57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

11号車でセッティングを煮詰めるぞ!

2018年01月15日 | 車のセットアップ
前回の続きです。
よし、11号車で、もう一度セッティングを煮詰めるぞ!!
と、気合一発。(そんな大げさなもんかい🤗)
この日はもう、やってみたい課題が山ほどあるのです。

ペダル位置、持ってきたシートクッションのセッティングと乗車ポジション。
ラインどりの確認。
ブレーキの使い方などなど。
再度、Sさんとペダル位置を調整。

まずは右足アクセル。
……あれ? 膝が伸びきってる。


左足ブレーキ およっ?! 目一杯踏むと膝が伸びる。


本日僕の『専属メカニック』Sさん。
ちょっと含み笑いを混じえながら

『ペダル位置、一番前ですよ』
むむっ、届かん!!
~足よ伸びろぉぉぉ!!~

無理です。ダメです。無い物ねだりです。
なお、僕はもう何回もこのサーキットに通い詰めています。
なので、Sさんとの「掛け合い漫才」みたいなやりとりは「あ・うん」の呼吸。
にこやかにペダルセッティングは終了しました。
***
次はシートセッティング。
今日は100円ショップで買ったクッションをいくつか持ってきました。
これのベストな組み合わせを探ってゆきます。
教則本によれば、
『腰の位置を決めなさい』
これが一番重要らしいです。
そこで、腰に隙間がなく、ホールドの良いシートポジションを探します。

今回はこのシートのセッティングで走って見ました。
脇の下や、肘も邪魔にならず、腰の感触もまずまず。
ただ、12月に出した最速ラップの時のような「寝そべった感じ」がイマイチでした。
まだまだ改良の余地はありそう。
ちなみに、今回のタイヤの状況はこんな感じ




改めてタイヤのロゴを見ると「UNILLI」とありますね。
ネットで調べると台湾のメーカーらしい。
レンタルカート専用タイヤで耐久力は抜群とのこと。
なお、温めて走れば、ちゃんとコーナーで踏ん張ってくれます。
一般道を走るタイヤとは、比べ物にならない、驚くほどのグリップ力があります。
***
さて、いよいよコースインします。
この日は3回に分けてコースイン。


第1スティント、11時コースイン
ここでは、まず、とにかくゆっくり走る。リラックスして走ることを心がけました。

第2スティント 12時13分コースイン。
この回は、最終コーナーのラインどりを、できるだけゆっくり走って確かめました。

第3スティントは12時34分コースイン。
2コーナー、4コーナー、ブレーキをガツンと踏むことを意識しました。
そのため、何回かスピンしています。そのたび一旦ピットインしました。


カートのブレーキはリアに一つあるだけですね。
教則本には
「この一つしかないリア・ブレーキの『効き始め』を意識しなさい」
と書かれてあります。
しかし、レンタルカート「ビレルN35」のブレーキタッチは、正直、ちょっとプアーな感じ。
オンか、オフか、二者択一の感じですね。
***
それに比べて
YAMAHA MZ200
エンジンのアクセルワーク。
正直、今まで、

「全開、全開、また全開!!」
「アクセル、ベタ踏み!」

それしか考えてませんでした。
でも、このエンジン
「こんなに繊細なアクセルワークができるんだ!!」
という発見がありました。
例えば、ダブルヘアピンのコーナリング。
入り口から頂点に向けてのアプローチでは、アクセルを微妙に調整して加速。
すぐにアクセルオフ!
ヘアピン頂点はハンドル操作だけ。
車は吸い付くようにコーナーをトレースしてゆきます。
「あ〜っ、このラインどり、気持ちイイ!!」
そして出口へ向かってアクセルをジワッと踏み込む。
リアにトラクションがかかり、車は前にスッと押し出される。

「わおっ!!」という体験でした。

今まであんなに苦手だったダブルヘアピン。
リズム感があって、こりゃ楽しいぞ!!

いかにも『もっさりした』『芝刈り機のエンジン』とばかり思っていましたが……。
「YAMAHA MZ200 やるじゃないか!!」
とおもいました。
これはある程度、速く走れる人が『わざとゆっくり走って見ると発見できる』ことなのです。
また、トルク感については、アクセル開度4分の3ぐらいが、最も前に蹴り出してくれるんじゃないか、と僕は感じました。
この日僕は、だいぶ走り込んだので、最後はヘロヘロ。
それでも、ラスト3周、気合を入れてタイムアタック!

この日の最速は1分3秒951でした。
教則本にあった言葉
「ラップタイムを気にするな」
そして自分の走りの質を、ゆっくり、じんわりと確かめてゆく。
とっても中身の濃い、1日でした。いやぁ〜、楽しかった!!


***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018人気ブログランキングへPVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 車ブログへ
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2018年走り初め

2018年01月13日 | 車のセットアップ
2018年の走り初めは、1月12日。ちょっと遅めのスタートとなりました。
その分、走りたい気分はいっぱい。
課題もいっぱい。
というのも、今僕は、カートの教則本をぼちぼちと読み始めたところ。
色々書いてある。

う~ん、サーキットを走ったカートドライバーにとっては、ビンビン響く内容ですよ。
この本に感化されちゃいまして、もう、試したいこと、やりたいことが頭のなかで、いっぱいいっぱいに膨らんだ状態。
あれもやりたい、これも試したい。
そこで、走行前日の1月11日の夜。明日、サーキットで『これだけはやっておこう』という項目をメモしておきました。

前日は期待と興奮で、疲れてしまい、たっぷり9時間寝ました。(^_^;)
さて、
このメモをポケットに入れて、オンボロスクーターで神戸スポーツサーキットへGO!! 
しかし、走り出した早々。
……寒い……冷たい。
そう、バイク乗りというのは、この冬真っ盛りの中、さらに時速60km/hの冷たい風に体をさらしに行くのです。
この日の神戸の最高気温 5.3℃ 湿度41%でした。
サーキットに凍えながら到着。
ガレージで作業中の長尾社長、スタッフのSさんに新年ご挨拶。
ちょうどピットにレンタルカート2号車が出してあったので、今日はこれに乗ります。


おお、綺麗なクルマだね!こりゃイイ子だ!! 一発で気に入りました。


まずは課題その①
『ペダル位置の合わせ』
教則本には「ペダルの位置にこだわれ!!」と書いてあります。
踵がついて、ペダルを奥まで踏み込んだ状態で、膝にゆとりがあること。
まずは右足アクセル。スタッフのSさんにペダル位置を調整してもらいます。

おっ、しっくりくるぞ!
続いて左足、ブレーキ。

おおっ、めいっぱい、踏み込んでも膝に余裕あり。これもイイね👍。
タイム計測用の発信器も取り付けて、シートのセッティングもバッチリ。
いざ、コースイン!

あれ…(^_^;) (^^;;

エンジン…、かかんない。
本日『僕の専属メカ』のSさん
「う~ん、これはバッテリー上がりか、リレーなどの電気系トラブルですねぇ」とのこと。
すぐにスペアマシン11号車を用意してくれました。

ああ、2号車、ペダルの感触よかったんだけどなぁ~
残念……。
まあ、こういうことで動揺しては、一流ドライバーになれません。
あの、中嶋悟さんも、F1デビュー第2戦のサンマリノグランプリ。
急遽スペアマシンで走りました。セッティングも満足にできない中、中嶋さんはこのスペアマシンを駆って、F1日本人初の6位入賞、1ポイントをゲットしたのを思い出しました。
なお
「参考にする対象およびレベルが違いすぎる」
という点につきましては、深くお詫び申し上げますm(._.)m
(この回続きます)

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