長万部(おしゃまんべ)で乗り継ぐ倶知安(くっちゃん)行き普通列車の発車時刻は13時29分なので、長万部で2時間17分の待ち時間があります。
私は長万部でレンタサイクルを借りることにしました。
長万部でのサイクリングの前に長万部町市街の概念図を示したいと思います。
今回私は、ABCDの順(矢印 参照)に自転車で市街を巡りました。
前回同様、普段なかなか目にすることがない海浜植物を見たいと思いました。
Bの場所で海岸に降りるとハマニガナが黄色い花を咲かせていました。
ハマニガナは日本全国の海岸の砂地に生える多年草で5~10月に花を咲かせます。
しかし今回、海岸で目にした花はこれだけでした。
本州で秋に咲く花を見たいと思いましたが、今年は北海道も夏が暑かったそうで、その影響かもしれません。
海岸を離れて、あやめ公園へ行くことにしました。
私のホームページの項目に、「全国の花菖蒲・あやめ園」があります。
今はあやめが咲く季節ではありませんが、長万部あやめ公園を確認したいと思いました。
長万部訪問は三度目なので、凡その位置が頭の中にあります。
国道5号を北へ進み、線路を渡りました。
そのまま500mも進んだ交差点に、「右があやめ公園」の表示がありました。
橋を渡った先で、左へ曲がる表示があり、100m程も進むと、あやめ公園に到着しました。
パークゴルフ場が併設されているようです。
管理棟の横に自転車を止め、公園の様子を確認しました。
川の対岸でパークゴルフに興ずる人の姿が見えます。
長万部のあやめ公園は、パークゴルフ場の中にアヤメが分散植栽されていました。
一般的には、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタをアヤメと称します。
アヤメは乾いた場所に育ち、外側の花弁に網目模様があります。
ハナショウブはハナアヤメの別名を持ち、アヤメの名で呼ばれることがありますがアヤメとは別の植物です。
「長万部あやめ公園」で検索すると、植栽された花はハナショウブでした。
長万部のあやめ公園に植えられているアヤメはハナアヤメです。
今回は、長万部で「あやめ公園」を確認することができました。
花の季節は6月中旬のようです。
その季節に、再び訪ね来たいものです。
6月中旬に北海道を訪ね、シバザクラやチューリップ、菜の花を絡め、道内を廻るアイデアが浮かびます。
あやめ公園を見終え、自転車で元来た道を戻りました。
戻る途中の路傍に、民家の庭に咲くナツズイセンを見かけました。
ナツズイセンは通常8月に花を咲かせますが、今日は9月18日です。
北海道も今年は通年とは異なる異常気象だったようです。
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