震災の影響で、この時期行われる歓送迎会などの自粛が
この広島の地でも相次いでいる。
ホテルや飲食業、タタクシー業界にも波及したようで
広島の地場大手と呼ばれるタクシー会社が
陸運局で定められた限度額まで、値下げを行ったと新聞やテレビで報道されていた。
タクシー業界は、完全歩合制の給料が多いらしく
料金の値下げは、乗務員の懐具合に当然反映される。
以前は、ある会社で、労使間紛争が絶えず、ストライキやデモ行進が行われた。
料金を下げれば、乗務員側から
サービスの低下につながる・・・
乗務員の意識低下を招く・・・
などの反対意見が出される。
しかし、料金値上げを行った時も、正直我々利用者には、乗務員のマナー改善に変化は見られなかったのが正直な感想である。
今回の値下げ処置は、会社の生き残りをかけた苦渋の策であろうが
気になるのは・・・この会社、過去に代行サービスで、タクシー台数が少ないことを理由に、会員になった私が、何回か不愉快な思いをさせられた経験がある。
今回の値下げで、マスコミ効果は当然あろう。
利用する人に、代行サービスの時と同じく、不愉快な思いはさせない経営努力してほしいものである。