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人殺し入管 バリケイト伊東

2021-08-11 13:26:09 | 政治

 今年3月に名古屋入管で病死したスリランカ女性、ウィスマさんについて日本のマスコミは何度も放送する。関心が高いようだ。今までも入管で死亡事件はあったし、職員の暴力事件もあったのだ。しかし、マスコミは真剣に報道しなかった。今回は政府や上川法務大臣も真剣に事件に向き合った。上川法務大臣も心よりおわびしますと、記者会見で述べた。上川大臣だから真相を究明しようとしたのだろう。上川大臣にもウィスマさんと同年齢の娘がいるそうだ。人事に思えなかったのだろう。報告書には死んだ理由はわからないと書かれていた。体調悪くて何度も医師の治療を求めても、ほったらかしにして置いた入管側の責任は重い。管理していた職員は、仮病を疑い、体調悪く苦しんでいたウィスマさんをからかったりしていた。人間性のかけらもない連中だ。これは事故でなく殺人だ。処分内容も軽すぎる。直接担当しておいた職員や局長は訓告の軽い処分だ。法務省は殺人事件として刑事告発しなければいけない案件だ。日本の人権感覚は江戸時代と変わりない。人を収容するのに、入管職員の独断で収容期間が決められる。本来、裁判所が期間を決めなければいけない。日本では、まったく入管運営に裁判所が関与してない。刑事事件では、刑の種類、長さは裁判所が決める。だから、オーバーステイだけで、入管では4,5年もの長く収容されてしまうのだ。日本政府は、大幅に入管行政を変えなければいけない。入管職員には、人権教育をやらなければいけない。今、長期収容されてる外国人は速やかに開放されなければいけない。先進国の人権感覚と日本はかなり違う。島国で日本人だけで凝り固まった民族性は、世界から遅れてる。国会でも野党がウィスマさん殺人事件を追求する予定だ。真相をしっかり追及してほしい。日本を外国人にやさしい国にしなければいけない。これは事故でなく殺人だ。国家公務員による殺人なのだ。