徳ちゃん繁昌リポート

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二百十日?企業経営も備えあれば憂いなし

2012年09月28日 | 出張先々
提案や助言通りに実行して業績が上がった!こんな報告を聞くとほっとするというか、コンサルタント冥利に尽きますね。しかし、自信の提案をしたからと如何なる場合も上手くいくとは限らない訳で、やはり一番はクライアント先の受け入れ姿勢が成果を大きく左右するようです。

経営現場を的確に診断してあらゆる方面から突破口を探し出し、解決への進言などを行うのですが、相手(企業側)がその気にならなければ専門家など無意味で、一方通行では何ひとつ変わらないのです。要は説得して実行してもらうというモチベーションをいかに上げるかがポイントなんですよね。最初から聴く耳ない企業(経営陣)は論外として、漸くその気にさせても、中には出来ない理由ややれない都合ばかりを並べ立て一向に前に進もうとしない企業もあり無駄な時間とパワーを使うこともあります。また、特に気掛かりは指導の時間的な余裕?企業体質や従業員の能力などにより当初の計画より大きく遅れることが、タイムリミットもありその際のジレンマときたら、もう!?
経営コンサルタントという仕事は端的に言うと目に見えないノウハウを分かりやすく伝え、経営や組織を動かし、結果を創ることなのです。決断と実行するのは相手側(企業)ですが勿論こちらとしても結果責任という重圧感もありいい加減なことも言えません。現状に立ち止まるのではなく前に進むためのひとつのきっかけづくり、そして目の前の試練を乗り越えて目標を成し遂げるお手伝いをするのが使命なのです。

「二百十日」は立春から数えて220日目の9月頃でしょうか?昔から収穫の時に台風などで農作物の被害が発生する厄日とか荒れ日と言われていたようです。今も風速70メートル級の超大型台風17号(伊勢湾台風並み)が日本列島を直撃しそうで、異常気候だけでなく世の中先行き真っ暗で更にどつぼに向っているようですね。政治も経済も外交も安全神話も、さらに景気低迷と消費不況が重なり、中小の経営も今までの独壇場では立ち行き行かない状況のようですね!?ここらで専門家のアドバイスを受け入れて、備えあれば憂いなしといきたいものです。

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