「韓流☆ダイアリー」ブログ!

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韓国ドラマ「私の夫と結婚して」あらすじと感想、パク・ミニョンの反撃

2024-04-13 | 韓ドラ わ行



韓国ドラマ「私の夫と結婚して」あらすじと感想、最終回。辛口コメントあり。
夫のミンファン (イ・イギョン)と親友スミン(ソン・ハユン)の不倫現場を目撃した末期がんを患うジウォン (パク・ミニョン)。2人に部屋で殺されたジウォンは、突然、10年前の過去の自分に戻るのです。
そこでのジウォン (パク・ミニョン)は、会社の上司であるジヒョク(ナ・イヌ)に助けられながら、ダメ夫である人生のゴミ男を破棄し、自分の運命を変えようとエネルギッシュに試みる姿が描かれている復讐劇です。
本作は10年前に転生した自分の運命は自ら作っていくものだと信じ、ゴミ男をキッパリ捨てて、だんだんと強い女に変化していくパク・ミニョンさんに注目です。
また、相手役のナ・イヌさんも転生をするという、物語に二人の人物が生まれ変わるという他と異なる物語になっています。
彼はとにかくパク・ミニョンさんのためだけに愛を貫く深い慈愛に満ちた大人の男を演じていました。内面から溢れ出る優しさと甘いマスクと笑ったときの笑顔が爽やかでとても素敵な俳優さんですね(笑)
そして、本作の悪役を演じた夫役のイ・イギョンさんは転生した2回目も同じようにパク・ミニョンさんに暴言、暴力を振るうような依然として根性がねじ曲がった卑劣な男を演じていましたが、本作には最も重要な人物だったと思いましたし、とても印象深い視聴者を引き付ける役割をしていたと思います。イ・イギョンさんにピッタリの悪役でした。
同じく悪女役ではジウォン (パク・ミニョン)の全てを欲しがる嫉妬心の強いソン・ハユンさんの演技が韓国では絶賛されていたようですが、最近、「学生時代の校内暴力疑惑」が報道されて、あの悪女っぷりは本物で「だから演技がリアルだったのか?」と皮肉まで言われるほどに関心が集中しています。なるほど・・・そうなんだぁ~? (笑)
でも韓国って、有名になると芸能人のいじめ事件が発覚するケースが多いですね!!
そして、またもう一人、ジウォン (パク・ミニョン)とジヒョク(ナ・イヌ)の仲を引き裂こうとする悪女役にユラ (BOA)が登場しますが、こちらもBOAちゃんに整形疑惑が浮上して、もめていますが、私もなんか~顔が変わったナァ~??とは感じていて違和感がありました・・・
BOAちゃん本人は否定しているので違うのでしょう・・・
お騒がせな本作ですが、「私の元夫のゴミ男と結婚して」という復讐劇で、パク・ミニョンさん、ナ・イヌさんファンは必見のドラマでしょう!

(辛口コメント)
皆さんの評価が高いドラマなので、期待していましたが、私には1つ1つのシーンが長くて、無駄なシーンが多く、中だるみする部分も多かったです。
人生をやり直すという、転生するドラマはイ・ジュンギ君の「アゲインマイライフ」やソン・ジュンギ君の「財閥の末息子」などが今までに大ヒットしていて、こちらのクオリティの高い作品と比べてしまいます。私はイ・ジュンギ君やソン・ジュンギ君の転生ドラマの方が「やられたらやり返す」の復讐における爽快感が何倍も良かったです。
なので本作は期待した作品だったけどイライラ感が強く少し残念でした。
私は主人公が無念の死を遂げたのちに生まれ変わり、過去の人生の経験を基に「やられたらやり返す」を繰り返す爽快感が足りなかったと思います。
せっかく10年前に転生して未来に起こる事件などが先に把握できるという最大の強みがあるのだから、それをうまく利用して自分を死に追いやった人物をスカッと復讐してほしかったと思いました。 二人が転生した意味がないのではないでしょうか??

あらすじ(ネタバレあり)
1話
働かない夫ミンファン (イ・イギョン)と嫁いびりが激しい姑と暮らしているジウォン (パク・ミニョン)は、病院で末期がんを宣告されます。
入院しているジウォン (パク・ミニョン)に親友のスミン (ソン・ハユン)は「いつまでも一緒だよ」と声をかけ、優しい言葉で励ましてくれるのです。
ところが信じていた親友のスミン と夫ミンファン (イ・イギョン)は浮気をしていたのです。
不倫現場を目撃したジウォンは悪夢のような現状の中で夫から突き飛ばされ命を落とします。
しかし・・・目を覚ますとそこは10年前の職場だったのです・・・
不意の出来事にうろたえるジウォン (パク・ミニョン)を怖い印象が強かった上司のジヒョク (ナ・イヌ)が何かと助けてくれます。

2話
会社でうるさいくらい近寄って来る恋人のミンファン (イ・イギョン)を避けたいジウォン (パク・ミニョン)はミンファン (イ・イギョン)とスミン (ソン・ハユン)の関係を早く進展させようとします。スミン (ソン・ハユン)はジウォンに優しいふりをするだけでわざと人前で恥をかかせたりするような意地悪な人間だったのです。
生きていた10年前にいろいろと起こったジウォン の運命をスミンに譲ろうとするために二人を早く恋人関係にして、ジウォンはもうミンファン やスミンに振り回される人生を送ることをヤメにしたいと思っているのです。
ところが、ある夜、恋人のミンファン (イ・イギョン)とスミン (ソン・ハユン)の二人をジウォンの部屋に呼ぶつもりでしたが、部屋に来たのはミンファン だけでした・・・

3話
上司で部長のジヒョク (ナ・イヌ)がジウォン (パク・ミニョン)のことを気にして助けに入ることが多くなってきました。でも10年前はジウォンの人生にジヒョク (ナ・イヌ)が関わることはなかったのです。
一方、スミン (ソン・ハユン)はジウォンを同窓会に嘘をついて呼び出します。
ジウォンは高校生の時いじめに遭っていたのですが自分でも、なぜいじめに遭うのか分からないつらい思い出があります。
ジウォン (パク・ミニョン)はスミンの思惑を知り、会社の同僚のヒヨンのアドバイスを受け、全身見違えるようなエレガントな女になって同窓会に向かうのです。
そのころ、ジヒョク (ナ・イヌ)は家族に婚約を破棄すると伝えますが、お前はU&Kグループの後継者になる人間だ、良家の嫁をもらわないとだめなんだと説教されるのです。

4話
同窓会の帰りに、広報予算の件で話があると呼ばれたジウォン (パク・ミニョン)はホテルのNurTVのイベント会場でジヒョク (ナ・イヌ)と会うことになりました。
そして、その会場でジウォンはいづれ世間でセクハラ問題で話題になる常務と再会します。
その日はジヒョク (ナ・イヌ)がジウォン (パク・ミニョン)を車で送りますが、綺麗に変身した彼女がより一層好きになっていくのです。
また、ジウォンは今の望みを聞かれ、自分が作った「ミールキットの企画」のことを話し、ジヒョク (ナ・イヌ)に企画書を見せることになります。
その後、ジウォンは会社の仕事で外出した時、ジヒョク (ナ・イヌ)と同僚のヒヨンが二人でいちゃついているところを見て恋人同士だと勘違いしますが、実は兄と妹の関係だったのです。

5話
過去に軍隊で100日休暇だったジヒョク (ナ・イヌ)は後輩たちから歓迎をうけて道端で盛り上がっていました。そのときジヒョクは初めて酔っぱらっているジウォン (パク・ミニョン)とバッタリ最悪の出会いをしますが(笑)二人になって、お互いの身の上話を打ち明けます・・・
ジヒョク (ナ・イヌ)もまた過去の自分に戻ってきましたが、それはすべてジウォン (パク・ミニョン)のためだったのでは・・・・
そして、過去を変えてしまうと別の問題が起きてしまうかもしれないと感じるジヒョクです。
また、ジウォン (パク・ミニョン)のことが心配でたまらないというジヒョク (ナ・イヌ)に同僚のヒヨンとの関係はどうなの?と強い態度で怒りをぶつけますが、彼は携帯の発信をみせて、ヒヨンは僕の妹だと説明します。そして、ジウォンに君が大好きですと告白します。

6話
「君が好きなんだ、でも嫌がることもしないし困らせたりもしない」と愛の告白を受けたジウォン (パク・ミニョン)ですが、でも彼女にはまだ彼氏のミンファン (イ・イギョン)もいるし先のことを考える余裕はないのです。
一方、ジウォン (パク・ミニョン)とヤン代理は上司のキム課長に食事に誘われます。
その席で、実務はジウォンがして成果はキム課長のものになり上司に従えと言われた後で、ミールキットの企画案からジウォンの名前が外れてしまいます。
そして、ジウォンの企画案を横取りするためにキム課長を利用したスミンが仲間に入ります。
ジウォンは戦うと覚悟したのに戦い方が分からないのです。なら学べばいい、これ以上利用されるのは終わりにしようと固く決心します。
また、企画案のことを知ったジヒョク (ナ・イヌ)は俺を利用しろと言い、敵と戦う力を彼女に教えるのです。
これによって、セクハラのワン常務は解雇、企画を奪ったキム課長も懲戒委員会へ送ることになりました。



7話
現在は2013年なのに、2020年に大ヒットしたBTSの曲「ダイナマイト」や2017年の「春の日」を知っていたジウォンとジヒョクの二人はお互いに過去に戻っていたという事実を知ります。
二人はジヒョクのマンションの部屋でゆっくり過去の話をしますが、起こることは必ず起こり避けられないことだとジウォンは明かします。
ジヒョク (ナ・イヌ)はもう逃げない、今度こそはジウォンを守って悔いのない人生を送ろうと決めます。たとえ彼女と一緒になれなくても・・・
一方、会社ではチームワーク形成のための秋のワークショップを開催することになりました。
当日ジウォンは過去に戻ってきたのは私たち二人だけだから、誰にも話せないことを聞いてほしい、話し相手になってくださいとジヒョクにお願いします。
ジウォンは自分の力で幸せになりたいと・・・

8話
ジウォンはミンファンと別れたいと思っているので、ワークショップの当日、ミンファンとスミンをくっつけようと計画を立てます。
そして、ジウォンはその日に「あなたが嫌いになった、わがままでぶりっこで私のものを奪うからムカつく」と初めて本音をスミンに伝えます。
その言葉に腹を立てたスミンはジウォンを傷つけるために彼女の恋人ミンファンを誘惑します。
翌日、会社ではミンファンとスミンがスーパーの試食イベントに参加することになり、二人は試食会場のスーパーに向かいますが、二人だけで喧嘩しているあいだに大きな事件が起きてしまいますがミンファンは会社に報告しませんでした。
その後、借金まみれのミンファンはスミンに別れを告げ、ジウォンにプロポーズします。

9話
ミンファンは会社の同僚たちを誘ってジウォンの誕生日に皆の前でプロポーズします。
もちろん、ジウォンもジヒョクも承知の上で、わざと会社で噂を広めるためで、翌日には婚約指輪をして会社に出勤しました。
それに反発したスミンはジウォンとミンファンの母親の関係がこじれるように計画しますが、ここはジウォンの方が一枚上手でした。
そして、両親との顔合わせの日、ジウォンは濃い目の化粧と派手なファッションで登場したのです。ミンファンの母親はあんたが気に入らないといいますが、これから嫁らしく教育すると言います。ジウォンはこの時とばかりに母親を「おばさん」と呼び、相手がムカついてきました(笑)何のつもりだ?というミンファンに「私たち別れましょう、もう二度と関わらないで」と言って、ミンファンを投げ飛ばし笑顔をみせます・・・

10話
ミンファンの両親との顔合わせが大失敗に終わり、最悪な事態になったミンファン。
更に、職場ではミンファンの浮気が原因で破談になり、更に浮気相手がスミンだったと噂が大きく拡がり、皆はジウォンが可哀想で気の毒すぎるとかばうのです。
それでも、スミンはただの噂だから私を信じてとメールを送って来る図々しさに嫌気を刺すジウォンです。
一方、スーパーの試食イベントのトラブルを隠していたことがバレたミンファンとスミン。
社内では浮気者だという社内メールが広がり、上司に呼ばれたミンファンは部署異動の話がでて、スミンは正社員は難しいと言われます。
スミンはまた同じようにジウォンに罪をなすりつけて、今度は妊娠したと言って許しを乞うのです。

11話
ミンファンは妊娠したスミンに「僕たちいい家族になれる、約束するよ」と、ジウォンに告白した時と同じ言葉でスミンに結婚しようと告げます。
また一方で会長であるジヒョク (ナ・イヌ)の祖父に呼ばれたジウォンはドキドキしながら会いに行きますが、会長は意外にも優しい言葉をジウォンにかけてきます。
またジヒョク (ナ・イヌ)は自分の心に素直になれずに、ジウォンへの愛に戸惑いながら消極的になっています。ジヒョク (ナ・イヌ)もジウォン (パク・ミニョン)もお互いに相手をそっと見守ろうとしていましたが、ある夜、クリスマスの飾りつけが綺麗に彩るジヒョク (ナ・イヌ)の部屋で、ジウォンは自分のほうから愛を告白してキスをします。
本当はジヒョクの方もこのクリスマスの綺麗なデコレーションを見せるためにジウォンを待っていたようです。

12話
オ・ユラ (BOA)というジヒョク (ナ・イヌ)の元婚約者が現れ、更にヤン課長(コン・ミンジョン)が胃ガンだという知らせを受けて、大きな衝撃を受けるジウォン (パク・ミニョン)は
絶対に私のせいで病気になったんだ、私の運命をヤン課長が背負ったと感じるのです。
ジヒョク はヤン課長がすぐに手術できるようにアメリカから医者を呼んでヤン課長を助けてくれるのです。
そんな時、ジウォンはオ・ユラ (BOA)に呼び出され、嫌味を言われますがジウォンも負けじと言い返せるまでに成長しました。
また一方で、義母と衝突ばかりのイライラする新婚生活が始まったミンファンとスミンでしたが、とうとうスミンから「子供はいない」という突然の言葉に呆然とするミンファン・・・
彼女は流産したと嘘をつきます・・・
そんな時、ミンファンとスミンはジヒョクが御曹司だったことを知ります。
そして、ジウォンに家出した母親から連絡があります・・・

13話
ジヒョク (ナ・イヌ)は万が一自分がいなくなったときにジウォン (パク・ミニョン)に800億ウォンの不動産を残していますが、このことをミンファン (イ・イギョン)はオ・ユラ (BOA)から聞かされ驚くのです。
そして、オ・ユラ (BOA)はミンファンにジウォンを殺すように指示します。
ジウォンが死んだら800億ウォンは母親が相続することになります。
車を運転しているジウォンを標的にした交通事故でしたが、ジウォンの代わりにジヒョクが事故に遭い救急搬送されますが意識不明の重体です。2度も事故に遭う運命なんですね・・・
そして、ジウォンはただの事故ではないことを知り、結局、生まれ変わっても何もできない事を知り悲しむのです。
更にジウォンは母親の相手がスミンの父親だったことをスミンから聞きますが、実はジウォンも昔から知っていたと言い、お互いに本音をぶつけ合います。

14話
ジヒョク (ナ・イヌ)は退院して部屋に戻りますが、そっとジウォン (パク・ミニョン)を抱きしめて、ユラ (BOA)は手ごわい相手だと話します。
ジウォンを殺したいユラ (BOA)とお金が欲しいミンファンとスミンたちが共謀して事故を起こしたのです。更にジウォンは自分の人生が同僚のヤン課長の方に向かっているために原因を突き止めようとします。
そして、今、何をすべきか分かったジウォンはスミンに運命を被せるためにミンファンを誘惑するとジヒョクに伝えます。浮気夫に殺される運命をスミンに背負わせないとヤン課長が死ぬことになると気が付いたジウォンにジヒョクは僕も協力すると約束します。
ところが、ジウォンの嘘に気が付いたミンファンはジウォンを殺そうとします・・・

15話
ミンファンにジウォンは首を絞められ殺されそうな危険なところにジヒョクが助けに入ります。
その後、ミンファンはジウォンへの暴行と秩序違反で会社を懲戒解雇になります。
そして、ジウォンとジヒョクは次々とミンファンとスミンを追い込むような作戦を立てていきます。
一方でスミンはジウォン殺害の証拠である録音を持ってユラ (BOA)のところに脅しにいきますがユラは生意気な女だと怒り、自分が有利になる解決策を練るのです。
そんな時、ミンファンの元に会社から「配偶者死亡時5億ウォン支給」という生命保険証が送られてきます。スミンを消せば君を脅迫する者はいなくなるとミンファンはユラがいるホテルに急ぐのです。ところが、ジヒョクから連絡を受けたスミンがミンファンとユラのホテルに乗り込んでいきます。まさか浮気相手がユラだったなんて・・・とスミンは驚きます・・・

16話(最終話)
ミンファンとスミンの二人はもめた末にミンファンがガラスのテーブルに頭を打って亡くなります。警察は逃走中の妻のスミンを容疑者として追っています。
そのころ、ジウォンの母親とスミンの父親の実行犯が姿を現し、警察に逮捕されたのをきっかけに、黒幕としてユラ (BOA)も再度取り調べを受けることになり、ユラは警察からの帰りにスピードオーバーで事故を起こし亡くなります。
その後、ジウォンはジヒョクの祖父である会長宅に食事を呼ばれることになりました。
皆で笑いながらのくつろいだ雰囲気はジウォンにとって一番望んでいた時間でこの安らぎが自分の未来の夢だったと思います・・・
ところが、ある夜、容疑者のスミンがシンナーを大量に持ってジウォンの部屋にやってきます。
ジウォンはスミンがやってくると予想をしていたのです・・・
スミンはその場で殺人と放火未遂容疑で逮捕されます。
ジヒョクとジウォンは初めて出会った場所で、お互いにプロポーズをし、二人は盛大な結婚式を挙げ、すべてhappyendで幕を閉じました・・・





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「わずか1000ウォンの弁護士」あらすじと感想、痛快リーガルドラマ

2023-06-04 | 韓ドラ わ行


韓国ドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」あらすじと感想、最終回。
本作は、報酬はたった1000ウォン、実力は100%、困っている人たちを助け、すべての問題を解決する風変わりな痛快弁護士の物語です。
自己最高視聴率は第12話(最終回)の15.2%、全12話、大ヒットドラマ。
かつては敏腕検事だった一風変わった庶民のヒーロー?そんな弁護士ジフン役をナムグン・ミンさんが演じています。
前作「黒い太陽」を最近視聴したばかりでしたが、「黒い太陽」の肉体改造した国家情報院役のクールな役柄とは一変して、本作の弁護士役はオシャレなスーツに今風のサングラスをかけ、小指に光る指輪が意味ありげですが、完璧なスタイルで登場します。
ところが、事務所はガヤガヤとした雑音がうるさい商店街の喫茶店の中にあり、家賃は滞納していて、いつも大家さんのオバサンに追いかけられています。
そんなワケありの怪しい人物をコミカルに演じている彼の幅広い演技にハマること間違いありません~ホント、ハマる確率は高いと思います(笑)
じつに魅力的な俳優さんで、私が一番はじめに彼を知ったのは、2006年のドラマ「ある素敵な日」という、コン・ユ、ソン・ユリ、イ・ヨニ、ナムグン・ミンという今では豪華な俳優さんが勢揃いしたラブストーリーで、当時新人だった彼の2番手役の存在感は大きかったです。
ナムグン・ミンさんは悪役を演じることも多かったですが、役柄を選ばず彼独自のカラーを持っているところが俳優としての強みですよね。
一方、本作でナムグン・ミンさんの「わずか1000ウォンの弁護士」の事務所で弁護士になる研修を受けることになったマリ役に「黒い太陽」に引き続きの共演となるキム・ジウンさんがコミカルにキュートに演じていますが、ユーモアセンスには、まだまだ欠けている部分があり、キム・ジウンさんの演技とセリフにまだ硬さがあって、一人不自然な部分が感じられました。
これから先、コメディエンヌ女優として、どんどん演技力もアップしていくことでしょうネェ~
相棒役の事務長サ・ムジャン(パク・ジヌ)も加わり、3人で仲間意識を深めていく過程も面白く描かれていて、特に事務長役パク・ジヌさんの淡々としたとぼけたキャラは爆笑で楽しいチームワークを見せてくれる3人です(笑)
また、ジフン(ナムグン・ミン)の検事だった時の仲間の一人にお坊ちゃん育ちでジフンにコンプレックスがあるのですが、ジフンのことが大好きな検事ミンヒョク役のチェ・デフンさんがコミカルに熱っぽく好演しています。最近、いろいろな話題作ドラマに出演されていますが、本作のチェ・デフンさんにも注目です(笑)笑えますよ!
本作は中盤以降、ジフン(ナムグン・ミン)の過去が明らかになり、正義感に燃えていた敏腕刑事から弁護士になった悲しく辛い過去が映し出されていくところも見どころの1つです。
そして、小指に光る指輪の哀しい愛の物語にも注目です・・・
本作は法廷ものですが激しいドロドロ感が全く無くて、サラッとした観やすい12話でした。

1話 (ネタバレあり)
町の商店街で小さな弁護士事務所を開業している弁護士のチョン・ジフン(ナムグン・ミン)は、なぜか?あらゆる弁護をわずか1000ウォンで引き受ける庶民の味方ですが、事務所の家賃は滞納中。更に移動には相棒で事務長サ・ムジャン(パク・ジヌ)の本職であるクリーニング店の車を使っているという謎の行動が多い弁護士です。
また、いつもビシッと決まっているスーツ姿とサングラスはオシャレなんですが、小指に光る指輪が意味深で、すべてにおいて怪しい雰囲気が漂っているナムグン・ミンさんです。
ところが、かつては政界の大物も恐れるというキレ者の敏腕検事だったらしいのです・・・
そこへ大手のペク法律事務所の代表ペク・ヒョンム(イ・ドクファ)の孫娘で司法研修院生ペク・マリ(キム・ジウン)がチョン・ジフン(ナムグン・ミン)の前に現れます。
その後、二人は窃盗未遂の汚名を着せられたミョンホ(キム・チョルユン)の裁判で検事と弁護士で再会します。

2話
裁判がはじまりますが、被告人のミョンホ(キム・チョルユン)は酔った男を支えてあげたのにスリ扱いされたのです。
弁護士のチョン・ジフン(ナムグン・ミン)は「被告人が無罪になる証拠は1つもない、証拠がないから犯人だと思うでしょうが、それは有罪を推定しているのであり、被告人が前科4犯であっても彼の有罪を推定してはいけないのです」と主張し「確実な証拠によって立証するのです」と皆の前で発言し検事ペク・マリ(キム・ジウン)に被告人が有罪だという証拠を出すように求めます。
チョン・ジフン(ナムグン・ミン)とペク・マリ(キム・ジウン)の二人は衝突しながら裁判は続いて行き、その後、検事からの被告尋問がはじまります・・・
そんな中、被告人のミョンホ(キム・チョルユン)は「本当にやってないのに私を罪人扱いして何のための裁判だ」と法廷で強く叫びます。
そして、最終的に弁護士のチョン・ジフン(ナムグン・ミン)が、簡単に無罪を勝ち取ります。
マリのプライドはズタズタに傷つけられてしまったのです。
更に、祖父のペク法律事務所の代表ペク・ヒョンムからチョン・ジフン(ナムグン・ミン)の弁護士事務所で修行するように命じられます。

3話
事務所にやって来たペク・マリ(キム・ジウン)を試補として引き受けたくないチョン・ジフン(ナムグン・ミン)と祖父との約束があるマリは必死になってしがみつくのです(笑)
そんなチョン・ジフンは次の依頼の件で、パワハラ住民チョン・ヨンベ(キム・ヒョンムク)の車をわざと荷車で言われた通りにぶつけて、マリを自分の弁護として依頼し、試補になる試験を行うのです。
1000ウォンをチョン・ジフンから受け取ったペク・マリは「やります」と言ったものの、超~~ムカついています。
たしかに弁護士が自ら事を荒立てるなんて、なんで?わざとぶつけたのでしょう?
事務長サ・ムジャン(パク・ジヌ)も「何か方法はありますか?」と心配そうに、マリに気を使ってホットココアを差し出すのです。
また、マリは事務長にこの事務所は「受任料は一律1000ウォンなんですか?」と質問すると「彼が決めたんだが、僕のせいかも、僕がチョン先生の初めての依頼人だったんだ」と答えます。
その後、チョン・ジフン(ナムグン・ミン)とペク・マリ(キム・ジウン)はそれぞれ別件でパワハラ住民チョン・ヨンベ(キム・ヒョンムク)を懲らしめていきます。

4話
臆病なので殺人事件は引き受けないチョン・ジフン(ナムグン・ミン)の事務所に「キム画伯夫婦殺人事件」の容疑者の姉スヨンが弁護の依頼に来て、弟は絶対に両親を殺した犯人ではないと訴えかけます。
更に「弁護団が全員辞任」し、引き受けてくれる弁護士が見つからず、チョン・ジフン(ナムグン・ミン)弁護士なら助けてくれると弟キム・ミンジェから聞いたと打ち明けます。
この事件は、世間の関心を集めた有名なキム画伯夫妻の殺人事件で妻が自宅で刃物で刺されているところを家政婦さんが発見し、警察は家の浴室にいた息子のキム・ミンジェを逮捕したのです。この時、夫のチュンギルは行方不明のままです。
この事件の弁護にマリと事務長は大反対しますが、過去に容疑者のキム・ミンジェに助けてもらったことを思い出したジフンは思い悩むのです。
そして、なぜ?自分に依頼したのか、キム・ミンジェに会いに行きますが自分は殺していないと余裕の態度をとり、父と母は仲が悪かったと明かします。
次に弁護を辞任したペク法律事務所を訪ね、辞任した理由を聞きますが、容疑者のキム・ミンジェが父親が犯人で自分は無実だと言うから辞任したと話します。
ジフンは行方不明の父親が生きていると信じて、この事件を引き受けることを決めます。
そして、はじめにキム画伯をよく知る人に会いに行きます・・・

5話
チョン・ジフン(ナムグン・ミン)と事務長サ・ムジャン(パク・ジヌ)とペク・マリ(キム・ジウン)の3人は夜に殺人事件が起こったキム画伯の邸宅を訪れます。
ところが、外に怪しい人影を見つけ追いかけますが、なんとその人物は同じ事件の担当検事ソ・ミンヒョク(チェ・デフン)で彼も現場調査にきていて、ジフンと検事のミンヒョクは検事時代の同期で友達だったのです。検事時代は良きライバル?というか、ミンヒョクは不器用で要領が悪いためジフンにコンプレックスがありますが、本当はジフンが大好きなんです!
ジフンはわざと検事のミンヒョクを意識するふりをしますが、その方があいつには有効なんだと事務長に教えます。
4人は再び邸宅の中に入り捜索をはじめますが、何も見つけることが出来ずこの日は解散します。
ところが、ジフンは一人で邸宅に戻り、ある場所を再度見つめています。
一方ジフンはキム画伯の風景画にはすべての絵に黒い傘を差した男が描かれていると分かったのですが、そのキム画伯が失踪する前にアトリエで描いた最後の絵を直接見れば犯人が分かると言うのです?
キム画伯の周りにはキム画伯失踪を秘密にしようとする者たちが多く、事件の真相はますます複雑になっていきますがジフンは事件当日、現場で見つかったキム画伯の絵はすり替えられていたことに気付き、最後に黒い傘を差した男だけを描いたのが息子のキム・ミンジェだと確信します。

6話
キム画伯(オム・ヒョソプ)の絵は、はじめから息子のミンジェ(パク・ソンジュン)が父に代わって描いていたのです。
偽りの人生とお金儲けの嘘の人生に耐えられなくなった父のキム画伯は3年前に自ら命を絶っていたのです。無名だった父親のためについた嘘が結局、父親を追い込んでしまったのです。
それでも、お金儲けに走る関係者たちがキム画伯の自殺を隠蔽し、息子のミンジェにキム画伯の名前で作品活動をさせていたのです。
そして、全て自分の犯行だと自供した息子のミンジェの現場検証の日にジフンはキム画伯の最後の絵をもってきて、この絵が唯一の目撃者なんですと皆の前で主張します。
ジフンはミンジェに「この絵はお父さんの代わりに描いた絵ですよね、正確に言えば湖はお父さんが描き、黒い傘を差した男は君が描いた、ところが問題が起きた・・・」と事件当日の様子を話しはじめます。
そして、犯人は弟のミンジェではなく、ミンジェの姉スヨンで、姉を守るためにミンジェが父親を利用しようと仕組んだのです。



7話
大きな事件が終わり、ホッとしていた時にマリはジフンの事務所でジュヨン(イ・チョンア)の写真を見つけます。
ジュヨン(イ・チョンア)は過去にマリの祖父がペク法律事務所のエースだった弁護士だと紹介した人物だったのです。
このあと、ジフンの検事時代の過去が明かされていきます。
5年前、JQグループに対する裏金捜査の過程で社長チェ・ギテ(ユン・ナム)が逮捕されますが、JQグループ側の弁護は資金担当者のヤン課長が横領して姿を消したことにして、捜査終結になります。この時のJQグループ側の弁護はジュヨン(イ・チョンア)でした。
ところが、その後も当時検事だったジフン(ナムグン・ミン)が社長チェ・ギテ(ユン・ナム)の裏金資金容疑を立証するために執拗な捜査を続けていたのです。
捜査が行き過ぎている?「罪を犯した者は相応の罰を受けるのが正義です、正義が息づく韓国になるようご協力ください」これがジフンの信念なのです。
そして、裏金がどこに流れたか?ジフンは必ず探し出すという熱い意志を見せます。
ところが、最後までチェ・ギテ(ユン・ナム)は口を開きませんでした。
そして、裏金捜査の車籍照会結果の中からジフンの父親である議員キム・ユンソプの名前が見つかり、最も尊敬する人を調べることになる最悪の状況になります。
すぐに、父を訪ねるジフンに父のキム・ユンソプは「協力してくれ」と頼みますが、自分は正義を守ると告げます。
その後、ジフンとの取り調べ後、父のキム・ユンソプはジフンの目の前で投身自殺をします。
その時、父キム・ユンソプの携帯に非通知で電話がかかってきて、「まだですか?キム・ユンソプ議員」と男が話すと、「誰だ?お前は誰だ?」と問いただすジフンです・・・

8話
結局、上部の指示によってJQグループに対する裏金捜査はあやふやなままになり、ジフンは「あの夜、何があったのか?父さんがなぜそうしたのか?そして最後の電話をかけたヤツらは誰なのか?必ず明らかにする」と一人で孤独な戦いをはじめますが、上層部から圧力がかかり電話の人物が誰なのか見つけられませんでした。
そんな寂しいジフンに寄り添っていたのが弁護士のジュヨン(イ・チョンア)でした。
二人は恋人関係になり、2年が経ちます。
まだ過去に縛られているジフンに弁護士のジュヨン(イ・チョンア)は先に「1000ウォンの弁護士」の事務所を開業してジフンを誘っていたのです。ジュヨンは本当はあなたは優しい人なのよと言って、笑顔のジフンが見たかったのです。
二人は結婚を約束しますが、ジュヨンがJQグループの機密文書喪失に巻き込まれてしまい、命を落とします。事件は通り魔事件として扱われますがジフンはまた愛する人を失うことになります。
そして、ジフンがいつも身に着けている小指の指輪は恋人だったジュヨンにプレゼントした結婚指輪だったという過去が、はじめて分かりました・・・
その後、犯人が自首しますが、ジフンはこの人物は犯人ではないと気付くのです。

9話
ジフンは恋人ジュヨン(イ・チョンア)と父親の死を調べるために検察を辞めます。
検察に残っていると大勢の者に見張られていて自由に動けないからです。
そして、ジフンは恋人ジュヨン(イ・チョンア)が残した「わずか1000ウォンの弁護士」の事務所に向かい、ジュヨンを思い出しながら涙を流します。
そこへ、現在相棒となった事務長サ・ムジャン(パク・ジヌ)が依頼者として、やってきました。
ジフンはサングラスで涙を隠し、「私がわずか1000ウォンの弁護士だ」と心に決め、事務所を引き継ぐのです。
今までのジフンの過去を先輩検事のナ・イェジンからお酒を飲みながら聞いたペク・マリ(キム・ジウン)もまた心から悲しくてやりきれないのです。

現在に戻り、クリーニング店の車が壊れてしまい、新しく中古車を買うためにネットを調べていた事務長サ・ムジャン(パク・ジヌ)はおとり商品の中古車詐欺に遭います。
被害事実を知ったジフンとマリは事務長のお金を取り戻すだけでなく、他の大勢の被害者まで救うための作戦を立てますが、中古車詐欺団の規模はジフンが思っていたより、とてつもなく莫大な詐欺組織だったのです。
一方、検察でもこの事件を追っていたため、ジフンは先輩検事のナ・イェジンたちと協力しながら詐欺組織のトップを捕まえるために動き始めます。

10話
刑務所にいるジュヨンを殺した犯人にジフンは「私はお前が真犯人でないことを知っている、それを知ったら奴らはお前を生かしておくと思うか?気が変わったら、ここに連絡してください」と言って名刺を置いて帰ります。
また一方で、「チョン・ジフン弁護士、噂は聞いています」と言って、新たな依頼人の男が、やってきます。男の依頼は昔の汚いことを処理してほしい、お金はいくらでも出すと言うので、ジフンは男から身分証を求めコピーし、よく検討してから連絡すると言い、男は帰っていきます。
ところがコピーした見分証は男の写真の部分だけが黒くなって写っていないのです。
怪しいと感じたジフンは男がジュヨンを殺した犯人だとその場で気づき、すぐに後を追いかけますが見失ってしまいます。犯人の男はジフンが自分を覚えているか確かめにきたようです。
また、マリはジフンがその人物を捜していることを先輩検事のナ・イェジンから聞いて知っていたので、事務長と一緒に協力しようと思っているのです。
3人は真犯人を見つけるために賭博場に行き情報を得ます。
そして、キム・ソンユク事件を追っていた先輩検事イェジンと検事ミンヒョク、そして恋人ジュヨンを殺した真犯人を追っていたジフンたちは最終的に「JQグループの VIPパーティー」にたどり着きます。
そのパーティー会場でジフンは真犯人を見つけますが、その真犯人はペク法律事務所の代表ペク・ヒョンム(イ・ドクファ)と会っているの見つけ、疑問を感じるのです。

11話
パーティー会場で見つけた真犯人はチャ・ミンチョルといいJQの会長の元秘書で、ジフンはナイフを手に持ってチャ・ミンチョルの後をつけますが、ジュヨン(イ・チョンア)の「ジフンは温かい人よ」という言葉が頭から離れずに彼女の仇をとることは出来なかったのです。
その後、パーティー会場では、JQの会長チェ・ギソクの挨拶がはじまりますが、ジフンは父が自殺した日の最後の電話の声が会長チェ・ギソクだったことをこの場で確信します。
そして、パーティー最後の競売品である「会長チェ・ギソクとの夕食の権利」をジフンが1億ウォンで競り落とします。ジフンは父のことを再確認したかったのでしょう・・・
その後、ジフンはマリに「マリさんの最も尊敬する人がマリさんが最も嫌うことをしたら、どうしますか?」と質問しますが、「もうすべて過ぎた事、今は黒幕を明らかにして、相応の罰を与える」とマリは答えます。
その後、ジフンは事務所を去っていきます・・・
1年後、マリは祖父のペク法律事務所の弁護士になりました。
ある日、ジフンの事務所を訪れたマリはそこで事務長とバッタリ再会します。
マリは事務長に、もう1年も経ったからあの人のことは忘れましょうと言いながらもジフンのことが気になって仕方ないのです。
そんな時、検察庁にいたマリの前にジフン現れます。ムカついたマリは「また逃げたら、捕まえて殺しますよ」と凄い剣幕で釘を刺します。
更に事務長も現れて、一発殴られたジフンは、二人のご機嫌取りに必死になります(笑)
そして、二人はなぜ?姿を消したのか?ジフンに問いかけます・・・

12話(最終回)
ジフンはジュヨン(イ・チョンア)を殺した真犯人がチャ・ミンチョルで、彼を殺しそうになったことをマリと事務長に話します。あの時は混乱していて自分が分からなくなり、考える時間が欲しくて、二人の前から去ったことを打ち明けるのです。
その後、ジフンとマリは真犯人であるチャ・ミンチョルの会社ケイマンファンドの事務所を訪ねます。そして、チャ・ミンチョルにお前の上司であるJQの会長チェ・ギソクに「私が戻ったと伝えろ」と脅します。
次に真犯人チャ・ミンチョルの代わりに刑務所に入った男チョ・ウソクを訪ね、再審請求をしてあなたをここから出しますと言い、チャ・ミンチョルを動揺させるのです。
また、ジフンはマリに君の祖父のペク代表は事件とは関係ない、全て調べたから心配しないようにと伝えます。
その後、真犯人チャ・ミンチョルは自分の代わりに刑務所にいる男チョ・ウソクを殺害しようとしますが失敗し、JQの会長チェ・ギソクに助けを求めますが、裏切られ殺されそうになり、そこにジフンが助けに入ります。
そのジフンはすぐに会長チェ・ギソクに会いに行きます。
会長はジフンに「君の望みは何だ?」と問いかけますが、ジフンは「私の望み?私が望むものは会長が監獄に入ることです」と答えます。
その後、チャ・ミンチョルはすべて会長チェ・ギソクからの指示だったと自白し、彼の悪行の数々が明かされていきます。
ジフンは証拠をつかむために、会長チェ・ギソクが自ら自白するように仕向けます・・・
ジフンは「ジュヨンが死んだ日・・・あの日は自分も死んだから・・・」と危険な賭けをするジフンでしたが、やっと会長チェ・ギソクを逮捕することができ、すべてhappyendで幕を閉じました。

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「One the Woman ワンザウーマン」あらすじと感想、イ・ハニが一人二役を

2023-02-27 | 韓ドラ わ行



韓国ドラマ「One the Woman ワンザウーマン」あらすじと感想、最終回。
長身で美しくパワフルな検事ヨンジュ(イ・ハニ)と、ヨンジュと同じ顔ですが、まるで生き方が違う財閥の末娘ミナ(イ・ハニ)の二役をイ・ハニさんが熱演するコミカルで痛快なラブコメディ復讐劇です。
冒頭からドラマ「熱血司祭」で共演されたキム・ナムギルさんが特別出演で登場して再現するような爆笑シーンを演じるのも注目です(笑)
検事のヨンジュ(イ・ハニ)が事故に遭い記憶喪失となり財閥令嬢のミナ(イ・ハニ)に間違えられるところから物語はスタートします。
記憶を失っても大胆でたくましい性格はそのままなので、財閥の嫁として姑に従順なのは性に合わないヨンジュ(イ・ハニ)の嫁姑のバトル戦は常に爆笑で大ウケです(笑)
また、イ・ハニさんの相手役には共にソウル大学出身のイ・サンユンさんが登場し、財閥令嬢のミナ(イ・ハニ)は初恋の相手なので、すぐに別人だと気が付きますが、財閥の陰謀を解き明かすためにヨンジュ(イ・ハニ)に協力するのです。
そして、その財閥の真実を探しながら二人の関係も徐々に深まっていく過程にも注目です。
また財閥令嬢のミナ(イ・ハニ)と政略結婚した夫役にドラマ「社内お見合い」などのソン・ウォンソクさんが登場。
堂々と不倫をしているちょっとイヤなヤツなんですが、でもどこか憎めないイケメン夫をユーモアたっぷりに演じていますが、また財閥の中で生きていかなければならない哀れさを誘う部分もあり心動かされます。
そして、もう一人、長い付き合いの同僚で検事のアン・ユジュン役を演じたイ・ウォングンさんの清々しい検事役が印象的でした。常にヨンジュ(イ・ハニ)を応援しながらサポートしていく間柄ですが年下男子の片想いの愛が切なかったです・・・
特に告白して振られるシーンの弱気な愛の表現が可愛くて、その会話が実に目新しく新鮮で良かったです。 是非、このシーンを注目して観てください(笑)
イ・ウォングンさん本作が除隊復帰作でした。 でも、最近は2番手、3番手の俳優さんたちの顔や名前がなかなか覚えられなくて、ホント!年齢を感じる今日この頃です・・・
本作は、とにかくイ・ハニさんの枠にはまらない型破りな検事役が見どころで、ヒット作続きのイ・ハニさんの評価は大きいと思いました。
最終回の17.8% 高視聴率も汲み取れるほど納得のドラマで、もしかしたら続編もあるのでは?

あらすじ(ネタバレあり)
1話
女性検事ヨンジュ(イ・ハニ)は、長身で美しく腕っぷしが強いパワフルな検事。
一方、ヨンジュとそっくりなカン・ミナ(イ・ハニ)は、ユミングループの大財閥の娘でハンジュグループの次男の嫁ですが、愛人の子供だということで姑から毎日冷たい扱いを受けつらい目にあっています。更に夫とは政略結婚で夫には愛人が・・・
ある日、検事のヨンジュは、絵画詐欺事件の犯人で詐欺師のイ・ボンシクが、絵画のオークション会場に現れるとの情報を聞き、潜伏捜査に向かいますが、その会場で自分にそっくりなカン・ミナを見つけ驚きます。更に着ているピンク色のワンピースも同じものだったのです。
その時、犯人イ・ボンシクを見つけた検事ヨンジュ(イ・ハニ)は逃げるイ・ボンシクを駐車場まで追いかけますが、そこで車の事故に遭い病院に搬送されます。
またカン・ミナ(イ・ハニ)は実家からもいじめの標的にされていましたが、この日実家のユミングループのカン会長一家が乗っていた専用機が事故に遭い全員死亡したというニュースが報道されます。そして、その飛行機には末娘のカン・ミナ(イ・ハニ)だけが乗っていなかったと報道され、嫁ぎ先のユミングループは一人生き残ったミナを捜します。

2話
事故で意識不明だった検事ヨンジュ(イ・ハニ)は病室で目を覚ましますが、そこにはハンジュグループの家族たちがいて、記憶を失ったヨンジュは自分がユミングループの娘カン・ミナだと言われますが、なぜか?気持ちがしっくりこないのです。
そこへ、イケメンの夫が現れて、お前が記憶喪失だということが外で知られたらまずいから当分の間、じっとしていろと話します。
その後、ユミングループの葬儀場での周りの様子がおかしいと感じたヨンジュ(イ・ハニ)はネットをみて自分はイジメられてた憎いアヒルから莫大な遺産を受け継ぐ相続者になっていたことを知ります。
一方でハンジュグループの長男で亡くなったハン・ガンシクの息子スンウク(イ・サンユン)が亡くなった父の無実を晴らすために、アメリカから帰国しますが、一人出迎えたのはハンジュグループの法務チーム長ノ・ハクテ(キム・チャンワン)でした。
スンウク(イ・サンユン)は初恋の人カン・ミナ(イ・ハニ)に会うために葬儀場に向かいますが、そこにいたカン・ミナ(イ・ハニ)は別人のように見えたのです・・・
その後、カン・ミナ(イ・ハニ)の腕に自分が知っている傷がないことを知り、ミナが別人だと確信します。

3話
カン・ミナ(イ・ハニ)の嫁ぎ先のハンジュグループの家族は嫁ミナのユミングループが丸ごと手に入るかもしれないと思い、ミナを利用するかもしれないので、スンウク(イ・サンユン)は少し様子をみようと考えています。
そして、まず本当のカン・ミナを捜すことから動きはじめます。
一方でユミングループは、一人生き残ったカン・ミナのおかしな行動や記憶喪失を問題視し、臨時株主総会を開きますが、そこにスンウク(イ・サンユン)が大株主として登場しカン・ミナのユミングループ承継を支持すると皆の前で発言します。
そんな時、ヨンジュ(イ・ハニ)は自分が事故に遭った駐車場に行けば、少しは記憶を思い出すのではと思いましたが、またそこでヤクザたちと乱闘騒ぎになり自分の喧嘩強さにやっぱり私はご令嬢のカン・ミナではないのでは?と・・・思いはじめています(笑)

4話
ヨンジュ(イ・ハニ)は自分を助けてくれたのが夫の従兄弟のスンウク(イ・サンユン)だったことを知り、誤解はあっていろいろ迷惑をかけましたと謝罪します。
そして、スンウク(イ・サンユン)はカン・ミナと家族とユミングループに関する資料をヨンジュ(イ・ハニ)に渡し、できるだけ資料を暗記し記憶喪失は一時的なものだとして、会社の理事たちを信用させるよう助言を与えます。
その後、ユミングループの会長になったヨンジュ(イ・ハニ)が気に入らない、ハンジュグループの長女のソンへ(ジン・ソヨン)はヨンジュ(イ・ハニ)を引きずり落とすことに必死になります。
長女のソンへ(ジン・ソヨン)はスンウク(イ・サンユン)とも仲が悪く、自分が勝つためには手段を選ばない怖い女です。
また一方で、検察庁でも、ヨンジュ(イ・ハニ)が失踪したことで仕事に大きな影響が出ています。検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)は、ハンジュグループの国税庁買収事件をヨンジュ(イ・ハニ)に担当させ、便宜を図る計画を立てていたのです。
本当に行方不明にでもなったのかと検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)は心配するより困り果てています。

5話
誰かが、カン・ミナを狙って麻薬の情報提供をし、違法薬物使用の疑いで中央地検に連行されたヨンジュ(イ・ハニ)は、検査で薬物が検出されずに帰りますが、事故であれ麻薬であれ、これ以上怖い目に合うのはごめんだと思っているヨンジュにスンウク(イ・サンユン)と法務チーム長ノ・ハクテが本物のカン・ミナを捜そうと協力を求めます。
結局、今いるハンジュグループの嫁カン・ミナが偽物だということを3人だけが知っていることになります。スンウク(イ・サンユン)はカン・ミナさえ見つければ、あなたを無事に元に戻れるようにしますと気にかけます。
そのヨンジュ(イ・ハニ)は私は一体誰だろう?と考えますが・・・ 私は賢いし機転も利くし、法についても詳しい、そして皆が私をお偉いさんと呼ぶのです・・・これって、私、もしかして、暴力団で検事を詐称していた詐欺師だったりして・・・??とかなりのショックを受けています(笑)そして、誰かが私のことを捜すはずだけど・・・??
一方、スンウク(イ・サンユン)は駐車場でヨンジュ(イ・ハニ)を車ではねて意識不明になった加害者の妻から、夫は以前ハンジュグループのハンジュファッションの工場で働いていたことがあったと聞かされます・・・
そして、その後、この事故に長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)が関わっていたことを知ります。

6話
スンウク(イ・サンユン)は父の命日に納骨堂を訪れますが、ハンジュグループ会長ハン・ヨンシクから子供の頃に非情な仕打ちを受けたことを思い出します。
そして、父の命日がスンウク(イ・サンユン)の誕生日だったことを知ったヨンジュ(イ・ハニ)は法務チーム長ノ・ハクテと一緒に誕生日をお祝いします。
その夜、家に帰ったヨンジュはミナの正体を疑っている長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)から、指紋登録してあるミナのタブレットを皆の前で開けてみるように言われます。
これに対して、数時間前にミナのタブレットの暗証番号の数字がスンウク(イ・サンユン)の誕生日だったことが分かったばかりでした・・・スンウク(イ・サンユン)の誕生日を祝ってあげて良かったですねぇ~
その中身は、夫ハン・ソンウン(ソン・ウォンソク)の浮気と次女ハン・ソンミ(ソン・スンハ)のスキャンダルと姑から暴行された診断書までありました。姑は嫁のカン・ミナと同じような境遇だったことがわかりますが、それなのに何故?彼女をいじめていたのでしょうか?
そして、舅のハン会長と長女のハン・ソンへは2007年の粉飾会計とだけ書かれてありました。スンウク(イ・サンユン)は父親に粉飾会計と関連した濡れ衣を着せただけでなく、殺人にも関わっているという疑いも見えてくるとヨンジュに話します。
そして、父の名誉を回復するために韓国にやってきたことも説明し、カン・ミナは自ら隠れたような気がすると言います。

   

7話
何も知らない同期の検事のアン・ユジュン(イ・ウォングン)はカン・ミナを演じているヨンジュに出頭要請の電話をしますが、仮病を使ってVIP室に入院します。
ところが差し入れのお寿司を食べている姿を取材陣に見つかりカメラで盗撮され記事になってしまいます。
ヨンジュは退院して出頭要請のために舅のハン会長が勧めた車で検察庁に出頭しますが、車のブレーキが故障していたのです。
やっとの思いで検察庁につきますが、そこで同期の検事のアン・ユジュン(イ・ウォングン)から、あなたはチョ・ヨンジュ検事だと言われ身分証明書を見せられます。
検事のアン・ユジュン(イ・ウォングン)もヨンジュがカン・ミナの代役をしていることを知り、今度は4人で運命共同体のような仲間になりました。
ヨンジュを巡って、スンウク(イ・サンユン)VSアン・ユジュン(イ・ウォングン)、なんだか?おかしな?三角関係がはじまりそうで先が恐ろしいです(笑)
でも、ヨンジュにしたら、これから今まで通りの検事の仕事と財閥会長を掛け持ちしなければならないので、一人二役は忙しくてたいへんなんです。
また一方で、詐欺師のイ・ボンシクはハンジュグループの長女ハン・ソンへ(ジン・ソヨン)をゆすりに行きますが、反対に捕まってしまい、カン・ミナ(イ・ハニ)が偽物である証拠を持ってきたら命は助けてあげると脅されるのです。

8話
ヨンジュの正体を知ってしまった詐欺師のイ・ボンシクはヨンジュを尾行し二人はもみ合いになり頭をレンガで殴られたヨンジュは過去の記憶がすべてよみがえってきます。
また、ヨンジュはスンウクに昔、祖母の事故捜査を簡単に処理したのが自分の上司の検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)で、今はハンジュグループの悪行の全てをお金で片付ける相当な悪人だと話します。
そのスンウクは腕を怪我したことで何かとヨンジュを呼び出し、あれをやってほしい、これをやってほしいと甘えるのですが、ヨンジュのほうは今度、今度と言ってそっけない素振りをしますが、一度だけ髪の毛を乾かしてもらうスンウクが嬉しそうでした(笑)
そして、詐欺師のイ・ボンシクは中央地検に連れていかれますが、そこで検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)から「誰にも何も言うな、いいな」と堅く口止めされます。
ヨンジュが取り調べをしますが、本物のカン・ミナは中国に船で出港し、自ら韓国を出たがっていたと言い、そのカン・ミナを長女のハン・ソンへが殺そうとしていたと話します。

9話
スンウク(イ・サンユン)はハンジュグループの長女ハン・ソンへ(ジン・ソヨン)を訪ね、カン・ミナ会長から交渉権を委任されたから、これからは僕と話し合いをしようと持ち掛け、ハンジュホテルの調査書類を渡し、再実査することを要求します。
また一方で、ヨンジュは検事として実の父ミョングクと面会するために刑務所に向かい、父に火をつけた事や祖母が車にはねられ死んだことを問い詰めて責めます。
父さんのせいでおばあちゃんが死んだと泣き出すヨンジュは二度と会うことはありませんという言葉を残し帰っていきます。
すぐにスンウク(イ・サンユン)に私はハンジュ工場に放火した犯人の娘であなたのお父さんハン・ガンシクを殺した犯人カン・ミョングクの娘ですと打ち明けます。
その後、重要な証拠を持っていた詐欺師のイ・ボンシクは刑務所内で殺され、翌日には絵画詐欺師のイ・ボンシクが自殺し、ポケットの中から3年前の絵画取引顧客リストのメモが発見されカン・ミナの名前があったと大きく報道されます。
検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)の不正を追ってやっと詐欺師のイ・ボンシクまで捕まえたヨンジュは悔しすぎてヤケ酒を飲むしかないのです・・・
そんなヨンジュを見て、愛の告白をする同僚の検事アン・ユジュン(イ・ウォングン)でしたが、アッサリ振られるユジュンでした・・・

10話
二日酔いで目覚めたヨンジュは自分が外泊したことを知り、ハン家の人たちがまた大騒ぎしていると悩みのタネが尽きないのです(笑)
おまけに姑に変な電話をかけたせいで姑が部屋から出てこないと夫のソンウンから電話があり、更に神経をすり減らすヨンジュです(笑)
また一方で、検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)からは、詐欺師のイ・ボンシクの追及はやめて、カン・ミナ会長を中央地検に出頭させるように指示を受けます。
ところ、ヨンジュが知らないうちにハンジュホテルとユミンホテルが合併契約を交わし、共同代表に長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)とカン・ミナの夫で次男のハン・ソンウン(ソン・ウォンソク)が選任されたのです。
もちろん、長女のハン・ソンへはおもしろくありませんが、すべてはスンウク(イ・サンユン)がハン会長にユミンの持ち株を10%を渡して決めたことだったのです。
また、スンウクは14年前に自分が好きだったミナはあの夜のヨンジュだったことが分かり、お互いにずっと心の支えになっていたことを知り、二人は固く握手をしラブラブになります。

11話
スンウクとヨンジュはお互いの愛を確認し、ハンジュホテルの駐車場で愛を確かめ合った二人でしたが、ヨンジュがカン・ミナなので、これは不倫関係になってしまうと困惑するヨンジュです(笑)
ところが、それよりも・・・今ユミングループのカン・ミナ会長は本物じゃない、別人がカン・ミナのフリをしているという噂が流れているのです。
長女のハン・ソンへはこの話をカン・ミナの叔母でユミングループの理事カン・ウナにします。
そして、ハン・ソンへはミナの部屋に盗聴器を仕掛けます。
また、夫のソンウンからお前はカン・ミナではないだろうと言われ、俺はだれでも構わない、ただ今のお前でいいからと言う夫に、その座は守りたかったら自分のために黙って私を保護するようにと強気になるヨンジュでしたが、本当は心臓がドキドキして死にそうだったのです(笑)
ヨンジュは早くこの家を出るしかないと考えています。
そんな時、ヨンジュは刑務所にいる父の情報を得て、スンウクと一緒に父に会いに行きます。
父はハンジュからお金をもらって、自分が火をつけた犯人になったと真実を話します・・・

12話
父になぜ?ハンジュからお金を受け取ったの?と問い詰めるヨンジュにハンジュの長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)の秘書チョン・ドウが刑務所にやって来たと言い、その時に罪をかぶったいきさつを説明します。
ヨンジュは父の娘を思う切ない親心を知り自責の念にかられるのですが、スンウクからお父さんを憎むことをやめて、これからは少しづつお父さんを受け入れていこうと言われます。
また一方で検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)はヨンジュがハンジュ工場の放火犯の娘だったことを知り驚きます。
そして、ハン・ヨンシク会長がヨンジュの祖母をひき逃げして、それを検事長リュ・スンドクがもみ消してあげたのでは??
また一方で、長女のハン・ソンへはカン・ミナの叔母でユミングループの理事カン・ウナに定期株主総会で前ユミングループのカン・ジャンス会長とカン・ミナ会長のDNA鑑定の結果を公表するように持ち掛けますが、なんと株主総会当日、親子関係が一致していると発表がありました。
もちろん、一番驚いているのはミナの演技をしているヨンジュです(笑)

13話
定期株主総会で前ユミングループのカン・ジャンス会長とカン・ミナ会長の親子関係が成立するという驚くべき事実が発表され、我が目を疑うヨンジュはその席で、ユミングループ会長を退くことと、今後はスンウク(イ・サンユン)に経営を託すことを発表します。
思いどおりに事が進まなかった長女のハン・ソンへはひどい怒りで激高します。
また、14年前の工場火災事件の真相を探っているヨンジュは検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)が自分を尾行していることを知ります。
そして、同僚のユジュン(イ・ウォングン)は検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)の携帯に盗聴アプリを仕掛けることに成功します。
またヨンジュは検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)が握っているハンジュグループの悪行の証拠資料を手に入れようと検事長室に忍びこみます。
同じころ、長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)も検事長室を訪れ、父親のハン会長の悪事の証拠書類等を渡すように検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)迫るのですが、この二人の会話を部屋の隅に隠れていたヨンジュが盗み聞きします。
そして、全部が長女のハン・ソンへの仕業だったと悔し涙を流すヨンジュです・・・

14話
あの日、ハンジュ工場にいたのはハン・ヨンシク会長ではなく、長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)で、ヨンジュはおばあちゃんを車でひいたハン・ソンへを激しく非難し、絶対に罪を暴いてやると声をあげるのです。
そんな中、ハンジュグループのハン会長が逮捕されますが、父親のハン・ヨンシク会長が目障りになった長女ハン・ソンへの仕業でした。
また、ヨンジュはスンウクと検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)の部屋の時計の中から持ち出したUSBのデーター画像を見ますが、その中にはハンジュ工場放火事件の真実が保存されていて、スンウクの父親の姿が映っていたのです。
新しい証拠はみつかったのですが、ヨンジュはスンウクを心配して「大丈夫ですか?」と声をかけます。
お金と権力を振りかざす財閥相手に、すべてを元に戻すことは自分の感情に打ち勝たないといけないのですが、それでも人間として不安があります・・・
そして、ヨンジュはスンウクに今までのことが全部終わったら、アメリカに帰るんですか?と心配そうに尋ねます。

15話
顔を整形して、ハンジュグループの長女ハン・ソンへ(ジン・ソヨン)の秘書の手伝いとして入り込んだキム・ウンジョンが実は本物のカン・ミナだったのです。
そして、ハン・ソンへに正体がバレたカン・ミナはスンウク(イ・サンユン)とヨンジュたちに助けられますが、乱闘騒ぎの中カン・ミナはサムゴリ派の連中に殴られ病院に搬送され、ヨンジュは駆けつけた警察に連行されます。
ヨンジュの面会にやってきた検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)はヨンジュに検事をクビになったと伝え、これ以上出しゃばるなと忠告するのですが、ヨンジュは検事長リュ・スンドクに「分りましたから早く行ってください、おじさん」と、もうただの知り合いのおじさんでしょうと悔しがるのです(笑)
また、ハンジュグループでは長女のハン・ソンへが会長に就き、名誉会長になった父のハン・ヨンシクは息子のソンウンに獄中経営をすると言いますが、ソンウンはイヤだと言い、母のミョンウォン(ナ・ヨンヒ)から獄中経営ならお父さんの言う通りにすればいいんでしょ、あんたには野望も自分の考えもないのか?と怒鳴られる息子なんです・・・

16話(最終回)
ヨンジュはスンウクのお陰で拘束が解かれ戻ってきました。
その後、怪しい行動をとるノ・ハクテ(キム・チャンワン)とカフェで待ち合わせしますが、ノ・ハクテが飲み物に入れた薬のせいで気を失うヨンジュです。
目を覚ましたヨンジュは身体を縛られ、目の前にはハンジュの長女ハン・ソンへ(ジン・ソヨン)がいました。
検事だったヨンジュはいろいろな質問をソンヘにしますが、彼女はついうっかり自分の過去の悪事をすべて話してしまいますが、これはヨンジュたちが計画したどおりにライブ放送されていたのです。
自分のしくじりに気が付いたソンヘはその場を逃げますが、そこに助けに来たスンウクはヨンジュと抱き合いホッとしますが、その様子もライブ中継されていたのです・・・
そして、その後、ハン・ソンへを助ける者は一人もいませんでした。
また一方で、病室で意識を取り戻した本物のカン・ミナは姑のミョンウォンに会いに行き、長男の本当の死の真相を伝え苦しみを与えるのです。
姑はカン・ミナをいじめただけでは刑務所にいかないでしょう、その代わりに姑が一番愛する子供を別の兄妹が死に追いやり、また別の姉弟はそれを知っていながら黙っていた・・・
これからの一生、姑が作った監獄の中で生きてみてくださいとカン・ミナは伝えます・・・
そして、逮捕状が出た長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)の遺体が貯水池の中から発見されます。自殺に見せかけたソンヘはベトナムに向かうつもりでしたが空港でヨンジュに見つかって逮捕されます。
そのヨンジュは自分の居場所はスンウクの隣だということが分かり、二人はアメリカに行き、ヨンジュはアメリカで弁護士の資格を取りました。
ところがすぐに韓国料理が食べたくなったヨンジュは韓国に帰国しますが、韓国の空港で、ヨンジュに似た女性を見かけ、なぜか微笑むヨンジュでした。
「One the Woman ワンザウーマン」もシーズン2を予告するようなラストで終わりました。





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韓国ドラマ「私たちのブルース」あらすじと感想、豪華すぎるキャスティング

2022-10-30 | 韓ドラ わ行


韓国ドラマ「私たちのブルース」あらすじと感想、最終回。
Netflix同時配信の全20話。自己最高視聴率は第20話の14.6%
済州島を舞台に済州で生きる人々の人間ドラマが豪華すぎる俳優陣で描かれていく、オムニバス形式のドラマです。イ・ビョンホン、チャ・スンウォン、キム・ウビン、シン・ミナ、ハン・ジミン、イ・ジョンウン、オム・ジョンファなど多数出演。
豪華すぎるキャストの名前を見ただけでも1話からワクワクする本作ですが、復帰作となるキム・ウビン君とハン・ジミンさんのカップルの物語が今までになかったダウン症という障害者を扱った物語で心洗われる瞬間が何度もある、とても純粋で素晴らしいストーリーでした。
キム・ウビン君は海女の女性を乗せる船の船長ですが、素朴な中にも誠実で男らしい青年を見事に演じ、時折見せる笑顔が素敵すぎて見とれてしまいます(笑)良かったわぁぁ~ウビン君!
また、ウビン君と公開恋愛中のシン・ミナちゃんがイ・ビョンホンさんの相手役です。
ドラマ「美しき日々」ではビョンホンさんの妹役だったシン・ミナちゃんが本作では恋人役で出演ですが、二人の絡みはあまりなく、ビョンホンさんは実の母との確執に悩んでいる荒っぽい田舎者の行商人を演じています。 カリスマ的な華やかさはありませんが、この役に適したビョンホンさんだから、高視聴率が取れたと思います。
そして、ビョンホンさんの実の母が妾になった理由には済州島ならではの独特の文化や苦々しい歴史が背景にあり、子供の命を守るために過去に済州島では妾になる女性が多かったそうです。
済州島は石、風、女性、この3つが多いということで三多島とも呼ばれ、島には女性の方が多く男性が少なかったようです。
息子のビョンホンさんには、やり切れない胸が張り裂けるような思いで過ごした子供時代があり、父が亡くなり妾になった母をどうしても許せないのでしょう・・・
また、本作は若手のフレッシュな俳優さんたちも大活躍していて、高校生カップルの恋愛関係のエピソードも考えさせられることの多いドラマチックな展開になっていて、済州の様々な事情を抱えた人々の生き方が描かれていく人間ドラマです。
劇中流れる挿入歌も素敵で、更に話題になった、BTSジミンが歌うOST「With you」の甘いバラード曲がバランスよく流れて心に響きます。
そして、人生を応援するドラマがまた1つ誕生しました。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
娘のゴルフ留学費用を工面するために家を売り退職金も一時支給してもらいますが、それでも足りない生活を送っているエスエス銀行支店長のハンス(チャ・スンウォン)は転勤で故郷の済州島のプルンに戻ってきます。
そこで、かつての同級生であるウニ(イ・ジョンウン)と再会しますが、ウニはエスエス銀行のVIP顧客カードに名前がのるほどの資産家になっていたのです。
ウニ(イ・ジョンウン)はハンス(チャ・スンウォン)のことが大好きで初恋の人ですが、忙しい日々の中に昔のトキメキがよみがえり、ハンスもまた昔を思い出しながら二人に特別な笑顔が戻ってきます。

2話
ウニ(イ・ジョンウン)とハンス(チャ・スンウォン)たちの同窓会に後輩であるトラックの行商人ドンソク(イ・ビョンホン)がやって来たのにはビックリ。今までにない豪華すぎるカラオケシーンでしたが、その夜、酔ったドンソク(イ・ビョンホン)をキム・ウビン君が車で送ってあげるシーンもまた贅沢なキャスティングでした(笑)
ハンス(チャ・スンウォン)はウニ(イ・ジョンウン)が女に見えると、可愛くてカッコ良くて堂々としていると言います。これって、本音だと思います。
また、ウニにとっては男はハンスだけだったのです。
カッコいいまま戻ってきてくれて、昔のままの大切な青春を守ってくれてありがとうと笑顔で伝えます。
でも、今のハンスは家庭内の借金のことでボロボロに疲れているのです。
そのハンスは「二人で旅行をしよう。修学旅行で行った木浦に」とウニを誘います・・・

3話
ハンスと修学旅行で行った木浦に旅行にきたウニに市場の仲間たちから電話がかかってきます。
皆はハンスに借金があることを知って、お金持ちのウニを心配しているのです。
その話を聞いたウニは傷つき、ハンスの嘘がグサリと心に突き刺さるほど動揺します。
その夜、ウニはハンスにどこまでが嘘なのか?本心を問い詰めます・・・
本当の友達なら、こんなところまで誘うことなく最初から本当のことを話すべきでウニの気持ちを利用してはいけなかったのです・・・
ところが、そんなウニはハンスに2億ウォンを渡しますが、ハンスから「いつも割に合わない商売ばかりしてきたウニに今回だけは損をさせたくない」と言って、お金を返します。
銀行を退職したハンスは、きっとこの先辛いことがあれば済州島の仲間たちを思い出すことでしょう・・・

4話
海女船を運転する船長のジョンジュン(キム・ウビン)は済州で生まれ育った誠実な青年。
そんな彼の前によその町からやってきた海女1年目で夜は居酒屋で働いているヨンオク(ハン・ジミン)という悪い噂が絶えない魅力的な女性が現れます。
周囲はジョンジュン(キム・ウビン)を心配して止めるのですが、ヨンオク(ハン・ジミン)に心を寄せるようになります。
そんなヨンオク(ハン・ジミン)は「私を好きにならないで、傷つくだけだから、しかと言っておく」と言って距離を置くのです。
ところが、その後、ジョンジュン(キム・ウビン)を散歩に誘ったヨンオク(ハン・ジミン)はわざと今まで付き合った元カレたちの話をするのです。
ジョンジュン(キム・ウビン)は「彼女の元カレの人数は?経験豊富な女性を心から愛せるだろうか?僕はどうすべきか?・・・」と、考えてしまうのです・・・
しかし、ジョンジュン(キム・ウビン)は「付き合いましょう」と男らしく告白します。

5話
ドンソク(イ・ビョンホン)の母オクトン(キム・ヘジャ)は病院で医師からガンが前より広がっているから抗がん剤治療を受けたほうがいいと言われ、息子さんを連れてくるように言われますが、息子のドンソク(イ・ビョンホン)になにも告げていません。二人の間には不仲になる大きな確執があったのです。
ドンソク(イ・ビョンホン)は母がいる市場にやってきて「あんたが死んだら葬式はしてやるから、その時は電話しろ」と冷たい言葉を残していきます。
それを聞いていたウニ(イ・ジョンウン)はドンソク(イ・ビョンホン)を外に連れ出します。
ドンソクはウニに「いくら男好きでも、男は星の数ほどいるのに、どうして俺が一番嫌いな友達の父親とくっつくか? それも父さんの友達と」と言い放って、母親に対する怒りを抑えきれないのです。
また一方で、父親同士が犬猿の仲である子供のヒョン(ペ・ヒョンソン)とヨンジュ(ノ・ユンソ)の高校生カップルは親に内緒で付き合っていましたが、ヨンジュが妊娠します。
ヨンジュは高校を卒業し20歳になったら島を出る夢を持っていましたが、この先どうなるのでしょうか?

6話
うつ病を患っていたソナ(シン・ミナ)は夫と息子のヨルの暮らしていましたが、6ヶ月前に夫と離婚しました。
ソナ(シン・ミナ)は息子のヨルと暮らしていたのですが、交通事故を起こし、今息子は夫の所にいて、二人の間で養育権争いがはじまり、判決の日を待つソナです・・・
その後、ソナ(シン・ミナ)は済州島に向かい、ドンソク(イ・ビョンホン)と再会しますが、ドンソクには、かつての苦い思い出が蘇ってきます。
ソナ(シン・ミナ)は済州島の民宿に泊まっていますが、ずっと外の防波堤に立っています。
そして、ソナは海に落ちてしまうのです・・・
そこに海女たちを乗せたジョンジュン(キム・ウビン)の船が向かいます。

 

7話
「人が海に落ちた」という騒ぎを聞き、ドンソク(イ・ビョンホン)は防波堤に立っていたソナ(シン・ミナ)の姿が見えなくなり、すぐに通報します。
そして、海女たちが海に落ちたソナを見つけて、引き上げました。

また一方で、ヒョン(ペ・ヒョンソン)とヨンジュ(ノ・ユンソ)の高校生カップルは子供を産むことにしました。二人はお互いの気持ちを確認し、この先の計画もしっかり立てているしっかり者の高校生です。ただ、仲が悪いお互いの父親を説得することが簡単ではないのです。
ヒョン(ペ・ヒョンソン)は父親にヨンジュが妊娠した、父親は僕で、子供が産めるように助けてほしいとお願いします。父はすぐに言葉が出てきません・・・
また、ヨンジュ(ノ・ユンソ)も父親に妊娠したの、お父さんの娘が妊娠したの、子供の父親はイングォンさんの息子のヒョンなのと静かに話しますが、父親は同じく、予想だにできない出来事に言葉を失います・・・ ヨンジュは産みたいの、助けてと父に打ち明けます・・・
ところが、父親同士は市場で殴り合いの大喧嘩になり、皆が妊娠のことを知ってしまいます。

8話
妊娠している娘のヨンジュ(ノ・ユンソ)は父親を説得できずに仕方なく家を出ることになり、モーテルに泊まることになります。
今回だけは父親も折れることが出来ずにヨンジュを迎えに行こうとしません。
ヨンジュは父の背中を見ながら、「私はこの子を絶対に守らないと・・・だけど、父さん、ごめん、独りにさせてしまって、父さんには私だけなのに、ごめん、でも私にも父さんがそばにいない・・・」それを聞いている父は号泣します・・・
また一方で、ヒョン(ペ・ヒョンソン)親子も大喧嘩の後、息子のヒョンが父親イングォンに謝り父を抱きしめながら二人で声を詰まられながら号泣しています。
そして、その二人の姿をヨンジュ(ノ・ユンソ)の父ホシクが見つめていました・・・

9話
ヨンジュ(ノ・ユンソ)の父ホシクはヒョンの父イングォンの家の前で待っていました。
ホシクの方から先に折れて、二人は子供を産ませてあげようと和解をするのです。
そして、今までのこともすべて水に流して・・・

また一方でドンソク(イ・ビョンホン)は4日間宿泊先のモーテルに帰ってこないというソナ(シン・ミナ)が心配になって捜しに出かけますがソナは昔父と住んでいた古い家にいたのです。
ドンソクとソナは子供の頃から知り合いで、お互いに家族のことで傷ついていた心の痛みを共有して頼り合っていた過去がありました。
そんな大好きだったソナがまた済州にきて、自分の前で昔も今も心配をかけるのですが、そんな自分にうんざりするほどソナを愛しすぎているドンソク(イ・ビョンホン)です。
ドンソクはソナに「お前にとって俺は幼なじみの近所のお兄さんだろうが、昔も今も俺はお前を女として見ている」と本音を伝えるドンソクです。

10話
ソナは息子ヨルの誕生日を祝うためにソウルに行きますが、ドンソク(イ・ビョンホン)も一緒に同行することになります。
ソナは息子のヨルと二人で水族館に行ったり、カラオケに行ったりして楽しかったのですが、明日は養育権裁判があります。
ソナは息子のヨルと当然暮らせると思っていましたが、ソナの方が敗訴し、ドンソク(イ・ビョンホン)が運転する車の中でずっと泣き続けるのです。
そして、ヨルの事以外何も考えられないソナは混乱しています。
そばにいたドンソクはソナに昔みたいにゲームに集中しろといってゲームセンターに連れて行きます。 その後、ソナを叱りつけますが最後は息子のためにソナにしっかりしろと元気づけるように励ますのです。


11話
ドンソク(イ・ビョンホン)は必死で子供を守ろうとするソナ(シン・ミナ)の姿を見て、俺の母オクドンもソナくらい息子を思っているのか?俺のことを一度でも切なく思っただろうか?40歳過ぎてこんな話をするとマヌケでおかしいか?とソナに聞きます・・・
そして、ソナは済州に戻らず息子がいるソウルに残り、強い母親になると決心し、そんなソナをドンソクは心から応援し、母と子は引き離せないと言います・・・
済州に戻ったドンソクはソナが昔住んでいた古い家を綺麗に修理して暮らし、ソナが帰ってくるのを待ちながら、いつものように市場で仕事をはじめます。
そんな時、母親のオクドン(キム・ヘジャ)が珍しくドンソク(イ・ビョンホン)の所に来て、ズボンを買っていくのです。
それに腹を立てた息子のドンソクは余命宣告されていることも知らずに母親に向かって人はいつか死ぬんだと後悔するような言葉を放つのです。

また一方で、ベテラン海女のヘジャが、ヨンオク(ハン・ジミン)を追い出すと言っています。
ヨンオクが噓つきで男がいるとか子持ちだとか・・・悪い噂が絶えません・・・
でもヨンオクがどんな女性でも彼女を信じているジョンジュン(キム・ウビン)です。
二人は加波島に旅行に行きます。そこでジョンジュンはヨンオクに海女をやめないか?と話します・・・ ヨンオクは「海に入ると一人きりになった気がして嬉しいの、邪魔者もいないし、海と私、アワビと私、ワカメと私・・・」だから、やめないと・・・

12話
ヨンオク(ハン・ジミン)にある人物からひっきりなしに電話がかかってきます。
一体、誰なのか島じゅうで噂されていますが、ジョンジュン(キム・ウビン)は思い切って誰?と質問します。ヨンオクは一言、「男でも子供でもない」と明かします。
ジョンジュンは「それならいい、これからは全てを受け入れる、俺の女だから」と嬉しそうに話します。
また一方で、島の誰からも愛させていたミラン(オム・ジョンファ)が3年ぶりに帰ってきます。
「ミランはお姫様、ウニは召使」という同級生たちの言葉にイラつくウニ(イ・ジョンウン)ですが、それでも、ミランを歓迎し、世話をしてあげるウニです。
ミランは離婚後、娘は夫に任せ、3度も離婚して娘に辛い思いをさせている自分勝手な女で、ウニは本当に最悪な女だと我慢できない様子です。
でも昔ミランに助けてもらった恩があるウニはミランとの義理を守ろうと今までも、いろいろと世話しているのです。
ミランは「ウニと私は一心同体なの、お互いに与えあい義理で結ばれている」と思っていますが、同級生のホシクだけはそう思っていないようです。
そして、1年前にウニがどうしてもミランを許せない決定的な出来事があったのです。
ウニは自分を見下してるくせに親友のふりをしているミランが許せないのです。

13話
ウニの家で寝泊まりしているミランはウニの日記を見つけ、ウニの本心を知ってしまいます。
日記にはミランがウニのことを自分の言いなりになる扱いやすい子分だと思っていても、自分はミランにとことん義理を通して憎しみや心の傷を隠し、ミランに尽くしてあげよう、それで昔の借りを返しミランのような自分勝手で二重人格な人にならないようにしようと綴ってありました。ところが、ミランは本当にウニを大事な親友だと思っていたのです。
ミランはウニに私が二重人格ならあなたはそれ以上よ、嫌いなのに好きなふりを数十年もしてきたし、あなたには義理が何より大事だから・・・
ウニに、私を捨てて、できないなら私が捨てるから、意味もなく長いだけの薄っぺらな友情を・・・と言って、ミランはウニの家を出ていきます。
また一方で、海女のチュニ(コ・ドゥシム)に呼び出されたヨンオク(ハン・ジミン)は自分の真実をすべて話します。
チュニは同じ海女のヘジャにだけヨンオクの秘密を話し、これからヘジャがヨンオクとペアを組むことになり、和解します。

14話
ミランが自分の人生から完全に消えたのに、気分が晴れないウニです。
ミランから「ウニはそれほど義理堅い人じゃないわ」と言い放った言葉が頭から離れず、ムカついているウニはソウルにいるミランを訪ねます。

また一方で、ラブラブな毎日を過ごしていたヨンオク(ハン・ジミン)とジョンジュン(キム・ウビン)でしたが、急にヨンオクの姉ヨンヒが済州に来ると連絡が入り、明日の3時に空港に迎えに行くことになりました。そして、ヨンオクの姉ヨンヒはダウン症の双子の姉だったのです。
ヨンオクのそんな状況を知らないジョンジュンは家を捜しヨンオクとの結婚も考えていたのです。ヨンオクは深刻に考えるなと言ったはずよ、私は誰とも結婚しない、だからご両親に会う必要もないわ、私たち別れようとメールを送ります。
ジョンジュンはヨンオクの後について空港まで行きます。そこで、ヨンオクからダウン症の双子の姉ヨンヒを紹介されます。ヨンヒはジョンジュンにヨンオクの昔の彼氏の名前をわざと言って困らせながら、「あなたは誰?私はヨンオクの双子の姉ヨンヒよ」と挨拶します。
驚いているジョンジュンにヨンオクは「ダウン症を知らないなら調べて」と言って、車で先に帰ります。双子の姉ヨンヒは「あの男とは付き合わないで、私を見て驚いた、喜んでくれなかった」と言うのです・・・
ダウン症の人をはじめて知ったジョンジュンは、はじめは驚きましたが別れる理由にはならないし、そのせいで気持ちが揺らぐこともないとハッキリヨンオクに伝えます。



15話
ジョンジュン(キム・ウビン)はドンソク(イ・ビョンホン)を訪ね、実はヨンオク(ハン・ジミン)のお姉さんは障害があり、ダウン症といって子供みたいなんです、両親はいないし、俺は全く平気なんですが、親と弟のギジュンに何と言えばいいですか?と相談します。
ドンソクは親や弟が反対しても変わらないなら、答えは出ている、父親に何発か殴られて終わりだと答えます。確かにそうだな~と・・・両方が満足する方法はなさそうです・・・
また一方でジョンジュン(キム・ウビン)の弟ギジュンも市場でコーヒー売りをしている聴覚障害者のビョリに「お前が好きなんだ」と交際を申し込むのですが、好きじゃないと断られてしまいます。
また一方で、ヨンオクのダウン症の双子の姉ヨンヒも島の人たちとすぐに溶け込んでいき、ビールを飲む姿にはビックリ驚きました。更に整形手術をしてヨンオク(ハン・ジミン)のように可愛くなりたいという希望ももっているのです。すごい~~!!
そのヨンヒは自分が描いた絵をはじめてジョンジュン(キム・ウビン)に見せますが、あまりに上手な絵に驚き、ヨンオクもきっと喜ぶはずだよと褒めるのです。
ヨンオク(ハン・ジミン)もヨンヒが絵を描いていると言っていることに期待はしていませんでしたが、ジョンジュン(キム・ウビン)が住んでいるバスの中にあったヨンヒの絵を見て同じく驚くのです。
ヨンヒが毎年描いていたヨンオクの顔や家族や済州の仲間たちやジョンジュンの姿を見てヨンオクは号泣し、なぜ?こんなに上手に描けるようになったのか?と・・・
ヨンヒはヨンオクに会いたくて、寂しくなるたびに、絵を描いていたら上手になったと言ったのです。それを知ったヨンオクは言葉が出なかったのです。どれだけ寂しくて、どれほど恋しければ、ここまで上手に絵が描けるようになるのか・・・と・・・

16話
海女のチュニ(コ・ドゥシム)は息子マンスの孫ウンギを2週間預かることになります。
実はマンスが交通事故で意識不明の重体ですが、妻のヘソンは義母のチュニ(コ・ドゥシム)にマンスのことを話すことが出来ないのです。
ヘソンの実の母も「まだお義母さんに婿のマンスのことを言ってないの?」と驚きますが、ヘソンは「話せるわけがない」と辛い心の内を見せるのです。
孫のウンギは寂しくて泣いてばかりですが、マンスの子供のウンギをホシクが肩車をしてあげて、ドンソクはお小遣いと子供用の洋服をあげるのです。
何日か経ち、やがてチュニ(コ・ドゥシム)は息子のマンスから1か月以上も連絡がなくて、なんだかおかしいと思うようになります。
そして、嫁のヘソンに電話しますが、応答がなく、仕事先のスーパーも辞めていたことが分かりました。

17話
母のオクドンは息子のドンソクに電話します。継父の祭祀が来週の土曜日にあるから、木浦に連れていってと、ドンソクは冗談だろ、正気か?何のつもりだと怒鳴りますが、母は養ってもらったでしょと言って、木浦まで送るのよと電話を切ります。
そんなドンソクにあなたに会いたいとソナから電話があります。ドンソクは家も完成したから見に帰ってこいと言いますが、近いうちに帰ると言うソナの電話に笑顔がこぼれるドンソクです。

また一方で、ふとしたきっかけで息子のマンスが入院していることを知った母のオクドンは木浦の病院に向かいますが、マンスが集中治療室にいることを知ります。
変わり果てた息子の姿に胸を痛めるオクドンですが、嫁のヘソンに医者から呼吸器を外そうと言われたらその通りにしてと言い、通帳を渡します。更に、ウンギも迎えに来ないでと言って涙を流すのです。母のオクドンは私は子供と一緒に生きていけない運命なのね・・・と・・・
ところが、その後、目を覚ますマンスです・・・

18話
母親からの電話を無視する息子のドンソク(イ・ビョンホン)にウニ(イ・ジョンウン)は電話します。「あんたのお母さんはガンなの、それも末期よ、もう時間がないから後悔しないためにもすぐソウルから戻りなさい」と伝えますが、ドンソクは「後悔することにする」と言って電話を切ります。
そして、この18話で息子のドンソク(イ・ビョンホン)が実の母を「おばさん」と呼んでいる意味が分かる、子供のころの過去のシーンが流れます・・・
また、ドンソクはソナ(シン・ミナ)に会いにソウルに来ましたが、ソナが元夫と息子ヨルと親しくしている姿を見て嫉妬心を抱くのです。
また一方で高校生カップルのヨンジュが授業中に病院に搬送されました。
1か月早いのですが陣痛が始まったようです。
ヨンジュとヒョンの父親たちが心配そうに孫の誕生を待っている姿がユーモアたっぷりに描かれていて笑いを誘うシーンでした(笑)

19話
ドンソク(イ・ビョンホン)は母の頼みごとを聞いてあげて、木浦に向かうのですが、その途中でも喧嘩ばかりしている母と息子です。
それでも、ドンソクは母にやりたいことを全て、何でも聞いてあげるよと優しい言葉をかけてあげるのです。そして、母もまた木浦に着き、継父の祭祀で家族が集るなか、実の息子のドンソクをかばう姿をはじめて見せるのでした・・・

また一方でヨンオク(ハン・ジミン)はジョンジュン(キム・ウビン)の両親に会うことになりますが、自分は両親もいないし、障害者のヨンヒもいるので、ジョンジュンの両親は自分を嫌うはずだと言って、乗り気ではありません。
家に着くと弟のキジュはジョンジュン(キム・ウビン)に父さんは不機嫌で母さんは最悪だと小声で言います。
ヨンオクに一言も話さない両親にドキドキしているヨンオク。ところが母親は「たった一人でお姉さんの世話をするのは大変だったでしょう、苦労したわね」と涙を見せるのです。
父親も「いいか、この子によくしてやれよ、ジョンジュンが冷たくしたら私に言ってきなさい」とヨンオクに優しい声をかけてきます。
ホッと胸をなで下ろす、ヨンオク(ハン・ジミン)とジョンジュン(キム・ウビン)です・・・



20話(最終回)
木浦から母の故郷に向かったドンソク(イ・ビョンホン)は母と一緒の時間を過ごすうちに、今までの自分の思いを吐き出します。
「俺が学校をやめて本土に行き金を稼いて養うと言ったはずだ、父が死に姉が死に、俺には頼れる人が母さんだけだった、それなのに俺に母さんと呼ぶなと言って男の所に・・・俺はたったひとりの母親まで奪われたんだ・・・なぜ?謝らない?」と強く本音をぶつけます。
母は愚かな女は謝り方なんか知らない・・・そして、生きるために妾になった・・・
息子にご飯を食べさせて学校に行かせれば十分だと勘違いしていたの、本当に救いようのない大バカ者だった・・・私が死んでも葬儀はしないで・・・と、母は声を殺して泣き続け、過去を後悔するのです・・・
やっと、二人に母親と息子の時間が戻ってきました・・・
その後もずっと母との時間を大切に過ごすドンソク(イ・ビョンホン)の幸せそうな姿が映し出されていきます・・・
そして、母は人生で最高の瞬間は、今、ドンソク(イ・ビョンホン)と一緒にいることが最高に幸せだと打ち明けます・・・
済州に帰り、静かに母のオクドンは息を引き取ります・・・
息子のドンソク(イ・ビョンホン)は小さくなった母を抱いて泣きながら、やっと気づくのです。 今まで、母親を憎んでいたのではなく仲直りしたかったことを・・・
こうして、母親を抱きしめながら、心が納得するまでずっと泣きたかったんだ・・・

1か月後、「プルン村 対 オサン村 」の親善運動会が開催され、ハンス(チャ・スンウォン)やミラン(オム・ジョンファ)も済州にやってきて、ラストは全員集合します。
ドンソク(イ・ビョンホン)たちプルン村の勝にこだわる真剣勝負は爆笑でラストの豪華なキャストは再びドラマを盛り上げます(笑)





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韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、好きが止まらない

2021-12-24 | 韓ドラ わ行



韓国ドラマ「わかっていても」あらすじと感想、最終回。
ソン・ガン演じる特定の彼女を作らないイケメン美大生ジェオンとそんな彼のことを「わかっていても」本気で好きになってしまう同じ美大生ナビ(ハン・ソヒ)の甘く切ないロマンス。
ハン・ソヒさんといえばドラマ「夫婦の世界」で今までにない魅力的な愛人役を演じ強烈な印象を残しましたが、本作はジェオン(ソン・ガン)の首に自分の名前ナビを意味する蝶のタトゥーを見つけ、そんな彼との運命を感じている心温かい女性ナビ役です。
ハン・ソヒさんはジェオン(ソン・ガン)が気になって仕方ない可愛い女性を絶妙なバランス感で演じていて、ナビという美大生そのものがハン・ソヒさんと感じるほどセンスが良かったです。
「夫婦の世界」の時も好感が持てましたが、本作も彼女の何気ないセリフや感情表現がリアルに伝わってきて、本作もチャーミングな演技で格別な存在感を残してくれました。

また、ジェオン演じるソン・ガン君は特定の彼女を作らない非恋愛主義者というモテモテのおいしい役どころですが、こんなイケメンを女性がほっとくはずありませんよね。
ジェオンは悪い男とは違いますが、自分が女性から人気があることは知っているので、私から見ればプレイボーイ的な面があると思います。
たしかに「わかっていても」こんなイケメンでキスが上手なソン・ガン君なら、騙されてもいいと思う女性は多いと思いますよ(笑)
セクシーな眼差しのソン・ガンにメロメロになること間違いありません。

最近、「ペントハウス」1、2、3、と刺激的で感情むき出しの疲れるドラマを続けて視聴したせいか、本作のようなゆったりとしたロマンスも良いなぁ~と、しみじみ感じました(笑)
とても地味目のドラマですが、私は久しぶりにじわじわと心に響くものがありました。
ドロドロ感もなく、悪役もいない珍しいドラマですが、胸キュンしたい方は超~お勧めです!

あらすじ(ネタバレあり)

ナビ(ハン・ソヒ)の彼氏ユ・ヒョヌに別に女性がいることを他人から聞かされるナビ。
愛とは人に踏みにじられ、はかなく消えるつまらないもの、ナビの恋は終わります。
そんな時、ナビの前に同じ美大生のジェオン(ソン・ガン)が突然現れます。
友達以上恋人未満の関係を楽しみ、誰のものにもならないジェオン(ソン・ガン)は美大の彫塑(ちょうそ)科で注目の学生です。
そんな彼に声をかけられたナビ(ハン・ソヒ)は、ジェオン(ソン・ガン)の首に自分の名前ナビを意味する蝶のタトゥーを見つけ、どこか運命的なものを感じ、惹かれていくのです。
この人は心臓に悪いと思いながらもジェオンはナビに同じ蝶のタトゥーを腕に描いてあげます。
でもジェオンには他に女性の影が・・・
完全に彼の虜になってしまったナビですが、話をするほどに彼の違う面が見えてくるのです。
でも、彼の優しさは私だけじゃないとわかっていても・・・
それでも、彼への気持ちを簡単に止めることができないナビです。


友達はナビに「あいつは徹底的に計算して行動している、そうやってみんな振り回されるの、わかっていても・・・1パーセントの望みに懸けちゃうのかもね、そう信じたいから、あいつは誰とも恋愛する気がないの言い寄られるのが嬉しいだけだから、諦めた方がいいよ、傷つくだけだから」とズバリ自分の弱いところを見られたようで心が落ち着かないのです。

ある夜、二人でクラブに行った日もナビには彼しか目に映らないのです。
ところが、ジェオンに声をかけてきた女性の手首にナビと同じ蝶が描かれていたのです。
それを見たナビはまた辛く苦しい気持ちになるのです。
その後もナビに優しく親切にしてくれるジェオンの気持ちは自分にだけは特別だと信じたかったナビは「はっきり確かめてから決めよう」と思い、学校仲間のビンナ(ヤン・ヘジ)に誘われて飲み会に参加します。
その後、場所をナビの家に移して、また皆で盛り上げりますが、ジェオンとナビはキスの罰ゲームに当たってしまい、ナビはキスを避けるために一気にお酒を飲み干すのです。
飲み会が終わり、外に出たナビは家の陰でキスをしている男女を見つけますが、男性はジェオンでした。
ナビに気が付いたジェオンは罰ゲームの続きをしただけだと言い、ジェオンは「さっき君とキスしたかった」と言います。
「君も僕と同じ気持ちだと思ったのに」と言って、ゆっくり近づいてきてキスをします。
ナビは「こうやって、地獄の門が開いた」と心の中でつぶやき、ドキドキするようなキスをする二人です。


ジェオンから何の連絡もないナビは私が眼中にないのか、からかわれているのか、どちらにしても怪しいと思っています。
やはり、ジェオンは元カノのソラ(イ・ヨルム)と会っていて穏やかな笑顔を見せていました。
そんな寂しい時にナビの前に現れたのが後輩のウンハンでした。
飲み会の時からナビに好意を持っていたウンハンはナビを映画に誘いますが、そこへすっと現れたジェオンは嫉妬するように二人の仲を邪魔しようとします。
その後、ナビはウンハンとご飯を食べたり映画を観たり、普通のデートを重ねます。
ウンハンはジェオンのことを「あの人は女たらしだ、あんなヤツのせいで傷つかないで、傷つくだけ無駄だ、先輩とは似合わない」と言われますが、それでもついジェオンと比べてしまうナビです。

翌日ナビはウンハンから招待されたフリマに友達と一緒にいきます。
そこにはジェオンがいましたが、ナビは見せつけるようにウンハンに笑顔で会いに行きます。
ところがナビを見たウンハンは喜ぶ様子はなく戸惑っています。
そこにはウンハンがよりを戻した彼女がいたのです。さらにその様子をジェオンに見られ、バツ悪い姿を見せてしまったナビです。
この後輩のウンハンもナビに積極的にアタックしておいて、ナビをもてあそぶなんて、嫌な奴だと感じるシーンでした。

家に帰ったナビは、熱が出て休んでいましたが、ジェオンから電話がかかってきます。
ジェオンは近くにいるからちょっと会いたいと言いますが、ナビが答える前に携帯電話が切れてしまいます。
複雑な気持ちで悩んでいたナビは、とりあえず薬を買うために外に出てお店に向かいます。
ところが戻って来ると家の前にパトカーが止まっていて近所の人が集まっていました。
ジェオンは突然電話が切れてしまったことを心配して通報したのです。
そして、お粥と薬を持ってまたナビの家にやってきました。
「僕ってそんなに悪い奴じゃないだろう」と言いますが、ナビは心の中で「原因は熱なのか彼なのか?めまいがする」と・・・そして「名前が蝶(ナビ)だから私にかまうの?」と聞きますが、「会った時から君に惹かれてた」と・・・
ジェオンは朝までナビを看病し、目覚めた二人は一緒にベットに入ります・・・


 

ナビの部屋から学校に行くジェオンはナビに「これからもずっと君に会いたいけど、君はどう?」と聞きます。ナビはその言葉が付き合う気はないけど、たまに会って寝ようってことだと知りながらも、ハッキリ断ることが出来ないナビです。
翌日、ジェオンは自分が作った蝶の形のサンキャッチャーをナビの部屋の窓辺に飾ります。
太陽が当たると綺麗だと言って・・・
その日から毎日のようにナビの部屋で会う二人は夜だけの甘い関係ですが、それは、まるで普通の恋人たちと変わりのないことでした。
ナビは温かいのか冷たいのか本気なのか冗談なのか、彼に対する不安は消えてないけど、それでも二人は気が合うと感じていて、ナビは楽しくて仕方ありません。

そして、ジェオンがナビを展示会に誘いますが、その日はナビの誕生日でした。
彼はその日が何の日か知らないのに悩むナビです。
まだ誕生日を一緒に過ごすには抵抗があり、それとジェオンの元カノのソラという存在が重くプレッシャーとなっています。
結局ナビはジェオンの誘いを断り、誕生日の日は朝早く実家を訪れました。
しかしナビの母親は他の男の人と一緒にいて、気まずい思いで実家をあとにします。
寂しい誕生日になると思っていたナビの前にジェオンが突然現れ、二人ははじめて昼間のデートを楽しみナビはプレゼントまでもらったのです。
そして、ナビの部屋でわかめスープを作ってくれるはずでしたが、ソラから電話がありジェオンは帰ってしまいます。
お腹がすいたナビは10年ぶりに再会した幼友達ドヒョク(チェ・ジョンヒョプ)が働いている中華店にいきますが、ドヒョクはナビの誕生日を覚えていて、わかめスープと手作りのチョコケーキを出してくれて、誕生日をお祝いしてくれました。

翌日学校ではジェオンとナビの関係が噂になっていて、なんとナビの元カレまでナビに会いに来て悪い男のジェオンと別れるように言います。
更に学業成績にまで影響を及ぼすことを実感したナビは全てを終わらせようとします。


話があると言ってジェオンを呼び出したナビですが、口から出た言葉は「私のほかに会っている女がいるの?」と言う一言でした。
ジェオンは「いない」と答えますが、その時一台の車が止まり中から中年の男性が降りてきて、パク・ジェオンさんですか?と尋ねます。ジェオンがはいと返事すると「この野郎」と言って急に殴ってきます。それをナビが止めると容赦なくナビを突き倒し怪我をしてしまいます。
怒ったジェオンは殴り返しますが、そばにいた仲間のソルとジワンが駆け付け警察に通報し、騒動は終わります。
争いの原因はジェオンが婚約者のいる妹に手を出したということでした。

それでもこれからも友達でいたいと言うジェオンに「もう、ムリ、終わりにしましょう、諦める機会を作ってくれてありがとう」とナビが強い言葉で言うと「ああ終わりにしよう、君が決めることだ」と言うジェオンに本当にクズな男だとあきれ返るのです。

二人はお互いに忘れようと努力をしますが、なかなか頭の中から相手を消すことが出来ないでいるのです。
そして、ナビはまた幼友達ドヒョクのお店にご飯を食べに行き、ジェオンのことを少し忘れられるように過ごしていました。
ギャラリー展のための作品説明会の準備で忙しくしていたナビですが、作品説明会の発表が終わってから行われる助手選びの場でジェオンが手を挙げ、ナビのサポートすることになり、二人はまた新たな作業を通して会うようになります。
ジェオンは「少しずつ変わろうと思っている、そうすれば恋人に出会えるかも」と言って、ナビにごめんと謝るのです。
そして、ナビは作業を通して、その気楽な関係に安らぎを感じています。


ナビはジェオンの元カノのソラとの挑発的な会話に心が複雑になりジェオンのそばを離れようと考え、突然学校を休み友人たちとの連絡も避けています。
ナビは自分が幼い時に住んでいた故郷に向かったのです。
そんな時、幼なじみのドヒョクも食堂やペンションのオープンの準備のために街に帰っていたのです。

ナビが初恋の女性だという幼なじみのドヒョクはバーベキューの準備をしてナビのところへいきます。彼女を喜ばそうとして、二人はテントを張り、海辺で楽しい時間を過ごします。
ドヒョクは「ところで君は好きな人はいるのか」と聞くと、ナビは「今はいない」と答えます。ナビが理由を聞くと、ドヒョクは「俺の初恋は君だ」と思い切って答えます。
ナビはすぐに言葉がでないほど驚くのです。
その後も二人は自転車に乗ったり市場にいったり楽しい時間を共有し、ドヒョクのペンションに着きました。

また一方、ジェオンの誕生日に学校に来たソラはナビにまた付き合っていると嘘をついたことをジェオンに話します。まさかそのことでナビが消えたとは思わなかったと・・・
でも、ナビも黙っていなかったと言います。
ジェオンはナビがいる故郷に向かいますが、ナビの隣にはドヒョクがいました。



ドヒョクのペンションで、彫塑科の仲間たちの合宿がはじまりますが、ジェオンが一人先に到着します。
ナビ、ドヒョク、ジェオンと3人の間で気まずい雰囲気が流れるなか、彫塑科の仲間たちが到着します。
皆は遊園地に行くことになりますが、ドヒョクも一緒に行こうと誘われますが、ジェオンにとっては面白くない事態です。
ところが、遊園地で順番を待っていた観覧車に、ジェオンとナビの二人が一緒に乗ることになり、予想外の出来事がやってきました。
ジェオンはなぜ誕生日を無視したのか聞くと「誰かに祝ってもらえばいいじゃない、ソラさんにひどいこと言って、ごめん」と伝えてほしいと言います。
その時、観覧車が少し揺れてジェオンはナビの前に近づいてきて、「君に祝ってほしかった」と
ナビを見つめますがナビはドキドキする気持ちを必死で抑えています。

その夜、彫塑科の仲間たちは「ささやきゲーム」をすることになり、質問する人と答える人の間で秘密のささやきがやり取りされて皆の雰囲気は熱く盛り上がります。
ドヒョクの番になり、隣に座っているナビの耳元で「ここで君を一番笑顔にする人は」と質問します。ナビは即座にドヒョクだと笑って答えます。
二人の甘い雰囲気を皆がワイワイはやし立てますが、ジェオンは寂しそうにしています。
ドヨンの番になり、隣のジェオンに質問しますが、ジェオンは真剣に「ユ・ナビ」と答えます。
その後、すぐに雰囲気を変えるためにゲームはやめておしゃべりでもしようと言うことになります。
そして、その後、ドヨンから私がジェオンにした質問は今夜キスしたい相手は誰?だったと聞き、ナビの気持ちはまた揺らぐのですが、ドヨンから聞いた後、ナビの目の前にジェオンが現れます。「私をもてあそばないで、なぜ私の名前を言ったの?」と言いますが、「本当に分からなくて聞いているの?会いたかった。嫌なら嫌だと言って、あきらめるから」と言って近づいてきますが、ナビはジェオンとキスをしてしまいます。


叔母の家に帰るナビを夜遅いからと言ってドヒョクが送っていきます。
ところが帰る途中の道にはイルミネーションが飾ってあり、花束まで準備してありました。
ナビは「ドヒョク、本当にいい人だね、でも今はごめん、恋愛する余裕がないの」と言いながら涙を流します。
ジェオンを忘れるためにここに来たというナビですが、心の中はジェオンでいっぱいのナビのことを知っていますが、ドヒョクもナビが好きでどうしたらいいのか分からないのです。

翌朝、ジェオンはナビの叔母さんの陶芸工房を訪ねます。
ジェオンがナビに昨夜のあやふやな関係を話したがると「昨夜のことは忘れて、二人とも酔っていた弾みだから」と言いますが、「そうか、君がそう言うなら」と相変わらず曖昧でズルい男のジェオンです。
そんなジェオンが忘れられないナビの心の中はモヤモヤと、どうしようもなく苦しいのです。

合宿も終わり、それぞれが学校に戻り、ナビもギャラリー展の準備に追われています。
そんな時、ジェオンが「一緒にいくところがある」と言って、国際アートフェアの展覧会に誘います。
ナビは元カレのことで嫌な思いをした場所でしたが、ジェオンは「僕はここで、すごくきれいな女性を見かけたんだ、その後、偶然その女性と再会した、運命だと感じるくらい驚いたよ」とナビを見つめます。
ナビはジェオンが運命など信じないヤツだと知っているので受け流しています。
その後、ナビは交換留学生の選抜も不合格になり、ショックのあまり何もしたくなくて、夜の街を歩いているとジェオンから電話がかかってきます。
ナビが電話に出るか迷っていると後ろにジェオンが立っていました。




二人はお店に入り、ジェオンはどうしてドヒョクと付き合わないのか聞きますが、ナビは自分がいい人でいたいから彼を失望させたくないと答えます。
「それじゃあ、僕は?」と聞くジェオンの顔にはメラメラと嫉妬がにじみ出ています。
お酒を飲んだ二人は、帰りに荷物を取りに君の家に行くとジェオンが言い、ナビと一緒にナビの家に向かいますが、家の近くにドヒョクがいました。
ナビはドヒョクに気が付いていませんが、ドヒョクを見たジェオンは、見せつけるようにナビの家に入っていきます。
ナビは「荷物はこれで全部だよね、疲れたから、もう帰ってくれる」と言うと、ジェオンはナビの隣に座り、キスしようとしますが、「もう弾みはイヤ、帰って」と言うと、「僕は違う君と一緒にいたい、からかってない」と言って「付き合おう」と真剣に伝え、考えてほしいと言って帰っていきます。
急に変わったジェオンに戸惑うナビ。はじめての告白に胸が熱くなるのですが、また本当に本気なのか?不安の方が大きく広がっていきます。

そんなナビは教授に作品を指摘されて落ち込んでいましたが、そこにドヒョクから電話があり、いろいろと悩みを打ち明けています。
そんなナビを遠くから見ていたジェオンは「ナビはすでに僕から離れていたのか?」と感じるくらいショックを受けます。
その日、ジェオンは車でナビを家まで送ってあげますが、家の前で手作りのブレスレットをナビにプレゼントします。

ソウルにやって来たドヒョクは待ち合わせをしたナビにナビが写っているアルバムをプレゼントします。そして、前にソウルに来た時、ナビの家にジェオンが一緒に入っていくのを見て嫉妬したと打ち明け「あいつがナビを本気で好きだと感じた事が一度でもある?」と聞きますが、ナビはそれに答えられなかったのです。
家に帰ると酔っているジェオンが待っていて、「今までドヒョクと一緒にいたのか」と怒ります。ナビはあなたには関係ないと言いますが「ドヒョクは俺と一緒にナビの部屋に入るのを見ても好きだと言ったのか?」と叫びます。
ナビはがく然とし、「だからあの日、付き合おうって言ったの?」と言い大喧嘩になり、「もう二度と私の前に現れないで」とバカだった自分を後悔するのです。
ジェオンにとって、ナビを完全に失った夜でした・・・

⑩最終回
部屋で泣きじゃくるナビ・・・
でも、本当は分っていた、これが、愛じゃないって・・・
ジェオンは・・・
やっと分かった、すべてぶち壊したのは、俺だってこと・・・
ナビの傷ついた表情と泣きそうな声が一晩中 頭を離れなかった・・・

そして、ナビの辛く苦しい心に追い打ちをかけるように、ギャラリー展のナビの作品の上に天井のファンが落ちてきて、原形が分からなくなるほど砕けてしまったのです。
なんで、こんなことにと呆然とするナビ・・・
そこへジェオンがやってきて、「やり直そう、もう一度、作品が完成したら二度と君の前に姿を現さない」と約束します。
作品を作り直していくうちにジェオンがだんだん変わっていくのを感じるナビ。
そして、作品が完成し、ナビは「ありがとう」とお礼を言いますが、ジェオンがナビの前から姿を消します。

「君は作業中が一番幸せそうに見える」と言われたジェオンの言葉が嬉しく、やる気のなかったナビに意欲が湧いてきたのです。
また自分の気持ちを思い返してみるとジェオンとの出会いはやっぱり運命的なものだと感じるのです。

そして、ギャラリー展が開かれドヒョクが花束を持ってやってきますが、ナビは「ジェオンのことが好きなの、でも彼が私を幸せにしてくれる人ではないと思う」と言います・・・

ナビはジェオンにとても会いたかったのです。
その夜、作品展の会場に行ったナビはそこでジェオンに再会します。
はじめは怒っていたナビですが、「どこへも行かないで」と告白するとジェオンも「君がすごく好きだ」と答えます。
ナビから「ジェオン、付き合おう、後悔してもいいから、それでもいい」と・・・
傷つくと・・・
わかっていても・・・
それでもやっぱり・・・  おわり


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「私の恋したテリウス」私の後ろに、あらすじと感想、ソ・ジソブがベビーシッターを!

2020-02-20 | 韓ドラ わ行


韓国ドラマ「私の恋したテリウス」、「私の後ろにテリウス」あらすじと感想、最終回。2018年作品、全16話。元NIS(国家情報院)の彼がある作戦で恋人を亡くし、その真相を明らかにするために正体を隠しながら逃亡生活を送っています。ここまでなら、今までのクールで無表情のソ・ジソブさんですがそんな彼がさらなる挑戦に挑んだのが双子の子供のベビーシッターでした(笑)
無口でクールさは相変わらずですが、子供にとっては長身で力のある男性ベビーシッターはまた違った遊びが増えて楽しいですよね。彼にとっては慣れない子供のままごと遊びやごっこ遊びなど、まごついていますが、そんな時も顔色ひとつ変えずに遊んでいる彼はまさにソ・ジソブそのもので抱腹絶倒の笑いの渦です(笑)
そんな子供たちのママで撮影開始前からソ・ジソブさんの相手役として話題を集めたヒロインにチョン・インソンさんが抜擢。彼女は子役デビューだけあって申し分ない演技力。
ソ・ジソブさんとのロマンスも期待を上回る完璧なケミストリーで大活躍でした。
そして次第に、夫に先立たれた双子のママであるチョン・インソンさんが気になりはじめ、彼女を守るために身を投げ出す彼の力強く勇ましい姿が毎回炸裂します。



またイケメン俳優のソン・ホジュンさんが初の悪役にチャレンジし、後半からはソ・ジソブさんとの男の友情もホロリとし、時にコミカルな笑いを誘うようなシーンもあり、なんとも憎めない男を魅力的に演じていました。
また本作はお堅いNIS(国家情報院)の物語ですが、もう一つ噂話好きで情報収集能力に長けたママ友たちの集まり「KISキングキャッスル主婦情報局」の優れたママたちの情報網はNIS(国家情報院)顔負けで、(爆笑)この二つのプロとアマの違いを比べながら視聴できる楽しいドラマになっています(笑)ちなみにこの題名の「テリウス」とはNIS(国家情報院)でのコードネームです!
劇中、主婦である双子のママ、エリン(チョン・インソン)がミッションを任される時がありますが、私もコードネームがほしいと
言って、ボン(ソ・ジソブ)から「アリス」と名づけてもらったときは超~嬉しそうでした・・・   なんとなく彼女のワクワク感が伝わってくるようなシーンでした・・・



あらすじ(ネタバレあり)
エリン(チョン・インソン)は、イタズラ盛りの双子たちの世話に追われる主婦。ある日、向かいに住む男性ボン(ソ・ジソブ)と知り合いますが、いつも無表情で無口な彼はエリンにとっては謎だらけの人物。実は、彼はかつてNIS(国家情報院)の要員でしたが今は国際指名手配者となり身を隠しているのです。
そんな中、エリンの夫ジョンイルが不慮の死を遂げ、さらに双子が誘拐されそうになります。夫ジョンイルの死と自分が追う事件との関連性に気づいたボンは、仕事を始めたばかりのエリンに協力して双子のベビーシッターをすることになります。
ところが、その慣れないベビーシッターだったはずが、次第に双子たちやエリンとの距離が縮まっていくのです。
ボン(ソ・ジソブ)は3年前に恋人をある作戦で亡くしています。この時銃撃した殺し屋とエリン(チョン・インソン)の夫を殺した殺し屋が同じ人物だったことをボンは突き止めます。またエリンは夫が殺人現場を目撃して殺されたことを知らずにいます。
夫の死は事故だったと思っているのです。この殺人に絡んでくるのがJインターナショナル代表のヨンテ(ソン・ホジュン)ですが、彼もまた黒幕の指示を受けて動いている元天才詐欺師だったのです。また一方、ボンと再会したNIS(国家情報院)の要員ジヨンはボンが3年前の事件を追っていることを知り、二人の目的である「殺し屋」について情報を共有しようと仲間になります。ジヨンは同じNIS(国家情報院)の要員ラ・ドウを仲間にいれて3人で「キングス・バッグ」というお店をアジトに作戦を立てていきます。
そしてジヨンは上司であるNIS(国家情報院)院長を信頼し自分たちの作戦を報告しています。院長と女性次長は犬猿の仲のようですが終盤、この二人の隠されていた本当の正体が現れ、衝撃を受けますよ!また、エリン(チョン・インソン)がその「キングス・バッグ」のアジトを見つけてしまいボンたち3人の本当の正体を知ってしまいます。
ジヨンはエリンに一緒にNIS(国家情報院)の手伝いをしてほしいと持ち掛けられ、ここから普通の主婦だったエリンの人生が大きく変わっていくのです!



後半、指名手配中だったボンはNIS(国家情報院)女性次長クォンから追い詰められますがエリンに助けられるのです。このNIS(国家情報院)女性次長クォンはボンが3年前の犯人だと思っているため、ずっと逃亡していたボン「テリウス」を捜していました。
同じころ、Jインターナショナル代表のヨンテ(ソン・ホジュン)も上からの裏切りで殺し屋に殺されそうになりますが、ボンが助けてあげます。ここから二人は助け合っていくのですが、ヨンテは黒幕は「コーナーストーン」という組織で声だけしか知らないと言うのです。
「コーナーストーン」とは、軍需だけでなくお金儲けなら何でもする巨大組織で政界や財界や国家情報院にも彼らの手先が忍び込んでいるとヨンテは言います。
殺し屋ケイも「コーナーストーン」が雇っています。ヨンテは二重スパイになって情報を得るのですが、なんと黒幕は大統領秘書室長のユン・チュンサンだったのです。エリンは大統領秘書室長のユン・チュンサン宅のお手伝いさんになり金庫から秘密の書類を盗み出そうと危険なミッションを1つ1つクリアしていきます(笑)
そして最後のミッションでボンが加わり金庫から秘密の書類を盗み出しますが、殺し屋がやってきて殺されそうになります。ところが、なぜかボンを女性次長クォンが助けるのです・・・?ボンは病院に運ばれますが、そこで悪人だと思っていたのが
女性次長クォンではなく、院長だったことが分かり、二人は和解するのです。そう、3年前の事件の犯人は院長だったのです。ところが、(国家情報院)の要員ジヨンが車にはねられ、ボンと要員ラ・ドウはジヨンのためにNISの現場に戻ることになりました。そして、院長は逮捕されます。



最終回、協力者が多い院長は護送中に逃げ切り、隠れ家でユン・チュンサンと落ち合い、海外逃亡を計画していましたが、それをボンが捕らえました。
1年後、ポーランドでミッション中のボンは、暗殺しようとする殺し屋ケイを見つけ、彼を殺すことに成功します。そして、ヨンテはワン・ミナムという新しい名前を得て、「イケメンカフェ」を運営しながら、平凡な生活を送っています(笑)エリン(チョン・インソン)もまた双子の子供たちと平凡な人生を暮らしています。
ところがその時、KISのヨンシルから素敵なミッションが与えられボンとエリンの二人はついに南山タワーでモヒートを飲めることになりました。おまけに「偽装夫婦になってニューヨークに行きなさい」と箱の中には指輪もありました。
2人は指輪をはめ、ボンは「今回のミッション、楽しみだ」と言い、エリンがドキドキすると話すと、ボンは「心配しないで、あなたの後ろにテリウスがいるから」と微笑むのです。ラストは素敵なhappyendでした。






コメント (6)
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韓国ドラマ「私の男の秘密」最狂の愛憎物語&復讐劇

2018-10-29 | 韓ドラ わ行
韓国ドラマ「私の男の秘密」あらすじと情報記事
最高視聴率26.4%を記録!誰も観たことない復讐劇!
最狂マクチャンドラマ!
【STORY】
ジソプ(ソン・チャンウィ)は、貧乏だが真面目な大学生。
ある日、女子高生ソラ(カン・セジョン)と最悪な出会いを果たすが、
2人はやがて惹かれ合う。
対する財閥御曹司ジェウク(ソン・チャンウィ)は、海外から帰国し、
真っ先に幼なじみで国会議員の娘ヘリム(パク・ジョンア)に
会いにいくが、彼女の気持ちを掴めずにいた。
10年後、夫婦となったジソプとソラは、娘と3人で慎ましく
暮らしていた。
一方、ジェウクと母ソネは念願のヘリムとの政略結婚を控えていた。
しかし、彼は突然の事故で意識不明に。
そして偶然見かけたジェウクと瓜二つのジソプを替え玉にするという
とんでもない案を母ソネが思いついた瞬間から、封印されていた
数奇な運命が動き出していく……。(kstyle)



瓜二つの2人の男と運命に翻弄された女たちが復讐のカルマに
堕ちるドラマ。
放送が開始されるや、あまりにハイテンションなセリフ回しと
役者たちの過激な熱演ぶり、騒々しく展開する常識を超えた
ストーリーに圧倒されながらもハマる視聴者が続出。
あっという間にお茶の間の人気を独占してNo.1視聴率を記録した、
2016年度上半期愛憎劇視聴率No.1の「凍える華」や2014年下半期
視聴率No.1を記録した「シンデレラの涙」など愛憎劇の
超メガヒット作を世に送り出してきた名脚本家による待ちに待った
最新作。
今までのドロドロ復讐劇の中でも最も強烈なレベルで予測不能の
狂乱ストーリーが展開され、愛憎ドラマを見慣れた人の間でも、
「これは凄すぎる」「面白すぎる」「次回が気になって仕方がない」と
視聴者を虜にした。
さらに、あまり愛憎ドラマを観ない若い人たちまでもがこのドラマに
釘付けとなり、若年層視聴率でも1位を獲得。
あらゆる点で、韓流ドラマ史に新たな歴史を刻む衝撃の傑作に
なることは間違いない。



ソン・チャンウィによる前代未聞の善悪反転キャラ。
メガヒット作「黄金の新婦」や2015年MBC演技大賞の最優秀演技賞を
受賞した「女を泣かせて」など、数々の話題作に主演する一方で
ミュージカル俳優としても目覚ましい活躍を続け、日本でも
ファンミーティングが何度も開催されている実力派人気俳優
ソン・チャンウィ。
そんな彼が、本作では初の1人2役に挑戦。過去の役柄から
“オムチナ”(育ちがよく、気品溢れる男性という意味)と
呼ばれてきた彼が、ここでは、傲慢で冷酷な金持ち男と誠実に
生きてきた貧乏男という全く対照的なキャラクターを演じる。
さらに真面目だった男が他人の替え玉となる中で次第に悪に染まり、
対するサイテー男は長い昏睡から善とともに目覚める、という
マクチャン史上前例のない役柄を体当たりで熱演。
役者人生でも最もハードな役柄を完璧に演じきり、本作で
2017年KBS演技大賞毎日ドラマ優秀賞を獲得した。



カン・セジョンはじめ豪華キャストがドラマを盛り上げる。
「結婚の女神」「天使の選択」のカン・セジョンが逆境に立ち向かう
逞しいヒロインを熱演。
夫と瓜二つの男と遭遇する中で、生きるベクトルを復讐へと変えていく
演技も大きな話題に。
また、「貴婦人」「華麗なる誘惑」ほか、「孤独のグルメ」韓国編にも
ゲスト出演を果たしたパク・ジョンアがキャリアを塗り替えるほどの
悪女役で2人の男性を翻弄する。
「金よ出てこい☆コンコン」や数々のミュージカルでも人気を誇る
イケメン俳優キム・ダヒョンは、愛する女性を弟に奪われた上に
復讐するヒロインからも利用される心優しい男を好演。
激しすぎる展開の中でただ一人、純愛パートを受け持ち、観るものの
ときめき指数を刺激する。さらに「結婚契約」などのベテラン女優
イ・フィヒャンが主人公たちの人生を狂わせる極悪マザーを怪演するほか、
「私はチャンボリ!」のファン・ヨンヒといった豪華実力派たちが結集した。



強烈すぎるスパイラルドラマに中毒者が増殖。
冒頭から異常すぎるテンションで展開され、声の限りに咆哮したり、
髪の毛つかみ合いバトルや白菜ビンタなど、衝撃シーンの連続に
話題騒然。
喜怒哀楽すべてを網羅し、螺旋の迷宮のように繰り広げられる本作。
ハマったら最後、抜け出せなくなる中毒症状が待っている!?
 (kstyle)








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「私の婿の女」実の娘が嫁に、あらすじと感想、最終回

2017-04-15 | 韓ドラ わ行
韓国ドラマ「私の婿の女」あらすじと感想、最終回
「百年の花嫁」、「私の残念な彼氏」のヤン・ジンソンが私の婿の女を
迫真の演技で熱演した日々(イルイル)ドラマ。
義母と一緒に住んでいる婿ヒョンテ、そしてその男と再婚した女性スギョン
(ヤン・ジンソン)。
ところが、その義母がスギョン(ヤン・ジンソン)の実の母だった真実が
明らかになり、二人の衝撃的な運命と葛藤が悲しい涙とともに描かれて
いきます。
実は母ジンスクはKPグループの姑から夫のテホが刑務所に入っている時に
スギョン(ヤン・ジンソン)を奪われ家を追い出されます。
その後娘が二人いる男性と結婚しますがその夫もすぐに亡くなり波瀾万丈な
人生を送っていました・・・
また実の娘スギョン(ヤン・ジンソン)は意地悪な祖母(実母の姑)から
母親のジンスクに捨てられたと言われながら育ちますが、後妻に入った
継母とは仲良く暮らし、出来の悪い弟とも気をつかいながら本当の姉弟の
ように過ごしています。

ある日、シングルマザーのジンスクの前に、娘のヨンチェが恋人のヒョンテ
を連れてきます。ヒョンテ(ソ・ハジュン)は両親がなく孤児院育ちの
ボクサー。母のジンスクは猛反対しますが、すでにヨンチェは妊娠しており
二人の結婚を渋々認めることになります。
また、同じころKPグループの令嬢であるスギョン(ヤン・ジンソン)も
KPグループの本部長をしているジェヨン(チャン・スンジョ)と婚約式を
挙げます。野心家のジェヨン(チャン・スンジョ)はKPグループの後座を
狙っていてスギョンとの結婚を望んでいますが、スギョン(ヤン・ジンソン)
は彼の冷徹さに不安を感じていてなかなか好きになれません。

そして婚約式の当日、ジンスクの娘のヨンチェがひき逃げに合い、
亡くなりますがその車を運転していたのが、PKグループの会長テホでした。
もちろんPKグループの会長テホは自分が事故を起こしたことは知りません。
母のジンスクは、婿であるヒョンテのことを心底憎んでいますが、かろうじて
助かったお腹の子供のために、仕方なく同居生活をはじめます。
そしてボクサーをやめたヒョンテ(ソ・ハジュン)と母ジンスクは本当の
親子のようになっていくのです。
きっとヒョンテは初めて家族が出来たことに喜びを感じているはずです。
亡くなった妻ヨンチェがいれば、もっと幸せだったのに・・・

4年の月日が経ち、婿のヒョンテとスギョンは偶然KPグループの新入社員
として出会います。また母ジンスクは家庭の幸福伝道師として講演をしたり
SBCのラジオ番組「女性万歳」で自分の経験談やアドバイスが現在人気を
集めています。
不思議なのは元夫婦間の信頼もなく、姑からもあっさり追い出されて
しまう嫁だったジンスクにこんな優れた能力があったなんて嘘のよう。
ちょっとここは出来過ぎのストーリーかなぁ~(笑)と感じてしまう?
そしてヒョンテはスギョンが亡くなった妻が作ったフクロウの
ストラップを持っていることに関心を抱きます・・・
これが二人の運命の出会いなのかなぁ~?!と感じるシーンでした。
そしてヒョンテとスギョンの二人は急接近しますが、それを婚約者の
ジェヨン(チャン・スンジョ)が感じ取り、奪われそうな不安を
隠しきれないのです・・・ジェヨンには大きな野心がありますが、
スギョンを心から愛しているのも感じとれます。
嫉妬から壊れていくジェヨン役を演じているチャン・スンジョさん
ですがイケメンすぎる容姿が邪魔になるくらい綺麗なマスク・・・(笑)
もうすでにご結婚されていますね!!
ますます意欲的にいろいろなドラマに出演され活動中ですが、
本作では最後までヒョンテに敵対する悪役を演じていました。



ある日、スギョン(ヤン・ジンソン)はヒョンテ(ソ・ハジュン)に
息子がいて義母と一緒に住んでいることを知りショックを受けます。
またヒョンテもスギョンが会長の娘だったことを知り二人のあいだに
気まずい空気が流れていきます・・・
それでも二人の愛は深くなるばかりですが、スギョンの婚約者
ジェヨンは嫉妬の炎がメラメラとヒョンテを攻撃し、ジェヨンは
ヒョンテを左遷します。
そのことを知ったスギョンは自分のほうから「私たち付き合いましょう」
とヒョンテに告白します・・・
これ以上傷つくのが怖かったヒョンテは1度は断りますが、二人は
勇気を出して付き合うことになりました。
これから先多くの困難が待っていると思いますがお互いに信頼し合って
乗り越えてほしいと思います。特にスギョンの婚約者である本部長の
ジェヨンが簡単に二人を許すはずありませんから今後の道のりはきびしく
結婚は遠いものになりそうです。
その後、何度も何度も婚約者であった本部長ジェヨンの醜い攻撃が続き
今度は義母とヒョンテの仲を引き裂くような嘘まで義母に言います。
二人は何度も負けそうになりますが二人は大きな愛で乗り越えて
いきます。次から次と問題が起きてきますが、この人生の困難に
直面した分、お嬢様であるスギョン(ヤン・ジンソン)はどんどん
強くなっていくようにみえ、自分から行動を起こす勇気や度胸が
事件解決につながっていくのです。意外と強い女性でした・・・

結局、ヒョンテがKPグループに就職したことで義母ジンスクとの
生活にいろいろなズレが生じてきます・・・
やがて婿のヒョンテが義母の前に愛するスギョンを連れてきます・・・
何も知らない母はまさか自分の子供だとは知らずに彼女に
意地悪をしてしまいます・・・やはり結婚して一緒に住むとなると
現実的に許せない部分があるようで、これも女のおぞましい
本性なんでしょうねぇ・・・嫁姑の難しい問題です・・・
ところが母はスギョンが実の娘であることを知ることになります。
そして今度は二人の結婚に積極的になりますが、スギョンの家族は
ジンスクが実の母ということで大反対! スギョンに実の母が
ジンスクだとわかってしまうのが怖いのです。
そしてスギョンの家族は二人の結婚式が終わったあとジンスクに
去っていくことを条件に二人の結婚を認めます。

やがて母のジンスクが病気になり病院で見つかり、ヒョンテと
スギョンはジンスクたちと一緒に暮らすことになります。
ところがそれが面白くないスギョンの家族と、もめ事が絶えない
日々が続きますが、スギョンに振られたジェヨンもスギョンの父である
会長を失脚させようとあれこれ会社を危険に追い込む策略を考えて、
自分の母と一緒に陥れようとしています。
さぁ~会社は大変な危機になりますが、会長であるスギョンの父が
解任され、祖母はまたジンスクのせいだと怒っています。
孫のスギョンと弟スチョルもジンスクの家族になってしまい、
悪縁はまだまだ続きますね・・・(笑)

また一方、鶏肉のから揚げ店を経営しているジンスクの娘ヨンシム
とスギョンの弟スチョルが一夜の過ちで子供ができてしまいます。
母のジンスクはヒョンテとスギョンに子供だできたと勘違いし、
心から喜びますが、なんと未婚のヨンシムが妊娠したことでビックリ!
娘のヨンシムの妊娠を心配する母は相手の男性を聞きますが、ヨンシムは
黙って教えません。ところがスチョルがジンスクの家を訪れ、ヨンシムと
結婚させてくださいとあいさつにきます・・・
さぁ~これからストーリー展開が面白くなりそうです~(笑)



中盤過ぎ、相変わらずスギョンに執着しているジェヨンの悪行はますます
会社を危険に追い込みますが、ジェヨンの行動に疑問を感じたヒョンテは
そのからくりを調べ上げ会社を救うのです。頼もしい婿です(笑)
でも、毎回感じることですが会長に復帰したスギョンの父は何度も会社が
危機に合っているのにそれでもジェヨンを信じ切っているのが
どう見てもおかしいですよね!
今の会社を立て直し会長にまでなった人が人を見る目がないなんて~(笑)
それに意外と身近に敵が多く、一番信頼していた秘書にも裏切られる
会長のテホです・・・

また、ヨンシムのおかげでスチョルが働くようになりだんだん変わっていく
様子をみた両親は二人を家に入れて一緒に住むようになります。
ところがスギョンの祖母は実母ジンスクとスギョンが幸せに暮らして
いることに腹を立てスギョンに真実を話そうとしています。
ところが、それよりも先にジェヨンの母がスギョンを呼び出し「あなたは
もうすでに実の母に会っているじゃない。一緒に暮らしているヒョンテの
義母よ。あなたを捨てた罪を償うためにやさしく接しているのよ。あなたを
引きとめるために。あなたは騙されているのよ。」と皮肉たっぷりに
伝えます。この日はスギョンの誕生日なので記念の日をぶち壊したい
ジェヨンの母でした。
とうとう実の母の存在を知ってしまったスギョンです・・・
更にジェヨンまで、このことはヒョンテも知っていてみんなが
スギョンをだましていると嘘を教えます。
そして、実の母ジンスクの家をでて実家に戻るスギョンなんですが、
いつもここでイライラするのですが、なんで昔祖母から追い出され
スギョンを奪われたという真実を言わないのかなぁ~?! 
真実を話す時間はあるのに、まったく、イラっとするシーンです~(笑)
そして、そのすきを狙いジェヨンはスギョンに余計なちょっかいを
してきますが、スギョンという女性も夫のヒョンテを信頼せず
すぐに昔の男のジェヨンの言いなりになるところはちょっと軽率な行動で
信頼性を失ってしまうわねぇ。まったく聞き分けのない嫌な女だわぁ(笑)
あんなにやさしかったのに急に鬼嫁のように変わっていくスギョンを
見るのがつらい実の母ジンスクですが、二人の和解は長くなりそうです。
でも、スギョンの変わりようには見ている方が腹が立つわぁ~!
いくら祖母から、実の母が男をつくって出て行ったと言われても、
現在のやさしく信頼のある母をみれば祖母の嘘に気が付くと
思いますよね~(笑)父のテホもそうですが、韓国ドラマではいつも
自分の母のいいなりになっているマザコン息子が多いですね~(笑)
ホント! いつもいつもイラっとします!
その父のテホも妻と祖母の会話を聞いてしまい、やっと真実が分かり
別れた妻ジンスクに謝罪しますが、もう昔には戻れないジンスクです。

また一方、父テホの会社がジェヨンの悪行によって倒産に追い込まれ、
会社はポンヨ社に買収されます。そのポンヨ社の代表が実はジェヨン
ですが、それを隠しているジェヨンとジェヨンの母です。
そしてスギョンの父テホはヒョンテに昔話を話します。
「昔、キム・テホという人物から刑務所を出てきた後に会社を託された。
彼は余命わずかで、テホにこの会社を大きくしろよという遺言を
残して逝った。だから忘れないためにテホと改名までした。」と話します。
それをじっと聞いている婿のヒョンテ・・・
そしてスギョンの父テホは会社を救うために会社の株を多く持っている
キム・テホの息子である「キム・ミンス」という人物を探しています。
そしてキム・ミンスが昔ヒョンテと同じ希望園という施設にいたことが
分かりますが、同じくジェヨンもキム・ミンスを追っています。
希望園の園長からキム・ミンスが実はヒョンテだったことの連絡を受けた
ジェヨンは口封じのために園長を車でひいてしまいます。
恐ろしいジェヨンですが、今度はキム・ミンスの身代わりを立てて偽の
人物を会長のテホに会わせます・・・
そしてジェヨンの策略で会長のテホは辞任に追い込まれ会社を奪われて
しまいます。まったく何度も何度もジェヨンに騙される間抜けな会長
なんて会社を運営する起業家の資格なんてないですよね~~~??
辛口コメントになりますが、おかしすぎというか愚かすぎです!(笑)

またそのころ、テホの後妻でスギョンの継母は慢性腎不全で移植が
必要になります。
危険な状態の中、移植に適合するのはジンクスだけでした。
二人の同時手術は成功しますが、なぜかジンクスだけが、目覚め
ないのです。そんなとき父であるテホはスギョンに「母さんは浮気は
していない。祖母から家を追い出されたんだ。」と真実を聞かされます。
父親はもう母親を憎まないで許してやってほしいと思っているはずですが
ここでも祖母のいいなりになって数十年もの間誤解していた愚かな父親が
一番悪い男ですよね! 
そして実の母が眠る病室でスギョンは「目を覚まして。誤解していた。
ごめんなさい。」と泣き崩れるのです。このシーンはやっと会えた母が
また去っていくようで心配なスギョンだと思います



終盤、
ポンヨ社の代表ジェームス・チェです。とやっと隠していた正体を
表に出したジェヨン。会長の座を奪った黒幕がやっとジェヨンだと
分かった瞬間ですが・・・ 本当に鈍いというか抜けているというか
まったく馬鹿馬鹿しいったらありゃしない~!!
おまけにジェヨンはスギョンを奪いたいために前会長のテホを背任で
訴え損害賠償を請求し家が担保に入り差し押さえになります。
そして行くところがなくなった意地悪な祖母とスギョンの継母は
なんと~~ジンクスの家で居候することになりますが、それでも
わがままほうだいな祖母たちに私の方が頭がカッカするほどストレス
がたまります~~(爆笑) 
良い人過ぎるジンスクですが・・・絶対にありえないことだわぁぁ~

ところが、祖母はジンスクの家でヒョンテの子供のころの写真を
みつけ「キム・ミンス」がヒョンテだということが分かります。
祖母はジェヨンに談判に行きますが、自分が昔「キム・ミンス」を
無理やり施設に送ったことをジェヨンに脅され、とりあえず家だけを
返してもらいます。まったくジェヨンも祖母も自分のことだけで
どうしようもない人間です・・・
こんな時、「キム・ミンス」がヒョンテだと証明できる園長もテホも
意識不明の重体で入院していること自体じれったいのですが、その後
ヒョンテは自分が、「キム・ミンス」で子供だった自分を施設に
捨てた人物が祖母だったと知り大きなショックを受けます。

終盤過ぎ、
前会長だったテホが病院で目を覚まし、今までのジェヨンの
悪行が明らかになり、「キム・ミンス」」の身代わりを使い株を不法に
譲渡させた罪で逮捕されますが、自分も騙された被害者だと訴え、
証拠不十分で釈放されるのですが、これもまたおかしな力のない
警察ですね~~(笑)いつものことですが~(笑)
一方、目を覚ましたテホはヒョンテを呼び出し祖母のことを謝りますが
ヒョンテは「今、義理の両親や愛する妻スギョンがいる感謝の心で
祖母への恨みを消したいです」と伝えます。本当に素晴らしい青年
ですね!たしかに人を恨んでも過去は変わりません。これからも全力で
取り組むしかないヒョンテですね・・・

その後、会社を取り戻したテホと本部長に就任したヒョンテでしたが、
今度は一番信頼していたク秘書から4年前の事故のことで大金を
請求されるテホでした。
その被害者がヒョンテの前妻だったことも分かり大きな
ショックを受けますが、そのことがジェヨンの耳にも入ります。
ジェヨンはク秘書をチンピラを使って脅しますが、乱闘の際に打ち所が
悪く亡くなってしまいます。
そして今度はテホを脅し、口止めにKPグループの子会社をもらいます。
まったく、何度も何度もジェヨンに騙されているのに、同じことを
繰り返す人ですね~~(爆笑)まったく驚きあきれて呆然としますね!
ハッキリ、罪をつぐなって自首すればいいのにムカつくほど腹が立つ
どうしようもない人ですね!
ところがそれを知った母ジンスクはテホの家に乗り込みます。
そして「なぜ自首せずにのうのうとしているのよ?事実を話して罪を
つぐなうべきでしょう。」と泣きながら訴え、「もう過ぎたことでしょう
テホを許して」と言う祖母に「あなたは息子の心配ばかりで、ほかの人は
眼中にないの。息子を優先する利己心にはもううんざりです」と
言い返すシーンは見ていてスッキリしました。(笑)

でも今まで苦労して犯人を追ってきましたが、その犯人がテホだった
なんて、むなしくなってきますね。
ジンスクとヒョンテは許そうとしますが、父の真実を知ったスギョンが
流産します・・・可愛そうなスギョン・・・
そして、父親のテホはすべての責任を償うつもりで自首します。
ところがジェヨンは園長を殺した証拠が見つかり殺人罪の罪で
逃亡の身になり、共犯のガウンが自首するように言いますが中国に
逃げようとしています。またジェヨンの母も投資に失敗し家が
差し押さえになり一文無しになります。

また一方、息子のテホが自首したことでショックを受けた祖母は倒れ
入院しますが最後にジンスクを呼んで謝罪し静かに息を引き取ります・・・
この祖母がジンスクとヒョンテの人生を狂わせた張本人だったので
最後は過去の過ちを反省する部分は良かったです!

最終回、逃亡中のジェヨンはヒョンテを道ずれに車でヒョンテを
ひこうと突進しますが、それを止めようとしたジェヨンの父が
車にはねられ病院に運ばれます・・・
手術が成功したジェヨンの父と母は逮捕された息子が罪を償って
出てくるまで静かに待ってやろうと我が子を思う親の顔を見せます。

ヒョンテとスギョンもこれからもお互いに努力しながら、二人で
苦労を共にしますと母ジンスクを安心させるのです・・・
そしてヒョンテはKPグループ会社への献身的な努力が認められ
会長の任命を受けます。

数か月が経ち、スギョンにも子供が授かり、幸せに満ち溢れた
パク家の家族たちの笑い声が響くなかHappyEndで終わりました。







ヒョンテ役のソ・ハジュンさんは今放送中の「獄中花~オクニョ」に
王様役で出演されていますが、本作でも自分の考えをしっかり持った
前向きな人物を演じていました。
今回のドラマでは2度結婚し、2度も家族の強い反対を受けますが、
もしそれが現実だったら、ソ・ハジュンさんは自分の家族と彼女の
家族を説得し続けると語っていました。家族の愛と彼女の愛を大事に
するところはヒョンテ同様に礼儀正しい爽やかな青年です。

本作は120話という長い長編ドラマでしたが、その中に企業内の事件や
騒動などたくさんのエピソードが盛り込まれていて、人間が持つ
さまざまな感情を感じられるドラマです。もちろん韓国ドラマという
マクチャン(絶対にあり得ないストーリー)も多かったですが、
名脇役さんたちの優れた演技など見どころも満載です。
ソ・ハジュンファンは必見のドラマですね! 



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「私はチャンボリ」韓服の世界が舞台に!あらすじと感想、最終回

2015-12-23 | 韓ドラ わ行
韓国ドラマ「私はチャンボリ」あらすじと感想、最終回
韓国の伝統衣装である韓服の名家ピスルチェに生まれながら親たちの
後継者争いに巻き込まれ事故で記憶を失ったヒロインが、失踪後も
韓服に関わりながら成長していく姿が描かれたドラマです。

長男の嫁オクス(ヤン・ミギョン)と次男の嫁イナ(キム・ヘオク)は
裁縫技術の無形文化財保持者「針線匠」の後継者候補になります。
「針線匠」の座をめぐって対立する二人ですが、優れた技術と正しい姿勢の
オクス(ヤン・ミギョン)に対し、イナ(キム・ヘオク)は勝つためには
手段を選ばない非常に欲が深い女性です。またヒロインのウンビはこのイナの
子供で後継者争いの中、野菜売りをしているヘオク親子のトラックにひかれ
記憶を失いボリという名前でヘオクの子供ミンジョンと一緒に姉妹の
ように育ちます。

また一方、アパレル会社の会長ドンフ(ハン・ジニ)の息子ジェファも
母親が亡くなりその後すぐに後妻と異母弟が家にきたため、一人
孤独を感じる毎日を送ってましたが叔母であるオクス(ヤン・ミギョン)
に会いにピスルチェを訪れたジェファはそこで明るいウンビと出会いますが
ウンビが急に姿を消します。

そして「針線匠」を巡る二人の対決はオクス(ヤン・ミギョン)の夫の
事故死とイナの娘の失踪で名家ピスルチェが大きく変わっていきます。
夫の死で頑固なピスルチェの女主人スミの元を去っていくオクス・・・
そして、イナ(キム・ヘオク)が「針線匠」を手にします・・・





15年後、ヘオクの娘ミンジョンは自分が孤児だと偽ってピスルチェの
イナ夫婦から援助を受けソウルの大学を卒業し、ピスルチェで働きながら
針線匠イナの弟子になります。
またボリは地方の長興で育ての母ヘオクと一緒にクッパ屋を助けながら
暮らしていますが、偶然オクス(ヤン・ミギョン)と長興で出会い、
事故で手に麻痺が残るオクスは韓服裁縫に素質のあるボリに裁縫技術を
教えていくのです。
まさかボリが失踪したピスルチェのウンビとは知らずに、オクスは
「お義母様、見ていて下さい。お義母様の教えをこの子に伝授し世に
送り出します。」と針線匠になったイナの勝手な野心と行動に対抗
しようと心に決めます。

子供を失った母イナ、その子供の先生になるオクス、そして自分の子供
ミンジョンとボリを差別して育てる母ヘオク・・・
不運で過酷な運命とそれに関わる人間関係がこれから、もっと複雑に
絡んでいきそうです!

またミンジョンの自己中心的な性格は更にヒートアップし付き合っていた
恋人の家が倒産すると妊娠していたにも関わらず彼を捨てて子供を出産し、
子供は施設に預けるように実母に言う非情さを見せますが、またこの母が
耳に障害がある子供をボリの戸籍に入れるように仕向けます。
まったく親子でどこまで自分たちの欲望に忠実になることができるので
しょうか?ヒロインのボリの健気さもイライラするほど純情すぎますけど!
そんなボリをピスルチェに絶対に入れないように邪魔をするミンジョン。
針線匠になったイナは自分の子供がピスルチェに入ろうとしているのを
弟子のミンジョンに止められていますが、もうすでに自分の悪行に対する
罪を受けているのでしょうか?? そんなボリが一番可哀そうです・・・

また一方、アパレル会社の会長ドンフの息子ジェファ(キム・ジフン)も
強欲な継母の元で育ち、その場の状況判断を上手に察知できる青年になり
検事という仕事に就きました。 
きっと義弟が後継者になろうと野心を抱く姿をみて、別の仕事を選んだの
でしょうか?? そういえば、叔母さんのオクスが「一人で生きられる
ようになりなさい」と言っていた言葉も影響があるのかなぁ~??
私も義兄弟で父親の後を継がなくて良かったと思いました・・・
でも子供のころ、あんな純粋で繊細だった少年のジェファが成人後、やたら
要領がよくハキハキしているところは笑ってしまいました。
う~~ん、でも相変わらず、超~イケメンなキム・ジフンさんにドキドキ
しますが、義弟のジェヒを演じるオ・チャンソクさんもなかなかのイケメン
さんで愛人だった母にコンプレックスを感じ、父親の後継者になろうと
いろいろ画策する野心家です。外見は甘い感じですがクールなキャラが
魅力的で、これからブレイク間違いないと思います。
本作では好き嫌いがはっきりしている男らしい性格の男性を演じて
いますが自分の人生を積極的に生きるところは魅力的ですね~!
そしてミンジョンに気がある弟のジェヒはピスルチェのイナとミンジョンと
韓服関連の事業を一緒にすることになります。
今まで韓服の仕立てだけだったピスルチェがジェヒの会社からの
資金援助でブライダル業に大きく手を広げていきます。

また一方、弟のジェヒの妹カウルにKARAのスンヨンちゃんが扮し、
超新星のゴニル君と絡んでいきます。
カウルがピンチになると現れる王子様キャラのゴニル君ですが
笑顔が可愛く長身で脚が長いのが目だっていました・・・(笑)
特に彼は笑った時の口元が可愛いというかセクシーです!


5年後、ボリはピスルチェで義母スミの弟子になりアメリカから帰ってきた
ミンジョンと顔を合わせることになりますが、ウンビとして記憶がないまま
本来の家に戻ることになったヒロインの人生は大きく動いていきます。
またジェヒの会社に就職したミンジョンの元彼ジサンとも鉢合わせし
自分の嘘がバレるのを恐れるミンジョンの不安な表情がとてもリアルな
イ・ユリさんですが、そのミンジョンはピスルチェでウンビの子供のころの
写真を見て、ボリがウンビだったことを知り、ウンビの写真を全部奪って
しまいます。ボリがウンビだと分かれば立場が逆転しますからねぇ~!!
そしてミンジョンと実の母の芝居にだまされたピスルチェのイナは正式に
ミンジョンを養子にむかえます。
母ヘオク(ミンジョンの母)とミンジョンの親子は最後まで周りの皆を
言いくるめては騙されての繰り返しで全然反省の色がありません~(笑)
まぁ~マクチャンドラマなんですが、イラっとする部分が多いです!

また同じころ、ボリとミンジョンの元彼ジサンが子供のビダンのDNA登録を
警察に依頼していたことで、ジサンはボリが育てているビダンがミンジョンが
捨てた子供だったことを知り驚きます。ボリはまだビダンがミンジョンの
子供だとは知りませんが、ここからジサンの復讐がはじまり、ボリと子供
ビダンの窮地を命をかけて救っていきます。
本作はこのジサンの復讐も大きな見どころの1つだと思います。

また大統領夫人から義母のパク・スミに韓服の依頼が入りますが、それを
イナが横取りしようとすることを知ったオクスもピスルチェを守ろうと
動き出します。そしてピスルチェと義母を救ったオクスはこれから義母を
助けるため、また夫の無念を晴らすためにボリと一緒に元の居場所
ピスルチェに帰ります。

そして「ボリを幸せにできるのは俺だけだ。彼女のためならすべてを
捨ててもいいと思っている」と言うジェファ(キム・ジフン)にオクスは
「ジェファもボリも私の子供だと思っている・・・」
「私からも、ボリのそばにいてあげてほしい。愛する二人が支え合って
生きていく姿を見たい」と言うオクスに母のように甘えるジェファも
ボリと一緒にピスルチェとオクスを助けていきます。
そしてミンジョンと結婚するという義弟ジェヒたちの不正を暴くために
ジェファ(キム・ジフン)は父の会社に就職するのです。
また同じころ、ボリは娘のビダンが姉のミンジョンとジサンの子供だった
ことを知りますが、ジサンにハッキリ「ビダンは私の子供でこれからも
自分がしっかり育てていく」と伝えます。
まったくボリをずっと騙していた育ての母にはイラっとしますし、自分の
子供ミンジョンの悪事を正すのが母親の務めだと思いますが、いつも
これが最後と言ってミンジョンの言いなりになる母もまたいずれ報いを
受けるのでしょう・・・

またビダンが自分の子供だったことを知ったミンジョンは、元彼ジサンの
忠告も聞き入れず御曹司ジェヒとの結婚を強行します。
その後、ボリはピスルチェの倉庫を整理している時記憶が徐々に戻り
はじめ、父のスボンもボリがウンビだと確信しDNA鑑定を受け本当の
親子だったことが判明します。はじめて「お父さん」と呼ぶウンビを
やさしく抱きしめる父スボン・・・本当に良かったです・・・
ところが実の母イナは自分が嫌っていたボリを素直に娘として認める
ことが出来ないのです・・・ 本当にひどい母親です!!

また、ここまで来てもミンジョンの嘘に騙されているジェヒも可哀そうな
気がします。恋は盲目と言いますが恋に落ちると自分を見失ってしまう
不幸な恋に早く気が付いてほしいものです。

その後、ピスルチェではウンビの家族が皆の前でボリがウンビだったと
紹介します。一番驚いているのはジェファですが、ウンビが「ジャージャー
麺を食べる約束をしたのに20年も待たせてごめんね!ジェファお兄ちゃん」
と涙で言った彼女を「信じられない」と抱きしめるジェファ・・・
逆にやっとミンジョンの悪事に気が付いたジェヒは「愛人の子として生きて
きたがこんな屈辱は初めてだ」と言い、捨てるかどうかはこれから決めると
この状況を父親と兄のジェファにだけは知られたくないジェヒです・・・

終盤、ジェファとボリは結婚式を挙げやっと二人は夫婦になります。
ところが母のイナはウンビが戻ったにも関わらず自分の居場所を守るために
養子にしたミンジョンと二人で嘘で塗り固めた悪行をやめることをしません。
結局二人とも自分さえ助かればいいと泥沼で足の引っ張り合いを繰り返して
います。その後ミンジョンはピスルチェを自分のものにしようとしてる
ことや本当の母親がいることもジェヒの家に知られ離婚されそうになりますが
ここでミンジョンが妊娠します。誰も喜ばない妊娠でしたがミンジョンには
救いの子供です。
ところが昔ピスルチェでイナを助けていた染物職人のジョンハが見つかり、
すべてミンジョンの嘘だったことが分かります。また子供のビダンも
ミンジョンが産んだ娘だったことが徐々に皆に知れ渡り、ミンジョンは
流産をします。
これでジェヒをつなぎ止めるものがなくなりました・・・





最後に残されたものはイナとミンジョン対オクスとボリのピスルチェでの
競技会で勝つことです。
イナの本当の娘と対決しなければならない歪んだ執念が分かりませんが
「私は実力で勝ってお祖母ちゃんの後継者になってみせる。お母さんの
ような反則はしない」と言ったボリの言葉をイナは胸に手を置いて聞いて
欲しいと思いました・・・
そしてイナは競技会場で自分の犯した罪を皆の前で償います・・・
そして「針線匠」にはオクスが選ばれ、その後継者にボリが任命されました。
また、ジェヒの愛が得られなかったミンジョンは自ら入水自殺をしますが、
それを止めようとした母ヘオクが溺れて病院に搬送され、その病院で
ミンジョンは逮捕され、刑務所で罪を償います・・・

最終回、
やっと自分の愚かさに気付いたイナはオクスに心からの謝罪をし、夫の
スボンに離婚届を渡しピスルチェを出ていきます・・・
そして、そのイナが今までの罪滅ぼしとして脳に障害が残ったミンジョン
の母ヘオクの世話をするのですが、介護は大変でヘオクはすぐに昔の
クッパ屋のお店を思い出して長興へ行ってしまいます。
3年後、長興のクッパ屋を訪ねるミンジョンを見ても娘だとは気が
付かないヘオクは、自分の娘はボリだけだとミンジョンに怒鳴っています。
火傷をして不自由になった手でクッパ屋を手伝っているミンジョンに娘の
ビダンは「今度可愛い手袋を作ってきますね」と涙を流します。
その娘を見てミンジョンは「ありがとう」と小さな声で伝えます・・・

貧乏なクッパ屋が嫌でソウルに行ったミンジョンでしたが、結局最後は
ここ長興の母の元に戻ってきました・・・こういう運命なんですね・・・

またピスルチェに戻ったオクスは義母のスミを支えながら死ぬまで
裁縫を続けると天国の夫に誓うのです。
ところがその義母スミも体調を悪くしオクスは「お母様の心を楽にして
あげましょう」とイナにピスルチェに戻るように説得します。
ボリも「私もお母さんを待っていた。」母もまた「ありがとうボリ、
受け入れてくれて」と母娘で抱き合う姿が微笑ましい親子の光景として
幸せに映っていました。

ラスト、子供のビダンが「私が20歳になったら、父さんと呼んでも
いいよね。おじさん、一度も父さんと呼ばずにごめんね。」、「お父さん、
お父さん」と去って行く父に大きな声で呼びかけている姿に号泣でした。
一度、お父さんと呼ばせてあげたかったです・・・
そして、ジェファとボリにも子供が授かり、すべてHappyendで終了・・・

本作の最終回はここ最近めずらしいくらい強く印象に残る感動の
ラストで今までの恨みなど胸のつかえがすっきりするラストでした。

最高視聴率、37.3%を記録した本作は国民的ドラマと評価される
ほどの人気を集めたドラマですが、「針線匠」の座をめぐって
対立する二人、イナとオクス、そしてボリの二人の母親イナと
ヘオクの女優陣たちの気迫に満ちた演技に注目です!












コメント (4)
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「私の人生の春の日」美しい別れ、あらすじと感想、最終回

2015-11-28 | 韓ドラ わ行
韓国ドラマ「私の人生の春の日」あらすじと感想、最終回。
本作はヒロインの女性が心臓移植後に出会ったドナーの
夫に惹かれていくという物語ですが、私はすぐにソン・スンホンさんと
ソン・イェジンさんのドラマ「夏の香り」が蘇ってきましたが、なんと、
はじめにソン・イェジンさんに出演オファーがいったそうです。。。。。
ソン・イェジンさん側は「出演オファーを受けたことは事実だが、すでに
お断りした」とコメントしていますが、同じ役を2回演じることはまず
あり得ないことでしょう!まして大女優のソン・イェジンさんが・・・
今回のヒロイン少女時代のスヨンちゃんは主演のカム・ウソンさんと
20歳の年の差がありましたが、ゆっくりと愛を育んでいく二人の姿は
大きな年の差を感じさせない微笑ましい癒し系のカップルでとても
良かったですよ。お友達のあいだでも本作は好評でした!

ヘギル病院の院長の娘で病院の臨床栄養士として勤めているボミ(スヨン)は
心臓移植後、ドナーの故郷である牛島を訪れます。
そこでボミは偶然二人の子供プルンとパダと出会いますが、彼らを見て自然に
涙が流れ、会ったこともないのに懐かしい感じがして胸が熱くなるボミです。
実は二人はボミのドナーの女性の子供たちだったのです。またボミはドナーの
夫であるドンハ(カム・ウソン)にも不思議なトキメキを感じ次第にドンハの
事が気になりはじめます。ドンハとボミはソウルで最悪の出会いをし大喧嘩を
しますが牛島で再会した二人はすっかり打ち解けていきます。
その後、何度も偶然が重なり運命的な出会いが続きますが、ドンハも亡き妻と
ボミを重ねるようになり、ボミの心臓のドナーがドンハの妻だとは二人とも
知らずにお互いに惹かれあっていきます。

一方、ヘギル病院の心臓外科医のドンハの弟でボミ(スヨン)の婚約者である
ドンウク(イ・ジュニョク)は昔片想いしてきた兄ドンハの妻の心臓をボミに
移植する手術を執刀しボミの両親から信頼を得てボミと婚約しています。
そして牛島でドンハと子供たちと楽しい時間を過ごしたボミはソウルに
戻りますが、その後ドンハが婚約者ドンウクの実の兄だと知って驚きます。
またドンハとボミの出会いを心配したボミの母はヘギル病院の経営企画室長
ジウォン(チャン・シニョン)とドンハのお見合いを計画します。
その企画室長ジウォンは愛する女性を失ったドンウク(イ・ジュニョク)と
付き合っていましたが、交際は破局しドンウクの兄ドンハとお見合いします。
その後、ジウォンは「安心して、お兄さんは私のこと好きにならないわ。
好きな女性がいるみたい。考えすぎかと思うけどイヤな予感がする。
気を付けないと。また奪われるわよ・・・」とドンウク(イ・ジュニョク)に
告げるのです。
何となく偶然が重なり二人が頻繁に会うことに不安を感じるドンウクはボミの
父である院長に「結婚を急ぐつもりです」と伝えます。

物語的にはスヨンちゃんとカム・ウソンさんの年の差ロマンスも魅力的に
違和感なく描かれているのですが、私だったら兄に負けないくらいボミを
一途に愛するイケメンのイ・ジュニョクさんのほうも応援したいけど・・・
本当に惜しい2番手のジュニョクさんです・・・  
二人の女性を兄に奪われ悲しみに暮れるジュニョクさんのこういう悲哀を
込めた表情や言葉が切なすぎてついつい感情移入して見てしまいます。
クールで冷めている部分もありますがなかなか魅力的です。





ボミから「結婚できない」と衝撃的な言葉を告げられたドンウクは兄を
呼び出しボミの心臓移植のドナーが亡くなった妻スジョンのものだった
ことを教えます。そして「二人の縁も偶然も本物じゃない。スジョンの
心臓が家族を覚えていて、そうさせたんだ。」と伝えるドンウク・・・
そしてボミには「君に結婚を考え直してもらえるように頑張りたい。
待つよ。君への愛は変わらない。友達からはじめよう」と・・・
でも、そうは言っても、ドンウクはすぐに整理が出来ないでしょうね。

また、ボミは病院を退職し兄ドンハが社長を務める会社に就職し、
二人は距離を置いて接していましたが、ボミは自分勝手だと分かって
いますがドンハと子供たちのプルンとパダとは友達のように付き合いたい
とドンハにお願いします。
だんだんボミの心がドンハ家族の方向に向かっていきますが・・・
仕方ないことなのでしょうね・・・ 

また心臓移植とは関係なくボミに対する愛が本物だと気が付いたドンハは
一人牛島に向かいます。きっと時間をかけて心の整理をするために一人に
なりたかったのでしょうね。時間がたてば自分の気持ちも落ち着くでしょう。
ところが、忘れたくて来たのにどこを見ても牛島でのボミを思い出して
しまうドンハ。ソウルにいるボミもドンハに会えない寂しさから笑顔が
なくなり抜け殻のようになっています。
そんな時、ドンハの母ヒョンスンとの会話の中で、ボナは心臓のドナーが
ドンハの妻だったことを知り、医師のドンウクの元を訪ねるのです。
事実を確認したボミは「お兄さんが私のことを好きなのは、心臓のせいなの?
子供たちが慕ってくれるのも、この心臓のせいなの?あなたが私を好き
だったのもこの心臓のせい?」と泣きながら問い詰めます・・・

そしてドンウクは「僕も兄さんも君への愛は本物だ・・・」と告げます・・・
ボミはそのままドンウクを無視して牛島に・・・
「ボミが行った。兄さんのところへ・・・」とメールをするドンウク・・・

ボミは「やっと、どう生きるべきかわかりました」と二人は
牛島で再会します。
「心臓とは関係なく、本当に俺のことが好きなのか?」
「この心臓のおかげでもっと愛する気持ちが強くなったけど」
「今からは私の本当の気持ちだから・・・」と・・・

さぁ~これから、それぞれの家族の反対をどう解決していくのでしょうか?
ボミの父親から「あなたにも娘がいるでしょう・・・」と責められた
この言葉はドンハにとって一番苦しい非難の言葉でしょうね。
たくさんの人を傷つけているので相当の覚悟が必要だと思います。

また一方、昔ドンウクの恋人だったジウォン(チャン・シニョン)が
ドンウクから去ったわけが明らかになります。
ジウォンは子宮を摘出する手術をし子供が産めない体になったため
ドンウクの夢を叶えてあげることができないと思い別れたのです。
「なぜ秘密にした?」「君との別れがつらかった」「なぜ誤解を解こうと
しなかった?」「あなたが聞こうとしないからよ」「悪い噂を信じて
聞こうとしなかった」・・・ この二人の会話が胸にジーンときて
やるせないほど切ないシーンでした・・・この二人の今後もどのように
描かれていくのか注目です!  ロマンチックな大人の愛です・・・
ただボミとドンウクは婚約までした仲だったのに、この二人の愛は
医者と患者という親近感を抱くようなものだったのかしら??





終盤、ボミの体調が急に悪化し呼吸困難で病院に運ばれます。
ドンウクはきっとストレスのせいだと思うが心臓の機能が弱まって
いるので入院して検査を受けるように言います。
その後ボミはドンハに会いに行った帰り救急車で運ばれ集中治療室に
入ることになります。ドンウクはこのまま目覚めないこともあるので
兄のドンハに顔を見るように言います・・・
ただ・・・奇跡を起こしてくださいと祈るだけのドンハ・・・

そしてボミは一時的に回復しますが、この後どのようになるのか
予断を許さない状態に。

最後にボミがドンハに会いに行ったのは別れを告げるためだったと
思いますが、ボミにとっては誰よりも愛する自信があったのに
病気のために生きる自信を失いかけている自分自身のための
別れだったのでしょう・・・ 生きてさえいればいくらでも愛せたのに
自分のために相手が傷ついたり悲しむことが自分に対して許せなかった
と思います。
そして「ボミさんを守れるように俺を助けてくれ。力を貸してくれ」と言う
ドンハにドンウクは「兄さんを助けるよ。今まで頑張ってきたのは2度と
家族を失いたくないからだ。」と力強い言葉で勇気づけるのです。

病院生活が続くボミに付き添っているドンハは「世界一幸せで美しい花嫁に
するよ。そのためにも早く元気になって」と結婚を約束する二人・・・

ボミは「たった1分でもいいから、あなたの妻でいたい」と言って病室で
二人だけの結婚式を挙げます。
そして二人は運命的な出会いをした牛島にある風の丘に新婚旅行に
出かけます。両親が心配するなか、無事にヘリコプターで牛島に着いた
二人はボミの健康状態を気にしながらも、夫婦としての幸せな時間を
過ごすことが出来ました。
ところが夜になってボミが倒れてしまいますが、ドンハの応急手当てに
よって幸いにも大事に至らないで良かったです。ボミは「もし来世という
ものがあるなら、必ず健康に生まれて今よりも深く長い間愛するわ」と
涙を流しながらドンハに伝えます・・・

翌日、ボミは夢に見ていた「風の丘」に夫であるドンハと一緒に登る
事が出来ました・・・
「ゆっくり歩けばいい・・・時間はたくさんある・・・」
ドンハの励ましの言葉がボミに勇気を与えたのです。

最終回、
病室にいるボミを中心にそれぞれの家族が穏やかに幸せな時間を
過ごせるまでに和解しましたが、そんな時ボミの病状が悪化し
今度は肺に問題が起き肺炎の恐れも出てきました・・・
また娘を助けるために、その手術過程を無視し人工心臓移植の手術を
強行しようとしている父で院長の手術も難しくなってきます。
そしてボミもこれ以上欲を出してはいけないと言い、手術を受けない
考えを伝えます。

死を受け入れたボミと夫のドンハ・・・
ボミは自分の心臓を提供してくれたスジョンに「ありがとう」と・・・
「もしこの心臓でなかったら、私は世の中を恨みながら誰かが私の代わりに
死ぬことだけを祈りながら5年前に死んでいたと思うから。それなら、私たちは
出会えなかったし、今のように愛することも、愛されることも、このように
幸せになることもできなかったと思うから・・・」と・・・
ドンハもまた、今までボミが自分の家族にしてくれたことに感謝し、
「もう二度とこのような愛はできなかったと思う」とやるせない思いで
話します。

そして二人は別れをゆっくりと準備した後、ボミはドンハに「別れの挨拶」
を交わし手術室に入ります・・・

スジョンの心臓を移植してもらったボミは今度は自分が臓器を
寄贈するのでした・・・

愛するあなたと一緒にいる今が、私の人生の春の日です・・・ 終わり

ラスト、ボミが手術室に入るとき交わす言葉でボミが「私たち、別れの
挨拶、もうしたの覚えてますよね?ありがとう。」と挨拶をし
ドンハも「僕もありがとう」。そして最後に「愛しています」「さようなら」
と挨拶を交わす二人がとても印象に残っています。
またボミが自分の臓器を提供した患者にまた「春の日」の人生を贈ることに
なりました。タイトルのように美しく温かい春の日は過去、現在、未来と
永遠に続くものなんですね!









コメント (4)
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