今日は子供の日です。政府発表によると、15歳未満の子供の数は1401万人だそうです。50年連続で減っています。日本は子供が生まれにくい国になってるのです。死者は年間150万人もいるのに、子供の出生数は減り続けている。人口減少に拍車がかかっています。町を歩いていると高齢者ばかり目につきます。今、国が少しずつ崩壊し始めている。人口減少だけでなく、空き家も900万戸もあるそうです。人間の数は減ってゆくのですから生活していた空き家は増えてゆきます。住人がいなくなったから、すぐに建物を壊す事はほとんどありません。30年も40年も放置され続け、お化け屋敷みたいな家が日本中に存在しています。今後、さらに多くの放置空き家が増え続けるでしょう。さほど多くの日本人は人口減少、その他のネガティブな数字に危機感をもっていないようです。昨日発表された国境なき記者団によると、日本の報道の自由度は世界で70位だそうです。去年より2位下げて70位です。G7では一番悪い自由度です。日本の記者達は権力に戦う気があまりないようです。記者まで権力者に忖度では、国は崩壊してゆきます。能登地震の復興も進んでない。4か月も経っているのに、未だ、倒壊した建物が放置されています。テレビからは朝市が始まったとか、ボランティアが全国から集まってるとか復興がうまくいってるような印象を与えていますが、復興が遅い。日本の国力が落ちている。国の本気度が感じられない。能登が工業地帯なら政府も本気で復興を進めるのでしょうが、農業、漁業、観光、漆工芸の地域だから真剣に復興を進めないのかもしれません。今、子供でも50年後には立派な大人になります。50年後の日本、どうなってるのでしょうか。いいイメージがわきません。今の子供たちが不安なく過ごせる国になって欲しいです。