人前で頭下げるのが嫌いで、心からの感謝を知らない人に、何を言っても無駄かも知れない。
しかし…このチーム状況…本当に楽観視できないのである。
巨人との後半の戦いを見れば、一目瞭然…
中日との戦い…振り返れば僅差の試合もあったが、大きく負け越した要因は…
今回CSに進出していても、結果は無残であったろう。
しかし…「それも経験」と言う人もいるだろうが、ハッキリ言って…この状況ではとてもでないが、野球の神様も応援してくれなかったハズ…
だからこそ…オーナーは本気でチーム改革を行わなければならない。
カープに資金力が本当にないのであれば、一度財務状況を公表してほしい。
球場内の広告料金はじめ、グッズ販売の売り上げ…球場売店の収入…アルバイトの経費…選手の総年俸…
球場使用料金は、昨年の3億から今年は61億になった。
そこはわかっているが、広告料金がナゼ…カープ球団が窓口で、バックを市へ支払うシステムが存在するのか?
広告料金の20%が市への収入らしいが、なぜ8割もカープに入るのか…
本来であれば、逆でもいいくらいである。
そうすれば、我々の市民税が少しでも負担が軽くなるのに…
議会でもカープ球団の矛盾点は、過去にも指摘されてきた。
その様にカープは、優遇されてきた歴史が実在する。
広島市に年一度…スポーツ振興基金として、カープが寄付を行っているが、あれで毎回お茶を濁しているように思える。(その行為は素晴らしいのだが…)
さて・・・私はカープファンをやめたくてもやめられない。
ナゼ…ここまでカープに執着するのか、自分でもわからない。
別に個人的に好きな選手がいるわけでもない。
しかし…カープがいつも気になる存在である。
昭和50年の初優勝や黄金期(昭和54.55年)も良かったが、いまでもカープが忘れられないのは…昭和48年・49年の暗黒時代である。
外木場や金城、佐伯が奮闘し、衣笠が頑張り、それに追随したのが山本浩二であった。
三篠の練習場では、黒人のマクガイアが、ボロボロのGパンで練習していた。
当時小学校4年であったが、いつも負け続けるカープが好きだった。
毎年監督が代わり、選手のトレードも殆んど皆無の状態であった。
ある意味選手は、なれ合いになっていた。
そこを大きな改革をしたのが、ルーツであり、引き継いだ古葉さんがぬるま湯を一掃し、強豪チームに変貌した。
いまがまさに…昭和50年以前の状況と似ている。
ここはオーナーが自ら律し、本気の改革をしてほしい。
「ワシはやっている・・・」と言われるかもしれないが、ドラフトで即戦力を獲得するだけではカープは改革出来ない。
永川や大竹クラスをトレードをするくらいでなければ、カープは本気の改革が出来ない。
そのためには、オーナーが言葉を発せなければならない。
11月に行われるファン感謝デーが絶好の場である。
事前に、オーナーがファンに熱い声援に対する、熱いメッセージで感謝を込めて挨拶する…的な仕掛けをして、カープの改革を語ってほしい。
5年計画でチーム再建プロジェクトをファンに配布し、球団・選手・ファンが一体になったチームづくりを行う。
ファンの要望を記載する用紙を、コンコースに配し、自由に書き込んでもらう。
そうすれば…多くのファンは、いつまでもカープを応援し、球場に足を運ぶであろう。
例え負け続けても…