「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「モラルセンス ~君はご主人様~」あらすじと感想

2024-04-06 | 韓国映画、ま~わ行


Netflix 韓国映画「モラルセンス ~君はご主人様~」あらすじと感想。
何もかも完璧だが人には言えないユニークな嗜好を持つジフ(イ・ジュニョン)と、ひょんなことから彼の秘密を知ることになった有能な広報チームの女性社員ジウ(少女時代 ソヒョン)の、ハラハラした社内恋愛を描いた映画。
偶然秘密を共有し、ジウ(少女時代 ソヒョン)がジフ(イ・ジュニョン)の「ご主人様」になる「支配と服従の関係」の後、2人の社内でのワクワクする瞬間が大きく盛り込まれています。
現実から離れ、お互いの好みや感情を共有し、それぞれの想像の中で描いてきたファンタジーを実現していく姿、他とは一味違う甘い瞬間は、彼らが本当に感情を共有する恋人関係に発展するのかという視聴者の好奇心を刺激します。
現実とファンタジー、日常と特別な関係を行き来し、下手でもギリギリお互いに近付くジウとジフの姿を描く恋愛映画「モラルセンス」。
ソヒョンとイ・ジュニョン、2人の魅力的な俳優のイメージチェンジと彼らが披露するケミ(ケミストリー、相手との相性)が見る人の胸をときめかせることが期待される映画です。
(あらすじ)
秘密を共有する同僚同士が、合意のうえで結んだ誰にも言えないパートナー契約。
プレイを通して深まる2人の関係は、痛くて、気持ちよくて、やめられない。
出演:ソヒョン、イ・ジュニョン、ともにアイドル出身のソヒョン(「プライバシー戦争」)とイ・ジュニョン(「D.P. -脱走兵追跡官-」)が共演するラブコメ映画。

     

タイトルとは違い刺激的な感覚は全くない可愛くてピュアな主人公のお二人でした。
はじめはソヒョンちゃんのイメージチェンジを図った映画なのかと思いましたが、彼女は今まで通り清潔感があふれ出ていました(笑)お二人とも爽やかなカップルです!
まぁ~ 世の中にはこういう変わった趣味の人がいるんだなぁ~と感じるラブコメディードラマでしたが、イ・ジュニョン君の犬の物マネが上手すぎて思いのほか驚きました。
このシーンはしっかり注目してほしいです(笑)
また、この二人の関係が会社にバレて大騒動になるのですが、なんで会話が録音されていたのでしょうか?疑問?でしたが、後で謎が解けます(笑)
どこにでもワケありのスパイがいるんです(笑)
登場人物も少なく、製作費もかかってない映画ですが、たまにはこのようなラブコメ映画も視聴アリかなぁ~というような愉快で楽しい映画でした・・・


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韓国映画「もしかしたら私たちは別れたかもしれない」あらすじと感想

2024-03-21 | 韓国映画、ま~わ行

イ・ドンフィ&チョン・ウンチェ主演、韓国映画「もしかしたら私たちは別れたかもしれない」あらすじと感想、2023年作品。
2023年2月に韓国で公開され、男女のリアルな本音を描き共感を呼んだ映画。
主演を務めたのは、「エクストリーム・ジョブ」や「幼い依頼人」をはじめ個性豊かな演技でジャンルを問わず圧倒的な存在感を放ち、今年でデビュー10年目を迎えるイ・ドンフィ。私生活と恋愛の両方に怠慢な公務員浪人生のジュノ役を担い、持ち前のコミカルな演技でどこか憎めない、ダメ男ぶりを見事に体現。
そんな恋人ジュノを支えるために美術の道を諦め、就職して生計を担うアヨン役に「へウォンの恋愛日記」など、ホン・サンス監督作品でもお馴染みの、圧倒的な品格と優雅さを持ち合わせた雰囲気が魅力的なチョン・ウンチェ。夢と現実、愛と別れの間で葛藤する30代女性の心理を繊細に表現し、作品に深みを与えている。
リアルなエピソードと味わい深いセリフ、洗練された映像美に実力派俳優たちの熱演が加わり、恋と別れを経験したすべての人へ共感をもたらす大人のラブストーリーがここに誕生した。
「私たちいつ別れた?」「1年ぐらい前?」と衝撃的なセリフで始まり、「君が別れようと言わせた」「あなたの口で言ったのよ」と不本意なケンカ別れの後に残る感情と男女のリアルな本音まで。果たして愛する人が知らない人になるまでに必要な時間とは……。
<あらすじ>
美大で出会い、親友から恋人になったジュノ(イ・ドンフィ)とアヨン(チョン・ウンチェ)は、人生の大部分を共に過ごしてきた。周りから見れば2人の関係が次の段階に進むのは時間の問題だった。30代を迎え、公務員浪人生のジュノを支えるため、有望視されていた美術の道を諦め、不動産会社に就職して生計を担うアヨン。彼女は、試験勉強もろくにせずバイトや遊びに明け暮れるジュノの怠慢さにとうとう我慢の限界が達し、その場の勢いで2人はケンカ別れをしてしまう。
お互いを忘れるべく、アヨンは自分のキャリアを追求し、ジュノは友人のもとで働き始める中、それぞれに新たな出会いが訪れるが……。  (kstyle)



恋愛って疲れる・・・というような、よくある何気ない大人のラブストーリーが描かれていますが、やっぱり女性にとっては煮え切らない男との関係にイライラしてしまうのがよく分かる物語でした。
アヨン(チョン・ウンチェ)にとっては周りの友達が結婚していて皆んな幸せそうなのに私だけひとりぼっちという焦りがリアルで私は30代を迎えた彼女に共感できました。
強いて言うなら・・・大好きな絵をあきらめてまで、つくす男だったのでしょうか?

お付き合いが長い分、なかなか別れられない彼女なんですが、女ごころが分からない不器用なダメ男に引っかかってしまった男運のない美人のアヨン(チョン・ウンチェ)さんにも、一人のダメ男の閉ざされた人生からキッパリと別れる勇気が必要だったのでは・・・

人との出会いは常に偶然であり、突然起きるもので、そのチャンスを確実なものにすることなのです・・・今なら、まだ運命が微笑んでくれるような出会いがあるはずなんですが・・・
ラストはこんな終わりかたなんだ・・・   
というような、かすかな余韻が残るようなtheendでした。


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韓国映画「私の愛、私の花嫁」あらすじと感想、チョ・ジョンソク&シン・ミナ

2023-10-30 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「私の愛、私の花嫁」あらすじと感想。
1990年に公開され韓国でロマンティックコメディというジャンルを浸透させたメガヒット映画「私の愛、私の花嫁」が24年の時を経てキャストも新たに今の時代を反映した形で生まれ変わった、2014年の作品です。 本作はチョ・ジョンソク&シン・ミナのビジュアル・カップルも話題に!
長い期間、愛し合って結婚したにもかかわらず、次第に互いの些細な言葉使いや行動に我慢出来なくなる苛立ちや嫉妬など、男女関係で誰もが一度は経験したであろう感情の変化をリアル且つ愉快に描き出し、赤裸々でありながらも現実的なセリフには自然にうなずかされること間違いなし。
このように結婚の現実と苦悩を描きながらも、ささやかな日常こそが本当の幸せであり、結婚とは新たな恋の始まりであることを気づかせてくれる暖かなメッセージが盛り込まれている。

     


愛し合って結婚した二人でも、いざ一緒に暮らすとお互いの価値観の違いが見えてくるのです。夢のような甘い新婚生活なんて一瞬なんですネェ~~(笑)
チョ・ジョンソクさんとシン・ミナさん二人の息の合った掛け合いは爆笑で長く付き合っている過程で起きるエピソードや喧嘩がリアルで「結婚あるある」どおりに進むところはついついクスッと笑ってしまいます。
また、二人の大家さんやキャラの濃い友人たちの登場でコミカルな展開が更に面白く繰り広げられていきます。
劇中、チョ・ジョンソクさんが友人たちを急に家に連れてきます。
シン・ミナさんはキッチンでいろいろ準備をしていますが、いつキレてしまうのかドキドキ感が伝わってきて面白かったです。
更に急にシン・ミナさんが歌うことになるのですが、夫のチョ・ジョンソクさんは妻は音痴だから人前で歌えないと友人たちに話します。
ところが、妻のシン・ミナさんが私歌いますと言って、グンちゃんとカン・ジファンさんのドラマ「怪盗ホンギルドン」のOSTを歌うのですが、これが本当に音痴でもう爆笑でした。
あそこまで演じるシン・ミナさんに拍手を贈りたくなるほどの歌唱で、私は是非、このシーンのシン・ミナさんを見てほしいと思いました(笑)
私はこの日、改めて、ドラマ「怪盗ホンギルドン」のOSTを聴き直しましたよ~~(笑)
物語はまぁ~よくあるラブコメでしたが・・・
終盤になり「女性の初恋は一度だけではなくて・・・」と話しはじめる、大家さん役のラ・ミランさんのアドバイスがとても感動的で良かったです!




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韓国映画「ワンナイト・カップル」あらすじと感想、ロマンチックラブコメディ

2023-10-13 | 韓国映画、ま~わ行


韓国映画「ワンナイト・カップル」あらすじと感想。ロマンチックコメディ。
各自の元恋人の結婚式場で出会ったジョンフン(ユン・ゲサン)とシフ(ハン・イェリ)。酒を飲み、苦痛を分かち合う2人は体まで交わす劇的な一夜を送ってしまう。しかし、このままでは終らない。シフはコーヒークーポン10回を使うまで、即ちあと9回だけ寝ようと唐突な提案をし、恋愛に疲れた2人の不思議な交際がスタートする。しかし、クーポンのスタンプが増えるほど2人の気持ちは微妙になり、シフの元彼氏ジュンソク(パク・ピョンウン)は彼女の傍に付いてまわり、ジョンフンの気分を害する。2015年作品。

韓国映画「劇的な一夜」はそれぞれの恋人に振られた2人の男女が一夜限りの相手として出会い、本当の恋に目覚めていくロマンチックコメディ。俳優ユン・ゲサンが、表面上は限りなくクールなふりをするが実は元恋人を忘れられない“かっこ悪い恋愛の負け犬”ジョンフン役を、女優ハン・イェリが、生まれて初めて男性ジョンフンとのワンナイトを通じて、体が先に反応する新しい恋愛に目覚める“駆け引き下手”のサフ役を演じた。 (ワウコリア)

     

主演のハン・イェリさんは、はじめてユチョンの映画「海にかかる霧」で知りましたが、韓国女優さんには珍しい一重まぶたの地味な女性だったのが強く印象に残っています。
その後、「緑豆の花」やグンちゃんの「スイッチ」など視聴しましたが、作品ごとに強烈な存在感を残す素敵な女優さんですね。
現在はこのような感じの女優さんが大活躍されていますが、本作のキャラもハン・イェリさんだから、目立った悪趣味にならなくて良かったと思いました。
劇中、料理家のハン・イェリさんが暮らす部屋が、観葉植物やハーブなどでいっぱいに飾られていて、おしゃれな彼女の部屋を見る限り、彼女の品の良さと清潔感を感じるのです。
また、ユン・ゲサンさんはいろいろな作品を見てきましたが、本作の素朴すぎて何事も逃げるタイプのダメ男を演じ、決してカッコ良くはなかったけど、こんなキャラも彼らしく演じていて良かったです。
ごく普通の物語なんですが、飽きることなく最後まで二人の自然体の演技にハマってしまいました。たまには、こういう感じの映画もアリかなと思う作品でコーヒースタンプ 10個のルールの演出が特に面白かったです。突然の恋愛ってドキドキしますよね!




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韓国映画「モガディシュ 脱出までの14日間」あらすじと感想、チョ・インソン

2023-04-23 | 韓国映画、ま~わ行


韓国映画「モガディシュ 脱出までの14日間」あらすじと感想。
実話に基づいて製作された本作は、ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちが、生死をかけてお互い協力を得ながら脱出を試みる衝撃の人間ドラマだ。
1991年にソマリアの内戦が激化し、反乱軍が首都のモガディシュを制圧。空港は封鎖され、通信網が断たれる中、命の危険にさらされた外国人たちは、生死をかけて脱出しようとした。
2021年にアフガニスタン政府が崩壊し、タリバンが政権復活を果たした時や、ウクライナの緊張状態と同様の状況だ。つまり、いつどこで、誰に起こってもおかしくない。

だが、その中に“脱出劇の真実”を公には語れなかった人々がいた。ソマリアに駐在していた韓国大使とその家族たちだ。いったいどんな運命のいたずらか、激しく敵対していた北朝鮮の大使たちと、脱出への死闘を共にすることになったのだ。近年になってようやく事件の顛末が公表され、知られざる事実への丹念なリサーチが行われ、映画化が実現した。

完成した作品が2021年7月に韓国で公開されると、コロナ禍にもかかわらず観客が押し寄せ、最終的には興行収入30億円を突破、2021年度の韓国映画No.1大ヒットとなった。さらに、メディアや評論家からも高く評価され、韓国の栄えある映画賞を次々と受賞、第94回アカデミー賞(R)国際長編映画賞部門の韓国代表作品にも選ばれた。
(あらすじ)
1990年、ソウル五輪で大成功を収め勢いづく韓国政府は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。ソマリアの首都モガディシュで韓国大使を務めるハンは、現地政府の上層部に何とか取り入ろうとしている。一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮のリム大使も国連加盟のために奔走し、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。そんな中、ソマリアの現政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化。暴徒に大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、絶対に相容れない韓国大使館に助けを求める決意をする。果たして、ハン大使は彼らを受け入れるのか、全員で生きて脱出することができるのか、そしてその方法は……? (kstyle)



ソマリアで内戦が起こり、現地に残された韓国と北朝鮮の外交官家族がお互いの感情を捨て協力しあい脱出を試みる映画で、この人間ドラマが実話だと言うことに驚きを感じました。
今年の4月にアフリカのスーダンでも同じような内戦の武力衝突で民間人に多数の犠牲者が出ていると連日報道されています。
本当にタリバンやウクライナやスーダンなどの緊張状態と同じような状況で、いつどこで、誰に起こってもおかしくない世の中になってきました。
スーダンでの一日も早い「日本人退避」を急いでほしいと思います。
本作は内戦の武力衝突の大規模なロケーションなどに圧倒されますが、撮影は西アフリカのモロッコでのオールロケを実施し内戦当時の状況を克明に再現したそうです。
でも、幼い子供たちが平気で銃をもって戦う姿には心が痛み、たまらなく辛い気持ちになりました。
また劇中、北朝鮮の大使館は暴徒に襲撃され車や食料や金品を取られ、仕方なく敵視している韓国大使館まで逃げますが、韓国側は今更?何を企んでいるのか?と信用していません。
ところが、北朝鮮も同じような考えなので、お互いの緊張感が視聴者にも伝わってきて、後半からこの二国間のピリピリとする張り詰めたシーンに注目です。
また韓国カン参事官役のチョ・インソンさんが大げさなほどタバコを吸うシーンが多かったのが印象に残りましたが、この緊張感の中「生きる」という究極の心理状況を強調したかったのかなぁ?
また韓国ハン大使役のキム・ユンソクさんとチョ・インソンさんは初共演。
韓国を代表する個性的なキム・ユンソクさん、チョ・インソンさんのキャラクター演技から目が離せませんが、特に名優キム・ユンソクさん特有のユニークな演技がとても良かったです。







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韓国映画「藁にもすがる獣たち」あらすじと感想、日本の犯罪小説を映画化

2022-11-28 | 韓国映画、ま~わ行


日本の犯罪小説を韓国最強のスタッフ&キャスト陣で映画化した 「藁にもすがる獣たち」。
原作は曽根圭介による犯罪小説「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)。
金に取り憑かれ、欲望をむき出しにした人々が激しくぶつかり合う様を描いた本作を、チョン・ドヨン、チョン・ウソン、ペ・ソンウ、チョン・マンシク、チン・ギョンらが集結!
恋人の借金を抱えた男、過去を清算しようとする女、事業に失敗した男、借金のために体を売る女、などそれぞれ訳ありの登場人物たちが大金を前に、それぞれを陥れようとする様が描かれ、殺人、放火、色仕掛け、強盗、などあらゆる手段を駆使して徐々に強欲な獣と化していく刺激的な物語となっている。果たして最後に笑うのは誰なのか!?
<あらすじ>
失踪した恋人ヨンヒ(チョン・ドヨン)が残した多額の借金を抱えて金融業者ドゥマンからの取り立てに追われる出入国審査官のテヨン(チョン・ウソン)、暗い過去を精算して新たな人生を歩もうとするヨンヒ、家業を廃業してアルバイトで必死に生計を立てているジュンマン(ペ・ソンウ)、株式投資の失敗で借金ができ家庭が崩壊したミラン(シン・ヒョンビン)。ある日、ジュンマンが勤め先のロッカーの中に忘れ物のバッグを発見する。その中には10億ウォンもの大金が入っていた。地獄から抜け出すために藁にもすがりたい、欲望に駆られた獣たちの運命は……。果たして最後に笑うのは誰だ!?   (kstyle)



10億ウォンを巡っていろいろなワケありの人物たちが次々と連鎖的に関わっていく物語ですが、タイトルの「藁にもすがる獣たち」という重い韓国ノアールは感じられず、意外と簡素で分かりやすい物語になっていました。
欲望をむき出しにした獣たちが大金を手にするために自分中心にあらゆる手段を使って操作していくのですが、結局、最後には善良な人の元に大金が届くと言うオチがある、世の中に神様っているんだなぁ~というラストでした(笑)  さて、誰のもとに・・・?
やはり、人間は小さな善行を積むことが大切なんだということを学ぶ映画でした・・・(笑)
本作のチョン・ウソンさんは弱気な平凡すぎる出入国審査官のテヨンを演じていて、カッコよさはありません(笑)
またそのチョン・ウソンさんを裏切る恋人を演じるチョン・ドヨンさんの貫禄ある演技は圧倒的な存在感があり、いつもながら妖艶で鮮やかできらびやかでした!






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韓国映画「ラブ・アゲイン」あらすじと感想、大人のラブコメディ

2022-11-17 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「ラブ・アゲイン~2度目のプロポーズ」あらすじと感想。クォン・サンウ主演映画。
生涯初の離婚式を皮切りに、結婚と離婚というコインの裏表ともいえる題材を描いた同作。
「“結婚さえすれば幸せか? かといって離婚すれば幸せになれるのか? ”この2つの難問についてコミカルに答えを出してみたかった」というパク・ヨンジプ監督の言葉のように、誰もが共感できる結婚と離婚、そして恋愛についての問いをリアルに解きほぐしていきながら新鮮な面白みも感じさせる、笑いと愛に満ちた大人のラブコメディだ。
また、2008年に女優のソン・テヨンと結婚し、愛妻家としても知られるクォン・サンウは本作について「実際に妻との結婚生活があったからこそうまく表現できるシーンもあった」と明かしており、彼自信の結婚生活が投影され、見る者の共感を呼ぶこと間違いなしだ。
【ストーリー】
赤っ恥覚悟で敢行した離婚式を経て、夢みたシングルライフを満喫することになったヒョヌ(クォン・サンウ)。
自由を取り戻したのもつかの間、6ヶ月ぶりに元妻ソニョンが現れたことで状況が一転する。
二度と会うことはないと思っていたソニョン(イ・ジョンヒョン)と第二の結婚生活のような、なじみがありながらも危険な生活が始まっただけでなく、偶然に再会した旧友であり恋愛音痴のサンチョル(イ・ジョンヒョク)に相談された恋愛相手がまさかのソニョンだったのだ。
あの日の離婚式以来、それぞれのシングルライフを送ることになった男女3人のもつれた三角関係の行く末はいかに……。 (kstyle)



バージンロードをヒョヌ(クォン・サンウ)とソニョン(イ・ジョンヒョン)が歩きはじめ、離婚式を挙げる二人です(笑)
離婚宣言文の朗読もあり、最後にみんなで離婚記念撮影も撮ります。
そして6か月後、車の事故を起こした元妻ソニョンから助けてほしいと電話があります。
二人が住んでいた家に送っていくと家の中はゴミだらけで、1ヶ月旅行していたと・・・
その後も腕が痛いと電話があり、一緒に病院に行きますが、右手の靭帯を損傷していて、結局彼女の家の掃除や食事を作ることになったヒョヌ(クォン・サンウ)です。
こんなわがまま女、こちらから願い下げですよねぇ~(笑)
離婚したなら、お互いの人生に干渉せず生きていけばいいのに・・・
なんて、他人はそう思いますけど・・・
とは言っても、きっと元妻のソニョン(イ・ジョンヒョン)は私も悪いところがあるけど、私の気持ちも理解してと分かってほしかったのでは・・・??

また、会社の上司がヒョヌ(クォン・サンウ)に女を紹介するといいますが、「相手はお前の好きなミスコリアだ」というセリフには爆笑でした・・・(笑)
クォン・サンウさんの奥様ソン・テヨンさんはミスコリアですからねぇ(笑)

そして、足を滑らしただけなのに自殺だと勘違いされる元妻ソニョンを助けたのはヒョヌ(クォン・サンウ)の同級生で獣医のサンチョル(イ・ジョンヒョク)でした。
その後、ソニョンとサンチョルが付き合うことになりますが、ヒョヌとソニョンは他人のフリをしますが、その後、三角関係に・・・
爆笑シーンも多い、大人のラブロマンスですが、タイトルの「ラブ・アゲイン~2度目のプロポーズ」まさしく、題名通りの物語でした。

それにしても、クォン・サンウさんは今でも若い!
私の中では、涙の貴公子と呼ばれたころの「天国の階段」や「悲しき恋歌」のサンウさんのままです。
最近は若手のフレッシュな俳優さんたちがどんどんデビューしていますが、クォン・サンウさんやソン・スンホンさんなど元祖韓流スターが活躍されている姿を見るのがとても嬉しいです(笑)








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韓国映画「マドレーヌ」あらすじと感想、2002年のチョ・インソンとシン・ミナ

2022-11-17 | 韓国映画、ま~わ行


韓国映画「マドレーヌ」あらすじと感想。
1か月たったら、あなたはきっと私を好きになっている。
だから、私たち、付き合わない?
「好きだと思ったことは何でもやってみる」が信条の美容師のヒジン(シン・ミナ)は、ある日中学時代の同級生ジソク(チョ・インソン)と偶然再会します。
ゲーム好きで行動派のヒジンと読書家で物静かなジソクには共通点は全くゼロだが、1ヶ月という期限付きで付き合ってみることになります。
期間中は別れると言ってはいけない、100%お互いに正直でいる、1か月たったら綺麗に別れると言う条件で・・・
ジソク(チョ・インソン)がヒジン(シン・ミナ)に翻弄されながらも自分の夢はしっかり持っている大学生を好演。
失った恋を思い出させる切ないラブストーリー!

    

恋人になってよ、結婚は考えてない、お互いを知らないから付き合いたいとヒジン(シン・ミナ)の方から声をかけます。
そして、気が重いなら、ひと月だけ恋人契約を結ぼう、面白そうでしょう?
その後、ジソクはヒジンの美容室で髪を金髪にします・・・

二人は雨の中を自転車に乗って はしゃぎ回りますが、たぶん今は見かけないと思うような黄色いレインコートを着ているシーンが強く印象に残りました。
また、そばにいるのに携帯でお互いの気持ちを伝えるシーンも多くて、それが自分たちのスタイルを見つけたように感じる仕草なのかも・・・
お互いの想いが深まったり、少しでも距離が短くなるなら、そんなメールもいいと思う・・・
ちなみに題名のマドレーヌはあのお菓子のことで、マドレーヌが大切な思い出として描かれていたのです。
終盤、ノートのキスマーク💋のオチもあって、そうだったのと笑える微笑ましいシーンでした。
チョ・インソンさん、シン・ミナさんの他にもハ・ジョンウさんがシン・ミナさんの元カレを演じていましたが、20年前の作品なので皆さん初々しくフレッシュですが、それでも今も変わらない元気な若々しさは、さすが俳優さんです! 
2002年に制作された映画なので全体的に素朴で昔を思わせるような映画で、よくあるような作品でしたが、もっと早くに視聴していれば、今の感動も更に大きく変わっていたのでは・・・というような感触でした・・・
チョ・インソンさんは大ヒットドラマ「バリでの出来事」の前に、この映画を撮っていたことを、不意に思いつきました・・・






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韓国映画「ミッション・ポッシブル」あらすじと感想、キム・ヨングァン

2021-12-08 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「ミッション・ポッシブル」あらすじと感想、
キム・ヨングァンのコミカルアクション。
(あらすじ)
俺たちに、不可能はない! カネさえもらえれば何でもする探偵事務所の社長ウ・スハン(キム・ヨングァン)のもとにある日、情熱あふれる秘密要員ユ・ダヒ(イ・ソンビン)が現金1,000万ウォンを持ってやってくる。
武器密売事件の解決に向け、いきなり協力を要請してきたのだ。
口を開けばケンカ、何かするたびに事件発生! 1人よりも2人でいる時のほうが目立つ彼ら。
作戦を重ねるごとに事件は大きくなり刑事たちが誤解するような手がかりをあちこちに残し、ついには指名手配までされてしまう……。
果たして2人は無事に任務を遂行することができるのか!?
 
主人公である探偵事務所の社長ウ・スハン(キム・ヨングァン)。
お調子者でカネに汚い彼は大金に目がくらみ、大事件に巻き込まれることに……。
続いてもう1人の主人公は秘密要員ユ・ダヒ(イ・ソンビン)。
一流の秘密要員である彼女は悪漢にもひるまない格闘術に見事なドライビングテクニック、さらにはピッキング技術も披露している。生真面目で短気、クールなダヒはスハンとは水と油ながらも息のあったコンビを形成していく!
そのほか共演は密売事件の黒幕のチョン・フン(オ・デファン)、正体不明の要員・蜃気楼(キム・テフン)、チーム長のチャオ(チェ・ビョンモ)、事件を追う刑事(ソ・ヒョンチョル)らも巻き込んで事件は予期せぬ方向へ……。
一癖も二癖もある“濃い~っ”キャスト陣の見事なアンサンブルに、アクションもコメディも盛り沢山な本作に期待してほしい。(kstyle)



スハン(キム・ヨングァン)の探偵事務所を貸してほしいと正体不明の要員・蜃気楼(キム・テフン)がやってきます。
そこへ今度は大金を持って、秘密要員ユ・ダヒ(イ・ソンビン)もやってきますが、ダヒはスハン(キム・ヨングァン)を見て、秘密要員の蜃気楼(キム・テフン)と勘違いします。
ここから、スハン(キム・ヨングァン)と、情熱に満ちた秘密要員ユ・ダヒ(イ・ソンビン)が、武器密売事件の解決に向けて戦略的に協力しながらスリリングなコミカルアクションを繰り広げていきます。
その正体不明の要員・蜃気楼(キム・テフン)はスハンの事務所を出た後、交通事故で入院、意識不明の状態です(笑)
スハンは始めのうちダヒが秘密要員だとは知らず、ただのお客様だと思っていました。
またダヒはスハンを秘密要員だと思っているので、この食い違いのズレが爆笑です。
でも、意外とスハン(キム・ヨングァン)の立ち振舞う行動やアクションが様になっていてカッコ良いのです。
実はスハンは軍の近接戦闘の教官というエリートだった過去がありました。
やっぱり、これで納得ですが、このような秘密要員やスパイものの映画はたくさんあってマンネリ化してますが、本作はあまり緊張感はなく、アクションコメディなので笑いながら楽しめました。
また、ヒロインのイ・ソンビンさんがソン・ヘギョさんに似ていて、ドキッとする場面があります。彼女はシンプルで自然なナチュラルメイクが素敵な女優さんです。
キム・ヨングァン流のコメディパワーが炸裂する本作の最後は続編あり!?と思わせるようなラストでした! 普通に楽しい映画です(笑)







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韓国映画「最も普通の恋愛」2大スター共演、キム・レウォン&コン・ヒョジン

2021-02-15 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「最も普通の恋愛」キム・レウォン&コン・ヒョジン共演。あらすじと感想。
ドラマ「ドクターズ」、映画「江南ブルース」のキム・レウォン&ドラマ「椿の咲く頃」のコン・ヒョジンという2大トップスターの共演が楽しみな映画で、タイトル通りごく普通のロマンスをさらりと余裕の演技で演じていました。韓国では動員数300万人にせまる大ヒットを記録!
キム・レウォンさんとコン・ヒョジンさんの共演は名作ドラマ「雪だるま」以来、実に16年ぶりの共演で、二人の懐かしい共演に感慨深いものがあります。
本作はお互いに恋人と別れてまもない男女2人の出会い、そこからロマンスがはじまり、ごく普通の恋愛ドラマにある恋がはじまる過程が描かれていきます。毎晩酔っぱらっていて決してカッコ良いキム・レウォンではありませんが(笑)相手を思いやるやさしさはこれぞキム・レウォンという傑作キャラ。劇中、男からみてもカッコいいタイプなのですが、「男に好かれる男は女には人気がないものだとか・・・」分る気がする、いい人タイプなのです(笑)
またコン・ヒョジンさんもさっぱりとした性格で強気な女性を演じていますが、ラブコメの女王の貫録は絶対です!
二人の恋愛ストーリーは「最も普通の恋愛」ですが、好きな人に出会う運命ってそんなに数多くないので、自分の気持ちを素直に表現しようと思いたくなる映画です。
また脇を固める同じ会社の同僚たちも良い感じで描かれていて、終盤、韓国らしいネット社会の噂がオチになっていて楽しめました。
(公式サイトのあらすじ)
婚約が破談になり元カノに未練タラタラのジェフン(キム・レウォン)。いつものように二日酔いで始まった朝、知らない番号の誰かと夜中に2時間も電話した履歴を見つけ、その相手が職場に新しく入ってきたばかりの同僚ソニョン(コン・ヒョジン)だと知る。元カレの裏切りで破局したソニョンは恋に幻想を抱かず、終わった恋にはすっぱりと見切りをつける現実女子。新たな職場に出勤した初日、あらゆる文句を浴びせて彼氏と別れた現場を上司となるジェフン(キム・レウォン)に目撃されてしまう。出会ってわずか1日で仕事より互いの恋愛について詳しく知ることになった2人。お互いに‟情けない“ ‟あきれた“と文句を言いながらも、次第に気になる存在になっていき…。







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