somecyanきときと日記

地元情報や社会状勢に対する提案・クドキそして日々の活動を徒然に書きとどめます。

源頼朝の文書を学ぶ

2014-11-17 12:42:25 | 日記
石川県立図書館の26年度講座「加能史料はいま」を聴いた。(昨日午後)
大正大学名誉教授黒川高明氏が「源頼朝文書の世界~頼朝の書状・公文書から、彼の政治姿勢・私的心情さどを探求する」と題して講演した。
残っている文書は全て右筆(ゆうひつ)が書いたもので、現在は自筆の文章は残っていない。
右筆とは秘書役文官の事で頼朝の要請で書き「花押」だけ本人が書くらしい。
それでも偽文書が多く本物を蒐めて研究した鎌倉時代の頼朝像を語った。
古文書の講座は難しいが毎回新しい知識を習得できる。
タイミング良く県立図書館3Fでは企画展「加賀藩主の花押と印章~寄贈された河内山家文書から~」を12月25日まで開催している。
花押を何種類も持っている殿様がいるからややこしい。
いつの世も本物を見極める目を持つ事が要求されるんだと再考させられた。
コメント (2)
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