徳ちゃん繁昌リポート

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彼岸中日「故きを温ねて新しきを知る」心境

2012年09月22日 | 休日通信
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、夏の残暑が続いていたもののようやく彼岸に入り急に朝晩冷え込むようになりました。昨日は鹿児島でしたが南国のホテルの朝も寒いくらいでしたよ。昔からこの時季がちょうど季候の変わり目で気温も大きく変わる時、ご先祖様の言い伝えだけは正しかったようですね。

親父の亡くなる前までは殆んど認識すらなかった彼岸でしたが、今は春と秋に忘れずお寺の納骨堂やお墓に参るようになりました。彼岸とはサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である「此岸(しがん)」にある者が「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」、すなわち彼岸の境地へ到達することが出来るのだそうです。太陽が真東から上がって真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を指し、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられているようです。ちなみに、お彼岸に付ものといえば餅米をあんで包んだ「ぼたもち」や「おはぎ」、世間では「ぼたもち」は大きく、「おはぎ」は小さいとか「ぼたもちはこしあんで、おはぎはつぶあん」など言われているけど、実はどちらも同じものだとか!?正しくは春のお彼岸の頃は牡丹の花が咲くから「ぼたもち」、秋のお彼岸は萩の花が咲くから「おはぎ」と呼ばれるだけの違いだそうですよ。

今日は彼岸の中日、お袋を訪ねて仏壇に手を合わせ久しぶりに親父とおしゃべりしましょうかね。困った時の神仏頼みじゃないけど、まさに温故知新!「故きを温ねて新しきを知る」の心境です。行き詰まりの現状をどう打破したらいいのか?妙案が浮かぶかもですよね。


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