新監督が起用しにくいかもしれないが、石井琢朗を獲得し効果があったように、工藤を獲得し、左腕投手の教育と捕手陣の教育を任せてみるのは、どんなものであろうか…
齋藤・篠田・大島・河内・相沢の素材はいいが、伸び悩んでいる選手もいる。
左投手だけでなく、右の投手にも生きた教材として、工藤獲得の効果は計り知れないものがあるように思う。
工藤自身も、正直往年の力はなく、限界は感じているだろうが、まだ140キロ台のストレートが投げられるし、カーブも曲がりが良い。
毎回その様な投球は出来ないにしても、広島戦で見せた最後の投球など、圧巻ものであった。
まだ現役に固執しているし、その野球選手としての心構えや、多くの大舞台を経験した度胸…今年の試合を見る限り…齋藤など本当にタメになるはず。
ましてや、今のカープ投手陣が子供のころから見ていた大スター…
心構えや投手心理に駆け引き…工藤から発する言葉には説得力があると思う。
投手コーチの小林、沢崎、山内、佐々岡などにも、大いに勉強になるのでは…
ここは大局的な判断で、是非とも工藤公康を獲得してほしい。
本人も金銭面より、現役への未練が強い。
カープ球団…野村監督…ぜひ一考を…