受刑者2800人が義援金=2156万円―東日本大震災
時事通信 4月26日(火)11時11分配信
江田五月法相は26日午前の記者会見で、全国の受刑者約2800人から、東日本大震災の義援金として、合計約2156万円(11日現在)の寄付があったことを明らかにした。法相は「施設側から働き掛けはしておらず、収容者の自発的な意思に基づくものだ。義援金を送ったかどうかで処遇に差をつけることもない」と述べた。
法務省によると、義援金は、千葉刑務所231万円(359人)、横浜刑務所226万円(324人)、京都刑務所210万円(299人)など。受刑者は所持金や作業報奨金から支出したという。
法務省によると、義援金は、千葉刑務所231万円(359人)、横浜刑務所226万円(324人)、京都刑務所210万円(299人)など。受刑者は所持金や作業報奨金から支出したという。
もう15年以上も昔の話。
刑務所から電話があり、「ご遺体を火葬してほしい・・・」とのこと。
棺は刑務所内で作成されたらしく、骨つぼと霊柩車だけ用意してほしいと言われ向かった。
指定された入り口で待つこと10分・・・
大きな門が開かれ、刑務官の方と霊安室に向かう。
棺を降ろす前に刑務官が車内を見渡し一言。
「このハサミ・・・見えないように閉まってください。次に鍵は全て施錠してください・・・」
霊安室前で待たされ、刑務官数名の手により、棺をストレッチャーに乗せられ、指示通りに霊柩車へ・・・
私語は許されず、故人の氏名や性別もわからずじまい。
霊柩車に乗られた刑務官・・・車中や火葬場でも、必要なことしか話されなかった。
火葬後・・・収骨が済むと、刑務所からお迎えの車が用意されており、受刑者の遺骨は・・・恐らく刑務所内の納骨堂に安置されたと推測。
家族の立会いは一切なく、寂しいお別れであった。
「この方は、ご家族はおられないのですか?」との問いかけに、「申し訳ありません。一切お答えできません」
それだけ秘密主義の刑務所が、ナゼ…この様な義捐金を公表したのだろうか・・・
民主党政権になり、刑務所内も公開された。体制が少しづつ変わってきているのだろう。