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被災地・・・気仙沼で園児に接し

2011年06月15日 09時24分36秒 | Weblog

広島ロイヤルライオンズクラブのメンバー4名で被災地に赴いた。

レンタカーを借り、約一時間かけ気仙沼市にある あしのめ学園に足を運ぶ。

 

この園に足を運んだ理由は、来期(来月から一年間)会長を務めるSさんの提案であった。

Sさんは会長を受けると決めた時から、今回の震災でライオンズクラブとしての使命は、震災復興に何が出来るか・・・と言うことを真剣に考えてきた。

その中で、彼が見つけたのは・・・あしのめ学園の被災状況であった。

ライオンズクラブの使命感とは何だろう・・・

そう自問自答しているとき・・・園舎からこどもたちの歌声が聞こえてきた。

外の景色は快晴で暖かく、もしあの震災がなければ

平和で穏やかな光景であったろう。

 

そして・・・私たち広島ロイヤルライオンズクラブの4名も

この気仙沼の地へ訪れることもなかったであろう。

震災の招いた縁・・・

 

行く新幹線の中から思っていた。

 

(縁もゆかりもない場所に、我々人間が行くことはない。

この世に偶然はなく、あるのは必然。

もしこの奉仕活動が身を結ぶ流れになるのなら、

過去生で我々はこの気仙沼の地の人に助けられたはず・・・

そのために我々人間は輪廻転生を繰り返し生命の存在がある・・・)と、

一人勝手に思っていた。

被災した町の光景を この目で直視した瞬間

悲惨だ・・・気の毒だ・・・の前に、我々人間の自然に対する無力を実感した。

 

生かされている命大切に・・・

どこかのお寺で目にした標語であるが、

まさしく人間は生きているのでなく、生かされているのである。

 

だからこそ色々な役割が人間にはあり、それらに関わる役目を担う。

 

今の我々広島ロイヤルライオンズクラブは

まさしくその方向に歩を進めている。

 

園舎から聞こえてきた歌声・・・

それは日本復興の歌でもあり、

誰かに助けを求める歌にも聞こえた。

 

いま震災から・・・多くの人が立ち上がろうとしている。

しかしその反対に・・・命を自ら放棄する人もいる。

それが被災地の現状。

 

我々のライオンズクラブに関わる者の使命はなんであろう・・・

 

綺麗ごとに聞こえるかもしれないが

 

ライオンズクラブに入会したステータスでもなく

事業を繁栄させるだけでもない。

 

唯一あるのは・・・日本への恩返し。

そのために青少年の育成は重要。

これなくして日本の将来はない。

 

あの子どもたちが永久に見せ続けることが出来る笑顔や

幸せの溢れる社会・・・

そのために我々 広島ロイヤルライオンズクラブの存在意義がある

そう思う視察であった。