「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国ドラマ「D.P. 」あらすじと感想、最終回、チョン・ヘインが脱走兵追跡官

2022-04-27 | 韓ドラ た行、つてと

韓国ドラマ「D.P. 」あらすじと感想、最終回。
兵役義務により入隊したジュノ(チョン・ヘイン)が、軍の脱走兵を追跡する部隊に配属されることになります。
任務の捜査にあたるなかで、脱走した兵士たちがそれぞれ抱える上下関係の過酷ないじめや悩みなどの現実が見えてくるのです。

本作の主演はいつも甘い感じの青年を演じているチョン・ヘイン君が、意外にも軍隊役が似合う
真面目な青年を演じています。
また、同じD.P. として相棒を組むハン・ホヨル役ク・ギョファン君とのコンビも息が合っていて、笑いを誘う部分もありますが共に任務を遂行する冷静沈着な兵士という重要な役どころを担っているところにも注目です。最高のパートナーでした!

ストーリーは脱走兵を捜査しながら逮捕して、軍に連れ戻すという物語で軍のことは軍の中で解決して警察は関わらないようです。
軍隊と言う大きな組織の中で軍の威厳を守りたい上層部が警察に協力を受けたくないのは、マスコミに知れてしまうのを恐れているからです。
その中で、D.P. の二人の上官であるパク・ボムグ役のキム・ソンギュンさんが兵士たちに理解があり良い人なのが唯一救われたドラマでした。

リアルで露骨ないじめが描かれていますが、それに我慢できなくなり脱走する兵士たちなのですが、どんなに逃げても逃げ切れないという現実が哀れに映っています。
先輩にやられたから自分も後輩に同じことをする・・・
それの繰り返しなのでしょう・・・
脱走兵の言葉に「何かしないと何も変わらない」と示すのですが、それでも何も変わらない軍隊なのです・・・

また、訓練も厳しくて、これでは戦争になる前に兵士たちが疲れて精神が参ってしまうのではと感じますが、兵役というものを知らない日本人の私には、この物語が真実なのかフィクションなのかよく分かりません。
韓国の俳優さんやアイドルたちも兵役に行っていますが、本作と同じようなイジメ体験は聞いたことないですね。
BTSの最年長、ジン君の兵役期限が今年の12月です。
法改正がない限りは入隊する必要がありますが本作を視聴するとファンは心配になりますよね。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
脱走兵を捕まえるD.P.に配属されることになったアン・ジュノ(チョン・ヘイン)は脱走したシン・ウソクを捕まえに先輩のパク・ソンウ(コ・ギョンピョ)と組んで初めての任務に向かいますが、先輩のパク・ソンウはせっかくソウルに来たんだから適当に酒を飲んで適当に遊んで適当に捕まえればいいと・・・
パク・ソンウは金持ちの道楽息子だったのです。
パク・ソンウは仲間たちを呼んでカラオケでワイワイ騒ぎ、アン・ジュノ(チョン・ヘイン)はお酒をたくさん飲まされて眠ってしまいます。
ところが、そこへ上官のパク・ボムグから、「脱走したシン・ウソクが自殺をした」と電話があります。

2話
先輩のパク・ソンウ(コ・ギョンピョ)を殴り、懲罰房に入ったアン・ジュノ(チョン・ヘイン)。
その後、軍の病院から退院したハン・ホヨル(ク・ギョファン)が戻り、今度は彼と組んで任務を遂行することになります。
脱走兵はチェ・ジュンモクで脱走して2か月が経ちます。
いじめがあったようですが、詳しい詳細は分からず最後の目撃情報は仁川駅のホームで自殺未遂をしたそうです。そのいじめとはチェ・ジュンモクのいびきがすごかったようです。

ハン・ホヨル(ク・ギョファン)とアン・ジュノ(チョン・ヘイン)は街に出て、脱走兵チェ・ジュンモクの捜査をはじめます。
脱走兵チェ・ジュンモクと関わりのある友達と接触しますが、その中のジョンミンが地下鉄のコンビニで見かけたという情報が得られました。
母親に会いますが、もう捜査から12日間が経ちます。
ハン・ホヨル(ク・ギョファン)は「死んではない、自殺する脱走兵の大部分は母親に電話するんだ」と話します。
そして、脱走兵チェ・ジュンモクが終着駅で目撃されるのはいつも終電の時間です、電車の中で眠ってしまい起きたらそこにいたのです。
チェ・ジュンモクにとってはここが一番居心地がいいと・・・

3話
ハン・ホヨル(ク・ギョファン)とアン・ジュノ(チョン・ヘイン)は半年の間に7人もの脱走兵を捕まえ、休暇をもらえることになりました。
ところが、上官のパク・ボムグから釜山に行くように任務の支援協力を命じられますが、今度の脱走兵は、それは、捕まえるのが恐ろしい危険人物のような奴でした(笑)

今度の脱走兵チョン・ヒョンミンの情報を得た二人は父親がいるアパートに向かいますが、そこにいたチョン・ヒョンミンは窓から逃げて逃走し、二人は後を追いかけますが、本当に腕っぷしの強い男でした。
その後、交際相手のムン・ヨンオクに近づき情報を得るためにホストとして潜入します(笑)
その恋人ヨンオクは脱走兵チョン・ヒョンミンに殴られても貢ぐような献身的な女でした。

そして、支援協力で釜山に来たハン・ホヨル(ク・ギョファン)とアン・ジュノ(チョン・ヘイン)の二人は脱走兵チョン・ヒョンミンを逮捕する手柄を立て戻ります。

     

4話
また一人、真夜中に鉄格子を乗り越えて脱走します。
仲間の兵士たちはホ・チド兵長をいじめるヤツはいなかったし、模範兵士だったと言います。
でも、彼は売店にツケがあり、がめついところがあったと言います。
ハン・ホヨル(ク・ギョファン)とアン・ジュノ(チョン・ヘイン)の二人はホ・チドの家に向かいますが、家には痴呆症のおばあさんが一人でいました。
一度、二人の前に姿を現すホ・チド兵長ですが、逃げ足が速くて捕まえることができません。
ところがホ・チド兵長はおばあさんを守るために脱走し、貯めたお金でおばあさんを病院に入れたかったのです。
そのために自力で鉄格子を乗り越えたホ・チド兵長は二人に捕まってしまいますが、最後におばあさんに会いに行きます。
ところがおばあさんは孫のチドをハン・ホヨル(ク・ギョファン)と間違え、ホヨルに嬉しそうに話しかけています。
そのおばあさんにチドは「春になったら帰って来るから、花見に行こう」と話しかけ、丁寧にお辞儀をします。
ハン・ホヨル(ク・ギョファン)は「おばあさんを入院させてから出頭しろ」と言って、チドを逃がしてやります。本当に、ハン・ホヨルって、いい奴なんです。
この4話は思いやりがある兵たちに胸が熱くなり涙が出てきました。

5話
心優しいチョ・ソクポンが脱走します。
彼は除隊したファン・ジャンスから幾度もいじめを受け、人が変わったように暴力的になっていました。
今回はハン・ホヨル(ク・ギョファン)とアン・ジュノ(チョン・ヘイン)と上官のパク・ボムグ3人で捜査に向かいます。
バスターミナルで脱走兵チョ・ソクポンを見つけますが、釜山から支援で来ていたDPが事故に遭ってしまいます。
その隙にチョ・ソクポンは映画館に逃げ込みますが、ナイフを手にして逃げていきます。

そして、軍の上の上層部にはDP一人が負傷し、脱走兵チョ・ソクポンは取り逃がしたと報告が入ります。
結局、警察が介入することになりますが、軍では上の者たちがミスの責任転嫁で揉めています。

ハン・ホヨル(ク・ギョファン)とアン・ジュノ(チョン・ヘイン)は警察よりも早くチョ・ソクポンを見つけ出して、軍に戻そうとします。

6話(最終回)
脱走兵チョ・ソクポンを見つけ出した上官のパク・ボムグとアン・ジュノ(チョン・ヘイン)。
ところが、車の中で急に暴れ出したチョ・ソクポンはまた脱走し、今度も取り逃がしてしまいます。
脱走兵チョ・ソクポンは自分をいじめた相手のファン・ジャンスが憎くて仕方ないようです。
ファン・ジャンスを拉致して車を盗み逃走するのです。
脱走兵チョ・ソクポンの捜査は結局、警察を巻き込んだ軍と警察の合同捜査へと発展していきます。
脱走兵チョ・ソクポンはファン・ジャンスに「なぜ俺だけを標的にいじめたんだ?」と問い詰めます。
ファン・ジャンスは「お前だけはいじめてもいいと思った」と・・・
そして、そばにいた同じ兵士たちは見て見ぬふりをしているだけの友だった・・・

脱走兵チョ・ソクポンは「何かしないと何も変わらない」と最後にこの言葉を残します・・・

その後、「殺人未遂の兵士、うつ病に悩まされ、要注意兵士に分類されていましたと」いうニュースが報道されます。
そのニュースをみていた軍の兵士たちは脱走兵チョ・ソクポンと同じ仲間だった兵士をまた同じようにいじめています。
彼も同じ言葉「何かしないと」・・・とささやきながら銃を仲間たちに発砲し、衝撃的なラストを迎えました。








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「天気が良ければ訪ねて行きます」あらすじと感想、ソ・ガンジュンのラブロマンス

2021-04-22 | 韓ドラ た行、つてと


韓国ドラマ「天気が良ければ訪ねて行きます」あらすじと感想、最終回。
「天気が良ければ伺います」ソウルでの生活に疲れ、故郷の田舎町プクヒョンリに帰ってきたチェロ講師のヘウォン(パク・ミニョン)と田舎町プクヒョンリで「グッドナイト書店」という本屋さんを運営するウンソプ(ソ・ガンジュン)が再会して繰り広げる田舎町を舞台にした心温まるラブロマンスです。
ドラマ「キム秘書はいったいなぜ」や「彼女の私生活」などヒット作が続くラブコメの女王パク・ミニョンが本作では心に傷を抱えソウルから故郷に帰ってきたチェロ講師ヘウォンを自然体で演じています。また初恋の彼女に密かな恋心を抱きながらも、うまく想いを伝えられないウンソプ役を「ずる賢いバツイチ女」や「華政」などのイケメン俳優ソ・ガンジュンが演じ、お二人とも色白の美男美女で、とてもお似合いのカップルだと思いました。
ソ・ガンジュンは、韓国の整形外科医が選ぶ「2021最もイケメンな男性韓国芸能人」で2位に選ばれた俳優さんです。ちなみに1位はASTROのチャ・ウヌで3位は防弾少年団のVです。たしかに頷けるイケメンたちですね! 特にソ・ガンジュンは目が素敵で多くの男性がソ・ガンジュンの写真を持って、整形外科医を訪れるそうです。茶色の瞳に憧れるのが分る気がします・・・(笑)

本作は同級生だった二人が少しずつ距離を縮め、彼女の固く閉ざされていた心が徐々に開かれていく過程をパク・ミニョンとソ・ガンジュンが感情を抑えた演技で表現し、劇的な出来事が繰り広げられるような物語ではありませんが、ごく普通の恋愛の美しさが静かに描かれていると思います。
穏やかな田舎町プクヒョンリの風景や「グッドナイト書店」での人々の出会いと本の温もりなど見る者に安らぎを与えてくれる癒しの物語です。
また、ヘウォン(パク・ミニョン)の叔母ミョンヨ(ムン・ジョンヒ)の元ベストセラー作家の存在も気になり、なぜいつもサングラス姿で田舎町プクヒョンリで暮らすのか?彼女の過去に一体何かあったのか?もう1つ気になる物語にも最後まで注目です!
また、ドラマ「偶然見つけたハル」で共演したイ・ジェウクとキム・ヨンデの若手イケメンさんも同級生役で登場しドラマに弾みを付けます。超イケメンのキム・ヨンデは最近話題のSBSドラマ「ペントハウス」に出演し、今注目の若手俳優さんです。
ソ・ガンジュンをはじめ、イケメンさんは多い方がいいですよね!
また、劇中の挿入歌のバラード曲も静かなドラマにマッチし、物語を一層盛り上げていく役目を果たしています ♬

あらすじ(ネタバレあり)
①ソウルで子供たちにチェロを教えるヘウォン(パク・ミニョン)はソウルでの生活に疲れ、故郷の田舎町プクヒョンリで叔母ミョンヨ(ムン・ジョンヒ)が運営するペンションを訪れます。叔母ミョンヨにはソウルには戻らないで当分ここで暮らすからと話します。
また、この町で暮らす同級生のウンソプ(ソ・ガンジュン)は帰ってきたヘウォンに「今度は何日ぐらいここにいるの?」と聞き、ヘウォンが「春までいるつもり」と答え、「春?」と聞き返し、胸を躍らせるウンソプです。
「グッドナイト書店」を運営しているウンソプ(ソ・ガンジュン)は初恋の相手のヘウォン(パク・ミニョン)をアイリンと名づけ、彼女との出来事を「グッドナイトのブログの秘密ポスト」で綴っていました。
「冬が好きな理由はただ一つ。窓を覆っていた樹木の葉っぱが全部落ちて、向こうの君の家の窓が見えるようになること。クリスマスが来て、君がこの町に帰ってくること」と書き綴るウンソプ。そして、ウンソプには小説を書く夢があります。
②ヘウォン(パク・ミニョン)はグッドナイト書店の読書会に参加することになり、終わった後ウンソプ(ソ・ガンジュン)と二人残って会話を交わすことになり、ヘウォンはここグッドナイト書店でアルバイトをはじめます。
お客さんはほとんど来ないし、どうやって稼いでいるのか聞くヘウォンに「今はインターネットで本を売っていると言うウンソプ。
③そんなある日、高校時代のある誤解で不仲になったキム・ボヨンがヘウォンを訪ねてきます・・・
ヘウォンは母親が夫を殺した殺人者と言われ続け、机に落書きされたり、体操着を隠されたりするような嫌がらせを受け傷つき心を閉ざして生きてきました。その秘密を言いふらしたキム・ボヨンを今でも許すことができないヘウォンです・・・
そのキム・ボヨンはウンソプのことがずっと好きですが、自分の気持ちがなかなかウンソプに届かないのです。
また、ペンションの水道管が全部壊れて直すのに1週間程度かかることになり、ヘウォンはグッドナイト書店で暮らすことになります。二人はお互いに気になる関係になっていますが、言葉にすることはなく抑えています。そんなウンソプはいつもスニーカーを履いているヘウォンに、ここは山だし寒くて危ないからとムートンのブーツをプレゼントします。
④同級生で公務員のジャンウの区役所の始務式が山で行われ、新人のミンジョンが山ではぐれてしまいます。警察も出動しますが山に詳しいウンソプが呼ばれ、逆に心配するウンソプの母とヘウォンは「どうして誰もウンソプのことを心配しないの?」と母とヘウォンの二人だけが心配するのです。
ウンソプは山に登る才能があり自分だけが知っている道もあるほど山奥まで詳しいのです。でもなぜ?
⑤ヘウォンの母は元々家族に関心がなく夫から暴力を受けていました。母は運転していた車の前にいた夫をブレーキもかけずに引いてしまいます。刑を終えて最近は年に2回だけヘウォンとご飯を食べる関係で、そんなクールな母が連絡もなしに急に田舎町プクヒョンリに現れます。故郷は嫌いなはずなのにどうして?ところが母は「あんたには関係ない」と更にヘウォンは孤独を感じ、母に対する愛憎が増していくのです。
あの日、母はお父さんになぜあんなことをしたのか、本当に殺したのか、それとも突然に起こった事故で、お父さんに罪を償いたくて刑務所にいったのか、一切聞いてないのです。
本当は自分も死にたかった、でも死ねなかった、誰もいなかったから、そしてヘウォンは母に「急に帰ってこられても嫌だから、明日帰ってちょうだい」と伝えます。
⑥ヘウォンの母のことがあり、ウンソプとヘウォンの二人の仲は急に近くなりますが、そんな時、同級生だったオ・ヨンウ(キム・ヨンデ)が突然、グッドナイト書店にやってきます。相変わらずイケメンでカッコいいヨンウですが(笑)、ヘウォンに「君はいつも変わらないな。僕の気持ちも変わってないから」と言ってヘウォンに電話番号を渡します。そして、ヘチョン高校開校50周年の同窓会の日、ヨンウはヘウォンの家の前で一緒に行こうと待っていました。ヨンウはヘウォンに会うためにこの町にやってきましたが、ヘウォンは高校時代ヨンウに助けてもらったことに感謝の言葉を告げて、ヨンウはあっさり振られてしまいます。とっても惜しいイケメンのヨンウ(キム・ヨンデ)が残念でたまりません・・・(笑)もっと登場してほしかった・・・
そして、ウンソプの温かさにヘウォンの気持ちが動き、「イム・ウンソプ、あなたが好きです」とヘウォンの方から告白します・・・
⑦ヘウォンから告白されたウンソプは固まってしまい何も言い返せなかったのです。
その後、風邪を引いて実家に戻ったウンソプは実家の庭である女性の幻を見つけ導かれるように山の中に入っていきます。「お母さん、行かないで、待って」と追いかけるウンソプ・・・
皆はウンソプがいなくなったことに気が付き、ウンソプの母は昔ウンソプが失踪したことを思い出します。そしてヘウォンも山の中の山小屋に向かいます。
⑧そこでウンソプはヘウォンに「次からは絶対に山小屋に来ないでほしい、たとえ僕が病気でも、またずっと山を下りて行かなくても、何があっても絶対に来ないでくれ」と冷たく言い放ちます。その言葉に傷つくヘウォン・・・
ところが、その後、二人は山の頂上で愛を確かめ合います。その日から、ウンソプの中で彼女が生きはじめます・・・
また、ウンソプは実家の母に山小屋に行ったすべてのことを話します・・・ 今の母は実の母ではありません、山の中で暮らしていたウンソプは両親が失踪し、今の優しい両親が育ててくれたのです。これは町中の人が知っていることでした・・・





⑨お互いに心に大きな傷を負っているウンソプとヘウォンの二人でしたが、思いきり抱き締め合い、冬のように冷え切っていた心の中が少し温かくなり始めます。そして、お互いに長い間押し殺してきた感情が吹っ切れ、熱く燃え上がる二人です。ウンソプもヘウォンもずっと寂しくて誰にも心を開くことが出来なかったのですね。
そして、二人に笑顔が多く見られるようになります。
ところがウンソプにはこの二人の幸せが不安に感じる時があるのです。
その後、ヘウォンは同級生のジャンウからウンソプの実の父は山の物乞いだったみたいで、亡くなったそうだと聞きます。ヘウォンは山で木の墓碑を見たことを思い出します。
⑩ところが、そんな二人の前にウンソプの実の父が現れます。そしてウンソプが以前に失踪したことがありますが、それは実の母の看病をしていたことも分かり、結局実の父も子供だったウンソプを置いて出て行ったのですが、今になって一緒に暮らそうと言います。でもウンソプは育ての両親を裏切ることはしません。助けてくれた感謝と恩義を感じているウンソプです・・・
⑪また一方、右目を失明している叔母のミョンヨは10年ぶりにまた小説を書きはじめ、昔恋人で今は出版社の編集長になったチャ・ユンテックと契約をします。ところが、その小説の始まりが、ヘウォンの父が亡くなった真実のシーンからなのです。
⑫あの日、ヘウォンの母が夫に殴られている時、ヘウォンの叔母ミョンヨ(母の妹)が止めに入り姉妹は車で逃げようとしますが、夫はゴルフクラブで車の窓ガラスをたたきはじめます。運転席にはヘウォンの叔母ミョンヨ(母の妹)が座っていて恐怖と混乱からアクセルを踏んでしまい夫は亡くなります。ヘウォンの母は自分が運転していたと警察で供述します。
⑬世間では妹のミョンヨが義兄と浮気して、怒った姉が夫を殺したという噂がたちます。妹のミョンヨを心から愛していた編集長チャ・ユンテックはミョンヨに会いに行き、「すべてが嘘だといってくれ、俺には本当のことを言うべきだろ、それがお前から別れを言い出した俺に対する最低限の礼儀じゃないか」と言いますがミョンヨは「何を信じようが何も変わらない、私も歳をとったの、私だけ全部死んでしまった・・・」と言ってサングラスをとり失明した目を彼に見せるのです。ユンテックは別れようとする彼女を見て涙を流すのです。そして翌朝ミョンヨが倒れているのをヘウォンが見つけ、はじめて叔母の病気を知ります。
⑭アイリン(ヘウォンのこと)に日記のことがバレてしまい、どこまで読んだのか気になるウンソプですが、全部読んだとしても何も変わるわけではありません・・・ただ、恥ずかしくてたまらないのです(笑)そして、ウンソプはいつかヘウォンが自分から離れていく時がきたら、その時は彼女が心を痛めないように離れていくことが彼の願いでもあります・・・
ところが、叔母が書いた小説「シスターフィールドの迷路」を叔母がウンソプに渡し、ヘウォンが読むことになり、叔母が父を殺した真実を知ることになります。ヘウォンは母も叔母も本当に怖い人たちだと心の整理がつかないほど混乱しています。
⑮ヘウォンは、直接叔母のミョンヨから話を聞きにいきます。
なぜ、今更話したのかと聞くと叔母は自身を締めつける罪悪感に最後まで耐えられず自首すると言います。
ヘウォンは「自首しないで、家族なら一緒に辛い思いをしよう、お母さんのために10年辛抱したでしょう、今度は私のために10年辛抱して」と言い、以前のような関係は無理でも今まで通り生きて行こうと伝え、ヘウォンは叔母と暮らしたペンションから出てソウルに戻ることにします。
春になり、やっぱりソウルに帰ってしまったヘウォンはウンソプと完全に別れてしまうのでしょうか・・・
最終回、叔母のミョンヨは小説を出版することになりますが、編集長チャ・ユンテックとは長い付き合いの中、お互いを応援するような仲になりました。
ウンソプは、常にヘウォンを恋しく想っています。ヘウォンがソウルで元気に過ごしている感じがするし、 僕も元気だと心の中でつぶやいています。
また、ミョンヨは姉のミョンジュに娘のヘウォンに手紙を書くようにアドバイスします。
母はソウルにいる娘のヘウォンに「自分のことで精いっぱいで、あなたに冷たく当たったが、あなたを愛していなかったことはなかった、本当にどう表現すればいいのか分からなかっただけなの」と自分の本当の気持ちを打ち明け、ヘウォンは母の本心を知ります。そして「叔母のミョンヨがここを去り遠くに行くことになったので、その前に1度来てくれない?とても良い天気じゃない」と手紙を書きます。
そして、ヘウォンは故郷のプクヒョンリに帰ってきて、ヘウォン、叔母のミョンヨ、母のミョンジュは、お店で一緒に食事をしていつものような時間を過ごします。
その後、叔母のミョンヨはプクヒョンリを去っていきます。
一生帰ってこないとつぶやいて・・・
ヘウォンはウンソプの本屋を訪れますが、ウンソプは本屋を出るところでヘウォンを見ても車に乗って去っていきます。ヘウォンはその車を追いかけます。走って来るヘウォンを見て車を止めるウンソプ・・・
ヘウォンは「一度だけあなたを抱きしめたくて」と言ってウンソプを抱きしめます。
そして、ヘウォンは「ごめんなさい。見なかったふりをしようとしたけど、あなたの顔を見たら、それができなかったの、ごめん帰るね」と言います。
ウンソプが「今度はどのくらい、ここにいられるの? 今回はいつまでいるの?」と質問します。
この言葉を聞いたヘウォンは明るく微笑むのです。
ウンソプとヘウォンは再び甘い甘い恋人同士になり、二人の凍りきった冬の心がとけ「天気が良ければ訪ねて行きます」が幕を閉じました。







◉韓国ドラマ「智異山(チリサン)」あらすじと感想、最終回。チュ・ジフン、君へのシグナル

◉韓国ドラマ「ペントハウス」あらすじと感想、最終回。辛口コメントあり!

◉韓国ドラマ「一度行ってきました」あらすじと感想、最終回。大ヒットホームドラマ!

◉韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、最終回。好きが止まらない!

◉韓国ドラマ「赤い袖先」あらすじと感想、最終回。王朝ラブロマンス!


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韓国ドラマ「ドクタープリズナー」あらすじと感想、新タイプの医療ドラマ

2020-05-28 | 韓ドラ た行、つてと
韓国ドラマ「ドクター・プリズナー」あらすじと感想、最終回。
2019年作品、全16話。
ナムグン・ミン扮する天才医師が刑務所で囚人の治療をする「ドクター・プリズナー」へと変身し自ら家族の復讐にはしる韓国で高視聴率を記録した新感覚メディカルドラマです。リアルな手術シーンよりも「刑務所の王」の座をかけてカリスマたちが静かなる闘争を繰り広げる男たちの権力争いが中心に描かれています。善良だった外科医のナムグン・ミンが復讐のため刑務所の医師ドクター・プリズナーとなって刑務所医療課長や財閥たちと頭脳戦を繰り広げていきますが、病気を治すはずの医師が収監された受刑者たちと手を組み、病気による刑の執行停止を狙ってあえて病気を作り出し刑務所から出してあげるという他とは異なる医者にちょっと驚きました。そんな天才外科医を「キム課長」のナムグン・ミンがクールに登場。彼は悪役からコメディまで何でもこなす俳優さんですが最近ヒット作が続いていますね。本作は常に深刻な顔をして一歩も引き下がれない復讐の鬼と化すダークヒーローを演じていますが、彼のリベンジは成功するのでしょうか?片時も目が離せません。また彼と熾烈に争う悪の権力者たちのチェ・ウォニョンとキム・ビョンチョルの二人も強烈な存在感があり悪の不気味な笑いの表情は腹立たしくもあり、その精度の高い役作りで復讐劇&権力争いが張り巡らされた本作に引き込まれていきます。また本作も主演俳優のラブストーリーがありませんでしたが、チョン検事役のチャン・ヒョンソクの熟年カップルが楽しく笑わせてくれました。韓国での高視聴率も納得、見る価値大いにあります。
あらすじ(ネタバレあり)
テガン大学病院に勤務する外科医のイジェ(ナムグン・ミン)は患者想いで誰からも信頼される医師でした。ある夜、交通事故に巻き込まれた妊婦を救うため緊急手術を行いますが、事故を起こした張本人であるテガングループ常務のジェファン(パク・ウンソク)に手術を妨害されて病院を追われてしまうのです。それから3年後、麻薬所持で逮捕されたジェファンは刑務所への移送中に交通事故に遭いますが、そこに現れたのはイジェでした。母を殺され自分を陥れた復讐のためイジェは壮大な計画を胸にジェファンが収監される西ソウル刑務所の医師(ドクター・プリズナー)の座を狙っていたのです。イジェは、服役中の財閥夫人ジョンヒがファンコニ貧血という病気だと嘘をつき、刑執行停止にして刑務所から出られるよう取り計らいます。その対価として、西ソウル刑務所の医療課長に推薦するよう頼むのです。
イジェ(ナムグン・ミン)は刑務所医療のソン課長の弱みを握り後任として刑務所医療課長の座に就きたいのです。その後、イジェは受刑者のサンチュンらと共謀しハウン病院から盗んだハウン病院の出資者名簿を利用してソン課長を脅すのです。ソン課長は名簿がイジェの手に渡ったと思い込み刑務所医療課長の座を退任することになります。ところが名簿がイジェのところにないことを知ったソン課長。二人の名簿を巡っての闘いは敵味方が分からないほど複雑になっていきます。ただ1つ言えることはソン課長には大勢の仲間という群れがありますが、イジェには群れも武器もないと言うことです。課長という役職を奪われたソン課長は猛烈な反発を見せ、「これから群れの力や怖さを思い知らせてやる」とイジェを陥れるべく行動に次々と動き出します。悪のソン課長は医者一族の出身ですが、1度重大な医療ミスを犯した過去がありますが政治家や財閥の囚人たちと裏取引をして刑務所内で絶大な権力を握る人物です。そして3年前イジェはソン課長が作成させた虚偽の診断書の責任を負わされ医業停止になったことを知り、ソン課長はイジェの狙いがテガングループ常務のジェファンではなく、自分だということを知り今度は息の根を止めてやるのが礼儀だなと一層激しい攻撃に出ます。
そんな中、二人の加速する行為を影から見守る人物たちがいます。それはジェファンの義理の兄でテガングループ後継者の本部長ジェジュン(チェ・ウォニョン)で、次期会長の地位を固めつつ、継母のモ・イラと腹違いの弟ジェファンに復讐する機会を狙っています。また継母のモ・イラは愛人から後妻になり二人の子供をもうけますが、息子のジェファンを刑務所から出して後継者にするためにいろいろ企んでいます。モ・イラと娘のジェインは兄のジェファンを刑執行停止にするためにイジェに協力し手を組むことにします。



一方、精神科医のソグム(クォン・ナラ)は刑務所に収監された後に行方不明となった弟ハン・ビッを探すため、奉仕医師として西ソウル刑務所にやってきます。そこでイジェと弟ハン・ビッがかつて刑務所内で出会っていた過去を知ります。ソグムは弟と一緒だった服役囚ナム・ジュンギに面会し、弟とイジェはかつて同房におり、イジェが注射を打ったことで弟は病院に運ばれて失踪したのだと聞かされます。 ソグムはイジェが犯罪者の味方だったり、正義感の強い医者だったり善人なのか?悪人なのか?分からなくなり頭の中が混乱しています。
また、受刑者のサンチュンに裏切られたイジェでしたが、サンチュンが病気の子供に会いたいという願いを叶えてあげたお礼にハウン病院から持ち出した資料をイジェのパソコンに送るのです。イジェは今度、JH鉄鋼会長の息子キム・ソグの勾留の執行停止を任されることになり、望みどおりの診断書をモ・イラのテガン病院で発行してもらいます。その時の医師として精神科医のソグムを利用し成功しますが、ソグムは納得がいきません。イジェはウィルソン病による双極性障害と診断し、ソグの勾留の執行停止を進めるイジェにかつてソグをサイコパスと判定していたソグムは疑問を抱くのです。イジェは「俺は復讐のために全てを捨てた。君は弟を見つけるために何を手放した?それでも弟を見つけたいのか?」と真剣に伝えます。
また、テガングループ本部長ジェジュンはソグの診断に動員した医師たちの共通点が3年前にソン課長がチョン議員を陥れた時虚偽の診断書にサインをした医師たちだということを知り、モ・イラに協力を求めておいて以前から診断書を偽造し利用してきたのはソン課長だと暴く計画だったと知り、ナ・イジェは意外に危険な奴かもしれないと感じるのです。
そしてイジェの策略で中央地検のチョン検事は3年前から西ソウル刑務所で虚偽の診断書に関与していたのはナ・イジェではなく、ソン課長であるかのように探るように仕向けます。
更に刑務所の薬剤を転売し利益を得ていたソン課長は監察局に連行されますが転売の裏にはソン課長の一族が絡んでいて検察もソン課長に目をつけ動き出します。そして西ソウル刑務所ではイジェの医療課長任命式が行われます。特別棟VIPの把握を急ぐイジェですが、釈放されたソン課長がイジェの邪魔をしようと、あるVIPに接近し、そこでイジェの刑執行停止のやり方の秘密を知るのです。イジェは3年間で32人の刑執行停止を成功させ、2人しか死なせなかったという彼らを実験台にしていたとソン課長はチョン検事に告げます。 イジェに勝つための切り札を見つけたソン課長でしたが、死んだ2人はソン課長の一族のハウン病院の保険患者で保険金を半分病院が受けとる荒稼ぎをしていました。すべてイジェは知っていたことで、ソン課長とその一族が経営するハウン病院をつぶす復讐がどんどん進んでいきます。
チョン検事はソン課長とイジェのどちらを追及すべきか悩みますが、イジェに手を結ぼうと電話をかけます。ハウン病院は最大の医療保険詐欺でニュースになり捜査が始まります。
そんな時、ソグムに弟のハン・ビッから電話がかかってきます・・・



3年前、本部長のジェジュンが父親である会長を襲った現場を目撃していた弟のビッは、会長から自分に何かあった時は会長の株券をチョン・ミンジェ議員に渡し、決して本部長のジェジュンの手に渡してはいけないという指示を守り本部長のジェジュンの手から逃れるため姿を消していたのです。そのビッから連絡が入り、ソグムは会いに行きますが本部長のジェジュンとモ・イラたちが駆けつけ追走劇となり弟のビッは再び消えてしまいますが実はイジェがかくまっていたのです。とにかく弟のビッが持ち去った株券が誰の手に渡るかでテガングループの主が決まるので皆が彼を捜すわけです。その株券はチョン・ミンジェ議員がイジェの仲間の財閥夫人ジョンヒのところに送ってあります。ここが一番安全な場所なんでしょう!一方、逮捕されたソン課長はイジェにハウン病院をだまし取られます。そして本部長のジェジュンに助けを求めますが、北部刑務所から西ソウル刑務所に移送されるチョン・ミンジェ議員を始末するよう指示されます。
ソン課長はチョン・ミンジェ議員を殺そうと刑務所内の医療課に忍び込みますが、チョン・ミンジェ議員は既に死んでいて犯人として逮捕されます。イジェはチョン検事に黒幕がいることをほのめかして協力を求めるのです。そして、障がい者夫婦の事故もテガンケミカル労働者遺族の事故も、ビッを脅していた証拠もそろえ黒幕は本部長のジェジュンだったとチョン検事に告発状を提出するイジェです。更に父親の株式を狙っていた本部長のジェジュンでしたが、株式は父のイ・ドクソンとチョン・ミンジェ議員の株式贈与契約書によって、ジェジュンが設立したナムチョン財団に、株の管理は二人が指定したハン・ビッが管理することになりました。ジェジュンは株を取り返す方法を考えます。イジェの敵が黒幕だった本部長のジェジュンに・・・



終盤、本部長のジェジュンとテガン病院センター長のミンソクは病床のイ・ドクソン会長の命を狙いますが、イジェが現れて間一髪で阻止します。ソン課長と手を組んだイジェは、ソン課長をテガン病院のVIPセンター長にするため、ライバルのセンター長ミンソクを持病のクローン病を利用し蹴落とそうと画策しますが、実はソン課長は裏でジェジュンとも取り引きをしていました。そしてついにセンター長選当日、ミンソクは倒れますが、その手術をイジェがすることになり、そのあいだにイ・ドクソン会長は殺されてしまいます。一方、西ソウル刑務所のコ・ヨンチョル医務官がチョン・ミンジェ議員殺害容疑で逮捕されますが、あくまで単独行動だと言い張ります。コ・ヨンチョルはやっと開業した自分の病院や家族を壊されたのがチョン・ミンジェ議員だと思っていました。
終盤、会長を殺されたモ・イラは息子のジェファンを刑務所から出してほしいとイジェに頼みますが、横紋筋融解症による急性腎不全でジェファンの刑を執行停止にしようと動き出します。本部長のジェジュンと通じるソン課長は手下のドンフンを医務官として西ソウル刑務所に送り込み、ジェファンの刑執行停止の工作を阻止しようとしますが失敗に終わりジェファンはついに腎不全となり病院に搬送されます。
その後、本部長のジェジュンは死んだ父ドクソンと同じ遺伝子疾患のハンチントン病を発病していたことが分かり、イジェはジェファンの刑執行停止にも同じハンチントン病を利用することを決めるのです。とうとう本部長のジェジュンを追い込むカードができたわけです。そして弟ジェファンの身体も同じハンチントン病がすでに発病していると本部長のジェジュンに思わせ、自分の病が明るみに出ることを恐れた本部長のジェジュンが、自ら義弟ジェファン殺害に動くことを狙った作戦を立てます。しかし、本部長のジェジュンも全て罠だと察知し、監視カメラを操作して弟ジェファンのリハビリ中を襲い注射を打ち危険な状態にします。
最終回、
本部長のジェジュンがリハビリ室でジェファンを襲う様子を全て盗聴し録音していたイジェはそのファイルを持って本部長室に乗り込みケタミンを注射しますが、自らもジェジュンにペーパーナイフで刺されてしまい大怪我をおいます。実は全てイジェの作戦どおりで待機していたソン課長が応急処置を施し、チョン検事ら検察が本部長のジェジュンを殺人未遂で現行犯逮捕します。
ソン課長も最後はイジェと手を組むなんて調子いいですね!本部長のジェジュンは西ソウル刑務所に収監され、イジェとの最後の闘いがはじまりますが、体調に異変がでているジェジュンは釈放になります。
その後テガン医療財団の次期理事長を選出する定期理事会が行われます。そこで弟ジェファンの殺害証拠の録音データが流され、脳死状態だと思っていたジェファンが現れます。そこでまた本部長のジェジュンは親族間殺人未遂で逮捕され西ソウル刑務所に収監されます。「死ぬまであんたをここから出さないのが俺の正義だ」と言うイジェ。
そしてテガングループの新会長にモ・イラが満場一致で選出されました。
収監されたジェジュンは自殺未遂を口実に刑務所から出ようとしますが、すでにイジェに計画を読まれています。ジェジュンが「もし私が病気で刑の執行停止を申し込めば、君は受け入る?」と質問するとイジェは「大人しくここで刑を受けるがいいだろう。あなたのような奴をそうさせるのが僕の正義だ」と厳しく非難します。
ジェジュンは「誰が勝とうと、正義は勝利する。私がどう勝利するか見せてあげる」ときっぱりと言い放つのです。宣戦布告を告げて余韻の残る意味深なラストで終わりました。







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韓国ドラマ「椿咲く頃」あらすじと感想、心温まるラブコメ

2020-05-02 | 韓ドラ た行、つてと
韓国ドラマ「椿咲く頃」あらすじと感想、最終回
2019年作品、全20話。
韓国ドラマ「椿咲く頃」は、女手ひとつで息子を育てるシングルマザーの
ドンベク(コン・ヒョジン)が偏見と差別に負けることなく、子供と共に
力強く立ち向かっていく物語です。
ドンベク(コン・ヒョジン)は一見、か弱く見えるも根性のある性格で
そんなドンベク役はコン・ヒョジンさんにピッタリのハマり役でした。
女性が自分だけに見せてくれる弱さは男心をくすぐるようで、涙は女の
武器になるのかもしれません(笑)モテモテのコン・ヒョジンさんです(笑)
そんな彼女に一目惚れしてしまう田舎町オンサンの警察官役ヨンシクに
除隊したばかりのカン・ハヌル君が登場します。
頭より腕っぷしが強くて警察官になりましたが、素朴で純粋な青年が
子持ちの女性に一途に向かっていく姿に心が強く引き付けられます。
完璧ではないけど人間味を備えた警察官ヨンシクの「愛があれば何でも
できる」という後先を考えないで突き進む年下男カン・ハヌル君の
切なさに胸キュンキュン!!
劇中、真剣に愛を告白するカン・ハヌル君に「私の理想のタイプは
悪い男っぽい、コン・ユが好きなの」とあっさり振ってしまう
コン・ヒョジンさんですが、あの、トッケビには勝てないでしょう(笑)
そういえば、ちょっと古いドラマでコン・ユとコン・ヒョジン共演の
「乾パン先生とこんぺいとう」というラブコメドラマがありましたが
超~ハマりました。このドラマでコン・ユのファンになった方が
多かったと思いますが切なさの胸キュン度は最高に高いです(笑)
本作に戻りまして
また一方、同じ地元出身の野球選手ジョンリョル役にキム・ジソクさんが
扮し、ドンベク(コン・ヒョジン)の初恋の相手を演じています。
彼はドンベク親子にも絡んでいて騒動が絶えませんが、彼の愛情表現も
また格別で彼の哀愁を背負った感じがまたいいのです(笑)
キム・ジソクさんって、いつも捨てがたい惜しい2番手役が多いのですが
今回も深みを感じる俳優として、その印象はさらに強く感じました。
でも今回だけはカン・ハヌル君の勝ちかなぁぁ~(笑)
私はカン・ハヌル君とキム・ジソクさんのファンなので、二人の
男性から愛されるコン・ヒョジンさんが羨ましかった・・・
また本作も脇を固める個性的な名脇役がたくさん出演されていて、
丹念に骨太に描かれた人間性豊かな登場人物の言葉に心が動きます。
特にドンベク(コン・ヒョジン)の息子ピルグ(小学生)のお母さんを
守ろうとする深い愛情と絆はウルウルと涙が溢れそうになります。
劇中、母ドンベク(コン・ヒョジン)が「私の方が子供にずっと育てて
もらっていた」という言葉が強く印象に残りました・・・
そのピルグ役の子役キム・ガンフン君、防弾少年団のVの
大ファンだそうです! 可愛い~~!!



あらすじ(ネタバレあり)
シングルマザーのドンベク(コン・ヒョジン)は田舎町オンサンにカメリア
というお店(呑み屋)を開店します。すぐに近所のウワサの的となりますが、
息子ピルグのために懸命に働き6年が経ちました。そんな時、問題を起こして
左遷になった警察官ヨンシク(カン・ハヌル)がオンサンに戻ってきます。
運命の出会いが訪れたドンベク(コン・ヒョジン)とヨンシク(カン・ハヌル)
ですが、ヨンシクは自分も父親がいない環境で育ったこともありドンベクの
子供ピルグのことが気になりいつも見守っています。
ところが、そんな時・・・
ドンベク(コン・ヒョジン)の初恋の相手で野球選手ジョンリョル
(キム・ジソク)が故郷のオンサンにやってきました。ドンベクは彼の故郷の
オンサンでお店カメリアを始めたのですね! そして子供ピルグの父親が
なんとジョンリョルだったのです・・・
子供の存在を初めて知り驚きを隠せないジョンリョルですが、自分なりの
やり方で子供ピルグの面倒をみようとしますが、すでに町中で噂になっている
ドンベク(コン・ヒョジン)とヨンシク(カン・ハヌル)二人の仲も気に
なるのです。
いまだにドンベクが気になって仕方ないジョンリョルはヨンシク
(カン・ハヌル)に「遊びで彼女を弄ぶのはやめてほしい。もう、十分に
つらい人生を送っているから」と真剣に話し、彼女のことを心配します。
その後、ヨンシク(カン・ハヌル)の母ドクスン(コ・ドゥシム)に二人の
関係が分かってしまい、気まずくなる二人ですが、ヨンシクは「僕は
カン・ジョンリョル(キム・ジソク)とは違うよ。ピルグの父親が誰かなんて
関係ない、僕はピルグもドンベクさんも絶対に泣かせない」と告げます。
そんな告白を受けたドンベクも「そんなこと言って本当にヨンシクさんを
好きになったらどうするの?」と泣きながら答えるのです。
そして、ヨンシクの母は複雑な思いで息子の片想いの恋を反対するのです。
大きな壁にぶち当たったヨンシクです・・・
ドンベク(コン・ヒョジン)はヨンシクの母ドクスン(コ・ドゥシム)に
「ピルグを育てるだけで余裕がない、人生をやり直そうなんて思って
いません」とハッキリ伝え、ヨンシクの母を安心させます。
母ドクスンも「あんたの身の上を一番わかっている私が結局ひどいことを
言って・・・」でも、これが一般世間の現実なんですね・・・



ところが、そんな時、27年前にドンベク(コン・ヒョジン)を捨てた
実の母ジョンスクが痴呆症になって彼女の前に現れます。
絶対に許すことはできないと思っていた彼女でしたが、母と暮らす
ようになり、母が一緒に家事を手伝ってくれるようになります。
そして母は「あんたのために何か1つはしてやるから・・・」と
ポツンと言います。
噂の尽きないドンベクにとって、また町内の話題になるような話のタネが
1つ増えてしまったのです。でもオンサンのアジュンマたちはドンベクを
嫌っているのにいつも何気にキムチやお餅などを持ってきてくれます(笑)
でも?一体誰が?実の母を連れてきたのでしょうか?謎です?
ドンベクは自分の人生にこれ以上ヨンシク(カン・ハヌル)を巻き込む
ことはできないと再度心に言い聞かせています。
ところがヨンシクはなりふり構わず「ドンベクさんに会いたくて、
会いたくて、死にそうでした」とドンベクに会いに来ます(笑)
その後、カメリアの従業員ヒョンミの罠にハマり追い詰められたお店の
オーナーのギュテはその怒りをドンベクにぶつけ、それを見たヨンシクと
喧嘩になり二人は警察に連行されますが、心配になったドンベクが
助けに入ったことで二人が愛し合っていることが周りの人たちにバレて
しまいます。だって本当はドンベクもヨンシクが大好きだから・・・
ドンベクは自分をいつも心配してくれるヨンシクの愛情に心を
動かされたようです。でもヨンシクの母にしたら、他人の子供を育てる
難しい問題を我が子にさせることは出来ないでしょう・・・
ドンベクがシングルマザーで苦労して性格もいい子なのは十分に分かって
いるはず・・・でも自分の子がドンベクと結婚するのは嫌なんです。
それが愛する我が子への愛情なんですよね・・・
それでも二人の距離は近くなっていきますが、そんな時妻のジェシカと
喧嘩したジョンリョル(キム・ジソク)がまたオンサンにやってきます。
ソウルで暮らしているジョンリョルは仮面夫婦で妻は子供の世話もしない
自分勝手な母親です。心がドンベクと息子のピルグに向かってしまうのは
仕方ないことですがドンベクとヨンシクとジョンリョルの三角関係は
激しく複雑に絡み合っていきます。
そしてドンベクはもう「全てに我慢はしない。今度の新しい恋も逃がさない」
と新しい自分に生まれ変わることを心に誓い、二人はやっとラブラブに・・・
その後、息子のピルグは何かと自分を世話するジョンリョル(キム・ジソク)が
実の父だと気が付きはじめます。分かりやすい行動ですから・・・(笑)
そして、「なんでお母さんを一人にしたの?それって、卑怯じゃない?」と、
僕はお父さんって言葉聞くのも嫌だったと・・・
ピルグって、大人びた子供ですよね・・・そばで涙ぐむ父ジョンリョルの
悔やんでも取り返しのがつかない過去・・・
父ジョンリョルは「大人になろうとするな、そのままでいい」と言って
ピルグの野球のユニホームを丁寧に直してあげるのです。
なんとなく、父と息子が和解したような心がホッとするシーンでした。
それを見てたヨンシク(カン・ハヌル)もピルグの本当の心の中を察して
ただ見守っています。複雑な思いですね・・・



また本作は、過去にオンサンの町で連続殺人事件が発生し、いまだに犯人が
捕まらないというミステリアスなストーリーも並行して進んでいきます。
殺された被害者に共通点はないのですが、殺された全員に同一筆跡による
メモが残されていて犯人はまだ近くにいそうな気配を感じるヨンシク
(カン・ハヌル)です。
そして、その殺人現場で殺人犯と遭遇した唯一の目撃者がドンベク
(コン・ヒョジン)だったことをヨンシク(カン・ハヌル)は知ります。
そして二人が親しくなったころ、カメリヤの店内の壁に大きく「ふざけるなと
言っただろ、あの時から今まで毎日お前を見ている」と恐怖の文字が
書かれていました。
ヨンシクはずっとビクビクと恐怖を感じていたドンベクのために犯人探しの
捜査に精を出します。そして犯人を特定すべく、あらゆる監視カメラの映像を
確認するヨンシクは防犯カメラの映像の中に不審な点を見つけます。
そして犯人が犯罪を起こす時のいくつかの行動パターンを見つけ、容疑者の
目星をつけるヨンシク。
また一方、罠にかかったオーナーのギュテをゆすり続けるカメリアの
従業員ヒャンミはジュテの弁護士の妻から浮気相手だと勘違いされ離婚の
危機に発展します。どうしてもお金がほしいヒャンミ。
過去に追われるヒャンミの味方になるドンベク。
ところがヒャンミはドンベクを裏切ってお金を持って逃げてしまいます。
ところがお金が必要だった家族たちから裏切られたヒャンミは結局行く
ところがなく、心を入れ替えてドンベクのお店に戻り、代わりにお店の
出前に行ったまま戻ってきませんでした。
その後、町で何件もの火災が発生しますが市場での火災の通報を受けて現場に
向かったヨンシクは、ドンベクに危険が迫っていることに気がつきます。
ドンベクを助けに入ったヨンシクは大怪我をし、ヨンシクの母ドクスンは
今まで以上にドンベクに不快感を示します。
そしてヒャンミの遺体が湖からあがり、ヒャンミに数回に渡りお金を
振り込んだギュテが警察の取り調べを受ける羽目になりますが、離婚した
妻の弁護士ジェヨンがすぐに助けにきます。
またヒャンミが失踪した夜、ヒャンミのゆすりにあっていた妻ジェシカが
ヒャンミをひき逃げしたことを知りジョンニョル(キム・ジソク)は
大きく動揺します。まさか?妻がヒャンミを・・・?
またドンベクも自分の替わりに出前に行って殺されたことに衝撃を受け
喪心感から泣き崩れるのです。
その後、いろいろな捜査を続けていくなか、ヨンシク(カン・ハヌル)は
犯人がオンサンで工具店を運営しているフンシクだと目星をつけますが、
科学的証拠が見つからず諦めていたところ、なんとヨンシクの父親が
犯人だったことが分かりました。



後半過ぎ、ドンベク(コン・ヒョジン)と実の母ジョンスクの前に
「娘です」という女性が現れ母ジョンスクが認知症ではないことを
知ります。
母がドンベクに会いに来たのは病気になりドンベクの腎臓を移植
したかったようです。
まったく、娘を捨てるような親だから全てにおいて自分の都合だけで
生きているんですね。こんな酷い親がいるでしょうか?
ところが、再度「娘です」という女性が訪れ母との口喧嘩を聞いていて
母はドンベク(コン・ヒョジン)の腎臓がほしくて会いに来たわけではなく、
最後ドンベクに保険金をあげたくてやって来たことがわかりました。
さらに、一番初めに事件が起こった時ドアをたたき緊急ベルを押して
ドンベクを助けたのが母だったことが分かり、母はずっとドンベクを
遠くから見守っていたようです・・・
その後、一度だけドンベクと息子ピルグのあいだで誤解が生じ、ピルグが
「僕、お父さんと一緒に暮らす」と言ったことがありましたが二人の
母子の絆は固く、ドンベク(コン・ヒョジン)は「私は女ではなく
母として生きていきます」とヨンシク(カン・ハヌル)に告げるのです。
結局二人は別れることに・・・
「犯人は捕まったけど、何かあったら僕が助けに来る」というヨンシク・・・
また、ドンベクとピルグと母ジョンスク3人の生活がはじまりました。
ドンベクはそばにピルグがいて、「お母さん」と呼べる人がいて
今一番幸せなのかもしれませんねぇ・・・
ところが母ジョンスクは「ドンベクが別れると言っても突っぱねて。
もうドンベクを一人きりにしないで」とヨンシク(カン・ハヌル)の
手を取り真剣にお願いするのです。
母は1日も欠かすことなく娘のドンベクを愛していたのです。
そんな腎臓透析してる母を自分の腎臓を移植して助けたいドンベクだが、
本人は聞く耳をもたないのです。長く生きて母親らしいことしてと言う
ドンベク・・・母もまた、会いに来なければよかった。会いに来たら
長生きしたくなったと・・・
そんな母が意識不明になり移植もできない状態になりました。



最終回
連続殺人犯はフンシクの父ではなく、フンシク本人だったことが
明らかになります。父はフンシクは「小さいころから猫を拾ってきて
殺すようなサイコパスなような少年だった。それは自分が食べて
いくことに忙しく息子にかまってあげられなかった」と涙ながらに
真実を語り始めました。
同じころ、まだ逮捕されていないフンシクはドンベクのお店にいて
ドンベクもまたフンシクが真犯人だということを察し警戒します。
幸いにもその瞬間二人がいるカメリアのお店の電話が鳴り、ドンベクの
携帯電話には「ご飯食べたの?」、「今お店のカメリアに向かっている」
という町の人たちのメッセージがたくさん鳴り続けます。
するとフンシクはドンベクに「簡単に人を同情するな」という警告を
残してお店を出ていきます。
怒りがこみ上げるドンベクはそんなフンシクを追って、ビールジョッキで
頭をたたきます。道路に転がるフンシクに「あんたが連続殺人犯なの?
人の多いところでは何もできないくせに調子に乗るな~」と叫びます。
二人の様子を見てやってきた町のアジュンマたちもフンシクが真犯人で
あることを知り、ものすごい勢いで殴ろうとします。そこへヨンシクたち
警察がやってきてフンシクは警察によってアジュンマたちの攻撃から
救われ、そのまま警察署に移送されました。
また、母のジョンスクは体調が悪化しずっと入院しています。
その母は入院する前にヨンシクの母ドクスン(コ・ドゥシム)に、「ドンベクの
母になってください。あの子は本当に優しい子です」と会いに行っていました。
母ドクスン(コ・ドゥシム)は、ドンベクに「自分の人生を生きなさい。
ピルグも何も全部後にして。どうしてもあなたが私のところに来るのなら、
私はあなたのことをを大切に受け入れるから」とドンベクとヨンシクの
結婚を許します。
その後、母のジョンスクが大きい病院に移ることになり、オンサンのみんなが
サポートしてくれて、ジョンスクは奇跡的に目を覚まします。ドンベクは
「私ってそんなに付いてない子ではないから」と言いながら、病室で母に抱かれ
大きな幸せを感じています。
弁護士のジャヨンとギュテも元の夫婦の関係に戻り幸せな結末を迎え、
ジョンリョル夫婦もお互いに思いやりのある家族へと変わっていきます。
母のジョンスクは解約した保険金でカメリアのお店を買ってあげ、喜ぶ
ドンベクに「何かしてあげると言ったでしょう」と微笑みます。
ジョンリョルはトンベクに500万ウォン(約50万円)が入った通帳を渡し、
この中には永遠に500万ウォンを入れておくから、いくら使っても僕が
いつも500万ウォンを入れておくから、ピルグがメジャーリーグに
行くまで僕はこの通帳でサポートする」と言って帰っていきます。
そして、晴れて夫婦になったヨンシクとドンベク。
それから10年後、ピルグは夢を叶えメジャーリーガーに大きく成長し、
全てが奇跡のようなハッピーエンドで素敵なラストを迎えました。








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韓国ドラマ「トンネル」あらすじと感想、愛が真実を暴く

2019-04-04 | 韓ドラ た行、つてと
韓国ドラマ「トンネル~愛の迷宮」あらすじと感想、最終回
2017年作品、全16話
チェ・ジニョクが、本作で除隊後初めてのドラマ出演に復帰し、
熱血ベテラン刑事を器用に演じ、確実な完全復活を遂げた作品です。
また相棒役にはドラマ「純情に惚れる」のユン・ヒョンミンが
想いを寄せる女性の前で素直になれないクールな刑事に扮し、
その愛の不器用な姿に心打たれファンになった方も多いのでは(笑)
実は私も心惹かれました・・・(爆笑)
本作のユン・ヒョンミンさんの高級感あふれるイケメンぶりと
震えながらの涙の演技が超~~良かったです。(笑)
私的にはお勧めのドラマです。(笑)
そして二人の刑事役の圧巻の存在感を誇る「熱血&クール」の
コンビが次第にお互いを認め合う男同士の友情に変わり、目が
離せなくなります。
ドラマは愛する妻を残し30年の時を越えて未来(現代)に
タイムスリップしてしまった主人公の刑事グァンホ(チェ・ジニョク)
が、過去に戻るにはある事件の真相を突き止めなければならず、
現代でクールな刑事ソンジェ(ユン・ヒョンミン)とタッグを
組むことになります。
妻や愛する人への切ない愛にときめきながら、時を越えて
明かされていく真実に熱い思いが走ります。
本作も時空を超えてという脚本に「また同じ題材なの??」と
ちょっと、うんざりしましたが、先が見えない重厚な脚本と、
息を呑むほどのスピード感についつい引き込まれてしまう作品です。
また続きが気になる絶妙なエンディングも毎回視聴者を虜にした
注目ポイントだと思います。
韓国では抜群の面白さでシーズン2を望む声まで続出した
そうですが、本作は事件だけでなく男二人の大きな愛の恋愛要素も
取り入れたことが良い結果になったと思います。
予想外に完成度の高いドラマに仕上がっていました。

最近の韓国ドラマは「時空を超えて」や事件ものを扱ったドラマが
多くなり、おまけにコンピューター系の高度な技術がプラスされた
ものが多くなったきて近所の昔からの韓流ファンのおばさま方は
「最近の韓国ドラマはつまらなくなった」と話していますが、
確かに韓国ドラマの王道をいくような作品が少なくなって
きましたね。あとは日本や外国のリメイク版ばかりで時代劇の
大作もなくなり韓国ドラマの傾向も時代とともに変わってきて
います・・・ 韓流初期の作品が懐かしく感じる今日この頃です。



1986年、妻のヨンスクと幸せな新婚生活を送っていた刑事グァンホ
(チェ・ジニョク)は、連続女子殺人事件を追っている時に、
トンネルで犯人に襲われ気を失ってしまいます。
ところが目が覚めると、愛する妻を過去に残したまま、30年後の
現在にタイムスリップしていました。
そして現在で同じ時に同じ名前で配属になった同姓同名の
パク・グァンホになりすまし、困惑しながらも新入り刑事を
名乗って警察署に入り込むのです。
そして、いまだに30年前の連続女子殺人事件が解決して
いないことを知るのです。
グァンホ(チェ・ジニョク)は現在の警察署でグァンホとして
ソンジェ(ユン・ヒョンミン)と相棒を組み、もう一人犯罪心理学の
プロであるジェイ(イ・ユヨン)と共に再び犯人を捜し始めます。
でもグァンホ(チェ・ジニョク)にとってはなぜ自分がこんな目に
合わなければならないのか途方に暮れるグァンホで過去に一人
おいてきた妻のヨンスクが心配ですぐにでも会いたいグァンホです。

また事件を解決してすぐにでも過去に戻りたいグァンホ(チェ・ジニョク)
ですが、現在の職場でグァンホの上司にあたるチーム長は30年前
グァンホの後輩で遺体を見るとすぐに気分が悪くなり吐いていた
ソンシク(チョ・ヒボン)だったのです。
事情を知った二人は思い切り抱き合い喜びますが、現在の世で
捜査していく中この二人の立場(後輩・先輩)が昔のように逆に
なる時があり二人の掛け合いがコミカルで爆笑です。
この二人の男の友情も素敵です。(笑)
でも、どうして俺がここに来たんだというグァンホ(チェ・ジニョク)に
チーム長のソンシク(チョ・ヒボン)は移動するはずだったもう一人の
グァンホが突然消えたのが妙な話だと言います。
おそらく彼が鍵を握っていると感じる二人です。
ところが、相棒であるソンジェ(ユン・ヒョンミン)が、本物の
パク・グァンホの遺体を見つけます。ソンジェはグァンホに「お前は
何者だ、何のために警察のふりをしている?グァンホを殺したのか?」
と強く問いただします。グァンホは「俺は過去から来た」と言いますが
ソンジェにしたら「ふざけるな」って感じですよね。
でもグァンホは真剣に訴え続けます。
そして30年前に殺されたソ・ヒスの夫が抱いていた小さな子供が
ソンジェ(ユン・ヒョンミン)だったのです。
グァンホはソンジェが母親を殺されたから犯人であるチョン・ホヨンを
必死で追っていることを知り彼が犯人を追う理由も犯人が捕まらなかった
時の遺族の苦しみを誰よりも分かっているからだと知るのです。
力になろうとグァンホは思うのです。このあたりから二人は親友に・・・
ところで誰がグァンホを殺したのか?死んだグァンホはある男を
調べていたと分かりますが、その時犯人を見つけたのでしょう。
そして犯人を追っていて殺されたとグァンホとソンジェは思っています。



30年後の現世、グァンホ(チェ・ジニョク)は妻のヨンスクに
ヨンホという女の子がいたことを知り喜びます。
そしてその犯罪心理学のジェイ(イ・ユヨン)がグァンホ
(チェ・ジニョク)の子供ヨンホだったことが分かります。
これも運命的な再会ですね。

ソンジェはグァンホに「娘を捜し事件も解決して過去に戻れ」と
そして犯人のチョン・ホヨンを捕まえて過去に戻り奥さんの
ヨンスクさんを救えと真剣に話します。
ところが警察側は犯人がチョン・ホヨン一人だと思っていましたが、
犯罪心理学のジェイ(イ・ユヨン)は、犯人が二人いると推理します。
そして「なぜ?スカートとストッキングに執着を?」ここが一番の
決め手となります。  
そして真犯人はなんと、ファヤン大学の解剖医モク・ジヌ教授
だったのです。 (警察側はまだ真犯人を知りません。)
やっぱり!はじめからどことなく怪しくて疑わしかったわぁぁ~
ホント! 油断できない人物でした!
被害者は皆スカートをはいてストッキングで首をしめられますが、
それは犯人が子供のころ母親がいつもスカートとストッキングを
はいて外国基地村で働く姿をみて育っていたのです。
きっと母親に似た女性を狙った犯行のようです。
またジェイ(イ・ユヨン)は犯人のチョン・ホヨンが殺人事件の
目撃者だったことを知るのです。だから被害者のタイプと手口が
同じで当時18歳だったチョン・ホヨンの抑圧された暴力性がその時
目覚めたのです。そのチョン・ホヨンは逮捕され拘置所で自ら
自殺しますが、グァンホ(チェ・ジニョク)に「ノエル」と書いた
メモを残します。更にその前日に同じ犯人であるモク・ジヌ教授が
面会に行っていたのです。




その後、ソンジェは犯人が捜査関係者の中にいるのではと
疑問をもちます。すぐにグァンホは証拠である万年筆のネーム
「ノエル」を見つけ、解剖医のモク・ジヌ教授があやしいと
分かりますがそんな時モク・ジヌ教授から電話があり、
トンネルに来いと!
結局30年前トンネルで争ったのはモク・ジヌだったのですが、
今度も現世でモク・ジヌと争い気が付くと過去に戻っていて
お腹の大きな妻と再会します。
ところがそれもつかの間、30年前のモク・ジヌを逮捕する
ところでまた2017年の現世に戻ってしまったグァンホ。
そして過去に証拠の万年筆を置いてきてしまったのです。
でもその万年筆は現世で子供のヨンホ(ジェイ)がくまの
ぬいぐるみに隠して持っていました。

またソンジェもグァンホが失踪し彼が残していた痕跡を
調べるうちに犯人がモク・ジヌ教授だったことを知り
大きなショックを受けます。自分が慕っていた教授が自分の母を
殺したなんてなぜ?なぜ?と苦しさを隠せません。
声を震わせながら息もできないほど激しく動揺するソンジェの
演技は視聴者の心を引き付ける素晴らしい涙の演技でした。

最終回、犯人のモク・ジヌ教授は母からもらった大切な万年筆を
グァンホが持っていったことに腹を立て復讐のためにグァンホの
娘ジェイを殺そうとします。
犯人のモク・ジヌ教授は、その大切な万年筆で被害者の女性の
かかとに点の入れ墨をして犯人は俺だという印を残していたのです。
犯人は母親を憎みながらも深く愛していたのでしょうか・・・
そして次のターゲットはジェイ・・・
犯人のモク・ジヌはジェイの家に先回りして部屋に隠れ
ジェイを殺そうとしますが、そこに父親のグァンホが現れ
やっと犯人を逮捕します。
世間は逮捕した犯人が有能な法医学者で社会的地位もある
人物だったことに驚くでしょう・・・
そして全犯行について自白したモク・ジヌ。
犯人を逮捕しグァンホは警察仲間の皆に感謝し、
ソンジェと娘のジェイに見送られながらトンネルの前に
着きます。
最後に娘のジェイが「アッパー」と呼ぶと驚きながら
涙を見せる父のグァンホ。
ソンジェは震えているジェイの肩を抱きます。
そしてグァンホはソンジェに「ありがとう。ソンジェ、
頼んだぞ」と父親として彼にジェイを託します。
ソンジェはグァンホに深々と頭を下げるのです。
そして「行くよ」と言ってトンネルの中に入っていきました。
ソンジェとジェイの若い二人は心に同じ傷を持つ者同志
惹かれあったのだと思います・・・
これからもお互いを尊重しながら愛し合っていくことでしょう。
同じ境遇で育った二人は大好きな人がそばにいれば
寂しくないはず・・・
一番大切な人を見つけられて本当に良かった・・・










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韓国ドラマ「鬼 トッケビ」あらすじと感想、超話題作

2018-03-03 | 韓ドラ た行、つてと
韓国ドラマ「鬼トッケビ」あらすじと感想、最終回
韓国で放送中大きな話題となり、ケーブル視聴率20.5%で
ドラマ界の歴史の1ページを飾った「トッケビ」は、
キャスティングが申し分のない俳優さんたちで、コミカルで
テンポの良い絶妙の演技が視聴者の心を引き付けます。
高麗時代に武士として活躍したキム・シンは英雄から逆賊へと一転して
命を落とし神の力によって永遠に生きる不滅の命を与えられトッケビ
として900年生きてきました。
トッケビ(コン・ユ)が長い900年の時を経てその人生を終わらせる
ためにはトッケビの花嫁を捜しトッケビの胸に刺さった剣を抜いて
もらう必要があります。
ある日、ひょんなことから記憶を失くした死神(イ・ドンウク)と
不思議な同居生活がはじまり、そんな彼らの前に「トッケビの花嫁」と
主張する本当は死んでいるべき運命の少女ウンタク(キム・ゴウン)が
やってきます。
ところが自分が死ぬために花嫁を捜していたトッケビでしたが、やがて
天真爛漫なウンタク(キム・ゴウン)に惹かれていき、自分の死を
望んでいた気持ちが揺らぎ始めます。
トッケビの胸の剣を抜くのか抜かないのか?!そんな時間が長く感じる
ドラマでしたが(笑)トッケビが花嫁であるウンタク(キム・ゴウン)を
愛してしまったことで彼女を危険にさらすことになり、悩み苦悩する
トッケビ役のコン・ユの繊細な心情が痛々しいほど視聴者に
伝わってきて、もう~胸キュンキュンになります。(笑)
またはじめはクールそうなトッケビ(コン・ユ)でしたが、初恋の
ウンタクへの熱い胸の高まりにドギマギする姿は少年のようで毎回
変わっていく心の変化とやっぱりコン・ユだなぁと感じる色気溢れる
大人の演技はウットリするくらい魅力的でした(笑)
また「私がトッケビの花嫁」と宣言するウンタク(キム・ゴウン)の
トッケビを慕う恋心と彼女の明るい笑顔が超可愛かったです。
この役はキュートな彼女がキャストで正解だったと思います。



「死神(イ・ドンウク)も恋に落ちるんだなぁ~」と思いながら(笑)
個性が強いキャラクターで盛り上げてくれた死神(イ・ドンウク)と
サニー(ユ・インナ)のカップル。
初対面の場では堂々としたサニー(ユ・インナ)に対して、死神は
何を聞かれても、もじもじ恥ずかしそうで会話になりません。
まったく、テレてる場合ではないのに、こちらのほうがイライラ
するほど気弱な死神なんです。もっと~積極的にガツガツいってよ!
って、大きな声で叫びたい本作のイ・ドンウクの死神は最高です(笑)
そして名前がない死神(イ・ドンウク)は周りの人たちに「どんな名前が
いい?」なんて質問して、キム・ウビンって名前にしたとこがウケます。
魅惑的なサニー(ユ・インナ)と奥手な死神(イ・ドンウク)の
じれったいピュアな恋も注目です。とてもいい感じのお二人でした。
また、トッケビ、死神と縁がある昔トッケビに仕えていた家臣の
子孫であるドクファ(BTOBのソンジェ)が負けず劣らず個性的な
キャラでいい味を出しています。生意気ですが今風の青年役で本作を
盛り上げるコメディーキャラは爆笑必至です。



本作は高麗時代と現代劇が交互に流れていきます。
結局また時空を超えてという物語でしょうか・・・
時代劇の部分も多くあり、高麗時代、英雄として皆から慕われるほどの
武士だったキム・シン(トッケビ)は多くの敵の首を斬った英雄でした。
またそんなキム・シンに嫉妬してキム・シンとキム・シンの妹(王妃)を
殺すように命じた王のワン・ヨ。ワン・ヨの妻がキム・シンの妹(王妃)。
現世では王のワン・ヨが死神でキム・シンの妹(王妃)が実はサニー
だったのです。
その王のワン・ヨを操り自分が実権を握りキム・シンとキム・シンの妹を
死に追いやったのが王の側近の悪人パク・ジュンホンで後半過ぎに悪役で
登場します。

後半過ぎ、トッケビと死神は現代にいながらも人間ではない二人。
お互いにどこか距離をおいていた二人でしたが、一緒に暮らすうちに
二人の間には男の友情が芽生え息が合っていきます。
ところが前世の悪人パク・ジュンホンが現れ、また悪行を働きサニーが
トッケビの妹で王妃、死神が前世のワン・ヨでトッケビの胸に
刺さっている剣はワン・ヨの命令であり、この悲劇的な運命のはじまりと
終わりはすべてワン・ヨであり現世の死神だということが分かります。
お互いに前世での人物が分かってしまい苦悩するトッケビと死神。
そして衝撃的な13話がはじまります・・・
トッケビとウンタクはお互いに愛を確かめ合うほどラブラブな二人
でしたが、トッケビは前世からの因縁の相手悪人パク・ジュンホンを
倒すには自分に刺さった剣で殺すしかないことを知ります・・・
そう~~ 何度も悪人パク・ジュンホンが「そんな水でできている剣
などで私は斬れない」と言っていた言葉が気になっていましたが、
なるほど!トッケビに刺さった剣が必要だったのですね・・・
でも剣を抜いてしまえば自分は死んでしまいウンタクを愛することが
出来なくなってしまいます。本当にこのシーンは号泣でした・・・
そして、トッケビはウンタクの手を借りて自ら自分に刺さった剣を
引き抜き悪人パク・ジュンホンを斬りつけます。
トッケビはウンタクに「雨になって初雪になって戻るよ」とつぶやき
ながら消えていき、やっと900年のトッケビとしての命が終わりを
告げました。



ウンタクの記憶を消したトッケビは9年後、ウンタクがローソクの
炎を消した時に地上に蘇ってきました。9は神の数字といいますが
高麗の武士の姿で戻ってきたキム・シンはウンタクを思わず
抱きしめますが、ウンタクはキム・シンが誰なのか分からずに
時代劇に出演する俳優さんだと勘違いします。
ところがウンタクは記憶が亡くなる前にトッケビを忘れないように
彼を愛していたメモを残していたのです。
ここのストーリーはミンホ君の「青い海の伝説」で人魚役の
チョン・ジヒョンが海に帰るときにミンホ君の記憶を消しますが
ミンホ君がメモを残していたのと似ているなぁ~~と思うシーン
でした・・・(笑)
やがてウンタクの記憶が戻り二人はやっと以前のような
ラブラブになりシンがプロポーズします。あぁ~良かった~(笑)

最終回、二人だけの結婚式が終わり、トッケビの花嫁に
なったウンタクは幸せな時を過ごしています。
ところがそんな幸せは長く続かなかったのです。
死神が同僚と一緒に死の名簿を見ていて幼稚園バスが事故を
起こすらしいとの情報が入り憂鬱な顔になる死神です。
ところが幼稚園バスに乗っている子供たちの運命が変わり、
なんとウンタクが犠牲になりました・・・
死神の元に遅れて届いた死の名簿・・・
そう~ウンタクは自分の命の代わりに子供たちを助ける選択を
選んだのです。
そして、ブレーキが壊れ暴走したトラックに乗用車が衝突し
若い女性が亡くなりましたというニュースが流れます・・・

ウンタクの死を知って駆けつけたキム・シンは声を詰まらせながら
嗚咽し、目から大きな涙がこぼれ落ちます。
ウンタクはシンに今度は私があなたを捜して訪ねて行きますから
来世はあなたのそばに長く居ますからと告げこの世を去ります。



また死神は亡くなる人をあの世に送る最後の役目がなんと
愛するサニーだったのです。
死神は「会いたかったです」と言い、指輪を再び彼女の指に
はめてあげます。罪を償い死神から解放された王のワン・ヨと
妻の王妃はキム・シンが見送る中二人一緒に手を取って
旅立っていきます。
きっと来世でも再会し愛し合う二人でしょうね。

一人残されたキム・シンでしたが、どれだけの月日が経った
ことでしょうか?お墓の前で一人本を読んでいるシンの前に
一人の女性が近づいてきて「見つけた。おじさん、私が誰だか
分かりますよね?」と言って、二人はやっと再会します・・・
僕の最初で最後のトッケビの花嫁・・・
2人は涙の再会を果たし、待ち焦がれていた恋を叶えるのです。

最終回でハッピーエンドを迎えホッとしましたが、現世でウンタクが
事故に合い亡くならなくてもいいのでは・・・と思うストーリー
でした・・・結局、またキム・シンが長い月日を一人で耐え抜く
わけですから、現世でウンタクと結婚式を挙げて幸せになって
ハッピーエンドでいいのでは?!
また私はコン・ユとイ・ドンウクの大ファンなので、本作に対して
あまりに期待が大きすぎたせいか韓国での高視聴率の意味が
わかりません・・・??
結局このドラマも時空を超えてというマンネリ化されたドラマの
ようで満足度は低かったです。辛口ですが~(笑)
「太陽の末裔」の40%越えと同じ意見になってしまいますが
期待した割にはちょっぴりガッカリというか裏切られた感じの
トッケビでした! 
でも外国の素敵な映像美と劇中流れる挿入歌は抜群に素敵で、
トッケビ役のコン・ユのファッションは並外れたセンスで
ウットリします。また今回のイ・ドンウクの王様も顔の表情が
怖いくらい役になり切っていてオーラを感じました。
そして終盤のスピード感ある巻き返しに目が離せません。
皆さん~~いろいろ、チェックしてみてください。
さらに余談ですが、私は「乾パン先生とこんぺいとう」で
コン・ユに、「マイガール」でイ・ドンウクに落ちました。。。
本当に2作品とも胸キュンが止まらない名作ドラマです(笑)












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韓国ドラマ「ドクターズ」あらすじと感想、究極のラブストーリー

2017-09-26 | 韓ドラ た行、つてと

韓国ドラマ「ドクターズ」あらすじと感想、最終回、
別れから13年後、元教師と教え子がお互い医師となって
運命の再会を果たす男女の究極のラブストーリーが
描かれているドラマですが、最近視聴した「嫉妬の化身」と同じく
本作も私の中でここ最近のヒット作品です~(笑)
不良少女から医師になり、同じ病院で再会を果たすへジョン(パク・シネ)と
ジホン(キム・レウォン)の恋愛が描かれていますが、パク・シネちゃんが
綺麗で美しい大人の女医さんを見事に演じていて驚きました。
キム・レウォンさんとの相性もピッタリで二人の息の合ったラブラインは
本当の恋人同士のように映っていました。
そして、今回「ドクターズ」を視聴し、シネちゃんもエレガントな大人の
女性に成長されたなぁぁ~と痛切に感じるドラマでした(笑)
また本作は医療ドラマで、手術服を着て真剣な表情で執刀している
俳優さんたちはリアルで次から次と手術していく姿はカッコよく
医者の白衣姿もキマっていて完成度の高いドラマになっています。



母を亡くし父親の再婚後、反抗期だった女子高生へジョン(パク・シネ)は
祖母の家に住む事になります。
高校では問題ばかり起こしている不良生徒でしたが、へジョンの家に
下宿する元医師で教師のジホン(キム・レウォン)と出会ったことで、
彼女は夢を持ち、さらに人を愛する気持ちを知ります。互いに心惹かれて
行きますが、へジョンの祖母の死と同級生で医師の娘ソウ(イ・ソンギョ)の
嫉妬をきっかけに二人は離れ離れになります。
13年後、医師になったへジョン(パク・シネ)は同級生だったソウの病院に
やってきます。ヘジョンがこの病院に来た目的は愛する祖母の執刀医だった
ソウの父ジン・ミョンフン院長の医療ミスを疑っていて、その時の
手術記録を見つけることでした。
医療ミスによる祖母の死の真相を突き止めようとするへジョン。
それは彼女が生きる理由となっていたのです。
復讐とまでは思っていないでしょうが、ただ謝罪が聞きたい彼女なんです。
そんな時、アメリカから戻ってきたジホン(キム・レウォン)と
へジョン(パク・シネ)は再会をします。ずっと心配していたジホンは
心から再会を喜び「付き合おう」と言いますが、ヘジョンは少しテレが
あるようです。ジホン(キム・レウォン)は「今度また付き合おうと
聞くから、その時は何を聞かれてもイエスだぞ!」と言って告白する
ジホンが超~~カッコいいのです~(笑)
そして祖母のことで傷つき、閉ざされていたへジョン(パク・シネ)の
心がだんだん変わり始め、お互いにぶつかり合いながらも優しく寄り添う
ジホンの愛に支えられながら、祖母の医療ミスへの憎しみしか抱いて
いなかったへジョンは、少しずつ人間として成長していきます。
それにしても二人のラブラブモードは回を増すごとに熱々モードに変わって
いき、甘い~~お二人でした~(笑)とても良い感じです!!



本作のキム・レウォンさんは祖母の死により心に傷を持つへジョンに
ストレートに想いを伝え、大きな愛で包みこむやさしさには思わず胸が
ドキドキと高鳴ります(笑)
またジホン(キム・レウォン)も幼いころ両親を亡くし、この病院の
ホン理事長に育ててもらったつらい過去があり、主演の二人が過去の
心の傷を乗り越え、人間として心の成長も遂げる過程は共感を呼びます。
きっと二人には同じ過去があり他人より理解しあえる部分が多く
あるのでしょうね。
またへジョン(パク・シネ)は子供のころ問題ばかり起こす不良学生で
祖母の死に対する慰謝料などで継母や実父と縁を切っていましたが、
ヘジョンが医師になったことを知り近づいてきたことに、キッパリ
線を引くのです。今までヘジョンを捜しもしないで両親も調子が
いいですが、家族を許す日は来るのでしょうか??

また一方、同じ医師でヘジョンに想いを寄せるユンド役に「六龍が飛ぶ」で
腕利きの剣士を演じたユン・ギュンサンさんが演じています。
同じ病院でジン院長を父に持つソウがユンド(ユン・ギュンサン)のことを
好きなため、またヘジョンと揉めそうですが、ユンドの気持ちはヘジョンに
向かっています~(笑)ユンドはヘジョンとジホンの仲を知っていますが
それでもジホンに「僕はヘジョン先生が好きです。二人は特別な仲だと
知っていますが、それでも僕は二人の仲に割って入っていきますから」・・・
と告白しますが、ジホンは自信があるのか?「頑張れ!検討を祈るよ」と
肩をたたいて笑っています。「男と女は結婚式場に入るまで、どうなるか
分からないですよ。」というユンドの言葉もリアリティを帯びて説得力が
増す言葉ですね~~(笑)でも、この三角関係、はじまってもいないのに
ユンドの負けが見えるのが爆笑です!!
そして病院内では肝臓移植センターを建てようとするジホンの父
ホン理事長と副院長のキム・テホ。
それとは反対にお金儲けのために健康管理センターを建てようとする
ソウの祖父ジン副理事長とソウの父ジン院長の権力争いがはじまります。



また本作は豪華なカメオ出演も注目です。
その中で私は11話で久しぶりにドラマ出演されたハン・ヘジンさんの
特別出演が印象的でした。
階段から落ちて救急で運ばれてきましたが、24時間そばで献身的に
看病する夫が実は本当の夫ではなかったという衝撃的な展開を迎えます。
話すことや身体も動かせないために何もできず目だけで訴える
わけですが、「この人は夫ではない」というストーリー展開にゾクッと
するほどの恐怖を感じました・・・

終盤、ジホンの助けでヘジョンは祖母の手術の時の麻酔記録を手に
入れます。もちろん、ジホンは早くヘジョンが祖母の事件から自由に
なってほしいと願っていますが、ヘジョンは証拠を持って執刀医だった
ソウの父ジン院長を尋ねます。
ジン院長の言葉は「ミスはした、でも最善は尽くした」と言って
心からの謝罪はなかったのです・・・
それどころか、ヘジョンではなく恋人のジホンを研究センターに
左遷するのです・・・

最終回、ソウの祖父ジン理事長が横領の容疑で中央地検に逮捕されます。
そして、ソウは自分の父の代わりに医療ミスをヘジョンに謝罪します。
ところがソウの父であるジン院長が体調不良を訴え、検査の結果脳に
腫瘍が見つかります。ところが難しい腫瘍なためにオペは自分が
左遷したジホンしかいません。
そしてジホンはオペをするが助手はヘジョンでなければできないと
言いますがヘジョンは手術はできないと言います・・・
ところがソウに説得されたヘジョンはソウの父ジン院長の病室をたずね、
「手術を必ず成功させて院長から感謝されたいです。」と告げます・・・
結局最後はヘジョンが心を変えたのです・・・
きっと、心が楽になったはずです・・・
そして二人は難しい手術を成功し、ソウの父はヘジョンに感謝の
気持ちを伝えます・・・ 
二人は結婚を約束し、すべてhappyEndで終わったスッキリ爽快な
ドラマでした・・・ (笑)







★こちらは昨年投稿した記事です!
「天国の階段」から12年ぶりの共演!
パク・シネとペク・ソンヒョンの昔と今。
(ワウコリア)さんのコラムより・・・
「天国の階段」の子役だったパク・シネとペク・ソンヒョンの
懐かしい2人の共演に、往年の韓流ファンから
歓声が上がりそうです。
そう!このお二人、クォン・サンウとチェ・ジウ主演の
「天国の階段」で、主人公たちの子役時代を演じていました。



懐かしいですね。これがもう12年前。
そして、時は流れすっかり大人になり、
そんな2人が12年ぶりに本作の「ドクターズ」で
再共演を果たしました。
「天国の階段」から、もう12年・・・
時が過ぎるのは早いものですね・・・










コメント (4)
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韓国ドラマ「伝説の魔女」あらすじと感想、愛を届けるベーカリー

2016-09-03 | 韓ドラ た行、つてと
韓国ドラマ「伝説の魔女」あらすじと感想、最終回
シンファグループの長男が事故で亡くなり、妻のスイン(ハン・ジヘ)は
葬儀後家から出ていくように義父であるマ会長から一度追い出されますが、
マ会長の命令でその後会社シンファの仕事を継ぐことになります。
ところがマ会長の陰謀で突然横領の濡れ衣を着せられ刑務所に収容される
スイン(ハン・ジヘ)・・・
義父であるマ会長からのむごい仕打ちとマ家の家族たちに絶望するスイン
(ハン・ジヘ)はその刑務所で、同じように無実の罪で服役している
ボンニョ(コ・ドゥシム)、プングム(オ・ヒョンギョン)、ミオ
(ハ・ヨンス)と出会います。
出所後は、30年間身の潔白を訴え続けるボンニョ(コ・ドゥシム)を
ずっと支援してきた元刑務所の係長だったイムン(パク・インファン)の
家で血のつながらない魔女たちが家族のようにそり沿って暮らして
いきます。ボンニョ(コ・ドゥシム)と元刑務所の係長だったイムンは
長い間心を通わす関係で積極的なイムンの慈愛に満ちた愛はとても
男らしいと思います。 中年男女も頑張っていますよぉ~(笑)
そんななかで、マ家への悪に正々堂々と立ち向かっていくスイン
(ハン・ジヘ)と4人の魔女たちの華麗な報復劇がはじまります。

一方、幼いころの記憶がないパン職人のウソク(ハ・ソクジン)が娘と
一緒に帰国し、義父であるイムン(パク・インファン)の家で
暮らしています。帰国後はシンファの製菓長として働きながら義父である
イムン(パク・インファン)に頼まれ刑務所のパン講師として出向いた
先でスイン(ハン・ジヘ)と出会います。
まさか同じ家で暮らすようになるとは思わなかったウソク(ハ・ソクジン)
ですが、最初は受刑者たちを警戒するも、彼女たちの一生懸命な姿に
心動かされ、次第に応援していくようになります。
特にパンの国家技術資格を取得したスインはベーカリー店を夢見ています。
かけがえのない家族たちと再起を図るスインは世間の逆境にも負けないで
自分の意思を貫きますが、そんなスインにマ家の長女ジュランと次女ジュヒ
が何度も汚い手を使って行く手を邪魔します。2度と負けないと決心した
スインですがやっぱり落ち込みますよね・・・
すべて刑務所にいたということがネックとなり、先の障壁となっています。





そんなひたむきに頑張るスインに自然と惹かれていくウソク。
愛するスインの言葉を信じ、大きな心でヒロインのスインを包み込む愛が
羨ましいくらい素敵に映っています。シングルパパ役のハ・ソクジンさん
って芸歴が長いですが若く見えますね。甘いマスクが魅力的です!
ところが、長年ウソクに恋するマ家の次女ジュヒが嫉妬心を爆発させ
スインに対抗心を燃やしてきます。自分自身を見失うほど心が病んで
いるようにみえますが・・・こんなことしたら余計に嫌われるのに・・・
またこの次女ジュヒの姉ジュランもスインに意地悪をしますが、この姉の
ジュランを演じたピョン・ジョンスさんが本作のコミカルな部分を絶妙な
笑いで演じていて思わずクスッと噴き出してしまうリアルな演技に
拍手喝采!声をあげて褒めたたえたいです~~(笑)
ピョン・ジョンスさんらしいですね~(笑)

また本作は無実の罪で30年も刑務所に服役していたボンニョ(コ・ドゥシム)
の潔白を信じて、世間の偏見をものともせずボンニョを愛し続けるイムンの
愛も心動かされます。若者の愛に負けないイムンの愛も見どころの1つです。
そして、宝くじが当たり後から出所したヨンオク(キム・スミ)も加わり
三角関係がはじまりますが(笑)大人というか年寄りの恋愛バトル戦も
非常識きわまりないドタバタ劇で楽しめます。(爆笑)アハハハ!
特に独特なしゃべり方とドスのきいた声のキム・スミさんの豪快な演技
には毎回笑わせていただきました。貫禄がありますよね~(笑)

またボンニョ(コ・ドゥシム)ですが、彼女は放火殺人の罪で服役
しましたが、そのとき夫と息子を亡くしています。
ところが、昔ボンニョの夫と友人だったシンファグループのマ・テサンが
ボンニョの夫から財を奪ってシンファグループを創設したのです。
そしてテサンの後妻であるエンラン(チョン・インファ)は密かにその
証拠を探っています。この友人の財産を盗むところのストーリーは前回
視聴した長編ドラマ「青い鳥のロンド」に似ているかなぁ~とふと感じて
しまう部分でしたがラストの終わり方と今後の展開に興味が尽きません。
そして、綺麗な女優さんのエンラン(チョン・インファ)はウソクに
謎の手紙を送り続け、密かにウソクやボンニョの動きを探っています。
この後妻であるエンラン(チョン・インファ)の動向も不思議で、彼女は
何を考えているのか?真の目的は一体何なのか?エンランに注目です!

また一方、シンファグループの次男で後妻のエンラン(チョン・インファ)
の息子であるマ・ドジン(ト・サンウ)の子供を刑務所の中で生んだ
ソ・ミオ(ハ・ヨンス)。後妻である母エンランはドジンをシンファの
跡取りにすることに懸命で、良いところのお嬢様と結婚させようと全力を
尽くしていますが、本人はどうしようもないドラ息子・・・(笑)
ところが自分に子供がいたことを知ったドジンが急に父親らしくなり、
本当は心の温かい青年だったのが分かり救われました。
このドジンの変身ぶりが意外と感動的でドジン役のト・サンウさんに
だんだん引き込まれていく自分に驚いています。(笑)
きっとこれから絶対にブレイクしそうな気配だったト・サンウさんですが
残念なことに今年(2016年)の春に入隊しました・・・
本人もさぞかし悔いが残る入隊だったのでは・・・本当に残念・・・





後半、宝くじに当たったヨンオク(キム・スミ)の投資でパン屋さんを
開店した魔女たち。
ところがマ家の長女ジュランが魔女たちを刑務所帰りだと近所に言いふらし
売り上げがガタ落ち・・・当分のあいだ営業の収益はむずかしそう・・・
でもきっと真面目に正しく生きていることを証明すればいつかわかって
くれるはずです。これからはもっと努力して実力と良い行いで勝負ですね!
そしてどんどん美味しいパンを作ってほしいです!

一方、ウソクとスインの二人はウソクの事故を境にやっとお互いの
気持ちに素直になろうと感じたようです!お互いに必要な人だということが
やっとわかったのね! でも・・・それが面白くない次女ジュヒです・・・
そんな時、マ会長のテサンはウソクが死んだはずだったボンニョの息子
ジヌだったことを知ります。
またスインもウソクの部屋にあった写真を見てウソクの本名がジヌだと
わかり母親が自分の慕っていた母ボンニョだとわかりウソクに真実を
告げます・・・ショックから動揺するウソクですが・・・
死んだと思われていた自分(ウソク)がどうやって助かり記憶がないのか?
またなぜ母さんは夫殺しの犯人にされて自分は施設にはいったのか?
そして30年前の写真を送ってくる人物は誰なのか?
マ会長のテサンはどんな理由で昔の父親の会社の従業員に僕を
会わせないのか? たくさんの疑問で頭が混乱しているウソクにスインは
1つづつ解決して行こうとそっと手を差し伸べるのです・・・
そしてしばらくの間、母のボンニョには息子だという事実を内緒に
するようにスインに言います。 

また同じ頃、後妻のエンラン(チョン・インファ)が昔マ会長テサンに
隠れてジヌを助けウソクの名前で戸籍を作りシンファの奨学生に
したことがテサンにバレて激怒されます。
ところがエンランは「あなたの欲望のために結婚を約束した恋人を
死なせてしまい私から一番大切な人を奪った。私は30年以上も我慢して
きた。恩などない。」と言い、昔ジヌの父親から横領してつくった裏金の
帳簿と不正報告書を見せ、家を出ていきます・・・
やっぱり、エンランはテサンに恨みがあったのですね・・・
ということは、息子のドジンは誰の子供なのかなぁ~??

そしてウソクは家で皆を集め、自分がボンニョの子供のジヌだと
いうことを打ち明けます。やっと夢に見た涙、涙の再会をする二人・・・
母ボンニャはただ、本当にありがとう。ありがとう。と泣き叫ぶだけ
ですが、母親ボンニャにはありがとうの言葉しかありませんよね・・・
まだこの時点で二人はウソクを助けてくれたのはマ会長のテサンだと
思っていて二人はテサンに感謝しています。
ところがその後、家を出た後妻のエンラン(チョン・インファ)が
ウソクに会いにいきます。マ会長テサンの悪行と真実を教えられるのは
私だけと言って、マ会長のテサンが実はウソクの父を裏切ったという
コブク製菓の資料や不正事実報告書をウソクに渡します。
そしてウソクはテサンが父の死にも関わっているのか疑問を抱きます。




後半過ぎ、ウソクとスインは「これからは永遠に一緒だよ」と言って
二人だけで指輪を交わし愛を誓います。
ところが運命のいたずらというか死んだはずのスインの夫ドヒョンが
生きていたのです。えぇ?? どういうことなの?
なんと、後妻のエンランが昏睡状態だったドヒョンを隠していました。
生きている人を死人に仕立てた母親に息子のドジンは「恐ろしいよ」と
言いますが、仕方なかったと母は言いドジンの父親はテサンではなく
本当の父親はテサンに殺されたも同然だった恋人だと伝えテサンとは
復讐のために結婚したことを伝えるのです。

また、夫のドヒョンが生きていたことでスインはまた多くの困難に
見舞われる人生を生きることになりますね・・・
二人の男性に愛されるスインはどうなるのでしょうか?
私でもどちらを選べばいいのか迷ってしまいます・・・?
2年間意識がなかった夫のドヒョンはもちろん妻のスインが待って
いたと思いますし、何が何でもスインとやり直そうとただひたすら
突進してきますが、夫が死んだと思っていたスインはウソクと真剣に
新しい恋をはじめているので今後の3人の激しい3角関係に注目です!
ドロドロにならないといいのですが・・・??

そして記憶が戻ったウソクは父を殺した犯人がマ会長のテサンだと
分かり、母を30年間刑務所にいれた罪を必ず償わせるとテサンに
告げます・・・
その後、エンランはドヒョンに謝りに病院を訪れますが、そこで
ドヒョンから会長のテサンがはじめからドジンが自分の子供でない
ことを知っていたと聞かされます。ドジンの母親には一生返せない
借りがあると言い息子としてドジンを受け入れたと・・・

ドヒョンの退院が決まりますが、やっと退院できた彼に冷たい態度を
とれないスインです・・・でもウソクとスインの愛は固く結ばれて
います。もちろんドヒョンはこの二人に腹を立てています。
その後、シンファの新しい社長にドヒョン、副社長にウソクが就任
しますが、なんとテサンは今度はウソクに横領の罪を着せて、スイン
の時と同じようなことをします。改めようとする姿勢をまったくみせない
テサンもテサンですが、何回も同じ手を使ってよくバレない検察側も
どうかと・・・??(笑)

その後、ドヒョンは父の悪事のすべてを知り、スインのウソクに対する
深い愛も知り、自ら裏金関連の証拠をもって検察に出頭しシンファの
裏金つくりはすべて自身の指示だと供述します。
そして取り調べ中に体調か悪化し倒れてしまうドヒョンは病院で
スインに見守られながら静かに息を引き取ります・・・
数日後、ウソクの元にドヒョンから証拠の資料と父の罪を子供として
父に代わりお詫びします。そして最後にスインをよろしくとつづった
手紙が届き、テサンはやっと逮捕されます・・・

最終回、次女のジュヒは、スインが作ったカエデパンがグルメガイドに
載り大ヒット商品になったことを知り、また同じパンをシンファで
安く売りはじめました。ところがそれが世間に分かりお詫びの記者会見を
行いシンファを辞職し外国へ・・・
シンファグループは専門経営者を社長にむかえ、今までの役員を入れ替え
クリーンな企業に生まれ変わりました。

そして、ウソクはスインが心の傷をいやす時間が必要だと思い、自分も
パン作りの勉強を続けるためにパリに旅立ちます。
また長女のジュランはスインのパンを販売するトラックの窃盗及び
器物損壊の罪で逮捕されます。
後妻だったエンランは息子のドジン家族と一緒に暮らしはじめ、一人に
なった本妻を罪滅ぼしのつもりで介護します。
スインは韓国女子刑務所で製パンの先生としてボランティアをし
ウソクの帰りを待っています・・・
魔女の長女プングムも運転手のタク・ウォランと結婚して双子の
赤ちゃんが誕生・・・

そして、家族たちはイムンとボンニョの結婚式を二人に内緒で
計画しています。
当日はヨンオクがそっとパリから呼んだウソクの姿もあります・・・
久しぶりに再会したウソクとスインの二人は本当に会いたかったと
抱き合い、スインが預かっていた指輪を交換し愛を確認します・・・
その後、母ボンニョの無罪が決まり本当の意味での幸せがやっと
訪れました・・・













コメント (4)
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「ドクター異邦人」二人の若き天才医師!あらすじと感想

2016-05-11 | 韓ドラ た行、つてと

韓国ドラマ「ドクター異邦人」あらすじと感想、最終回
「ドクター異邦人」は愛する者を守るために韓国と北朝鮮の巨大な陰謀に
立ち向う天才医師パク・フン(イ・ジョンソク)と韓国最高のエリート医師
ハン・ジェジュン(パク・ヘジン)の新感覚医療ドラマです。

異なる魅力でイケメンオーラが輝くお二人ですが、パク・フン扮する
イ・ジョンソク君は北朝鮮で鍛えられた経験を武器に患者を手で
触れただけで病状を読み取る天才的な医師を演じています。
いつもクールで穏やかな彼が本作ではやんちゃで傍若無人な医師を
のびのびと演じています。同僚の女性医師スヒョン(カン・ソラ)に
対しても勘違いするようなウインクをしたり、すぐ抱きしめたりして、
こんな茶目っ気のあるイ・ジョンソク君は初めてです~(笑) 
とてもいい感じです・・・ でも後半過ぎヘアスタイルが急に普通に
変わってしまってどうしたのかなぁ~?? (笑)あのままでいいのに!

また若くして大学病院の胸部外科科長になったエリート医師ジェジュンに
パク・ヘジンさんが扮し、出世のために理事の娘であるスヒョン
(カン・ソラ)の恋人になる計算高い男を的確に演じています。
ところがジェジュン(パク・ヘジン)には隠された悲しい過去があり
復讐のためにこのミョンウ大学病院に来たことが分かってきます。
やがてフンとジェジュンの二人は同じ病院で韓国の大統領の心臓手術を
巡り、ことあるごとに対立していきますが、同じ医師として「患者の
ために」という使命感と共通の思いが徐々に二人の間に生まれて
いつしか大切な友に変わっていきます。
まったく正反対の環境の中で医師になった二人でしたが医療を通して、
徐々に堅い絆で結ばれていく姿に心引き付けられます・・・

人気韓流スターのパク・ヘジンさんですが、本当にだんだんカッコ良く
魅力的な俳優さんになってきましたねぇ~!
一時、うつ病などの精神的治療で兵役が免除になりいろいろ悪い噂で
問題になりましたが、たしかに精神的にデリケートできめ細かい
繊細さを感じるところがありますよね!!
カムバックの「いとしのソヨン」はその不信感を振り払うような
演技が素晴らしかったです。本作も同じく医師役ですが
パク・ヘジンさんは感情が細やかで優美な医師役がお似合いです!


南北が戦争に発展しかねない事態のなか、北の金日成の心臓手術を
するために北に連れてこられた父パク・チョルと息子であるパク・フン
(イ・ジョンソク)は心臓手術が成功したにもかかわらず、韓国に
帰ることができず、北で成長したフン(イ・ジョンソク)は父から
医学を叩き込まれます。 このとき父パク・チョルを北に送った
チャン・ソクジュは彼らを見捨て自分は韓国で国務総理という高い
職に就いています。
北で父親を殺されたフン(イ・ジョンソク)は北で出会ったジェヒ
(チン・セヨン)と恋に落ち二人は脱北を計画しますが、逃亡中に
ジェヒは行方不明になり、韓国に戻ったフンはジェヒが生きていると
いう情報を入手し、脱北させるための資金を稼ぐためにミョンウ病院
に勤務することになります。
ところが病院でフンはジェヒそっくりなスンヒという麻酔医の女性と
出会います。フンはジェヒだと言いますがスンヒは違うと言い張るの
です。また何の思惑があるのか南も北もスンヒの正体を隠すのです。

病院では韓国のチャン・ソクチュ総理の心臓手術の執刀医を決める
ために、フンとジェジュンが運命の対決をしますが、フンが勝利します。
ところがジェジュンはもう一度チャンスを得るため、スヒョンの父
オ・ジュンギュを訪ね泣きながらすがりつくのです。

一方、スンヒ(チン・セヨン)の行動に疑問をもったフンは
南北の駆け引きに利用されている自分たちを嘆き悲しみ、彼女の
傷ついた心を優しく包み込むのです。
とうとうスンヒ(チン・セヨン)は自分がジェヒだと打ち明け
ますが、フンはそんなこと当に分かっていたはずです。
二人は韓国を脱出しようとしますが、スンヒを見張っている北の
工作員チャ・ジンスに捕まり、「必ず韓国の総理の手術をフンがする
ように」と脅されます。南のことに口出しする北の思惑がまだよく
分かりませんが、南北共に何か裏があるようです。





ジェジュン(パク・ヘジン)はフンを誘ってお酒を飲みに行くほど
仲間意識が強くなってきましたが、ある日ジェジュンはフンの父親が、
自分の父の死を巡り医療訴訟を起こして失踪したパク・チョル教授
だったと知り大きな衝撃を受けます。
またフンはミョンウ大学病院で会った精神科の患者が自分の母親だと
気が付き信じられない驚きをみせます。
そんな母をチャン・ソクチュ総理から守るためにかくまったスンヒに
隠している全てを話せと叫ぶフン・・・
スンヒはようやく重い口をひらき「本当は総理ではなく大統領の手術
なの、だからチームに入れば大統領に会える。」フンは「なぜ総理の
手術だと偽るんだ?」「大統領が病気なのは国家機密だからよ・・・」
「俺を手術チームに入れる総理の狙いは?」「それは大統領を殺したい
からよ。お母様を殺すと脅してフンを操るつもりなの」「大統領の
不在時は総理に権限が渡る、それが総理の狙いよ」・・・
すべて総理の悪事によってフンやジェヒを操り大統領の実権を握ろうと
しているのです。
そして大統領に会い総理の危険な悪事を伝えたいスンヒなのです。

一方、スヒョンは「フンが好きだ」とジェジュンに別れを告げます。
そしてフンに告白するスヒョンにフンは父と僕を北に送った人間は
お前の父とチャン・ソクチュだと教えます。
またスンヒがジェヒであることも知りショックを受けるスヒョン・・・

その後も大統領の手術を巡りフンとジェジュンの対決が続きますが、
最終的にジェジュンが勝利し彼は病院の理事長代行に就任します。
そして、ここからジェジュンの復讐がはじまり、最初に理事長の長男を
横領と贈賄の容疑で逮捕します。その後、ジェジュンが20年前の
医療事故を起こした家族のイ・ソンフンだと聞かされた理事長は
ショックのあまり心臓発作で倒れてしまいます。
フンの手術で一命を取りとめた理事長ですが、ジェジュンはここで
復讐を断念し病院に辞表を出し去っていきます。

一方、ミョンウ大学病院で手術を受けることになった大統領はフンの
執刀で無事に手術が終わり、手術後、昏睡状態の大統領の前で、総理は
自分の悪事悪態を吐き出すのですが、大統領はその時目が覚めていて
全部聞いていました。これでフンやジェヒがやっと解放されて助かる
のかと思っていましたが、なんと大統領が総理を許してしまいます!
まったく訳がわからないこんな自分に都合の良い政府があるんですね。
う~~ん? ちょっと無理な設定が多すぎかなぁ~(笑)
だってフンやジェヒだって、警察に捜査を依頼すれば、すぐに解決
することだと思いますが・・・??
まぁ~いつも韓国の警察もスパイだらけで信頼する人がいませんけど、
それにしてもイライラ~(笑)

最終回、フンとジェヒは総理の企みから大統領を守ったはずが、逆に
大統領から見捨てられてしまいます。
その後死んだはずの北の工作員ジンスに銃撃された総理はフンの手術で
助かりますが、フンとジェヒはジンスによって撃たれ川に転落してしまい
工作員のジンスは自ら命を絶ちます・・・

1年後、フンは地方の保健所で働きながらジェヒの帰りを待っています。
そこへジェジュンとスヒョンが訪ねてきます。

今日はジェヒが難民資格を取り法的手続きを経て韓国へ入国して
フンに会いに来る日だったのです。
晴れてなんの障害もなく再会したフンとジェヒ・・・
それをそばで見つめるジェジュンとスヒョンも手を握り合い
やさしい気持ちで微笑んでいます・・・
4人がHappyEndでホットしました!










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韓国ドラマ「トライアングル」あらすじと感想、兄弟愛に涙・・・

2015-10-02 | 韓ドラ た行、つてと
韓国ドラマ「トライアングル」あらすじと感想、最終回。
今までトップアイドル歌手としてのジェジュンは演技力の面で良い評価を
得ることが出来ませんでしたが、本作の彼は今までとは確実に異なる面を
演じきり、力を抜いた自然な演技が素晴らしかったです。
序盤から女心をつかむ魅力ある人物を演じ、濃厚なラブシーンにはドキッと
しましたが不倫がバレてパンツ一丁でいきなり逃げまわる姿はもっと衝撃的
でした。。。。。これって「ファンサービス」なのかしら?  なんて? 
思ったりもしましたが・・・そんな、ジェジュンに思わず釘づけ! (笑)

本作は生き別れになった三兄弟の数奇な運命を中心に、カジノを巡る警察と
裏社会、またそれに関連する大企業の駆け引きなどが描かれたドラマです。
刑事のドンス(イ・ボムス)には生き別れになった二人の弟がいます。
それから20数年後、お互いに兄弟とは気づかずに3人は再会します。
ドンス(イ・ボムス)は刑事になりますが、次男ヨンダル(ジェジュン)は
冴えないチンピラにそして一番下の弟ヤンハ(イム・シワン)は財閥の
御曹司になっていました。
刑事になったドンス(イ・ボムス)はチンピラのヨンダル(ジェジュン)に
警察の情報源になるようなスパイになることを提案します。
なぜかドンス(イ・ボムス)はヨンダル(ジェジュン)に親しみを感じます。
ヨンダルを信頼したドンスは一緒にお酒を飲みながら「お前はもう私の家族だ」
と言いますががヨンダルは「何が家族だ」と言ってため息をつくのです。
ところが二人は次第に打ち解けていき、兄弟とは知らずに親交を深めていく
様子には早く兄弟と気付いてほしい思いでちょっとウルウルします・・・
また一方、三男のヤンハ(イム・シワン)は同じ女性ジョンヒ(ペク・ジニ)
に想いを寄せるヨンダル(ジェジュン)といがみ合うようになり恋のライバル
としての敵対心が半端ではありません。

幼いころユン会長の養子となったヤンハ(イム・シワン)は何不自由なく
育ちますが、自分が養子だったという養父からの恐怖心に常に怯えて暮らす
可愛そうなヤンハです。家族の記憶が1つもないのでほかの誰よりも一番
家族の愛に飢えていると思います。彼の冷徹さはこの満たされない愛から
来るものだと思いますが、イム・シワン君演じるヤンハの抑えたクールな
演技は絶賛です。冷たい表情には恐いものがあり危険な男を感じます。
ところがそんなヤンハ(イム・シワン)の心を満たしてくれた女性ジョンヒ
をヨンダル(ジェジュン)に取られしまうのですからその仕返しは相当な
もので、ヨンダルとドンスはヤンハ(イム・シワン)の罠にかかり二人は
刑務所に送られるという不運にあいます。
その三男のヤンハ(イム・シワン)の義父であるユン会長(キム・ビョンギ)は
兄弟の父親ジョングクを殺した張本人なんですが、ユン会長はヤンハが父親
ジョングクの子供と知り養子にしたのかしら・・・??
ふと気になってしまうのですが、自分の本当の父親を殺したユン会長に期待
されながら育ったことを知ったときのヤンハを考えると不憫で哀れになって
しまいます・・・(涙)  むごいですよね・・・





後半、刑務所から出所したヨンダル(ジェジュン)はジョンヒ(ペク・ジニ)
に会いにいきます。
「なんで連絡くれなかったの?」と言うジョンヒにヨンダルは「実は悩んで
いたんです。会っていいのか自信がなかった。」「私はヨンダルさんを
待っていたのに・・・部屋もそのままにして待っていた自分が悔しいわ」と
去って行くジョンヒをそっと抱きしめるヨンダルの優しい仕草にもう~
メロメロです!彼の想いを込めた愛情たっぷりのハグシーンが超~良かった。
これで二人の距離が近づいた感じです!

そして後半過ぎ、ヨンダル(ジェジュン)が、ついに自分の兄の存在を
知ることになります。
ヨンダル(ジェジュン)はシネ(オ・ヨンス)に会い、自分の失った記憶を
取り戻すことが出来ました。自分の本当の名前がドンチョルであることも、
弟の名前がドンウであることも知ります。
これを聞いたシネはヨンダル(ジェジュン)をドンス(イ・ボムス)がいた
孤児院に連れて行き、ヨンダルに「ドンスがあなたの兄さんよ」と
教えます。すぐにドンスに電話するヨンダルでしたが、その時ドンスは
コ・ボクテの部下によってお腹を刺される重傷を負い病院で緊急手術を
しますが意識不明の重体になります。やっと兄に出会えると思っていた
ヨンダルはコ・ボクテを呼び出し「お前が殺したチャン・ジョングクは俺の
父親でチャン・ドンスは俺の兄だ」と言って殴りはじめますがそれをシネと
警察の仲間が止めに入り、コ・ボクテはチャン・ドンス殺人容疑の疑いで
逮捕されます。
ヨンダルにとって兄のドンスはまだ何も知らないわけですから、コ・ボクテ
に対する怒りは相当なものでしょう・・・
ところが証拠がないため、すぐに保釈されるコ・ボクテ・・・
そしてヨンダルは「ごめん。すべてを知った俺はあいつらを絶対許せない。」と
父と兄の復讐のためにジョンヒと別れる決心をします。(涙)。。。

その後、刑務所で知り合ったクリームパンのおじいさんで闇金融業者
アン・チャンボンに助けられ、ヨンダル(ジェジュン)はユン会長とヤンハの
テジョンカジノの理事に就任し復讐をはじめていきます。もちろん敵は多い
ですが今までの冴えないチンピラを捨てて、これからグッと人間的に大人に
成長したジェジュンが見られそうです!!
チンピラから思わず見とれてしまうジェジュンに変身ですが、衣装のスーツが
イマイチ、あか抜けない野暮ったさがあり不満~(笑)背景が田舎だから?
そして本当の弟だと知らず常に敵対するヤンハ(イム・シワン)に「お前の
ような育ちのいい奴が俺のようなクズを陥れるような卑怯なことはするな。
恥ずかしくないのか?」と忠告するヨンダル(ジェジュン)です・・・
実の兄弟なのに残酷な運命ですね・・・





その後、ヨンダンの天才的な才能を見込んだクリームパンのおじいさん
アン・チャンボンはヨンダルに「お前にカジノについて何でも教えてくれる
個人教師の先生をつけてやる」と言ってラスベガスのカジノで長い間
働いていたピーター・ムーンという人物を紹介されます。
ヤンハに勝つためにはしっかり準備しなければいけないヨンダルの
猛勉強がここからはじまるのです。

そしてシネ(オ・ヨンス)から兄のドンスが意識を取り戻したとの連絡を受けた
ヨンダルは病院に駆けつけます。見つめ合う二人は「ドンチョル」、「ヒョン」
と呼び合い過去を思い出しながら抱き合います。もうこのシーンは今までの
悲しさと苦労がすべて喜びにかわる温かい抱擁で涙、涙の素敵なシーンでした。
ついに再会した長男のドンスと次男のヨンダルでしたが、三男のヤンハにも
早くこの喜びを分けてあげたいですねぇ・・・
またこの16話はジェジュンにとって兄との再会と自分たちを捨てた母親との
再会もあり、自分が大きく変わる人生のターニングポイントになった
16話でしょう?!

その後、ドンスの一番下の弟の行方を追っていたシネ(オ・ヨンス)は、
ジョンヒの祖母を訪ね、その会話からヤンハ(イム・シワン)がドンスの末の弟
だということに気がつきます。そしてドンスにヤンハが弟だと伝えますが、
ドンスは、「まさか自分が殺した男の息子を養子にはしないだろう」と
言いますが、シネは「知らないで養子にした可能性もあるでしょう」と話し
ユン会長の部下であるキム専務が養子縁組に関わっている可能性があると伝え
ドンスは弟たちが敵対していることに強い衝撃を受けます。
また何も知らない弟のヨンダルは敵対していたヤンハを「テジョンカジノから
追い出したよ。後は弟のドンウを捜せばいいね。」と兄のドンスを喜ばすの
ですが、これに対して兄のドンスはため息をしながら「ドンウを捜したよ。
ユン・ヤンハがドンウなんだ。ユン会長がドンウを養子として迎え入れて
育てたんだよ」と話します。ヤンハと激しく対立してきたヨンダルは兄の
話しに大きな衝撃を受け、一人になって ヨンダルは泣き崩れるのですが、
またその泣き崩れる倒れ方がカッコいいから参ります・・・(笑)21話

その後、ヨンダルはヤンハに出生の秘密を打ち明け、「お前はユン会長に
利用されている。」と忠告しますが、ヤンハは「お前が僕の実の兄だと
しても、僕にとっては父(ユン会長)との関係の方が大事なんだ。」「お前が
僕と父にやったことは絶対に許せない」と言って、兄ヨンダルとの関係を
否定するのです・・・
ヨンダルは「馬鹿なことを言うな。お前の父親が俺にどんなことをしたか
分かっていてそんなことを言うのか? お前の父はユン・テジュンではなく
チャン・ジョングクだ。ユン・テジュンが殺したチャン・ジョングクだ」と
叱るように言い聞かせるのですが、それでもヤンハは「僕とは関係のない
人だ。」「僕の名前はユン・ヤンハだ。ドンウ、その名前で呼ぶな!」と
怒り逆上するのです・・・
実の兄二人をなかなか受け入れることができないヤンハですが、それだけ
心の傷が大きくて素直になれるまでの準備が必要なんでしょう・・・
その後も実兄と決して認めないヤンハにヨンダルは胸を痛めるのですが、その
切なく苦しい感情を演じるジェジュンの姿に涙が溢れます・・・

最終回、ヨンダルの策略ですべてを失い会社が倒産したコ・ボクテは、これに
対する復讐としてヨンダルの弟ヤンハの命を狙います。
そのことを知ったヨンダルとドンスはヤンハを助けにいきますが、間に合わず
ヤンハはコ・ボクテの部下たちに刺されてしまいます。
ヨンダルはヤンハを抱きしめますが、「ごめん、ヒョン、もっと早くにヒョンと
言わなければならなかったのに・・・」とはじめて自分の気持ちを伝えます。
そして「ユン会長が俺を育ててくれた方です。父親を二度失いたくはない。
兄さん、もうこれで終わりに・・・」と言って息を引き取ります・・・

そして最後まで自分の欲を捨てられないユン会長に対してヨンダルは
亡くなったヤンハのためにヤンハが残したカジノの不正を記録した資料を
使わずに、それぞれ自らが破滅するように追い込むのです。
その結果、ヒョン・ピルサンはユン会長の秘密資金ファイルを検察に渡し、
逮捕されたコ・ボクテはユン会長が自分にチャン・ドンスを殺せと指示した
録音を警察に引き渡します。
そして警察がユン会長を逮捕しにきましたが、ユン会長は静かに金庫を開けて
ピストルを取り出し自らの手で自殺を図ります。

その後、ヨンダルはテジョンカジノの新代表理事に就任し、ディーラーの
ジョンヒ(ペク・ジニ)と幸せなHappyendを迎えました。
本作のジェジュンは切なく静かに流す涙と実の兄ドンス(イ・ボムス)と
再会して嗚咽する演技、また一番下の弟の再会など、次々と変化していく
過程を表情豊かに表現し、悲哀のこもる演技が素晴らしかったです。
一段とパワーアップしたジェジュンの演技力に視聴者も満足のいくドラマ
になったと思います。きっとジェジュンにとって良い転換期となった
作品になったことでしょう。
ジェジュンが入隊して半年が過ぎました・・・
たくさんのものを自分の力に変えて、
除隊後、更なる成長を遂げた彼を見届けるのも
楽しみの1つです。
早く、帰ってきて~~~!!











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