徳ちゃん繁昌リポート

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【商店街探訪】震災復興!個店が支える市場

2015年01月21日 | 出張先々
あの痛ましい惨事から20年、平成7年1月17日の阪神・淡路大震災は尊い生命と数多く大切なものを奪っていきました。改めてご冥福をお祈りいたします。神戸は新婚当時と震災後に講演で2度、それに出張などでも訪れた縁深い地、今回は年末には行けなかった「神戸新鮮市場」が目的地です。

神戸市営地下鉄西神山手線湊川公園駅から地上に出れば、そこが湊川一帯に広がる神戸新鮮市場」の南口、神戸の食の台所といっても生鮮だけでなく衣食住も揃う市場と商店街の連合体のようなものです。「パークタウン」と「湊川商店街」の間のアーケードを歩いてセンタービル、「中の筋商店街」、「湊川プラザ」と続き、ここは主にファッションを中心とした店舗が多くあります。 パークタウンの北側に位置するのが神戸で最初の公設市場として誕生した「ミナイチ」、地下には飲食店が一階には生鮮食料品や惣菜の店が並んでいます。さらにその先にあるのが「湊川中央市場」から震災以後生まれ変わった「ハートフルみなとがわ」で、衣料・生鮮食料品・惣菜など様々なジャンルの店が集まっています。またほぼ中央を貫く細い道の両側にぎっしり生鮮食品店が立ち並ぶのが「東山商店街」、ここは特に人でごった返すって感じでしたね。
あまりにも迷路すぎて神戸新鮮市場の全貌を知るには久しぶりに足を運んでも把握できないほどで、とにかく下町風情の人情味あふれる市場を歩くと昭和にタイムスリップしたような錯覚を覚えるのです。それにしてもここの賑いは大したもので行き交う人は気忙しく、ゆっくり観て歩くなんて余裕もありませんね。

人で賑わう商店街や生鮮市場には必ずと言っていいほど集客繁昌店があります。やはり個店の魅力が人を引き付けるのは確かなようで、ここも客を並ばせる魚屋や肉屋始め、八百屋、花屋、惣菜店、飲食店などの繁昌店がパフォーマンスを競っていました。疲弊する商店街などの客離れは他責じゃなく、個々の店舗の元気と切磋琢磨の工夫で回復できるかも?頑張らなくちゃいけませんね。
震災の面影はどこにもなく完全復興して情緒ある街角に整備されましたが、あの当時、みんなが口にした「頑張ろうKOBE!」の合言葉を思い出しましたね。


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