徳ちゃん繁昌リポート

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【現場通信記】やり残した仕事!小規模支援

2015年01月12日 | 仕事モード
転職後、この業界に身を投じて節目の20年。お付き合い頂いた名刺を整理しながら中小の経営者や幹部の皆さんの顔が走馬灯のように甦ってきます。流通業(製造・加工・卸し・小売)を専門に企業様に出向き現場で数々の案件を手掛けてきましたが、またまだやり残したこともありもう少しこの仕事を続けさせて頂こうと思っています。

経営コンサルタントというのは病人を診る医者みたいなもので企業が抱える大小、深浅の課題と向きあい治療と予防策をアドバイスする仕事です。誰にでもできそうですが実はひとつ間違えれば企業の生命も断つほど重大性であり、且つ激務でもあります。
ブローカー紛いの同業者もいますが私の場合は正真正銘の経営コンサルタントでして、経営分析や経営診断、提案助言、経営指導など現場実践を通しての支援を行っています。また、この仕事は発想業でもあり、多種多彩なひらめきやアイデアが勝負なんですよ。この発想がなくなれば廃業するしかありません。ここがひな型で仕事する税理士や司法書士さんらとは違う点でしょうね。
数々の経験とあらゆる角度から原因を解明し最善と思われる打開策を導き出し、乗り越えるためのケースバイケースのノウハウを伝えるのです。しかし重要な問題がひとつ、患者である企業が果たして計画通りにやってくれるかどうかです。患者の身体を押さえつけ執刀する訳にもいかず地団駄踏むことも度々?確かに、アドバイスや提案を真剣に受け入れ実行して危機を脱した企業ももちろん沢山ですよ。

流通業態の中でも世間的に弱者?と呼ばれる小規模や零細は特に厳しく、昨年春から業種を問わずこの経営支援に乗り出しています。リテイルサポート(小売業支援事業)や商人塾(北九州実践あきない塾・博多商人塾他)は私の原点でもあり、恩返しの意味も込めて培った20年の経験と実績を生かし経営建て直しのお手伝いをしているところです。経営コンサルタントとしてやり残した仕事、これだったのかも知れませんね。


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