あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

映画鑑賞🎦 2024年 4/24

2024年04月24日 23時12分05秒 | 映画鑑賞

映画鑑賞🎦 2024年4月 4本目 Total-15本 TOHOシネマ梅田にて・・・
『異人たち』原題 All of Us Strangers(私たちはみな見知らぬ人々)
幻の世界と現実の世界を行き来する主人公40歳の脚本家・アダム(アンドリュー・スコット)は、ロンドンのタワーマンションで暮らしていました。
12歳の頃、交通事故で両親を失ったアダムは、様々な孤独を抱え人と関わることを避けて生きていたのです。 映画は一人暮らしの男性の味気なく見える生活から始まります。

 

突然ビルの火災報知機が鳴り出し建物の外へ・・・ 建物を眺めると灯りの点いた部屋が目にとまります。 
ある日、そこに住むハリー(ポール・メスカル)が部屋を尋ねてきますが、酔っている様子を見て誘いを断ってしまいます。 
両親の物語を脚本にしようと考えていたアダムは、仕舞い込んでいた少年の頃の思い出の数々を引っ張り出し写真を見ているうちにふと思い立ち、電車に乗って両親と住んでいた町に出かけると、ある男性(死んだ父親)が現れ言われるまま着いていくと、その家で待っていた女性(死んだ母親)がアダムを迎えます。 あの時の変わらぬ格好のままの両親と大人になったアダムは楽しい時間を過ごしました。 
ロンドンの部屋に戻る途中のエレベーターでハリーに出会い、今度は自分からハリーを誘います。 「あんたクィアだよな」と話すハリーに、アダムは「ゲイだよ、クィアって言い方は慣れない」と答えます。 互いにパートナーがいないことなどを話し二人は距離を縮めていきます。 
そんななか、両親のもとにも足繁く通うアダムは、母だけが家にいた際に、「ゲイなんだ」とカムアウトし、別の日父にも話し、子供の頃学校で虐められたことも伝えます。 両親を訪ねることで徐々に心情を吐露することができたのでしょう。 死んだ両親とも本当の別れをしていました。 
そして、ロンドンのマンションに戻りハリーの部屋を訪ねますが、そこにはハリーの遺体が・・・ ハリーも、両親同様この世にはもういない存在だったのです。 そこへハリーが現れます。 「死体があっただろ、誰も見つけてくれないんだ。俺の両親はどこにいる」との言葉には言いようのない思いが迫ってきます。 アダムの部屋に向かうアダムとハリー、二人は眠りにつきます。 ハリーはアダムに「心のしこりを大きくしないで」と伝え、アダムは怖がるハリーに「死神も吸血鬼も追い払ってやる、僕がそばにいる」となだめ続けるのでした。 最後まで迷いっ放しの映画でした。

山田太一の「異人たちとの夏」が原作のこの映画、原作を読んでいないので違いが判りません。 なので、帰りに本屋さんに立ち寄りましたがありませんでした(-_-メ) こりゃ又NETで検索しなくっちゃ💻📚

アダムを演じていたアンドリュー・スコットは、テレビドラマ「シャーロック」で宿敵モリアーティを演じていましたよね。 
ご覧になっていましたか??? 当たり前ですが、顔(表情)が全く別人!!


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