世界の食糧危機を救った富山県人がいた。
「NORIN TEN 稲塚権次郎物語」をTOHOシネマズ高岡で観てきた。
知る人ぞ知る「小麦農林10号」を生みだした人物で、昭和65年アメリカ人でノーベル平和賞を受けたノーマン博士が権次郎の生家を訪ねてから脚光を浴びた。
世界の小麦の70%が農林10号を掛け合わせた品種だという、又こしひかりを生み出すきっかけを作ったのも彼とのこと。
福野農学校を出て東大へ進学、秋田・盛岡・中国の北京・金沢と転勤して研究を続けた。
映画は5月9日から富山県先行上映されて昨日で終了予定だったが好評につき高岡は1週間延長になった。
全国ロードショーは9月19日からである。
百姓経験者で富山県民はこきりこ節や南砺市長が画面に出てくるので感動する内容である。
農耕民族の日本人には是非観てもらいたい映画である。