュン(ソン・ジュンギ)のやられたらやり返すの激しいせめぎ合いはスリリングです。でも、ドロドロ感は全くない見やすい痛快ドラマで、これも高視聴率に繋がった結果だと思います。
また、劇中1980年代から現代までが描かれていくのですが、その当時の出来事が実写映像で流れ、見ごたえがあります。
特に2002年サッカーワールドカップでイケメンのアン・ジョンファン選手のゴールのパフォーマンスは今でも強く印象に残っていて、韓国が準々決勝に進出し、更に準決勝まで上り詰め、韓国中が盛り上がったニュースは今でも鮮明に覚えています(笑) このアン・ジョンファン選手って、ソン・スンホンさんに似ているんですよネェ~(笑) 
あと、この時代はガラケーの携帯電話ですが、意外とコンパクトで結構使いやすそうに見えてしまったのが、笑えました。
本作もラストでhappyendで終わりましたというラブラインがなかったですが、女性検事ミニョン(シン・ヒョンビン)とは、はじめからピンとくるものがなかったので、これで良かったのかなぁ~? ソン・ジュンギ君も美しいイギリス人女性と結婚してパパになりますからねぇ。
ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに!

あらすじ(ネタバレあり)
1話
未来資産管理チーム長のヒョヌ(ソン・ジュンギ)は同僚たちから高卒だと露骨に陰口をたたかれても黙々と仕事に励みスニャングループのために献身的に働いてきました。
ある日、スニャングループの現会長のチン・ヨンギ(ユン・ジェムン)が持病で倒れ、その空席に、息子で副会長のチン・ソンジュンが会長に就きます。
そんな時、検察による裏金追及の家宅捜査がスニャングループに入ります。
未来資産管理チーム長のヒョヌ(ソン・ジュンギ)はチン・ソンジュンの指示で海外のペーパーカンパニーの巨額隠し資金の発覚を防ぐためトルコに向かいますが、スニャングループが送った殺し屋によって殺害されます。そして、その中にはヒョヌの部下だったシン・ギョンミン代理(ジニョン・GOT7)がいたのです・・・
予想できない裏切りに合ったヒョヌ(ソン・ジュンギ)でしたが、気が付くと1987年、スニャン家の末息子チン・ドジュン(ソン・ジュンギ)として生まれ変わったのです。

2話
スニャングループとその一族のために献身的に働いてきたヒョヌ(ソン・ジュンギ)はまさかの裏切りで殺害されました。
ところが、気が付くと1987年、スニャングループの創始者チン・ヤンチョル(イ・ソンミン)の孫チン・ドジュン(ソン・ジュンギ)として転生していたのです。
そこで見るスニャングループの創始者チン・ヤンチョル(イ・ソンミン)会長は20年前に死んだ人で父は会長の三男ユンギで映画製作会社の代表で母は元女優ヘイン(チョン・ヘヨン)だったのです。 そして、ドジュン(ソン・ジュンギ)は初めて祖父の誕生日会で会長宅に家族で向かいますが、チン・ヤンチョル(イ・ソンミン)会長は父のユンギに「映画がスニャングループの助けにならない」と言って、スニャングループの後継者から除外していました。
そして、ドジュン(ソン・ジュンギ)に生まれ変わったヒョヌは自分がスニャンを知り尽くし、知っている過去がそのまま繰り返されていることを確認しますが、自分であるチン・ドジュンに関する記憶だけは残っていないのです。
何故だろう?と混乱するドジュン(ソン・ジュンギ)・・・
また、ドジュン(ソン・ジュンギ)は自分だけが知っている1987年の出来事を利用して、祖父のチン・ヤンチョル会長が直面している問題を解決するのです。
更に祖父を飛行機爆破事件から救うこともでき、祖父の心を動かしたドジュンはこの時、祖父からソンナム市にあるブンダンの土地をもらいました。
なおかつ、祖父のチン・ヤンチョル会長は家族たちにドジュン(ソン・ジュンギ)は私の孫だと言って、今週末の家族会からドジュン(ソン・ジュンギ)の家族も一緒に食事するようになったと長男の嫁ジョンレに伝えます。
そして、ドジュンはこのチン家の中に僕を殺した奴がいるんだとつぶやきます・・・

3話
この人生は自分にとって大きなチャンスだというドジュン(ソン・ジュンギ)は1996年にソウル大法学部を首席で合格し、大学生に成長します。
その後、祖父のチン・ヤンチョル会長から買ってもらったブンダンの土地が都市再開発となり、中高層アパートが建つことになりました。
祖父は「こうなることを知っていたのか?運がいいのか?」と言うと「5万坪の土地を小遣いとしてくださったおじいさんのお陰です」と言い、運がいいんですかね?と微笑みます。
そして、お前が稼いだ金は240億だと言って銀行に連れて行き「この大金を私が銀行の利子より高くつけてやる」と言いますが、ドジュンはすべてのお金をドルに換金したのです。
祖父はドジュンが運がいいのか?眼識があるのか?興味を持たせる孫になりました。
その後、ハンド製鉄が長男のチン・ヨンギ副会長(ユン・ジェムン)の手に落ちることを阻止するためにドジュンが画策します。
また一方で、検事のソ・ミニョン(シン・ヒョンビン)は転生したドジュンに大学で運命的に再会しますが、彼女は「どこかで会ったことがある?」と聞きます(笑)
ドジュンは意外にも彼女を積極的に誘っていきますが、何か計画があるのでしょうか?

4話
自分の手柄が欲しい長男ヨンギ(ユン・ジェムン)はハンド製鉄買収のために総力を繰り広げますが、そのためには兄弟同士のぶつかり合いも激しくなるのです。
しかし、その兄弟喧嘩のすべてはドジュン(ソン・ジュンギ)の計算の1つだったのです。
そのドジュン(ソン・ジュンギ)はアメリカからオ・セヒョン代表を呼び寄せ、手を組んで投資専門会社を設立します。ところが、長男ヨンギと次男ドンギ(チョ・ハンチョル)は、この二人の動向を調査しているのです。
また、祖父のチン・ヤンチョル会長はドジュンと息子たちと訪れたスピードウェイでスニャン自動車のレーシングカーが車両欠陥を起こしてしまいます。
そして一番のライバルであるテヨングループのチュ会長は「贅沢な趣味だ」とあざ笑うのです。
これに対して大きく動揺するチン・ヤンチョル会長ですが、それでもハンド製鉄を買収してスニャン自動車を手放せない理由が別にあったのです。
そんな時、息子たちさえも面倒だと思うスニャン自動車を「スニャングループのエンジンだと思います、今までの成功に必要だったものはパワーとエンジンかと」と主張するドジュンの言葉は祖父のチン・ヤンチョル会長に大きな慰めを与えたのです。
ところが、資金不足のテヨングループがハンド製鉄の買収に乗り出したのです。
またパワーシェアーズもハンド製鉄の買収に乗り出してきましたが、この会社がドジュンのお金で運営されていることを祖父のチン・ヤンチョル会長が知り、オ・セヒョン代表を呼び出しますが、その時、次男ドンギとテヨングループのチュ会長の投資の話を聞かされるのです。
そして、今度は長女ファヨンが長男ヨンギを訪ね、夫の政治家支援と引き換えにハンド製鉄の買収を手伝うと言ってきます。

5話
長い交渉の結果、スニャングループがハンド製鉄を入札し、副会長で長男ヨンギが買収に成功しましたが、同時に莫大な借金も負うことになります。
そして、全てがドジュンの思い通りに進んでいて、スニャングループの危機はドジュンのチャンスになるのです。
その後、韓国では通貨危機で国家が破産し誰もが経験したことのない暗く重い世界がやってきました。
スニャングループのチン・ヤンチョル会長(イ・ソンミン)もどうやって生き残ろうかと頭を悩ませています。
ただ、ドジュンだけは予測していたどおりにこの通貨危機を準備していたのです。
そして、業界2位のアジン自動車が倒産しますが、ヒョヌだった時の父が勤めていた会社だったのです。
そして、チン・ヤンチョル会長は自分のスニャン自動車を守るために、あえてアジン自動車を買収すると息子たちに話します。
また一方でミラクル投資のオ・セヒョン代表は経営権も従業員の雇用も保証しますとアジン自動車に買収条件を出します。
全てはヒョヌの家族を元に戻すためのドジュンの計画でしたが、チン・ヤンチョル会長(イ・ソンミン)の妨害によって買収失敗の危機を迎えそうです。
今度は仕方なくオ・セヒョン代表は直接チン・ヤンチョル会長に会いに行きます。

6話
ドジュンは母のクッパ店を買ってあげましたが、その母が自ら命を絶ったと近所の人たちから聞きます。僕の知る母は決してそんな人ではないし、一体今まで何があったのかと母のクッパ店に向かいます。
そこで、昔母と会話した言葉を思い出します。母の様子を気にかけながら「僕が大学を出ていっぱい稼いで借金は返すよ」と言うと母は「たくさん稼ぎなさい、たくさん稼いで自分の子供に負い目を感じないように生きていきなさい」とヒョヌに伝えたのです。
その場でドジュンは母親が着ていた自分の中学時代のジャージを手にして大粒の涙を見せます。
そして、母がスニャン生活科学の株を買っていたことを知り、母の死の真相を調べる唯一の手がかりになります。その結果スニャン生活科学の個人投資家たちを犠牲にした投資だったのです。
ヒョヌの母はチン・ヤンチョル会長(イ・ソンミン)に殺されたのです。
その後、ドジュンはこれからの事業計画に向けて、長女の娘婿チェ・チャンジェ(キム・ドヒョン)をソウル市長にして味方につけようとします。
ドジュンのミラクルは、長男ヨンギの息子で後継ぎ候補のソンジュンを罠にはめて新ソウルタウンの事業を横取りしたジェア建設の大株主です。
そして、チン・ヤンチョル会長がミラクル投資の本当のオーナーを教えろとオ・セヒョン代表を脅してきます。

7話
チン・ヤンチョル会長の前に姿を現したドジュンは「ミラクルの大株主のチン・ドジュンです」と頭を下げます。
正体を知った祖父は「婿のソウル市長を利用し、新ソウルタウンの事業を横取りしたのもお前の仕業か? そして今までいろいろな喧嘩を売り続けていた奴が、この私の末の孫だったのか?」「なぜ、そんなことをする」と祖父のチン・ヤンチョル会長は激しく怒鳴ります。
「こうすれば、私が跡継ぎでもないお前にスニャングループを渡すとでも思ったのか」と更に激しく問い詰めますが「いいえ、おじいさん、僕のお金でスニャンを買うつもりです」と、じっと祖父の顔をみます。
その後も祖父のやり方に反発し逆にやりこめてしまうドジュンですが、祖父のチン・ヤンチョル会長は面目を失うほど自分の名誉を傷つけられたのです。
また、すべてドジュンの思い通りになる状況にオ・セヒョン代表は「本当は22歳じゃないだろう?実は中身は40代なんでは?もしくは人生2度目とか?」と冗談を言って、二人は笑っています。
チン・ヤンチョル会長の大きすぎる家族愛のせいで、ドジュンは最愛の家族を失いました、そして自分も裏切りにあいスニャングループから殺されたのです。
ドジュンは決して、長男継承制を言い続けているチン・ヤンチョル会長の子供たちにスニャングループを簡単に渡すことは許さないと心に誓います。これがスニャングループを買収する本当の理由なんです。
ところが、チン・ヤンチョル会長もドンジュンの新ソウルタウン事業の目玉となるDMCを潰しに入ります。DMC計画が頓挫すれば初期投資に大金をつぎ込んだミラクル投資は大きな痛手になります。その後、ドジュンは婿のソウル市長がDMCをスニャンに渡そうとしていることを感じます。そうなれば新ソウルタウン事業計画はスニャンに戻ってきます。
ところが、そんな時、祖父のチン・ヤンチョル会長は脳の血管の病気になります。



8話
ドジュンはDMC事業を続けるためにテヨングループのチュ会長を訪ね、テヨン物産がスニャン運輸を抜いて物流業界1位になれる方法を会長に教えに来たと伝えます。
そして、ドジュンはホームショッピングチャンネルを買収するよう説得し、テヨンをDMCに参加させます。
祖父のチン・ヤンチョル会長はドジュンの提案でテヨングループのチュ会長がDMCに参加することになったことを聞き、大きな衝撃を受けます。
長男の孫のソンジュンに結婚プレゼントとして株式贈与を準備していた祖父のチン・ヤンチョル会長は「月曜日からコチャン物流倉庫で働け、新ソウルタウン事業やDMC建設工事受注の失敗はお前が責任を取るべきだろう、それが本当の大人がすべきことだ」と説明します。
そして、「今日からスニャンは長男承継の原則には従わない」と、ドジュンを見つめ、皆の前で発言します。スニャンを成長させ、私より上手にやれる者に全てを譲る」と・・・
また、スニャン百貨店から組織を組み立てなおしたスニャン流通グループを引き受けることになった長女のファヨンは資金繰りに困り、オ・セヒョン代表からスニャン百貨店の持分の株30%を担保に借金をします。
更にドジュンは「ニューデータテクノロジー」という会社が莫大な収益と損失を世間に与えた当時を思い出し、長女のファヨンに投資話をしますが、欲望に勝てない彼女は大金を投資します。
すべてはミラクルに担保で預けた株30%を取り戻すためです。

9話
2000年を目前にした今、Y2K問題が世間を大きく騒がせ、2000年に切り替わるタイミングで予想外の重大なトラブルが起きるのではと社会不安をあおっていますが、蓋を開けてみれば特に大きな混乱もなく、21世紀は始まりました。
ドジュンは祖父のチン・ヤンチョル会長に何か問題が起こればスニャンが全て損害補償するという広告を大きく新聞に載せるようにアドバイスしました。
責任はドジュンが取ると言いますが、その代わりY2Kが何の問題もなければ、僕のお願いを聞いてくださいねと言い、新たな時代の21位世紀が無事に幕を開けました。
また一方で予想不可能な株価のバブルがはじまり、株が暴落している中、「ニューデータテクノロジー」の株は上昇していますが、ドジュンはミラクルが買った「ニューデータテクノロジー」の株をここで処分します。
その後、「ニューデータテクノロジー」社長の粉飾決済が疑われいろいろな問題が持ち上がり、株価が連日下落しています。
また一方で、長女のファヨンは株の投資で1400億のお金を失い、スニャン百貨店まで奪われそうで、悲観的になっています。そんな時、ドジュンは久しぶりに検事になったミニョンに再会し、「スニャン百貨店のチン・ファヨン代表を横領の嫌疑で捜査してほしい」と頼みます。
ミニョンは久しぶりの再会に心弾ませていましたが、身内の情報提供をするドジュンに少しがっかりします・・・ ミニョンは「財閥3世を利用して、正義を貫いてみるわ」と嫌味な言葉を投げかけるのです。

10話
取締役会でスニャン百貨店のチン・ファヨン代表の解任が問われる中、ファヨンの部下だったイム・ミョンスク常務が先に検察に送った音声ファイルが会場に流れます。
横領の事実を立証するには十分の会話が録音されていて、検察の調査は免れないでしょう。
ドジュンは長女のファヨンからスニャン百貨店を買い取ったようになりましたが、経営は専門家を雇います。祖父のチン・ヤンチョル会長から、「なぜだ?百貨店の経営は自信がないのか?」と問われるドジュンです。
祖父は、「誰かに仕事を任せても決して信用するな、誰も信じるな、誰にも心をやるな、それらはすべてお前の弱みになる」と念を押すと、「では僕がおじいさんを疑い裏切る可能性も」と問うと「ドジュン、私がお前を信用していると思うか?」という答えが返ってきます。
また一方で、検事のミニョンは長女のファヨンの横領は状況証拠だけでなく明確な物証もあるのに上の妨害によって起訴できないのです。
上の指示には黙って従えというのが、ここの検察の仕事だと初めて知ったのです。
ミニョンはドジュンと会い、「最初から最後まで、あなたは私を利用した」と悔しがるのですが、はじめから知っていたじゃないかと言うと「私はいい検事にはなれない、だからあなたは私に嘘をついたのよ」と恨み言を言います。
ドジュンは「僕の知る君は間違いなくいい検事になる」と慰めると、ミニョンはいきなり驚くようなキスをし、ドジュンもそれに応えます。
また一方で、ドジュンは次男ドンギ(チョ・ハンチョル)の罠にハマって、ミラクルがスニャンに買収されそうになります。ドジュンは僕には分る、誰も想像できない悲劇が起ころうとしていると・・・ 自分に出来ることは自分で選択することだけ・・・
そして、あの9、11 アメリカ同時多発テロ事件が起きます・・・
ドジュンは自分自身で株価の流れを変えることに成功し、ミラクル投資のバイミラクルが韓国市場に劇的な転換をもたらすのです。
ドジュンはスニャン投資を買収するために、投資に失敗した次男ドンギ(チョ・ハンチョル)の元を訪れます。

11話
祖父のチン・ヤンチョル会長は末孫のドジュンに金融持株会社をお前に任せると指示し、ドジュンは祖父とスニャン博物館に向かっているところ車で事故に遭うのですが、その時、なぜ自分は今までチン・ドジュンの記憶を覚えていないのか初めて分かったのです。この時、ドジュンは事故で亡くなっていたからだとやっと気が付きました。
そして、物事は必ず繰り返し起こると気付きますが、その時ドジュンたちは事故に遭います。
チン・ヤンチョル会長をいつも護衛するボディーガードは死亡した相手のトラックの中からメモを見つけて、これはただの単純な交通事故ではない、はじめから会長をターゲットにしていたと言って、メモをドジュンに渡します。
メモには会長の車のナンバーが書かれてあり、ドジュンは「誰か黒幕がいるはず、指示した人を調べてください」と話します。そして、祖父の会長は意識不明の重体だと医師は家族たちに告げますが、子供たちは損得の経営権を巡って病院で喧嘩になってしまいます。母はその姿を見て悲しむのです。
前世で殺されたドジュンは今世でドジュンとして生まれ、どうしても生き残って2回目の人生の秘密の答えを見つけなければならないのです。
また、祖父のチン・ヤンチョル会長は意識を取り戻していて、あえて家族に秘密にしています。
取締役会でスニャン持株会社設立を阻止する奴が事故の犯人だと祖父は言います。
そして、ドジュンに「誰も信用するな」と再度伝えます。
その後、事故の犯人が長孫のソンジュンではないか?との疑惑がでるとその衝撃から祖父のチン・ヤンチョル会長にせん妄の症状が出て、異常な行動を取るようになりました。

12話
せん妄の症状は交通事故の衝撃が大きく、治療で重要なことは原因を取り除くことで、手術どころか副作用によって薬の服用も難しいと医師は言います。
金融持株会社設立のための取締役会がはじまりますが、ソンジュンがドジュンに言われた通り賛成側に入り、賛成多数で金融持株会社設立は可決されました。
ドジュンは昨夜、ソンジュンに祖父は意識不明の重体ではなく、持株会社の設立を阻む人の中に事故の犯人がいると考え、罠をかけたと説明します。
長女ファヨンと次男ドンギは賛成したソンジュンに「どうして気が変わったのか?」と問い詰めますが、一族の長孫としてスニャンの未来を守るためだと答えます。
ところが、金融持株会社の初代社長に自分の父チン・ヨンギ副会長を推薦するソンジュンでした。結局賛成した理由はこれだったのです。
そこへ、突然現れたチン・ヤンチョル会長は社長にチン・ドジュンを推薦すると言って、ドジュンを助けるのです。
また一方で、その後の捜査で交通事故の真犯人がチン・ヤンチョル会長の妻ピルオクだったという衝撃な事実が明らかになります。やはり、妻もドジュンが後継ぎになる事がどうしても許せなかったようです。チン・ヤンチョル会長の病気のことも知り、家に連れて帰る妻ピルオクは家族皆で食事をするのですが、ドジュンの家族だけは呼ばなかったのです。
そこにドジュンが現れ、祖父の病気のことは皆に内緒にするように言って、祖母が犯人だということは秘密にすると念を押します。

13話
スニャン自動車の不振によって、チン・ヤンチョル会長に対する世間の不評や非難の声が大きくなっています。ドジュンは次に売り出す新車アポロの全権を獲得し、自分なりに最大のマーケティング戦略をはじめます。ドジュンは2002年サッカーワールドカップの韓国代表の成績を知っていたので、これを利用するつもりです。
ところが、祖父のチン・ヤンチョル会長はドジュンにスニャン自動車を売ると言うのです。
ドジュンは祖父に「それなら賭けをしませんか?」と「ワールドカップの韓国代表チームがベスト4に進出したらスニャン自動車は絶対に売らないでください」と頼みます。
祖父のチン・ヤンチョル会長は「子供や孫の中で私のことを一番心配してくれるのはドジュンだけだ、遺言状を書き直そう」とそばにいるイ室長に伝えます。
そして、サッカーワールドカップはアン・ジョンファンのゴールで韓国が準々決勝に進出し、更に準決勝まで上り詰め、韓国中が盛り上がっていますが、ドジュンのアイデアの新車アポロも驚くような成果を上げています。
ドジュンは祖父のチン・ヤンチョル会長の喜ぶ顔が見たくて、家に駆けつけますが、祖父は倒れていました。
そして、遺言状が書き直されたことを知った子供たちは父のチン・ヤンチョル会長に怒りをぶつけますが、遺言状の内容はドジュンに何1つ残さなかったのです・・・
その遺言状のせいで、ドジュンのミラクルは莫大な損失を負いました。
「なぜ、おじいさんは僕にスニャンを渡すといったのか?あの意地悪じいさんが本当に何を考えていたのか分からない」、「地獄まで追いかけて、その答えを聞きたい」と優しいドジュンがはじめて激怒します。
また一方で、シム画廊を家宅捜査した検事のミニョンが危険な目に合いますが、ドジュンは祖母ピルオクのところに行き「ソ・ミニョン検事は裏金や借名口座ではなく祖父と僕の殺人事故を追っている検事です」と言うと、祖母は私の株が欲しいの?と聞きます。ドジュンは「ソ・ミニョン検事に危害を加えないように、おばあさんのためにも」と警告します。
その後、検察から電話があった祖母は仕方なくソジュンに自分の株を譲ることになります。

  

14話
スニャングループのトップの座をかけてそれぞれの戦いがはじまります。
ドジュンは祖母ピルオクからスニャン生命の株17%を譲り受けスニャンの経営権を手に入れたかのように見えますが、長孫ソンジュンは父のヨンギに「心配ですか?この戦いのジョーカーは僕が握っていますから」と意味ありげな言い方をします。
そして、株主総会当日、スニャン金融持株会社代表の任命について、取締役会の推薦でイ・ハンジェ室長とドジュンが争うことになりました。
ところが、これから投票という時に「ドジュンが病室でチン・ヤンチョル会長を殴った」というメッセージが株主たちに送られてきます。
ドジュンはイ・ハンジェ室長と長孫ソンジュンの敵の罠にまんまとハマってしまいますが、イ・ハンジェ室長もソンジュンから騙されていたのです。
結局、最初から全部ソンジュンの計画でイ・ハンジェ室長もスニャンから追い出されてしまいます。
ところが、その後、スニャン社内で不正行為の疑惑が浮上し、チン・ヤンチョル会長の夢だったスニャン金融持株会社が実は相続税回避のための計画だと分かり、世間はスニャンに背を向けるようになりました。
そんな時、ドジュンの元に亡くなった祖父チン・ヤンチョル会長の映像ファイルが送られてきます。それを見たドジュンはなぜ?ドジュンに相続を残さなかったのか、その意味が分かり、祖父の豪快な笑顔を見て大粒の涙を流すのです。
その後、同じく遺言で「マイクロプロジェクト」の財産をイ・ハンジェ室長から受け取ります。
それは、贈与税も相続税もかからない完璧な裏金だったのです。

15話
倒産したスニャンカードを買収したドジュンがすべての債務を返済し、これをきっかけに、長男ヨンギのスニャン物産の筆頭株主にドジュンがなったのです。
息子のソンジュンはドジュンに筆頭株主の座を奪われた父ヨンギをバカにして罵るのです。
今の時代、株主の権利と利益がより重要な時代になっているのです。
また一方、政治と経済の不健全な癒着を取りしまり、より透明性を高くする社会を作る時が来たと長女ファヨンの夫の法務大臣が演説し、更に不正な選挙資金捜査に全力をつくすと国民に約束します。
そんな時、ドジュンがカン・シンウ法律顧問への政治資金の不法譲渡した容疑で検察に緊急逮捕されます。中央捜査部の検事のミニョンに会ったドジュン、彼女は「こんな形でまた会うんだね、担当検事と被疑者として」と気にかけるのです。
ドジュンのことを知り尽くしている検事のミニョンは彼はこんな簡単に捕まってくる人ではない、たぶん罠にかかったのではと感じています。
その後、スニャンの次男ドンギに公金横領がバレて解雇されたペク常務が検察でスニャンのチン・ドンギ副会長の指示だと自白します。
また、検察がスニャン物産に捜査と差し押さえ、明洞の高利貸しに家宅捜査が入ります。
スニャン物産は妻の実家の明洞の高利貸しを通して借名口座を使ったことが判明します。
長男のヨンギ、次男のドンギが、現在違法な裏金問題で国民から厳しい批判を受けている中、孫のドジュンがチン・ヤンチョル会長から相続した7000憶を寄付することを発表し、国民から高い評価を受けるのです。
そして、ドジュンはミニョンに「これ以上悪くならないから約束するよ、やり直そう」と愛を告白します。
ドジュンは亡くなった祖父に、僕は復讐できましたか?それともこれでやっとあなたの孫を名乗れますか?僕は今あなたに会いたいです・・・

16話(最終回)
ドジュンはまた同じような車の事故に遭いますが、目が覚めるとアメリカの病院にいて、ユン・ヒョヌの姿になっていたのです。
あの日、崖から落ちたのを国家情報院が助けてくれたのです。
チン・ヨンギ会長を不法承継容疑で起訴するためにヒョヌの証言が必要だったのです。
ところが、韓国に帰国すると横領容疑で緊急逮捕令状がでていて、ヒョヌはその場から逃走します。スニャン物産横領事件被疑者のコン・ヒョヌは全国指名手配になり、検事ソ・ミニョンを尋ねます。
僕はユン・ヒョヌとして1週間入院して、チン・ドジュンとして17年間生きた。
夢だったのか?それとも憑りつかれていたのか?あるいは時を旅していたのか?」と混乱するのですが、どうしても会いたい人がいるのです。それはドジュンの相棒だったオ・セヒョン代表。
再び、ヒョヌと手を組んだオ・セヒョン代表は、株主総会を控えて、ドジュンの母イ・ヘイン(チョン・へヨン)の持ち株を確保し、更に少数株主の連帯を結成して味方につけ、新しいスニャンを作り上げると公表するのです。
また、20年前長男チン・ヨンギ会長がスニャンを承継したころ、ドジュンが事故で亡くなりますが、法務大臣だった長女の夫チャンジュが捜査をストップさせたことがあり、スニャン物産の不正承継疑惑を国会で聴聞会を開くように検事ソ・ミニョンは長女の夫チャンジュに伝えます。
それは、全国民が見ていることをスニャンも検察の上層部も知ることであり、外からの圧力で捜査が中断することがあってはいけないのです。
そして、スニャングループの不正承継疑惑に関する聴聞会が国会で行われます。
ソンジュンが心配したとおりにヒョヌはスニャンによって殺害されそうになった事実を暴露し、それを支持した上司がチン・ソンジュン副会長だと発言します。
更に証人としてその殺害現場にいたハ・インソク代理も証言しますが、彼は20年前のドジュンの交通事故現場にいたのが、会場にいるヒョヌだと言い、今度はヒョヌを見て「チン・ドジュン理事ここにいてはいけません、帰らないと」と叫び、会場は混乱します。
ハ・インソク代理はアルコール中毒による認知症を患っていたのです。
そして、ハ・インソク代理の発言によりヒョヌがドジュン殺害事件に関わっていたことが分かりました。
罪の意識に苦しむヒョヌは聴聞会で全ての真実を明かそうと、ドジュンの交通事故の時に録音された携帯の会話を皆に聞かせます。
そして、ドジュン殺害の黒幕であるチン・ヨンギ会長と息子チン・ソンジュン副会長は大きな非難をあび、その場で破滅します。
正気を失ったソンジュンはヒョヌに「何を考えている、これは復讐なのか?スニャンが与えた金でまともな生活ができたくせに」と叫び、ヒョヌに殴りかかっていき、世間に自身の素顔を見せてしまいます。
スニャンの一族は記者会見を開き経営から身を引くと発表し、今後は経営専門家に任せることになりました。
ヒョヌはスニャングループのオーナーではなく、ミラクル投資のコン・ヒョヌとして新しい人生を歩むことになった姿でラストを迎えました。
私的にはもう一度、祖父のチン・ヤンチョル会長(イ・ソンミン)に登場してほしかったです。
祖父のチン・ヤンチョル会長(イ・ソンミン)も転生するとか・・・(笑)




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韓国ドラマ「紳士とお嬢さん」あらすじと感想、歳の差カップル物語

2022-10-17 | 韓ドラ さ行、さし



韓国ドラマ「紳士とお嬢さん」あらすじと感想、最終回。
自らの行動に責任を持つ努力家の主人公ダンダン(イ・セヒ)と妻を亡くし3人の子供たちを育てている大企業の代表ヨングク(チ・ヒョヌ)。
二人の年の差カップルの格差社会と波乱万丈なストーリーが描かれているドラマです。
財閥、出生の秘密、記憶喪失、交通事故など韓国ドラマの要素がふんだんに盛り込まれている本作は脇役の俳優さんも個性の強いお馴染みの女優陣が熱く競演し、オ・ヒョンギョン、チャ・ファヨン、イ・フィヒャン、イム・イェジン、キム・ヨンオク、など豪華すぎるベテラン女優さんが大集合する贅沢なドラマになっています。
また、このおばさんたちのバトル戦は見どころの1つですが、髪の毛引っ張り合いの乱闘騒ぎが多かったです(笑)
主人公のイ・セヒさんは、500倍の競争率を勝ち抜いてヒロインを射止めた女優さんで、超美人なところと親しみやすい気さくな感じが好感度アップに繋がったと思います。
イ・セヒさんを見ていて、誰かに似ているなぁ~?誰かなぁ~?と思いながらも、なかなか名前が出てこなかったのですが、そうだ!上戸彩ちゃんに似ていると(笑)途中で確信しました(笑)本作はナチュラルでキュートでとても可愛かったです!
ドラマでは14歳差カップルですが実際には7歳差でダンダン役のイ・セヒさんは30歳なんですね。もう少し若い年齢だと思っていました。
演技力もこれからどんどん伸びると思いますし、これから期待の美人女優さんですネェ。
またドラマで流れる挿入歌が韓国ドラマの心に沁みるような懐かしさを感じるバラード曲でとても良かったです。
そして、財閥のチ・ヒョヌさんが住んでいる豪邸を見て、すぐにチョ・インソンとソン・ヘギョのドラマ「その冬、風が吹く」とミヌ君の「フルハウスTAKE2」のロケ地と同じだとすぐに分かりました。何度も登場する豪邸ですが、春川にあるヨーロッパ風の樹木園「ジェイドガーデン」で撮影されたそうです。
本作は最高視聴率が38.2%を記録する大ヒットとなり、この数字に期待して観はじめましたが、なかなか面白さが伝わってきません。
そうそう、韓国ドラマは、はじめは我慢なのよと自分に言い聞かせながら、気が付いたらイライラしながら最終話になりました(笑)
(辛口コメント)
どのカップルにも共感するものがなく、主演のカップルさえもヨングク(チ・ヒョヌ)が記憶喪失になってから面白さが更になくなり、ただダラダラと続く、くっついたり別れたりの繰り返しで、とにかくずっとヨングク(チ・ヒョヌ)の記憶喪失のドラマで、もういい加減にウンザリで飽き飽きします。
本作のチ・ヒョヌさんは優柔不断でイライラするカッコ悪いキャラでした。
ドロドロ感がなく、見やすいドラマなんですが、今更、記憶喪失というストーリー展開も単純すぎてストーリーが広がらないのが残念。
最近クオリティーの高い韓国ドラマが多い中、一昔前のような物語でダラダラと中だるみが長く、韓国での高視聴率の意味が分かりません・・・本当に期待外れのドラマでしたが、韓国ではこの記憶喪失が人気だったのでしょうか?20年前の冬ソナの記憶喪失はもう夢中になって観ていましたが、今更・・・本作の記憶喪失のドラマ全52話は長かった~(笑)とりあえず最後まで完走しましたけど・・・
韓国でも同じようなコメントが多かったですが、それでも二人の恋の行方が気になって、最後まで観てしまうドラマでした(笑)

1話(ネタバレあり)
26年前、娘のダンダンを置いて、母親のジヨンが家を出ていきます。
自殺しようとするダンダンの父スチョル(イ・ジョンウォン)の姿を見て、近所に住んでいたヨンシル(オ・ヒョンギョン)が「私がダンダンの母親になります」と声をかけてきました。
ヨンシルも夫を交通事故で亡くし、息子のデボム(アン・ウヨン)がいますが、二人は結婚します。
12年後、義母が自分の子供だけを可愛がり、自分がつらい立場にいるダンダンは父スチョルに「本当に私の実の母は死んだの」と問いかけ、スチョルを困らせるのです・・・
そんな時、偶然、ひょんなことから軍人姿のイ・ヨングク(チ・ヒョヌ)と出会いますが、この時ダンダンは13歳でした。
ヨングクからお嬢さんと言われたダンダンは、またいつか会える気がするのでした・・・
それから数年が経ち、しっかり者の綺麗な娘に成長したダンダンでしたが、義兄デボム(アン・ウヨン)と義母ヨンシルが詐欺に遭い、家の保証金を使い込んでいたことを知ります。
家族は家を追い出されることになり、いつも母親の尻ぬぐいのことで大喧嘩になったダンダンは一人で家を出ていきます。

2話
その後、ダンダンはヨングク(チ・ヒョヌ)と偶然に山で再会しますが、それは最悪な再会で、ダンダンがヨングクを痴漢だと勘違いして、ヨングクを水筒で殴ってしまう事件が発生するのです・・・(笑)
そんなヨングク(チ・ヒョヌ)は妻を亡くし、3人の子供と暮らしているFTグループの会長ですが、気難しいところがあり、子供たちとの親子関係は最悪です。
その子供たちをチョ室長(パク・ハナ)が面倒みていますが、ヨングク(チ・ヒョヌ)に好意を持っているのです。 妻の座を狙っているようです。
また、ダンダンはヨングク(チ・ヒョヌ)が偶然ダンダンのアルバイト先の化粧品店にやってきて、また再会します。ダンダンは治療費と和解金を渡しホッとするのですが、ヨングクは受け取りませんでした。
そんな時、ダンダンの父スチョルが住み込みの運転手でヨングク(チ・ヒョヌ)の家にやってきます。
その後、ダンダンもチャン・グクヒ(ワン・ビンナ)教授からヨングク(チ・ヒョヌ)の家の住み込みの家庭教師を紹介してもらい、家に面接に行きます。

3話
今度はヨングク(チ・ヒョヌ)の家で再会した二人でしたが、ヨングクは怪しむのですが、「チャン・グクヒ教授の紹介で家庭教師の面接に来ました」と履歴書を出しますが、ヨングクは帰りなさいと言います。
ところがダンダンの誤解が解けて、チョ室長(パク・ハナ)から家庭教師に採用されたと電話があります。父スチョル(イ・ジョンウォン)が運転手になったことも知らずに、ヨングク(チ・ヒョヌ)の家で家庭教師の仕事に就きますが、初日から一番下の子供で次男セジョンのことで大失敗するダンダンです。
とはいえ、行くところもないし、次男セジョンにずっとそばにいると約束したので、自分を信じてくれるセジョンのためにも、もっと頑張ろうと心に決めるダンダンです。
また、運転手になった父スチョルはヨングク(チ・ヒョヌ)の継母テラン(チャ・ファヨン)の娘セリョン(ユン・ジニ)を紹介されますが、セリョンのマンションから息子のデボム(アン・ウヨン)が出てきたのです(笑)母はクラブで知り合った男なんかろくな男じゃないと叱りますが、セリョンはデボムにぞっこんラブです(笑)

4話
運転手と家庭教師で、ヨングク(チ・ヒョヌ)の家で顔を合わせたダンダンと父。
そばにいた継母のヨンシルはこんな偶然がある?まさか同じ家で再会するなんてと言いますが、ダンダンは会長に知られたら怪しまれて、偶然だったなんて信じてもらえないと話します。
継母のヨンシルは年が若いダンダンにこの家を出ていくように説得します。
ところが父スチョルが個人的な事情があってと話し、退職願を出します。
またダンダンはヨングク(チ・ヒョヌ)の長女ジェニがいじめに合っていることを知り、それ助けてあげ、ジェニとも仲良くなります。
また一方でチョ室長(パク・ハナ)の母ギジャ(イ・フィシャン)とチャン・グクヒ(ワン・ビンナ)教授を可愛がる姉のミスク(イム・イェジン)は友人ですが、それぞれヨングク(チ・ヒョヌ)と結婚させるために必死になっています。

5話
ヨングク(チ・ヒョヌ)の亡くなった妻の法事の日に妻の写真を片付けたヨングクを嫌って、長女のジェニが家を出ていきますが、父のヨングクはジェニの仲がいい友達も行きそうな場所も知らないのです。そんなヨングクに子供たちに無関心すぎると意見したダンダンは翌朝、昨夜は軽はずみな発言をしましたと謝りますが、ヨングクはジェニのいじめを知れたのは先生のおかげです、ありがとう、先生の言葉はすべて正しかったと感謝されます。
そして、子供たちと仲良くなりたいからダンダンに一緒に協力してほしいと頼むヨングク(チ・ヒョヌ)です。そして、夜には子供たちの1日の様子をメールで報告することになりました。
また、食事を作るおばさんはダンダンが来て、子供たち3人が明るくなったと言い、特にセジョンが奥様がいらした頃に戻ったようだとダンダンに話します。
そして、セジョンは養子で奥様のたっての願いで迎え入れた子だとおばさんが話します。
その話を聞いていたチョ室長(パク・ハナ)は敏感に反応しておばさんを怒ります。
そんな時、チョ室長(パク・ハナ)の前に元カレが現れて、6年前に産んだ子供は俺の子供なのか?と問いかけてきました・・・ チョ室長は違うとハッキリ言います・・・
ところが、その会話をチョ室長の母ギジャ(イ・フィシャン)が聞いていて、本当は6年前に子供を産み、その子がヨングク(チ・ヒョヌ)の次男のセジョンだと分かりました。

6話
ヨングク(チ・ヒョヌ)を育てた乳母の娘のエナ・キム代表がアメリカからやってきます。
ダンダンの父スチョルが空港まで迎えにいきますが、エナ・キム代表は父スチョルを見て非常に驚くのです。エナ・キム代表はダンダンの母親のキム・ジヨンだったのです。
彼女は交通事故に遭い、顔の整形手術をしていたので、父スチョルは何も感づいていません。
母親のキム・ジヨンは娘のダンダンと会長イ・ヨングク(チ・ヒョヌ)の家で会いますが、もちろん二人は母娘とは思いもよらず、普通の会話をするのです。
また一方で、ダンダンの継母ヨンシルの弟ゴン(カン・ウンタク)と母ダルレ(キム・ヨンオク)と姪のミリムが5年ぶりにベトナムから帰ってきます。
さっそく、イ・ヨングク(チ・ヒョヌ)宅の離れにいる姉のヨンシルを訪ねますが、詐欺にあって家族がバラバラになったことを知るのです。
そこにヨンシルの息子デボムも呼ばれますが、デボムを捜していたセリョンの母テランは家の離れに行き、デボムが運転手スチョルの息子だと知って、大騒ぎになります。

7話
イ・ヨングク(チ・ヒョヌ)は父スチョルを呼び、「弁明は聞きたくありません」と言い、今すぐ出て行ってくださいと言います。
そんな父の姿をダンダンは声を詰まらせて見ていました。
母のヨンシルは息子のデボムに「女に媚び売ってヒモ生活するなんてありえない、恥ずかしくて死んでしまいたい」と言うのですが、デボムは「俺とセリョンは愛し合っている」とまだバカなことを言っている息子に呆れかえるのです。
そんな家族の様子を目の前で見てしまったエナ・キム代表(実母ジヨン)は娘のダンダンを捜すために興信所を訪ねます。
また、父のスチョルを心配したダンダンは会長のイ・ヨングク(チ・ヒョヌ)からお給料を前借して継母のヨンシルに渡しますが、父のスチョルには黙っています。
また一方で、ダンダンに家庭教師をやめてほしくないイ・ヨングク(チ・ヒョヌ)の子供たち3人はダンダンが落ち込んでいるのでサプライズで遊園地で遊ぶ計画をしますが、それに父のヨングクも協力することになり一緒に遊園地に行くことになり楽しい時間を過ごすことになります。

8話
遊園地で楽しいひと時を過ごした、父のイ・ヨングク(チ・ヒョヌ)と子供たち3人ですが、ダンダンは今日の会長イ・ヨングクを見ていて、会長は見れば見るほど紳士的で素敵だなぁ~と感じるようになります。
また、ダンダンを捜していたエナ・キム代表(実母ジヨン)はイ・ヨングク(チ・ヒョヌ)の家の家庭教師をしている娘がダンダンだと知り号泣します。
そして、なぜダンダン一人が住み込みの家庭教師をして苦労しているのかエナ・キム代表が調べはじめます。そして、イ・ヨングク(チ・ヒョヌ)の家で暮らすことにします。
これからは母さんがダンダンを守ってあげると心に決めます。
また一方で、チョ室長(パク・ハナ)の母ギジャ(イ・フィシャン)が会長イ・ヨングク(チ・ヒョヌ)の継母テラン(チャ・ファヨン)と幼なじみだったことが分かり、ギジャの態度が急に変わり、自分に運が向いてきたと嬉しそうです。
これで、娘のチョ室長と会長イ・ヨングクの仲を近づけようと考えています。

9話
ダンダンの父スチョルが工事現場で事故に遭い、病院に搬送されます。
父の意識が戻り、病院から夜遅くに帰宅したダンダンは会長のイ・ヨングクに見つかり、正直に父が事故に遭い、私の父はここで働いていた運転手のパク・スチョルですと伝えます。
会長のイ・ヨングクは「父と娘が偶然同じ家で一緒になった、そんな言い訳は結構です、すぐに出ていけ」と呆れかえる会長です。
そして、その二人の会話を母のエナ・キム代表が聞いていました。
母のエナ・キム代表はダンダンを呼び出し、「もうすぐソウルに店舗をオープンするので私と働かない?」と話します。ワンルームの寮もあるしダンダンは夢のような条件ですと嬉しそうですが、考えてみますと答えます。
また、ダンダンが家庭教師をやめてチョ室長がセジョンを幼稚園に迎えに行きますが、セジョンは「チョ室長おばさんはいらない」と言い、家に帰ってからダンダンを泣きながら捜すのです。
セジョンは夜に熱を出してしまい、ダンダンに会いたいと父のイ・ヨングクに泣きながら訴えかけます。
そして、父のイ・ヨングクはダンダンがアルバイトをしている焼き肉店に向かうのです。

10話
父スチョルとダンダンの誤解が解けたからもう心配する必要はないと会長イ・ヨングクがダンダンを家に連れて帰ります。子供たち3人は抱きついてダンダンの帰りを喜びます。
ところが、ダンダンが帰ってきたことに不満をみせるチョ室長(パク・ハナ)ですが、会長イ・ヨングク(チ・ヒョヌ)の継母テラン(チャ・ファヨン)が自分のためにもチョ室長を嫁にしたいと二人で気づかれないように結婚へと息を合わせていきます(笑)
また一方で、父スチョルの家では息子のデボムとヨンシルの弟ゴンがキッチンカーで焼き鳥屋をするという話で盛り上がっていましたが、そんな時、酔っぱらったセリョンがぐでんぐでんになってやってきました。母のヨンシルはセリョンの母に迎えに来いと電話し、お宅の娘が押しかけて来たと嫌味をいいます(笑)ところがセリョンは「デボムさんがやり直そうというまでここを一歩も動かないと駄々をこねています。
また一方で、会長イ・ヨングクの長男セチャンの誕生日に皆で別荘に行くことになりますが昼間に釣りをした場所で携帯を落としたダンダンは夜になって気づき一人で探しに出かけますが、帰りが遅いダンダンを心配して会長イ・ヨングクが捜しにいきます。
そして、迷子になって怖かったダンダンは捜しに来てくれた会長に抱きつくのです。



11話
父のスチョルはエナ・キム代表の事務所があるビルの警備室で働くことになりますが、常に顔を合わせることになるエナ・キム代表は自分の正体がバレることを心配して、よそに移ることを考えています。
また、ダンダンは会長イ・ヨングクに食事を誘われて、ボーナスをいただきます。
「パク先生は立派に仕事をしてくれました、妻が亡くなる前の平穏が戻ってきたようです、子供たちも明るくなり先生には感謝しています」と言って、遠慮せずに受け取ってくださいと話します。
ところが、会長イ・ヨングクと会うことを知ったダンダンを尾行するチョ室長でした。
会長イ・ヨングクとダンダンは食事の後お茶をして、昔モグラたたきゲームをしたことがある軍人さんが会長イ・ヨングクだったと知り、二人は盛り上がります。
そんな二人を見てチョ室長は嫉妬し、ダンダンが計画的に会長に近づいて来たと勘違いします。

12話
ダンダンはもう一度会いたいと思っていた人だったのに、なぜ気が付かなかったのかなぁ?と思いながら、会長は紳士だなぁ~と感じています。
また、会長は「あのおチビちゃんが大人になり、うちの家庭教師になるとは驚きだなとずっと笑顔が耐えません。
ところが、チョ室長はテランに「今までパク先生は会長を誘惑していたんです」と言って「会長もパク先生に心を奪われているようです」とも話し、どうすればいいのか相談します。
テランはうちの嫁はあなただと決めたの、下っ端の一人や二人私にも追い出せるから安心するように言います。
そして、テランはダンダンの部屋の引き出しに自分のネックレスを隠し、だんだんに泥棒の濡れ衣を着せるのですが、長男のセチャンがネックレスが落ちていたから僕がパク先生の引き出しにしまったと嘘を言います。本当はテランがパク先生の部屋に入るのを見ていたのです。
ダンダンに罪をかぶせたのがバレてしまったテランは気がふれた演技をするのですが、結局認知症の検査を受けることになってしまったのです(笑)
また一方で、ミスク(イム・イェジン)が幼いころにはぐれてしまった弟を捜していましたが、なんとダンダンの父のスチョル(イ・ジョンウォン)だったことが判明します。
弟のスチョルを捜してくれた恩人の祖母(ヨンシルの母)に感謝するミスクは家族に高級な洋服をプレゼントをします。

13話
父のスチョルに姉が見つかった夜、お酒を飲み過ぎたダンダンは家の前で待っていてくれた会長イ・ヨングクに酔った勢いで愛の告白をします。
「会長を見ると心臓がドキドキします・・・実は会長は私の初恋なんです・・・」と・・・
翌朝、バツ悪くなったダンダンは会長に昨夜の記憶がないと話しますが会長イ・ヨングクは朝から嬉しそうです(笑)
また一方で、セリョンが医者の男性とお見合いをしますが、話が進んで来月結婚式を挙げる予定になりました。素直になった娘に逆に母のテランは心配していますが寄生虫の詐欺師デボムよりマシだし、結婚と同時に株がもらえるので母は良かったと思っています。
ところが相手の医者の男性ギョンソクは別に女性がいて二股をかけていました。
また一方で、テランは自分の症状は初期の認知症にしようとチョ室長と話を合わせ報告します。 会長イ・ヨングクは子供たちとダンダンとおばさんに「おばあさんは初期の認知症と診断された、幸い初期だから薬をのめば問題なく生活できるから心配するな」と伝えます。
ところが、またテランがダンダンにジュースをかけ暴れたために会長イ・ヨングクは精密検査を受けるように言いますが、テランは正直にダンダンを追い出すために認知症のフリをしたと話します。
会長イ・ヨングクは「子供の前で嘘をつき罪のない人を陥れ、認知症のフリを・・・人間のすることですか、弁解は結構です、出て行ってください」と怒りを隠せません・・・

14話
テランにいじめられたダンダンをいつも親切にかばってくれる会長イ・ヨングクに「会長も私のこと好きなんですか?好きですよね?」と真剣に問い詰めるダンダンです。
そして、会長も私が好きだったら、明日、庭のこの木にハンカチをかけてください、ハンカチがなければ、きれいに忘れますと伝えます。
会長イ・ヨングクは友人から「この年で心を揺さぶる女性に出会うのは貴重だ」と言われた言葉を思い出しますが、自分がダンダンに想いを寄せていることを隠そうとします。
また一方で、セリョンと医者の男性ギョンソクの結婚が決まりますが、元カレのデボムはセリョンに「結婚するのはいいけど相手の男をよく調べろ」と言いに行きます。
セリョンは私のことなんか放っておけばいいのに・・・と涙を浮かべます・・・
また一方で、チョ室長とテランはダンダンが元運転手スチョルの娘だと知り、家から追い出そうとしますが、会長イ・ヨングクはそのことは前から知っていた、パク先生は子供たちのためにも必要な人だから辞めさせないと言い、大喧嘩がはじまります。

15話
チョ室長はパク先生とは一緒に働けません、私かパク先生かどちらか会長が選んでくださいとハッキリ主張します。
ところが、会長イ・ヨングクはこのままパク先生と一緒に働くか退職するかあなたが決めてくださいと答えます。更にチョ室長は好意を寄せていると会長に告白したことで、パク先生の事とは別に退職してくださいと話します。
その夜、一人でお酒を飲んだチョ室長は車の代行を頼みますが、そこにヨンシルの弟ゴンがやってきます。その後、束草の海に入って死のうとするチョ室長を救ったゴンです。
また一方で、雨の日に父スチョルの姉ミスクが雨漏りしているスチョルの家にやってきます。
弟を哀れに思った姉のミスクは自分のマンションの隣に住まわせようと今住んでいるギジャに出ていくように話します。スチョルの妻ヨンシルは始めからそれを狙っていました。

16話
エナ・キム代表は会長イ・ヨングクに「もしかして、パク先生に気があるの?」と問いかけます。 そして、「そろそろ、あなたに似合ういい人を見つけなさい」と話します。
ダンダンの実の母エナ・キム代表はやはり14歳の年の差と3人の子供たちが気になるのです。
二人の交際は秘密ですが、ダンダンはゆっくり進みましょう、二人の心が変わらなければ、それでいいと思っています。
これから社内秘密恋愛がスタートし、二人は初めてデートをします。
その一方で、セリョンが医者のギョンソクと結婚式を挙げます。
ところが、式がはじまる時間にセリョンの控室に一人の女性がやってきて「私はギョンソクさんの恋人です、妊娠しています、彼の子供です、この結婚は認められない」と強い態度で示します。セリョンは式場をダンダンに協力してもらい逃げ出します。
そして、とうとう結婚相手のギョンソクに恋人がいて妊娠したことを皆も知ることになります。
会長イ・ヨングクは継母テランに「相手の病院を助ける条件まで出して頼み込んだそうですね、セリョンが結婚さえすれば相手はクズでもかまわないのか?」と激怒し、セリョンの幸せよりも株が重要だと言うテランに呆れかえるのです。

17話
会長イ・ヨングク(チ・ヒョヌ)は久しぶりに山に登ります。
それは亡くなった妻にダンダンのことを報告するためだったのですが、不運にも事故を起こし記憶喪失になってしまい、そこでおばあさんに助けてもらいます。
名前も年齢も家の住所も思い出せない会長イ・ヨングクはおばあさんのお世話になり、そして、牛の世話をしているうちに名前がイ・ヨングクだと思い出し、一人で家に帰ってきますが、ヨングクの様子がおかしいと困惑する家族・・・ヨングクは自分が今22歳だと思っています。
親友で弁護士のコ・ジョンウが、俺たちは22歳じゃなくて41歳だ、今いた子供たちはお前が世界一愛するお前の子供たちだ、どうやらお前は山で事故に遭い記憶を失ったらしいと話します。
ダンダンと子供たちは22歳になってしまったヨングクの記憶が速く戻る様に協力しようと話し合います。
また一方で、部屋を出ていくことになりお金がほしいチョ室長(パク・ハナ)の母ギジャ(イ・フィシャン)はテランの部屋の金庫から金塊と現金とダイヤの指輪を奪っていきます。
ところが、テランは盗んだのはヨングクだと勘違いしていて、自分が追い出されるので止めるために、またチョ室長(パク・ハナ)をうちの嫁になってと言って利用するのです。

18話
22歳の会長イ・ヨングクは人を無視した態度で威張って、ひどい横柄な姿になりダンダンはビックリします。全く別人のようです。
そんな時、チョ室長が現れ、「私たちは交際中で愛し合っていました」と言って、抱きつきます。そして、そんなチョ室長をすべて信じてしまうヨングクです。
更に、エナ・キム代表もヨングクの家を追い出されますが、後に残ったダンダンが心配で仕方ないのです。
そしてテランはヨングクの記憶が戻らないうちにチョ室長と結婚させようと考えています。
ダンダンはテランたちの嘘に騙され、ヨングクが私と二股をかけていたと思い最低な男だと泣き崩れます。
更に、ヨングクとチョ室長はクリスマスイブに結婚することになり、ダンダンは退職願を出しますが子供たちにやめないでと言われ、仕方なく家庭教師を続けることになります。

19話
チョ室長は自分が子供たちの面倒を見て、ダンダンを通勤に変えようとしますが、また子供たちにイヤだと言われてしまうのです。
そして、チョ室長は自分の子供のセジョンだけを可愛がり、長男のセチャンをひどく怒り、兄弟を差別するのです。それに怒ったダンダンはチョ室長を責め、ヨングクもあなたが僕の結婚相手でも幼い子を感情的に叱るのは我慢できませんとハッキリ伝えます。
その後、ヨングクは親友で弁護士のコ・ジョンウから、「チョ室長との結婚話は聞いた事がない、歳の差がある若い彼女がいるって言ってたぞ」と聞かされます。
また一方で、ダンダンの父スチョルは人員削減のために非正規雇用のスチョルが辞めることになります。それを聞いたエナ・キム代表はダンダンのためにも元気でいてほしいと願っています。
スチョルも解雇になり、ゴンとデボムの焼き鳥屋も不調で更に焼き鳥を食べて下痢を起こしたとおばさんがやってきて大騒動になります。
ヨンシルは夫のスチョルの姉ミスクを訪ね、内緒で当分の間の生活費を助けてもらうのです。

20話
チョ室長の母ギジャ(イ・フィシャン)はテランの部屋の金庫から盗んだ金塊と現金とダイヤの指輪を現金に替えて、不動産を買います。やっと毎月家賃収入がある建物のオーナーになったのです。
そして、娘のチョ室長はヨングクと二人で別荘に行きます。
ヨングクはチョ室長に料理を作ってあげ、ワインで乾杯をして、ダイヤの指輪を贈り、いい雰囲気になりますが、いざキスをするときになると反射的にチョ室長を押しのけてしまいます(笑)
結局、二人は家に帰ることになりました。
チョ室長は一人でヤケ酒を飲み、かなり酔っていて、代行のゴンを呼び出します。
ゴンはチョ室長のためにやってきますが、その後、ゴンはFTグループの運転手の募集をみて、面接して就職が決まります。
また一方で、デボムは客が来ないキッチンカーを置いたままいなくなり、「しばらく頭を冷やしたい、捜さないで」と母ヨンシルにメールをします。デボムはセリョンのところに戻ります。
また次にヨングクはチョ室長と映画館デートをしますが、一緒にいてもつまらなくて努力しても無理でした。だから、結婚できません、結婚を延期しましょうと言います。

21話
チョ室長は体調が悪くなったふりをして、寝込んでいます。
ヨングクはごめんなさい、でも今の僕は22歳で、チョ室長さんが恋人ではなく、お姉さんにしか見えません、僕たちクリスマスイブに婚約して、記憶が戻ったら結婚しましょうと話します。

また一方で、軍隊で一緒だったホ兵長から命の恩返しだと言われ、権利金無しでチキン店を譲ってもらった父スチョルは保証金を都合するために妻のヨンシルに相談しますが大反対されます。
結局、姉のミスクに頼ることになります。
そして、偶然そのお店の大家さんだったチョ室長の母ギジャと「店舗賃貸借契約書」を結ぶ、
父スチョルです。

また、子供たちとダンダンと朝の散歩に出かけたヨングクはひょんなことからダンダンとキスをしてしまいます。ダンダンは初めてのキスが頭から離れずにモヤモヤ気分になり、ヨングクもあれは無意識のうちだったと不思議な気分になります。
そんな時、ダンダンはヨングクにここをやめた後の再就職のために英語の教室に通いたいと許可をもらいます。

22話
ダンダンは英語の教室で法科大学院を受験する先輩に偶然出会い、意気投合します。
その姿を遠くから見ていたヨングクは彼氏と勘違いし、なぜか腹を立てます(笑)
ダンダンの帰りを待っていたヨングクは一人で帰る姿を見て、彼氏じゃないかも・・・と少し安心するのです。
また、ヨングクの家のカン運転手が怪我したのでFTグループ会社の方から代わりの運転手が来ることになりますが、なんとゴンだったのです。
家の前で記憶喪失のヨングクにバッタリ会い、「運転手として会社から派遣されました」と答えます。
また、セジョンの幼稚園の運動会にヨングクとダンダンが行くことになりました。
親同士の腕相撲でパパのヨングクは1回戦で負け、セジョンは大泣きします。
ダンダンは任せて!と言って勝ち進み、なんと強敵を負かして優勝するのです。
次々と競技が行われセジョンには楽しい運動会になりました。
また一方で、デボムは母のヨンシルに「もう貧乏はたくさんだ、セリョンと同じ世界で生きる、金の心配をせずに、いい車に乗って生きたい、頼むから電話もメールもしないでくれ」と言ってお金を置いて行きます。

23話
運転手ゴンの前でヨングクから大恥をかかされたテランは我慢できなくて家を飛び出し、チョ室長の家にいきます。そして、チョ室長とギジャとミスクの3人の前で自分の金庫の中の金塊も現金も無くなったと言って大騒ぎになります(笑)
また、ヨングクの家では運転手のゴンとチョ室長が再会してお互いにビックリしますが、チョ室長がゴンを変えてほしいと会社に頼んだことがヨングクに知られ、チョ室長は勝手なことをするなと叱られます。
そして、ゴンはチョ室長が会長の婚約者だと知り、二人の関係は黙っているとチョ室長に約束します。
また一方で、父スチョルはデボムに会いに行き、お金を返します。
「お前が稼いだお金か?」と聞きますが「セリョンの物は俺の物だし使ってもいいお金だ」と平然と言う息子に説教しますが、聞く耳を持たないデボムです。
そして、翌日、父スチョルのお店「家族チキン」がオープンします。

24話
テランが娘のセリョンを連れて家に帰ってきました。
セリョンはチョ室長と婚約するという兄のヨングクに「記憶もないのに婚約するの?今も彼女が好きなの?記憶が戻ってからにして、後で後悔しそうだわ」と言って呆れています。
そして、ヨングクは自分の気持ちに正直になろうと思い、ダンダンを夜に呼び出して、「婚約できそうにない、あなたのせいで、あなたが好きなのにチョ室長と婚約できない」と告白しますが、ダンダンは「会長は悪い人ですね、最低です、二度と言わないで」と言って部屋に戻っていきます。
また一方で、チョ室長はゴンに「婚約を控えているので、この家から出て行ってください」と言って、お金を渡します。ゴンは「チョ室長とは赤の他人です、金を受け取る理由はありません」と俺はそんな男じゃないと腹を立てます。
また、デボムは父スチョルのチキン店に自分からやってきました。
恋人だったセリョンに「僕たちはこのまま一緒にいたら憎み合って別れることになる」とデボムが告げた言葉が心に響きます。

25話
ヨングクはダンダンに「君も僕のことが好きだろう、今日が最後のチャンスだ、素直になろう、少しでも僕が好きなら今夜8時に南山で会おう、待っている」と電話します。
ダンダンは急いで駆けつけますが、今は私が好きでも記憶が戻ったらチョ室長と結婚すると思い
「南山には行きません、待たないでください」とメールを送ります。
・記憶が戻ったらダンダンと付き合っていたことが分かるのにねぇ~全くイライラするわぁ~
そして、とうとうヨングクは子供たちにチョ室長との結婚を話しますが、子供たち3人は婚約を反対します。セチャンは特に室長おばさんが母親になるのは絶対に反対だと涙を流します。
「父さん、室長おばさんが母親になるのは耐えられない、それなら一人で暮らした方がマシだ、僕を捜さないで」と手紙を残して家出します。
また、父スチョルの家では、セリョンが朝から押しかけてきました。
今度は私がデボムの環境に合わせてここで暮らすと言って、家族に私をここに置いて下さいと泣きつきます。ところが、セリョンの母テランがそれを知り、土足で上がり込んでお金をバラまいて連れ戻しに来ます。
父スチョルはデボムにお前がセリョンと結婚するなら縁を切るとハッキリ伝えます。

  

26話
ヨングクとチョ室長の婚約式がはじまりましたが、ケーキのローソクを見て、急に頭に衝撃が走ったヨングクです。いろんな場面が頭の中をよぎって、まるで映画のようだと言います。
周りでは記憶が戻るのでは・・・と期待しますが、ただ頭がクラクラするといいます。
数日後、ヨングクはあの場面は夢でも幻影でもないダンダンとの間に何かがあったんだと思いダンダンにあなたをおぶって星を見る場面は夢ではないでしょう?そのことだけ鮮明に思い出しましたと話します。少しづつヨングクの記憶が戻ってきているようですがすべてダンダンとの思い出が浮かび、弁護士のコ・ジョンウが言っていた若い女性と言うのはダンダンの事なのか?と思うのです・・・ 
そんな時、チョ室長の前に再び、元カレでセジョンの父のサングが「離婚した」と言って現れます。そこへゴンが現れ、サングがまた会おうと言って帰っていきますがチョ室長の不安がまた1つ増えてしまうのです。
また一方で、スチョルの前で体調が悪くなったエナ・キム代表を病院に連れて行きますが、医師からは精密検査が必要なので入院させるように言われますが結果は胃がんだったのです。

27話
完全に記憶が戻ったヨングクはチョ室長に「なぜ嘘をついた?破談にする」と激怒しますが、すぐにダンダンに電話をかけ「なぜ、僕たちの関係を黙って、耐えていたんだ」と泣きながら大声で叫びます。そしてすぐにダンダンに会いに行きますが、その途中で倒れてしまうヨングクは病院に運ばれて目を覚まします。ところが今度は22歳だった3ヶ月間の記憶が消えてしまったのです。チョ室長は今度は「22歳だったヨングクは私をとても愛してくれた」とまた嘘をつきます。
ヨングクはダンダンを傷つけてしまったことを本当に申し訳ないと思っていて、チョ室長とは何の関係もなかったことを告げ、ダンダンをもてあそんだことはないとハッキリ伝えます。
そして、婚約したことは自分でも理解できないけど、無責任なマネは出来ないと言うのです。
ダンダンはこれ以上私はここにはいられないので、明日出ていきますと別れを告げます。
ところが、子供たちの反対でまた出ていくことが出来ないダンダンです。

28話
エナ・キム代表は今虚しさを感じています。
あくせく働いてきた結果が胃がんと診断されて、あれほど傷つけて苦しめたのに・・・
何も得られなかったと後悔するのです・・・そして、死にたくないと・・・
エナ・キム代表はダンダンの父スチョルに抱かれながら、ごめんなさい、本当にごめんなさいと話しますが、何も知らないスチョルは「代表、僕がついています、そばにいます、きっと手術は成功します、気を強く持ってください」と抱きしめながら励ますのですが、スチョルも彼女が気になっているのです。
そして、手術後もエナ・キム代表を献身的に介護するスチョルをどんな手を使っても自分のものにしようと考えているエナ・キム代表は「ダンダンと3人でアメリカに行きましょう」と誘います。
また、ヨングクの長男セチャンはお父さんのヨングクとダンダンが愛し合っていることを知り、僕がキューピットになって二人を結婚させようと考えています。
そして、セジョンと一緒に映画のチケットを4人分予約します。
そんな時、チョ室長が新聞社に依頼して婚約式の記事と写真を出してしまうのです。
仕方なく婚約を認めるヨングクです。僕は最低な男だとダンダンに言いますが、本当にイラつく最低な男だわぁ~~(爆笑)バカ野郎と一発殴ってやりたい嫌な奴です!!!
また一方で医大を休学しているミスクの息子ジュノはとうとう母親のミスクに分かってしまい「僕は医大が自分に合わない、したいことを見つけてから話すつもりだった」と真剣に訴えかけます。これからは好きなように生きるというジュノに母の病院を立ててあげる夢が消えました。
その母ミスクのお店でジュノと一緒に暮らしている姪のミリムがバイトをすることになりました。

29話
スチョルの姉から毎月生活費をもらっているヨンシルはそのお金を貯めて息子デボムの結婚資金にするつもりです。あいかわらず自分の子供デボムばかり可愛がる母のヨンシル・・・
その息子デボムは押しかけて来たセリョンと一緒にチキン店を繁盛させるために頑張って働いています。お嬢様のセリョンがここまで必死になるのはデボムへの愛なんですね・・・
また、ヨンシルはエナ・キム代表からのアメリカ行きを夫のスチョルが断ったことを知り、チキン店の心配はしなくていいから5年間だけアメリカで苦労してきてほしいと言い、エナ・キム代表のところのお給料がいいので家が買えると喜んでいます。
ところが一言、「アメリカには行かない」と言うスチョルです。
そのため、エナ・キム代表の意志が弱り体調が悪化してしまい、スチョルはアメリカに行くと告げます。
また一方で、チョ室長の前にまたしつこく元カレでセジョンの父のサングが現れたために、ゴンは彼を殴ってしまい警察だたになり、仕方なくサングにお金を渡すチョ室長です。
また、ダンダンはチョ室長が子供たちを躾だと言って地下室に閉じ込めたことで、私が子供たちを守ろうと気持ちを変えて、自分から積極的にヨングクにアタックすることに決めます。
全く、ウジウジ頼りないヨングクを見ているとイライラします。ホント、最低の男ですね。
そんなヨングクは弁護士のコ・ジョンウから「俺がお前なら今の気持ちに忠実になる、思い出せないと割り切って考えて、今の感情が真実だよ」と忠告されます。
それなのに、ダンダンにアメリカに行ってくださいと伝えるヨングクです・・・

30話
子供たちの考えて、アメリカに行かないと決めたダンダンは自分の方から積極的にヨングクを誘いますが、「僕は婚約しました、すでに気持ちを整理しました、君との将来は考えていません、一線を越えないでください」とハッキリ伝えます。
ヨングクはアメリカに行かないと言うダンダンのことでエナ・キム代表からも彼女の将来について相談を受けていたのです。
その後、ヨングクはチョ室長がダンダンをビンタするところを見つけ、子供たちを倉庫に閉じ込めたことも子供たちから聞かされ、いろいろな面で腹に据えかねていることがあったのでしょう・・・   チョ室長を電話で呼んで、「チョ室長、破談にしましょう」と伝えます。
そして、僕の都合ですから弁護士のコ・ジョンウを通じて慰謝料を支払いますと言い、あなたは子供たちの母親になる資格がありません、もう無理です、終わりにしましょうと伝えます。

31話
チョ室長の母ギジャは娘が破談になったことで「娘の婚約は国中が知っているのよ」と乗り込んできますが、ヨングクは申し訳ありません、その件は本人と話しました、もう話すことはありませんと冷たい態度を取るのです。
また、休暇をもらったダンダンは父スチョルとエナ・キム代表の家で食事をすることになり、アメリカ行きの話を聞かれますが、まだ迷っていると答えるのです。
急に泣き出したダンダンを見て驚く父はエナ・キム代表から彼氏のことで悩んでいるのでは?と気になる話を聞くのです。
また、夫のアメリカ行きが決まり、妻のヨンシルは挨拶にエナ・キム代表を訪ねます。
ところが、そこでダンダンの赤ちゃんのころによく似ている写真を見つけ、夫にその話をしますが、ダンダンの写真があるわけないだろう、もう二度と行くなと言われます。
その後、ダンダンの実の母がダンダンを捨てて出て行った秘密を家族がダンダンのために守っていることなどのごたごたがあり、スチョルはエナ・キム代表に「アメリカには行けません、家族のそばを離れられない」と言い、これからエナ・キム代表が病気でも、もう来ませんと伝えます。

32話
いまだにヨングクにすがっているチョ室長を見て、ゴンは食事に誘います。
そして「これからはお酒に頼らず自分の道を歩き始めないと」と心配し、「俺とはじめてみませんか?」と告白しますが、私を口説くなんて厚かましいと言いながら、本当にごめんなさいと言って二人は抱き合います。
また破談したヨングクは子供たちの先生としか見ていないのでパク先生もそれを受け入れてほしいと伝え、ダンダンを無視する行動を取ります。
また一方で、エナ・キム代表には絶対に何かあると思った父スチョルは彼女のいない事務所に向かいます。そこで、妻が話していたダンダンの赤ちゃんの写真を見つけ、なぜ代表が持っているんだ?と・・・混乱しますが、代表がジヨン? いや、顔は別人だ・・・どうなっているんだと訳が分からなくなったスチョルは代表とダンダンのDNA鑑定をするのですが親子関係が成立します。物静かなスチョルがエナ・キム代表を殴りつけ、二度と俺とダンダンの前に現れるなと激怒し、ダンダンにはアメリカに行かないでいいと話します。
そんな時、ダンダンは昔隣に住んでいたおばさんに偶然再会して、実の母が生きていることを知るのです・・・

33話
ダンダンは急いで父のチキン店に向かい、「お母さんは生きているのに、なぜ死んだって嘘をついたの?」と問いつめますが、「お母さんは死んだと思え」と言います。
そして、お母さんはアメリカにいると聞いて、エナ・キム代表を訪ねるダンダンは実母が生きていてアメリカにいるらしいのですが、頼れるのはエナ・キム代表しかいないと助けを求めます。
ところが、エナ・キム代表は助けられないと冷たい態度で断ります。
ダンダンは母が悪い人で世間から後ろ指をさされるような人だとしても捜したいとヨングクに泣きながら話します。きっと捜す方法はあるはずだら僕が捜してあげるよとヨングクが協力してくれることになりました。
そんな時、またおばさんから、あなたの実母は大きな夢を持った野心家で主婦に収まるような女性ではなかったの、ダンダンを捨てて出て行ったと事実を聞かされ驚くのです。
真実を知ったダンダンはなんで自分が産んだ子を捨てられるの?と泣き崩れますが、父に本当のことを話してくれたら母を捜すことはなかったと・・・
そして、父にお母さんは死んだと思うことにすると話すのです。
また一方で、チョ室長とゴンは付き合うことにします。
これからは俺が守るからと言って、二人は手をつないで、繁盛しているお店の列に並んで普通の恋人のように過ごします。

34話
ダンダンは誤解していた育ての母に今まで育ててくれてありがとうと感謝の言葉を告げて二人はきつく抱き合います。そばでおばあさんも嬉しそうに涙を浮かべていました。
そして、父スチョルは妻のヨンシルを10年ぶりに映画に誘います。
なんかおかしいと言う妻のヨンシルに嬉しいか?これからはたまにデートしようと妻孝行する夫のスチョルです。
また、ダンダンは自分がつらかった時、会長の温かい大きな慰めに励まされ嬉しかったとヨングクにオルゴールをプレゼントします。
ヨングクは嬉しそうにずっとオルゴールを手に取ってながめています。
ダンダンは今度自分の方から「私が好きなら今夜8時に南山に来てください、来るまで待っています、もし来なかったらきれいさっぱり忘れて2か月後にここを去りますとヨングクに伝えます。
また、ダンダンはエナ・キム代表にもう母親は捜さないことにしました、いままで母親のように接してくださってありがとうございますと感謝の気持ちをこめて温かな手袋をプレゼントします。自分が母だと名乗れないエナ・キム代表はそっと涙を流します。
また一方でセリョンは留学中に付き合っていた元カレのスンホ家族と食事をするような親密な関係になっていきます。母親同士は二人がとてもお似合いだと喜んでいます。
そして、セリョンとデボムはお互いに住む世界が違うとやっと確信し、これからはお互いに応援しながら生きようと握手をして別れることになります。

35話
夜遅くまで南山で待っているダンダンに「パク先生、バカみたいに何してる」とダンダンの前にやっと現れたヨングク。ダンダンは絶対に来てくれると信じていたようです。
ヨングクがやっとダンダンを恋人として受け入れてくれた南山の夜でした・・・
そして、二人はしばらく秘密の二度目の社内例恋愛がはじまりますが、意外にもダンダンからの注文が多くて戸惑っているヨングクです(笑)
また一方でチョ室長の前に元カレのサングがまた現れて、チョ室長に子供がいたことを知るゴンは、今その子はどこにいるのか聞きますが、死んだと答えるチョ室長です。
また、ヨングクは妹のセリョンが結婚するというジンサ企業の次男について調べるように弁護士のコ・ジョンウに指示します。1度失敗している妹を気遣っているヨングクなんです。
ところが、セリョンの母テランは紹介してくれたミスクから連絡を受け調べたところ、娘が結婚するジンサ企業の次男に子供がいたことを知ります・・・

36話
セリョンの母テランはミスクに「セリョンに知らせないでほしい、娘が一人いるくらい、デボムよりはマシだ」といいます。こんな重大なことを隠すテランにミスクは「では今回紹介した件から私は手を引きます、それでいいですね」と念を押します。
また、セリョンも女友達3人でお茶をしますが、一人の友人が、セリョンが結婚するジンサ企業の次男スンホに悪い噂があるよと教えてくれます・・・
セリョンは家に帰って母テランに調べてほしいと頼みますが、母はもうとっくに調べてあるし根も葉もない噂よ、お母さんを信じて結婚しなさいと言い聞かせます。
娘よりも株の方が大事なのでしょうか・・・? ひどい母親です・・・
ところが、ミスクがセリョンに真実を知らせます。
そして、ヨングクはジンサ企業がFTグループの株を買いあさっていることを知るのです。
セリョンはヨングクに自分の持ち株を放棄すると言い、母にも株の相続を放棄したと話します。
母のテランはあちこちで大暴れします(笑)
また一方で、ヨングクとダンダンは普通の恋人のようにラブラブなり、ヨングクは母の命日にダンダンと一緒にお墓参りに行きます。
そして、来年のもまた一緒に行きましょうと約束するのです。
ヨングクはダンダンに可愛い指輪をプレゼントします。

37話
ヨングクはダンダンの手に指輪をはめてあげます。
でも、どうして急に指輪を?と聞き返すダンダンに君を僕の恋人だと公表する勇気が持てました正式につきあいましょう、待っていてくれてありがとう、とやっと告白してくれました。
そして、セジョンの誕生日にヨングクとダンダンと子供たちで別荘に行き、スキー場でそり遊びなどして楽しい時間を過ごします。
途中で長男のセチャンに手をつないでいるところを見つかってしまい、「キューピット役として二人の交際を心からお祝いします」なんて生意気な言葉でからかわれる二人です(笑)
夜はみんなで庭でバーベキューをしますが、その姿をチョ室長が見つめています。
その後、子供たちが寝て、ヨングクとダンダンが庭で手をつないでいる姿をみて、私を捨てたのはパク先生のせいだったのね、ひどい、と腹を立てるチョ室長でした。
二人の写真を撮ってテランに送り、ヨングクとダンダンが付き合っていると電話します。

38話
ヨングクは母のように慕っているエナ・キム代表に彼女ができましたと報告します。
ところが、そこに現れたのが娘のダンダンだったことに驚きます。
エナ・キム代表はヨングクを呼び出して、「歳の差がありすぎるし、こどもが3人いるし、家庭教師だし、あなたの相手ではない、これはダメよ」と意見します。
ヨングクはあなただけは賛成してくれると思ったと言い、とても悲しい思いになります。
そして、ダンダンはエナ・キム代表にも父スチョルにも大反対されます。
父スチョルはダンダンを部屋に閉じ込めて外から鍵をかけてしまいます。
ヨングクや子供たちがダンダンを助けに来ますが父スチョルは相手の話を聞こうとする気持ちが全くありません。
翌日、おばあさんにトイレだと嘘を言って、ダンダンは逃げ出しますが、それをバイクで追いかけてきた父スチョルが事故に遭ってしまいます・・・

39話
バイクに乗って事故に遭った父スチョルは病院に搬送され、家族たちが駆けつけます。
あなたが逃げたからだと言って継母ヨンシルはダンダンを責めます。
そして、目を覚ました父スチョルはダンダンに「イ会長とは絶対にダメだ、あそこには戻るな、このまま家にいろ」と言います。
そこへヨングクがお見舞いに来ますが、父は帰ってくれと怒鳴ります。
ダンダンは父さんが反対しても会長とは別れないと言ってヨングクと一緒に帰ろうとしますが「今夜はお父さんに付き添ってください」と言ってなだめます。
そして、父スチョルが無事に退院し、父の言うことを聞かずにダンダンは会長宅に戻ります。
ところが父スチョルが会長宅にやってきて、ヨングクの前にひざまつき、「ダンダンと別れてください、あの子を手放して下さい、ダンダンはまだ若い未来のある娘です」と頭を下げます。
その姿を見ていたダンダンはヨングクと別れる決心をしますが、やっぱり別れることが出来ずに心が揺れています。
父のスチョルはダンダンの実の母エナ・キム代表を訪ね、彼女を信じてダンダンを預ける決心をします。ダンダンは母親に捨てられた事実を知っているから、正体を明かさず、イ会長を忘れて再出発できるようにしてくれと話します。
ダンダンは3年間アメリカに行くとことになりますが、ヨングクに3年間待ってほしいと伝え、ヨングクもそれを承諾します。
そんな時、ダンダンの実母を調べていたヨングクはダンダンの実母がキム・ジヨンでエナ・キム代表だと衝撃の事実を知ります。

40話
ヨンシルはチキン店の前の豚足店の弟から夫のスチョルが浮気していると聞かされますが、スチョルはダンダンをアメリカに連れて行ってくれるエナ・キム代表に会っているだけだと言います。ところが、また電話がかかってきて夫を尾行するヨンシルは二人の会話を聞き、ダンダンの実母がエナ・キム代表だと知り、今まで夫スチョルに裏切られていたことに大きな衝撃を受けます。
そして、ヨンシルが騒ぎ出したことで家族もダンダンの秘密を知ることになりますが、おばあさんは「この世に隠し通せる秘密はない」と言うのです・・・
またダンダンは会長宅のおばさんにお別れの挨拶をしますが、おばさんからエナ・キム代表は昔アメリカで苦労したことと、交通事故に遭い顔の整形手術を10回以上も繰り返した苦労話も聞きます。
そして、ダンダンは子供たちとヨングクと最後のお別れ旅行に行き楽しい思い出を作りますが、その後、セジョンがダンダンが家庭教師を辞めたことで不安が大きくなり病気になってしまいます。
医師はダンダンがそばにいれば体調も良くなるのではと言いますが、ヨングクはアメリカに行くダンダンをどうすることもできません。
ところが、ダンダンに「もう一度だけ家に来ていただけませんか?」と電話をかけるヨングクです・・・

41話
ヨングクはダンダンに「セジョンの具合が悪くて先生に会いたがっています」と電話をかけますが、ダンダンはすぐに駆け付け、門の前で待っていたセリョンからセジョンが分離不安症という病気になったことを知らされます。
セジョンはダンダンと離れた悲しさから食事も食べたくないし眠れなくなっていました。
ダンダンはセジョンに3年経ったら必ず戻って来ると約束します。
翌朝、セジョンは幼稚園に行くようになりました。
そんな中、ファッションショーの準備でエナ・キム代表に会うダンダンはしつこく行き先をきく父に父さんの言う通りに会長と別れて、アメリカに行くのに何が心配なの?ひどい!と父と喧嘩するダンダンです。
ところが、ファッションショーの準備の中、ダンダンもエナ・キム代表の事務所で自分に似ている赤ちゃんの母娘の写真を見つけてしまうのですがエナ・キム代表の友人の子供かしら?とつぶやくダンダンです。
ところが、すぐに、自分と実の母だったことが分かり、でもなぜ?エナ・キム代表が自分の写真を持っているの?・・・ もしかして・・・実の母はエナ・キム代表?・・・
アメリカに行く前にハッキリさせたいダンダンはDNA鑑定をします。
そんな時、ヨングクはエナ・キム代表がダンダンの実母だという信じられない報告を受け、彼女を訪ねますが、ダンダンの父スチョルも承諾してアメリカに連れて行くと言いますが、それは違う、ダンダンも事実を知るべきだと主張します。 でないと、僕から話すと・・・

42話
ダンダンが依頼したDNA鑑定で親子関係が成立したことを知り、信じられないと崩れるように倒れこみます。
そして、早く父に知らせようと急いで家に帰り、DNA鑑定書を見せ、エナ・キム代表が実の母だと思うと寒気がすると言いますが、家族全員がその秘密を知っていたことに驚くダンダンは「どうして私にだけ教えてくれなかったのよ」と今は父さんに捨てられた気分になったとダンダンは父のことを一生許せないと家を飛び出します。
そして、実の母のエナ・キム代表を訪ねたダンダンは自分の夢のために娘のダンダンを捨てたことを知り、更に心が傷つくのです。
その後、ダンダンがいなくなり、皆が捜しますが、海辺で倒れていたダンダンをヨングクが見つけ病院に搬送します。
目が覚めたダンダンはもう会長のそばを離れません、ずっとそばにいますと告げます・・・
また一方でゴンはチョ室長にもう一度、僕たち付き合いましょうと言って、家に連れて行き母親を紹介します。コーヒーを入れるからと家に中にいれますが、あまりに汚い家に嫌気をさしてチョ室長は帰っていきます。チョ室長は貧乏はこりごり、あんな家に住めませんとゴンにハッキリ伝えます。

43話
ヨングクと婚約が破談になり慰謝料までもらっているチョ室長はいまだに私は婚約者よと言ってヨングクを困らせ、あきらめることをしません。置いてきた子供のセジョンも気になるのでしょうが、会長夫人になることを今も狙っています。
ところが、思いがけず、ゴンの子供を妊娠してしまいます。
恐ろしいチョ室長は身を滅ぼすことになっても、セジョンとお腹の子供を会長宅で育てると決めて無謀な賭けをします。ヨングクに私たちの子供が出来たと嘘をつくのです。
また一方で、デボムとセリョンが会長宅にやってきて、デボムと結婚すると言って、家族に紹介します。母のテランはここはヒモ男の来るところじゃないと追い返そうとしますが、デボムは僕は未熟ですが、セリョンへの愛は本物ですとヨングクに伝え、結婚を許してもらいます。

44話
妊娠したというチョ室長と一緒に産婦人科に行くヨングクは医師から妊娠を知らされます。
チョ室長はお腹の子供のためにも会長宅で暮らしたいので許可してほしいと頼みますが、子供たちがチョ室長が来たら混乱するので理解してくださいと話します。
そして、ダンダンはチョ室長の妊娠をテランから聞き、嘘よ、何かの間違いだわと気が動転します。ダンダンはヨングクに「頭を殴られた気分だし夢を見ているみたいで涙も出ません、すぐに家を出ていきます」と別れを告げます。
心配したセリョンはダンダンの家に行きますがダンダンは帰っていませんでした。
セリョンはダンダンの家族にチョ室長がヨングクの子供を妊娠してダンダンが出て行った話をします。その話に怒り狂った父のスチョルはヨングクの胸倉をつかんで「あんたがダンダンを捨てると思ってた、どうしてくれるんだ」と激しく怒って非難します。
たしかにダンダンを守ると言ってこのザマはないです・・・
また一方でセリョンとデボムは顔合わせを省略して、結婚式を挙げることになりました。
自由参加なので祝ってくれる人だけ来てくれればいいと思っている二人です。
ところが当日の結婚式はオバサンたちの大乱闘の派手な式になりました(笑)

45話
ダンダンはヨングクに「会長は22歳の時も私が好きでした、それは事実です、チョ室長が会長の子を妊娠するなんてありえません、私は会長を信じています、だから別れなくていいんです、チョ室長は嘘をついています、おそらく会長の子ではありません」と伝えにいきますが、それを信じないバカなヨングクです。というよりもイラつく大バカな男です。
また、チョ室長は会長の子供を産む私の立場を明確にしてほしいと頼みますが、ヨングクは「今はまだ思い出せませんが僕の子供ならと受け入れました、僕の記憶が戻るまで時間が必要です、今は子供のこと以外要求しないでください」とハッキリ伝えます。
チョ室長は子供が産まれるまでに会長を振り向かせてみせるとつぶやきます。
そんな中、セジョンの体調がまた悪くなり、ダンダンの家に子供たち3人で行きます。
チョ室長は迎えに行くと言いますが、長女のジェニが「セジョンが体調を崩したのはチョ室長のせいでしょう、あなたが来てパク先生が出て行ったからでしょう」偉そうに言わないでとムカつくジェニです。
子供たちが傷ついている姿にヨングクはチョ室長に家に帰ってほしいと頼みます。

46話
少し記憶が戻ったヨングクは「お腹の子は本当に僕の子ですか?あなたが嘘をつくから・・・
ひとまず家を出ていってください、子供を出産してDNA鑑定をして僕の子だと確認できたら改めて話しましょう」と強い口調で話します。
また、ダンダンはヨングクに会いたくて仕方ありません。
ところが、ヨングクはチョ室長の問題がなくても僕たちは付き合えませんと寂しそうに伝えるのです。きっと、ダンダンをこれ以上苦しめたくないのでしょう。
ところが二人の姿を見たチョ室長はダンダンの家に行き、ダンダンが会長を揺さぶっていると父のスチョルに泣きついてきます。
父のスチョルは「ダンダン、どういうことだ、チョ室長が本当に川に身を投げたら?ショックで流産しても恨まれるのはダンダンだぞ、別れたならきっぱりと未練を捨てろ」と優しく話すのです・・・ ダンダンは今度は本当にヨングクに二度と会わないと心に決めます。
そんな時、ヨングクはすべの記憶を思い出します・・・

  

47話
ヨングクはチョ室長に「もう嘘は通用しない、すべて思い出した」と言います。
「会長の子ではありません、許されないことをしました」と・・・
テランは「お腹の子供はヨングクの子ではないの?日陰の女だった私でも、そんなマネはしなかった、子供を使って人をだまそうなんて・・・今すぐ消えなさい」と叩かれるチョ室長・・・
そして、ヨングクの記憶は戻りましたが、ダンダンと付き合う気はないというヨングクです。
また、チョ室長の話を聞いたゴンは「お腹の子供は俺の子でしょう、そうですよね、よくも俺の子を使ってそんなマネができたな」と怒鳴りますが、チョ室長は「セジョンのそばにいたくて、
セジョンは私の子です、赤ちゃんだったセジョンを会長の家の前に捨てたんです、だからセジョンと暮らすために・・・嘘をつきました」と泣きながら話します。
ところが、今度は元カレでセジョンの父のサングがDNA鑑定書を持ってチョ室長の前に現れ、お金を要求され渡しますが、これでは足りないというのです。
また一方で、ヨングクとダンダンはある出版記念パーティーで再会しますが、お互いに元気ですか?という簡単なあいさつだけで終わらせて、ダンダンは途中で一人帰っていきました。
でも本当は平気じゃないダンダンなんです。

48話
チョ室長の元カレでセジョンの父のサングがヨングクを訪ねてきて「セジョンの父親です」と言って、DNA鑑定書を見せます。ヨングクは今更、なぜ?息子に会おうと?と問いかけますが、その時チョ室長がやってきてサングを連れて帰ります。
サングは早急にお金を用意しないと殺されると言いますが、チョ室長は「あんたが私を捨てて、私がセジョンを捨てた、こんなことできる立場?」と怒鳴ります・・・
ヨングクはチョ室長に二人の関係は?と問いかけますが、「実は私がセジョンの母親です、会長宅前にセジョンを置いたのは私です」と真実を告白します・・・
そんな時サングがセジョンを幼稚園から連れ去ります・・・
その後、ダンダンがセジョンを見つけたときにセジョンをかばって交通事故に遭います。
ダンダンは病室でヨングクとチョ室長の会話を聞いて、セジョンがチョ室長の子供だったことを知ります・・・
そんな時、ヨンシルがお弁当を作って病室にやってきて、チョ室長のお腹の子がヨングクの子ではないことを聞き、ヨングクの記憶がすべて戻ったことも聞かされます。
それからはヨングクにわざとわがままを言って病室に呼び出すダンダンです(笑)
でもヨングクは自分が記憶が戻ったことを言いません・・・

また一方でテランは金庫の中にあった金塊と現金の話を記憶が戻ったヨングクにしますが、知らないと言います。では?誰が盗んだの?
そんな時、チョ室長の母ギジャが匿名で児童福祉施設に多額の寄付をしたと家の前に多くの記者が集まり、5億ウォンという大金を寄付した理由を取材されますが、すぐに盗品ダイヤを売買した別の件で警察がやってきてギジャが連行されます。
このダイヤの件で、ヨングクはテランが母の指輪を盗んだことが許せずに家を追い出します。

49話
ヨングクはあなたとは完全に別れたと言いますが、ダンダンはヨングクの家の家庭教師の応募を見てやってきます。ビックリするヨングクですが、一度考えてみるのでお帰り下さいと冷たい態度を取ります。
そして、すぐにダンダンには「同じ失敗の繰り返しはやめましょう」とハッキリ伝え、もう会わないつもりのヨングクです。そして、ヨングクはセリョンの友人の女友達アン・ジミンと良い雰囲気で再会します。 子供たちにジミンを紹介しますが、やはりお互いの心の中に無理な負担を感じたヨングクとジミンでした。
また一方で、ダンダンの実の母エナ・キム代表はステージ3のすい臓がんの診断を受けます。
スチョルは今手術しないと半年も生きられないと言って心配しますが、エナ・キム代表はアメリカで最後の時間を過ごすと言います。
また一方で、スチョルの家ではミリムとミスクの息子ジュノの同棲が発覚し、大騒ぎになります。特にミスクはジュノに裏切られたことで格差があるミリムを責めます。
ミスクはスチョル家族に隣のマンションを用意しましたが、今は顔も見たくないと言って腹を立てています。

50話
ダンダンはヨングクにこれが本当に最後だと言って別れを告げます。
ところが、あれほど拒んでいたヨングクが「行かないでください、僕が間違っていました」と謝ります。一度だけ僕を許して下さい、二度と君を傷つけないと言いますが、ダンダンはもう遅い、疲れたと言って去っていきます。
こうなってくると、交互に離れられないなど、くっついたり離れたり、こちらの視聴者のほうがいい加減、疲れてきますわぁぁ~~もう、ウンザリ!!
ところが、弁護士のコ・ジョンウのアイデアで車のトランクに風船と花をいっぱいにしてダンダンに会いに行き、彼女を感動させるつもりでしたが(笑) 今どき、こんな手が通用すると?ホント、年齢差を感じると言い、絶対に許さないと言って帰っていきます。
翌日、ダンダンを誘って教会にいくヨングクは「これからはダンダンの手を離しません」と誓うのです。やっと、やっと、二人の愛が結ばれました・・・
また一方で父のスチョルがエナ・キム代表とまた浮気していると勘違いしたヨンシルとダンダンは病気のエナ・キム代表を「この世から消えろ」と言って二人で責めます。
父のスチョルはダンダンに母親を憎むのはもうよせ、のちのちお前が苦しみそうで心配だと言いますが、あの人を許すことは絶対にできないというダンダンです。

51話
父のスチョルは妻のヨンシルにエナ・キム代表の看病がしたいと話しますが、私をこんな目に遭わせるなんてひどいと言って泣き叫びます。
ダンダンも母のヨンシルを悲しませる父の思いが分かりません。
ところが、ヨングクが内緒でエナ・キム代表とダンダンを合わせてくれました。
食事が終わり、少しでも長く顔を見ていたいというエナ・キム代表の言葉に涙を流すだんだんです。今更私を苦しめないでほしいと言いますが、本当は傷つけた自分が悪かったと思っているダンダンです。やっと、母娘は和解できたのです。
ヨンシルはダンダンにエナ・キム代表が手術して回復するまで付き添ってあげるようにとやっと理解を示します。
また、エナ・キム代表はスチョルにヨングクとダンダンの交際を認めてほしいとお願いします。
また一方で、ゴンの子供を妊娠したチョ室長は流産します。
最後まで自分のことを気遣ってくれるあなたのようないい人がいたのに、なぜ私はあんな選択をしてしまったのかと後悔するチョ室長ですが、二人は結局、別れることになります。



52話(最終回)
ダンダンが看病していましたがエナ・キム代表の病状が悪化して入院することになりました。
エナ・キム代表はヨンシルとスチョルに感謝を伝え、ダンダンを胸で抱きながら息を引き取ります。葬儀が終わりスチョルはヨングクに私の方が子離れできずに申し訳なかったと謝罪します。
ダンダンとヨングクの幸せそうな笑顔を見てホッとしている父は二人の結婚を許すのです。
その後、ダンダンはヨングクに食事を誘われますが、いつプロポーズしてくれるのか?指輪はいつなのか?ずっと期待して待っていますが、なかなかそのシーンにならないうちに家に着きます。しびれを切らしたダンダンは自分から私に言い忘れたことはないですか?と催促しますが、夢で逢いましょうと言って帰っていきます。
ヨングクは指輪は買ったものの、どうプロポーズするか真剣に悩んでいるのです(笑)
そして、長女ジェニの提案で思い出に残る素敵なプロポーズをするヨングクたちです。
また、母のダイヤの指輪が戻ってきたヨングクはダンダンにはめてあげますが、ダンダンはテランに渡してほしいと言い、ヨングクはテランに渡します。
ところがテランも私に渡そうとしてくれただけで十分に嬉しいと涙を見せます。
ダンダンはテランにダイヤの指輪をはめてあげて、もし私に譲りたければ先の未来に譲ってくださいと言って、二人は抱き合います。
そして、テランは今までの自分の行いを反省してスチョルの家族にすべて謝罪します。
数日後、ヨングクとダンダンの嬉しそうで楽しそうな結婚式がはじまり、happyendで幕を閉じました。

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韓国ドラマ「再婚ゲーム」あらすじと感想、キム・ヒソンに魅惑的な男性が二人登場

2022-08-31 | 韓ドラ さ行、さし


韓国ドラマ「再婚ゲーム」あらすじと感想、最終回。
本作は愛ではなく、相手の条件を取引する上流階級向けの結婚相談所で繰り広げられる、復讐と欲望のスキャンダルが描かれていきます。
主演に、キム・ヒソン、イ・ヒョヌク、チョン・ユジン、パク・フン、チャ・ジヨンといった個性的な実力派俳優を揃え、韓国だけに存在すると知られる特別な結婚相談所を通して、上流階級の結婚ビジネスの刺激的な欲望渦巻く人間模様が描かれていく全8話のドラマです。
ドラマ「SKYキャッスル」、「ペントハウス」、「マイン」など、ここ最近はクオリティの高いドロドロ系の上流社会が描かれた韓国ドラマが大ヒットしていますが、本作も豪華さと華美なセレブ社会であるという非日常的な世界を描き出そうとしているアピール感は伝わってきます。
主演のキム・ヒソンさんが上流階級向けの結婚相談所で自殺した夫の不倫相手に復讐する機会を狙っている普通の主婦を演じていますが、そのプライドをかけたバトルの陰には彼女を全力で支え見守る魅惑の男性が二人もいるのです。やっぱり女は誠実で美人でなければいけないのです・・・  力のないキム・ヒソンさんは、自分自身が復讐するのではなく、この二人の男性に頼って助けてもらうやり方なんですが、品位のあるキム・ヒソンさんなら許せるのかも(笑)と感じてしまう魅力的な女性です。
私はキム・ヒソンさんのファンなので、彼女の上品で美しい風格あるオーラが大好きです。
また、悪役のチョン・ユジンさんの徹底した悪女っぷりは恐ろしくかつ妖艶で、あっぱれをあげたくなるほどの怪演で、悪女なのにスタイルはバツグンでゴージャスなドレスがとてもお似合いでした。
また、キム・ヒソンさんの相手役にはドラマ「マイン」のイ・ヒョヌクさんが、今回は正義感が強い洗練された魅惑的な大人の紳士を演じていました。  
「マイン」の時は感じませんでしたが、今回の彼はなんとなく・・・パク・シフさんに似ているなぁ~と感じる部分が多かったです(笑)
本作は8話なのにストーリー展開の進みぐあいが遅く先が心配になり、前半はちょっとイライラした部分もあり、ドロドロ系にありがちな絶対にありえない設定も多く、ツッコミどころもありますが、反転に次ぐ反転の劇的な物語はやっぱり、これが韓国ドラマなんです!
また、ラストが意味深な終わりかたで、シーズン2を意識したつくりを感じました?!
韓国でも好評で、またもう一度、刺激が欲しい方には超~お勧めです!

あらすじ(ネタバレあり)
1話
自分の不正を隠蔽するためにヘスン(キム・ヒソン)の夫を利用する不倫相手だった弁護士のチン・ユヒ(チョン・ユジン)。仕事も家も家族もすべてを失った夫はビルから飛び降り自殺をします。
その後、ヘスン(キム・ヒソン)に結婚相談所から「レックスご入会」というメッセージが送られてきますが、心配した母が勝手に契約したので、ヘスン(キム・ヒソン)はそれを解約にレックスにやってきました。
ところが、そこで夫を裏切った弁護士チン・ユヒ(チョン・ユジン)とバッタリ再会します。
そのころ、超上流階級向けの特別な結婚相談所「レックス」では、超大物会員スーパーブラックのハイブル社長イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)の相手を必ずまとめようと必死になっていました。

2話
ヘスン(キム・ヒソン)は元大学講師で今は塾の講師をしています。
そんなへスンはレックスのチェ・ユソン代表に「おとしめたい相手がいます、殺したいほど憎んでいます、どうすれば?」と質問します・・・
また、レックスでは特別な高ランク男性会員とレックスが選んだ5人を含む20名の有望な女性会員の仮面パーティーを企画します。全員平等で相手を自由に選べるのですが、匿名のパーティーで開催されます。
レックスのチェ・ユソン代表はハイブル社長イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)のための企画だと言います。

3話
弁護士チン・ユヒ(チョン・ユジン)はヘスン(キム・ヒソン)を黙らせようとするためか、へスンに仕事を持っていきますが、やり方が汚いと腹を立てるヘスンです。
また、娘のミンジもなぜお父さんを殺した人に頼るの、お母さんみたいに惨めに暮らすなら頑張って勉強してもしょうがないと号泣します。
また、レックスのチェ・ユソン代表はハイブル社長イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)の相手の女性を弁護士チン・ユヒと韓国大学教授のチョン・ミジンの二人に決めます。
そんな時、ヘスン(キム・ヒソン)にレックスからパーティーの誘いがあります。
はじめは断ったヘスンですが、弁護士チン・ユヒも参加することを聞き、考えが変わるヘスンです。
また、パーティー直前でイ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)の仮面が入れ替わったことを知らないユヒとミジンは、ゼウスの気を引くために激しい火花を散らします。


4話
パーティー会場の終盤、仮面を取るタイミングで、弁護士チン・ユヒの過去を暴露しようとするヘスンでしたが、急にその場にいた元夫婦によって乱闘騒ぎが起こりパーティーは中止になりました。 そんなヘスンをレックスのチェ・ユソン代表がお茶に誘います。ヘスンは弁護士チン・ユヒの過去をバラしますが、それが何?・・・強くなるのです、どんな手段を使っても全世界を従わせるほど強くなりなさい、それが本当の復讐と違いますか?と真剣に忠告します。
ヘスンは「いずれ、その言葉はあなたにも返ってくる」と言って帰っていきます。
そんな時、教授チャ・ソクジン(パク・フン)がヘスンを訪ねてきて、昨夜のパーティーに自分もいたことを話します。
そして、同じパーティーにいた弁護士チン・ユヒ(チョン・ユジン)から夫を殺されたことを話し、ソクジンから自分たちの過去の話を聞いたヘスンは過去の二人の別れが誤解だったことを知ります。
その後、パーティーでのマッチングでハイブル社長イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)と弁護士チン・ユヒ(チョン・ユジン)の1回目のデートが組まれ、食事をすることになりました。
そして、同じとき、韓国大学の学長の紹介でヘスンはハイブル社長イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)の子供ジュノの家庭教師を頼まれるのです。  ヘスンは運命が再び私に手を差し伸べたとつぶやきます・・・



5話
ヘスン(キム・ヒソン)がハイブル社長イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)の子供ジュノの家庭教師をしていることを知った弁護士チン・ユヒ(チョン・ユジン)は彼にヘスンをおとしめるような嘘を伝えるのです。
ところが、子供ジュノは家庭教師のヘスンが母さんみたいでそばにいると心が落ち着くと言います。
また、レックスのチェ・ユソン代表は今度はハイブル社長イ・ヒョンジュに教授チョン・ミジン(キム・ソラ)を結婚相手としてすすめます。
そして、国際サーキットを貸し切って、1回目のデートをします。
また、弁護士チン・ユヒの会社が差し押さえの申請をしてヘスンの家が競売にかかり、ヘスンはチン・ユヒに会いに行きます。あなたを殺すことはできないけど死にたいと思わせてみせると強い態度で示します。
その後、誤解が解けたハイブル社長イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)はヘスンに家庭教師を続けてほしいとお願いします。

6話
結婚相談所「レックス」では、ハイブル社長イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)が在籍していることが知られ、若い女性の入会が殺到しています。
そして、会員を納得させるためにイ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)と会わせ、「レックスのお試し?」としてのテイスティングにするのでしょうか・・・
また一方で、ヘスンの家が競売にかかり、教授チャ・ソクジン(パク・フン)が買い取ってくれたので、ヘスンは甘えることにします。
また、弁護士チン・ユヒはイ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)たちの会社ハイブルの合併を担当することになり、完璧な資料を持ってきます。
また、イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)は子供ジュノの成績が上がり、お礼にヘスン親子とヨットで海に出かけます。子供たちの明るい笑顔に親たちも癒されるひと時を送り、イ・ヒョンジュとヘスンの間にほのかな愛が芽生えはじめます。
ところが、弁護士チン・ユヒは離婚したジュノ母にまた同じようにヘスンの嘘を教えます。
また一方で、レックスのチェ・ユソン代表は教授チャ・ソクジン(パク・フン)とヘスンのお見合いを勝手に計画します。そして、ソクジンは法律上、私の息子だと紹介します。
ソクジンはヘスンを心から愛していますが、ただヘスンにはソクジンが昔別れた恋人にしかみえないのです。
その後、イ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)主催のパーティーが開かれ、各界の大物たちが出席する中、イ・ヒョンジュの挨拶がはじまります。
その後、ヘスンの夫の事件の証人が現れ、弁護士チン・ユヒが横領と過失の疑いで検察庁に逮捕されますが、すべてはイ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)がヘスンを救ってくれたのです。

7話
ヘスンはイ・ヒョンジュ(イ・ヒョヌク)に「感謝します、望み通りになりました」と伝えますが、復讐してもなぜか虚しさだけが残ります。
ところが、弁護士チン・ユヒは国会議員の父親の力ですぐに釈放されます。彼女は婚外子で父と娘の関係は世間では知らないことになっています。
そして、イ・ヒョンジュの前に弁護士チン・ユヒが現れ、「今回は負けたわ、でも、また闘いが始まる、次に勝つのは、誰かしら?」と言い放って去っていきます。
弁護士チン・ユヒはもう一度父にイ・ヒョンジュをひざまずかせて、そうしたら2度と姿を現さないと約束します。
そして、弁護士チン・ユヒはイ・ヒョンジュが合併した会社ハイブルを乗っ取ろうと計画します。更にイ・ヒョンジュを陥れる事件を起こし、世間を騒がせます。
イ・ヒョンジュは国会議員のソン・ピルヨンに助けを求めますが、そこに弁護士チン・ユヒが現れます。
そして、ヘスンの娘ミンジが交通事故に遭い昏睡状態が続きます。

8話(最終回)
ミンジの病室にヘスンを心配するイ・ヒョンジュがやってきます。そして、ミンジの事故が弁護士チン・ユヒの仕業だと知るのです。
ところが弁護士チン・ユヒは国会議員の父の所に行き、イ・ヒョンジュと結婚させて、最後の取引よと堂々としていますが、またイ・ヒョンジュの会社が脱税疑惑で窮地に追い込まれます。
ヘスンはそのニュースを見て、レックスのチェ・ユソン代表に電話し、ソクジンとの結婚を承諾し、「弁護士チン・ユヒを裁判にかけてください」とお願いします。
その後、ヘスンはチン・ユヒと国会議員のソン・ピルヨンの親子関係を知り、ソン・ピルヨンに会いに行きます。  ところが、その後、ヘスンが失踪します。

大勢の記者の前で正式な結婚記者会見をするイ・ヒョンジュとチン・ユヒ。
ところが、大きなスクリーンに映し出されたのは、国会議員ソン・ピルヨンと婚外子チン・ユヒの今までの悪行でした・・・ その後、国会議員ソン・ピルヨンも逮捕されます。
その後のニュースで、ソン・ピルヨン親子が大手ゲーム会社ハイブルに圧力をかけていたことも判明し、一連の事件の背景にはレックスという結婚相談所が存在し、世間の注目を集めています。
ラスト、ヘスンが教会で真っ白なウエディングドレスで結婚式を挙げます・・・
そのお相手は・・・
そして、ラストは超上流階級向けの特別な結婚相談所「レックス」を閉めるはずだったチェ・ユソン代表の前に続けてくれないと困ると言って、一人の若い男性お客様が登場します・・・





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韓国ドラマ「社内お見合い」ツンデレキャラのアン・ヒョソプ、あらすじと感想

2022-06-12 | 韓ドラ さ行、さし


韓国ドラマ「社内お見合い」あらすじと感想、最終回。
本作のダサいメインポスターを見たとき、このドラマは絶対にパスだわぁぁ~なんて思っていましたが、ネットでの高評価、高視聴率に驚かされ、さっそく見始めました。。。。。
女子社員のハリ(キム・セジョン)が親友で財閥令嬢の代役でお見合いにいくと、そのお見合い相手が、なんと自分の会社の新社長テムだったのです。そして、いきなり結婚したいと・・・
その後、偽者の恋人関係になる恋愛契約を結ぶという、よくあるシンデレラストーリーにまたか~~~とウンザリしましたが、韓国での高視聴率を信じて全12話を一気に完走しました。

主演アン・ヒョソプ君が爽やかなツンデレキャラとコミカルな演技を披露してくれましたが、彼に対するネットでの好感度が急上昇でビックリです!
ただ私の正直な感想としては、ストーリーもすべて中途半端でいつも見ている単純な話で、なにげない愛の告白やラブラインにハッとさせらることもなく、本作の新社長テム役はアン・ヒョソプ君でなければダメっていうハマり役でもなかったように感じました。
彼はやっぱり「ドクターキムサブ2」が一番カッコいいねと韓流友達と意見が合いました~(笑) 申し訳ないですが・・・韓流歴が長い私たちには新鮮さは感じられませんでした。

また、今までサブキャラって、あまり重要視せずに見ることが多かったですが、本作はドラマ「愛はビューティフル人生はワンダフル」のソル・イナさんとドラマ「パフューム」のキム・ミンギュ君のサブカップルがだんだん気になる存在になり、こちらのお二人の方が胸キュンでした(笑)
劇中、セクシーだと話題になったキム・ミンギュ君の「もう、二度と忘れられなくしてあげる」というセリフの甘いシーンがホント!ロマンチックでグッときました(笑)
キム・ミンギュ君は本作で大ブレイクして日本でファンミーティングまで開催しましたが、次回作はファンタジー恋愛ドラマ「大神官レンブラリー」で来年放送予定だそうです。

辛口コメントになってしまいましたが、今まで契約恋愛、契約結婚など同じようなドラマが数多くあり、少しは物語に工夫を加えないと視聴者は飽きてしまうと思います。
財閥なのに後継者争いもなく義母兄弟もなく、大きな騒動や事件もなく、悪役もいなくて、ただ煮え切らない主人公にイライラで話が広がらないという、ごく普通の本作が韓国でヒットした理由が分かりません?
ただ最近クオリティーの高いドロドロ系のドラマに疲れた方には超~お勧めのドラマです。
あと、アン・ヒョソプ君とキム・ミンギュ君ファンは絶対に見てくださいね!

あらすじ(ネタバレあり)
1話
新社長のカン・テム(アン・ヒョソプ)は海外支社から帰国した日に、就任あいさつの席を祖父が用意しますが、代わりに秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)が挨拶を代読し、今後形式的な行事ではなく実務でお目にかかりご挨拶いたしますと伝えます。
新社長のカン・テム(アン・ヒョソプ)はただ者ではなさそうと会社内で噂が・・・

そんな新社長カン・テム(アン・ヒョソプ)は会長で祖父の要求で仕方なくお見合いをすることになりますが、そのお見合い相手で財閥令嬢ヨンソ(ソル・イナ)の代役として、親友のハリ(キム・セジョン)がやってきます。
ところがそのお見合いを壊そうと代役としてお見合いしたハリ(キム・セジョン)の相手が自分の会社の新社長だったのです。
しかも、いきなりカン・テム(アン・ヒョソプ)から結婚したいと・・・

また、財閥令嬢ヨンソ(ソル・イナ)と秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)もひょんなことから運命の出会いをします。

2話
社長と平社員が社内で会うことはないという親友ヨンソ(ソル・イナ)の言葉でしたが、意外にも顔を合わせる機会が多く、顔がバレてしまいそうなハリ(キム・セジョン)は逃げ回るたびに新社長カン・テム(アン・ヒョソプ)と大きな騒動に繋がっていきます(笑)

また、財閥令嬢ヨンソ(ソル・イナ)はカン・テム(アン・ヒョソプ)と直接会い、事実を話しますが、それなら代役できた女性に会わせてほしいと言います。
カン・テム(アン・ヒョソプ)は代役できたハリ(キム・セジョン)からキザとか始祖鳥扱いされたことが悔しくて、仕返ししたいようです(笑)
そして、本名のシン・ハリだとバレてしまうので、また名前をシン・クムヒと教え、嘘をついてしまいます。
その後、カン・テム(アン・ヒョソプ)から「付き合いましょう、付き合うフリをして下さい、シン・クムヒさん」と条件付きで恋人のふりをすることになり、祖父に恋人がいると騙すために契約関係に発展します。

3話
ハリ(キム・セジョン)はカン・テム(アン・ヒョソプ)も祖父の会長も騙せないと悩みますが、ハリもなかなか強引に話を進めてきます。
そして、祖父を騙すためにハリの父は弁護士で母は医師で弟は医大生と言う設定が作られました(笑) もし、チキン店の娘だと知ったら祖父は気絶するかもしれません・・・

ところが、祖父と会食したハリ(キム・セジョン)は祖父から気に入られ、孫のテムが彼女を大切にしている様子をみて嬉しく思っている祖父です。
その夜、二人はコンサートに行きますが、そこで彼女が7年間思い続けていたシェフのイ・ミヌから完全に振られたことを知るカン・テム(アン・ヒョソプ)です。
それでも、恋人のふりをして男性とコンサートまで行ったハリ(キム・セジョン)は良かったのでは・・・

4話
シェフのイ・ミヌを会社の試食会で推薦している食品開発1チームのハリ(キム・セジョン)ですが、彼の作った白キムチのラビオリが人気になります。
カン・テム(アン・ヒョソプ)はシェフのイ・ミヌのお店を訪ね、食事をしますが、シン・ハリが楽しくて幸せな味だと言った理由が分かったとシェフに伝えます。

また一方で、ヨンソ(ソル・イナ)はハリ(キム・セジョン)にコンビニで出会ったイケメンが秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)だったと話し、ヨンソの隣に彼が住んでいたことも知らせますが彼はプライドが傷つくほどヨンソを避けています。

また、カン・テム(アン・ヒョソプ)とハリ(キム・セジョン)の二人はデートを続けているうちに、お互いに意識すようになりますが、漢江での花火が上がるのを見たハリは嘘のデートでも楽しかったはず、女性は夜空を彩る綺麗な花火に弱いですからネェ~(笑)

    

5話
とうとう、カン・テム(アン・ヒョソプ)はシン・クムヒがシン・ハリだと知ってしまいます。
うちの社員だったとは、僕が社内お見合いを・・・よくも僕をだましたな、許さないとひどい剣幕で仕返しに走るテムです(笑)これからじっくりと分からせてやると感情的になっています。
そして、何度も何度も白キムチのラビオリの試食品を作らせ、会社の創立記念式典には、シン・クムヒに出席するように言います。
ハリとクムヒを演じているハリ(キム・セジョン)は創立記念式典当日に二役を演じられるのか心配です(笑)
そして、酔って電話をかけてきたハリを探し回るテムに「これって夢でしょう?本当は私シン・ハリなんです、クムヒがハリなんです、言ってスッキリしました、ごめんなさい」と寝ぼけながら真実をテムに告白するハリでした。
翌日、クムヒに二度と顔をみることはありませんと言って、契約関係の仕事を解雇するカン・テム(アン・ヒョソプ)です。
今朝は会社で機嫌の良いハリ(キム・セジョン)です。

6話
ヨンソ(ソル・イナ)に意図的に近づいてきて家の中を盗撮していた男が罰金刑だけで終わったことに不満なヨンソとハリですが、その盗撮犯を調べはじめる社長のテムです。
そして、被害者女性がたくさんいることを知るテムは犯人を懲らしめるのです。
社長のテムも秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)も盗撮犯を悪い奴だと怒り、逮捕されたことにホッとしている男性陣二人です(笑)
その後、クムヒがハリだとすべてを知ってしまったテムは「話し合うべきでは?退社後に話をしよう」とハリにメールを送ります。
そのテリは秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)に「シン・ハリさんを好きになった、告白する」と言って、彼女が気に入りそうなネックレスを選んでいます。
ところが、ハリは社長のテムを男として見ていません、秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)は二人の間は恋愛要素ゼロで彼女にとって社長は恐ろしいボスでしかないと教えます。
今までの嘘の恋愛を本物にする努力が必要になってきました~(笑)

ところが、社長のテムとハリが車に乗っている時、急に雨が降り出してきました。
なぜかテムは怖い顔をして車を降りるようにハリに言います。
ハリはこんな激しい雨の中、置き去りにするなんてとわけが分かりません・・・
テムには雨の日に事故に遭った両親のトラウマがあったのです・・・

7話
ハリの友達の前で恋人のふりをしてくれる社長のテムに、友達たちは社長と平社員がどこで知り合ったのか?とメールで質問攻めにあうハリです(笑)
それに財閥は全てにおいてスケールが大きくて、友達の前で困惑してしまうハリです。
シェフのイ・ミヌは「ところで交際のきっかけは?社長と社員の交際は珍しいだろう」と聞きますが、社長のテムは「僕が一目ぼれして口説きました、こんなクレイジーな女は初めてで、奇妙な言動が僕には新鮮でした」と・・・
そして、テムはイ・ミヌに「彼女は僕にはもったいない人です、彼女を見下すな」とハッキリ伝えます。そして、テムは「君が好きだ、ゆっくり考えて返事して」とハリに告白します。

また一方で、秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)とヨンソ(ソル・イナ)の二人の関係が、一気に急接近して、酔った二人はソンフン(キム・ミンギュ)の部屋で目を覚ましますが、ヨンソは昨夜のことはなかったことにと言って自分の部屋に帰っていきます。
実はお互いに一目ぼれをして、好意を持っていた二人でしたが、なかなか素直に告白できないのです。
ところがお互いの誤解が解けたとき、「もう、二度と忘れられなくしてあげる」と告白する秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)の男らしさがグッとくる愛のラブシーンでした。

8話
テムの告白から1週間後、ハリは自分から先にキスをしておいて、この状況はミスだったとテムに言い訳します(笑)テムは告白に対する前向きな返事だと思っていたので、ミスだと言われ苛立っています(笑)
そして、キスの借りを返すようにと何かとハリを呼び出し一緒の時間を過ごすテムです。

また、秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)とヨンソ(ソル・イナ)は、簡単な登山に行きますが、ヨンソのわがままで喧嘩になってしまいます。
それでも「今後は悲しませないようにするから」と言う恋人のソンフンは優しすぎです。

その後、地下の駐車場で、ソンフン(キム・ミンギュ)とヨンソ(ソル・イナ)がキスをしているところをテムに見られてしまいます。
一体、どういうことだ?というテムにヨンソさんやハリさんと関係が複雑になりなかなか言えなかったとソンフンは言います。

9話
テムがお見合いすると聞いたハリは電話をして「お見合いをしないで」と伝えます。嫉妬するハリが可愛くて嬉しいテムです。
「キスの借りはキスで返します」というハリは熱いキスを返します。
また、シェフのイ・ミヌはカン・テム社長とどうなった?とハリに聞きますが、「私たち付き合うことになったの、言われたとおり、うまくいかないかもしれない、でも後悔したくないの」と笑顔で話します。

そして、ハリはテムの祖父で会長のことを心配しています。
テムにとって一番大切な家族なので、ハリは祖父と仲良くやっていきたいと思っていますが、いつも会長との間に騒動が起きてしまいます(笑)
最近も始末書を書いたばかりのハリですが、そんな時、テムとハリが食品開発1チームの会食会の後、二人が一緒にいるところを祖父に見られてしまい、「そこで何をしてる」と怖い顔で怒鳴られる二人です。



10話
深夜になぜ二人は一緒にいるんだ?とハリに説明を求める祖父。
社長と末端の社員がこっそり会っているのか?怪しい、会うたびに幽霊のように髪で顔を隠してるのもおかしいと問いただしている時にチームの仲間が携帯を忘れたといって戻ってきたので、間一髪で助かります(笑)
ところが、祖父はテムに恋人がいることを知っていますが、なぜ隠そうとするのか?疑問をもっています。
また、ハリも両親に恋人のテムを紹介できずに、いつまで秘密にするのか?いろいろな面で苦労し騒動が絶えませんが、でも今が一番幸せな時かもしれません。後になればきっといい思い出として残るでしょう(笑)
ところが、家の近くで二人でいるところを弟のハミンに見つかってしまいます。
テムは彼氏ですと挨拶しますが、弟のハミンは「姉のどこがいいんですか?もしかして弱みを握られました?脅迫されたとか?」と聞き返しますが、テムは「一生離れるなと脅迫されてみたいです」と聞かされ驚きます(笑)
そして、ハリはとうとうテムの祖父の会長から呼び出されます。
君は一体何者で何の目的でテムに近づいたのか?聞かれますが、もうテムに会わないようにと強い態度を示します。

また一方で、ヨンソの父は娘の交際相手がテムでなく秘書のソンフンだと分かりますが、この先二人の交際はどうなるのでしょうか?

11話
テムは祖父がハリと会っていることを知り、急いで車を飛ばしたために事故に遭ってしまいます。幸い軽症ですみましたが、このことがきっかけで、祖父に全てが分かってしまい、今すぐ別れろという祖父に「分かりました、その代わり、ひ孫は望まないでください、彼女以上に愛する人はいないので、一生結婚せずに仕事に没頭するつもりです」と伝えます。
そして、僕はハリさんと結婚します、だから僕たちを認めてくださいと祖父に真剣に伝えます。
ところが、祖父はハリを呼び出し、退職するようにいいます。

また一方でシェフのイ・ミヌの彼女ユラの嫉妬で「ハリが二股をかけている」という噂が流れ、社内は大騒ぎになっています。女の嫉妬は恐ろしいですが・・・でも、本当にユラはハリが目障りだったのでしょう・・・ハリもすこしは自分のせいでもあると思っています・・・

また一方で、ヨンソの父は娘の交際相手ソンフンと娘ヨンソの3人で食事をしますが、意外に2人の交際に理解を示します。娘のヨンソは急に優しくなった父に驚きますが、少し胸をなでおろします(笑)そして、その夜、ソンフンはヨンソに「僕と結婚してください」と指輪を贈ります。

12話(最終回)
テムの祖父から厳しい言葉を言われたハリは一人街をさまよっています。
やっとテムは南山タワーでハリを見つけ、ずっと僕のそばにいてほしいと告白します。
翌日、テムはハリの両親に挨拶しますが、母親はすごく嬉しそうですが、父親は悲しそうな顔をしています。
父親はテムに「貧乏な親のせいで、あの子が見下されたり、傷つかないか心配なんだ」と涙をうかべ話します。この言葉にテムは「ハリさんの隣で全身全霊をかけて守ります」と伝え、僕らを信じて応援してほしいと伝えます。

また、ソンフンはヨンソの父から電話で「すぐにヨンソと別れろ、この電話はヨンソには内緒だ」と言って、すぐに電話を切りますが、ヨンソはそばで電話を聞いていました。
ヨンソは父の会社に退職届を提出し、自分の会社を作る予定です。

また、テムを別れさせようと仮病を使って入院した祖父ですが、精密検査の結果、前から悪かった心臓が悪化していることが分かったのです。
テムは韓国では治療ができないために、アメリカで治療するつもりだとハリに伝え、二人はしばらくのあいだ、離れ離れになってしまいます。

1年後、
アメリカにいるテムとチェリストとの熱愛記事が報道されました。
ハリは有給休暇をとってテムがいるアメリカに行く準備をしますが、そんな時、テムが韓国に帰ってきます。  そして、ハリに「結婚しましょう」と指輪をプレゼントします。
いろいろな障害を乗り越えて、やっと二人に春が訪れました・・・ おわり





◉韓国ドラマ「一度行ってきました」あらすじと感想、最終回。大ヒットホームドラマ!

◉韓国ドラマ「赤い靴」あらすじと感想、最終回。愛と憎しみの超ドロドロ復讐劇!

◉韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、最終回。好きが止まらない!

◉韓国ドラマ「赤い袖先」あらすじと感想、最終回。王朝ラブロマンス!

◉韓国ドラマ「ペントハウス」あらすじと感想、最終回。辛口コメントあり!

◉韓国ドラマ「結婚作詞離婚作曲」あらすじと感想、最終回。辛口コメントあり!

◉韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」あらすじと感想、最終回。ソンジュンギの倍返しに愉快爽快!

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「サウンドトラック #1」カメラマンと作詞家の恋、あらすじと感想

2022-06-03 | 韓ドラ さ行、さし


韓国ドラマ「サウンドトラック #1」あらすじと感想、ハン・ソヒ、パク・ヒョンシク共演の
全4話。
(あらすじ)
穏やかで温厚なカメラマンのソヌと、活発でストレートな作詞家のウンスは19年来の親友だった。ある日、有名な作曲家から作詞依頼を受けたウンスだったが、彼女の書いた詩には切ない片思いの感情が感じられないとダメ出しされてしまう。
それをいつものように親友のソヌに愚痴るうちに、ソヌが誰かに片思いをしていることを知る。
ソヌの話に夢中になったウンスは、今回の作詞オファーのチャンスを逃したくない一心で、「うちに一緒に住みながら片思いを綴る作詞作業を手伝って欲しい」とソヌに持ち掛ける。
そして始まった2週間限定の二人の共同生活。
同じ空間で長い時間を共に過ごし、互いの日々の思いを歌詞にしていくうちに、いつしか二人の間の友情と恋の境界線が曖昧になっていることに気づく。
果たしてソヌの片思いの相手とは? そしてそれはいつから始まっていたのだろう? (kstyle)



男と女の友情がやがて恋に・・・という、よくあるストーリー展開ですが、パク・ヒョンシク君&ハン・ソヒさん共演が嬉しくて一気見しました。
お二人は初共演ですが、息の合ったカップルを違和感なく演じていて、ドラマ「夫婦の世界」や「マイネーム:偽りと復讐」や「わかっていても」など、すべての作品が大ヒットしているハン・ソヒさんがまた本作でも愛らしい魅力的な女性作詞家を演じています。

また、ドラマ「ファラン」や「SUITS/スーツ」など様々なドラマに出演してきたパク・ヒョンシク君が売れっ子カメラマンのソヌ役として登場しますが、料理も上手で仕事もできる完璧な青年を演じています。そんな彼は、ウンス(ハン・ソヒ)に本心を告白できない切なさを繊細に表現していて彼の哀しいやるせなさがひしひしと伝わってくる演技がとても良かったです。

また、題名にもなっている「サウンドトラック #1」は豪華なアーティストたちによる甘い恋の切ない感情が伝わってくるような素敵なサウンドトラックで、劇中雪が降り積もる中の素敵な光景は特にバランスよく調和していて心に響きます。
二人の恋はお互いに素直に表現できずに見守るしかできないもどかしさと切なさがありますが、それでも恋愛っていいなぁと感じさせてくれる素敵な物語だと思いました。
そして、ラストの結末で未完成だったウンスの作詞の最後の行をソヌが書き足します。
この結末が本作の全てを物語っていると思いました・・・

最後に、話題になった映画「パラサイト 半地下の家族」やドラマ「一度行ってきました」のイ・ジョンウンさんがウンス(ハン・ソヒ)のお母さん役で出演されていましたが・・・
きっと、ウンス(ハン・ソヒ)はお父さん似なんですね(笑)と感じる母娘でした(笑)




◉韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、最終回。好きが止まらない!

◉韓国ドラマ「一度行ってきました」あらすじと感想、最終回。大ヒットホームドラマ!

◉韓国ドラマ「赤い靴」あらすじと感想、最終回。愛と憎しみの超ドロドロ復讐劇!


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韓国ドラマ「サーチ」あらすじと感想、南北境界で起こるスリラー

2021-09-23 | 韓ドラ さ行、さし

韓国ドラマ「サーチ」あらすじと感想、最終回。
本作は10話という韓国ドラマではとても短い短編ドラマで、「ドラマチックシネマ」として映画とドラマを組み合わせた作品のようです。最近のドラマ視聴率低迷のために放送局もいろいろチャレンジしているようです。
本作は韓国と北朝鮮のDMZ(非武装地帯)で起きた謎の兵士失踪事件を追っていくうちに、その現場から発見された遺体からウィルスが発見されます。
そして、それはこれまでに見たことのない新種のウィルスだったのです。
未知なる敵に立ち向かう兵士たちの死闘を描いたミステリードラマで、ハンドラー(軍用犬を指揮する兵士)のドンジン(チャン・ドンユン)とエリート中尉イェリム(クリスタル)が、正体不明の敵と戦いながら事件の真相を追っていきますが、そこには思いもよらぬ真実が隠されていたのです。
チャン・ドンユンとクリスタルが演じるのは共にDMZ(非武装地帯)で任務を遂行することになった元恋人です。
はじめは喧嘩しながらもお互いに気遣うシーンもあり微妙な元恋人関係を好演しています。
二人のアツアツの恋人時代の回想シーンは唯一ホッとする場面ですが、再会した二人の恋の行方も気になるところです(笑)
前作のドラマ「ノクドゥ伝」の女装男子で話題になったチャン・ドンユンですが、本作ではワイルドで鍛え上げられたモムチャン男子を見せてくれて、男らしくカッコ良かったです!
クリスタルの軍服姿もクールな彼女にピッタリだと思いました。
劇中、いがみ合っていても、どこか微笑ましい元カップルに見える二人ですが、是非、ドンジンからもう一度、男らしく告白してほしいと思いました(笑)
そんな彼らの前に現れたのは強靭な強さを持つゾンビのような兵士・・・
この謎の敵の正体は?? ここが一番興味をかきたてられるところです。
そして、その非常事態は民間人が暮らす村チャンゴンリにも危険が及ぶのです。
謎が謎を呼び、やがて隠された驚くべき真実が明らかになるにつれ、運命的な過去が浮かび上がってきます。常に緊張感のあるスピーディなドラマ展開とじわじわとくるスリル感にハマっていくドラマです。

あらすじ(ネタバレあり)
1話 
1997年、韓国と北朝鮮のDMZ(非武装地帯)で赤ん坊を抱いた、北のリ少佐は韓国へと亡命を試みるのです。そして、リ少佐と一台の車を追う北の軍人たち。
ところがDMZ(非武装地帯)で訓練を行っていた韓国軍は亡命するリ少佐を追ってきた北の軍人たちと銃撃戦となり多数の犠牲者がでます。
そして、2020年、DMZ(非武装地帯)で韓国の兵士二人が何者かに襲われます。
ハンドラー(軍用犬を指揮する兵士)のドンジン(チャン・ドンユン)と特殊任務隊の中尉
イェリム(クリスタル)は不可解な事件の捜索隊として投入され現場で偶然出会うことになりますが、実は過去に二人は付き合っていたことがありました。
そして、久しぶりの再会にお互い気まずい思いをしつつも捜査を開始するのです。
ところが、亡くなった兵士から伝染病のウィルスが発見されます。
イェリム(クリスタル)は化学兵器のエキスパートで事件の解明を命じられ特殊任務隊に就いたのです。そして、特殊任務隊の兵士たちにウィルスが発見されたので注意するように伝えます。 

2話
暗闇の中、大きな野良犬の大群が近づいてくるのを見つけた特殊任務隊は伝染病を恐れ発砲します。野良犬たちは恐水病の伝染病があり、嚙まれたり接触したらすぐに感染します。
軍用犬のレオも走り出し、それをドンジン(チャン・ドンユン)が追いかけますが、レオは途中で地雷を踏んで亡くなります。そして、兵士も一人野良犬に噛まれ亡くなるのです。
軍事司令部の司令官ハン・デシクは報告を受けて北の仕業ではないかと調べはじめます。
司令官ハン・デシクは23年前の銃撃戦の生存者で過去の惨事を思い出しながら、なぜか不穏な動きを感じるのです。

また一方、国会議員のイ・ヒョクも23年前の銃撃戦で片足を失いますが生き残って国民的英雄になりますが、当時の事件の真実究明を望む人たちもいるのです。
司令官ハン・デシクは国会議員のイ・ヒョクに電話をかけます。
久しぶりに再会した二人ですが、司令官ハン・デシクは「21セクターで事故が起きました」と国会議員のイ・ヒョクにオドオドした態度で話します。
「今はこの事件をうまく解決することが最優先だ」というイ・ヒョク。
その後、司令官ハン・デシクに呼ばれたイェリム(クリスタル)、ドンジン(チャン・ドンユン)たちはそこで鑑識カメラの映像から21セクターで不審な人物が写っているのを確認します。

その後、この謎の生物体の正体を解決するために特任隊が作られ、作戦を立てるために、チーム長ソン・ミンジュ(ユン・バク)と副チーム長イ・ジュンソン(イ・ヒョヌク)と狙撃担当パク・ギヒョン(イ・ハユル)と通信兵チュ・ムンチョル(チ・ユンジェ)とドンジン(チャン・ドンユン)に集合がかかります。
ところが、チーム長ソン・ミンジュは今回の作戦の目標は謎の生物体の正体以外に何かあると感じています。

また、イェリム(クリスタル)は研究員のムン室長から亡くなったオ上等兵の血液に変化が起きていると電話があります。今までに見たことのないタイプだと。
イェリム(クリスタル)は人にも感染する変種のウイルスなのだろうか?と疑問を持ちます。
その後、死んだはずのオ上等兵がゾンビの姿になって生き返り、イェリム(クリスタル)を襲ってきます。

3話
イェリムは生き返ったオ上等兵から攻撃を受けますが応援が入り、危機一髪で助かりますが、傷ついた手にオ上等兵の血液がついてしまいます。
その後の検査で人間同士の感染はなくて、動物同士の感染が起きることが判明します。

イェリムは非武装地帯で謎の生物体のターゲットを追う特任隊と合流しますが、ドンジン(チャン・ドンユン)は新しい軍用犬メクと一緒にメンバーたちからはぐれてしまい、失踪したという知らせを聞いてドンジンを捜しに行きます。
ドンジンは謎の生物体のターゲットと戦っていて、イェリムは助けに入ります。
チーム長たちも駆けつけますが、ドンジンはチーム長にターゲットが樹に飛び移りながら、あの樹に上りましたと言ったとたんに皆の前に襲い掛かってきて、さっと消え去っていくのです。
それはそれは、驚くような素早い行動のターゲットでした・・・

また、元恋人だったドンジンとイェリムの二人の過去が映し出され、仲の良い二人のラブラブな
姿が可愛く描かれています。
こんな、二人だったんだ~~と、うなずけるような微笑ましい恋人たちです。

4話
ターゲットは足が速く行動も素早く、特任隊は追いつけません。
特任隊に合流したイェリム(クリスタル)は皆にターゲットの謎の怪生命体について説明します。そして、死亡したオ上等兵が生き返り、その動きは非常に素早く力も強かったと説明します。殺すには脳の軟水部分の後頭部を攻撃すればいいのですが、とにかくターゲットの動きが素早いのが問題になります。
チーム長は常に緊張感をもって、単独行動はするなと指示を出します。

また一方で、DMZ(非武装地帯)内にある村チョンゴンリでは、犬や鶏が失踪する事件が起きています。そこで、村では夜の見回りをすることになります。

5話
チーム長のソン・ミンギュは夜間作戦でターゲットを捕まえようとしましたが、逆にターゲット
が特任隊がいる本部を襲い、ソ一等兵が亡くなります。
ドンジンは大きな衝撃を受け「俺がビョクジュンを殺したやつを捕まえて殺します」と一人暴走するのです。それを止めようとチーム長のソン・ミンギュはドンジンを殴ります。

同じ頃、正体不明の謎の生物体が村の家畜などを襲う事件が続き、それを不審に思ったダジョン(ムン・ジョンヒ)は夫と一緒に村の見回りをはじめますがある日、鋭い長い爪を見つけます。そして村を捜索していたドンジンは、ダジョンの娘スヨンから古いビデオカメラをもらいます。ところがそこには信じられない光景が映っていたのです。
また、ちょっとワケありなダジョンですが、彼女はDMZ記念館の解説員をしていますが、実は元特殊戦司令部のテロチーム長だったのです。村を守るためにかつての経験を活かしドンジンたちを助けていきます。

6話
チーム長のミンジュと副チーム長のジュンソンは折り合いが悪く犬猿の仲ですが、副チーム長のジュンソンは国会議員イ・ヒョクの息子だったことが分かります。
父で国会議員のイ・ヒョクは息子を使ってチーム長のミンギュと司令官ハン・デシクの情報を探らせていたのです。
そのチーム長のミンギュは司令官ハン・デシクから1997年の事件で「21セクター」から無くなった軍事用品を探すように秘密の命令を受けていました。

また、ドンジンは、ダジョンの娘スヨンから受け取った古いビデオカメラをみますが、その中に国会議員イ・ヒョクがいたのです。そしてビデオには真実を報告するという当時中隊長のチョ・ミングクがある兵士から銃で撃たれるところも映っていました。それは1997年の作戦で銃撃戦に巻き込まれた様子が映っていたビデオだったようです。
また、副チーム長のジュンソンがドンジンのところにやってきて古いビデオカメラのことを知ります。
その後、息子の副チーム長ジュンソンは父に電話して、「DMZの英雄は嘘ですね、1997年21セクターの映像があります」と伝えますが父は「違う、あいつが先に祖国を裏切った、その映像を必ず手にいれて持ってこい」と言い、すぐに司令官ハン・デシクを呼び出しますが、わけが分からない司令官です。
お互いの状況が複雑になり結局疑われることになるチーム長のミンジュは緊急を要するターゲットの射殺より、ビデオカメラに大きな関心を示す司令官ハン・デシクを怪しく思うのです。

また、イェリム(クリスタル)はターゲットを除去する方法が見つかったと研究員のムン室長から報告を受け、チーム長のミンジュに伝えます。
それは、動きの速いターゲットの脳にある液体を注射するという極めて困難な方法だったのです。
そして、ドンジンは無線機の周波数を使う作戦を立て、ターゲットを誘いだし、長い銃撃戦のなか、やっとターゲットを殺すことができました。


    



7話、
特任隊がターゲットの射殺に成功し、作戦は無地に終わりました。
ところが、偶然手に入れたビデオカメラがなくなっていたことに気が付きます。
ドンジンは一緒にビデオを見た副チーム長ジュンソンにビデオが紛失したことを知らせ、「あのビデオはたぶん1997年のDMZ事件を捏造した映像で、あのイ・ヒョクは嘘の国民的英雄を装っているんですよ、自分の戦友を殺したうえに大統領選まで出るなんて、絶対に知らせなければいけないことだ」と言います。
副チーム長ジュンソンは「それは大げさだろう、作戦も成功したし、家に帰ろう」と話をごまかします。
解団式にいきなり大統領候補のイ・ヒョクが訪れますが、チーム長のソン・ミンギュは解団式に出ずに単独行動をし、皆はなんだか嫌な予感がすると感じています。
ところが、解団式にチーム長のソン・ミンギュが突然現れ、「副チーム長ジュンソンのお父様が来られるそうだな、さっさと準備しろ」と言います。
皆は「まさかジュンソンのお父様がイ・ヒョク様ですか?」と驚くのですが、一番ショックを受けているのはドンジンでしょう。ビデオの中の悪のイ・ヒョクがまさか信頼していた副チーム長の父親だったのですから。

また一方で、イェリムが作成した報告書を持って、チーム長のソン・ミンギュはイ・ヒョクと会います。ケーゲットと野良犬から検出された物質が21セクターのそばにあると推測されます。1997年に消えた北の物質がなぜ今突然検出されたか分かりませんが、それを見つけてイ・ヒョクに渡すと言います。それは、司令官を裏切りイ・ヒョク側に付くということです。そして、望みは司令官の地位だと言います。

作戦を終えて特任隊たちがそれぞれの元の場所に復帰するとき、イェリムはドンジンに「早く復帰して、除隊まで無事に、数日だけだったけど嬉しかったわ」と言って握手をします。
ドンジンは「除隊したら電話するから出ろよ、民間人になってから話すことがあるから」と言って、研究所に向かうイェリムの車を見送るのです。
研究所では、オ上等兵とターゲットは野良犬から感染したのは確実で、脱走した北の兵士がその野良犬に噛まれたようです。でもその野良犬はどこで感染したのでしょうか?
とにかくまだ終わったわけではありませんがターゲット意外に他の怪しいターゲットを見たものはないのです。

そんな時、子供のスヨンが非武装地帯で失踪したと知らされ、ドンジンたちはスヨンの救出に乗り出しますが、イェリムから別のターゲットがいる可能性があることを知らされます。
スヨンを救出するため非武装地帯にある廃虚の21セクターに進入する隊員たちですが、そこには解団式不在だったチーム長のソン・ミンギュがいたのです。

8話
チーム長のソン・ミンギュは、国会議員のイ・ヒョクと手を組み1997年に北の脱走兵が持ち出したと思われるある物質を捜しに非武装地帯の廃虚にやってきたのです。ドンジンはそこでスヨンを無事に見つけますが、スヨンはターゲットと思われる人物に助けられたと言うのです。そのターゲットをやさしいおじさんだったと言います。
ドンジンは自分のことも助けてくれた今度のターゲットは前のターゲットとは何か違うと感じるのです。

その後、ハン・デシク司令官が国会議員のイ・ヒョクから殺されます。
そして、息子のイ・ジュンソン副チーム長は父のイ・ヒョクがビデオカメラを破棄したら大統領選から辞退するという約束を破ったため、ビデオカメラの映像テープをマスコミに送ったのです。その映像が公開され、1997年の21セクター事件の真相が明らかになります。
ところが、その映像を見たドンジンは汚名を着せられた当時の中隊長チョ・ミングク(ヨン・ウジン)が自分の父親だったことが分かります。更にイ・ヒョクに銃で撃たれたことも知り、大きなショックを受け、怒りを息子のイ・ジュンソン副チーム長にぶつけます。
まさか、父親をこんな形で知ることになるとは思わなかったでしょう・・・
そして、イ・ジュンソン副チーム長はこの作戦から外してくださいとチーム長にお願いします。

9話
ドンジンは母のヒラさんに電話します。母は、「母さんが嘘をついてごめんね」言い、ドンジンは「もう、謝らなくていいよ」と言って母さんを慰めます。
その後、母は単独取材を受けながら、「夫が北朝鮮に行ったという後にハン・デシク司令官は何度か私の所を訪れましたが、イ・ヒョクは私が何度も会いに行っても毎回拒否されました。そして、息子の将来を考えて、息子を叔父の戸籍にいれました。どうぞ、息子を守って下さい」と話します。

またその映像に反発したイ・ヒョク国会議員は全て捏造だと訴えかけますが、ドンジンが渦中のチョ・ミングクの息子だと知るのです。

すぐにターゲットを捕らえる作戦が再開し、非武装地帯の廃虚の建物に進入したドンジンたちですが、迷路のような建物の中からイェリムは北の兵士の白骨と旧軍服を見つけ、ドンジンは母と自分が映っている写真を見つけます。
その時目の前にターゲットの父が現れ、今回のターゲットが死んだはずの父だと確信するのです。
ところが外ではこの廃虚の建物に侵入してきた北の兵士との銃撃戦が始まり、イ・ヒョクが送った支援兵士たちもやってきます。


10話(最終回)
イ・ヒョクが送った支援兵士たちは、北の謎の物質を奪ったあと特隊員たちを殺す計画でした。
ドンジンとイェリムは、単独作戦なのに支援兵士がやってきたことを疑っています。
イェリムはドンジンに「1997年に北の核物質を持ち出し亡命した研究員夫婦がいて、それをもったままここで行方が分からなくなった。その物質を見つけるためにみんながここに集まったの」と聞かせれます。
そんな時、スヨンの母ダジョンから「支援兵士を装った黒い軍服を着た男たちは敵である」と
無線が入ったとたんに銃撃戦となります。そして、ソン・ミンギュチーム長が黒い支援兵士たちに捕まってしまいます。イ・ヒョクにまんまと騙されたようです。
ドンジンが助けますがチーム長は大怪我を負います。それでもドンジンに「お前は生き残れ、俺は捜しているものを見つけてから、ここを出る」と言って、別行動になります。

ドンジンとイェリムの二人は黒い支援兵士に捕まってしまいます。
そこへイ・ヒョクが現れ二人を銃殺しようとします。その時イ・ヒョクの息子イ・ジュンソンが銃を発砲しながら飛び込んできて、二人を解放しろと言います。更にターゲットである父親
チョ・ミングクも息子のドンジンを助けようと襲い掛かってきます。

イ・ヒョクはチョ・ミングクを銃で殺そうとしますが、息子のドンジンが父をかばうのです。
しかしイ・ジュンソンもドンジンをかばい、父親のイ・ヒョクは結局息子を銃で撃ってしまうのです。
イ・ジュンソンは、死ぬ前にドンジンに心から父親のことを謝罪します。
イ・ヒョクは息子イ・ジュンソンの死に「なぜだ、なぜだ」と叫びながら暴走し、ドンジンたちを銃で撃ちますが父のチョ・ミングクがイ・ヒョクに襲いかかります。

ドンジンは「おとうさん、一緒に帰りましょう、家にあなたの妻、愛するヒラさんが待っています」と言いますが、父はうなずくだけでした。・・・
ドンジンとイェリムと怪我を負った仲間のパク・ギヒョンはこの廃墟の建物から脱出します。

廃墟の中ではイ・ヒョクの意識が戻り、父のチョ・ミングクはイ・ヒョクが設置した爆弾を爆発させ、廃墟の建物の中にいたチョ・ミングクとイ・ヒョクはもちろん、チーム長ソン・ミンギュも死んでいきます。

イ・ヒョク国会議員が姿を消して10日になり、1997年の21セクター事件の遺族たちの願い通り政府は全面再調査を決定しました。

除隊したドンジンは母に会いに行きます。「約束、守ったよ、ヒラさん」と言って、母は泣きながら息子を抱きしめるのです。
そして、ドンジンは父親のチョ・ミングクの戸籍に戻り、チョ・トンジンになります。

イェリムは北の物質について調査する過程で、1997年に脱走した北の研究員夫婦が自分の両親だったという事実を知ります。
またイェリムは廃墟の建物から出た物質から放射能が見つかり、スヨンが苦しんでいましたが、
爆発の後、放射能は検出されなかったので、もうスヨンは大丈夫だとダジョンに伝えます。
そして、北からの物資が廃墟の建物に入り、そこで変異を起こして、チョ・ミングク中隊長が感染し、その後野良犬はチョ・ミングク中隊長から感染し、その犬から北の兵士とオ上等兵が感染したとダジョンに話し、もう村は安全ですと言います。
1年後、ドンジンは一緒に除隊した軍用犬のメクと一緒に野生動物救助センターで働くことになり、これからも目標に向かってまっしぐらに進んでいくことでしょう。

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韓国ドラマ「ジャスティス2」検法男女、あらすじと感想、シーズン2

2020-12-06 | 韓ドラ さ行、さし


韓国ドラマ「ジャスティス2」検法男女、あらすじと感想、最終回。
2019年作品、全16話。
チョン・ジェヨン演じる偏屈な天才解剖医と新人熱血検事が難事件に挑む物語。
大人気だったドラマのシーズン2で、舞台となるのは国立科学捜査研究所。被害者を解剖して普通では思いつかないような発想で事件を解明に導く天才解剖医のペク・ボム(チョン・ジェヨン)とせっかちな女性新人検事の活躍を描いた物語です。
前作の主要人物はそのままに更にパワーアップした二人のコンビネーションに注目です。いつもシリアスで完璧な演技を披露するベテラン俳優チョン・ジェヨンの頑固な解剖医は見ごたえ充分です!また鋭い洞察力で熱血新米検事ソル(チョン・ユミ)とは違う角度から捜査に協力する上司のオ・マンソクの熱演も加わり、更に主演のチョン・ジェヨン、チョン・ユミ、オ・マンソクと共に今回シーズン2で加わったノ・ミヌの謎が多いミステリアスな外科医チョルにも注目です。子供のころのつらい母からの虐待のトラウマに悩みながらもドラマの後半から本作を牽引していくノ・ミヌのどこか神秘的で魅惑的な表情にのめり込みます(笑)ノ・ミヌ見たさの視聴でしたがもう全てに満足がいく演技で彼のクールでミステリアスなイメージが大部分を占めていますが、実は心優しい人物像も見られるところにグッと心惹かれます。登場する各話ごとに新たな秘密が見えてくるキャラクターなのでそこに注目です!
天才解剖医と新人熱血検事が難事件に挑む物語「ジャスティス2」とは・・・「死は終わりではない、死後に残された最後の話、解剖医はその話を聞く最後の人間なのです」



あらすじ(ネタバレあり)
本作も検索側の上層部が大企業の権力者と癒着して真実を隠し、偽の犯人を作り上げていくという腐りきった検察内部が描かれていきます。それに対抗し正義感の強いト・ジハン検事(オ・マンソク)、熱血新米検事ソル(チョン・ユミ)、そして国科捜の解剖医ペク・ボム(チョン・ジェヨン)たちが真実を追求していく物語です。
熱血新米検事ソル(チョン・ユミ)も東部地検に来て早1年。カル・デチョルを部長検事に、ト・ジハン検事(オ・マンソク)を首席に迎え再スタートを切る刑事部の検事たち。新体制に入って最初の事件は社内セクハラ殺人未遂事件で完全密室で起こった事件を担当することになった検事ソル(チョン・ユミ)。刃物から被告人の指紋が検出されたが、被告人は一貫して無罪を主張し続け裁判は難航し前に進まない状態に。そんな中、解剖医ペク・ボム(チョン・ジェヨン)は新米検事ソル(チョン・ユミ)の見解とは裏腹に、被告人側の証人として臨床鑑定の結果、被害者女性カン・アルムは自殺であると主張し法廷は騒然とします・・・
そして解剖医ペク・ボム(チョン・ジェヨン)が死亡した被害者カン・アルムの解剖をすることになりますが、やはり自害だったことが分かります。でも法廷では亡くなったカン・アルムの辛かったセクハラ行為が確認され「これは殺人事件ではなく自害による事故死です」と検事ソル(チョン・ユミ)が同じ女性としての胸の内を伝えます。
また一方、仁川港に怪しげな男たちが到着するのですが、そこでまた新たな事件が起きようとしています。国科捜には麻薬の密輸に関わる体内に薬を隠すボディーパッカーの解剖依頼が入りますが麻薬を飲み込んでいるはずのボディーパッカーの体内は空っぽでした。また別の遺体にはすでにプロらしき人物がお腹にメスを入れた痕跡もあり不思議に思う解剖医ペク・ボム(チョン・ジェヨン)です。 その後、誰が麻薬を横取りしたかでヤクザたちの仲間割れが始まり、解剖医ペク・ボム(チョン・ジェヨン)らはその事件に巻き込まれていくのです・・・
その後別々の場所でほぼ同時刻に交通事故に遭った新婚1年の夫婦。死亡時刻は23分差で妻ジュヒのほうが遅かったのです。14歳年上の夫ホグには莫大な財産があり、妻側の遺族は死亡時刻の遅いほうが財産を相続すると主張するのです。また夫側の遺族は相続を阻止しようと、検事ソル(チョン・ユミ)の上司のカル部長検事と水面下で交渉を始めます。検事ソルは妻の応急処置に疑問を感じ、国科捜に正確な死亡時間と死因の鑑定を依頼しますが夫婦の遺体を解剖し、事故現場の鑑識を行った解剖医ペク・ボム(チョン・ジェヨン)は他殺の可能性もあると言いいます。その結果、妻ジュヒは事故直前に亜酸化窒素中毒で意識を失っており、それが事故の原因であると他殺を主張したため、検察の捜査は急転換殺人事件として捜査がはじまります。新たな犯人探しが始まるのですが歯科助手で亜酸化窒素(麻酔薬)も手に入れやすい妻の妹チャ・ドヒが疑われます。妻ジュヒの殺害を企てたのは遺産を狙った妻側の遺族なのか?それとも結婚に反対していた夫側なのか?そして幸せそうに見えた新婚夫婦の素顔とは?そして本当の犯人は・・・?

また一方、モーテルで女性の焼死体が発見され、その後また近所で再び首つりの女性遺体が発見されます。遺体はどちらも同じ赤いストッキングを履いていて、猟奇事件として捜査が始まり、犯人の足跡も同一人物でした。
次の犯行を阻止しようと焦る検察とペク・ボム(チョン・ジェヨン)でしたが予想どおりの時間にトイレで大量の血液が発見される3番目の事件が発生。更に新たな犠牲者の足首が公園で発見され1日で4件の犠牲者が出てしまいます。果たしてこれは連続殺人事件なのでしょうか?犯人は赤いストッキングをコンビニで9足も買っていたのです。そんな中、単独で捜査を強行するト・ジハン検事(オ・マンソク)に職務執行停止処分が下されます。ト・ジハン検事はソル検事(チョン・ユミ)に「この事件は目に見えるのが全てじゃない」と告げます・・・
そして、ペク・ボム(チョン・ジェヨン)の鑑定により、この事件は連続殺人ではなく殺害されたのは最初に発見された遺体だけだと判明します。首吊り事件はすでに病死した韓国系中国人の遺体で公園の足首は医療廃棄物の切断された足でトイレの大量血液は足首と同一だったのです。そしてその切断された足首の執刀医がチャン・チョル医師(ノ・ミヌ)でした。
その後、ペク・ボム(チョン・ジェヨン)は東部地検で偶然外科医チャン・チョル(ノ・ミヌ)と出会い握手しますが、ペク・ボムはチャン・チョルに「今日、遺体を触りましたか?」と尋ねますが不満そうな顔を見せるチャン・チョル(ノ・ミヌ)・・・
チャン・チョル(ノ・ミヌ)はこの日、東部地検のカル部長検事を訪ね、「これで最後にしてください、また同じことをしたら、その時は僕も黙っていない」と告げます・・・



後半、さらにこのモーテル焼死体事件の遺体から発見された他者の血液が、1年前の弁護士殺人事件の容疑者で交通事故で死んだはずのオ・マンサンのDNAと一致します。国科捜は過去の鑑定結果を覆しオ・マンサンが生きていることを公式に発表します。オ・マンサンは今回の事件とどう関わっているのでしょうか?そしてボディーパッカー事件とのつながりは何か?そして、身元を隠すために短時間で移植ができる特殊な道具を使い遺体に同じ穴が開いているが「誰の仕業か?」そして「ドクターK」なる人物は何者なのか?ペク・ボム(チョン・ジェヨン)はそれができる人物は法医学と医学と遺伝学、そして移植外科まで出来る専門家だという・・・
そしてインジュ港から密航し逃げようとするオ・マンサンを今度こそ逮捕しようとト・ジハン検事たちと特攻隊も出動しますが逮捕できずオ・マンサンは逃亡します。 
また一方、法医調査官スヨンの娘ソヒョンが何者かに誘拐され、仲間たち皆が悲しみにくれます。スヨンは仕事上いつも犯罪と隣り合わせで恨みをかう可能性は十分にあります。それに最近娘ソヒョンとチャン・チョル医師(ノ・ミヌ)が絡んだ事件もありました。東部地検は捜査に乗り出し国科捜と共に救出作戦を展開しますが犯人は逃亡中に事故に遭い意識不明の重体となります。誘拐されたソヒョンの居場所を明らかにしないまま意識の戻らない犯人は死亡。手がかりの犯人から送られてきたソヒョンの写真には、手足を縛られた状態で低温冷蔵庫に閉じ込められたソヒョンの姿がありました。
ペク・ボム(チョン・ジェヨン)は犯人の遺体を解剖し、ソヒョン発見につながるヒントを探そうとします。解剖の結果、犯人は韓国系中国人であることが分かりソヒョンの居場所はクロムメッキ工場だと判明します。ところが、ソヒョンは既に何者かによって連れ去られていました。国科捜の現場検証の結果、疑いはチャン・チョル医師(ノ・ミヌ)に向けられますが、数時間後チャン・チョル医師は自ら誘拐されたソヒョンを連れて国科捜にやって来ます。そして事件の全てを知っているはずのソヒョンはショックのあまり誘拐されていた間の記憶を部分的に失っていました。チャン・チョル医師(ノ・ミヌ)はなぜソヒョンの居場所が分かったのでしょうか?命の恩人ですが皆は腑に落ちない点がいくつもあり疑問に思ってますが、そこをカル部長検事が助けます。
チャン・チョルの母は医者だったチャン・ウヒョンの愛人でしたが、捨てられた母はいつも子供のチャン・チョルに「お父さんのように医者になるの分かったわね」と厳しく育てました。「そうすればあの家族も私たちのことを認めるから、あなたが長男なのよ」と言い続けてきました。その後、チャン・チョルは嘱望される医大生でしたが母親殺しの容疑で逮捕されます。その時の記録は処分されましたが尋問の調書が残っていました。そして、その時の担当検事がカル部長検事だったのです。チャン・チョルの弱みを握って「ドクターK」を操っていたのです。

そしてペク・ボム(チョン・ジェヨン)は怪しい行動を起こすチャン・チョル医師(ノ・ミヌ)に関連する記録を調べはじめますが「ドクターK」に血管が拡張して斑点ができる比角血管腫が首や体にあることを見つけます。また、ト・ジハン検事(オ・マンソク)と新米検事ソル(チョン・ユミ)もノ次長検事やカル部長検事が大企業の大物たちと癒着していて「ドクターK」がカギを握っていると思っています。またノ次長検事やカル部長検事も自分たちが指示し操っていた「ドクターK」のチャン・チョル医師(ノ・ミヌ)が邪魔になってきました。
また一方、誘拐時の記憶を失ったはずのスヒョンは、チョルの部屋にあった空のベッドを記憶していて、その絵を何度も描き始めます。そしてその絵を見たチャン・チョル医師(ノ・ミヌ)はそのベッドの前で別のもう一人の人格を表すのです。そう、チョルは多重人格者だったのです。そして多重人格者の原因のほとんどは子供のころに受けた虐待が原因です。
その「ドクターK」のチャン・チョル医師(ノ・ミヌ)に今までの全ての事件の責任を負わせようとするカル部長検事です。そして「ドクターK」に最後の仕事を指示します



その後、星振グループの不正を調査中だった国税局のパク・ヨンスが、自分の父親の墓の前で毒蛇に噛まれ死亡します。後輩の死に不信感を抱いたト・ジハン検事(オ・マンソク)は、ペク・ボム(チョン・ジェヨン)に解剖を依頼しますが他殺の疑いはありません。ところが「ドクターK」からこの完全犯罪を解明してみろという挑戦状らしきメールが届きます。そしてすべての事件に絡んでいるチャン・チョル医師(ノ・ミヌ)をト・ジハン検事も疑いはじめます。ところがチャン・チョル医師はすでに退職し彼に関する文書はすべて破棄されていました。ト・ジハン検事は令状なしで家宅捜査に踏み切るのです。そして、その部屋で一連の事件を裏付けるようなスケッチと、遺伝性疾患の薬を発見し、残虐な「ドクターK」とチャン・チョル医師(ノ・ミヌ)が同一人物であるという確信を得ます。

また窮地に追い込まれたカル部長検事と星振グループの専属弁護士は不正をもみ消すため、マスコミの目を他に向けるために男性アイドルスターのカン・ジュンソのスキャンダルを利用するつもりです。また、国科捜ではヘビで亡くなったヨンスの遺体は何の手がかりも見つからず、アイドルスターの暴行事件も液体エクスタシーを検出できないまま難航します。
また一方、チャン・チョル医師(ノ・ミヌ)の故郷でもあり、カル部長検事のかつての勤務地でもある筏橋で1人捜査を強行するト・ジハン検事はチャン・チョル医師が昔住んでいた家で「ドクターK」の残虐な姿のチャン・チョル医師と鉢合わせになり逆に殴られて気絶してしまいます。過去が明るみになることを恐れたカル部長検事は、ト・ジハン検事を免職させようとしますが、ペク・ボム(チョン・ジェヨン)がヘビで亡くなったヨンスの死は計画的な他殺だと発表したことで、ジハン検事は免職を免れます。
最終話、今回の多くの事件はト・ジハン検事(オ・マンソク)とカル部長検事かのどちらかが堕ちるまで続く戦いになります。ドクターKとト・ジハン検事を殺すため、ドクターKの父親が帰国したと嘘をつき2人をある屋敷におびき寄せるカル部長検事。結局二人はカル部長検事が雇った暗殺者によって撃たれ逃げる途中に川に落ちてしまいます。ト・ジハン検事だけは助かりますが意識不明の状態です。一方、アイドルのカン・ジュンソ宅の水槽の魚から液体エクスタシーが検出され、捜査は麻薬の密売ルートにまで広がり麻薬類流通関連の捜査中に大量のコカインを買いに来た顧客、それはなんとオ・マンサンだったのです。そしてその場で逮捕されるオ・マンサンでした。
ト・ジハン検事は意識を回復したものの、結局自身が戦いで負けたという理由で辞表を出します。そんなト・ジハン検事を、ソル検事は理解することができないのです。カル部長検事はト・ジハン検事の手柄を全部自分のものにして有能な検事として表彰を受けます。
そして皆と別れる前にト・ジハン検事は、チョル(ノ・ミヌ)の最後の言葉「自分は誰も殺していない」と伝えます。そしてト・ジハンはペク・ボムに「第3の人格を見た。それは死んだチャン・チョル(ノ・ミヌ)の母のようだった」と伝えます。そして劇中の殺人現場の映像にはチャン・チョルではなく、カル部長検事が蛇の毒が入った注射を持って殺人を犯す姿が流れ衝撃が走ります・・・
またソル検事(チョン・ユミ)はスカウトのオファーを受けますが、カル部長検事の成功ぶりをみて「ここに残る。やりたいことができた」と、ここを離れることができなかったのです。
検事をやめたト・ジハンは弁護士になり部下であるスドンと一緒に仕事をすることになりました。ト・ジハンは「僕と一緒にやっていく人がもう一人いる」と暗闇の中である人物を紹介します。彼の紹介で登場した人は死んだと思っていた「ドクターK」、チャン・チョルだったのです。最後まで捜査していた悪を逮捕することができずに残念な結果でした。イライラする韓国ドラマにありがちなストーリー展開でしたが、彼らが再び繰り広げる「検法男女3」で悪のカル部長検事を是非逮捕してほしいものです。






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「新米史官ク・ヘリョン」あらすじと感想、美少年チャ・ウヌ

2020-01-03 | 韓ドラ さ行、さし
韓国ドラマ「新米史官ク・ヘリョン」あらすじと感想、最終回
2019年作品、全20話
本作は朝鮮王朝時代の女性史官(宮廷内で起こった出来事や事件など
すべてを記録し代々残していく仕事)の物語を扱う素材が興味深く
描かれていてとても面白い時代劇でした。
そして自由と本を愛するヘリョン(シン・セギョン)が歩み始めたのは
朝鮮王朝初となる女性史官の道。
数々の困難にも負けず宮廷のすべてを記録するという使命を全うすべく
突き進むヘリョン(シン・セギョン)の力強い活躍が本作の見どころです。
また女性史官ク・ヘリョン(シン・セギョン)と宮廷内の王位継承
2位のトウォン大君(チャ・ウヌ)二人の恋のエピソードも胸が
キュンキュンするほどトキメキ指数が高く、チャ・ウヌ君お目当てで
視聴したドラマでしたが、狙いどおりかわいい年下男子の真っすぐな
ストレートな愛にどっぷりハマってしまいました~(笑)
何度見ても美しすぎるチャ・ウヌくんですが、端正な顔立ちと純粋で
真っすぐなキャラクターがマッチし孤独なトウォン大君の魅力を
最大限に引き出しています。読書が大好きで小説家になる夢を
もっているトウォン大君(チャ・ウヌ)は父である王様から
一人ないがしろにされ、宮廷内の「緑嶼堂」に閉じ込められて生きる
孤独な王子です。冒頭からピンチの連続ですが、一番の理解者である
兄の世子イ・ジン(パク・ギウン)や内官サムボ、そして女性史官ヘリョン
(シン・セギョン)の協力で1つずつ事件を解決していきます。大きく
立派に成長していくトウォン大君(チャ・ウヌ)に注目です!



あらすじ(ネタバレあり)
宮廷内で女性史官になったヘリョン(シン・セギョン)と王子である
トウォン大君(チャ・ウヌ)は再会します。
すでに宮廷内では無能な王のかわりに最高権力者の大臣である
ミン左議政が政治を動かしています。
時代劇にはよくあることですが本作もこの国の王はミン左議政だと
ちまたの噂になるほどです。
そして民を救おうとする兄の世子イ・ジン(パク・ギウン)の
行動に対し父の王様やミン左議政から反発の声が出ます。
そんな時、疫病が流行り民たちが感染。死亡者が多く被害が拡大
しています。王様は兄の世子イ・ジン(パク・ギウン)のかわりに
トウォン大君(チャ・ウヌ)にその場に行くように命令しますが
ヘリョン(シン・セギョン)もまた女性史官として自らの手で
歴史を残すためについていきます。
またヘリョンはその場所で医女のモファと出会うのですが、その後
この女性がヘリョンと大きな関りがある重要人物だったことが
分かります。
このころから、二人はお互いに惹かれあいトウォン大君はヘリョンに
「俺から離れるな。そばにいてほしい」と熱い愛を告白します。
二人はラブラブになりますが、ヘリョンも急にめかしこんで
口紅までつけるようになります(笑)トウォン大君(チャ・ウヌ)は
ヘリョンからキスされたことが忘れられずに頭の中がボ~ッと
していますが、ヘリョンはまた自分からキスをして「こういうのに
慣れてください」とからかうのです(笑)
トウォン大君(チャ・ウヌ)は、「ウン、もう少しキスしたら
慣れるかもしれない」と嬉しそうな顔をするチャ・ウヌ君に
ズッキューン~~~(爆笑))) このシーンは最高!!



ところが、その後、王様がトウォン大君(チャ・ウヌ)に婚姻を
命じます。トウォン大君は史官としてヘリョンを連れて祖母の
王妃様のところに行き「婚礼の話はなかったことにしてください。
心に決めた女性がいます。とても深く愛しているので他の人と
一緒になりたくありません」とお願いします。
ところが王妃様は「大君の結婚は国事です。その女性のことは
心にだけ残しなさい。それが大君のためでありその女性の
ためです」と言います。
これから二人はどうなるのでしょうか?愛し合っている二人は
とても苦しい日々を送ることになります・・・
そして、ミン左議政はすでに大君の妻に自分の支配下にある
女性史官のソン・サヒを決めていたのです。
ところがそのソン・サヒは兄の世子イ・ジン(パク・ギウン)と
一晩一緒にいたことがバレて大騒ぎになり、大君の婚礼が白紙に
なります。



その後、トウォン大君(チャ・ウヌ)が現在の王の子供ではなく
20年前に廃主された前の王様の子供だったことが分かります。
そしてヘリョンもまた自分の医師であった父が20年前に濡れ衣を
着せられ殺されたことを大君に話します。お互いに同じ事件で父親を
殺されたことを知り二人は真実を明らかにしようとします。
20年前に起こった事件は嘘で捏造され、当時の悪い史官が嘘の
記録にすり替えたのです。そして本物の真実が綴られている史草を
皆が探しています。
そこには、廃主された前の王様は天主教信者ではなく、ヘリョンの父が
先生とする曙来院はただ学問を学ぶ場所で、今の王様とミン左議政が
罪のない人間を殺して王になったということが正直に記録されています。
結局、すべてミン左議政が前の王様に罪をなすりつけ現在の王様を
王に仕立てて自分が政治を動かすことが目的でした。
その後もミン左議政は王妃様に罪をなすりつけようとしますが、兄の
世子イ・ジン(パク・ギウン)は父である王に「また言いなりに
なってはいけない」と強く言います。
王は世子イ・ジンに「すべてはそなたのためだ、トウォン大君から
おまえを守るためだ、大君は廃主の子供であり、この国の王子として
生まれたのだ、王妃が次の王にさせようとしているのは大君だ」と
切実に言い聞かせるのです。
また同じころ大君も王妃様のもとを訪れ「宮廷もトウォン大君という
名前もなにもかも嫌です。楽になりたいです」と言いますが、王妃様は
「大君だけがこの国の本物の血筋です。必ず元に戻します。その時は
誰もあなたを傷つけたりしないでしょう。この祖母も20年間死ぬより
辛い日々を過ごしたのです」と必死に訴えかけます。



また一方で、宮廷内の真面目な史官たちは、自分たちが一生懸命
仕事をしても、どうせ後から都合のいいように勝手に書き換えられる
ことに不満を持ち始めます。だったら何で史官が必要で芸文館が
あるのか??納得できないのです。
芸文館の中でも権力者の親ミン左議政に頼らず史官の道を選んだ
ミン・ウウォン奉教。彼が史官になったのは父親がかざす権力で
倒れた者たちの名前を残すためで、自らの手で父親の罪を償い
妻もまた父親によって汚名を着せられたまま亡くなったことに
対する最後の償いだと思っています。
そんな彼は自分と似ているヘリョンに親近感をもち愛情深く
接し指導していきます。
この複雑な心の心境と自分の信念を最後まで貫き通す強い男を
イ・ジフンさんが演じています。彼の高い演技力はこのドラマを
引っ張っていく役割が多く、驚くほどのカリスマ性を発揮し
キラキラ輝いていました。安心して見られる俳優さんですね!
イ・ジフンさんが本当に良かったです!
最終回、その後、ヘリョンはトウォン大君を同じ思いを持つ
モファのところへ連れていきます。モファは数日後に行われる
宮廷の宴ですべてを終わらせると告げます・・・
当日会場に現れたトウォン大君は王に「私はもうトウォン大君ではない。
イ・ギョムの息子イ・リムだ。これまで過ぎた20年の間いくらでも私を
殺すことができた。そうしない理由が何か。どこかで間違っていることを
知っておられたからではないか」と叫んだ。王は、これを書き留める
史官たちに「やめろ。下がらない史官はこの席で首をはねる」と叫んだ。
これを受けてヘリョンは「私を切っても史筆は止まりません。私が死んだ
この場所に、他の史官が来て座り、その史官を殺せば別の史官が来て座る
ことでしょう。殿下がこの地のすべての史官を殺し、紙と筆を奪っていく
としても、決して防ぐことができません。人々の口から口に、師匠から弟子の
ところに、老人から子供に、そう伝わることでしょう。それは真実の力です」
と明らかにします。
その後、すべてのことを正すように強く王に願ったのが兄の世子イ・ジン
(パク・ギウン)でした。
王はすべてを王妃様に任せると言いミン左議政をはじめ関係する者は全員
罪を受けることになりました。
その後、兄の世子イ・ジンが王になり、普通の一人の人間として
暮らしたいというイ・リム(チャ・ウヌ)・・・
3年の月日が流れ、ヘリョンはいまだに芸文館の女史官として宮廷に
出入りしていますが、イ・リム(チャ・ウヌ)との恋も続いています。







コメント (4)
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