集団の中で本当の自分でいることは案外難しいものである、かと
いって他人を気にして生きるというのもつまらない、そこで群れ
ずにつながる生き方、いわゆる自分のバランスを保ちながら人を
拒否するのではなく受け入れ、距離感を持ったつきあい、そして
自分の時間を大切にする生き方を目指したいものである。
実際暮らしの中にささやかな喜びや充実感をどれほど持つかで人
生の景色の姿が変わるものである、だから自分の生き方さえしっ
かりしていれば他人に何と言われようと恥ずかしいことではない
はずである。
たとえ孤独であっても充実して満ち足りているのであれば気にす
ることはない、人との距離感を持った群れずにつながる生き方も
悪くはないと私は思っている。