友人の悪友はライオンズクラブのメンバーです。
今年は会長の大役をつとめ、今日は京都へ友好クラブの調印式に出向いています。
この悪友を24時間?補佐し 頑張っているのが・・・幹事のたっちゃんです。
実はこの2人が・・・昨年会長だった私の尻を叩き・・・
東日本震災復興を大義に、ライオンズクラブで何かをしようと提案してくれたのです。
悪友は・・・気仙沼市のあしのめ学園を探しだし、相手をケアしながらうまくに交渉してくれました。そして・・・「いま園児がお困りのことがあれば 調達しますから何でも言ってください・・・」と語りかけ、自腹で園児240名分の粘土ケースを密かに送っていました。
たっちゃんも・・・悪友が一人で困惑したとき いつも陰からアドバイスを送り助けるのは当然で、今回9月23日に行ったチャリティバザーでは 仕事を投げ出し 商品の選別や値段付けや配列をはじめ、多くの尽力を行っていました。
今回の滞在期間中・・・たっちゃんは往復400キロ近くの運転を自らかい、最後まで嫌な顔をひとつもみせずに・・・左膝の故障にも負けず頑張ってくれました。
この二人の熱意に・・・多くの賛同者が現れ、今回の慰問は8名の人を気仙沼の地に行ったのです。
被災地で供養の読経をしてくれた国前寺の住職・・・
被災地の方は・・・本当に喜んでおられました。
「このあたりのお寺さん・・・供養の読経してくれないよね・・・」被災地の方がつぶやかれると、国前寺の住職は・・・「それは違います。ここの住職さんたちは、毎日お寺で読経をあげられておられます。被災現場で読経をあげているのは 我々と同じように旅から出向いた僧侶だと思います」と言われました。
同じメンバーでありますが、私はこの一言を聞き・・・国前寺の住職を改めて尊敬しました。
また重鎮のメンバーお二人も・・・身体に鞭打ち・・・「執行部(悪友とたっちゃん)が、ライオンズ本来の趣旨である、我々は奉仕するの原点回帰をなしとげた。それを協力しないで人間に非ず」と最後まで同行された。
今回は気仙沼市あしのめ学園復興をテーマとして 我々広島ロイヤルライオンズクラブは動いた。
これからの多くの被災地は 復興に向け 多難なことも多いのだと思う。
しかし 同じ島国 日本で育った人間・・・
助け助けられで この国難を一緒に乗り切るつもりである。
ライオンズクラブの例会で・・・福島県相馬市にて活動された
海田駐屯地の陸上自衛隊の方のお話では、多くの隊員が昼夜を惜しみ
行方不明者捜索から瓦礫処理に尽力されたと知らされた。
「笑顔を見せるな・・・」
「被災者の食事には手を出すな・・・」
「たばこは人前で吸うな・・・」
かなり厳しい規制の中 捜索活動に励まれた。
「被災者の声をよく聞き、求められたことは行うこと・・・」
自衛隊員は風呂にも入れない 仮眠もろくに取れない・・・
その極限状態の中・・・頑張ってこられました。
被災地でも耳にした
「自衛隊には本当に感謝する・・・」
この言葉の奥深さ・・・
日本国・・・自衛隊員の皆様・・・
本当にお世話になりました。
これからも・・・よろしくお願い申し上げます。