OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

2019年の滋賀京都旅行・10(旧御園村役場から醒井宿へ)

2021年11月28日 | 旅行・小旅行

2019年滋賀京都の続きです

2019年の滋賀京都旅行・1(滋賀・豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・2(滋賀・豊郷小学校旧校舎のウサギとカメ)
2019年の滋賀京都旅行・3(滋賀・町おこしの主役☆豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・4(豊郷町のレトロ建築)
2019年の滋賀京都旅行・5(彦根☆花しょうぶ通りのレトロ建築)
2019年の滋賀京都旅行・6(袋町遊廓跡を歩く)
2019年の滋賀京都旅行・7(ヴォーリズ記念病院・ツッカーハウス)
2019年の滋賀京都旅行・8(ヴォーリズ記念病院・希望館【五葉館】と礼拝堂)
2019年の滋賀京都旅行・9(ヴォーリズ記念館)

2日目はまず東近江市林田町にある、かきみその役場(旧御園村役場)へ。
竣工は明治41年(1908年)役場庁舎として建設、設計者は不詳だそうです。


ちょうど改修?中か何かで、工事中でした。

昭和29年の八日市市合併により村役場が廃止されたあとは御園支所、のちに出張所→行政連絡所→旧御園公民館として活用、しっかりした構造であった為、地域の歴史的建造物として明治大正昭和平成の四時代、百年余りの風雪に耐えてきた。
※滋賀の新聞記事より抜粋
※インスタにも同じこと書きました^^;

玄関ポーチは和風、窓の上には洋風の装飾もあって和洋折衷、
外壁は竣工当時のまま?(不明)のような素朴な板張り。
現在は役場の機能はないものの、まちづくりの活動拠点&シンボルとして活用されているということです!


内部公開してもらえたらなぁ。また行きたい。


そして、このあとは米原市醒井(さめがい)へ!
JR醒ヶ井駅前パーキングに車を止めて、私一人で見に行きました。
(主人は車で寝てる・・と^^;)

まず荘厳な唐破風のある和風建築が目に入ります。
玄関脇には「明治時代の醒井小学校の玄関」の案内板が。

醒井尋常高等小学校玄関と、後方の建物は「旧醒井楼」
竣工:玄関は明治26年(1893)・醒井楼は大正2年(1913)

玄関→昭和36年名神高速道路敷設に伴い醒井小学校が鉄筋コンクリートの建物に改築される際に、この貴重な建造物を後世に残したいとこの玄関を移築されたご住職がいらしたそうです。

旧醒井楼→玄関に付属している後方の建物。大正2年に建てられた料理旅館「醒井楼」。
こちらは終戦後の昭和27年、誰もいなくなったこの建物を、そのご住職が寺政所(まんどころ)として活用されたということです。
その時保存してくれたから今、私達が拝めるのですね~


むくり屋根の唐破風に竜の鬼瓦。
懸魚も細工がこまかい。




路地の先にもレトロ建築。





さて、醒井宿へ来た目的はというと、


ヴォーリズ建築!
米原市醒井宿資料館(旧醒井郵便局局舎)です。
竣工は大正4年(1915)・昭和9年(1934)改修とのこと。
ヴォーリズ建築事務所設計。



大正4年に建てらた当初は、木造下見板張りの洋館風の建物だったそうです。
昭和9年の改装で現在の姿に。木造2階建てで、外壁はモルタル造りの「擬洋風建築」です。
玄関の両脇と角部分にアーカンサスの柱頭飾があります。
1階が郵便・電信業務や応接室、2階は電話交換室や交換手の宿直室兼休憩室として昭和48年まで使われましたが、
現在は米原市醒井宿資料館として資料の展示や休憩室として再活用されています。
(米原市のサイトより)


戦前に改修されたので右書きですね!







丸ポストが似合う。



扉には斜め取っ手(斜めバー)が♪
扉閉じたところを撮りたかったな^^;
でも開いていた方が観光客が入りやすいのかも・・
※今見ていると換気の為かと思いますが、2019年なのでコロナ禍前です






主人が車で待っていたので、ゆっくり見れませんでした。




お隣も大和塀が立派な和風建築。



せっかくなので、予定外でしたが醒井宿も少し歩きました。
(どうせ旦那寝てるし)




後日調べたのですが、
醒井宿は中山道61番目の宿場町で、湖北八景にも選ばれているそうです。
地名の由来である「居醒(いさめ)の清水」を源流とする地蔵川に沿って、今も宿場町の風情ある町並みが続いています。


あ!豊郷町でも見た「水」の文字がある屋根。
(妻壁や破風に水文字があるのは、火災から家屋を守るおまじないだそう)








おたふく窓がかわいい。





雨戸の戸袋のデザインが素敵。




こちらの地蔵川は「居醒(いさめ)の清水」などから湧き出る清水によってできた川で、
大変珍しい水中花「梅花藻(バイカモ)」で有名だそうです。
水温は年間を通じて14度程度と安定しており、貴重な淡水魚である「ハリヨ」も生息しています。
また「居醒の清水」は、2008年「平成の名水百選」(環境省)にも選ばれています。
※情報サイトより抜粋






タイル使いのショーケース跡らしきものが。元商店かな。

もっと奥まで行きたかったけど、このあたりでUターン。
駅の方へ戻ると脇道に、、

YAMAHAの古い看板建築と、


コカ・コーラのベンチ。
こういうのも東京ではなかなか見られない、残っているエリアもあるにはあるけど。

急ぎ足でしたが車に戻って、お次は長浜市へ向かいます。
行きたかった鉱山跡へ!



 

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2019年の滋賀京都旅行・9(ヴォーリズ記念館)

2021年11月12日 | 旅行・小旅行

2019年の滋賀京都旅行、まだまだ続きます(まだ滋賀^^;)。

☆今迄の記事☆
2019年の滋賀京都旅行・1(滋賀・豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・2(滋賀・豊郷小学校旧校舎のウサギとカメ)
2019年の滋賀京都旅行・3(滋賀・町おこしの主役☆豊郷小学校旧校舎群)
2019年の滋賀京都旅行・4(豊郷町のレトロ建築)
2019年の滋賀京都旅行・5(彦根☆花しょうぶ通りのレトロ建築)
2019年の滋賀京都旅行・6(袋町遊廓跡を歩く)
2019年の滋賀京都旅行・7(ヴォーリズ記念病院・ツッカーハウス)
2019年の滋賀京都旅行・8(ヴォーリズ記念病院・希望館【五葉館】と礼拝堂)


ヴォーリズ記念病院を出て、こちらへ着いたのは17時をとっくに過ぎていました。


ヴォーリズ記念館(一柳記念館)
旧ヴォーリズ夫妻邸 
1931年(昭和4年)竣工
滋賀県指定文化財

ヴォーリズ夫妻が後半生を過ごした邸宅。
内部見学は予約制だそうです。
何時に行けるかもわからなかったので、この時は外観のみ撮影。


門柱や門扉も素敵だし、下見板張りに白っぽい煙突がかわいい建物。
内部見学した人の話によると、
「建築の風格は人間の人格と同じく、その外観よりもむしろ内容にある」というヴォーリズの精神で、使う人や住む人の目線になった設計そして温もりのある空間だそうですよ。

ヴォーリズ建築は亡くなってから57年が経った現在も多くの建築ファンから愛され、建物によっては大切に使われています。










今度滋賀訪問の際は、こちらの見学予約も入れたいし、
アンドリュース記念館、ウォーターハウス記念館、池田町洋館街、旧八幡郵便局など
まだまだ見に行きたい建築がいっぱいです。



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