永川弟・光浩を獲得へ!夢の兄弟リレー実現も…広島
10月13日8時0分配信 スポーツ報知
巨人・木佐貫とともに亜大時代、全日本大学選手権、明治神宮大会を制し、ドラフトでも注目の存在だった兄とは対照的に、弟はリーグ戦での登板がここまで通算3試合。中央球界では無名だが、188センチの長身から速球だけでなく、スライダー、カーブ、フォークを操る。スカウト間では「身長もあって面白い存在」という評価を得ている。
広島は今季、4年目の斉藤が9勝(11敗)を挙げたが、2年目・篠田が2勝1敗、3年目の青木高が2勝3敗に終わった。若手の左投手補強は大きなポイントだ。
兄弟が同じチームでプレーすれば、野村新監督を迎える広島にとって大きな話題。現役では中日の堂上剛裕、直倫が同チームでプレーしているが、投手同士はない。弟が先発して、兄が試合を締める―。夢の兄弟リレーが実現するかもしれない。
◆永川 光浩(ながかわ・みつひろ)1987年11月2日、広島・三次市生まれ。21歳。三次小3年の時に、軟式の「三次少年野球クラブ」で投手として始める。三次中では軟式野球部に所属。三次高では3年夏に広島県大会準優勝。龍谷大では2年秋からベンチ入り。家族は両親と兄2人。好きな球団は広島。188センチ、75キロ。左投左打。