徳ちゃん繁昌リポート

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【今日の軌跡】大晦日の年越し、博多は「うんそば」

2015年12月31日 | 何の日?
一年が終わる締めくくりの大晦日は待ちかねた年末ジャンボの抽選日であり、夜は紅白歌合戦を観て、除夜の鐘を聞きながら年越しの蕎麦を食べる日ですよね。昔から女は朝早くから張り切り、やることない男は肩身の狭い一日を過ごすのです。

(物の本によれば)縁起を担いで食べる年越し蕎麦は江戸中期からの習慣で、金箔職人が飛び散った金箔を練った蕎麦粉の固まりに引付けて集めていたため、年越し蕎麦を残すと翌年は金運に恵まれないと言われています。と言うことは、年越しの蕎麦で来る年の金運が決まるのかも?また、金は永遠に不変の物であることから長寿への願いも込められているそうです。地方によって晦日蕎麦、大年蕎麦、つごもり蕎麦、運蕎麦、年取り蕎麦、年切り蕎麦、縁切り蕎麦、寿命蕎麦、福蕎麦、思案蕎麦などと呼び名も様々のようです。
福岡の「うんそば」なるものは鎌倉時代に博多の承天寺で振舞ったのが起源とかで、言わずとも知れた幸運が側に来るようにとの願い込めて食するそうです。我が家では「うんそば」は男の料理、今年一年の悔いが残らないよう年越しうんそばをたらふく喰っていただきましょうかね。


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