徳ちゃん繁昌リポート

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おっかなびっくり「まむし温泉」にだまされて?

2013年06月16日 | 休日通信
福岡県糸島市に冷泉(わかし湯)として古くから薬効を伝えられる「まむし湯」、名前聞くだけでゾッとするような立ち寄り温泉があります。僧空海(弘法大師)が平安時代初期に諸国行脚の途中に「まむし」に噛まれ苦しんでいる人を見て、修得の法力を以て薬水を湧出させその水を使用させたところ痛みもとれて全快したという伝承の秘湯だとか?こんな言い伝えを聞くとついついあやかりたいと思うのは人の常でしょうが。

大自然に囲まれ広い浴場の床面は遠赤外線の石材が使用され湯船は明るいタイル仕上げ。浴場に入ると直ぐに「高温サウナ」「塩サウナ」があり湯船の手前が冷たい風呂の「神水」、そして温泉大浴場にジェットバスもあり、ゆったりとくつろげるって感じです。そうそう、「神水」の風呂には「神水」が飲めるようにカップも用意してありましたよ。屋外の露天には岩風呂・壺湯・足湯・桶湯・打たせ湯などがあり、桶風呂は一段高く3人ぐらいは入れるゆったりの広さ、色々な湯船はそれなりに楽しめますね。ただ設備は良しとしても肝心の温泉がですよね。

その「まむし温泉」、浴場施設の温水について行った表示が景品表示法に違反していたとして、消費者庁が同法に基づく措置命令を出したそうです。何でも浴場施設等に設置した看板やのぼり、チラシ広告、Webサイトに「まむし温泉」の効能を記載し、まむし浴場施設に設置した浴槽における温水が温泉であるかのように表示して、実際には同社は温泉法の規定に基づく温泉の利用の許可を受けておらず、同施設に設置された浴槽における温水は同法に規定する温泉ではなく井戸水を加温したものだったのでした。温泉通にとっては何とも許し難い詐欺行為で、入湯税返還ぐらいでは済まない凶行ですよね。<怒>


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